JP2006223638A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗濯物の傷みや絡みを少なく抑えつつ、洗濯物に多くの量の洗濯水をかけ得るようにして、洗濯性能を上げる。
【解決手段】 内槽2の内下部に配設する回転翼11を、洗濯物Sを撹拌する撹拌翼12と、洗濯水Wを揚水路4を通じ揚げて洗濯物Sにかける揚水翼13との2翼で構成し、揚水翼13を駆動軸9で駆動し、撹拌翼12を揚水翼13で突起17と突起15との係合構造から成る伝動手段を介し揚水翼13の回転から遅延して駆動する。これにより、撹拌翼12が回転されるより早く揚水翼13が回転され、洗濯物Sを撹拌する前から洗濯物Sに洗濯水Wがかけられるので、それだけ多くの洗濯水Wを洗濯物Sにかけて浸透させ得るようになる。又、逆には、揚水翼13が回転されるより遅くから撹拌翼12が回転されるので、それだけ、洗濯物Sに与える機械力が減り、洗濯物Sの傷みや絡みを少なく抑え得るようになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、洗濯槽の内下部に回転翼を配設し、洗濯槽の側部に揚水路を設けた洗濯機に関する。
近年、洗濯機においては、節水性能が求められており、すなわち、より少ない水量で洗濯できることが要望されている。しかしながら、洗濯時の水量を少なくすると、洗濯物への洗濯水の浸透が少なくなり、充分な洗濯性能を得ることが困難となる。それを補う洗濯方法として、洗濯物に上から洗濯水をかけつつ、洗濯物を撹拌することが考えられている。
このために、洗濯槽には、底部に回転翼が設けられると共に、側部に揚水路が設けられ、回転翼を回転させることで、洗濯水を揚水路を通じ揚げて洗濯物にかけ、それと同時に洗濯物を撹拌するようになっており、要するに、洗濯物に洗濯水を効率良く浸透させつつ、洗濯物を動かすようになっている。
特開平7− 8680号公報 特開平7−16389号公報
上述のものの場合、回転翼は、それ1つで、洗濯水を揚水路を通じ揚げて洗濯物にかけるのと、洗濯物を撹拌するのとを行うようになっており、そのため、洗濯性能を上げるべく、洗濯物により多くの洗濯水をかけようとすると、回転翼の回転を増すことで、洗濯物の撹拌も多くなり、その分、洗濯物同士の擦れや、洗濯物と回転翼との擦れ、並びに洗濯物と洗濯槽との擦れなど、洗濯物に与える機械力による洗濯物の傷みが大きくなり、絡みも大きくなってしまう。かといって、洗濯物の傷みや絡みを少なくしようとすると、回転翼の回転を少なくすることで、洗濯物に多くの量の洗濯水をかけることができず、洗濯性能を上げることができない。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、洗濯物の傷みや絡みを少なく抑えつつ、洗濯物に多くの量の洗濯水をかけることができて、洗濯性能を上げることのできる洗濯機を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機においては、洗濯槽の内下部に回転翼を配設し、洗濯槽の側部に揚水路を設けたものにおいて、前記回転翼を、前記洗濯槽の内部に洗濯水と共に収容された洗濯物を撹拌する撹拌翼と、前記洗濯水を前記揚水路を通じ揚げて前記洗濯物にかける揚水翼との2翼で構成し、それら揚水翼と撹拌翼とを駆動軸に同軸に取付け、揚水翼を駆動軸で駆動し、撹拌翼を揚水翼で伝動手段を介し揚水翼の回転から遅延して駆動するようにしたことを特徴とする(請求項1の発明)。
上記手段によれば、撹拌翼を揚水翼で伝動手段を介し揚水翼の回転から遅延して駆動する分、撹拌翼が回転されるより早く揚水翼が回転され、それによって、洗濯物を撹拌する前から洗濯物に洗濯水がかけられ、それだけ多くの洗濯水を洗濯物にかけ得るようになる。又、逆には、揚水翼が回転されるより遅くから撹拌翼が回転されるので、それだけ、洗濯物に与える機械力が減り、洗濯物の傷みや絡みを少なく抑え得るようになる。
以下、本発明の第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図6を参照して説明する。
まず、図1には、外槽1と、これの内部に配設した内槽2を示している。これらは図示しない外箱に内設したもので、外槽1は一般に複数本の吊り棒及びスプリングを主体とする弾性吊持機構(これも図示せず)により揺動可能に弾性支持されており、内槽2は回転可能に設けられている。
又、外槽1は貯水槽であり、一方、内槽2は洗濯槽であると共に脱水槽でもあって、周側部のほゞ全域に図示しない脱水孔を多数有しており、上縁部に回転バランサ3を有している。更に、内槽2の側部には揚水路4を設けている。この揚水路4は、内槽2の側部を上下に延びたもので、下端部に入水口5を有しており、上端部とそれより下位の上部とにそれぞれ出水口6,7を有している。
一方、外槽1の底部外下方には駆動装置であるモータ8を取付けており、このモータ8の回転軸を駆動軸9として、外槽1の底部中央及び内槽2の底部中央をそれぞれ回転可能に貫通させ、内槽2の内下部に突出させている。なお、駆動軸9の周囲には伝動軸10を回転可能に嵌挿していて、これを外槽1の底部中央を回転可能に貫通させ、内槽2の底部に取付けている。又、図示しないが、モータ8には、駆動軸9から伝動軸10への駆動力の伝達を選択的にするクラッチ機構を内設すると共に、駆動軸9を制動する、ひいてはクラッチ機構を介して伝動軸10を制動する電気ブレーキなどブレーキ機能を持たせている。
そして、上記内槽2の内下部に突出した駆動軸9の上部には、回転翼11を取付けている。この回転翼11は、撹拌翼12と揚水翼13との2翼から成り、これらを駆動軸9の上部に同軸に取付けている。そして、そのうちの撹拌翼12は、図3に示すように、上面に例えば一方の回転方向(図では時計回り方向)に湾曲した撹拌羽根14を複数有するものであり、下面の外周部に突起15を被係合部として1個のみ有している。これに対して、揚水翼13は、下面に例えば直状のポンプ羽根16を多数放射状に有するものであり、上面の外周部に突起17を係合部として1個のみ有している(図4は、突起15と突起17との個数比が1:1であることを概略的に示している)。
しかして、図5に示すように、揚水翼13は、駆動軸9に嵌合して、該駆動軸9の外周部に形成した複数の凹条部18に、揚水翼13の中央内周部に形成した複数の凸条部19を係合させることにより、駆動軸9と一体回転するように取付けている。又、撹拌翼12は、揚水翼13の上方にて、下面の中央周りの凹部20を揚水翼13の上面の中央周りの突部21に被合して段付きねじ22により抜け止めすることによって、駆動軸9に回転可能に取付けると共に、揚水翼13に対しても回転可能に取付けている。この取付状態で、突起15は、揚水翼13が駆動軸9で回転駆動されるときの突起17の旋回位置と同一の旋回位置に存して係合するようになっている。
又、図1に示すように、外槽1の底部の中央周りには、複数の吸水口23を形成していて、これに揚水翼13のポンプ羽根16が中央付近を近接させて臨ませている。更に、その揚水翼13のポンプ羽根16には、前記揚水路4の入水口5が側方より近接して臨んでいる。
このほか、図示しないが、洗濯機の運転全般を制御する制御装置を有している。
次に、上記構成のものの作用を述べる。
洗濯時、洗濯物S(図1参照)が収容された内槽2の内部には、洗濯水W(図1参照)と洗剤とが図示しない供給装置により供給され、供給された洗濯水Wは、内槽2内に貯留されると共に、内槽2の脱水孔及び吸水口23を通じて外槽1内にも貯留される。
この状況で、制御装置がモータ8に通電し、これを起動させることによって、揚水翼13が駆動軸9により図1に矢印Aで示すように回転駆動される。すると、揚水翼13はポンプ羽根16により、洗濯水Wを、図1に矢印Bで示すように外槽1内から吸水口23を通じ吸引して、揚水路4の入水口5から揚水路4を通じて揚げ、出水口7又は出水口6から吐出させる。この出水口7又は出水口6のいずれから吐出させるかは、そのときの洗濯水Wの貯留水位によるものであり、洗濯水Wの貯留水位が低ければ、出水口7から吐出し、洗濯水Wの貯留水位が高ければ、出水口6から吐出する。
しかして、出水口7又は出水口6から吐出された洗濯水Wは、内槽2内の洗濯物Sに上からかけられ、洗濯物Sに浸透する。
そして、この場合、揚水翼13の突起17と撹拌翼12の突起15との個数比が1:1であるから、揚水翼13がほゞ1回転したところで、すなわち、揚水翼13の回転から該揚水翼13の回転のほゞ1回転時間遅延して、突起17が突起15に係合し、その係合構造を介して撹拌翼12が揚水翼13により図2に同じく矢印Aで示すように回転駆動される。従って、突起17と突起15との係合構造は、撹拌翼12を揚水翼13の回転から遅延して揚水翼13により駆動する伝動手段として機能するものである。
このように撹拌翼12が回転駆動されれば、内槽2内の洗濯物Sが撹拌翼12に回されると共に、撹拌翼12の回転により生ずる水流に乗っても動かされ、撹拌される。又、このときには、揚水翼13の回転も続いているので、洗濯物Sに上から洗濯水Wがかけられることが続いており、かくして、洗濯物Sに上から洗濯水Wをかけつつ、洗濯物Sを撹拌することが行われる。
図6は、このときの制御の一例を示しており、モータ8を、120〔rpm〕の回転速度で、1秒間の正転(例えば時計回り方向の回転)をさせ、その後に0.5秒間の休止をして、1秒間の逆転(例えば時計回りとは反対の方向の回転)をさせ、その後に0.5秒間の休止をする。これを繰返すことで、各正転時及び各逆転時には、駆動軸9はそれぞれ2回転ずつする。従って、それぞれ、そのうちの最初の1回転で洗濯物に上から洗濯水をかけることのみを行い、続く1回転で洗濯物に上から洗濯水をかけつつ、洗濯物を撹拌することを行う。
このように本構成のものでは、内槽2の底部に回転翼11を配設し、内槽2の側部に揚水路4を設けたものにおいて、回転翼11を、内槽2の内部に洗濯水と共に収容された洗濯物を撹拌する撹拌翼12と、洗濯水を揚水路4を通じ揚げて洗濯物にかける揚水翼13との2翼で構成し、それら揚水翼13と撹拌翼12とを駆動軸9に同軸に取付け、揚水翼13を駆動軸9で駆動し、撹拌翼12を揚水翼13で突起17と突起15との係合構造から成る伝動手段を介し揚水翼13の回転から遅延して駆動するようにしている。
これにより、撹拌翼12が回転されるより早く揚水翼13が回転され、洗濯物を撹拌する前から洗濯物に洗濯水がかけられるので、それだけ多くの洗濯水を洗濯物にかけて浸透させ得るようになる。又、逆には、揚水翼13が回転されるより遅くから撹拌翼12が回転されるので、それだけ、洗濯物に与える機械力が減り、洗濯物の傷みや絡みを少なく抑え得るようになる。かくして、洗濯物の傷みや絡みを少なく抑えつつ、洗濯物に多くの量の洗濯水をかけることができるようになって、洗濯性能を上げることができる。
又、特に上記構成のものの場合、撹拌翼12を揚水翼13の回転から遅延して揚水翼13により駆動する伝動手段を、揚水翼13に設けた突起17と撹拌翼12に設けた突起15との係合構造としており、簡単な構成であるから、実現が容易である。
なお、突起17と突起15は、撹拌翼12と揚水翼13のそれぞれ外周部に設けており、それによって、それら突起17,15を中心側に設けるより、突起17,15が係合するときに突起17,15にかかる力を小さくできる(突起17,15にかかる力は撹拌翼12及び揚水翼13のそれぞれ中心部から突起17,15までの距離に反比例して小さくなる)ので、突起17,15の耐久性を高く得ることができる。
以上に対して、図7ないし図13は本発明の第2ないし第6実施例(第2ないし第6の実施形態)を示すもので、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
[第2実施例]
図7に示す第2実施例においては、撹拌翼12に突起15を2個、180度角隔てて設け、突起15と揚水翼13の突起17との個数比を2:1としている。
このようにすることにより、揚水翼13がほゞ半回転したところで、すなわち、揚水翼13の回転から該揚水翼13の回転のほゞ半回転時間遅延して、突起17が突起15に係合し、その係合構造を介して撹拌翼12が揚水翼13により回転駆動される。
従って、このものの場合には、揚水翼13の回転から撹拌翼12の回転が始まるのが、第1実施例よりも揚水翼13のほゞ半回転時間早まり、洗濯物を撹拌する前に洗濯物に洗濯水をかける時間がその揚水翼13のほゞ半回転時間短くなる。よって、それだけ、洗濯物を撹拌する前に洗濯物に洗濯水をかける時間が短くなるが、揚水翼13が洗濯水を揚水路4を通じて揚げる揚水能力は、揚水翼13の大きさ(ポンプ羽根16の大きさ)等によって異なるから、このようにして、洗濯物を撹拌する前に洗濯物にかける洗濯水の量を調整することができる。
[第3実施例]
図8に示す第3実施例においては、撹拌翼12に突起15を4個、90度角隔てて設け、突起15と揚水翼13の突起17との個数比を4:1としている。
このようにすることにより、揚水翼13がほゞ1/4回転したところで、すなわち、揚水翼13の回転から該揚水翼13の回転のほゞ1/4回転時間遅延して、突起17が突起15に係合し、その係合構造を介して撹拌翼12が揚水翼13により回転駆動される。
従って、このものの場合には、揚水翼13の回転から撹拌翼12の回転が始まるのが、第1実施例よりも揚水翼13のほゞ3/4回転時間早まり、洗濯物を撹拌する前に洗濯物に洗濯水をかける時間がその揚水翼13のほゞ3/4回転時間短くなる。洗濯物を撹拌する前に洗濯物にかける洗濯水の量は、このように調整しても良い。
又、このものの場合、突起15は2個を90度角隔てて設けるだけでも良いが、4個をそれぞれ90度角隔てて設けたことにより、その2個ずつのいずれの間にも揚水翼13の突起17を位置させることができるので、突起15に対する突起17の配置、ひいては揚水翼13に対する撹拌翼12の組立てが容易にできるようになる。
なお、第1実施例から、これら第2、第3実施例のものをも含めて、回転翼11の1回の回転角度は、360/突起個数以上とする必要がある。
[第4実施例]
図9ないし図11に示す第4実施例においては、駆動軸9の負荷を検知する負荷検知手段として、モータ8に流れる電流を検知する電流センサ31を具えると共に、駆動軸9の回転位置、ひいては揚水翼13の回転位置を検知する回転位置検知手段として、ホールIC32を具え、これらの検知信号を例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ)から成る制御装置33に入力するようにしている。
そして、それらの入力並びにあらかじめ記憶された制御プログラムに基づき、制御装置33が、モータ駆動回路34を介してモータ8に駆動制御信号を与えるようにしている。
具体的には、この場合、図10に示すように、制御装置33が、最初(洗濯物撹拌前)に、モータ8に例えば1秒間に10度角回転するように駆動制御信号を与えることにより、駆動軸9を洗濯物撹拌時より低速で回転させる(ステップS1)。この状況で、次に、電流センサ31によるモータ電流の検知結果から、モータ8に流れている電流が所定値以上であるか否かの判断をする(ステップS2)。
ここで、モータ8に流れる電流は、揚水翼13の突起17が撹拌翼12の突起15に係合するまでは小さく、係合したときには大きくなる。上述のステップS2における所定値は、その揚水翼13の突起17が撹拌翼12の突起15に係合したとき(駆動軸9の負荷が大きくなったとき)にモータ8に流れる電流であり、従って、ステップS2でモータ8に流れている電流が所定値以上である(YES)と判断されれば、揚水翼13の突起17が撹拌翼12の突起15に係合したと判断され、このときの駆動軸9の回転位置をホールIC32の検知結果から検出する(ステップS3)。
その後、モータ8(駆動軸9)を停止させ(ステップS4)、反転させる。
図11は、その後の制御内容を示しており、モータ8を100〔rpm〕で回転させてから、揚水翼13の突起17が撹拌翼12の突起15に係合する回転位置に達するときには、その直前からモータ8の回転速度を0〔rpm〕近くまで減じ、揚水翼13の突起17が撹拌翼12の突起15に係合する回転位置に達して以後、モータ8の回転速度を150〔rpm〕にまで増す。
そして、その後、モータ8を停止(休止)させ、次いで、反転させる。この反転についても、モータ8を100〔rpm〕で回転させてから、揚水翼13の突起17が撹拌翼12の突起15に係合する回転位置に達するときには、その直前からモータ8の回転速度を0〔rpm〕近くまで減じ、揚水翼13の突起17が撹拌翼12の突起15に係合する回転位置に達して以後、モータ8の回転速度を150〔rpm〕にまで増す。
以上を繰返すもので、すなわち、この場合、反転するごとの、揚水翼13の突起17が撹拌翼12の突起15に係合するときの駆動軸9の回転速度を低回転速度に設定している。
このようにすることにより、揚水翼13の突起17が撹拌翼12の突起15に係合するときの衝撃を和らげ、衝突音の発生をなくし得ると共に、突起17,15の耐久性を一段と高く得ることができる。
[第5実施例]
図12に示す第5実施例においては、揚水翼13の突起17と撹拌翼12の突起15との個数比が1:1のものにおいて、洗濯時、最初に、モータ8を例えば120〔rpm〕の回転速度で0.4秒間回転させることで、0.8回転させ、これを正逆両方向に1回ずつ行うことにより、揚水翼13の回転だけを正逆両方向に1回ずつ行い、その後に、モータ8を例えば120〔rpm〕の回転速度で1秒間回転させることで、2回転させ、揚水翼13から撹拌翼12に駆動力を伝達して該撹拌翼12の回転を行うことを正逆両方向に交互に続ける。
このようにすることにより、洗濯物を撹拌する前に洗濯物にかける洗濯水の量を増すことができる。
なお、この場合、最初の揚水翼13の回転だけを正逆両方向に行うのは、少なくとも1回ずつであれば良いもので、1回ずつ以上であっても良い。
[第6実施例]
図13に示す第6実施例においては、上記第5実施例のものにおいて、揚水翼13から撹拌翼12に駆動力を伝達して該撹拌翼12の回転を行うときに、モータ8の回転速度を例えば120〔rpm〕から150〔rpm〕に上げて撹拌翼12の回転速度を増すようにしている。
このようにすることにより、洗濯物の撹拌をより盛んに行い、洗濯性能を上げることができる。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の第1実施例を示す、揚水翼のみ駆動状態の概略縦断面図 揚水翼及び撹拌翼駆動状態の概略縦断面図 回転翼(撹拌翼、揚水翼)の斜視図 モータ及び回転翼の概略斜視図 駆動軸及び回転翼の縦断面図 洗濯時の回転翼駆動のタイムチャート 本発明の第2実施例を示す図4相当図 本発明の第3実施例を示す図4相当図 本発明の第4実施例を示す概略電気構成図 フローチャート 図6相当図 本発明の第5実施例を示す図6相当図 本発明の第6実施例を示す図6相当図
符号の説明
図面中、2は内槽(洗濯槽)、4は揚水路、8はモータ、9は駆動軸、11は回転翼、12は撹拌翼、13は揚水翼、15は突起(伝動手段、被係合部)、17は突起(伝動手段、係合部)、31は電流センサ(負荷検知手段)、32はホールIC(回転位置検知手段)、33は制御装置を示す。

Claims (4)

  1. 洗濯槽の内下部に回転翼を配設し、洗濯槽の側部に揚水路を設けたものにおいて、
    前記回転翼を、前記洗濯槽の内部に洗濯水と共に収容された洗濯物を撹拌する撹拌翼と、前記洗濯水を前記揚水路を通じ揚げて前記洗濯物にかける揚水翼とで構成し、
    それら揚水翼と撹拌翼とを駆動軸に同軸に取付け、
    揚水翼を駆動軸で駆動し、
    撹拌翼を揚水翼で伝動手段を介し揚水翼の回転から遅延して駆動するようにしたことを特徴とする洗濯機。
  2. 伝動手段が、揚水翼に設けた係合部と、撹拌翼に設けた被係合部との係合構造から成ることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 駆動軸の負荷を検知する負荷検知手段を具備し、駆動軸を洗濯物撹拌前に撹拌時より低速で回転させての前記負荷検知手段の検知結果から係合部が被係合部に係合するときの回転位置を検出し、それに基づき、反転するごとの、係合部が被係合部に係合するときの駆動軸の回転速度を低回転速度に設定することを特徴とする請求項2記載の洗濯機。
  4. 揚水翼の回転だけを正逆両方向に1回ずつ以上行い、その後に、揚水翼から伝動手段を介しての撹拌翼の駆動を行うことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。

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