JP2006227919A - 商品情報提供装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
簡単な提供処理により使用環境に合った最適な電子商品情報を提供できるようにした商品情報提供装置および方法を提供する。
【解決手段】
イベント検知部204で検知したイベントをイベント通知部205を介してLUT参照部203に通知し、LUT参照部203がLUT保持部202に保持されたイベントに対する参照先アドレスを示すLUTを参照し、イベントに対する電子商品情報の相対アドレスを取得し、URL生成部208に送信する。また、URL生成部208でWebサーバアドレス保持部207で保持したWebサーバを取得し、相対アドレスとマージすることにより電子商品情報への絶対アドレスを生成してアクセスする。このとき、LUT書き換え部201とWebサーバアドレス書き換え部206によってLUT保持部202、Webサーバアドレス保持部207のデータを書き換えられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子化された商品情報の管理、提供を行う商品情報提供装置および方法に関し、特に、使用環境ごとに最適な商品情報を提供できるようにした商品情報提供装置および方法に関する。
近年の飛躍的な技術進歩により、複雑で高機能な製品(商品)が次々に生み出され、市場に公開されている。これらの製品に搭載された機能を使いこなすために比較的詳細な分厚いマニュアルや、最低限使用するだけに必要な簡易マニュアルなどを製品に付属している。この種のマニュアルは、より利用者に対して解りやすいように図や挿絵などを用いる場合が多い。
しかしながら、個々の機能に対して解りやすい説明がされている場合であっても分厚く肥大化するマニュアルにより必要な情報を検索することが難しくなっている。結果としてマニュアルに記載されていない情報を検索していて、作業自体が徒労に終わることもしばしばである。さらに、マニュアル自体が常時手元にあるわけではなく、マニュアル自体を探す手間が往々にしてある。特定の場所に保管されている場合であってもマニュアルを取りにいくなどの時間を要し、瞬時に必要な情報を取得することができない。
また、これらの問題を解決するために電子化されたマニュアルも存在するが、基本的には本のマニュアルを単に電子化しただけであり、上記問題点を解決できているとはいい難い。さらに、多種多様の高性能な機能を有効に活用できていない現状がある。
特許文献1に開示された従来技術では、画像処理装置から受信される操作マニュアル要求コードを解析して要求されている操作方法情報を記憶手段から検索し、該検索された固有の操作方法情報を要求元の画像処理装置にダウンロードすることにより、ユーザは何ら詳細な状況を通知しなくても、画像処理装置の現在の動作状況に適応する要部マニュアル情報をユーザに提示して、その後の画像処理装置を円滑に動作させるための操作指示を的確にガイドすることができる。
特開2001−312462
しかしながら、特許文献1に示された従来技術においては、操作マニュアル要求コードに基づいて固有の操作方法情報をダウンロードできるような構成にしているが、製本されたマニュアルの内容を電子化し、章/節ごとに切り出して表示するだけであり、動画などの詳細マニュアル情報を含まない。さらに、マニュアルはクライアント端末にダウンロードされるため端末に余計な機構(リソース)が必要になるという問題がある。
そこで、本発明は、簡単な提供処理により使用環境に合った最適な電子商品情報を提供できるようにした商品情報提供装置および方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、ネットワークを介して対象商品の運用をサポートする商品情報を提供する商品情報提供装置であって、Webブラウザで閲覧可能なファイル形式の階層化されたファイル群を含み、前記ファイル群の各ファイルは、アドレス情報によるリンク構造で互いに関連付けられた電子商品情報を格納する電子商品情報格納手段と、前記対象商品の状態変化を示すイベントと該イベントに対する前記商品情報へのアドレス情報とを関連付けたイベントテーブルを保持するテーブル保持手段と、前記イベントの発生を検知するイベント検知手段と、前記イベント検知手段により検知したイベントに対応するアドレス情報を前記テーブル保持手段を参照して取得するアドレス情報取得手段と、前記アドレス情報取得手段で取得したアドレス情報に基づき該当電子商品情報にアクセスするアクセス手段と、前記アクセス手段でアクセスされた電子商品情報を表示する表示手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記電子商品情報格納手段に格納される前記電子商品情報に含まれる各ファイルは、それぞれ動画、音声を含む多種の情報を有し、前記アドレス情報によるリンク構造は、任意に書き換え可能であることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記対象商品は、プリンタであり、前記プリンタ、前記プリンタに接続されたネットワーク上のWebサーバ、クライアント端末のいずれか若しくは前記プリンタ、前記Webサーバ、前記クライアント端末の少なくとも2つに分散して設けられることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記テーブル保持手段および前記イベント検知手段および前記アドレス情報取得手段および前記アクセス手段および前記表示手段は、前記対象商品にネットワークを介して接続されたクライアント端末に設けられ、前記イベント検知手段は、前記対象商品で検出されたイベントの発生を前記対象商品から受信することにより、前記イベントの発生を検知することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記テーブル保持手段により保持された前記イベントテーブルの書き換えを行うテーブル書換手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記テーブル書換手段は、前記リンク構造をなす相対アドレスを前記絶対アドレスに書き換えることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1の発明において、前記電子商品情報が格納されたWebサーバのWebサーバアドレスを保持するWebサーバアドレス保持手段を更に具備し、前記テーブル保持手段は、前記Webサーバアドレス保持手段で保持された前記Webサーバドレスに対する相対アドレスを前記アドレス情報として保持することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項1の発明において、前記Webサーバアドレス保持手段により保持された前記Webサーバアドレスと前記テーブル保持手段により保持された前記電子商品情報への相対アドレスとをマージするアドレス生成手段を更に具備し、前記アクセス手段は、前記アドレス生成手段でマージされたアドレスにアクセスすることを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項7の発明において、前記Webサーバアドレスは、前記電子商品情報のトップページに至るアドレスであることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項7の発明において、前記Webサーバアドレス保持手段により保持された前記Webサーバアドレスの書き換えを行うサーバアドレス書換手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項11の発明は、請求項1乃至9の発明において、前記電子商品情報は、前記対象商品の内部処理における制御データであることを特徴とする。
また、請求項12の発明は、ネットワークを介して対象商品の運用をサポートする商品情報を提供する商品情報提供方法であって、Webブラウザで閲覧可能なファイル形式の階層化されたファイル群を含み、前記ファイル群の各ファイルは、アドレス情報によるリンク構造で互いに関連付けられた電子商品情報を電子商品情報格納手段で格納し、前記対象商品の状態変化を示すイベントと該イベントに対する前記商品情報へのアドレス情報とを関連付けたイベントテーブルをテーブル保持手段で保持し、前記イベントの発生をイベント検知手段で検知し、前記イベント検知手段により検知したイベントに対応するアドレス情報を前記テーブル保持手段を参照してアドレス情報取得手段で取得し、前記アドレス情報取得手段で取得したアドレス情報に基づき該当電子商品情報にアクセス手段でアクセスし、前記アクセス手段でアクセスされた電子商品情報を表示することを特徴とする。
本発明によれば、発生したイベントを検知し、予めイベントに対する電子商品情報が格納されたアドレス情報を示したイベントテーブルから検知したイベントに対する前記アドレス情報を取得して、該アドレス情報にアクセスするように構成したので、イベントごとにユーザの所望の処理を指定することができ、業務効率の向上に繋がるという効果を奏する。
また、イベントテーブルの書き換えを可能にしたので、前記電子商品情報を所望の位置に配置することができ、拡張性、保守性が向上するという効果を奏する。
以下、本発明に係わる商品情報提供装置および方法の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、本願発明の商品情報提供装置は、マニュアルや電子カタログや保守関連情報などのさまざまな情報が記載された電子商品情報から特定の情報を提供する場合に適用可能である。
電子商品情報を提供する商品情報提供装置として、カメラ、ビデオ、PDA(Personal Digital Assistance:携帯情報端末)、プリンタなどの多機能なものを主として示すが、これに限られることなく、さまざまな電子機器に適用可能である。以下に示す例では、プリンタを例にして説明する。
図1は、この発明に係わる商品情報提供装置および方法を適用して構成したシステム構成図である。
図1において、この商品情報提供装置(電子機器)として示されたプリンタは、テキスト、動画、静止画、音声、擬音、音楽、内部処理に利用する制御データから構成され、マニュアルをより詳細化した情報である電子商品情報をユーザに提供する装置である。
このシステムは、その電子商品情報の表示要求を送出し、最適な電子商品情報を取得してユーザに提供するプリンタ101、電子商品情報が格納され、プリンタ101からの電子商品情報の表示要求に対して合致する電子商品情報の検索・管理を行うWebサーバ102を具備して構成される。
プリンタ101で作成した電子商品情報の表示要求をWebサーバ102に対して送出し、Webサーバ102は受け取った要求に対して電子商品情報を検索し、検索した電子商品情報をプリンタ101に対して送信する。受信したプリンタ101は、ユーザに対して電子商品情報を提供する。ユーザへの提供は、電子商品情報を構成する技術によって行われる。例えば、電子商品情報がテキスト、動画、音声によって構成されている場合、ユーザへの提供はテキストの表示、動画再生、音声再生によって行われる。
これにより、プリンタ101は、ユーザにとってより解りやすい方法で電子商品情報を提供することができる。
図2は、図1に示すプリンタ101の詳細な構成を示す図である。
図2では、プリンタ101の具体的な例としてプリンタとクライアントPCのアプリケーションを示す。
図2のプリンタは、LUT書き換え部201、LUT保持部202、LUT参照部203、イベント検知部204、イベント通知部205、Webサーバアドレス書き換え部206、Webサーバアドレス保持部207、URL生成部208、URL送信部209、コンテンツ受信部210、コンテンツ処理部211、表示部212、音声通知部213、内部処理制御部214を具備して構成される。
LUT書き換え部201は、発生したイベントと該イベントに基づいて参照する参照先アドレスとを関連付けているLUT(LookUpTable:参照表)を外部からの入力によって書き換えることができる。すなわち、発生したイベントに対して参照する参照先アドレスを変更することができるというものである。
例えば、発生したイベントが「エラーA」である場合、それに対応する参照先を既存の参照先アドレス「a」から新たな参照先アドレス「b」へと変更することができ、さらに、イベント「エラーB」に対する参照先アドレスが設定されていない状態を示す「NULL」であった場合に新規に参照先アドレス「c」を追加することも可能である。
LUT保持部202は、NVRAM(Non Volatile Random Access Memory:不揮発性メモリ)に代表されるような不揮発性メモリなどによって構成され、発生したイベントに対して参照する参照先アドレスを定義したLUTを保持する。LUTはLUT参照部203から参照される。このとき、保持したイベントに対する参照先アドレスは電子商品情報のトップページに対する相対アドレスで表現されている。
例えば、電子商品情報のトップページのアドレスが「http://www.commodity-top.co.jp/index.html」である場合、参照先は相対アドレスとして「./printer/tonner/tonner1.html」のように管理されている。
これにより電子商品情報のトップページをいずれの場所に配置してもリンク関係を保つことができる。
LUT参照部203は、イベント発生に伴ってLUT保持部202に保持されたLUTを参照する。このとき発生したイベントに対する参照先アドレス(相対アドレス)を取得し、URL生成部208にその参照先アドレス(相対アドレス)を送出する。発生したイベントに対する参照先(相対アドレス)が存在しない場合には予め指定した参照先を参照するような構成にしてもよいし、イベントによっては全く参照する必要のないものもあるので参照しないような構成にしてもよい。
イベント検知部204は、プリンタ内で発生したイベントを検知する。例えば、印刷出力の際に印刷用紙が紙詰まりを起こした場合の紙詰まりイベントやトナー切れを示すトナー切れイベントなどを検知することができる。さらに、印刷要求に対して印刷出力が正常に終了したことを示す正常終了イベントなどをも検知することができる。ここで検知されたイベントは、LUT保持部202で保持されたLUTに記載されたイベントに対応する。
イベント通知部205は、イベント検知部204で検知したイベントをLUT参照部203に通知する。また、通知するイベントと通知を行わないイベントを区別することも可能である。例えば、プリンタの機能を実行して正常終了したことを示す正常終了イベントが、通知する必要がないイベントとして設定されている場合には通知を行わないようにする。
Webサーバアドレス書き換え部206は、電子商品情報を格納したWebサーバのアドレスを書き換える。Webサーバアドレスは、電子商品情報を格納したWebサーバのアドレスを示し、電子商品情報のトップページにいたるアドレスで表現されている。
例えば、電子商品情報を購入したユーザはそれを自社のWebサーバに展開して利用したり、電子商品情報自体を販売するメーカのWebサーバに展開して利用したりする。この場合、Webサーバのトップに配置する場合や、ある程度階層を下ったところに配置することもあるが、いずれにせよWebサーバの他のコンテンツとのバランスで所望の位置に配置することができる。
Webサーバアドレス保持部207は、NVRAM(Non Volatile Random Access Memory:不揮発性メモリ)に代表されるような不揮発性メモリなどによって構成され、電子商品情報が格納されたWebサーバのアドレスを保持する。このWebサーバアドレスは上記Webサーバアドレス書き換え部206によって書き換えが可能である。
URL生成部208は、発生したイベントに対して参照する電子商品情報の絶対アドレスを生成する。すなわち、LUT保持部202で保持されたイベントごとの参照先アドレス(相対アドレス)とWebサーバアドレス保持部207で保持された電子商品情報のトップページを示すアドレスとをマージすることにより、電子商品情報の絶対アドレス(URL(Uniform Resource Locator):所在地)を生成する。
例えば、LUT保持部202に保持された「エラーA」に対する参照先の相対アドレスが「./printer/tonner/tonner1.html」であり、Webサーバアドレス保持部207で保持された電子商品情報のトップページを示すアドレスが「http://www.commodity-top.co.jp/index.html」である場合にマージして作成される電子商品情報の絶対アドレス(URL)は、「http://www.commodity-top.co.jp/printer/tonner/tonner1.html」である。
作成した絶対アドレス(URL)をURL送信部209に送出する。
URL送信部209は、電子商品情報が格納されたWebサーバに作成したURLを包含したリクエストを送信する。これによってWebサーバ102は、URLに基づく電子商品情報をプリンタにレスポンスとして返す。
コンテンツ受信部210は、リクエストに対するレスポンスである電子商品情報を受信する。受信した電子商品情報はコンテンツ処理部211に送出される。
コンテンツ処理部211は、電子商品情報の処理を行う。例えば、受信した電子商品情報がテキスト、動画、音声、静止画によって構成されるコンテンツであれば、表示部212でテキストや動画、静止画を表示し、音声通知部213で音声を再生するように処理を行う。さらに、電子商品情報として内部処理に利用する制御データである場合には内部処理制御部214で内部処理を実行する。これによって、プリンタの制御パラメータの更新を行ったり、制御プログラム、ファームウェアの更新を行ったりすることができる。
表示部212は、コンテンツ処理部211からの表示要求によりテキスト、動画、音声、静止画などを表示する。
音声通知部213は、スピーカなどを示し、電子商品情報に含まれる音声、音楽、擬音などを再生する。
内部処理制御部214は、電子商品情報が「内部処理に利用する制御データ」である場合に内部処理を実行する。例えば、上記したような制御パラメータの更新データや制御プログラムなどの更新データを示し、受信したデータに基づいて内部処理を実行する。
このような構成によれば、電子商品情報としてテキスト/動画/静止画/音声/擬音/音楽/内部処理に利用する制御データなどを利用することができ、豊富な情報量でユーザに情報提供できる。豊富な情報量によって作成された電子商品情報がイベントごとに相対アドレスで設定されているため電子商品情報のトップページを設定することにより適当な位置に配置することができる。
これにより、検索が容易になり、商品情報の更新が容易になるだけでなく、セキュリティを考慮した使用性に優れることになる。
以上図1、図2に示すような構成により、ユーザは発生したイベントごとにマニュアルなどを参照する必要がなくなり、イベントに対する最適な電子商品情報が表示されることになり、処理を容易に行うことができる。
図3は、図2に示すWebサーバアドレス保持部207で保持しているWebサーバアドレスを書き換える方法を示す構成図である。
図3は、プリンタ310、クライアントPC上で動作するアプリケーション320、電子商品情報を管理・格納するWebサーバ330を具備して構成され、プリンタ310で発生したイベントに基づいて該イベントに該当する電子商品情報をWebサーバ330から取得し、クライアントPC320上に取得した電子商品情報を表示する。
例えば、プリンタ310で発生したイベントが「用紙枚数がニアエンド」または「用紙切れ」である場合にこのイベントに対する電子商品情報をWebサーバ330から取得し、クライアントPC320に表示する。これによりユーザは表示された電子商品情報に基づいて処理を行うことができる。電子商品情報として用紙購入ページが表示され、用紙購入を行う場合には購入手続きを行うことができる。
すなわち、用紙購入のためのマニュアルを探したり、電話連絡を行ったりすることなく容易に購入手続きを行うことができ、さらには電子商品情報の用紙購入のページを企業やユーザの使用環境に合致したページにカスタマイズしておくことで効率的な運用が行うことができるようになる。
企業などでは用紙購入のページを用紙補給のページにカスタマイズすることで用紙を管理する部門管理者や総務担当者などから早急に用紙の補給を行うことができるようになる。そして、部門管理者や総務担当者などには「既定数以上の用紙補給を受けた」というイベントに対して用紙の一括購入に関する電子商品情報を表示するように構成することで、一括購入が容易になり、購入単価を下げることができ、部門ごとに見積もりを行ったり購入したりする手間を省くことができる。
そして、プリンタ310に搭載されたファームウェアは、イベント検知部301、イベント通知部302、LUT参照部303、LUT保持部304、URL生成部305、Webサーバアドレス書き換え部306、Webサーバアドレス保持部307を具備して構成される。これは図2に示すプリンタの詳細な構成図から参照先を書き換えるために必要な構成のみを示した図である。
イベント検知部301は、プリンタ内で発生したイベントを検知する。例えば、用紙枚数が残りわずかになったことを示す「用紙ニアエンド」イベントや用紙がジャムに詰まったことを示す「用紙詰り」イベントなどを検知する。
イベント通知部302は、イベント検知部301で検知したイベントをLUT参照部303に通知する。図2でも示すように通知するイベントと通知しないイベントを区別し、通知するイベントと判断された場合にのみLUT参照部303に通知するような構成でもよい。
LUT参照部303は、LUT保持部304で保持されたLUT(LookUpTable:参照表)を参照する。
LUT保持部304は、発生したイベントと該イベントに対する電子商品情報の参照先アドレスとを対応付けたLUTを保持する。LUTの例として図4に示す。このときの参照先は相対アドレスで設定されている。
URL生成部305は、Webサーバアドレス保持部307で保持されたWebサーバのアドレスとLUT保持部304で保持されたイベントに対する電子商品情報の参照先アドレスをマージしてイベント検知部301で検知したイベントに対する電子商品情報のフルアドレス(絶対アドレス)を生成する。
Webサーバアドレス書き換え部306は、外部からの入力によってWebサーバアドレス保持部307に保持されたWebサーバアドレスを書き換えることができる。書き換えたWebサーバアドレスはWebサーバアドレス保持部307に反映され、保持される。
以上のような構成により、LUT保持部304で保持された参照先アドレス(相対アドレス)とWebサーバアドレス保持部307に保持されたWebサーバアドレスをWebサーバアドレス書き換え部306によって書き換えることによりユーザの使用環境に適した位置に配置することが可能となる。
なお、電子商品情報はWebサーバに限られることなく、イベントを検出するプリンタ310やクライアントPC上に格納するような構造にしてもよい。
図4は、LUTのテーブル構成を示す図である。
図4は、プリンタから受け付けるイベントの内容とそのイベントに対して表示する電子商品情報の参照先アドレスを定義している。
例えば、プリンタから受け付けたイベントが「Error1」である場合、表示する電子商品情報の参照先アドレスが相対アドレスで「./printer-manual/product1/error/error1.html」と示されている。電子商品情報の参照先アドレスはある基準となるアドレスに対する相対アドレスで定義されている。ある基準となるアドレスとは、電子商品情報が格納されたWebサーバ内の格納位置を示すアドレスであり、このWebサーバアドレスによって電子商品情報の絶対アドレスが決定することになる。
例えば、「error1.html」のページが用紙詰まりを起こしたイベントに対する電子商品情報のページであり、そのページがテキスト/動画からなるページである場合にはユーザは用紙詰まりを起こしたことに対する電子商品情報が動画で再生され、より確実により容易に処理を行うことができる。動画のような直感的に解りやすい手段を用いることによって理解が容易であり、効率的な処理を行うことができる。
以上の図3、図4に示すような書き換え手段により電子商品情報を所望の位置に配置でき、例えば、Webサーバ上に配置した場合であってもユーザは必要な情報を瞬時に取り出し、適切な処理を容易に行うことができる。
図5は、図2に示すWebサーバアドレス書き換え部206によるWebサーバアドレスの書き換えを行う方法の一例を示す図である。
図5において、図5(a)は、プリンタドライバのプロパティ画面の[プロパティ1]タブに表示される画面を示し、Webサーバアドレスの書き換えを行う画面を示す図である。図5(b)は、[プロパティ2]タブに表示される画面を示し、LUTの書き換え(変更)や追加を行う指示画面を示す図である。
図5(a)には、Webサーバアドレスの設定ボックス501、保存ボタン502、キャンセルボタン503を具備して構成される。設定ボックス501をマウスなどのポインティングデバイスを用いてフォーカスすると文字入力が可能となり、Webサーバアドレスの書き換えを行うことができる。書き換えたWebサーバアドレスをLUT保持部202に反映するために保存ボタン502を押下する。
図5(b)には、変更ボタン504、追加ボタン505を具備して構成され、変更ボタン504を押下することによりLUTの書き換えが行える画面に遷移する。また、追加ボタン505を押下することによりLUTのイベントに対する電子商品情報を追加することができる画面に遷移する。
LUTの書き換えが行える画面の例として以下、図8の(a)に示し、電子商品情報を追加することができる画面の例として以下、図8の(b)に示す。
図6は、図2に示すLUT保持部202で保持しているLUTの電子商品情報の参照先アドレスを書き換える方法を示す構成図である。
図6に示す図は、図3に示す構成図にLUT書き換え部501を新たに追加した構成であるため、LUT書き換え部601を中心に説明する。
LUT書き換え部601は、LUT保持部304に保持された発生したイベントと該イベントに対する電子商品情報の参照先アドレスから構成されるLUTを書き換えることができる。
例えば、図7に書き換え前のLUT(図7(a))と書き換え後のLUT(図7(b))を示しているが、書き換え前のLUTには発生したイベント「Error1」に対する電子商品情報の参照先が「./printer-manual/product1/error/error1.html」であるのに対して書き換え後のLUTの「Error1」のイベントに対する電子商品情報の参照先アドレスが「./printer-manual/product1/error/renrakusaki.html」と書き換えられている。
また、書き換え前のLUTの「Error3」イベントでは参照する参照先が存在しない状態を示す「NULL」であったが、書き換え後のLUTの「Error3」イベントでは電子商品情報の参照先アドレスとして「./printer-manual/product1/error/error3.html」と書き換えられている。

この書き換えにより、「Error1」のイベントが発生したときに対処方法を表示するものであったのに対して修理を依頼するために購入元への連絡先を表示させるようにするなどといった変更が可能である。
以上、図3、図5に示すWebサーバアドレスとLUTの参照先アドレスの書き換えによって、ユーザの使用環境に合わせた所望の情報を、検索することなしに表示させることが可能となる。
図8は、図6に示したLUT書き換え部601の書き換えをクライアントPC上のアプリケーションで行う方法を示す図である。
図8において、図8(a)は、プリンタドライバのプロパティ画面の[プロパティ3]タブに表示される画面を示し、LUTの書き換えを行うことができる画面である。この画面は、イベント選択プルダウン801、参照先テキストボックス802、保存ボタン803、キャンセルボタン804を具備して構成され、[プロパティ3]タブを選択する他に図5(b)に示す画面の変更ボタン504を押下することによっても表示される。
イベント選択プルダウン801は、参照先アドレスの書き換えを行うイベントを一覧の中から選択する。
参照先テキストボックス802は、イベント選択プルダウン801で選択したイベントに対して表示する電子商品情報の参照先アドレスが表示され、表示された参照先アドレスを書き換えることができる。このとき参照先アドレスは、相対アドレスで書き換えを行う。
保存ボタン803は、イベント選択プルダウン801、参照先テキストボックス802で選択、書き換えを行った内容を保存するボタンである。書き換えられた内容をLUT保持部202で保持されたLUTに反映して保存する。
図8(b)は、プリンタドライバのプロパティ画面の[プロパティ4]タブに表示される画面を示し、未設定イベント選択プルダウン810、未設定参照先テキストボックス811、保存ボタン812、キャンセルボタン813を具備して構成される。
この画面は、電子商品情報の参照先アドレスを設定していないイベントに対して参照先アドレスを設定することができる画面である。
未設定イベント選択プルダウン810は、LUTのURLが設定されてない状態、すなわち、NULLの状態のイベントのみを選択可能とするプルダウンメニューである。
未設定参照先テキストボックス811は、未設定イベント選択プルダウン810で選択したイベントに対する電子商品情報の参照先アドレスを設定することができる。
未設定イベント選択プルダウン810で参照先アドレスが設定されていないイベントを選択し、該イベントに対する参照先を未設定参照先テキストボックス811で設定した後に保存ボタン812を押下するとLUTに反映され設定内容が保存される。
図8(b)に示す画面を用いて設定した電子商品情報の参照先アドレスを書き換える場合には図8(a)で示した画面を用いて書き換えることができる。
図9は、図6に示したLUT書き換え部601とWebサーバアドレス書き換え部306の書き換え処理をプリンタのファームウェア上で行う方法を示す図である。
図9は、プリンタに設置された操作パネル900であり、メニュー起動ボタン901、表示部902、十字キー903、設定変更ボタン904を具備して構成されている。この操作パネル900によってWebサーバアドレスと電子商品情報の参照先アドレスを変更することができる。
メニュー起動ボタン901は、Webサーバアドレスまたは、電子商品情報の参照先アドレスの書き換えを行う場合にトリガとして押下するボタンである。これによりメニューが起動する。
表示部902は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)などを示し、設定内容を表示するユーザインターフェースである。
十字キー903は、項目を選択する。
設定変更ボタン904は、変更した設定内容を反映するボタンである。
図10は、階層構造からなるメニューの構造を示す図である。
図10には、階層構造をなすメニューのうちWebサーバアドレスと電子商品情報の参照先を設定する部分のメニュー構造を示している。
メニュー階層構造の第一階層にWebサーバアドレスの書き換えメニューである「Chg.WebServerAddress」メニュー1001と電子商品情報の参照先アドレスの書き換えメニューである「Chg.URL」メニュー1002が配置されている。
さらに「Chg.URL」メニュー1002には第二階層として「Error1」メニュー1004、「Error2」メニュー1005、・・・、「Error_A」メニュー1006が階層構造を成している。
そして、「Chg.WebServerAddress」メニュー1001の項目として「http://www.example-site.co.jp」が設定されているが図には「http://www.example-site.c」1003までを記載している。これは図9に示す表示部902に表示される表示状態を示しているためであり、画面の横幅に対して表示する内容が長い場合の表示例を示している。もちろん十字キー903を用いて表示し切れなかった文字列を表示することができ、繰り返して表示することも可能である。
「Error1」メニュー1004の項目として「./printer-manual/produ」1007が示され、「Error2」メニュー1005の項目として「./printer-manual/produ.」1008が示され、「Error_A」メニュー1006の項目にはNULL(未設定状態)1009が示されている。
以上図10に示した階層構造からなるメニューを図9に示した操作パネルを用いて書き換える手順を以下に示す。
まず、Webサーバアドレスの書き換えを行うには、メニュー起動ボタン901を一度押下し、メニューが起動したら十字キー903を用いて表示部902に階層構造の「Chg.WebServerAddress」メニューを表示させる。さらに十字キー903の右ボタンを一度押下すると表示部902に現在のWebサーバアドレスとして設定されている「http://www.example-site.c」が表示される。
表示されたら一文字ごとにカーソルをフォーカスさせて所望のアドレスを入力する。図10の「Chg.WebServerAddress」メニューの設定項目「http://www.example-site.c」の「e」の位置にフォーカスされた状態を示しており、この状態から十字キー903の下ボタンを押下すると、e→f→g→h→iのように文字列を変更していくことができる。全ての文字を入力し終えたら設定変更ボタン904を押下することにより設定が反映される。
次に、「Error1」のイベントに対する電子商品情報の参照先アドレスの書き換えを行うには、メニュー起動ボタン901を一度押下し、メニューが起動したら十字キー903を用いて表示部902に階層構造の「Chg.URL」メニュー1002を表示させる。そして、十字キー903の右ボタンを一度押下して「Error1」メニュー1004を表示させ、さらに右ボタンを押下すると現在設定されている「Error1」のイベントに対する電子商品情報の参照先が表示される。
表示されたらWebサーバアドレスの書き換えと同じように書き換えを行い、設定変更ボタン904を押下することで書き換えを行うことができる。
図9、図10のような書き換え方法によりクライアントPCのアプリケーションを設置する必要がなくなりよりシンプルな構成で本発明を実現することができる。
図11は、電子商品情報の構成を示す図である。
図11には、イベントに対して表示する電子商品情報が示されており、電子商品情報はテキスト/動画/静止画/音声/擬音/音楽/内部処理に利用する制御データなどのデータ部1101と他のコンテンツを参照するポインタ(ハイパーリンク)1102によって構成することができるコンテンツであり、これらの技術はWeb技術として一般的に通用する技術である。
このポインタ(ハイパーリンク)1102によってコンテンツ同士を連結することができる。もちろんコンテンツ同士を連結しないNULLポインタ(ハイパーリンク)でもよい。
図12は、図11に示す各コンテンツの参照先を示す図である。各コンテンツの参照先は相対アドレスで表されている。
図12において、図12(a)は、相対アドレスの例を示す図であり、図12(b)は、パラメータ引数の例を示す図である。
図12(a)には、プリンタエラーの相対アドレスの例として「./printer-manual/product1/error/error1.html」が示されており、このページをある企業のWebサーバ(Webサーバアドレス:http://www.intra-site.co.jp/index.html)に配置して参照する場合、このページのフルアドレスである絶対アドレスは「http://www.intra-site.co.jp/printer-manual/product1/error/error1.html」となる。
図12(b)には、プリンタエラーのパラメータ引数の例として「./printer-manual/product1/index.html?error1」が示されている。
すなわちWebサーバアドレスとコンテンツの相対アドレスとをそれぞれ設定することによっても所望のコンテンツを表示することができる。
図13は、図1に示すプリンタ101の詳細な構成を示す他の例の図である。
図13は、図2に示す構成図の変形例であるため、図2と異なる点を中心に説明する。
図13と図2との明確な相違点は、図2に示すWebサーバアドレス書き換え部206とWebサーバアドレス保持部207を構成せず、さらにLUTにWebサーバアドレスを含めた電子商品情報のフルアドレスである絶対アドレスを保持するように構成した点である。
プリンタ101は、LUT書き換え部1301、LUT保持部1302、イベント検知部1303、イベント通知部1304、LUT参照部1305、URL送信部1306、コンテンツ受信部1307、コンテンツ処理部1308、表示部1309、音声通知部1310、内部処理制御部1311を具備して構成される。
LUT書き換え部1301は、LUTを書き換えることができる。外部からの入力を受けて発生したイベントに対する参照先アドレスを書き換えることができる。
LUT保持部1302は、NVRAM(Non Volatile Random Access Memory:不揮発性メモリ)に代表されるような不揮発性メモリなどを示し、発生したイベントと、該イベントに対する電子商品情報の参照先アドレスとから構成されたLUT(LookUpTable)を保持している。イベントごとに設定された電子商品情報の参照先アドレスは、電子商品情報が展開されているWebサーバアドレスのトップページからのフルアドレス(絶対アドレス)で表現されている。
例えば、発生したイベントが「エラーA」である場合、コンテンツの参照先として「http://www.commodity-top.co.jp/printer/tonner/tonner1.html」が設定されている。すなわち、ダイレクトに参照先を参照しに行くことができる。このときのコンテンツの参照先として該当する電子商品情報が無いことを示す「NULL」を含む。
イベント検知部1303は、プリンタ101の中で発生したイベントを検知する。
イベント通知部1304は、検知したイベントをLUT参照部1305に通知する。図2と同様、通知するイベントと通知しないイベントを区別することも可能である。
LUT参照部1305は、通知されたイベントに対する電子商品情報の参照先アドレスをLUT保持部1302で保持されたLUTから参照し、該当する参照先を取得する。取得したコンテンツの参照先アドレスをURL送信部1306に送出する。
URL送信部1306は、LUT参照部1305で取得したフルアドレスである電子商品情報の参照先を含んだリクエストをWebサーバ102に対して送信する。
このとき、Webサーバ102は、送信されてきたアドレスに対する電子商品情報をプリンタ101に送出する。
コンテンツ受信部1307は、送出されてきた電子商品情報を受信し、コンテンツ処理部1308に送出する。
コンテンツ処理部1308は、送られてきた電子商品情報を処理する。例えば、受信した電子商品情報がテキスト、動画、静止画によって構成される電子商品情報であれば、表示部1309でテキストや動画、静止画を表示し、音声通知部1310で動画の音声を再生するように処理を行う。さらに、電子商品情報として内部処理に利用する制御データである場合には内部処理制御部1311で内部処理を実行する。これは、プリンタの制御パラメータの更新を行ったり、制御プログラム、ファームウェアの更新を行ったりすることができる。
以上のような構成により、ユーザの使用環境に合わせるためのアドレスの書き換えの保守作業が1箇所にまとまり、参照するたびに絶対アドレスの参照先のURLを生成する処理が不要になり、処理の高速化が図れる。
以上の処理によって、本発明の商品情報提供装置(プリンタ)では、ユーザの使用環境に合わせた最適な電子商品情報の提供を容易に行うことができる。
さらに電子商品情報の参照先アドレスや電子商品情報を格納するWebサーバアドレスを自在に書き換えられるようにし、電子商品情報同士をハイパーリンクすることで個々の商品を連携することができ、ユーザによって必要が情報を必要なタイミングで提供することができる。さらに更なる詳細情報へのアクセスを容易にし、膨大な量に上る情報の中から最適な情報を取り出すことができる。
これによって、ユーザによる使用性が向上し、業務効率の改善がなされる。
一般的にプリンタのユーザは文書を印刷出力することが最大の目的であって消耗品の購入やトラブル発生の度にマニュアルを参照することを好まず、また時間をかけていられないため、本発明を適用することによりこれらの問題を一度に解決し、イベントに対する参照先アドレスを書き換えることによって最適な手順と方法によって適切な処理を行うことができる。
なお、上記フローチャートに示す処理は、コンピュータにより実行可能な情報管理プログラムによっても実現できる。
本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上記実施例1の図3では、本発明の内容をプリンタのファームウェアに搭載するような構成にしているが、図14のようにネットワーク回線で接続されたクライアントPC上のアプリケーションに構成してもよい。
まず、プリンタで発生したイベントをイベント受信部1401で受信し、受信したイベントに対する電子商品情報の参照先アドレスを取得するためにイベント通知部1402に受信したイベントを送出し、イベント通知部はLUT参照部1403に通知する。通知を受けたイベントに対する電子商品情報の参照先アドレスをLUT保持部1404で保持しているLUTから取得する。
取得した参照先アドレス(相対アドレス)をURL生成部1405に送出する。
Webサーバアドレス書き換え部1406は、Webサーバアドレス保持部1407に保持されたWebサーバアドレスを書き換えることができる。URL生成部1405は、Webサーバアドレス保持部1407に保持されたWebサーバアドレスとLUT参照部1403から送出されてきた電子商品情報の参照先アドレスとをマージして電子商品情報のフルアドレス(絶対アドレス)を生成する。
生成したフルアドレスをクライアントPC上のアプリケーションからWebサーバに対して送出し、Webサーバは送出されてきたアドレスの電子商品情報をPCに対して送出する。
クライアントPCは、送出されてきた電子商品情報をユーザに対して報知する。
このような構成によっても本発明を実現することができる。また、WebサーバをクライアントPC上で稼動させても良い。
本発明は、一般的なWeb技術を用いて電子商品情報を提供する商品情報提供装置および方法に適用可能であり、特に、企業などが独自に持つ情報である電子商品情報を既存のWeb技術を用いて作成し、該電子商品情報から任意の情報へのアクセスを行うのに有用である。
この発明に係わる商品情報提供装置および方法を適用して構成したシステム構成図。 図1に示すプリンタの詳細な構成を示す図。 図2に示すWebサーバアドレス保持部で保持しているWebサーバアドレスをプリンタのファームウェアで書き換える方法を示す構成図。 LUTのテーブル構成を示す図。 図2に示すWebサーバアドレス書き換え部によるWebサーバアドレスの書き換えを行う方法の一例を示す図。 図2に示すLUT保持部で保持しているLUTの電子商品情報の参照先アドレスを書き換える方法を示す構成図。 書き換え前のLUTと書き換え後のLUTの一例を示す図。 図6に示したLUT書き換え部の書き換えをクライアントPC上のアプリケーションで行う方法を示す図。 図6に示したLUT書き換え部とWebサーバアドレス書き換え部の書き換え処理をプリンタのファームウェア上で行う方法を示す図。 階層構造からなるメニューの構造を示す図。 電子商品情報の構成を示す図。 図11に示す各コンテンツの参照先を示す図。 図1に示すプリンタの詳細な構成を示す他の例の図。 図2に示すWebサーバアドレス保持部で保持しているWebサーバアドレスをクライアントPC上のアプリケーションで書き換える方法を示す構成図。
符号の説明
101 プリンタ
102 Webサーバ
201 LUT書き換え部
202 LUT保持部
203 LUT参照部
204 イベント検知部
205 イベント通知部
206 Webサーバアドレス書き換え部
207 Webサーバアドレス保持部
208 URL生成部
209 URL送信部
210 コンテンツ受信部
211 コンテンツ処理部
212 表示部
213 音声通知部
214 内部処理制御部

Claims (12)

  1. ネットワークを介して対象商品の運用をサポートする商品情報を提供する商品情報提供装置であって、
    Webブラウザで閲覧可能なファイル形式の階層化されたファイル群を含み、前記ファイル群の各ファイルは、アドレス情報によるリンク構造で互いに関連付けられた電子商品情報を格納する電子商品情報格納手段と、
    前記対象商品の状態変化を示すイベントと該イベントに対する前記商品情報へのアドレス情報とを関連付けたイベントテーブルを保持するテーブル保持手段と、
    前記イベントの発生を検知するイベント検知手段と、
    前記イベント検知手段により検知したイベントに対応するアドレス情報を前記テーブル保持手段を参照して取得するアドレス情報取得手段と、
    前記アドレス情報取得手段で取得したアドレス情報に基づき該当電子商品情報にアクセスするアクセス手段と、
    前記アクセス手段でアクセスされた電子商品情報を表示する表示手段と
    を具備することを特徴とする商品情報提供装置。
  2. 前記電子商品情報格納手段に格納される前記電子商品情報に含まれる各ファイルは、
    それぞれ動画、音声を含む多種の情報を有し、
    前記アドレス情報によるリンク構造は、任意に書き換え可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の商品情報提供装置。
  3. 前記対象商品は、
    プリンタであり、
    前記プリンタ、前記プリンタに接続されたネットワーク上のWebサーバ、クライアント端末のいずれか若しくは前記プリンタ、前記Webサーバ、前記クライアント端末の少なくとも2つに分散して設けられる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の商品情報提供装置。
  4. 前記テーブル保持手段および前記イベント検知手段および前記アドレス情報取得手段および前記アクセス手段および前記表示手段は、
    前記対象商品にネットワークを介して接続されたクライアント端末に設けられ、
    前記イベント検知手段は、
    前記対象商品で検出されたイベントの発生を前記対象商品から受信することにより、前記イベントの発生を検知する
    ことを特徴とする請求項1記載の商品情報提供装置。
  5. 前記テーブル保持手段により保持された前記イベントテーブルの書き換えを行うテーブル書換手段
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の商品情報提供装置。
  6. 前記テーブル書換手段は、
    前記リンク構造をなす相対アドレスを前記絶対アドレスに書き換える
    ことを特徴とする請求項5記載の商品情報提供装置。
  7. 前記電子商品情報が格納されたWebサーバのWebサーバアドレスを保持するWebサーバアドレス保持手段
    を更に具備し、
    前記テーブル保持手段は、
    前記Webサーバアドレス保持手段で保持された前記Webサーバドレスに対する相対アドレスを前記アドレス情報として保持する
    ことを特徴とする請求項1記載の商品情報提供装置。
  8. 前記Webサーバアドレス保持手段により保持された前記Webサーバアドレスと前記テーブル保持手段により保持された前記電子商品情報への相対アドレスとをマージするアドレス生成手段
    を更に具備し、
    前記アクセス手段は、
    前記アドレス生成手段でマージされたアドレスにアクセスする
    ことを特徴とする請求項1記載の商品情報提供装置。
  9. 前記Webサーバアドレスは、
    前記電子商品情報のトップページに至るアドレスである
    ことを特徴とする請求項7記載の商品情報提供装置。
  10. 前記Webサーバアドレス保持手段により保持された前記Webサーバアドレスの書き換えを行うサーバアドレス書換手段
    を更に具備することを特徴とする請求項7記載の商品情報提供装置。
  11. 前記電子商品情報は、
    前記対象商品の内部処理における制御データである
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の商品情報提供装置。
  12. ネットワークを介して対象商品の運用をサポートする商品情報を提供する商品情報提供方法であって、
    Webブラウザで閲覧可能なファイル形式の階層化されたファイル群を含み、前記ファイル群の各ファイルは、アドレス情報によるリンク構造で互いに関連付けられた電子商品情報を電子商品情報格納手段で格納し、
    前記対象商品の状態変化を示すイベントと該イベントに対する前記商品情報へのアドレス情報とを関連付けたイベントテーブルをテーブル保持手段で保持し、
    前記イベントの発生をイベント検知手段で検知し、
    前記イベント検知手段により検知したイベントに対応するアドレス情報を前記テーブル保持手段を参照してアドレス情報取得手段で取得し、
    前記アドレス情報取得手段で取得したアドレス情報に基づき該当電子商品情報にアクセス手段でアクセスし、
    前記アクセス手段でアクセスされた電子商品情報を表示する
    ことを特徴とする商品情報提供方法。
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