JP2006222474A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ファクシミリ送信が不達に終わった場合に、離れた場所でファクシミリ送信が不達に終わったことが分かるようにしたファクシミリ装置に関する。
【解決手段】ファクシミリ装置1は、ファクシミリ送信時、当該ファクシミリ送信動作が不達に終わると、当該ファクシミリ送信の不達を通知する不達レポートを不達レポート出力部13で用紙に記録出力するとともに、ブザー送出部11から不達通知音として、ブザー音を出力し、また、LED制御部12によって操作表示部3のLEDを所定色で所定の発光タイミングで発光させる。したがって、ファクシミリ装置1から離れた場所にいても、ファクシミリ送信が不達に終わったことを容易に分かるようにすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファクシミリ装置に関し、詳細には、ファクシミリ送信が不達に終わった場合に、離れた場所で不達結果が分かるようにしたファクシミリ装置に関する。
従来、ファクシミリ装置においては、ファクシミリ送信の通信結果情報、すなわち、ファクシミリ送信文書の送信結果レポートや不達レポート等を記録紙に記録出力することにより、ファクシミリ送信文書が適切に送信されたか、適切に送信できなかったかを知ることができるようになっている(特許文献1等参照)。
従来のファクシミリ装置は、このような通信結果情報を記録紙に記録出力する場合、一般に、記録紙の上部に、送信先の電話番号、ファイル名及び不達の理由等を記録し、記録紙の下部に、当該送信操作されたファクシミリ送信文書の1ページ目のイメージ情報の先端から半分を記録出力し、あるいは、ファクシミリ送信文書の1ページ目のイメージ情報(画情報)を縮小して記録出力している。
このような通信結果情報を記録紙に記録出力するファクシミリ装置としては、従来、送信通知あるいは不達通知に原稿の先頭ページを付加するファクシミリ装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開平6−261199号公報 特開平11−88582号公報
しかしながら、上記特許文献2記載の従来技術にあっては、不達通知に原稿の先頭ページを付加しているため、該当する不達レポートを複数枚の中から見つけだすのには、便利であるが、原稿の内容が不達レポートに付加されているため、第三者に送信原稿の内容が分かってしまい、セキュリティの面で注意が必要である。
また、メモリ送信の場合、通常、ファクシミリ装置で送信操作を行ったオペレータは、ファクシミリ装置から離れてしまうのが一般的であり、このような場合、不達レポートでは、当該メモリ送信が不達に終わったか、正常に送信が完了したかは、再度、ファクシミリ装置の設置場所まで行かなければ分からず、利用性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、ファクシミリ装置から離れた場所にいても、ファクシミリ送信が不達に終わったことを容易に分かるようにし、利用性の良好なファクシミリ装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明のファクシミリ装置は、ファクシミリ送信時、当該ファクシミリ送信動作が不達に終わると、当該ファクシミリ送信の不達を通知する不達レポートを記録出力手段で用紙に記録出力するファクシミリ装置において、所定のブザー、メロディー等の不達通知音を出力する不達通知音出力手段と、ファクシミリ送信動作が不達に終わると、前記不達レポートを前記記録出力手段に記録出力させるとともに、前記不達通知音出力手段に前記不達通知音を出力させる制御手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記ファクシミリ装置は、複数種類の不達通知音を記憶する通知音記憶手段と、当該通知音記憶手段の複数種類の不達通知音から任意に不達通知音を指定する音指定手段と、を備え、前記制御手段が、前記不達通知音出力手段に、前記通知音記憶手段の記憶する複数種類の不達通知音のうち前記音指定手段で指定された不達通知音を出力させてもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記ファクシミリ装置は、所定数の所定の発光素子を所定の発光色と所定の発光タイミングで発光させる発光駆動手段を備え、前記制御手段は、ファクシミリ送信動作が不達に終わると、前記発光駆動手段に前記発光素子を発光させてもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記ファクシミリ装置は、前記発光素子の複数種類の発光色と複数種類の発光タイミングを記憶する発光種類記憶手段と、当該発光種類記憶手段の複数種類の発光色と発光タイミングから任意に発光色と発光タイミングを指定する発光指定手段と、を備え、前記制御手段が、前記発光駆動手段に、前記発光種類記憶手段の記憶する複数種類の発光色と発光タイミングのうち前記発光指定手段で指定された種類の発光色と発光タイミングで前記発光素子を発光させてもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記ファクシミリ装置は、複数種類の不達通知音を記憶する通知音記憶手段と、前記通知音記憶手段の複数種類の不達通知音から伝送エラーの種別に応じて任意に不達通知音を指定する音指定手段と、前記発光素子の複数種類の発光色と複数種類の発光タイミングを記憶する発光種類記憶手段と、前記発光種類記憶手段の複数種類の発光色と発光タイミングから前記伝送エラーの種別に対応させて任意に発光色と発光タイミングを指定する発光指定手段と、を備え、前記制御手段が、ファクシミリ送信動作が不達に終わると、当該ファクシミリ送信動作の伝送エラーの種別に対応して前記音指定手段で指定された不達通知音を前記不達通知音出力手段に出力させ、当該伝送エラーの種別に対応して前記発光指定手段で指定された発光色と発光タイミングで前記発光素子を前記発光駆動手段に発光させてもよい。
さらに、例えば、請求項6に記載するように、前記音指定手段は、前記不達通知音の音量を任意の時間毎に任意の音量に指定し、前記制御手段は、前記不達通知音出力手段に、当該音指定手段で指定された時間と音量に応じて前記不達通知音を出力させてもよい。
また、例えば、請求項7に記載するように、前記ファクシミリ装置は、不達通知音を出力する特定の相手先の相手先情報を記憶する相手先情報記憶手段と、複数種類の不達通知音を記憶する通知音記憶手段と、前記通知音記憶手段の複数種類の不達通知音から任意の不達通知音を特定の相手先に対応させて指定する音指定手段と、を備え、前記制御手段が、当該音指定手段で指定された不達通知音を当該指定された相手先の相手先情報に対応させて前記相手先情報記憶手段に記憶させ、ファクシミリ送信が不達に終わると、当該送信時に受信側の発端末情報を解析して取得した相手先情報に基づいて当該相手先情報に対応して前記音指定手段で指定されている不達通知音を前記相手先情報記憶手段から所得し、当該不達通知音を前記不達通知音出力手段に出力させてもよい。
本発明のファクシミリ装置によれば、ファクシミリ送信動作が不達に終わると、不達レポートを記録出力するとともに、所定のブザー、メロディー等の不達を通知する不達通知音を出力するので、ファクシミリ装置から離れた場所にいても、ファクシミリ送信が不達に終わったことを容易に分かるようにすることができ、利用性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図 は、本発明のファクシミリ装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明のファクシミリ装置の一実施例を適用したファクシミリ装置1のブロック構成図である。
図1において、ファクシミリ装置1は、システム制御部2、操作表示部3、伝送エラー識別部4、通信制御部5、モデム6、網制御部7、スキャナ8、プロッタ9、符号化・復号化部10、ブザー送出部11、LED制御部12、不達レポート出力部13及び特定相手先識別部14等を備えており、上記主要各部は、バス15で接続されている。
システム制御部(制御手段)2は、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を備え、ROM内には、ファクシミリ装置1の基本処理プログラム及び後述する送信不達通知制御処理プログラム等の各種プログラムを格納しているとともに、これらの送信不達通知制御処理プログラム及び基本処理プログラム等の各種プログラムを実行するために必要な各種データやシステムデータ等が格納されている。システム制御部2は、CPUが、ROM内のプログラムに基づいて、RAMをワークメモリとして利用して、ファクシミリ装置1の各部を制御し、ファクシミリ装置1としての基本処理を実行するとともに、後述する送信不達通知制御処理を実行する。
操作表示部(音指定手段、発光指定手段)3は、テンキーやスタートキー及びファンクションキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力され、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内容やファクシミリ装置1からオペレータに通知する各種情報が表示される。特に、操作表示部3の操作キーからは、後述する送信不達通知制御処理で、複数種類のブザー音から特定のブザー音の指定、複数種類の発光色と発光タイミングから特定の発光色と発光タイミングの指定、伝送エラーの種別毎のブザー音及び発光色と発光タイミングの指定、送信元毎のブザー音の指定やブザー音の鳴動・非鳴動の設定等の各種設定操作が行われる。
また、操作表示部3には、少なくとも送信不達通知制御処理で、複数種類のブザー音を拡声出力するスピーカ、複数色で点灯/点滅する発光素子としてのLED(Light Emitting Diode)が設けられており、後述するブザー送出部11によりブザー音が拡声出力され、また、LED制御部12によりその複数色でのLEDの点灯/点滅及び発光タイミングが制御される。
伝送エラー識別部4は、送信エラーが発生したときに、当該送信エラーとなった要因を区別して、エラー要因毎に予め設定された内容に応じて、ブザー送出を有効として判断したり、あるいは、ユーザ操作により設定された特定の時間だけはブザー音送出を不可とする判断を行う。
特定相手先識別部14は、その内部メモリ(相手先情報記憶手段)に、特定相手先からの受信を区別するために特定のブザー音やLEDの発光を行う特定の相手先名(特定相手先名)と当該特定相手先を識別するための相手先識別情報が登録されており、この相手先識別情報(相手先情報)は、例えば、発信元のRTI(Receiver Terminal Indenteification)信号、CSI(Called Subscriber Identification)信号、または、発端末識別子等のプロトコルで区別することのできる相手先識別情報である。特定相手先識別部14は、後述する通信制御部5が送信時にファクシミリプロトコルから取得した相手先識別情報を内部メモリに登録されている相手先識別情報と比較して、特別相手先への送信か否か判別し、特定相手先への送信であると、当該特別相手先名を相手先識別情報に基づいて内部メモリから取得して、システム制御部2に渡す。
そして、この特別相手先名と相手先識別情報は、ファクシミリ装置1のオペレータにより操作表示部3から入力され、システム制御部2の制御下で特定相手先識別部14の内部メモリに登録される。
通信制御部5は、モデム6に接続されており、モデム6は網制御部7に接続されている。通信制御部7には、回線L、例えば、公衆電話回線が接続されており、網制御部7は、通信制御部5の制御下で動作して、回線Lとのインターフェースとしての処理、すなわち、回線Lからの発呼に対する自動着呼処理及び回線Lへの自動発呼処理を行う。
モデム6は、プロトコル信号や画情報等の送信信号の変調及び網制御部7を介して入力される受信信号の復調をファクシミリ通信規格に基づいて行ったり、DTMF(Dual Tone Multifrequency)の検出を行う。
また、通信制御部5は、カデンス検出制御を行ったり、相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御信号を交換して、ファクシミリ通信手順を実行し、特に、着信時に、相手先から送信されてくるRTI、CSIまたは発端末識別子等の相手先識別情報を取得して、特定相手先識別部14に渡す。上記通信制御部5、モデム6及び網制御部7は、全体としてファクシミリ通信手段として機能している。
スキャナ8は、例えば、CCD(Charge Coupled Device )を利用したイメージスキャナ等が利用されており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を備えている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、ADFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナ8の原稿読取位置に送給する。スキャナ8は、ADFから搬送されてきた原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取る。
プロッタ9は、例えば、サーマル素子を利用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置等が使用されており、受信した画像データやスキャナ8で読み取った原稿の画像を記録紙に記録出力する。
符号化・復号化部10は、画情報の画像メモリへの蓄積の効率化や伝送時間の短縮化を図るためのものであり、所定の符号化方式に従って画情報を符号化し、また、符号化された画情報を復号化する。
ブザー送出部(不達通知音出力手段)11は、特定相手先識別部14に登録されている特定相手先毎にブザー音を設定登録する内部メモリ、複数種類のブザー音が予め登録されているブザー音メモリ(通知音記憶手段)及びブザー音メモリ内のブザー音のうち指定されたブザー音を再生してスピーカから拡声出力する再生送出部等を備えており、操作表示部3から当該ブザー音メモリの複数の不達ブザー音から相手先を指定して不達ブザー音が選択されると、システム制御部2が当該指定された不達ブザー音を設定入力された特定相手先名とブザー音メモリの不達ブザー音を関連付ける関連付け情報を内部メモリに登録する。なお、ブザー送出部11の内部メモリには、伝送エラーの種別毎に、操作表示部3で指定操作されたブザー音の種別が登録されてもよい。
ブザー送出部11は、特定相手先識別部14から特定相手先名が渡されると、システム制御部2の制御下で、当該特定相手先名に対応して内部メモリに登録されている不達ブザー音をブザー音メモリから読み出して、再生送出部で再生して、外部にスピーカから拡声出力する。
LED制御部12は、ブザー送出部11に登録されている特定相手先毎の不達ブザー音毎に、当該不達ブザー音に応じたLEDの発光色と発光タイミングでLEDを点灯、消灯及び点滅させるLED点灯データが内部メモリに格納されており、ブザー送出部11で特定相手先に応じた不達ブザー音が特定されると、当該不達ブザー音に対応して予め内部メモリに格納されているLED点灯データを読み出して、操作表示部3に設けられているLEDの発光色と発光タイミングを制御する。
不達レポート出力部(記録出力手段)13は、送信動作で伝送エラーが発生して送信中断となった場合に、伝送エラーの結果内容をレポートとして用紙に記録出力させる。
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態のファクシミリ装置1は、ファクシミリ送信時に不達が発生したときに、予め登録されている特定相手先毎に設定に応じてそれぞれのブザー音を拡声出力したり、LEDを点灯・点滅させる送信不達通知制御処理を行う。
すなわち、ファクシミリ装置1は、送信動作が行われたかチェックし(ステップS101)、送信動作がないときには、送信不達通知制御処理をそのまま終了する。
ファクシミリ装置1は、ステップS101で、送信動作があると、当該送信動作において伝送エラーが発生したか判別し(ステップS102)、伝送エラーが発生していないときには、通常の送信処理を行って送信不達通知制御処理を終了する。
ステップS102で、送信動作において伝送エラーが発生すると、システム制御部2は、ブザー通知がオンであるかチェックし(ステップS103)、ブザー通知がオンであると、ブザー送出時間であるかチェックする(ステップS104)。すなわち、ファクシミリ装置1のオペレータは、送信動作において伝送エラーが発生して不達に終了した場合のブザーでの通知のオン/オフを、各相手先毎に、例えば、図3に示すように、操作表示部3のディスプレイ3aに送信確認条件の設定画面を確認しながら、操作表示部3の操作で行うことができ、また、ブザー通知がオンのときにも、ブザー通知を行う時間帯を操作表示部3の操作で設定することができる。また、ファクシミリ装置1は、送出するブザー音の種類を予めブザー送出部11のメモリ(通知音記憶手段)内に登録されている複数種類のブザー音の中から、操作部3の操作で、送出させるブザー音の種類を任意に選択することができ、さらに、LEDの発光色及び発光パターン(発光タイミング)等の発光種類を予めLED制御部12のメモリ内に登録されている発光色、発光パターン等の発光種類から任意に選択することができる。そして、このようにして、設定された送信確認条件は、図4に示すように、特定相手先別不達アラート送出登録リストとして、プロッタ9で用紙に記録出力させることができる。したがって、ブザー通知時間帯を、例えば、ファクシミリ装置1が会社や事務所等に設置されている場合には、会社や事務所の営業時間帯のみ、通知をオンにする設定とすることで、人がいない時間帯に、不用意にブザーが鳴ることを防止することができ、ファクシミリ装置1の利用性を向上させることができる。また、ファクシミリ装置1では、操作表示部3の操作で、任意の時間帯毎にブザー音の音量を設定することができ、当該ブザー音の設定内容がブザー送出部11のメモリに登録される。
ステップS104で、現在の時間がブザー送出時間帯であると、システム制御部2は、上記予め選択設定されているブザー音をブザー送出部11から送出させ(ステップS105)、アラートLED(LEDを点灯・点滅させる)の発光がオンであるかチェックする(ステップS106)。
ステップS106で、アラートLEDがオンであると、システム制御部2は、LED制御部12に、予め当該送信相手先に対して登録されている発光色及び発光パターン等の発光種類に従って操作部3に設けられているLEDを発光させ(ステップS107)、その後、不達レポートの印刷処理を不達レポート出力部13に行わせて、送信不達通知制御処理を終了する(ステップS108)。
上記ステップS103で、ブザー通知がオフであると、システム制御部2は、ブザー通知を行うことなく、アラートLED(LEDを点灯・点滅させる)の発光がオンであるかチェックし(ステップS106)、アラートLEDがオフであると、LED制御部12にLEDの発光を行わせることなく、図5に示すような不達レポートの印刷処理を不達レポート出力部13に行わせて、送信不達通知制御処理を終了する(ステップS108)。
なお、上記説明では、音出力手段として、ブザー送出部11を設けてブザー音を送出しているが、送出する音は、ブザー音に限るものではなく、例えば、メロディを送出するものであってもよい。この場合も、宛先毎に異なるメロディを登録できるようにしてもよい。
このように、本実施例のファクシミリ装置1は、ファクシミリ送信時、当該ファクシミリ送信動作が不達に終わると、当該ファクシミリ送信の不達を通知する不達レポートを不達レポート出力部13で用紙に記録出力するとともに、ブザー送出部11から不達通知音として、ブザー音を出力する。
したがって、ファクシミリ装置1から離れた場所にいても、ファクシミリ送信が不達に終わったことを容易に分かるようにすることができ、ファクシミリ装置1の利用性を向上させることができる。
また、本実施例のファクシミリ装置1は、複数種類のブザー音をブザー送出部11の内部メモリに記憶し、当該ブザー送出部11の内部メモリの複数種類のブザー音から任意に操作表示部3で指定されたブザー音を出力させている。
したがって、例えば、オフィス内の騒音等でブザー音が聞き取りにくい場合であっても、受信文書の印刷終了時のブザー音と伝送エラーで不達レポートを出力したときのブザー音との違いを、ユーザの聞き取りやすい音色に変更することで、伝送エラーで送信文書が不達に終わったことを、容易にかつ明確に通知し、間違って受信文書として、送信に失敗した原稿を持っていいってしまうミスが発生するのを防止することができる。
さらに、本実施例のファクシミリ装置1は、ファクシミリ送信動作が不達に終わると、所定数のLEDを所定の発光色と所定の発光タイミングで発光させている。
したがって、聴覚だけでなく、視覚によっても、ファクシミリ装置1から離れた場所で、ファクシミリ送信が不達に終わったことをより一層確実かつ容易に分かるようにすることができ、ファクシミリ装置1の利用性をより一層向上させることができる。
また、本実施例のファクシミリ装置1は、LEDの複数種類の発光色と複数種類の発光タイミングをLED制御部12の内部メモリに記憶し、操作表示部3で当該LED制御部12の内部メモリの複数種類の発光色と発光タイミングから任意に発光色と発光タイミングが指定されると、当該指定された種類の発光色と発光タイミングでLEDを発光させている。
したがって、周囲の騒音が大きい場合にも、ファクシミリ送信の不達エラーの発生やその他の設定によって知りたい内容をLEDの発光色と発光タイミングで知ることができ、各自が必要とする情報を素早くかつ確実に入手して、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させることができる。
さらに、本実施例のファクシミリ装置1は、伝送エラーの種別に対応させてブザー音の種類とLEDの発光色及び発光タイミングを登録して、ファクシミリ送信で発生した伝送エラーの種別に応じて登録されている種類のブザー音を鳴らし、また、伝送エラーの種別に応じて登録されている種類の発光色と発光タイミングでLEDを発光させている。
したがって、ファクシミリ装置1から離れた場所から発生した伝送エラーの種別を知ることができ、各自が必要とする情報を素早くかつ確実に入手して、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させることができる。
また、本実施例のファクシミリ装置1は、相手先毎にブザー音の種類とLEDの発光色及び発光タイミングを登録して、ファクシミリ送信で伝送エラーの発生した相手先に対して登録されている種類のブザー音を鳴らし、また、伝送エラーの発生した相手先に対して登録されている種類の発光色と発光タイミングでLEDを発光させている。
したがって、たとえ、不達レポートの出力時におけるブザー音設定で無鳴動に設定されている場合であっても、ユーザの扱う緊急性及び重要性の高い相手先への送信文書によって、ブザーの送出やLEDの発光を自由に変更して、緊急性、重要性の高い相手先へのファクシミリ送信文書の伝送エラーに対して、速やかにかつ確実に対応することができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させることができる。
なお、上記実施例においては、操作部3で、ブザー送出部11のメモリ(通知音記憶手段)内の複数種類のブザー音から伝送エラーの種別に応じて任意にブザー音を指定できるようにし、LED制御部12のメモリ(発光種類記憶手段)内に登録されている発光色、発光パターン等の発光種類から伝送エラーの種別に対応させて任意に発光色と発光タイミングを指定できるようにしてもよい。
この場合、システム制御部2は、ファクシミリ送信動作が不達に終わると、当該ファクシミリ送信動作の伝送エラーの種別に対応して操作部3で指定された不達通知音をブザー送出部11に出力させ、当該伝送エラーの種別に対応して操作部3で指定された発光色と発光パターン(発光タイミング)で発光素子をLED制御部12に発光させる。
このようにすると、例えば、オフィス内の騒音等でブザー音が聞き取りにくい場合であっても、受信文書の印刷終了時のブザー音と伝送エラーによる不達レポート出力時のブザー音とを異ならせ、ユーザの聞き取りやすい音色に変更することで、不達が発生したことを容易に分かるようにし、送信できなかった文書を受信文書と間違って持っていってしまうようなミスを防止し、利用性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
離れた場所に設置されており、メモリ送信等の送信操作を行ってファクシミリ装置から離れる場合にもファクシミリ送信の不達に終わったことを離れた場所で分かるファクシミリ装置。
本発明のファクシミリ装置の一実施例を適用したファクシミリ装置のブロック構成図。 図1のファクシミリ装置による送信不達通知制御処理を示すフローチャート。 図1の操作表示部のディスプレイに表示される送信確認条件設定画面の一例を示す図。 特定相手先別不達アラート送出登録リストの一例を示す図。 図2の送信不達通知制御処理で出力される不達レポートの一例を示す図。
符号の説明
1 ファクシミリ装置
2 システム制御部
3 操作表示部
3a ディスプレイ
4 伝送エラー識別部
5 通信制御部
6 モデム
7 網制御部
8 スキャナ
9 プロッタ
10 符号化・復号化部
11 ブザー送出部
12 LED制御部
13 不達レポート出力部
14 特定相手先識別部
15 バス

Claims (7)

  1. ファクシミリ送信時、当該ファクシミリ送信動作が不達に終わると、当該ファクシミリ送信の不達を通知する不達レポートを記録出力手段で用紙に記録出力するファクシミリ装置において、所定のブザー、メロディー等の不達通知音を出力する不達通知音出力手段と、ファクシミリ送信動作が不達に終わると、前記不達レポートを前記記録出力手段に記録出力させるとともに、前記不達通知音出力手段に前記不達通知音を出力させる制御手段と、を備えていることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記ファクシミリ装置は、複数種類の不達通知音を記憶する通知音記憶手段と、当該通知音記憶手段の複数種類の不達通知音から任意に不達通知音を指定する音指定手段と、を備え、前記制御手段が、前記不達通知音出力手段に、前記通知音記憶手段の記憶する複数種類の不達通知音のうち前記音指定手段で指定された不達通知音を出力させることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記ファクシミリ装置は、所定数の所定の発光素子を所定の発光色と所定の発光タイミングで発光させる発光駆動手段を備え、前記制御手段が、ファクシミリ送信動作が不達に終わると、前記発光駆動手段に前記発光素子を発光させることを特徴とする請求項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 前記ファクシミリ装置は、前記発光素子の複数種類の発光色と複数種類の発光タイミングを記憶する発光種類記憶手段と、当該発光種類記憶手段の複数種類の発光色と発光タイミングから任意に発光色と発光タイミングを指定する発光指定手段と、を備え、前記制御手段が、前記発光駆動手段に、前記発光種類記憶手段の記憶する複数種類の発光色と発光タイミングのうち前記発光指定手段で指定された種類の発光色と発光タイミングで前記発光素子を発光させることを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 前記ファクシミリ装置は、複数種類の不達通知音を記憶する通知音記憶手段と、前記通知音記憶手段の複数種類の不達通知音から伝送エラーの種別に応じて任意に不達通知音を指定する音指定手段と、前記発光素子の複数種類の発光色と複数種類の発光タイミングを記憶する発光種類記憶手段と、前記発光種類記憶手段の複数種類の発光色と発光タイミングから前記伝送エラーの種別に対応させて任意に発光色と発光タイミングを指定する発光指定手段と、を備え、前記制御手段が、ファクシミリ送信動作が不達に終わると、当該ファクシミリ送信動作の伝送エラーの種別に対応して前記音指定手段で指定された不達通知音を前記不達通知音出力手段に出力させ、当該伝送エラーの種別に対応して前記発光指定手段で指定された発光色と発光タイミングで前記発光素子を前記発光駆動手段に発光させることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  6. 前記音指定手段は、前記不達通知音の音量を任意の時間毎に任意の音量に指定し、前記制御手段は、前記不達通知音出力手段に、当該音指定手段で指定された時間と音量に応じて前記不達通知音を出力させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  7. 前記ファクシミリ装置は、不達通知音を出力する特定の相手先の相手先情報を記憶する相手先情報記憶手段と、複数種類の不達通知音を記憶する通知音記憶手段と、前記通知音記憶手段の複数種類の不達通知音から任意の不達通知音を特定の相手先に対応させて指定する音指定手段と、を備え、前記制御手段が、当該音指定手段で指定された不達通知音を当該指定された相手先の相手先情報に対応させて前記相手先情報記憶手段に記憶させ、ファクシミリ送信が不達に終わると、当該送信時に受信側の発端末情報を解析して取得した相手先情報に基づいて当該相手先情報に対応して前記音指定手段で指定されている不達通知音を前記相手先情報記憶手段から所得し、当該不達通知音を前記不達通知音出力手段に出力させることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
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