JP2006228549A - スイッチユニット及びスイッチ装置 - Google Patents

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誠 佐々木
Kenji Sawada
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Abstract

【課題】 揺動動作される操作つまみと組み合わせても操作者に対して適切な操作感触を与えること。
【解決手段】 底面に固定接点部材35a〜35cを配設した下ケース12から、切片操作体15,16の対向する一対の操作端(被押圧部15c,16c)を下ケース12外に突出させる。切片操作体15,16は、被押圧部15c,16cを離間させる方向に加えられる押圧力に応じて、固定接点部材35a〜35cに離接可能な可動切片13,14を移動させる。切片操作体15,16には、板ばね部材17から切片操作体15,16を初期位置に復帰させる復元力が付与される。また、被押圧部15c,16cには、これら被押圧部15c,16cに取り付けられた弾性部材19から、被押圧部15c,16cを互いに近接する方向に付勢する付勢力が付与される。
【選択図】図3

Description

本発明は、操作つまみを介して揺動操作されるスイッチユニット及びスイッチ装置に関し、例えば、車載用パワーウィンドウ装置のスイッチ装置や電動工具の回転方向の切換スイッチなどに好適なスイッチユニット及びスイッチ装置に関する。
従来、車載用パワーウィンドウ装置のスイッチ装置として、二組のスライド型スイッチ素子を備え、操作つまみによる揺動操作に応じて各スイッチ素子を選択的にオンさせるものが提案されている(特許文献1参照)。このスイッチ装置は、図10に示すように、カバー部材1によって蓋閉されたケース(図示せず)内部に二組のスライド型スイッチ素子を配設するスイッチユニット2を備えている。スイッチ素子の駆動軸3,4は、カバー部材1の長孔1a,1bから突出した状態で支持されている。スイッチユニット2の上方には、支軸5を中心に回動する操作つまみ6が配置されている。操作つまみ6の下方には、操作つまみ6の回動に応じて同図に示す矢印A,B方向に移動(傾倒)する操作桿7が設けられている。操作桿7の先端部は、カバー部材1から突出したスイッチ素子の駆動軸3,4の間に挿入されている。各スイッチ素子には、駆動軸3,4をそれぞれ図10に示す初期位置に向けて常時付勢するコイルばね(図示せず)が配設されている。
このようなスイッチ装置において操作者が操作つまみ6を押し込んで操作桿7を図示矢印A方向に移動させると、操作桿7が駆動軸3をコイルばねの付勢力に抗して図示左方向にスライドさせる。この結果、一方のスイッチ素子がオフからオン状態に切り替わる。一方、操作者が操作つまみ6を引き上げて操作桿7を図示矢印B方向に移動させると、操作桿7が駆動軸3をコイルばねの付勢力に抗して図示右方向にスライドさせる。この結果、他方のスイッチ素子がオフからオン状態に切り替わる。各スイッチ素子において、オン状態から操作つまみ6に対する操作力が除去されると、コイルばねの付勢力により駆動軸3,4が図10に示す状態に自動的に復帰する。この結果、スイッチ素子がオフ状態に切り替わる。
特公平5−80770号公報
しかしながら、上記従来のスイッチ装置において、操作桿7は、操作つまみ6の回動に伴いコイルばねの付勢力に抗して駆動軸3,4を移動(傾倒)させる。このため、操作者が操作つまみ6を操作する際に必要となる作動力は、このコイルばねの付勢力に依存する。一方、このようなスイッチ装置においては常に省スペース化が要求されている。かかる要求に対応するため、スイッチ装置内の各部材は小型化が進み、これに伴いコイルばねも小型化している。このような小型化されたコイルばねにおいては、その付勢力が制限され、操作つまみ6を操作する際に必要となる作動力が軽くなる。この結果、操作者に対して適切な操作感触を与えることができないという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、揺動動作される操作つまみと組み合わせても操作者に対して適切な操作感触を与えることができるスイッチユニット及びスイッチ装置を提供することを目的とする。
本発明のスイッチユニットは、外部機器と電気的に接続される固定接点を配置する第1ケース部材と、前記第1ケース部材に取り付けられ、開口を有する第2ケース部材と、前記第1ケース部材と前記第2ケース部材とで構成する空間内に移動可能に収容され、移動することにより前記固定接点と接触する可動切片と、前記第2ケース部材の前記開口に挿通された操作端を有し、前記操作端が前記開口に挿通された状態で前記第1及び第2ケース部材に回動可能に取り付けられ、その回動動作により前記固定接点と前記可動切片とを電気的に接続/切断させる一対の切片操作部材と、前記切片操作部材と前記第2ケースとの間に配置され、前記切片操作部材を初期位置に復帰させるばね部材と、前記一対の切片操作部材の操作端に一体に取り付けられ、前記切片操作部材の操作負荷を付与する操作負荷付与部材と、を具備することを特徴とする。
この構成によれば、切片操作部材の操作負荷を付与する操作負荷付与部材を設けたので、容易にばね部材の復元力及び操作負荷付与部材の力を、操作者に対する作動力として付与することができ、装置本体を操作する際に必要となる作動力を重くすることができる。この結果、揺動動作される操作つまみと組み合わせても操作者に対して適切な操作感触を与えることができる。
本発明のスイッチユニットにおいては、前記操作負荷付与部材は、一対の操作端を挿通させて前記一対の操作端同士が離間する方向への移動を抑制する部材であることが好ましい。この場合、前記操作負荷付与部材は、一対の操作端を互いに近接する方向に付勢することによって前記一対の操作端同士が離間する方向への移動を抑制する弾性部材であることが好ましい。この場合において、前記操作負荷付与部材は、前記一対の操作端の外側を囲んで、該一対の操作端に与圧を負荷する環状の弾性部材であることが好ましい。また、前記操作負荷付与部材は、弾性を有する一対の弾性腕と、該一対の弾性腕を連結する連結部とを有し、該弾性腕が前記一対の操作端の外側に配置される部材であることが好ましい。
本発明のスイッチ装置は、上記スイッチユニットが取り付けられたハウジングと、前記スイッチユニットの前記切片操作部材に取り付けられ、前記切片操作部材を揺動させる操作つまみと、を具備することを特徴とする。
本発明に係るスイッチユニット及びスイッチ装置によれば、回動動作により固定接点と可動切片とを電気的に接続/切断させる切片操作部材の操作負荷を付与する操作負荷付与部材を有するので、揺動動作される操作つまみと組み合わせて操作者に対して適切な操作感触を与えることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るスイッチユニットの構成を示す分解斜視図であり、図2は、図1に示すスイッチユニットの斜視図である。
スイッチユニット11は、内部に後述する固定接点部材を収納する各接点収納空間S1,S2を有し、外部機器と電気的に接続される固定接点を配置する第1ケース部材である下ケース12と、下ケース12に取り付けられ、開口を有する第2ケース部材である上ケース18と、各接点収納空間S1,S2内に配置され、移動することにより固定接点と接触する可動切片13,14と、各可動切片13,14上に配置され、上ケースの開口に挿通された操作端を有し、操作端が開口に挿通された状態で上下ケースに回動可能に取り付けられ、その回動動作により固定接点と可動切片とを電気的に接続/切断させる一対の切片操作体15,16と、この切片操作体15,16を下方に弾性付勢する板ばね部材(ばね部材)17と、上ケース18から突出する切片操作体15,16の先端部に一体に取り付けられ、切片操作体15,16に対する操作負荷を付与する操作負荷付与部材である弾性部材19とから主に構成されている。
上記構成において、操作負荷付与部材は、一対の切片操作体15,16の操作端に一体に取り付けられ、切片操作体15,16の操作負荷を付与するものである。この操作負荷付与部材としては、一対の操作端を挿通させて一対の操作端同士が離間する方向への移動を抑制する部材であることが好ましく、例えばエアーダンパーなどを挙げることができる。また、この場合において、操作負荷付与部材は、一対の操作端を互いに近接する方向に付勢することによって一対の操作端同士が離間する方向への移動を抑制する弾性部材19であることが好ましい。
下ケース12には、互いに平行な長辺側の2つの側壁12a及び4つの仕切り壁12bと、側壁12aに対し直角な短辺側の2つの側壁12cとが、それぞれ底壁12d(図1に図示せず)から立設されている。これらの側壁12a、仕切り壁12b、側壁12c及び底壁12dにより一対の接点収納空間S1,S2が形成される。なお、接点収納空間S1,S2は、下ケース12と後述する上ケース18との間で構成される。2つの側壁12aと2つの仕切り壁12bの各上端部(上部開口12e側の端部)には、各切片操作体15,16の軸部が昇降可能に挿入される切欠き状の凹部12f,12gが形成されている。短辺側の側壁12cには、それぞれの中央部に上端が開放されている切欠き状のスリット12hが形成されている。これらのスリット12hには、切片操作体15,16の駆動腕部が昇降可能にガイドされる。側壁12aと仕切り壁12bの対向面には、それぞれ突部12iが形成されている。これらの突部12iの上部形状は、組立時に切片操作体13,14が円滑に位置決めできるように円弧状になっている。下ケース12の下端部には、接点収納空間S1,S2に配置された固定接点部材から延在して下ケース12の下方に突出する複数の端子20が設けられている。
可動切片13は、金属製の板材で構成されている。可動切片13は、負荷の無い状態(例えば、後述する操作つまみが取り付けられる前の状態)で切片操作体15を支える初期受け部13aと、この初期受け部13aに傾斜面を連続させている側面視逆V字形の立上り部13bと、初期受け部13aへ延出している接点部13cと、立上り部13bから初期受け部13aと反対方向へ延出している接点部13dとを有している。また、可動切片13の両側には、初期受け部13aを挟んで4つの突起13eが形成されている。これらの突起13eを下ケース12の突起12iの両側に位置するようにして係合させることにより、揺動時に可動切片13の長手方向への位置ずれが規制されている。可動切片14は、可動切片13と同じ形状であり、可動切片13と同様に、初期受け部14a、立上り部14b、接点部14c,14d及び突起14eを有している。可動切片14は、接点収納空間S1に収容された可動切片13と反対の向きで接点収納空間S2に収容される。
切片操作体15は、回動中心となる軸部15aと、板ばね部材17の付勢力によって可動切片13を常時弾性的に接触させる摺動作動部15bと、上向きに延びて上ケース18の上方へ突出する被押圧部15cと、横向きに延びて一方のスリット12h内に挿入される駆動腕部15dとを有する。摺動作動部15b上には、所定間隔を存して対向する一対のガイド壁15eが形成されている。切片操作体16は、切片操作体15と同じ形状であり、切片操作体15と同様に、軸部15a、摺動作動部15b、被押圧部15c、駆動腕部15d及びガイド壁15eを有している。これらの切片操作体15,16は、下ケース12内に平面視点対称に組み込まれ、互いの駆動腕部15d,16d及び被押圧部15c,16cが一直線上に配置されている。切片操作体15,16を下ケース12に組み付ける際には、下ケース12内で接点収納空間S1,S2の間に存する幅狭の空間に駆動腕部15d,16dを配置させて、相対向する凹部12f内に切片操作体15の軸部15aを挿入し、凹部12g内に切片操作体16の軸部16aを挿入する。
板ばね部材17は、1枚板の弾性金属板を図1に示す形状にプレス加工して構成される。互いに平行に延びる一対の押圧片17a,17bが側面視略ハ字形の圧縮部17cの下端を連結した形状になっている。圧縮部17cは、上ケース18により圧縮されて各押圧片17a,17bにばね圧を発生させるための部位である。この圧縮部17cは、第1の折曲片17dと、第2の折曲片17eとから構成される。第1の折曲片17dは、各押圧片17a,17bの長手方向一端側から延出する部分を鋭角に折り返し、当該延出部分同士を橋絡部17fで橋絡してなる略H字形の形状を有する。第2の折曲片17eは、第1の折曲片17dと同様に、各押圧片17a,17bの長手方向他端側から延出する部分を鋭角に折り返し、当該延出部分同士を橋絡部(図示せず)で橋絡してなる略H字形の形状を有する。板ばね部材17は、組立時に下ケース12内の最上部に組み込まれ、一方の押圧片17aが切片操作体15の摺動作動部15b上に配置され、他方の押圧片17bが切片操作体16の摺動作動部16b上に配置される。その際、各押圧片17a,17bをそれぞれガイド壁15e間とガイド壁16e間に配置することで、幅方向の位置決めを行うことができる。また、板ばね部材17の長手寸法をケース12の相対向する側壁12cの間隔と略同等に設定することで、各押圧片17a,17bの長手方向の位置決めを行うことできる。
上ケース18には、下端部の四隅に取付片18aが形成されている。これらの取付片18aを折り曲げてケース12の四隅に係止させることで、上ケース18は、上部開口12eを略蓋閉した状態で下ケース12に取り付けられる。上ケース18を下ケース12に取り付けると、下ケース12内に組み込まれた板ばね部材17の折曲片17d,17eが下方に押し込まれるため、各押圧片17a,17bにばね圧が生起される。これにより、押圧片17aが摺動作動部15bを下方に向けて弾性的に付勢し、この付勢力によって摺動作動部15bが可動切片13に弾性的に接触させる。このため、切片操作体15を回転させると、摺動作動部15bが可動切片13の立上り部13b上を摺動して可動切片13を回転駆動させる。同様に、切片操作体16を回転させると、摺動作動部16bが可動切片14の立上り部13b上を摺動して可動切片14を回転駆動させる。また、上ケース18には、切片操作体15,16の被押圧部15c,16cを挿通させるための開口18b,18cが形成されている。
弾性部材19は、例えば、ゴムなどの伸縮可能な素材で構成され、筒型の形状を有している。かかる筒型の形状を有する弾性部材19は、上ケース18の開口18b,18cから突出した被押圧部15c,16cの先端部に一体に取り付けられている。弾性部材19は、下ケース12に対して上ケース18で蓋閉した後、上ケース18の開口18b,18cから突出した被押圧部15c,16cに対して上方から被せるように取り付けられる。なお、被押圧部15c,16cの末端位置に突起を設ける、あるいは弾性部材19と接する表面に凹凸を設けるなどにより弾性部材19が被押圧部15c,16cから外れることを防止するようにしても良い。
ここで、スイッチユニット11の周辺の構成、並びに、スイッチユニット11の下ケース12の底壁12d上に配設された固定接点部材の構成について説明する。
図3は、本発明の実施の形態1に係るスイッチ装置の構成を示す図である。図3においては、スイッチユニット11が揺動型の操作つまみと組み合わせて構成された場合について示している。また、図3においては、スイッチユニット11を操作つまみと組み合わせて構成されるスイッチ装置の非操作時における図について示している。
図3に示すように、スイッチユニット11は、回路基板30上に実装された状態でハウジング31の内部に収納されている。そして、ハウジング31に支持される操作つまみ32と組み合わせることによって車載用のパワーウィンドウ装置のスイッチ装置が構成されている。操作つまみ32は、支軸33を介してハウジング31に揺動可能に支持されている。操作つまみ32には操作桿34が下向きに突設されている。操作桿34の寸法は、切片操作体15,16の被押圧部15c,16cの間の間隔とほぼ同一に設定されている。この操作桿34の下端部は、切片操作体15,16の被押圧部15c,16cの間に挟みこまれるように挿入されている。弾性部材19は、被押圧部15c,16cを互いに近接する方向に付勢している。
固定接点部材35a〜35cは、下ケース12の接点収納空間S1,S2の内底部にそれぞれ一列に並べて配設されている。一方の固定接点部材群上に可動切片13が配置され、他方の固定接点部材群上に可動切片14が配置されている。固定接点部材35aは、揺動支点として可動切片13又は可動切片14に常時接触する。一方、固定接点部材35b,35cは、操作状態に応じて可動切片13又は可動切片14に接触/離間する。より具体的には、可動切片13(14)の接点部13d(14d)が固定接点部材35bと接触/離間可能であり、接点部13c(14c)が固定接点部材35cと接触/離間可能となっている。複数の端子20は、各固定接点部材35a〜35cから延出されており、外部回路に接続されている。
ハウジング31の内部であって、スイッチユニット11の近傍に、一対のプッシュスイッチ36,37が並設されている。プッシュスイッチ36,37は、回路基板30上に実装されている。その操作部位36a,37aは、それぞれ駆動腕部15d,16dの下方に配置されている。プッシュスイッチ36は、切片操作体15の回転に応じて下降する駆動腕部15dにより操作部位36aを押し込まれることでオフからオン状態に切り替わる。同様に、プッシュスイッチ37は、切片操作体16の回転に応じて下降する駆動腕部16dにより操作部位37aを押し込まれることでオフからオン状態に切り替わる。
このようなスイッチユニット11を操作つまみ32と組み合わせる際には、操作桿34の下端部を、切片操作体15,16の被押圧部15c,16cの間に挿入するが、その際、操作桿34を被押圧部15c,16cに弾性的に接触させてプリテンションをかけた状態(与圧状態)にしている。これにより、操作つまみ32と切片操作体15,16との間で発生し得るガタつきを防止している。すなわち、かかる与圧状態において、切片操作体15,16の摺動作動部15b,16bはそれぞれ可動切片13,14の立上り部13b,14bの下端近傍の傾斜面と当接しているが、操作つまみ32を取り外した状態では、摺動作動部15b,16bがそれぞれ可動切片13,14の初期受け部13a,14aと当接するため、被押圧部15c,16cは図3に示す位置よりも互いに近接する向きに若干傾いている。
次に、実施の形態1に係るスイッチユニット11を操作つまみ32と組み合わせて構成されるスイッチ装置の動作について説明する。ここでは、図3及び図4を参照しながら説明する。なお、図4は、図3に示すスイッチ装置の操作時における図である。
操作者による操作力が付与されていない待機状態においては、図3に示すように、切片操作体15の摺動作動部15bが可動切片13の立上り部13bの下端部に弾性的に接触している。このため、接点収納空間S1内の固定接点部材35a,35cが可動切片13を介して導通され、固定接点部材35b,35cの間は非導通状態に保たれている。同様に、切片操作体16の摺動作動部16bが可動切片14の立上り部14bの下端部に弾性的に接触している。このため、接点収納空間S2内の固定接点部材35a,35cが可動切片13を介して導通され、固定接点部材35b,35cの間は非導通状態に保たれている。
かかる待機状態から、操作つまみ32の右端部を押し込む操作力が加えられたとする。この場合、傾倒する操作桿34の下端部が回転移動し、これによって被押圧部15cが図示左方へ押圧駆動される。このため、被押圧部15cと直交する方向に延びる軸部15aを中心として切片操作体15が弾性部材19の付勢力に抗して図3の反時計回りに回転する。これに伴い、摺動作動部15bが可動切片13の立上り部13b上を斜め上方へ摺動していく。この過程において切片操作体15は、押圧片17aの押圧力に抗して若干押し上げられていく。そして、接点収納空間S1内において摺動作動部15bが固定接点部材35a上を通過した時点で、可動切片13が図3の時計回りに回転駆動されて図4に示す状態となる。この結果、接点部13cが固定接点部材35cから離れる一方、接点部13dが固定接点部材35bに当接する。したがって、可動切片13を介して固定接点部材35a,35bが導通されたことによるスイッチオンの切り替え信号(ウィンドウの開閉動作の一方を行わせる駆動信号)が端子20から出力される。
ウィンドウの開閉動作を行わせる駆動信号が端子20から出力されている状態において、操作つまみ32の右端部がもう一段押し込まれたとする。この場合、操作桿34の回転移動に応じて被押圧部15cがさらに図示左方に押圧駆動される。このため、切片操作体15は、反時計方向にさらに回転し、駆動腕部15dが操作部位36aを下方へ押し込む。その結果、プッシュスイッチ36からオン信号(ウィンドウを全開にさせる駆動信号)が出力される。
一方、図4に示す状態(又は図4に示す状態からさらに操作部位36aを下方に押し込んだ状態)から操作つまみ32に対する操作力が除去された場合には、押圧片17aの復元力が切片操作体15に作用して摺動作動部15bが立上り部13bの傾斜面に沿って斜め下方へ移動するのに伴い、切片操作体15が時計回りに回転する。このため、摺動作動部15bが固定接点部材35a上を通過した時点で可動切片13が反時計回りに回転駆動されると共に、傾倒していた操作桿34が被押圧部15cによって押し戻されていく。この結果、可動切片13の接点部13dが固定接点部材35bから離れる一方、接点部13cが固定接点部材35cに当接する。したがって、固定接点部材35a,35bの導通が遮断されたことによるスイッチオフの切り替え信号が端子20から出力される。これと同時に、操作つまみ32は、図3に示す待機状態に復帰する。
操作つまみ32に対する操作力が除去される前において、切片操作体15には、上述の押圧片17aによる復元力および弾性部材19による付勢力が作用している。かかる押圧片17aによる復元力および弾性部材19による付勢力は、操作つまみ32を操作する際に必要となる作動力として操作つまみ32に伝達されている。このように押圧片17aによる復元力のみならず、弾性部材19による付勢力が操作者に対して作動力として与えられるため、操作つまみ32を操作する際に操作負荷を付与することができる。すなわち、必要となる作動力を重くすることができる。この結果、操作者に対して適切な操作感触を付与することが可能となる。
なお、かかる待機状態において、図3に示す操作つまみ32の左端部を押し込む操作力が加えられた場合の動作も基本的に同等である。この場合、傾倒する操作桿34の下端部によって被押圧部16cが図示右方へ押圧駆動される。このため、切片操作体16が時計回りに回転する。これに伴い、摺動作動部16bが可動切片14の立上り部14b上を斜め上方へ摺動していく。この過程で切片操作体16は、押圧片17bに抗して若干押し上げられていく。そして、接点収納空間S2内において摺動作動部16bが固定接点部材35a上を通過した時点で可動切片14が回転駆動されて、固定接点部材35a,35bが導通されたことによるスイッチオンの切り替え信号(ウィンドウの開閉動作の他方を行わせる駆動信号)が端子20から出力される。一方、操作つまみ32に対する操作力が除去されると、押圧片17bの復元力及び弾性部材19の付勢力により摺動作動部16bが立上り部14bの傾斜面に沿って斜め下方へ移動するのに伴い、切片操作体15が逆向きに回転する。このため、可動切片13が逆向きに回転駆動されると共に、操作桿34が被押圧部16cによって押し戻されていく。この結果、図3に示す待機状態に復帰する。
このように実施の形態1に係るスイッチユニット11によれば、板ばね部材17の押圧片17aによる復元力に加えて弾性部材19による付勢力を作動力として操作つまみ32に与えるようしたので、操作つまみ32を操作する際に必要となる作動力を重くすることができる。この結果、揺動動作される操作つまみ32と組み合わせても操作者に対して適切な操作感触を与えることができる。
また、このスイッチユニット11を組み立てる際には、下ケース12の底壁12d条に可動切片13,14、切片操作体15,16、板ばね部材17、上ケース18の順番に組み込んでいけるので、良好な組立性を期待することができる。しかも、組立作業時に、可動切片13,14は下ケース12の突部12iによって位置決めすることができ、切片操作体15,16は下ケース12の凹部12f,12gやスリット12hによって位置決めすることができ、板ばね部材17は下ケース12の側壁12cや切片操作体15,16のガイド壁15e,16eによって位置決めすることができるので、自動組立を行う場合においても各部品に位置ずれや脱落が発生しにくく、よって組立コストの大幅な低減が可能である。弾性部材19は、その後、上ケース18の開口18b,18cから突出した被押圧部15c,16cに対して上方から被せるように取り付けられる。
なお、以上の説明においては、操作つまみ32から下方に向けて突設された操作桿34を、切片操作体15の被押圧部15cと切片操作体16の被押圧部16cとの間に挿入し、操作つまみ32からの操作に応じて被押圧部15c,16cを移動させる場合について説明しているが、本発明においては、他の構成を有するスイッチ装置にも適用することが可能である。例えば、図5に示すように、操作桿34の代わりに、操作つまみ32の端部近傍から下方に向けて突設された一対の押圧突起部38a,38bを設け、操作つまみ32からの操作に応じて駆動腕部15d,16dを下方に移動させるスイッチ装置に対しても適用することが可能である。
この場合、操作桿34を介して切片操作体15,16の被押圧部15c,16cに作用していた押圧力が、押圧突起部38a,38bを介してそれぞれ駆動腕部15d,16dに作用する。操作つまみ32からの操作に応じた押圧力が作用する部位が相違するものの、切片操作体15,16は、操作つまみ32の動きに応じて実質的に同様に動作する。このため、実施の形態1におけるスイッチ装置と同様に、操作者に対して適切な操作感触を与えることができるという効果を得ることが可能となる。特に、かかる構成を有するスイッチ装置を採用した場合には、操作桿34の下端部を被押圧部15c,16cの間に挿入する工程を省略することができるため、良好な組立性を期待することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態においては、操作負荷付与部材として、被押圧部15c,16cの外側を囲んで、被押圧部15c,16cに与圧を負荷する環状の弾性部材を用いる場合について説明する。すなわち、実施の形態1に係るスイッチユニット11においては、被押圧部15c,16cに取り付けられた弾性部材19を筒型の形状を有するゴムなどの素材で構成した場合について説明しているが、本実施の形態に係るスイッチユニット61においては、かかる弾性部材19をOリング62で構成した場合について説明する。
図6は、実施の形態2に係るスイッチ装置の構成を示す図である。なお、図6においては、スイッチユニット61を操作つまみと組み合わせて構成されるスイッチ装置の非操作時について示している。図6において、図3と同様の部分については、図3と同じ符号を付してその説明を省略する。
操作負荷付与部材であるOリング62は、例えば、ゴムなどの伸縮可能な素材で構成されている。実施の形態2においては円形の形状を有し、上ケース18の開口18b,18cから突出した被押圧部15c,16cの先端部に取り付けられている。すなわち、Oリング62は、下ケース12に対して上ケース18で蓋閉した後、上ケース18の開口18b,18cから突出した被押圧部15c,16cに対して上方から被せるように取り付けられる。
図6に示すスイッチ装置の動作は、基本的に実施の形態1に係るスイッチ装置と同様である。すなわち、操作つまみ32に対する操作力が付与されると、操作桿34が切片操作体15,16を回転させることで固定接点部材35a〜35cの導通状態を制御してスイッチオンの切り替え信号を端子20から出力させる。一方、操作つまみ32に対する操作力が除去されると、板ばね部材17の復元力及びOリング62の付勢力により切片操作体15,16を逆向きに回転させることで固定接点部材35a〜35cの導通状態を制御してスイッチオフの切り替え信号を端子20から出力させる。
すなわち、操作つまみ32に操作力が付与された際に切片操作体15,16がOリング62の付勢力に抗して回転する点並びに操作つまみ32に対する操作力が除去された際にOリング62がその付勢力により切片操作体15,16を逆向きに回転させる点で実施の形態1に係るスイッチユニット11と相違する。しかし、その他の動作については、実施の形態1に係るスイッチユニット11の動作と実質的に同一であるため、その詳細な説明は省略する。
このように実施の形態2に係るスイッチユニット61によれば、板ばね部材17の押圧片17aによる復元力に加えてOリング62による付勢力を作動力として操作つまみ32に与えるようしたので、操作つまみ32を操作する際に必要となる作動力を重くすることができる。この結果、揺動動作される操作つまみ32と組み合わせても操作者に対して適切な操作感触を与えることができる。
特に、実施の形態2に係るスイッチユニット61においては、被押圧部15c,16cにより操作桿34を元の位置に押し戻す部材を定形性に優れたOリング62で構成している。このため、被押圧部15c,16cに対して当該部材を被せる作業を簡略化することができ、良好な組立性を期待することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態においては、操作負荷付与部材として、弾性を有する一対の弾性腕と、この一対の弾性腕を連結する連結部とを有し、弾性腕が被押圧部15c,16cの外側に配置される部材である場合について説明する。すなわち、実施の形態1に係るスイッチユニット11においては、被押圧部15c,16cにより操作桿34を元の位置に押し戻す部材を弾性部材19で構成しているが、本実施の形態に係るスイッチユニット71においては、かかる部材を保持部材72で構成している。
図7は、本発明の実施の形態3に係るスイッチ装置の構成を示す図である。なお、図7においては、スイッチユニット71を操作つまみ32と組み合わせて構成されるスイッチ装置の非操作時について示している。図7において、図3と同じ部分については、図3と同じ符号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、操作負荷付与部材である保持部材72は、一対の操作端である被押圧部15c,16cを挿通させて被押圧部15c,16c同士が離間しないように保持する部材である。保持部材72は、上ケース18の開口18b,18cから突出した被押圧部15c,16cに対して上方から被せられ、上ケース18上に載置した状態で保持される。保持部材72は、例えば、1枚板の弾性金属板をプレス加工して構成される。保持部材72は、被押圧部15c,16cの側面側の斜面に沿って密着し、被押圧部15c,16c同士が離間しないように保持する。
図8は、保持部材72の構成を説明するための拡大図である。図8(a)は、保持部材72にプレス加工される前の弾性金属板の上面図を示し、図8(b)は、プレス加工された後の保持部材72の斜視図を示している。
図8(a)に示すように、保持部材72にプレス加工される前の弾性金属板は、中央領域に開口部81を有する底面部82と、開口部81に対応する位置であって底面部82の側端部から図示左右方向に延びる一対の押圧部83a,83bとを有する。このような弾性金属板を図8(b)に示す形状にプレス加工することで保持部材72が形成される。なお、図8(a)においては、プレス加工する際に折り曲げられる位置に点線を表示している。
プレス加工後の保持部材72は、図8(b)に示すように、押圧部83a,83bを底面部82の側端とほぼ同一直線上の位置で開口部81側に向けて折り曲げられた折返し部84a,84bと、この折返し部84a,84bにおける開口部81近傍から上方に向けて折り曲げられた傾斜部85a,85bとを有している。かかる形状を有する保持部材72において、底面部82は、開口部81から被押圧部15c,16cを貫通させた状態で上ケース18上に載置される。傾斜部85a,85bは、開口部81から突出した被押圧部15c,16cの斜面に密着して被押圧部15c,16cを保持することで、被押圧部15c,16cにより操作桿34を押し戻す力を付与する。
図7に示すスイッチ装置の動作は、基本的に実施の形態1に係るスイッチ装置と同様である。すなわち、操作つまみ32に対する操作力が付与されると、操作桿34が切片操作体15,16を回転させることで固定接点部材35a〜35cの導通状態を制御してスイッチオンの切り替え信号を端子20から出力させる一方、操作つまみ32に対する操作力が除去されると、板ばね部材17の復元力及び保持部材72の保持力により切片操作体15、16を逆向きに回転させることで固定接点部材35a〜35cの導通状態を制御してスイッチオフの切り替え信号を端子20から出力させる。
すなわち、操作つまみ32に操作力が付与された際に切片操作体15,16が保持部材72の保持力に抗して回転する点並びに操作つまみ32に対する操作力が除去された際に保持部材72がその保持力により切片操作体15,16を逆向きに回転させる点で実施の形態1に係るスイッチユニット11と相違する。しかし、その他の動作については、実施の形態1に係るスイッチユニット11の動作と実質的に同一であるため、その詳細な説明は省略する。
このように実施の形態3に係るスイッチユニット71によれば、板ばね部材17の押圧片17aによる復元力に加えて保持部材72による保持力を作動力として操作つまみ32に与えるようしたので、操作つまみ32を操作する際に必要となる作動力を重くすることができる。この結果、揺動動作される操作つまみ32と組み合わせても操作者に対して適切な操作感触を与えることができる。
特に、実施の形態3に係るスイッチユニット71においては、被押圧部15c,16cにより操作桿34を元の位置に押し戻す部材を定形性に優れた弾性金属板からなる保持部材72で構成している。このため、被押圧部15c,16cに対して当該部材を被せる作業を簡略化することができ、良好な組立性を期待することができる。
(実施の形態4)
実施の形態1に係るスイッチユニット11においては、被押圧部15c,16cにより操作桿34を元の位置に戻す部材(操作負荷付与部材)を弾性部材19で構成している。実施の形態4に係るスイッチユニット91においては、かかる部材を金属製の弾性部材92で構成している。
図9は、本発明の実施の形態4に係るスイッチ装置の構成を示す図である。なお、図9においては、スイッチユニット91を操作つまみ32と組み合わせて構成されるスイッチ装置の非操作時について示している。図9において、図3と同じ部分については、図3と同じ符号を付してその説明を省略する。
図9に示すように、弾性部材92は、上ケース18の開口18b,18cから突出した被押圧部15c,16cに対して載置した状態で保持される。弾性部材92が取り付けられた状態の被押圧部15c,16cに対して、上方から操作桿34の下端部が挿入される。このため、操作桿34の下端部は、弾性部材92を介して被押圧部15c,16cの間に挟み込まれることとなる。
例えば、弾性部材92は、1枚板の弾性金属板をプレス加工して構成される。図9に示すように、プレス加工後の弾性部材92は、操作桿34の下端部を収納する収納部93と、被押圧部15c,16cの上端部と係合する一対の谷部94a,94bとを有している。収納部93は、待機状態における被押圧部15c,16cの間の幅とほぼ同一の幅を有する側面視略U字形の形状を有している。谷部94a,94bは、それぞれ被押圧部15c,16cの内側面から上端部を介して傾斜面の中央近傍まで沿う形状を有し、被押圧部15c,16cを保持する。弾性部材92は、図9に示す形状に復元しようとする復元力を備えている。このため、操作桿34が被押圧部15c,16cを回転させると、弾性部材92は、その復元力で被押圧部15c,16cを元の位置に引き寄せる力を付与する。
図9に示すスイッチ装置の動作は、基本的に実施の形態1に係るスイッチ装置と同様である。すなわち、操作つまみ32に対する操作力が付与されると、操作桿34が切片操作体15,16を回転させることで固定接点部材35a〜35cの導通状態を制御してスイッチオンの切り替え信号を端子20から出力させる一方、操作つまみ32に対する操作力が除去されると、板ばね部材17の復元力及び弾性部材92の復元力により切片操作体15,16を逆向きに回転させることで固定接点部材35a〜35cの導通状態を制御してスイッチオフの切り替え信号を端子20から出力させる。
すなわち、操作つまみ32に操作力が付与された際に切片操作体15,16が弾性部材92の復元力に抗して回転する点並びに操作つまみ32に対する操作力が除去された際に弾性部材92がその復元力により切片操作体15,16を逆向きに回転させる点で実施の形態1に係るスイッチユニット11と相違する。しかし、その他の動作については、実施の形態1に係るスイッチユニット11の動作と実質的に同一であるため、その詳細な説明は省略する。
このように実施の形態4に係るスイッチユニット91によれば、板ばね部材17の押圧片17aによる復元力に加えて弾性部材92による復元力を作動力として操作つまみ32に与えるようしたので、操作つまみ32を操作する際に必要となる作動力を重くすることができる。この結果、揺動動作される操作つまみ32と組み合わせても操作者に対して適切な操作感触を与えることができる。
特に、実施の形態4に係るスイッチユニット91においては、被押圧部15c,16cにより操作桿34を元の位置に押し戻す部材を定形性に優れた弾性金属板からなる弾性部材92で構成している。そして、この弾性部材92を被押圧部15c,16cに載置した状態で操作桿34を被押圧部15c,16cの間に挿入する。このため、被押圧部15c,16cに対して当該部材を被せる作業を簡略化することができ、良好な組立性を期待することができる。
上記実施の形態1から実施の形態4に係るスイッチ装置は、スイッチユニットの操作つまみにより大きな作動力が加わる場合であっても、スイッチ装置本体を大型化することがない。また、既存のスイッチユニットを用いて、必要に応じて、上述した部品を付加することで、重作動力のスイッチユニットが提供できるので、簡単で、安価に重作動力のスイッチ装置を実現することができる。
なお、以上の説明においては、本発明に係るスイッチ装置が揺動操作される操作つまみと組み合わせて構成されるスイッチ装置について説明している。しかし、これに限定されるものではなく、スライド操作など他の操作方法により操作される操作つまみと組み合わせて構成されるスイッチ装置にも適用することができる。
また、以上の説明においては、本発明に係るスイッチ装置が車載用のパワーウィンドウ装置のスイッチ装置に適用される場合について説明している。しかし、これに限定されるものではなく、揺動操作やスライド操作などにより操作される、あらゆるスイッチ装置や切換スイッチなどに適用することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
本発明の実施の形態1に係るスイッチユニットの構成を示す分解斜視図である。 図1に示すスイッチユニットの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るスイッチ装置の構成を示す図である。 図3に示すスイッチ装置の操作時における図である。 本発明の実施の形態1に係るスイッチユニットの構成の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るスイッチ装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るスイッチ装置の構成を示す図である。 (a)は、本発明の実施の形態3に係る保持部材にプレス加工される前の弾性金属板の上面図であり、(b)プレス加工された後の保持部材の斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るスイッチ装置の構成を示す図である。 従来のスイッチユニットの構成を示す図である。
符号の説明
11,61,71,91 スイッチユニット
12 下ケース(第1ケース部材)
13,14 可動切片
15,16 切片操作体
15b,16b 作動摺動部
15c,16c 被押圧部
17 板ばね部材
18 上ケース(第2ケース部)
19 弾性部材(操作負荷付与部材)
20 端子
32 操作つまみ
34 操作桿
35a,35b,35c 固定接点部材
62 Oリング(操作負荷付与部材)
72 保持部材(操作負荷付与部材)
92 金属製の弾性部材(操作負荷付与部材)

Claims (6)

  1. 外部機器と電気的に接続される固定接点を配置する第1ケース部材と、前記第1ケース部材に取り付けられ、開口を有する第2ケース部材と、前記第1ケース部材と前記第2ケース部材とで構成する空間内に移動可能に収容され、移動することにより前記固定接点と接触する可動切片と、前記第2ケース部材の前記開口に挿通された操作端を有し、前記操作端が前記開口に挿通された状態で前記第1及び第2ケース部材に回動可能に取り付けられ、その回動動作により前記固定接点と前記可動切片とを電気的に接続/切断させる一対の切片操作部材と、前記切片操作部材と前記第2ケースとの間に配置され、前記切片操作部材を初期位置に復帰させるばね部材と、前記一対の切片操作部材の操作端に一体に取り付けられ、前記切片操作部材の操作負荷を付与する操作負荷付与部材と、を具備することを特徴とするスイッチユニット。
  2. 前記操作負荷付与部材は、一対の操作端を挿通させて前記一対の操作端同士が離間する方向への移動を抑制する部材であることを特徴とする請求項1記載のスイッチユニット。
  3. 前記操作負荷付与部材は、一対の操作端を互いに近接する方向に付勢することによって前記一対の操作端同士が離間する方向への移動を抑制する弾性部材であることを特徴とする請求項2記載のスイッチユニット。
  4. 前記操作負荷付与部材は、前記一対の操作端の外側を囲んで、該一対の操作端に与圧を負荷する環状の弾性部材であることを特徴とする請求項3記載のスイッチユニット。
  5. 前記操作負荷付与部材は、弾性を有する一対の弾性腕と、該一対の弾性腕を連結する連結部とを有し、該弾性腕が前記一対の操作端の外側に配置される部材であることを特徴とする請求項3記載のスイッチユニット。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のスイッチユニットが取り付けられたハウジングと、前記スイッチユニットの前記切片操作部材に取り付けられ、前記切片操作部材を揺動させる操作つまみと、を具備することを特徴とするスイッチ装置。
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