JP2006220179A - シリンダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリンダ装置のロッドが特定の位置に達したことを簡単な構造で検出でき、また装置を障害物との接触等から保護できるようにする。
【解決手段】 アームシリンダ11のロッド13に保護カバー14の先端側を取付け、保護カバー14の基端側は、チューブ12に設けたガイド15によってスライド可能に案内する。また、保護カバー14にはカム16を設け、チューブ12にはリミットスイッチ19を設ける。そして、ロッド13が伸張側,縮小側のストロークエンドの近傍まで達したときには、リミットスイッチ19がカム16の段部17A,17Bに接触して切換わるように、スイッチの取付位置を調整する。これにより、保護カバー14によってチューブ12、ロッド13及びリミットスイッチ19を保護しつつ、保護カバー14を利用してストロークエンドの検出構造を簡略化することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば建設機械の作業装置等に好適に用いられるシリンダ装置に関する。
一般に、シリンダ装置は、チューブと該チューブから伸縮可能に突出するロッドとによって構成され、例えば油圧ショベルの作業装置等に搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−18338号公報
この種の従来技術によるシリンダ装置として、油圧ショベルのアームシリンダを例にあげて述べると、このアームシリンダは、ブームに取付けられたチューブと、アームに取付けられ、該チューブから伸縮するロッドとによって構成されている。
ここで、油圧ショベルを用いて掘削作業等を行うときには、アームシリンダをストロークエンドの近傍に保持した状態で作業装置を使用すると、伸び切ったアームシリンダに過大な負荷が加わったり、作業装置を車体側に折畳んだときにバケット等の作業具が車体に接触することがあるため、このような状態での作業はできるだけ避けるのが好ましい。
このため、特許文献1に記載された従来技術では、例えばロッドの伸縮状態を検出するストロークセンサをアームシリンダに設け、オペレータがアームシリンダをストロークエンドの位置で使用すると、この状態をストロークセンサによって検出し、作業を禁止するようにしている。この場合、ストロークセンサは、例えばチューブの外周側に取付けられ、チューブ内で摺動するピストンの位置を磁気的手段等によって非接触状態で検出するものである。
また、他の従来技術として、チューブ及びロッドに棒状体をそれぞれ設け、これらの棒状体に取付けた磁石を互いに近接,離間させる構成としたシリンダ装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−201008号公報
この特許文献2の場合、2個のうち一方の磁石は、ケーブル、レバー等と連結されており、ロッドが伸縮して所定の位置に達したときには、他方の磁石との間に生じる磁力によってケーブルを引張ることにより、レバーを回動させて報知動作を行うように構成されている。
ところで、上述した特許文献1の従来技術では、チューブの外周側にストロークセンサを設ける構成としている。この場合、ストロークセンサは、アームシリンダの外周側に取付けられているため、例えば周囲の障害物等と接触したり、風雨に晒されることによって故障し易くなり、耐久性を高めるのが難しいという問題がある。
一方、特許文献2の従来技術では、ロッドの位置を検出する検出構造として、2本の棒状体、2個の磁石、ケーブル、レバー等を設ける必要がある。このため、検出構造に関連した部品点数が増加し、装置が複雑化して信頼性が低下するという問題がある。
本発明は、上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、簡単な構造によってロッドが特定の位置まで突出したことを確実に検出でき、検出手段を異物との接触等から保護できると共に、部品点数とコストを抑えつつ、耐久性や信頼性を向上できるようにした建設機械のシリンダ装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明は、チューブと該チューブから伸縮可能に突出するロッドとを備えてなるシリンダ装置に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記ロッドがチューブから外部に突出したときの突出部位の長さよりも長尺に形成され先端側が前記ロッドの突出端に固定された長尺部材と、前記チューブの先端側に設けられ該長尺部材を移動可能に案内するガイドと、前記ロッドの突出長さを検出するために該ガイドの近傍に位置して前記長尺部材に設けられた被検出手段と、前記チューブに設けられ該被検出手段によって前記ロッドが特定の位置まで突出したことを検出する検出手段とを備えてなる構成を採用している。
また、請求項2の発明によると、前記長尺部材は、前記チューブとロッドとを取囲んで長さ方向に延びる保護カバーとして構成している。
また、請求項3の発明によると、前記被検出手段は、前記長尺部材の長さ方向に沿って設けられた被検出体、または前記長尺部材の長さ方向の1箇所または複数箇所に設けられた被検出体として構成している。
さらに、請求項4の発明によると、前記チューブにはクランプ部材を用いて前記検出手段を取付ける構成とし、該クランプ部材には前記検出手段の取付位置を前記チューブの軸方向または径方向に調整する調整手段を設ける構成としている。
請求項1の発明によれば、ロッドがチューブから伸縮するときには、ロッドに固定された長尺部材をチューブに沿って移動させつつ、この長尺部材をガイドによって案内することができ、長尺部材の動作を安定させることができる。また、長尺部材に被検出手段を配置し、チューブには、被検出手段に対して特定の位置関係となるように検出手段を配置することができる。
そして、検出手段は、ロッドが伸縮するときに、被検出手段によってロッドが特定の位置まで突出したことを確実に検出でき、この検出結果に応じて例えば報知器を作動させたり、シリンダ装置を停止させることができる。従って、例えばロッドがストロークエンドの近傍まで突出したことを検出する構成とした場合には、シリンダ装置がストロークエンドの近傍で使用されることによって過大な負荷を受けたり、シリンダ装置によって駆動される構造物等が許容範囲を超えた位置で作動するのを防止することができる。
また、長尺部材を用いることにより、検出手段を長尺部材の近傍に配置できるので、例えば長尺部材によって検出手段を障害物等との接触から保護したり、検出手段が風雨に晒されるのを防止でき、シリンダ装置の耐久性を高めることができる。また、多数の部品からなる複雑な検出構造を用いる必要がないので、部品点数を抑えてコストダウンを図ることができる。
また、請求項2の発明によれば、保護カバーによってチューブ及びロッドを覆うことができ、これらの部材を障害物等との接触から保護することができる。また、保護カバーによって検出手段も保護することができ、シリンダ装置の本体だけでなく、ロッドの位置を検出する構造も信頼性を高めることができる。さらに、保護カバーに被検出手段を配置できるので、チューブ、ロッド及び検出手段を保護する部品と被検出手段を配置する部品とを共通化でき、装置全体の部品点数を減らして構造を簡略化することができる。
また、請求項3の発明によれば、例えば長尺部材の長さ方向に沿って被検出体を配置したり、長さ方向の特定位置に1個または複数個の被検出体を配置することができる。これにより、検出手段は、被検出体の位置等に応じてロッドが特定の位置まで突出したことを検出することができる。
さらに、請求項4の発明によれば、例えば検出手段により検出される特定の位置を変更したい場合には、調整手段によって検出手段の取付位置をチューブの軸方向に調整することができ、この調整作業を簡単に行うことができる。これにより、例えばロッドが所望の位置まで伸張した状態を容易に検出でき、シリンダ装置の使用環境等に応じて検出すべきロッドの突出位置を適切に設定することができる。
また、例えば長尺部材等の部品精度のばらつきによって検出手段と被検出手段との距離に誤差が生じた場合には、調整手段によって検出手段の取付位置をチューブの径方向に調整することができ、この調整作業を容易に行うことができる。これにより、シリンダ装置を組立てるときの作業性や使用時のメンテナンス性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態による建設機械のシリンダ装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
ここで、図1ないし図9は第1の実施の形態を示し、本実施の形態では、一例としてシリンダ装置を油圧ショベルのアームシリンダに適用した場合を例に挙げて述べる。
図中、1は本実施の形態に適用される建設機械としての油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能な下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載され、支持構造体をなす旋回フレーム3Aにキャブ、カウンタウェイト等が設けられた上部旋回体3と、該上部旋回体3の旋回フレーム3Aに俯仰動可能に設けられ、土砂等の掘削作業を行う作業装置4とによって大略構成されている。
そして、作業装置4は、基端側が旋回フレーム3Aに俯仰動可能に取付けられたブーム5と、該ブーム5の先端側に俯仰動可能に取付けられたアーム6と、該アーム6の先端側に回動可能に取付けられたバケット7と、旋回フレーム3Aとブーム5との間に伸縮可能に設けられ、ブーム5を俯仰動させるブームシリンダ8と、アーム6とバケット7との間に伸縮可能に設けられ、バケット7を回動させるバケットシリンダ9と、後述のアームシリンダ11とによって構成されている。
11はブーム5とアーム6との間に伸縮可能に設けられたシリンダ装置としてのアームシリンダ11を示し、該アームシリンダ11は、アーム6をブーム5に対して俯仰動させるもので、図3ないし図6に示す如く、後述のチューブ12、ロッド13、保護カバー14、ガイド15、カム16、クランプ部材18、リミットスイッチ19によって大略構成されている。
12はブーム5の上面側に配置されたチューブで、該チューブ12の基端側には取付アイ12Aが設けられ、この取付アイ12Aは、図2に示す如く、ブーム5の上面側に回動可能に取付けられている。
13はチューブ12から伸縮可能に突出するロッドで、該ロッド13の突出端側には取付アイ13Aが設けられ、この取付アイ13Aは、アーム6の基端側に回動可能に取付けられている。また、取付アイ13Aには、後述の保護カバー14を取付けるカバー取付部13Bがロッド13の径方向に突設されている。
そして、アームシリンダ11は、上部旋回体3に搭載された油圧ポンプ(図示せず)等からチューブ12内に圧油が給排されることにより、ロッド13の基端側に設けられたピストン(図示せず)がチューブ12内で摺動変位する。これにより、ロッド13は、予め定められたストロークの範囲内でチューブ12に対して伸張または縮小し、アーム6を俯仰動させる構成となっている。
14はチューブ12とロッド13とにわたって設けられた長尺部材としての保護カバーで、該保護カバー14は、チューブ12、ロッド13と、後述のリミットスイッチ19とを覆う位置に取付けられ、これらの部材を周囲の障害物等から保護するものである。
ここで、保護カバー14は、図3、図4、図8に示す如く、例えば鋼板、樹脂板等により略コ字状の横断面形状を有する細長い箱状体として形成され、ロッド13がチューブ12から最も突出したときの突出部位の長さよりも長尺に形成されている。そして、保護カバー14は、チューブ12とロッド13とを上側から覆う平板状の天板14Aと、該天板14Aの幅方向両側からブーム5に向けてほぼ直角に屈曲し、チューブ12とロッド13とを側方から覆う左,右の側板14Bとによって構成されている。
また、保護カバー14の天板14Aは、先端側がねじ止め等の手段によってロッド13のカバー取付部13Bに固定されている。また、保護カバー14の基端側はチューブ12の外周側に沿って配置され、後述のガイド15によってチューブ12の長さ方向に移動可能(スライド可能)に案内される。
そして、保護カバー14は、ロッド13がチューブ12内に縮小しているときに、チューブ12を取囲む位置でその長さ方向に延びている。また、ロッド13がチューブ12から伸張するときには、図8に示す如く、保護カバー14がチューブ12に沿って長さ方向にスライドし、ロッド13のほぼ全長とチューブ12の一部とは、保護カバー14によって覆われた状態に保持される。
この場合、天板14Aの内側面には、図3、図4に示す如く、保護カバー14のほぼ全長にわたって延びる1組の案内レール14C,14Cが左,右方向に間隔をもって固着されている。これらの案内レール14Cは、例えばL字状の横断面形状を有する細長い金属片等からなり、ロッド13が伸縮するときには、ガイド15と協働して保護カバー14をチューブ12の長さ方向に案内する。また、天板14Aの内側面には、各案内レール14Cの間に位置して後述のカム16が設けられている。
15は例えばチューブ12の先端側の近傍に設けられたガイドで、該ガイド15は、ロッド13と一緒に移動する保護カバー14をチューブ12の長さ方向に案内するものである。ここで、ガイド15は、図4に示す如く、例えば略半円弧状の金属板等によって形成されチューブ12を径方向外側から取囲む2個のバンド15Aと、該各バンド15Aをリング状に締結してチューブ12の外周側に取付ける複数の締結ボルト15Bと、各バンド15Aのうち一方のバンドに突設された脚部15Cと、該脚部15Cの先端側に設けられた平板状の横板15Dと、該横板15Dの左,右両側にそれぞれ設けられた例えば2個の摺動体15E,15Eとによって構成されている。
この場合、各バンド15Aは、締結ボルト15Bによってチューブ12を径方向外側から締付けた状態で当該チューブ12の外周側に固定されている。また、脚部15Cは、バンド15Aから保護カバー14の各案内レール14Cの間に向けてチューブ12の径方向に突出している。さらに、横板15Dは、脚部15Cの先端から左,右の案内レール14Cに向けて両側に突出し、その両端側には、例えば樹脂材料等からなる摺動体15Eがそれぞれ取付けられている。
そして、各摺動体15Eは、案内レール14Cと天板14Aとの間に摺動可能に嵌合され、保護カバー14の基端側をチューブ12に対して径方向に位置決めしつつ、この基端側をチューブ12の軸方向にスライド可能に支持している。この場合、横板15Dと摺動体15Eとは、図3に示す如く、脚部15Cの位置からチューブ12の先端側外周までチューブ12の軸方向に延びているので、十分な軸方向長さをもって保護カバー14を安定的に支持することができる。
16はロッド13の突出長さを検出するために保護カバー14の天板14Aに沿って設けられた被検出手段としてのカムで、該カム16は、図5、図6に示す如く、例えば細長い突起状の被検出体として形成され、保護カバー14の長さ方向に沿って延びると共に、天板14Aからチューブ12に向けて一定の寸法で突出している。
そして、カム16の一端側は、図8、図9に示す如く、保護カバー14の天板14Aとの間に段差を形成する段部17Aとなり、この段部17Aは、ロッド13がチューブ12から伸張して特定の位置(本実施の形態では、例えば伸張側のストロークエンド)に達したときに、後述のリミットスイッチ19によって検出される構成となっている。
また、16の他端側は、図3、図6に示す如く、ロッド13がチューブ12内に縮小することによって縮小側のストロークエンドに達したときに、リミットスイッチ19によって検出される段部17Bとなっている。
18はチューブ12に設けられた調整手段としてのクランプ部材で、該クランプ部材18は、チューブ12の外周側にリミットスイッチ19を支持し、このリミットスイッチ19の取付位置をチューブ12の軸方向及び径方向に調整可能とするものである。
ここで、クランプ部材18は、図5、図6に示す如く、ガイド15とほぼ同様に構成されたバンド18A、締結ボルト18B、脚部18Cと、該脚部18Cの先端側に配置され、リミットスイッチ19が固定される台座部18Dと、脚部18Cの先端側に設けられ、チューブ12の径方向に延びた複数の長穴18Eと、該各長穴18E内にそれぞれ挿通され、台座部18Dを脚部18Cの先端側に締着する複数の取付ねじ18Fとによって構成されている。
そして、2個のバンド18Aは、各締結ボルト18Bによってリング状に締結されることにより、チューブ12を径方向外側から締付けた状態で当該チューブ12の外周側に取付けられている。従って、各締結ボルト18Bを緩めたときには、バンド18Aがチューブ12の外周側で緩んだ状態となり、これによってリミットスイッチ19の取付位置をチューブ12の軸方向に調整することができる。
また、脚部18Cは、各バンド18Aのうち一方のバンドから保護カバー14の天板14Aに向けてチューブ12の径方向に突出し、その突出端側には、長穴18E内に挿通された取付ねじ18Fを用いて台座部18Dが取付けられている。このため、取付ねじ18Fを緩めて長穴18Eの長さ方向に移動させることにより、台座部18D(リミットスイッチ19)の取付位置をチューブ12の軸方向に調整することができる。
この場合、クランプ部材18は、ガイド15よりもチューブ12の基端側に近い位置に配置されている。これにより、例えば軸方向に長尺なガイド15を用いた状態でも、このガイド15よりもチューブ12の基端側に近い位置にクランプ部材18の配置スペースを容易に確保でき、またクランプ部材18の軸方向位置を調整可能な寸法範囲も十分に広くとることができる。
19はチューブ12の外周側にクランプ部材18を用いて設けられた検出手段としてのリミットスイッチを示し、該リミットスイッチ19は、例えば2位置切換型の開,閉スイッチ等によって構成され、ロッド13が伸張してストロークエンドの近傍に達したことを検出するものである。
ここで、リミットスイッチ19は、図3、図8に示す如く、ロッド13が伸張側のストロークエンドの近傍まで達したときに、カム16の一方の段部17Aと近接し、ロッド13が縮小側のストロークエンドの近傍まで達したときに、他方の段部17Bと近接するような所定の位置に配設されている。
また、リミットスイッチ19は、クランプ部材18の台座部18Dに固定されたケーシング19Aと、該ケーシング19Aに回動可能に支持され、回動角に応じてリミットスイッチ19の開,閉状態が切換わるスイッチレバー19Bと、該スイッチレバー19Bの先端側に回転可能に設けられ、保護カバー14の天板14Aまたは段部17A,17Bに接触しつつ転動するローラ19Cと、スイッチレバー19Bを天板14Aに向けて常に押付ける押付ばね(図示せず)とによって構成されている。
そして、ロッド13が伸張側及び縮小側のストロークエンドから離れた中間の位置で伸縮するときには、ローラ19Cが保護カバー14のカム16に乗上げた状態で、このカム16に沿って転動する。これにより、スイッチレバー19Bは、カム16によって一定の回動角に保持され、リミットスイッチ19は、例えば開成状態となっている。
一方、ロッド13が伸張側のストロークエンドの近傍に達したときには、図8、図9に示す如く、ローラ19Cが段部17Aの位置でカム16から外れ、保護カバー14の天板14Aに接触するようになる。このとき、リミットスイッチ19は、スイッチレバー19Bが前記押付ばねによって回動されることにより、例えば閉成位置に切換えられる。
また、ロッド13が縮小側のストロークエンドの近傍に達したときには、図3、図6に示す如く、ローラ19Cが段部17Bの位置でカム16から外れ、保護カバー14の天板14Aに接触することにより、リミットスイッチ19が閉成位置に切換えられる。
このように、リミットスイッチ19は、カム16の段部17A,17Bが近接(接触)することによって、ロッド13がストロークエンドの近傍に達したことを検出することができる。従って、段部17A,17Bを検出したときには、例えば油圧ショベル1のキャブ内に配置された報知器(図示せず)等にリミットスイッチ19を用いて通電し、この報知器を作動させることにより、ロッド13が許容限度まで伸張または縮小したことを車両のオペレータ等に報知することができる。
本実施の形態に係るシリンダ装置として代表的に例示されたアームシリンダ11は上述の如き構成を有するもので、次に、油圧ショベル1の作動について説明する。
まず、油圧ショベルの運転時には、キャブ内に搭乗したオペレータの運転操作に応じてブームシリンダ8、アームシリンダ11、バケットシリンダ9を伸縮させ、ブーム5とアーム6とを俯仰動させたり、バケット7を回動させることにより、作業装置4を用いて土砂等の掘削作業を行うことができる。
この場合、掘削作業時には、例えば周囲の障害物、土砂等がロッド13やリミットスイッチ19に接触するのを保護カバー14によって防止することができる。これにより、ロッド13の外周面やリミットスイッチ19の可動部等を異物との接触から保護でき、アームシリンダ11の耐久性を高めることができる。
また、掘削作業時には、例えば作業装置4を折畳んだ姿勢とするときに、オペレータがアームシリンダ11のロッド13をストロークエンドの近傍まで伸張させることがあり、この状態で作業を行うと、伸び切ったアームシリンダ11に過大な負荷が加わったり、作業装置を車体側に折畳んだときにバケット7等が車体に接触することがある。
しかし、ロッド13を伸張側のストロークエンドの近傍まで伸ばしたときには、この状態がカム16の段部17Aとリミットスイッチ19とによって検出され、キャブ内の報知器が作動するため、オペレータは、報知器の作動が停止する位置までロッド13を縮小した状態で作業を行うことができる。
これとほぼ同様に、ロッド13を縮小側のストロークエンドの近傍まで縮めたときには、この状態がカム16の段部17Bとリミットスイッチ19とによって検出されるので、オペレータが縮小側のストロークエンドで作業を行うのも防止することができる。
次に、リミットスイッチ19により検出されるストロークエンド位置の調整作業について説明する。
この場合、油圧ショベル1の使用時には、例えばバケット7を含めて寸法、形状の異なる各種の作業具をアーム6の先端側に取付けたり、作業内容に応じて作業装置4に加わる負荷の大きさが異なることがあり、このような使用条件によっては、リミットスイッチ19によって検出されるストロークエンドの位置を変更したい場合がある。
上記のような理由でストロークの調整を行うときには、図7に示す如く、まずクランプ部材18の締結ボルト18Bを緩めることにより、リミットスイッチ19をクランプ部材18と一緒にチューブ12の軸方向に移動させる。そして、所望の位置で締結ボルト18Bを再び締付けることにより、リミットスイッチ19の取付位置を軸方向に対して容易に調整することができる。
次に、カム16とリミットスイッチ19との間の隙間の調整作業について述べる。この場合、アームシリンダ11の組立時等には、例えば保護カバー14、クランプ部材18等の部品に寸法、形状のばらつきが存在すると、カム16とリミットスイッチ19とが所定の位置関係に対して近接し過ぎたり、離れ過ぎた状態となることがある。
このような理由でリミットスイッチ19の取付位置を調整するときには、まずクランプ部材18の取付ねじ18Fを緩めることにより、リミットスイッチ19を台座部18Dと一緒にチューブ12の径方向に移動させ、カム16に対して近接または離間させる。そして、所望の位置で取付ねじ18Fを再び締付けることにより、リミットスイッチ19の取付位置を径方向に対して容易に調整することができる。
かくして、本実施の形態によれば、保護カバー14の先端側をロッド13に取付けると共に基端側をチューブ12に設けたガイド15によってスライド可能に案内し、保護カバー14にはカム16を設け、チューブ12にはリミットスイッチ19を設ける構成としている。これにより、ロッド13がチューブ12から伸縮するときには、ロッド13に固定された保護カバー14をガイド15によりチューブ12の長さ方向に沿ってスムーズに案内でき、保護カバー14のスライド動作を安定させることができる。
そして、ロッド13が伸縮するときには、カム16の段部17A,17Bがリミットスイッチ19のローラ19Cに接触することによってロッド13が伸張側または縮小側のストロークエンドの近傍に達したことを確実に検出でき、この検出結果に応じて例えば報知器を作動させたり、作業装置4を停止させることができる。この結果、例えばアームシリンダ11がストロークエンドの近傍で使用されることによって過大な負荷を受けたり、バケット7等が許容範囲を超えて車体に近接し過ぎるのを防止することができる。
この場合、保護カバー14を設けることにより、チューブ12、ロッド13及びリミットスイッチ19を保護カバー14によって覆うことができ、チューブ12とロッド13とを保護できるだけでなく、リミットスイッチ19を障害物等との接触から保護したり、リミットスイッチ19が風雨に晒されるのを確実に防止することができる。従って、カム16、リミットスイッチ19等を用いたストロークエンドの検出構造を含めて、アームシリンダ11全体の耐久性や信頼性を高めることができる。
また、保護カバー14にカム16を配置できるので、チューブ12、ロッド13及びリミットスイッチ19を保護する部品とカム16を配置する部品とを保護カバー14として共通化することができる。これにより、装置全体の部品点数を減らして構造を簡略化でき、コストダウンを図ることができる。
また、ストロークエンドの検出構造として、カム16とリミットスイッチ19とを用いたので、ロッド13がストロークエンドの近傍に達したときには、カム16の段部17A,17Bがリミットスイッチ19と接触して切換わるように、当該リミットスイッチ19を予め適切な位置に配設しておくことができる。これにより、高価な検出構造等を用いなくても、保護カバー14を利用した簡単な構造によりストロークエンドを確実に検出することができる。
さらに、リミットスイッチ19は、チューブ12の軸方向及び径方向に取付位置の調整が可能となったクランプ部材18を用いてチューブ12に取付けたので、例えばリミットスイッチ19により検出されるストロークエンドの位置を変更したい場合には、クランプ部材18によってリミットスイッチ19の取付位置をチューブ12の軸方向に調整でき、この調整作業を締結ボルト18Bを緩めるだけで容易に行うことができる。
一方、カム16とリミットスイッチ19との間の隙間を調整したい場合には、クランプ部材18によってリミットスイッチ19の取付位置をチューブ12の径方向に調整し、リミットスイッチ19をカム16に近接または離間する方向に変位させることができ、この調整作業を取付ねじ18Fを緩めるだけで容易に行うことができる。これにより、アームシリンダ11を組立てるときの作業性や使用時のメンテナンス性を高めることができる。
次に、図10は本発明による第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、ストロークエンドの近傍に対応する位置に突起を設ける構成としたことにある。なお、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
21はシリンダ装置としてのアームシリンダで、該アームシリンダ21は、第1の実施の形態とほぼ同様に、チューブ12、ロッド13、ガイド15、クランプ部材18、リミットスイッチ19と、長尺部材としての保護カバー22とを有し、保護カバー22は、天板22A、側板22B、案内レール22C等によって構成されている。
しかし、天板22Aには、第1の実施の形態のカム16に代えて例えば2箇所の短尺な突起23,24が設けられ、これらの突起23,24は、天板22Aからチューブ12に向けて突出した被検出手段(被検出体)を構成している。
この場合、ロッド13が伸張側と縮小側のストロークエンドから離れた中間の位置で伸縮するときには、リミットスイッチ19のローラ19Cが天板22Aに接触した状態となる。また、ロッド13が伸張側のストロークエンドの近傍に達したときには、ローラ19Cが突起23に乗上げることによってリミットスイッチ19の開,閉状態が切換えられ、ロッド13が許容限度まで伸張したことを検出できる構成となっている。
一方、ロッド13が縮小側のストロークエンドの近傍に達したときには、ローラ19Cが突起24に乗上げることによってリミットスイッチ19の開,閉状態が切換えられるので、伸張側と縮小側のストロークエンドを検出することができる。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、保護カバー22に短尺な突起23,24を設けるだけでよいから、保護カバー22の形状を簡素化することができ、その軽量化を促進して材料を節約することができる。
次に、図11は本発明による第3の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、検出手段として非接触式のセンサを用いる構成としたことにある。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
31はシリンダ装置としてのアームシリンダで、該アームシリンダ31は、第1の実施の形態とほぼ同様に、チューブ12、ロッド13、ガイド15、クランプ部材18と、長尺部材としての保護カバー32と、後述の磁性突起33,34、磁気センサ35とによって大略構成されている。そして、保護カバー32は、天板32A、側板32B、案内レール32C等によって構成されている。
33,34は保護カバー32の天板32Aに設けられた例えば2箇所の被検出手段としての磁性突起で、これらの磁性突起33,34は、例えば磁性材料からなる被検出体として形成され、前記第2の実施の形態とほぼ同様に、天板32Aからチューブ12に向けて突出している。
35はチューブ12の外周側にクランプ部材18を用いて設けられた非接触式の検出手段としての磁気センサを示し、該磁気センサ35は、例えば磁気抵抗素子、ホール素子等の検出部を有し、この検出部を通過する磁界の変化を検出するものである。この場合、磁気センサ35は、ロッド13がストロークエンドから離れた位置で伸縮するときに、保護カバー32の天板32Aと対面している。
また、ロッド13が伸張側のストロークエンドの近傍に達したときには、一方の磁性突起33が磁気センサ35と対面することにより、これらの間を通過する磁界が変化する。また、ロッド13が縮小側のストロークエンドの近傍に達したときには、他方の磁性突起34が磁気センサ35と対面することにより、これらの間を通過する磁界が変化する。そして、磁気センサ35は、これらの磁界の変化によってロッド13が許容限度まで伸張または縮小したことを検出する構成となっている。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、非接触式の磁気センサ35によってロッド13がストロークエンドの近傍に達したことを検出できるので、アームシリンダ31を長期間にわたって使用する場合でも、磁性突起33,34や磁気センサ35の接触による変形、磨耗等を防止することができる。
また、例えば保護カバー32の歪み等により磁性突起33,34と磁気センサ35との間の隙間が若干変動したとしても、これらは直接接触していないので、検出動作を安定的に行うことができ、耐久性を高めることができる。
なお、前記各実施の形態では、長尺部材として、保護カバー14,22,32を用いる構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図12に示す変形例のように構成してもよい。この場合、アームシリンダ11′は、第1の実施の形態の保護カバー14に代えて、例えば板状、棒状の材料等からなる長尺部材41を有し、この長尺部材41には、第1の実施の実施の形態とほぼ同様に、左,右の案内レール41Aと、段部(図示せず)を有するカム42とが設けられている。そして、長尺部材41は、先端側がロッド13に固定され、基端側がガイド15によってスライド可能に案内される。
また、実施の形態では、保護カバー14,22,32にカム16、突起23,24、磁性突起33,34を設ける構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、保護カバーには、例えば凹部、凹溝、穴等を含めた各種の凹凸形状によって段部を設け、この段部をリミットスイッチ19や磁気センサ35によって検出する構成としてもよい。
また、第2の実施の形態では、保護カバー22に2箇所の突起23,24を設ける構成としたが、本発明はこれに限らず、例えば単一の被検出体を設けたり、3箇所以上の被検出体を保護カバーの長さ方向に離間させて配置する構成としてもよい。
また、第3の実施の形態では、非接触式の検出手段として、磁気センサ35を用いる構成とした。しかし、本発明の検出手段は磁気センサに限らず、例えば段部等の被検出手段を光学的に検出する光学センサ、被検出手段を超音波によって検出する超音波センサ等を用いる構成としてもよい。
さらに、実施の形態では、リミットスイッチ19または磁気センサ35によってロッド13の伸張側及び縮小側のストロークエンドをそれぞれ検出する構成とした。しかし、本発明はストロークエンドに限らず、検出手段により検出する特定の位置を必要に応じて自由に設定できるものである。
一方、実施の形態では、油圧ショベル1のアームシリンダ11,11′,21,31に適用する場合を例に挙げて述べた。しかし、本発明はアームシリンダに限らず、例えば油圧ショベル1のブームシリンダ8、バケットシリンダ9等に適用してもよく、さらには油圧ショベル1に限らず、例えば油圧クレーン、リフトトラック等を含めて他の建設機械にも広く適用できるものである。
本発明の第1の実施の形態によるシリンダ装置が適用される油圧ショベルを示す正面図である。 図1中のアームシリンダの近傍を拡大して示す要部拡大図である。 図2中のアームシリンダを縮小側のストロークエンドにある状態で一部破断して示す正面図である。 図3中の矢示IV−IV方向からみたアームシリンダの拡大断面図である。 図3中の矢示V−V方向からみたアームシリンダの拡大断面図である。 リミットスイッチ等を拡大して示す図3中の要部拡大図である。 リミットスイッチの取付位置をクランプ部材によって調整する状態を示す要部拡大図である。 アームシリンダが伸張側のストロークエンドの近傍まで伸張した状態を一部破断して示す正面図である。 リミットスイッチが切換えられた状態を拡大して示す図8中の要部拡大図である。 本発明の第2の実施の形態による油圧ショベルのアームシリンダを縮小側のストロークエンドにある状態で一部破断して示す正面図である。 本発明の第3の実施の形態による油圧ショベルのアームシリンダを一部破断して示す正面図である。 本発明の変形例による油圧ショベルのアームシリンダを図5と同様位置からみた拡大断面図である。
符号の説明
1 油圧ショベル(建設機械)
11,11′,21,31 アームシリンダ(シリンダ装置)
12 チューブ
13 ロッド
14,22,32 保護カバー(長尺部材)
14A,22A,32A 天板
14B,22B,32B 側板
14C,22C,32C 案内レール
15 ガイド
16,42 カム(被検出手段)
17A,17B 段部
18 クランプ部材(調整手段)
18A バンド
18B 締結ボルト
18C 脚部
18D 台座部
18E 長穴
18F 取付ねじ
19 リミットスイッチ(検出手段)
23,24 突起(被検出手段)
33,34 磁性突起(被検出手段)
35 磁気センサ(検出手段)
41 長尺部材

Claims (4)

  1. チューブと該チューブから伸縮可能に突出するロッドとを備えてなるシリンダ装置において、前記ロッドがチューブから外部に突出したときの突出部位の長さよりも長尺に形成され先端側が前記ロッドの突出端に固定された長尺部材と、前記チューブの先端側に設けられ該長尺部材を移動可能に案内するガイドと、前記ロッドの突出長さを検出するために該ガイドの近傍に位置して前記長尺部材に設けられた被検出手段と、前記チューブに設けられ該被検出手段によって前記ロッドが特定の位置まで突出したことを検出する検出手段とを備える構成としたことを特徴とするシリンダ装置。
  2. 前記長尺部材は、前記チューブとロッドとを取囲んで長さ方向に延びる保護カバーである請求項1に記載のシリンダ装置。
  3. 前記被検出手段は、前記長尺部材の長さ方向に沿って設けられた被検出体、または前記長尺部材の長さ方向の1箇所または複数箇所に設けられた被検出体である請求項1または2に記載のシリンダ装置。
  4. 前記チューブにはクランプ部材を用いて前記検出手段を取付ける構成とし、該クランプ部材には前記検出手段の取付位置を前記チューブの軸方向または径方向に調整する調整手段を設けてなる請求項1,2または3に記載のシリンダ装置。
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