JP2006228081A - カジノ運営システム、及びカジノ運営方法 - Google Patents

カジノ運営システム、及びカジノ運営方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 公営でのカジノ運営の合法化を実現させることの可能なカジノ運営システムを提供する。
【解決手段】 自治体108から運営許可を得たカジノ110を利用するユーザ102が自ら所有する端末装置104を使用しながら、ネットワーク106を介してカジノに設置される各種ゲームを興ずるカジノ運営システム100において、自治体は、ユーザからのカジノ利用申請に基づき、ユーザの身分照合を行うユーザ身分照合手段112、114を備え、カジノは、カジノでの各種ゲームの状況を中継放送した映像及び音声データをユーザが所有する端末装置に配信するデータ配信手段118と、ユーザから端末装置を介して要求される各種ゲームへの賭け要求を処理する賭け要求処理手段120と、各種ゲームの経過ごとに発生するユーザ及び自治体との金銭の取引を処理する金銭取引処理手段122と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カジノ運営システムに係り、特に公営でのカジノ運営を実現させるカジノ運営システム及び公営カジノを運営する際のサービス提供を実行するためのカジノ運営方法に関する。
インターネットやBSデジタル放送等のネットワークと称される通信手段が発達している現在では、かかるネットワークを介して様々なデータを外部端末である顧客側に供給しているビジネス形態が種々提案されている。
カジノ等のギャンブルや各種ゲーム等の遊技・娯楽等のサービス産業においても、ネットワークを介して遊技・ゲーム等が実行されるシステムが提案されている。例えば、カジノでのゲームの際の映像及び音声データをユーザ側端末に配信して、ユーザ端末から賭け情報とゲーム結果により決済することにより、カジノテーブルから離隔した遠隔地でゲームを楽しむプレーヤによりカジノテーブルの臨場感を加えることを可能にした遠隔ルーレットシステムが開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、ゲームの不正を監視し、ゲームの不正行為を解消させるネットワークゲームの管理システムとして、ゲーム映像の撮影部と、ゲーム映像を外部端末に供給する映像供給部と、外部端末からの投票データを一時的に保管し、ゲーム終了時に投票データの確認を行い、ゲームの勝敗判定を行い、勝敗判定と投票データに基づいて決済を行うゲーム管理部を設ける管理システムが開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
更に、費用効率が高く、安全性に優れた賭博販売システムとして、顧客サービス端末、顧客端末及び賭博購入証明を含み、顧客サービス端末は顧客の身元を照合するセキュリティユニット、銀行取引サービスのための銀行取引ユニット、及び顧客が購入した賭けを記憶する賭博販売ユニットを備え、顧客端末は銀行取引処理又は賭博群の選択をするためのユーザ入力ユニット、銀行取引と賭博購入処理を表示する表示ユニット、顧客サービス端末に接続して承認を得る購入認証ユニット並びに銀行取引処理及び/又は賭博購入の受領証を印刷する印刷ユニットを備え、セキュリティユニットが顧客の身元を照合することを可能にすべく、顧客端末にログインするために顧客が使用する賭博購入証明を備える賭博販売システムが開示されている(例えば、特許文献3を参照)。
特表2004−520089号公報 特開2004−065339号公報 特開2004−164568号公報
日本国内では、刑法により「賭博は違法」とされ、公営でカジノを運営することは認められていない。一方、海外では、カジノは労働集約的な産業であると共にカジノ税によって地方公共団体・自治体の財政にも大きく寄与するため、「税収の増加」「雇用の拡大」「地域の活性化」等を実現させる手段として「カジノ」というサービス産業が定着し、合法化されている国や地域がある。このため、我が国でも、財源難に苦しみ、税収アップ、財源確保に悩む地方自治体を中心に特別法の制定による公営カジノの設置を求める動きがみられる。
しかしながら、上記各特許文献に開示されているカジノ、賭博販売、ネットゲームのシステムでは、ネットワーク及び端末装置を介して遠隔な場所でカジノやゲームを興ずることは実現されるが、公営カジノの合法化を実現可能にするには至らない。すなわち、公営でカジノを合法化するには、カジノ自体がカジノの権益を巡る抗争の種となる虞があることより、カジノに参加するユーザの身分照合が行われることが好ましい。また、カジノに参加したユーザからカジノ等での収益からカジノ税等の税金を徴収することによって、自治体の財政改革の一助となることが望まれる。
そこで、本発明は、従来のカジノやネットゲームを運営するシステムが有する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、公営でのカジノ運営の合法化を実現させることの可能な、新規かつ改良されたカジノ運営システム、及びカジノ運営方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、自治体から運営許可を得たカジノを利用するユーザが自ら所有する端末装置を使用しながら、ネットワークを介して前記カジノに設置される各種ゲームを興ずるカジノ運営システムにおいて、自治体は、ユーザからのカジノ利用申請に基づき、ユーザの身分照合を行うユーザ身分照合手段と、カジノでのユーザとの金銭取引に際し、ユーザが一の銀行に開設した指定口座の確認を行う指定口座確認手段と、ユーザ身分照合手段からのユーザの身分照合の問い合わせに対するデータの検索及び照合を行い、ユーザ身分照合手段へデータの検索及び照合の結果を回答するユーザ身分照合結果回答手段と、を備え、カジノは、カジノでの各種ゲームの状況を中継放送した映像及び音声データをユーザが所有する端末装置に配信するデータ配信手段と、ユーザから端末装置を介して要求される各種ゲームへの賭け要求を処理する賭け要求処理手段と、各種ゲームの経過ごとに発生するユーザ及び自治体との金銭の取引を処理する金銭取引処理手段と、を備えることを特徴とする、カジノ運営システムが提供される。
このとき、端末装置には、賭け要求処理手段に接続するためのアプリケーションプログラムが備わり、このアプリケーションプログラムには、ユーザが自治体からカジノ利用許可を付与されているか否かを識別する手段が備わることとしてもよい。
このような構成とすることにより、ユーザがカジノを利用する際に、ユーザがカジノにいなくても、ユーザが所有するTV電話機能等を具備する端末装置とカジノに設置された映像配信システムを接続することにより、遠隔地にいてもカジノの各種ゲームを行える。また、自治体にユーザ身分照合手段が設けられていることにより、カジノの権益を巡る抗争等のトラブルの誘発の虞を有するユーザの利用を未然に防げ、かつユーザが所有する端末装置にユーザが自治体からカジノ利用許可を付与されているか否かを識別する手段が備わることにより、ユーザ以外の者がカジノを利用するために、カジノに設置されている賭け要求処理サーバに接続したとしてもアクセス不能にすることができる。即ち、カジノ運営における安全面での向上が見込まれる。
また、金銭取引処理手段は、ユーザが指定口座を開設した一の銀行と、自治体が各種ゲームでのユーザの勝敗に関連して得られる金銭の取引を行う他の銀行との間で行われる金銭取引を実行する手段を備えることとしてもよく、更に、金銭取引処理手段は、ユーザに対して金銭が与えられる場合に、ユーザから一定利率のカジノ利用税を徴収するカジノ利用税徴収手段を更に備えることとしてもよい。
このような構成とすることにより、カジノに参加したユーザからカジノ等での収益からカジノ税等の税金を徴収することによって、カジノの運営が自治体の財政改革の一助となることが見込まれる。
上記課題を解決するために、本発明の他の観点によれば、自治体から運営許可を得たカジノを利用するユーザが自ら所有する端末装置を使用しながら、ネットワークを介してカジノに設置される各種ゲームを興ずるカジノ運営方法において、ユーザが自治体からカジノの利用許可を取得する工程を含むカジノ利用許可取得工程と、ユーザの端末装置とカジノに設置された各種ゲームを中継放送する映像配信手段との接続する工程を含む映像配信手段接続工程と、ユーザの各種ゲームの勝敗結果をカジノに備わる金銭取引処理手段に通知する工程を含む賭け要求処理実行工程と、ユーザの勝敗結果に応じてユーザ及び自治体との間で発生する金銭取引を処理する工程を含む金銭取引処理工程と、を有することを特徴とする、カジノ運営方法が提供される。
このとき、カジノ利用許可取得工程には、ユーザからのカジノ利用申請に基づき、ユーザの身分照合を行うユーザ身分照合工程が含まれていることとしてもよい。
また、このとき、金銭取引処理工程には、ユーザに対して金銭が与えられる場合に、ユーザから一定利率のカジノ利用税を徴収するカジノ利用税徴収工程が含まれることとしてもよい。
このような構成とすることにより、自治体によるユーザの身分照合を実行する工程が含まれるので、カジノの権益を巡る抗争等のトラブルの誘発の虞を有するユーザの利用を未然に防げ、カジノ運営における安全面での向上が見込まれる。また、カジノに参加したユーザからカジノの収益からカジノ税等の税金を徴収することによって、カジノの運営が自治体の財政改革の一助となることが見込まれる。
更に、公営でカジノを運営する際に、自治体、銀行、通信事業者、端末メーカー等の各関係機関が個々に各分野のサービスを提供しあって、カジノ運営のサービスを実現することにより、ユーザにカジノでの遊技を体験させると同時に、各関係機関にそれぞれビジネス的恩恵をもたらすサービスが可能となる。このため、現段階ではカジノを運営することが法律上違法となっている我が国において、法規制の元でカジノを合法的に運営可能とすることが見込まれる。
例えば、自治体が運営する公営カジノをユーザが利用する際に、通信事業者は、ユーザが携帯端末にて、カジノに設置される映像配信システムへTV電話を接続する通信料、及び携帯端末にて賭け要求を行うアプリケーションプログラムが賭け要求処理サーバへ通信事業者のネットワークを介して接続する通信料を徴収することができる。また、端末メーカーは、ユーザがカジノを利用する際に端末の買い換えやアプリケーションプログラムを携帯端末にダウンロードする等の際に利益を得ることができる。銀行は、ユーザがカジノを利用して金銭の取引をすることにより利益を得ることができる場合がある。
以上説明したように本発明によれば、ユーザがカジノを利用する際に、ユーザがカジノに直接訪問しない場合でも、ユーザが所有するTV電話機能等を具備する端末装置とカジノに設置された映像配信システムを接続することにより、遠隔地にいてもカジノの各種ゲームを行える。また、自治体にユーザ身分照合手段が設け、かつユーザが所有する端末装置にユーザが自治体からカジノ利用許可を付与されているか否かを識別する手段が備わることにより、カジノ運営における安全面での向上が見込まれる。更に、カジノに参加したユーザからカジノ等での収益からカジノ税等の税金を徴収することによって、カジノの運営が自治体の財政改革の一助とすることができる。
以上の各効果により、現段階ではカジノを運営することが法律上違法となっている我が国において、法規制の元でカジノを合法的に運営可能とすることの実現が見込まれる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、本発明の第1の実施の形態におけるカジノ運営システムの構成について図面を使用しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態におけるカジノ運営システム100の構成を説明するための全体構成図である。
本実施の形態のカジノ運営システム100では、ユーザ102が自ら所有する携帯端末等の端末装置104を用いて、インターネット等のネットワーク106を介して、自治体108から運営許可を得たカジノ110に設置される各種ゲームを興ずる。
本実施の形態におけるカジノ運営システム100では、自治体108には、カジノ利用受付窓口112とユーザ照合窓口114が設けられている。
カジノ利用受付窓口112は、カジノ110を利用希望するユーザ102からのカジノ利用申請に基づいてユーザ102の身分照合を行うユーザ身分照合手段としての機能と、カジノ110でのユーザ102との金銭取引に際し、ユーザ102が開設した銀行116の指定口座の確認を行う指定口座確認手段としての機能が備わる。なお、前述の銀行116は、ユーザ102の身分照合の確認が取れた際に、自治体108からユーザ102へ開設を要求される銀行であり、ユーザ102がカジノ110を利用する際に、金銭の取引をするために使用する指定口座を有する銀行である。
また、ユーザ照合窓口114は、ユーザ身分照合手段となるカジノ利用受付窓口112からのユーザ102の身分照合の問い合わせに対するデータの検索及び照合を行い、カジノ利用受付窓口112へ上記問い合わせに対するデータの検索及び照合の結果を回答するユーザ身分照合結果回答手段としての機能が備わる。
一方、カジノ110には、映像配信システム118と、賭け要求処理サーバ120と、金銭取引処理サーバシステム122が設けられている。
映像配信システム118は、カジノ110に設置されているビデオカメラ等の撮像手段により各種ゲームの状況を中継放送し、写し出されている映像及び音声のデータを、ユーザ102が所持している携帯端末104に対し、通信事業者のネットワーク106を介してリアルタイムに配信するデータ配信手段となるサーバシステムである。この映像配信システム118は、通信事業者側の設定により、複数のユーザの携帯端末から接続を許容し、各ユーザが携帯端末にて、要求してくる各種ゲームの状況を、ビデオカメラにて個別に撮影して、映像を配信することができるシステムである。なお、本実施の形態では、携帯端末104は、ユーザ102が購入した通信事業者から発売されているTV電話機能付き携帯電話、又はそれに準ずる機能を持つ携帯端末装置である。
賭け要求処理サーバ120は、ユーザ102が所有している携帯端末104にて映像配信システム118から送信されてくる各種ゲームの状況を伝えるビデオカメラ映像を見ながら、かかるゲームへの賭け要求を実行する携帯端末104に備わるアプリケーションプログラム(不図示)からの賭け要求を、ネットワーク106を介して受け取り、上述のユーザ102からの賭け要求を処理する手段であり、上記の各種ゲームの結果をユーザ102が所持する携帯端末104に対して、通信事業者のネットワーク106を介して通知するサーバシステムである。なお、本実施形態の賭け要求処理サーバ120は、カジノ110を利用する複数のユーザからの各種ゲームへの賭け要求を処理し、各種ゲーム結果を各ユーザに対して、通信事業者のネットワーク106を介して通知することが可能なサーバシステムである。
金銭取引処理サーバ122は、ユーザ102がカジノ110にて各種ゲームを行い、その勝敗の結果により金銭の増減が発生した際に、ユーザ102及び自治体108との金銭の取引を処理する金銭取引処理手段である。すなわち、金銭取引処理サーバ122は、ユーザ102がゲームに勝って金銭が与えられる場合、ユーザ102が開設したカジノ110での金銭の取引に関する指定口座が設けられた銀行116に対して、自治体108が各種ゲームでのユーザ102の勝敗に関連して得られる金銭の取引を行うための指定口座が設けられた銀行124から金銭をトレードするために、銀行124に銀行116への金銭取引要求を行う。
また、ゲームの結果、ユーザ102から金銭を引き取る場合は、ユーザ102の指定口座が開設された銀行116から自治体108の指定口座が開設された銀行124へ金銭をトレードするために、銀行116へ銀行124への金銭取引要求を行う。このとき、ユーザ102に対して金銭が与えられる場合に、自治体108は、ユーザ102から一定利率のカジノ利用税を徴収することができ、銀行124へ銀行116への金銭取引要求を行うとともに、銀行116へ銀行124へのカジノ利用税支払い要求を行う。すなわち、本実施の形態におけるカジノ運営システム100に含まれる自治体108に備わる金銭取引処理サーバ122は、カジノ110のゲームに参加したユーザ102に対して金銭が与えられる場合に、ユーザ102から一定利率のカジノ利用税を徴収するカジノ利用税徴収手段ともなる。
次に、本実施の形態におけるカジノ運営システム100で、ユーザ102が自治体からカジノ110の利用許可を得てから、カジノ110に設置される各種ゲームを興じ、それにより生じた金銭取引を行う一連の動作について、図面を使用しながら説明する。
図2は、本実施の形態におけるカジノ運営システム100で、ユーザ102が自治体からカジノ110の利用許可を得てから、カジノ110での各種ゲームにより生じた金銭取引を行う一連の動作の概略を説明するためのフロー図であり、図3は、図2におけるカジノ利用許可取得工程の詳細な動作の流れを説明するためのフロー図であり、より生じた金銭取引を行う一連の動作の概略を説明するためのフロー図であり、図4は、図2における映像配信手段接続工程の詳細な動作の流れを説明するためのフロー図であり、図5は、図2における賭け要求処理実行工程の詳細な動作の流れを説明するためのフロー図であり、図6は、図2における金銭取引処理工程の詳細な動作の流れを説明するためのフロー図である。
図2に示すように、本実施の形態におけるカジノ運営システム100を利用して、ユーザ102が自治体108からカジノ110の利用許可を得てから、カジノ110での各種ゲームにより生じた金銭取引を行うカジノ運営方法は、カジノ利用許可取得工程S100と、映像配信手段接続工程S200と、賭け要求処理実行工程S300と、金銭取引処理工程S400と、を含んで構成される。
カジノ利用許可取得工程S100は、カジノ110の利用を希望するユーザ102が自治体108にカジノ110の利用を申請して、自治体108からカジノ110の利用許可を取得して、カジノ110を利用できるようになるまでの過程を含む工程である。図3を使用しながら、かかるカジノ利用許可取得工程S100の詳細を以下で説明する。
ユーザ102は、カジノ110の利用を希望する場合に、まず、自治体108に設けられたカジノ利用受付窓口112へカジノ利用申請を提出しなければならない(S102)。カジノ利用受付窓口112では、ユーザ102がカジノ110を利用するのに適正を有しているか否かの判断を下すと共に、ユーザ102がカジノ110を利用した際の金銭取引に関する銀行116の指定口座を確立するためである。
カジノ利用受付窓口112では、ユーザ102からのカジノ利用申請に基づき、ユーザ102の身分照合を行う。その際に、カジノ利用受付窓口112は、ユーザ102へ自らの身分を証明できる証明書の提出を求める(S104)。その後、カジノ利用受付窓口112は、ユーザ102から受領した身分証明に基づき、自治体108に設けられたユーザ照合窓口114へ、ユーザ102の身分照合の依頼を行う(S106)。
ユーザ照合窓口114は、カジノ利用受付窓口112からユーザ102の身分照合の依頼を受け、ユーザ102の氏名、年齢、住所、職業、経歴等の個人データを確認して身分照合をして、カジノ110を利用するに値する適正を有しているか否かを判断する(S108)。例えば、カジノ110の利用申請をしたユーザ102が犯罪をした前科等を有する人物である場合は、カジノ利用について適正を欠く等の理由で利用を許可しないことがある。このようなユーザ102の個人データを確認する作業は、煩雑さを有するが故に、ユーザ側の立場では、不便と感じられ得る。しかしながら、カジノ110での各種ゲームのギャンブル行為が暴力団等の組織に利用されることにより、犯罪を助長することを未然に防ぐためにも、万全の体制を期して上述したユーザ102の身分照合に臨むことが必要となる。
ユーザ照合窓口114は、上記ユーザ102の個人データを確認した身分照合結果をカジノ利用受付窓口112に報告する(S110)。報告をうけたカジノ利用受付窓口112は、ユーザ102がカジノ110を利用する適正を有する人物だと判断した場合、ユーザ102に対してカジノ利用時の金銭取引先銀行指定口座を銀行116に開設するように要求する(S112)。ユーザ102がカジノ利用時の金銭取引先指定口座を銀行116に開設することを承諾したら、カジノ利用受付窓口112は、銀行116にユーザ102が指定した口座がカジノ108を利用する際の指定口座として開設する要求を行う(S114)。
カジノ利用受付窓口112から口座の開設依頼を受けた銀行116は、ユーザ102がカジノ利用時の金銭取引に利用する銀行口座の開設作業を行う。銀行116は、指定口座の開設作業が完了したら、カジノ利用受付窓口112へ報告する(S116)。銀行116から報告を受けたカジノ利用受付窓口112は、ユーザ102に対して、カジノ110の利用許可と利用方法等の説明を与える(S118)。カジノ利用受付窓口112は、カジノ110の利用許可を与える際に、ユーザ102の携帯端末104のアプリケーションプログラムによってカジノ110に設置されている賭け要求処理サーバ120に接続するためのIDとパスワードをユーザ102へ付与する。
また、カジノ利用受付窓口112がユーザ102に対してカジノ110の利用許可と利用方法等の説明をする際に、カジノ利用受付窓口112は、ユーザ102に銀行116へカジノ110を利用するための利用税として一定の基準額を振り込むように通知する。かかる利用税の振り込みが確認されない場合は、カジノ110の利用が出来ないことを併せてユーザ102へ説明を行う。
上述したように、自治体108にユーザ身分照合手段として、カジノ利用受付窓口112及びユーザ照合窓口114が設けられていることにより、カジノの権益を巡る抗争等のトラブルの誘発の虞を有するユーザ102の利用を未然に防げることにより、カジノ運営における安全面での向上が見込まれる。
次に、映像配信手段接続工程S200での動作を説明する。映像配信手段接続工程S200は、自治体108からカジノ利用許可を得たユーザ102が自身の所有する携帯端末104とカジノ110に設置された各種ゲームを中継放送する映像配信手段である映像配信システム118との接続の実行から、映像配信システム118がユーザ102の希望するゲーム映像の画面に切り替えて、かかるゲーム映像の配信をするまでの過程を含む工程である。
本実施の形態におけるカジノ運営システム100によるカジノ運営方法は、ユーザ102がカジノ110に直接に出向いて各種ゲームを行う場合ではなく、携帯端末104等のモバイルインフラを用いてカジノ110の各種ゲームを行う場合についての説明である。ユーザ102からのカジノ利用申請を受理した自治体108に有するカジノ利用受付窓口112では、ユーザ102に対するカジノ110の利用方法説明において、モバイルインフラの使用によるカジノ110の各種ゲームへのアクセス方法が説明される。
カジノ110に設置された各種ゲームをユーザ102がモバイルインフラを用いてアクセスする方法としては、TV電話機能を搭載した携帯電話等の携帯端末104からTV電話機能を使用して、カジノ110に設置されている各種ゲームの進行状況を中継放送する映像配信システム118にアクセスすると共に、携帯端末104に備わるカジノ110での各種ゲームへの賭け要求を実行可能なアプリケーションプログラムを起動して、各種ゲームに対する賭け要求を通信事業者のネットワーク106を介して行う。
以下、図4を使用しながら、さらに詳細に本実施の形態における映像配信手段接続工程S200の説明をする。
カジノ110では、営業時間内であれば、カジノ110に設置された各種ゲームのうち何れかのゲームが常時行われている。本実施の形態では、各種ゲームの状況をカジノ110に設置された映像配信システム118により、各種ゲームの稼働箇所に設置されているビデオカメラ等の撮像手段から取り込んだ映像、音声のデータをリアルタイムで配信することができる。
本実施の形態における映像配信システム118は、通信事業者の設定により、複数回線からのTV電話によるアクセスの受付可能なシステムである。ユーザ102がカジノ110に設置された各種ゲームを興じることを希望する場合、まず、映像配信システム118に対して、ユーザ102が所有するTV電話機能搭載の携帯端末104によって、TV電話接続を試みる(S202)。この際、携帯端末104が使用する通信ネットワークは、携帯端末104が使用可能なユーザ102の加入している通信事業者のネットワーク106を使用することになる。換言すると、通信事業者のネットワーク106を介してユーザ102が所有する携帯端末104とカジノ110に備わる映像配信システム118が接続される(S204)。
映像配信システム118において、携帯端末104と接続が可能な場合、ユーザ102が携帯端末104にて行ったTV電話接続を許可して、接続を行う(S206)。この接続の際における最初の映像配信は、カジノ110のエントランスを写した映像等にすることによりカジノ110へ訪れた臨場感を演出することができる(S208)。
接続された映像配信システム118から配信される映像をユーザ102が遊技希望する各種ゲーム側に設置されたビデオカメラからの映像に切り替えるために、TV電話機能を備える携帯端末104を接続した状態にある予め設定された組み合わせのダイヤルキーを押動する(S210)。かかるダイヤルキーを押動によって、予め設定された対応する各種ゲーム側に設置されたビデオカメラからの映像に切り替わるように映像配信システム118側で対応されている(S212)。
なお、自治体108が運営するカジノ110をユーザ102が利用する際に、ネットワーク106のサービスを提供する通信事業者は、ユーザ102が携帯端末104にて、カジノ110に設置される映像配信システム118へTV電話を接続する通信料を徴収することとしてもよい。
次に、賭け要求処理実行工程S300での動作を説明する。賭け要求処理実行工程S300は、前述した映像配信手段接続工程S200の後に、ユーザ102が所有する携帯端末104に備わる賭け要求処理サーバ120とアクセスするためのアプリケーションプログラムの起動から、ユーザ102のカジノ110での各種ゲームの勝敗結果を金銭取引処理サーバ122に通知するまでの過程を含む工程である。
映像配信手段接続工程S200の終了後の状態では、ユーザ102は、カジノ110の各種ゲームが執行されている場面の映像しか見ることができない。ユーザ102がカジノ110の各種ゲームで賭けの要求を行うには、ユーザ102が所有する携帯端末104に備わっている、カジノ110に設置されている賭け要求処理サーバ120にアクセスするためのアプリケーションプログラムを起動させなければならない。このアプリケーションプログラムは、例えば、Java(登録商標)アプリケーションプログラムやBREWアプリケーションプログラム等であっても良いものとする。このアプリケーションプログラムは、通信事業者のネットワーク106を介して、カジノ110に設置されている賭け要求処理サーバ120に接続できる通信機能を備える。
ユーザ102は、まず、上述の賭け要求処理サーバ120にアクセスするためのアプリケーションプログラムを起動させる(S302)。このとき、カジノ110に設置されている賭け要求処理サーバ120に接続する際に、ユーザ102が利用許可を与えられているか否かを判別するために、ユーザ102がカジノ利用受付窓口112において付与されたアクセスIDとパスワードの入力を求められる。この手順を踏むことによって、ユーザ102以外の者がカジノ110を利用するために、カジノ110に設置されている賭け要求処理サーバ120に接続したとしてもアクセス不能にすることができる。
また、上述の賭け要求処理サーバ120にアクセスするためのアプリケーションプログラムは、カジノ110にある各種ゲームへの賭け要求を行うことができるユーザインターフェースを備える。このため、アプリケーションプログラムは、例えば、カジノ110にあるルーレットをユーザ102が遊技実行を希望し、このアプリケーションプログラムで、TV電話機能を備える携帯端末104に送信されるルーレットの映像を選択すると、ルーレットのどの場所に賭けるかを示す番号や色等の選択ができるようなユーザインターフェースの表示等を実行することができる。
ユーザ102は、携帯端末104にてTV電話機能による映像配信システム118への接続と共に、上述のアプリケーションプログラムを起動し、携帯端末104に備わるTV電話機能にて接続している各種ゲームのうち、自分が賭け要求を希望するゲームを選択する(S304)ことによって、前述のような各ゲームに対応したユーザインターフェースが表示されるので、かかる表示に適合した賭け要求を行うことができる。このアプリケーションプログラムからユーザ102が遊技実行を希望するゲームに賭け要求を行うと、アプリケーションプログラムは、携帯端末104に備わる通信機能を使用して、通信事業者のネットワーク106を介して、カジノ110に設置してある賭け要求処理サーバ120に接続し(S306)、ユーザ102が行った賭け要求を通知する。なお、このとき、携帯端末104にて賭け要求を行うアプリケーションプログラムが賭け要求処理サーバ120へ通信事業者のネットワーク106を介して接続する際に、通信料を徴収することとしてもよい。
賭け要求処理サーバ120は、ユーザ102が所有する携帯端末104からの賭け要求を記憶し、ユーザ102が遊技実行を希望するゲームの結果が出るまで待機する。カジノ110に設置された各種ゲームでのゲーム結果は、その都度電子処理され、賭け要求処理サーバ120に通知されている。
賭け要求処理サーバ120は、各ゲームに対するユーザ102からのアクセスが確認されている場合に、ユーザ102から受け付けた賭け要求とゲームの結果とを逐次比較し、ユーザ102の賭け要求の勝敗結果を確認する(S308)。その後、賭け要求処理サーバ120は、ユーザ102が賭け要求を行っていたゲームの勝敗結果が出たら、ユーザ102の賭け要求と勝敗結果とを比較し、ユーザ102の勝敗を決定する。ユーザ104の賭け要求及びゲームの勝敗の結果が出たら、賭け要求処理サーバ120は、ネットワーク106を介して、ユーザ102に対してゲームでの結果を通知する(S310)。それと共に、賭け要求処理サーバ120は、カジノ110での勝敗による金銭取引の処理をする金銭取引処理サーバ122へ、ユーザ102の賭け要求の内容と勝敗の結果を通知する(S312)。
次に、金銭取引処理工程S400での動作を説明する。金銭取引処理工程S400は、前述した賭け要求処理実行工程S300の後に、ユーザ102のゲーム及び賭け要求の勝敗結果に応じてユーザ102、カジノ110及び自治体108との間で発生する金銭取引を各自の口座が開設された銀行間で処理する金銭取引処理の過程を含む工程である。
ユーザ102がカジノ110に設置されたゲームに勝ったことにより、ユーザ102に金銭が与えられる場合、金銭取引処理サーバ122は、金銭をトレードするために、銀行124へ銀行116への金銭取引要求を行う(S402)。即ち、自治体108が各種ゲームでのユーザ102の勝敗に関連して得られる金銭の取引を行う銀行124から、ユーザ102が開設したカジノ110での金銭の取引に関する指定口座を持つ銀行116へ金銭取引要求を行う。
また、ゲームの結果、ユーザ102がゲームに負けてユーザ102から金銭を引き取る場合、金銭取引処理サーバ122は、ユーザ側指定口座を有する銀行116から自治体側指定口座を有する銀行124へ金銭をトレードするために、銀行116に銀行124へ送金するための金銭取引要求を行う(S404)。
なお、ユーザ102がゲームに勝って、ユーザ102に対して金銭が与えられる場合には、自治体108は、ユーザ102から一定利率のカジノ利用税を徴収することができ、本実施の形態のカジノ運営システム100では、金銭取引処理サーバ122は、自治体側指定口座を有する銀行124に対し、ユーザ側指定口座を有する銀行116への金銭取引要求を行うと共に、ユーザ側の銀行116に対して、自治体側の銀行124へのカジノ利用税支払い要求を行う(S406)。このように、カジノ110に設置された各種ゲームに参加したユーザ102からカジノ110での収益によるカジノ税等の税金を徴収することによって、カジノ110の運営が自治体108の財政改革の一助となることが見込まれる。
以上詳述したように、従来では賭博に関する法規制の中、公営でのカジノ運営の実行が難しく、ビジネスとして実施されることは難しかった我が国において、自治体108、銀行116、124、ネットワーク106のサービスを提供する通信事業者、携帯端末104を製造・提供するメーカー等を含む各機関でビジネス的恩恵をもたらすことが出来ることにより、法規制の元でカジノを合法的に運営することを国が許可する可能性がある。
また、上述したように、自治体108にユーザ身分照合手段としてカジノ利用受付窓口112及びユーザ照合窓口114が設けられ、かつユーザ102が所有する端末装置104にユーザ102が自治体108からカジノ利用許可を付与されているか否かを識別する手段となるアプリケーションプログラムが備わることにより、カジノ運営における安全面での向上が見込まれる。
以上の各効果により、現段階ではカジノを運営することが法律上違法となっている我が国において、法規制の元でカジノを合法的に運営可能とすることの実現が見込まれる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本発明の第1の実施の形態においては、ユーザ102がモバイルネットワークを介することにより、ユーザ102自身がカジノ110に不在でもカジノ110に設置された各種ゲームを楽しめる方法を提案したが、ユーザ102がカジノ110を利用する際にカジノ110の外部からアクセスする方法は、モバイルネットワークに限らず、有線光ネットワーク等も考えられる。その一例として、各家庭に引かれたFTTH等の光ネットワークに接続されたPCにて、ストリーミング放送受信アプリケーションプログラム等で本実施の形態で例示したTV電話機能での代用はできるので、サービスネットワークを置き換えたカジノ運営システムの提案も可能である。
また、本実施の形態にて例示に用いた、携帯端末104にてカジノ110へ接続する際の方法として、TV電話機能を備えた携帯端末104にて動作するアプリケーションプログラムと別々の機能を使って行う方法を提案したが、それぞれの機能を一つにまとめたアプリケーションプログラムを携帯端末104に、ダウンロードしたりすることによってサービスを提供する方法も可能である。
本発明は、ネットワークを介して端末装置と接続可能なカジノ運営システムに適用可能であり、特に公営でのカジノ運営を実現させる自治体でのカジノ運営に適用可能である。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるカジノ運営システムの構成を説明するための全体構成図である。 図2は、同実施の形態におけるカジノ運営システムで、ユーザが自治体からカジノの利用許可を得てから、カジノでの各種ゲームにより生じた金銭取引を行う一連の動作の概略を説明するためのフロー図である。 図3は、図2におけるカジノ利用許可取得工程の詳細な動作の流れを説明するためのフロー図である。 図4は、図2における映像配信手段接続工程の詳細な動作の流れを説明するためのフロー図である。 図5は、図2における賭け要求処理実行工程の詳細な動作の流れを説明するためのフロー図である。 図6は、図2における金銭取引処理工程の詳細な動作の流れを説明するためのフロー図である。
符号の説明
100 カジノ運営システム
102 ユーザ
104 端末装置(携帯端末)
106 ネットワーク
108 自治体
110 カジノ
112 カジノ利用受付窓
114 ユーザ照合窓口
116、124 銀行
118 映像配信システム
120 賭け要求処理サーバ
122 金銭取引処理サーバ

Claims (7)

  1. 自治体から運営許可を得たカジノを利用するユーザが自ら所有する端末装置を使用しながら、ネットワークを介して前記カジノに設置される各種ゲームを興ずるカジノ運営システムにおいて;
    前記自治体は、
    前記ユーザからのカジノ利用申請に基づき、前記ユーザの身分照合を行うユーザ身分照合手段と、
    前記カジノでの前記ユーザとの金銭取引に際し、前記ユーザが一の銀行に開設した指定口座の確認を行う指定口座確認手段と、
    前記ユーザ身分照合手段からの前記ユーザの身分照合の問い合わせに対するデータの検索及び照合を行い、前記ユーザ身分照合手段へ前記データの検索及び照合の結果を回答するユーザ身分照合結果回答手段と、を備え、
    前記カジノは、
    前記カジノでの前記各種ゲームの状況を中継放送した映像及び音声データを前記ユーザが所有する前記端末装置に配信するデータ配信手段と、
    前記ユーザから前記端末装置を介して要求される前記各種ゲームへの賭け要求を処理する賭け要求処理手段と、
    前記各種ゲームの経過ごとに発生する前記ユーザ及び前記自治体との金銭の取引を処理する金銭取引処理手段と、を備える
    ことを特徴とする、カジノ運営システム。
  2. 前記端末装置には、前記賭け要求処理手段に接続するためのアプリケーションプログラムが備わり、このアプリケーションプログラムには、前記ユーザが前記自治体からカジノ利用許可を付与されているか否かを識別する手段が備わることを特徴とする、請求項1に記載のカジノ運営システム。
  3. 前記金銭取引処理手段は、前記ユーザが指定口座を開設した前記一の銀行と、前記自治体が前記各種ゲームでの前記ユーザの勝敗に関連して得られる金銭の取引を行う他の銀行との間で行われる金銭取引を実行する手段を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のカジノ運営システム。
  4. 前記金銭取引処理手段は、前記ユーザに対して金銭が与えられる場合に、前記ユーザから一定利率のカジノ利用税を徴収するカジノ利用税徴収手段を更に備えることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のカジノ運営システム。
  5. 自治体から運営許可を得たカジノを利用するユーザが自ら所有する端末装置を使用しながら、ネットワークを介して前記カジノに設置される各種ゲームを興ずるカジノ運営方法において;
    前記ユーザが前記自治体から前記カジノの利用許可を取得する工程を含むカジノ利用許可取得工程と、
    前記ユーザの前記端末装置と前記カジノに設置された前記各種ゲームを中継放送する映像配信手段との接続する工程を含む映像配信手段接続工程と、
    前記ユーザの前記各種ゲームの勝敗結果を前記カジノに備わる金銭取引処理手段に通知する工程を含む賭け要求処理実行工程と、
    前記ユーザの勝敗結果に応じて前記ユーザ及び前記自治体との間で発生する金銭取引を処理する工程を含む金銭取引処理工程と、
    を有することを特徴とする、カジノ運営方法。
  6. 前記カジノ利用許可取得工程には、前記ユーザからのカジノ利用申請に基づき、前記ユーザの身分照合を行うユーザ身分照合工程が含まれていることを特徴とする、請求項5に記載のカジノ運営方法。
  7. 前記金銭取引処理工程には、前記ユーザに対して金銭が与えられる場合に、前記ユーザから一定利率のカジノ利用税を徴収するカジノ利用税徴収工程が含まれることを特徴とする、請求項5に記載のカジノ運営方法。

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