JP2006228341A - 情報記録再生装置及び情報記録再生方法 - Google Patents

情報記録再生装置及び情報記録再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大量の音楽データに対し、自動的にユーザの嗜好性に合った音質設定を行うことができ、操作性を向上させることができるようにする。
【解決手段】HDD2にタグ情報を有する音楽データが記録され、イコライザ制御処理部12により、音質設定情報やIDの読み出しが行われ、個々のテーブルの使用頻度に応じてカウンタ値が変更されその変更された値が音質調整設定用メモリ11に記録され、CPU13により、再生終了の指示があると、イコライザ制御処理部12に対し、再生終了直前の音質設定情報のいずれかを有するテーブルを識別するIDの読み出しを行わせ、その読み出されたIDを再生終了の音楽データのタグ情報に記録させるように制御されるようにしたので、たとえば大量の音楽データに対してそれぞれのタグ情報に使用頻度の高い音質設定情報のいずれかを有するテーブルのIDが自動的に記録される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、HDD等の記録媒体に対して音楽データ等の情報の記録及び再生が可能な情報記録再生装置に係り、特に、イコライザ等による音質調整等の設定を自動的にユーザの嗜好性に合ったものとする情報記録再生装置及び情報記録再生方法に関する。
近年、大容量のHDD(Hard Disk Drive)にPC(パーソナルコンピュータ)から取り込んだ大量の音楽データを、MP3やATRAC3等の音声圧縮による音楽ファイルで記録して再生できるHDD内蔵のポータブルプレーヤーが普及しつつある。
また、PCからHDDに音楽データを取り込む場合、たとえばMP3ファイル専用のソフトを用いることで、曲名、アーティスト名、アルバム名といったタグ情報をそれぞれの音楽データ毎に記録することができ、音楽データの再生時にはポータブルプレーヤーの液晶表示部に、対応する曲名、アーティスト名、アルバム名等が表示されるようになっている。
ところで、このようなポータブルプレーヤーにあっては、ユーザの好みに応じた音質調整を行うことができるイコライザが搭載されている場合がある。イコライザは、通常、人間の可聴帯域である20Hz〜20kHzの間で、所定の帯域毎に音質を調整することができるものである。
ここで、イコライザは、大きく分けてグラフィックEQ(イコライザ)とパラメトリックEQ(イコライザ)の二つがある。前者は、いくつかの決まった周波数(たとえば低域、中域、高域)を上げ下げすることでトーンを調整することができ、後者は、ある範囲の間で、調整する周波数を設定することができる。
ところが、このようなイコライザによる調整は、ポータブルプレーヤーの液晶表示部にイコライザの調整画面を表示させ、その画面上で各周波数に対応するスライダーを調節することで行われるが、大量の音楽データに対してイコライザによる調整を行うことは極めて煩雑である。
ちなみに、特許文献1では、MP3ファイルが少なくともノーマル、クラシック、ジャズ、ロック等のジャンルを含むタグ情報を有し、再生する曲に合わせて周波数特性を変えるよう設定するための周波数特性設定手段と、ジャンル毎に周波数特性設定手段を操作して周波数特性を設定することにより、それぞれのジャンルに対応した周波数特性を記憶するジャンル別周波数特性記憶手段と、MP3ファイルの曲を再生すると、当該曲のタグ情報のジャンルを判別し、ジャンル別周波数特性記憶手段から当該ジャンルに対応した周波数特性を呼び出し、当該曲の再生がこの呼び出された周波数特性となるよう制御する制御手段とを備えることで、再生する曲のジャンルに合った最適な周波数特性に自動的に調節されるようにしたMP3ポータブルプレーヤを提案している。
特開2001−067100号公報
上述したように、特許文献1では、再生する曲毎のタグ情報に含まれるノーマル、クラシック、ジャズ、ロック等のジャンルを判別することで、再生する曲のジャンルに合った最適な周波数特性に自動的に調節されるため、イコライザによる調整の手間を省くことが可能となる。
ところが、タグ情報にジャンルを判別するための情報を含ませるためには、ユーザが音楽データ毎に、ジャンルを示す情報を入力する必要があり、特に、HDD等のような大容量の記録媒体に、大量の音楽データが記録されている場合、音楽データ毎にジャンルを示す情報を入力する操作は極めて繁雑になってしまう。
しかも、ジャンルを示す情報の入力を忘れた場合には、再生する曲のジャンルに合った最適な周波数特性での調節が自動的に行われなくなってしまう。
解決しようとする問題点は、再生する曲毎のタグ情報にジャンルを示す情報を含ませておくことで、再生する曲のジャンルに合った最適な周波数特性に自動的に調節されるため、イコライザによる調整の手間を省くことが可能となるが、大容量の記録媒体に、大量の音楽データが記録されている場合、音楽データ毎にジャンルを示す情報を入力する操作は極めて繁雑になってしまうばかりか、ジャンルを示す情報の入力を忘れた場合には、再生する曲のジャンルに合った最適な周波数特性での調節が自動的に行われなくなってしまうという点である。
本発明の情報記録再生装置は、タグ情報を有するデータが記録される大容量の記録媒体と、前記記録媒体のデータの再生時の音質を調整する音質調整手段と、前記音質調整手段による音質調整の設定の組み合わせを示す音質設定情報を有する複数のテーブルと、個々の前記テーブルを識別する識別情報と、前記個々のテーブルの使用頻度を示すカウンタ値とが記録されている不揮発性記録部と、前記音質設定情報や識別情報の読み出しを行い、前記個々のテーブルの使用頻度に応じて前記カウンタ値を変更しその変更した値を前記不揮発性記録部に記録する音質情報制御手段と、前記記録媒体のデータの再生終了の指示があると、前記音質情報制御手段に対し、前記再生終了直前の前記音質設定情報を有するテーブルを識別する識別情報の読み出しを行わせ、その読み出された識別情報を前記再生終了の指示があったデータの前記タグ情報に記録させるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記データが再生されるとき、前記タグ情報に前記テーブルを識別する識別情報が記録されているか否かを判断し、前記識別情報が記録されている場合には、前記音質情報制御手段に対し、前記タグ情報に記録されている識別情報のテーブルの音質設定情報の読み出しを行わせ、前記音質調整手段に対し、その読み出しが行われた音質設定情報で再生時の音質を調整するように制御するようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記データが再生されるとき、前記タグ情報に前記テーブルを識別する識別情報が記録されているか否かを判断し、前記識別情報が記録されていない場合には、前記音質情報制御手段に対し、前記個々のテーブルの使用頻度に応じたカウンタ値の最も大きいテーブルの音質設定情報の読み出しを行わせ、前記音質調整手段に対し、その読み出しが行われた音質設定情報で再生時の音質を調整するように制御するようにすることができる。
本発明の情報記録再生方法は、タグ情報を有するデータが記録される記録工程と、前記データの再生時の音質を調整する音質調整工程と、前記音質調整の設定の組み合わせを示す音質設定情報を有する複数のテーブルと、個々の前記テーブルを識別する識別情報と、前記個々のテーブルの使用頻度を示すカウンタ値とが保持される保持工程と、前記音質設定情報や識別情報の読み出しを行い、前記個々のテーブルの使用頻度に応じて前記カウンタ値を変更しその変更した値を記録する音質情報制御工程と、前記データの再生終了の指示があると、前記再生終了直前の前記音質設定情報を有するテーブルを識別する識別情報の読み出しを行わせ、その読み出された識別情報を前記再生終了の指示があったデータの前記タグ情報に記録させるように制御する制御工程とを有することを特徴とする。
また、前記データが再生されるとき、前記タグ情報に前記テーブルを識別する識別情報が記録されているか否かを判断し、前記識別情報が記録されている場合には、前記タグ情報に記録されている識別情報のテーブルの音質設定情報の読み出しを行わせ、その読み出しが行われた音質設定情報で再生時の音質を調整するように制御する制御工程を有するようにすることができる。
また、前記データが再生されるとき、前記タグ情報に前記テーブルを識別する識別情報が記録されているか否かを判断し、前記識別情報が記録されていない場合には、前記個々のテーブルの使用頻度に応じたカウンタ値の最も大きいテーブルの音質設定情報の読み出しを行わせ、その読み出しが行われた音質設定情報で再生時の音質を調整するように制御する制御工程を有するようにすることができる。
本発明の情報記録再生装置及び情報記録再生方法では、大容量の記録媒体にタグ情報を有するデータが記録され、音質調整手段により、記録媒体のデータの再生時の音質が調整され、不揮発性記録部に、音質調整手段による音質調整の設定の組み合わせを示す音質設定情報を有する複数のテーブルと、個々のテーブルを識別する識別情報と、個々のテーブルの使用頻度を示すカウンタ値とが記録され、音質情報制御手段により、音質設定情報や識別情報の読み出しが行われ、個々のテーブルの使用頻度に応じてカウンタ値が変更されその変更された値が不揮発性記録部に記録され、制御手段により、記録媒体のデータの再生終了の指示があると、音質情報制御手段に対し、再生終了直前の音質設定情報を有するテーブルを識別する識別情報の読み出しを行わせ、その読み出された識別情報を再生終了の指示があったデータのタグ情報に記録させるように制御される。
本発明の情報記録再生装置及び情報記録再生方法によれば、大容量の記録媒体にタグ情報を有するデータが記録され、音質調整手段により、記録媒体のデータの再生時の音質が調整され、不揮発性記録部に、音質調整手段による音質調整の設定の組み合わせを示す音質設定情報を有する複数のテーブルと、個々のテーブルを識別する識別情報と、個々のテーブルの使用頻度を示すカウンタ値とが記録され、音質情報制御手段により、音質設定情報や識別情報の読み出しが行われ、個々のテーブルの使用頻度に応じてカウンタ値が変更されその変更された値が不揮発性記録部に記録され、制御手段により、記録媒体のデータの再生終了の指示があると、音質情報制御手段に対し、再生終了直前の音質設定情報を有するテーブルを識別する識別情報の読み出しを行わせ、その読み出された識別情報を再生終了の指示があったデータのタグ情報に記録させるように制御されるようにしたので、たとえば大量の音楽データに対してそれぞれのタグ情報に使用頻度の高い音質設定情報を有するテーブルの識別情報が自動的に記録され、再生時には自動的にユーザの嗜好性に合った音質設定を行うことができ、大量のデータの再生時の音質設定における操作性を向上させることができる。
本実施形態では、大容量の記録媒体にタグ情報を有するデータが記録され、音質調整手段により、記録媒体のデータの再生時の音質が調整され、不揮発性記録部に、音質調整手段による音質調整の設定の組み合わせを示す音質設定情報を有する複数のテーブルと、個々のテーブルを識別する識別情報と、個々のテーブルの使用頻度を示すカウンタ値とが記録され、音質情報制御手段により、音質設定情報や識別情報の読み出しが行われ、個々のテーブルの使用頻度に応じてカウンタ値が変更されその変更された値が不揮発性記録部に記録され、制御手段により、記録媒体のデータの再生終了の指示があると、音質情報制御手段に対し、再生終了直前の音質設定情報を有するテーブルを識別する識別情報の読み出しを行わせ、その読み出された識別情報を再生終了の指示があったデータのタグ情報に記録させるように制御されるようにし、たとえば大量の音楽データに対してそれぞれのタグ情報に使用頻度の高い音質設定情報を有するテーブルの識別情報が自動的に記録され、再生時には自動的にユーザの嗜好性に合った音質設定を行うことで、大量のデータの再生時の音質設定における操作性を向上させるようにした。
また、本実施形態では、制御手段により、たとえば音楽データが再生されるとき、タグ情報にテーブルを識別する識別情報が記録されているか否かを判断し、識別情報が記録されている場合には、音質情報制御手段に対し、タグ情報に記録されている識別情報のテーブルの音質設定情報の読み出しを行わせ、音質調整手段に対し、その読み出しが行われた音質設定情報で再生時の音質を調整するように制御し、前回の再生時と同じ音質で音が聴けるようにした。
また、本実施形態では、制御手段により、たとえば音楽データが再生されるとき、タグ情報にテーブルを識別する識別情報が記録されているか否かを判断し、識別情報が記録されていない場合には、音質情報制御手段に対し、個々のテーブルの使用頻度に応じたカウンタ値の最も大きいテーブルの音質設定情報の読み出しを行わせ、音質調整手段に対し、その読み出しが行われた音質設定情報で再生時の音質を調整するように制御し、頻繁に聴いている音質での音質設定を自動的に行わせるようにした。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の情報記録再生装置をHDD(Hard Disk Drive)内蔵のポータブルプレーヤーに適用した場合の一実施形態を示すブロック図、図2は、図1のポータブルプレーヤーにおけるMP3ファイルのタグ情報の一例を示す図、図3は、図1の音質調整設定用メモリの内容を説明するための図、図4及び図5は、図1の情報記録再生装置による情報記録再生方法を説明するためのフローチャートである。
図1に示すHDD(Hard Disk Drive)内蔵のポータブルプレーヤー(以下、単にポータブルプレーヤーという)は、USB制御部1、HDD2、RAM3、音声処理回路4、イコライザ回路5、コンバータ6、ROM7、表示部8、入力部9、音質自動調整部10、CPU13を備えている。
USB制御部1は、PC(パーソナルコンピュータ)20からたとえばMP3の音声圧縮による音楽データを図示しないUSBケーブルを介して取り込む際の制御を行う。なお、PC20は、インターネットからの音楽データをダウンロードしたり、CD(コンパクトディスク)等の他のメディアからの音楽データを取り込んだりすることができるものとする。また、PC20からの音楽データをポータブルプレーヤーに取り込む場合には、MP3ファイル専用のソフトを用いることで、ポータブルプレーヤーへの音楽データの転送が行われるものとする。
大容量の記録媒体としてのHDD2には、PC20から転送された複数の音楽データが記録される。また、それぞれの音楽データには、たとえば図2に示すようなMP3ファイルのタグ情報が付加される。ここで、図2に示すMP3ファイルのタグ情報には、たとえばMP3ファイル名「C:\data\mp3data\・・・」、曲名、アーティスト名、アルバム名、テーブルのID等が含まれる。
なお、MP3ファイル名、曲名、アーティスト名、アルバム名については、PC20に表示されるMP3ファイル専用のソフトの画面から入力してもよいし、市販のCD等の他のメディアからの音楽データに含まれる曲情報がそのまま取り込まれるようにしてもよい。テーブルの識別情報としてのIDについては、ポータブルプレーヤー側で自動的に書き込まれるが、その詳細については後述する。
RAM3は、たとえば音声処理回路4によるデジタル信号処理を行う際の作業エリアとされる。音声処理回路4は、HDD2から読み出された音楽データに対して音声処理を施す。
音質調整手段としてのイコライザ回路5は、入力部9からの音質調整指示、あるいは音質自動調整部10の後述の音質調整設定用メモリ11の音質設定情報(1)〜(n)に基づき、音声処理回路4からの音声処理されたデジタル信号の音質調整を行う。
コンバータ6は、イコライザ回路5によって音質調整されたデジタル信号をアナログ信号に変換する。コンバータ6によって変換されたアナログ信号は、たとえばヘッドホンHによって再生される。
ROM7には、CPU13による制御手順等を示すプログラム等が記録されている。表示部8は、たとえば液晶パネルからなり、HDD2の再生状況(再生/一時停止/停止/早送り/早戻し)や再生モード、EQモード、 バッテリー残量、選曲数と現在の曲順、タグ情報(曲名・アーティスト名・アルバム名)等が表示される。
入力部9は、HDD2の再生等に関わる複数のボタンを有している。音質自動調整部10は、HDD2の音楽データの再生音の音質を自動的に調整するものであり、音質調整設定用メモリ11とイコライザ制御処理部12とを備えている。
不揮発性記録部としての音質調整設定用メモリ11には、たとえば図3に示すように、たとえばイコライザによる複数の音質調整等の設定の組み合わせを示す音質設定情報(1)〜(n)を有する複数のテーブルと、個々のテーブルを識別する識別情報としてのIDと、個々のテーブルの使用頻度を示すカウンタ値とが記録されている。
音質情報制御手段としてのイコライザ制御処理部12は、CPU13からの指示に応じて、音質調整設定用メモリ11のテーブルの設定の組み合わせを示す音質設定情報(1)〜(n)やテーブルを識別するIDを読み出したり、個々のテーブルの使用頻度に応じてカウンタ値を変更させたりする。
制御手段としてのCPU13は、入力部9からの指示に応じて、HDD2に対する情報の読み出しや書き込みに関わる各部の動作を制御する。また、CPU13は、入力部9からの音楽データの再生の終了(停止や次の曲へのスキップ等を含む)の指示があると、終了直前のイコライザの設定の組み合わせを示す音質設定情報(1)〜(n)を有するテーブルを識別するIDを上述したタグ情報に記録させ、併せて音質調整設定用メモリ11の対応するテーブルの使用頻度を示すカウンタ値を変更させるように制御する。
また、CPU13は、入力部9からの音楽データの再生の指示があるとき、その音楽データに対応するタグ情報にテーブルを識別するIDが記録されているか否かを判断し、そのIDが記録されている場合には、イコライザ制御処理部12に対してそのIDに対応するテーブルを選択するように制御する。これにより、イコライザ回路5は、そのIDに対応するテーブルの音質設定情報(1)〜(n)のいずれかに基づいて自動的に設定される。
また、CPU13は、再生の指示があった音楽データに対応するタグ情報にテーブルを識別するIDが記録されていない場合、イコライザ制御処理部12に対してカウンタ値の最も大きいテーブルを選択するように制御する。これにより、イコライザ回路5は、そのIDに対応するテーブルの音質設定情報(1)〜(n)のいずれかに基づいて自動的に設定される。
次に、情報記録再生方法について説明する。なお、以下の説明においては、再生データを音楽データとし、それぞれの音楽データには上述したタグ情報が付加されているものとする。
まず、図4に示すように、タグ情報にテーブルを識別するIDが記録されていないいずれかの音楽データが再生されていて、入力部9からその音楽データの再生終了(停止や次の曲へのスキップ等を含む)の指示があると(ステップS1)、CPU13により、再生終了直前のイコライザの設定の組み合わせを示す音質設定情報(1)〜(n)を有するテーブルを識別するIDを、再生終了の対象となる音楽データのタグ情報に記録させるように制御される。
この場合、ユーザによるイコライザによる音質調整が行われているか否かが判断され(ステップS2)、ユーザによるイコライザによる音質調整が行われていない場合には、CPU13からの指示により、イコライザ制御処理部12が音質調整設定用メモリ11からカウンタ値が最も大きいテーブルを識別するIDを読み出し(ステップS3)、CPU13に渡す。
そして、CPU13により、受け取ったIDが音楽データに付加されているタグ情報に記録されるように制御される(ステップS4)。
このとき、イコライザ制御処理部12により、音質調整設定用メモリ11から読み出したテーブルを識別するIDのカウンタ値が変更され(ステップS5)、その音質調整設定用メモリ11に変更されたカウンタ値が記録される(ステップS6)。その後、音楽データの再生が終了(停止や次の曲へのスキップ等を含む)となる(ステップS7)。
一方、(ステップS2)において、ユーザによるイコライザによる音質調整が行われていると判断された場合には、CPU13によりイコライザ回路5の設定値が読み出されてイコライザ制御処理部12に与えられる。
このとき、イコライザ制御処理部12により、音質調整設定用メモリ11からその設定値に該当する設定の組み合わせを示す音質設定情報(1)〜(n)を有するテーブルが検索され(ステップS8)、該当するテーブルを識別するIDがCPU13に渡される。
そして、上記同様に、CPU13により、受け取ったIDが音楽データに付加されているタグ情報に記録されるように制御される(ステップS9)。このとき、イコライザ制御処理部12により、音質調整設定用メモリ11の該当するテーブルを識別するIDのカウンタ値が変更され(ステップS10)、上記同様に、その音質調整設定用メモリ11に変更された重み係数の値が記録され(ステップS6)、その後、音楽データの再生が終了(停止や次の曲へのスキップ等を含む)となる(ステップS7)。
なお、(ステップS7)での音楽データの再生の終了(停止や次の曲へのスキップ等を含む)は、(ステップS4)及び(ステップS9)でのテーブルを識別するIDが音楽データに付加されているタグ情報に記録された後に実行されるようにしてもよい。
次に、音楽データが再生される場合について説明する。
まず、図5に示すように、入力部9からいずれかの音楽データの再生指示があると(ステップS11)、音声処理回路4により、HDD2から読み出された音楽データに対して音声処理が施され、イコライザ回路5により音質調整が行われる。
このとき、CPU13により、再生指示のあった音楽データに付加されているタグ情報にテーブルを識別するためのIDが記録されているか否かが判断される(ステップS12)。
テーブルを識別するIDが記録されている場合は、CPU13からの指示により、イコライザ制御処理部12により音質調整設定用メモリ11のIDに該当するテーブルが選択され(ステップS13)、そのテーブルの設定の組み合わせを示す音質設定情報(1)〜(n)のいずれかが読み出されてCPU13に渡される。
このとき、CPU13によってイコライザ回路5による音質調整が読み出されたテーブルの設定の組み合わせを示す音質設定情報(1)〜(n)のいずれかに基づき設定されるように制御される(ステップS14)。
そして、イコライザ回路5によって音質調整されたデジタル信号がコンバータ6によってアナログ信号に変換され、たとえばヘッドホンHによって再生される(ステップS15)。これにより、ユーザは、イコライザの調整を行うことなく、好みの音質で再生された音楽を聴くことができる。
一方、(ステップS12)において、テーブルを識別するIDが記録されていないと判断された場合は、CPU13からの指示により、イコライザ制御処理部12によって音質調整設定用メモリ11からカウンタ値の最も大きいテーブルが選択され(ステップS16)、そのテーブルの設定の組み合わせを示す音質設定情報(1)〜(n)のいずれかがCPU13に渡される。
そして、上記同様に、CPU13によってイコライザ回路5による音質調整が読み出されたテーブルの設定の組み合わせを示す音質設定情報(1)〜(n)のいずれかに基づき設定されるように制御されるとともに(ステップS14)、イコライザ回路5によって音質調整されたデジタル信号がコンバータ6によってアナログ信号に変換され、たとえばヘッドホンHによって再生される(ステップS15)。
このように、本実施形態では、HDD2にタグ情報を有する音楽データが記録され、イコライザ回路5により、音楽データの再生時の音質が調整され、音質調整設定用メモリ11に、イコライザ回路5による音質調整の設定の組み合わせを示す音質設定情報(1)〜(n)を有する複数のテーブルと、個々のテーブルを識別するIDと、個々のテーブルの使用頻度を示すカウンタ値とが記録され、イコライザ制御処理部12により、音質設定情報(1)〜(n)やIDの読み出しが行われ、個々のテーブルの使用頻度に応じてカウンタ値が変更されその変更された値が音質調整設定用メモリ11に記録され、CPU13により、音楽データのデータの再生終了の指示があると、イコライザ制御処理部12に対し、再生終了直前の音質設定情報(1)〜(n)のいずれかを有するテーブルを識別するIDの読み出しを行わせ、その読み出されたIDを再生終了の指示があった音楽データのタグ情報に記録させるように制御されるようにしたので、たとえば大量の音楽データに対してそれぞれのタグ情報に使用頻度の高い音質設定情報(1)〜(n)のいずれかを有するテーブルのIDが自動的に記録され、再生時には自動的にユーザの嗜好性に合った音質設定を行うことができ、大量の音楽データの再生時の音質設定における操作性を向上させることができる。
また、本実施形態では、CPU13により、たとえば音楽データが再生されるとき、タグ情報にテーブルを識別するIDが記録されているか否かを判断し、IDが記録されている場合には、イコライザ制御処理部12に対し、タグ情報に記録されているIDのテーブルの音質設定情報(1)〜(n)のいずれかの読み出しを行わせ、イコライザ回路5に対し、その読み出しが行われた音質設定情報(1)〜(n)のいずれかで再生時の音質を調整するように制御しているので、前回の再生時と同じ音質で音を聴くことができる。
また、本実施形態では、CPU13により、たとえば音楽データが再生されるとき、タグ情報にテーブルを識別するIDが記録されているか否かを判断し、IDが記録されていない場合には、イコライザ制御処理部12に対し、個々のテーブルの使用頻度に応じたカウンタ値の最も大きいテーブルの音質設定情報(1)〜(n)のいずれかの読み出しを行わせ、イコライザ回路5に対し、その読み出しが行われた音質設定情報(1)〜(n)のいずれかで再生時の音質を調整するように制御しているので、頻繁に聴いている音質での音質設定を自動的に行わせることができる。
なお、本実施形態では、イコライザによる音質調整について説明したが、ボリュームによる音量調整等を含むようにすることもできる。
また、本実施形態では、音質調整設定用メモリ11に、イコライザ回路5による音質調整の設定の組み合わせを示す音質設定情報(1)〜(n)を有する複数のテーブルを記録しているため、音楽データの再生時に、そのいずれかのテーブルをHDD内蔵のポータブルプレーヤーのいずれかのボタンを操作してダイレクトに選択できるようにしてもよい。
この場合には、HDD内蔵のポータブルプレーヤーの液晶表示部にイコライザの調整画面を表示させ、その画面上で各周波数に対応するスライダーを調節することで行うイコライザによる調整の操作を省くことができる。
また、各テーブルの音質設定情報(1)〜(n)をロック、ポップス、ラップ等のようなジャンル毎に整理できるようにしてもよく、この場合には、テーブルのダイレクト選択をさらに容易に行うことができる。
また、各テーブルの音質設定情報(1)〜(n)をHDD内蔵のポータブルプレーヤーを共用するユーザ毎に専用で使用できるように、フォルダ分けし、それぞれのフォルダにユーザ毎の識別番号等を付けて音質調整設定用メモリ11に記録しておくようにしてもよい。
この場合には、1台のHDD内蔵のポータブルプレーヤーをたとえば家族で共用するとき、各々のユーザがフォルダを指定することで、好みの音質での再生を自動的に行わせることができる。
HDD内蔵のポータブルプレーヤーに限らず、大容量の記録媒体を内蔵したDVDプレーヤー等の他の情報記録再生装置にも適用できる。
本発明の情報記録再生装置をHDD(Hard Disk Drive)内蔵のポータブルプレーヤーに適用した場合の一実施形態を示すブロック図である。 図1のポータブルプレーヤーにおけるMP3ファイルのタグ情報の一例を示す図である。 図1の音質調整設定用メモリの内容を説明するための図である。 図1の情報記録再生装置による情報記録再生方法における音楽データの再生終了時を説明するためのフローチャートである。 図1の情報記録再生装置による情報記録再生方法における音楽データの再生時を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 制御部
2 HDD
4 音声処理回路
5 イコライザ回路
6 コンバータ
8 表示部
9 入力部
10 音質自動調整部
11 音質調整設定用メモリ
12 イコライザ制御処理部

Claims (6)

  1. タグ情報を有するデータが記録される大容量の記録媒体と、
    前記記録媒体のデータの再生時の音質を調整する音質調整手段と、
    前記音質調整手段による音質調整の設定の組み合わせを示す音質設定情報を有する複数のテーブルと、個々の前記テーブルを識別する識別情報と、前記個々のテーブルの使用頻度を示すカウンタ値とが記録されている不揮発性記録部と、
    前記音質設定情報や識別情報の読み出しを行い、前記個々のテーブルの使用頻度に応じて前記カウンタ値を変更しその変更した値を前記不揮発性記録部に記録する音質情報制御手段と、
    前記記録媒体のデータの再生終了の指示があると、前記音質情報制御手段に対し、前記再生終了直前の前記音質設定情報を有するテーブルを識別する識別情報の読み出しを行わせ、その読み出された識別情報を前記再生終了の指示があったデータの前記タグ情報に記録させるように制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 前記制御手段は、前記データが再生されるとき、前記タグ情報に前記テーブルを識別する識別情報が記録されているか否かを判断し、前記識別情報が記録されている場合には、前記音質情報制御手段に対し、前記タグ情報に記録されている識別情報のテーブルの音質設定情報の読み出しを行わせ、前記音質調整手段に対し、その読み出しが行われた音質設定情報で再生時の音質を調整するように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  3. 前記制御手段は、前記データが再生されるとき、前記タグ情報に前記テーブルを識別する識別情報が記録されているか否かを判断し、前記識別情報が記録されていない場合には、前記音質情報制御手段に対し、前記個々のテーブルの使用頻度に応じたカウンタ値の最も大きいテーブルの音質設定情報の読み出しを行わせ、前記音質調整手段に対し、その読み出しが行われた音質設定情報で再生時の音質を調整するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報記録再生装置。
  4. タグ情報を有するデータが記録される記録工程と、
    前記データの再生時の音質を調整する音質調整工程と、
    前記音質調整の設定の組み合わせを示す音質設定情報を有する複数のテーブルと、個々の前記テーブルを識別する識別情報と、前記個々のテーブルの使用頻度を示すカウンタ値とが保持される保持工程と、
    前記音質設定情報や識別情報の読み出しを行い、前記個々のテーブルの使用頻度に応じて前記カウンタ値を変更しその変更した値を記録する音質情報制御工程と、
    前記データの再生終了の指示があると、前記再生終了直前の前記音質設定情報を有するテーブルを識別する識別情報の読み出しを行わせ、その読み出された識別情報を前記再生終了の指示があったデータの前記タグ情報に記録させるように制御する制御工程とを有する
    ことを特徴とする情報記録再生方法。
  5. 前記データが再生されるとき、前記タグ情報に前記テーブルを識別する識別情報が記録されているか否かを判断し、前記識別情報が記録されている場合には、前記タグ情報に記録されている識別情報のテーブルの音質設定情報の読み出しを行わせ、その読み出しが行われた音質設定情報で再生時の音質を調整するように制御する制御工程を有することを特徴とする請求項4に記載の情報記録再生方法。
  6. 前記データが再生されるとき、前記タグ情報に前記テーブルを識別する識別情報が記録されているか否かを判断し、前記識別情報が記録されていない場合には、前記個々のテーブルの使用頻度に応じたカウンタ値の最も大きいテーブルの音質設定情報の読み出しを行わせ、その読み出しが行われた音質設定情報で再生時の音質を調整するように制御する制御工程を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の情報記録再生方法。
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