JP2006218678A - 合成樹脂成形物製造装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 簡単な構成で作業効率を良好にできる合成樹脂成形物製造装置を提供する。
【解決手段】プラスチックレンズ製造装置には、注入管26および吸引管27が相対位置を固定された状態でノズル取付部22に取り付けられている。このため、成型用モールド12の注入口17に対して、これらの相対位置が固定された注入管26および吸引管27を軸心に沿って進退させて位置を調整するだけで、容易に注入管26および吸引管27の位置設定ができる。したがって、煩雑な位置設定作業が不要となり、プラスチックレンズの製造作業の作業性も良好にできる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プラスチック成形物などの合成樹脂成形物を製造する合成樹脂成形物製造装置に関する。
従来、メガネなどのレンズやその他プラスチックなどの合成樹脂にて成形される合成樹脂成形物を製造する合成樹脂成形物製造装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のものは、テープモールド装置で製造された成型用モールドをモールド供給装置によって2つずつ把持し、計測・穴開けステーションに移送して注入穴を開ける。そして、この注入針を注入穴に通してプラスチックレンズの原料が注入され、原料が充満した瞬間に成型用モールドから溢れ出した余剰の原料を、注入穴に近接するとともに注入針とは別体として設けられる2本の吸引ノズルで吸引する構成が採られている。
特開平10−264180号公報(第4頁、および図6参照)
ところで、吸引ノズルで注入穴からプラスチックレンズの原料を過剰に吸引してしまうと、プラスチックレンズに窪みができてしまうおそれがあり、注入穴から溢れ出たプラスチックレンズの原料を十分に吸引できないと、プラスチックレンズの表面に原料が流れ出て付着してしまうおそれがある。このため、吸引ノズルを設置する位置、吸引ノズルの角度、吸引ノズルにて原料を吸引する吸引力などを詳細に設定する必要がある。しかしながら特許文献1のような従来の構成では、注入ノズルと別体として設けられる2本の吸引ノズルで注入口から溢れ出たプラスチックレンズの原料を吸引するため、これらの2本の吸引ノズルと注入ノズルとの位置関係、吸引ノズルの吸引角度、吸引ノズルと注入口との離間距離などを詳細に設定する必要があり、吸引ノズルの位置設定が煩雑であるという問題が一例として挙げられる。また、特にメガネのレンズなどに利用されるプラスチックレンズの原料は高価であり、上記のように無駄に原料を吸引したり、吸引不足により原料が流れ出てしまったりすると、製造コストが高くなるという問題も挙げられる。
本発明では、上記のような実情に鑑み、簡単な構成で作業効率を良好にできる合成樹脂成形物製造装置を提供することを目的とする。
本発明では、合成樹脂の材料を注入する注入口を備えた成型用モールドと、この成型用モールドの前記注入口に差し込まれ、前記合成樹脂の材料を注入する注入管と、前記注入口から溢れ出た前記合成樹脂の材料を吸引する吸引管と、を具備した合成樹脂成形物製造装置であって、前記注入管および前記吸引管は、互いに相対位置が固定されたことを特徴としている。
このような構成では、注入管と吸引管との相対位置が固定されている。これにより、合成樹脂成形物製造装置の設定において、吸引管の位置や角度などを考えることなく、注入管を移動させてこの注入管に相対位置が固定された吸引管の位置を設定するだけで容易に吸引管の位置設定ができる。したがって、煩雑な作業がなくなり、製造作業の作業性が良好となる。
また、本発明では、前記吸引管は、前記注入口の外周に配置されていることが好ましい。
このような構成では、吸引管が注入口の外周に配置されているので、注入口から溢れ出た合成樹脂の材料を吸引管にて即座に吸引することができる。したがって、成型用モールドの表面に材料が流れ出てしまうことがない。
この時、前前記注入管の径方向において、前記吸引管の吸引口が略直交する位置に複数配置されていることが好ましい。
このような構成では、注入口の互いに直交する方向から合成樹脂の材料を吸引するので、合成樹脂の材料が注入口の一方向に溢れ出て表面に付着してしまったりすることがない。したがって、注入口から溢れ出る合成樹脂の材料を効率よく吸引できる。
一方、本発明では、前前記注入管の前記吸引口の内径部に、前記吸引管が配置される構成としてもよい。
一般に合成樹脂成形物の窪みや合成樹脂材料の溢れ出しを防止するためには、注入管の先端を注入口に差し込んで合成樹脂の材料を注入することが好ましい。このような場合、上記のような構成であれば、注入口から合成樹脂材料が表面張力により盛り上がり、吸引管にてこの盛り上がった部分を吸引することができる。したがって、合成樹脂材料が溢れて流出する前に吸引できるので、より効果的に合成樹脂材料の溢れ出しを防止でき、合成樹脂成形物の表面に溢れ出た材料が付着することがない。
そして、本発明では、前記注入管の先端は、前記吸引管の先端よりも突出していることが好ましい。この発明では、注入管の先端が吸引管の先端より所定長さだけ突出しているので、吸引管により合成樹脂の材料を吸引しすぎることがない。このため、合成樹脂成形物に窪みができることがない。
また、本発明では、前前記吸引管からの前記合成樹脂の材料の吸引を検出する吸引センサと、
前記吸引センサにて前記合成樹脂の材料の吸引を検出すると、前記注入管から前記注入口への前記合成樹脂の材料の注入量を制御する供給制御部と、前記吸引センサにて前記合成樹脂の材料の吸引を検出すると、前記注入管および前記吸引管を前記注入口から離れる方向に移動させる管移動部と、を備え、前記供給制御部は、前記吸引センサが前記合成樹脂の材料を検出すると、前記注入管から前記注入口への前記合成樹脂の材料の注入量を減少させ、前記注入管の先端が前記注入口から離れると前記合成樹脂の材料の注入を停止することが好ましい。
このような構成の発明では、吸引センサで合成樹脂材料の吸引が検出されると、供給制御部は、注入管から注入される注入量を減少させる。これにより、供給制御部にて吸引量により精密に合成樹脂材料を供給でき、注入口から合成樹脂が過剰に溢れ出すことを防止する。したがって、合成樹脂の無駄な消費などを抑えることができ、効率よく合成樹脂成形物を製造できる。
また、管移動部は、注入口から合成樹脂の材料が溢れ出ると、吸引管にて溢れ出た合成樹脂材料を吸引しつつ、注入管および吸引管を注入口から離れる方向に移動させるので、注入口近傍まで十分に合成樹脂材料を注入することができる。したがって、製造された合成樹脂成形物の窪みなどを防止できる。
さらに、注入管の先端が注入口から離れたときに合成樹脂材料の注入を停止するので、注入口から合成樹脂材料が溢れ出ることを防止できる。
[プラスチックレンズ製造装置の構成]
以下、本発明の一実施形態にかかる合成樹脂成形物製造装置としてのプラスチックレンズ製造装置を図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態では、合成樹脂成形物製造装置としてプラスチックレンズ製造装置の例を示すが、これに限定されず、その他プラスチック製品を製造する製造装置などにも利用することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプラスチックレンズ製造装置の概略構成を模式的に示す正面図である。図2は、テープモールド法を用いたプラスチックレンズの成型用モールドの概略を示す断面図である。図3は、成型用モールドにプラスチック原料を注入した時の成型用モールドの断面図である。図4は、供給部の正面図および管断面図である。図5は、供給部および成型用モールドの接続部分を拡大した断面図である。
図1において、100は、合成樹脂成形物製造装置としてのプラスチックレンズ製造装置であり、このプラスチックレンズ製造装置100は、例えばメガネ、望遠鏡、カメラレンズなどに用いられる合成樹脂成形物としてのプラスチックレンズを製造する装置である。そして、このプラスチックレンズ製造装置100は、成型用モールド設置部10と、供給部20と、供給制御部としての制御装置30と、吸引原料貯蓄部40と、原料供給装置50と、を備えている。
成型用モールド設置部10には、複数のモールド抑え部11が配設され、これらのモールド抑え部11により成型用モールド12が保持されている。
成型用モールド12は、所定の間隔をあけて対向配置される一対のレンズ成形面13,14を、粘着テープ15で固定して形成される。具体的には、成型用モールド12は、対向配置されるレンズ成形面13,14の外周面の全周に粘着テープ15を巻き、レンズ成形面13,14が所定間隔間状態で固定する。そして、この一対のレンズ成形面13,14および粘着テープ15にて囲まれる空間にキャビティ16が形成される。なお、一対のレンズ成形面13,14の間隔は、製造するレンズの度合いにより決定される。
また、粘着テープ15の一部には、少なくとも1つの合成樹脂の材料としてのプラスチックレンズの原料を注入するための注入口17が形成されている。この注入口17は、成型用モールド12をモールド抑え部11にて保持させ、成型用モールド設置部10に装着してから形成される。具体的には、この注入口17は、制御装置30の制御により、図示しない注入口形成装置が、供給部20に対向する位置に注入口17を開孔形成される。具体的には、注入口形成装置は、先端が正確な針で直径約0.5ミリメートルの穴を開け、さらにこの穴に熱風を吹き付けて直径約2ミリメートル程度まで広げて注入口17を形成する。なお、注入口17は、成型用モールド12の成形時に粘着テープ15の一部に穴あけ加工して形成されるものであってもよい。さらに、注入口17の径寸法も特に限定されるものではなく、さらに径小となる注入口17が形成されていてもよく、径大となる注入口17が形成されていてもよい。
供給部20は、成型用モールド設置部10に設置された成型用モールド12のキャビティ16にプラスチックレンズの原料を注入する。また、供給部20は、成型用モールド12の注入口17から溢れ出たプラスチックレンズ原料を吸引して取り除く。この供給部20は、成型用モールド12に対して進退可能にプラスチックレンズ製造装置100に取り付けられている。そして、この供給部20は、供給部本体21と、供給部本体21に接続されるノズル取付部22と、供給部本体21に接続される排出部23と、供給部本体21に接続される吸引センサとしてのセンサ部24と、供給部本体21に接続される原料供給部25と、を備えている。
供給部本体21は、原料供給部25側に図示しない供給孔が形成され、この供給孔から原料を供給する供給管25Aがノズル取付部22側に向かって供給部本体21の内部を貫通している。そして、この供給管25Aは、ノズル取付部22の注入管に直接接続される。また、この供給孔と供給管25Aとの間は例えばパッキン部材などが嵌めこまれ、密閉されている。
また、供給部本体21のノズル取付部22側および排出部23側は開口され、この開口にノズル取付部22および排出部23が取り付けられる。そして、ノズル取付部に取り付けられる吸引管27は、供給部本体21を介して排出部23に接続され、吸引管27にて吸引した原料を排出部23から排出させる。なお、供給部本体21は、制御装置30から入力される制御信号を受信し、注入管26に流入される原料の流入量を制御する構成を備えていてもよい。このような構成では、例えば制御装置30から例えばプラスチックレンズの原料の流入量を減少させる旨の信号を受信すると、原料供給部25に設けられる図示しない供給弁を閉口させて、原料の供給を停止する。また、供給部本体21は、制御装置30からの例えば吸引管27からの吸引量を減らす旨の制御信号を受信し、排出部23に設けられる図示しない排出弁を閉口させる構成を備えてもよい。
ノズル取付部22には、注入管26および吸引管27が相対位置を維持した状態で取り付けられる。注入管26は、吸引管27の径寸法よりも径小に形成され、軸心が吸引管27と略同軸上となるようにノズル取付部22に取り付けられる。また、注入管26は、外周面が吸引管27の内周面から所定の寸法だけ空けて隙間を介して配置される。この隙間は、吸引管27にてプラスチックレンズの原料を吸い取った際の吸引経路となる。なお、注入管26および吸引管27は、例えば軸心を中心として回転させると、注入管26および吸引管27の相対位置が固定された状態で、軸心方向に進退する構成としてもよい。
そして、注入管26の先端には、成型用モールド12の注入口17に挿入される例えばステンレス製の注入針28が吸引管27の先端部よりも突出して形成されている。この注入針28は、孔径が約1.5ミリメートルに形成され、先端から約1ミリメートルが注入口17の略中心位置からキャビティ16内に挿入される。なお、注入針28の孔径、およびキャビティ16内に挿入される寸法は、上記の例に限られない。例えば、注入針28は、孔径がさらに径大となる寸法であってもよく、径小となる寸法であってもよい。ただし、注入針28の孔径が注入口17の孔径よりも大きい場合、注入針28が注入口17に挿入できず、プラスチックレンズの原料が過剰に溢れ出てしまう。また、注入針28の孔径が注入口17の孔径よりも遥かに小さい場合、注入口17からプラスチックレンズの原料が溢れ出やすくなり、また、吸引管27でキャビティ16内の原料が吸引されやすくなる。さらに、注入針28と注入口17との孔径が略同一である場合、注入針28からプラスチックレンズの原料を注入する際にキャビティ16内の空気が閉じ込められて排出されにくくなり、レンズ内に空気穴ができてしまったり、レンズの形が歪んだりするおそれがある。
また、注入管26はノズル取付部22から供給部本体21に接続され、供給部本体21で原料供給部25に接続されている。そして、注入針28は、成型用モールド12の注入口17に挿通され、原料供給部25から供給されるプラスチックレンズの原料を成型用モールド12のキャビティ16に注入する。
一方、ノズル取付部22に取り付けられる吸引管27は、先端部が成型用モールド12の粘着テープ15から所定の寸法だけ離間した位置に配置されている。この吸引管27は、直径約5ミリメートルのテフロンチューブにて形成されている。そして、吸引管27は、前述したように、注入管26の軸心と同軸上で、かつ、注入管26の外周面とこの吸引管27の内周面との間に所定寸法の隙間を有して設けられている。また、注入針28が注入口17の略中心位置からキャビティ16に挿入されるので、吸引管27は、注入口17の周部に亘って注入口17から溢れ出たプラスチックレンズの原料を吸引可能となる。
またこの吸引管27は、ノズル取付部22から供給部本体21に接続され、供給部本体21で排出部23に接続され、注入口17から溢れ出るプラスチックレンズの原料を吸引する。なお、この所定の寸法は適宜変更可能であり、供給部20を成型用モールド12に対して移動させて吸引管27と粘着テープ15との距離を変更できる。また、吸引管27は、ノズル取付部22に進退自在に取り付けられた構成であってもよい。この場合、吸引管27を進退させることで注入管26の注入針28の突出寸法を設定することが可能である。
排出部23は、前述したように供給部本体21にて吸引管27に接続される。また、この排出部23には、吸引原料貯蓄部40に接続される排出管23Aが接続され、吸引管27にて吸引した原料を吸引原料貯蓄部40に送る。なお、排出口に、原料の吸引量を調整する吸引弁が設けられ、吸引弁適宜吸引量が調整される構成であってもよい。
センサ部24は、供給部本体21の内部を流れる吸引管27から吸引されたプラスチックレンズの原料の吸引量を検出し、吸引量に応じた検出信号を接続線24Aを介して適宜制御装置30に出力する。なお、本実施の形態において、センサ部24には、静電容量センサが用いられるが、これに限定されず、例えば、光学式センサであってもよく、その他のセンサが用いられる構成としてもよい。具体的には、供給部本体21のセンサ部24側にコンデンサを配置し、供給部本体21を流れる原料により変化した静電容量を検出する。また、センサ部24は、検出した原料の吸引量に応じた検出信号を接続線24Aを介して制御装置30に出力する。
原料供給部25は、前述したように供給部本体21に接続され、原料供給装置50から供給されるプラスチックレンズの原料を供給管25Aを通して供給する。そして、原料供給部25は、原料供給装置50から供給されるプラスチックレンズの原料を供給部本体21にて接続される注入管26に送り出す。また、原料供給部25には、プラスチックレンズの原料の注入量を調整する図示しない供給弁が設けられ、この供給弁の開閉状態を変化させることで、適宜プラスチックレンズの原料の供給量を調整可能とした構成にしてもよい。
また、原料供給部25の上部には、固定部251が取り付けられている。この固定部251は、供給部20をプラスチックレンズ製造装置100の所定の位置に固定する。また、固定部251には、図示しない制御回路が設けられ、この制御回路は、制御装置30に電気的に接続されている。なお、制御回路は、制御装置30から入力される制御信号に基づいて、前述したような供給弁や排出弁の開閉状態を変化させ、プラスチックレンズの原料の供給量および吸引量を調整する構成としてもよい。
制御装置30は、プラスチックレンズ製造装置100全体の動作を制御するための装置である。すなわち、制御装置30は、利用者により制御され、成型用モールド12に注入するプラスチックレンズの原料の供給量、溢れ出た原料の吸引量、供給部20の位置などを設定する。具体的には、制御装置30は、成型用モールド設置部10に成型用モールド12が設置されると、注入管26および吸引管27の相対位置を固定した状態で供給部20を注入管26および吸引管27の軸心方向に沿って進退させる。そして、注入針28が注入口17に挿入されるとともに、吸引管27と注入口17との間に所定寸法の隙間ができるように注入管26および吸引管27の位置を設定する。また、制御装置30は、吸引センサ241から入力された検出信号に応じて、原料供給装置50を制御してプラスチックレンズの原料の供給量を調整し、供給部20を注入口17から離れる方向に移動させる。
吸引原料貯蓄部40は、吸引管27にて吸引したプラスチックレンズの原料を貯蓄する貯蓄部41と、貯蓄部41に設けられる蓋部42とを備えている。貯蓄部41は、一部に開口部を有し、この開口部に蓋部42が設けられる。そして、この蓋部42により貯蓄部41の内部は密閉されている。また、蓋部42には、貯蓄部41の内部と外部とを連通する2つの窓部が形成されている。これらの窓部のうち1つは、排出管23Aの管径と略同一寸法または若干径小に形成され、排出管23Aが挿通されている。また、他方の窓部には、ポンプ管43が挿通されている。このポンプ管43の一端部は貯蓄部41の内部に挿通され、他端部には、図示しない真空ポンプなどが設けられている。そして、この真空ポンプにより貯蓄部41の内部を真空にすることで、吸引管27は所定の吸引力を有し、注入口17から溢れ出たプラスチックレンズの原料を吸引する。なお、貯蓄部41に貯蓄されたプラスチックレンズの原料は、溶解されて再利用されてもよく、廃棄されてもよい。
原料供給装置50には、供給管25Aが接続され、供給部20のプラスチックレンズの溶融状態の原料を供給する。原料供給装置50は、制御装置30の制御により、供給部20の供給するプラスチックレンズの原料の供給量を調整する。なお、この原料供給装置50は、常に一定の圧力にて供給部20に対してプラスチックレンズの原料を供給し、供給部本体21に供給弁を設けて、供給弁にて注入管26からのプラスチックレンズの原料の供給量を調整する構成としてもよい。
[プラスチックレンズ製造装置の動作]
次にプラスチックレンズ製造装置100の動作について説明する。
プラスチックレンズ製造装置100の成型用モールド設置部10に成型用モールド12を設置すると、プラスチックレンズ製造装置100の図示しない注入口形成装置が、供給部20に対向する位置に注入口17を開孔形成する。そして、この成型用モールド12の注入口17に対して注入管26および吸引管27の位置を調整する。すなわち、注入管26および吸引管27の相対位置を固定した状態で、供給部20を注入管26および吸引管27の軸心に沿って進退移動させる。そして、注入口17に注入管26の注入針28を挿通させるとともに、吸引管27が適切な位置に設置されるようにする。ここで吸引管27の適切な位置とは、吸引管27が、注入口17から溢れ出たプラスチックレンズの原料のみを確実に吸引するとともに、成型用モールド12の内部に注入されたプラスチックレンズの原料を吸引しない位置である。
この後、原料供給装置50からプラスチックレンズの原料を供給部20に供給し、注入管26から成型用モールド12のキャビティ16に注入する。そして、注入口17からプラスチックレンズの原料が溢れ出ると、吸引管27にて溢れ出たプラスチックレンズの原料を吸引する。また、この時、吸引センサは、吸引したプラスチックレンズの原料の吸引量を検出して検出信号を制御装置30に出力する。制御装置30は、吸引センサから入力される検出信号を認識すると、成型用モールド12のキャビティ16に注入するプラスチックレンズの原料の注入量を減少させるとともに、注入管26および吸引管27を軸心に沿って成型用モールド12から離間させる。そして、注入口17から注入針28の先端が完全に離れるとプラスチックレンズの原料の注入を終了する。
[プラスチックレンズ製造装置の作用効果]
上述したような上記実施の形態のプラスチックレンズ製造装置100は、注入管26と吸引管27との相対位置を固定された状態でノズル取付部22に取り付けられて構成されている。このため、成型用モールド12の注入口17に対して、これらの相対位置が固定された注入管26および吸引管27を軸心方向に沿って進退させて位置を調整するだけで、容易に注入管26および吸引管27の位置設定ができる。したがって、従来の構成のように、各吸引管の位置をそれぞれ設定する必要がないので、煩雑な設定作業が不要となり、プラスチックレンズの製造作業の作業性も良好にできる。
また、注入管26および吸引管27は、それぞれの軸心が略同軸上となるようにノズル取付部22に取り付けられている。このため、吸引管27は、注入口17から表面張力により盛り上がったプラスチックレンズの原料をそのまま吸引することができる。したがって、プラスチックレンズの原料がレンズの表面に流れ出す前に原料を吸引できるので、レンズ表面への原料の付着を防止でき、効率よく溢れ出るプラスチックレンズの原料を注入口17の周方向に亘って吸引することができる。
さらに、注入管26の先端の注入針28が吸引管27より所定長さだけ突出して成型用モールド12に挿通されている。このため、吸引管27と注入口17との間に所定の長さ寸法の隙間が形成される。したがって、吸引管27によりキャビティ16内のプラスチックレンズの原料が吸引されることがなく、プラスチックレンズの周部に窪みができないので、プラスチックレンズの精度の低下を防止できる。
また、制御装置30は、吸引センサでプラスチックレンズの原料の吸引量を検出することで、注入口17からプラスチックレンズの原料が溢れ出たか否かを判断する。そして、吸引量を検出した場合に、プラスチックレンズの原料の注入量を減少させる。このため、制御装置30にて精密にプラスチックレンズの原料を供給でき、注入口からの原料の過剰な溢れ出しを防止できる。したがって、プラスチックレンズの原料の無駄な消費などを抑えることができ、効率よくプラスチックレンズを製造できる。
さらに、この時、注入管26および吸引管27を成型用モールド12から徐々に引き離している。このため、注入口17近傍まで十分にプラスチックレンズの原料を注入することができる。したがって、製造されたプラスチックレンズに窪みなどが形成されるのを防止できる。
そして、注入管26が完全に注入口17から離れると吸引管27の吸引を停止させる。このため、注入口から合成樹脂材料が溢れ出ることを防止でき、さらに注入口17近傍まで原料が充填されるので、プラスチックレンズの窪みなども防止できる。
また、吸引センサ241が排出部23に設けられている。このため、吸引管27にてプラスチックレンズの原料を吸引すると、即座にその吸引量を検出でき、吸引量に応じた検出信号を制御装置30に出力できる。したがって、吸引管27にてプラスチックレンズの原料を吸引しすぎることなく、原料の供給を制限できる。よって、プラスチックレンズの原料を無駄に消費することがなく、コストを削減できる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、制御装置30により真空ポンプのポンプ効率を制御して、貯蓄部41の内部の圧力を調整する構成としてもよい。このような構成では、貯蓄部41の内部の圧力を適宜変更して、吸引管27の吸引力を調整することができる。
また、吸引管27は、注入口17の周部に亘ってプラスチックレンズの原料を吸引する構成を示したが、これに限らない。吸引管27は、例えば注入口17の径方向において、互いに略直交する2方向からプラスチックレンズの原料を吸引する構成としてもよい。この場合、例えば、図6に示すように、注入管26の周部に4本の吸引管27Aを隣接させて構成してもよい。また、図7に示すように、注入管26の周部に亘って断面円弧状の吸引管27Bを設ける構成としてもよい。これらの構成でも、これらの吸引管27A,27Bをノズル取付部22に取り付けることで注入管26と4本の吸引管27Aとの相対位置を固定でき、容易に注入管26および吸引管27の位置設定ができる。
また、吸引原料貯蓄部40のポンプ管43に真空ポンプを取り付けて、吸引管27に吸引力を付与させる構成を示したが、これに限定されない。例えば、吸引管27の所定の吸引力を付与する吸引型のポンプであればよい。
そして、供給部本体21に吸引センサを設ける構成を例示したが、これに限定されず、例えば、吸引センサが設置されない構成としてもよい。この場合、例えば注入針28の先端に、注入された原料の液面が接触することにより反応する液面センサを設ける構成としてもよい。この構成では、液面センサに原料の液面が接触することで液面センサは検出信号を制御装置30に出力する。そして、制御装置30は、検出信号を認識すると、プラスチックレンズの原料の注入量を減少させるとともに、注入管26および吸引管27を注入口17から離れる方向に移動させる。このような構成でも、プラスチックレンズの原料が注入口17から過剰に溢れ出すことがなく、効率よくプラスチックレンズの原料をキャビティ16に注入できる。
また、吸引管27の先端に吸引センサが設けられる構成としてもよい。このような構成では、吸引管27にてプラスチックレンズの原料を吸引すると、即座に検出信号を出力できる。したがって、無駄にプラスチックレンズの原料を溢れさせることなく、プラスチックレンズの原料の供給を制御できる。
さらに、上記実施の形態では、合成樹脂成形物製造装置として、プラスチックレンズを製造するプラスチックレンズ製造装置を例示したが、これに限定されない。例えば、その他のプラスチック製造物を製造する装置であってもよい。また、プラスチックに限らず、その他の合成樹脂を素材とする成形物を製造する装置であってもよい。
また、注入管26がステンレス製であり、吸引管27がテフロン製である例を示したが、これらの注入管26および吸引管27の素材はこれらに限定されない。
さらに、上記実施の形態では、注入管26と吸引管27との相対位置が完全に固定されている例を示したが、注入管26と吸引管27との軸心位置の相対位置が固定された構成であってもよい。例えば、注入管26と吸引管27との軸心が同軸となるように形成され、注入管26および吸引管27は、それぞれ個別に軸心方向に移動可能としてもよい。この構成では、上記実施の形態と同様、注入管26と吸引管27の軸心の相対位置が固定されているので、注入管26および吸引管27を軸心方向に進退移動させるだけで容易にこれらの注入管26および吸引管27の位置設定ができる。さらに、注入管26の注入針28の突出寸法を任意に設定したり、吸引管27による吸引力が強い場合に吸引管27のみを注入口17から離れる位置に設定したりもできる。
また、上述したように、供給部本体21には、原料供給部25と注入管26とを連結する位置に供給弁を設けた構成としてもよい。このような構成では、供給部20は、制御装置30から原料の供給を停止する旨の制御信号が入力されると、注入管26に近接する位置で原料の供給を停止できる。例えば原料供給装置50にて原料供給を停止する場合では、供給管25Aを通過中の原料が注入管26から注入されて注入口17から原料が溢れ出てしまうおそれがある。これに対して、上記のように供給部本体21に供給弁を設ける構成とすると、注入管26に近い位置で原料の供給を即座に停止することができるので、原料を余分に消費することがない。
さらに、上述したように、供給部本体21に排出弁を設ける構成としてもよく、この場合、例えば吸引センサにて所定量以上の原料が吸引された旨を検出した場合、排出弁を閉じて吸引量を制御することが可能となる。
また、上述したように、注入管26および吸引管27は、相対位置が固定された状態で、軸心方向に進退する構成としてもよい。このような構成では、注入管26および吸引管27を軸心方向に沿って進退させるだけで、容易に注入管26および吸引管27の位置設定ができる。
さらに、成型用モールド設置部10が供給部20に対して進退する構成としてもよい。この構成では、成型用モールド12の注入口17に注入針28が挿入されるように、成型用モールド設置部10を注入管26および吸引管27の軸心に沿って進退させる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
本発明は、メガネやカメラ、望遠鏡や時計などに用いられるレンズや、その他の合成樹脂成形物を製造する装置に利用することができる。
本発明の一実施の形態に係るプラスチックレンズ製造装置の概略構成を模式的に示す正面図である。 テープモールド法を用いたプラスチックレンズの成型用モールドの概略を示す断面図である。 成型用モールドにプラスチック原料を注入した時の成型用モールドのキャビティの内部の状態を示す断面図である。 供給部の正面図および管断面図である。 注入口近傍を拡大した断面図である。 他の実施の形態における注入管および吸引管の管断面図である。 さらに他の実施の形態における注入管および吸引管の管断面図である。
符号の説明
12…成型用モールド、17…注入口、26…注入管、27…吸引管、30…供給制御部としての制御装置、100…合成樹脂成形物製造装置としてのプラスチックレンズ製造装置、24…吸引センサとしてのセンサ部。

Claims (7)

  1. 合成樹脂の材料を注入する注入口を備えた成型用モールドと、この成型用モールドの前記注入口に差し込まれ、前記合成樹脂の材料を注入する注入管と、前記注入口から溢れ出た前記合成樹脂の材料を吸引する吸引管と、を具備した合成樹脂成形物製造装置であって、
    前記注入管および前記吸引管は、互いに相対位置が固定された
    ことを特徴とした合成樹脂成形物製造装置。
  2. 請求項1に記載の合成樹脂成形物製造装置であって、
    前記吸引管は、前記注入口の外周に配置されている
    ことを特徴とした合成樹脂成形物製造装置。
  3. 請求項2に記載の合成樹脂成形物製造装置であって、
    前記注入管の径方向において、前記吸引管の吸引口が略直交する位置に複数配置されている
    ことを特徴とした合成樹脂成形物製造装置。
  4. 請求項2に記載の合成樹脂成形物製造装置であって、
    前記注入管の前記吸引口の内径部に、前記吸引管が配置される
    ことを特徴とした合成樹脂成形物製造装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の合成樹脂成形物製造装置であって、
    前記注入管の先端は、前記吸引管の先端よりも突出している
    ことを特徴とした合成樹脂成形物製造装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の合成樹脂成形物製造装置であって、
    前記吸引管からの前記合成樹脂の材料の吸引を検出する吸引センサと、
    前記吸引センサにて前記合成樹脂の材料の吸引を検出すると、前記注入管から前記注入口への前記合成樹脂の材料の注入量を制御する供給制御部と、
    前記吸引センサにて前記合成樹脂の材料の吸引を検出すると、前記注入管および前記吸引管を前記注入口から離れる方向に移動させる管移動部と、を備え、
    前記供給制御部は、前記吸引センサが前記合成樹脂の材料を検出すると、前記注入管から前記注入口への前記合成樹脂の材料の注入量を減少させ、前記注入管の先端が前記注入口から離れると前記合成樹脂の材料の注入を停止する
    ことを特徴とした合成樹脂成形物製造装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の合成樹脂成形物製造装置であって、
    前記成形用モールドは、プラスチック製レンズを成形する型である
    ことを特徴とした合成樹脂成形物製造装置。
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