JP2006216574A - 光触媒ledデバイスおよび光触媒ledデバイスモジュール - Google Patents

光触媒ledデバイスおよび光触媒ledデバイスモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】 光触媒を備えた装置の小型化を可能にする。
【解決手段】 回路基板2と、光触媒層3と、この光触媒層2に励起光を照射するLED素子5とを備え、前記回路基板2の面上に前記光触媒層3を形成するとともに、前記回路基板2のうち、前記光触媒層3が形成された面内に前記LED素子5を実装する構成とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)と光触媒層とを備えた光触媒LEDデバイス、および、この光触媒LEDデバイスを複数備えてなる光触媒LEDデバイスモジュールに関する。
例えば酸化チタンなどの光触媒は、バンドギャップ(酸化チタンでは380nm)以下の波長の光が照射されると光触媒反応を生じ、大気中の有毒ガスや汚れなどを分解する作用があることが知られている。そこで、従来から、トイレ等の衛生関連器具やビルの壁面処理などに光触媒を応用して、大気中の好ましくないガス成分の分解や除去、有毒物質を含む水の浄化等を行っている。
具体的には、例えばビルの壁面や、トイレに設置されるガラスや陶磁器等の衛生関連器具などに酸化チタンを塗布して光触媒膜を形成し、屋外においては光触媒膜に太陽光を照射し、また、屋内や暗所においては紫外線光源から光を照射して、光触媒膜に光触媒反応を生じさせている。また、この紫外線光源としては、放電ランプを用いるのが一般的であるが、近年では、LED素子を用いる技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−941号公報
しかしながら、上記従来の技術にあっては、光触媒膜から離れた位置から光を照射する構成としているため、光触媒を備えた装置の小型化が困難である、といった問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、光触媒を備えた装置として、小型化が可能な光触媒LEDデバイスおよび光触媒LEDデバイスモジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、回路基板と、光触媒層と、この光触媒層に励起光を照射するLED素子とを備え、前記回路基板の面上に前記光触媒層を形成するとともに、前記回路基板のうち、前記光触媒層が形成された面内に前記LED素子を実装したことを特徴とする光触媒LEDデバイスを提供する。
また本発明は、上記発明において、前記回路基板の両面に、前記光触媒層と前記LED素子とを設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記回路基板の面内に、ガスを通過させるための複数の貫通孔を形成したことを特徴とする。
また上記目的を達成するために、本発明は、回路基板と、前記回路基板の面上に形成された光触媒層と、前記回路基板のうち前記光触媒層が形成された面内に実装され前記光触媒層に励起光を照射するLED素子とを有するデバイス片を一対備え、前記デバイス片の各々を光触媒層が対向するように保持したことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記LED素子は側面から光を照射する素子であることを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記回路基板をリング状に形成するとともに、前記リング状の回路基板の内周面に、前記光触媒層と前記LED素子とを設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記回路基板に、互いに光の中心波長の異なる複数のLED素子を実装したことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記回路基板は、その面内のうち、少なくとも前記光触媒層が形成される領域に凹凸を有することを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記回路基板の面内の凹凸は、この面内に硬質粒子を吹き付けるサンドブラスト処理により形成されていることを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、表面に光触媒が塗布された複数の粒状のガラスを前記回路基板の面上に配置して前記光触媒層を形成したことを特徴とする。
また本発明は、上記いずれかに記載の光触媒LEDデバイスが複数隣接配置されてなることを特徴とする光触媒LEDデバイスモジュールを提供する。
本発明によれば、小型化が可能な光触媒LEDデバイスおよび光触媒LEDデバイスモジュールが提供可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1実施の形態]
図1は本実施の形態に係る光触媒LEDデバイス1の構成を模式的に示す平面図であり、図2は図1のA−A’線における断面図である。光触媒LEDデバイス1は、空気の脱臭や空気に含まれる化合物(例えばNOxなど)の分解を主として行うものであり、図1および図2に示すように、光触媒LEDデバイス1は、回路基板2と、光触媒層3と、電源回路4と、3つのLED素子5A、5B、5C(これらを特に区別しないときはLED素子5とも言う)とを備え、これらが一体となったデバイスとして構成されている。
回路基板2は平面視略六角形に形成された例えば樹脂製の板材であり、その面内には、表裏に貫通する直径約5mm以下の通風孔6が多数形成されている。
上記光触媒層3は、光触媒を回路基板2に塗布等することにより形成された層であり、本実施の形態では、光触媒層3が回路基板2の上面(回路パターンが形成される側の面)の略全域にわたり形成されている。光触媒としては、LEDの照射光(励起光)により励起され光触媒反応を生じる物質であれば任意の物質を用いることが可能であり、本実施の形態では、紫外光領域の光の照射により酸化還元反応をおこし、ガス中の化合物を分解する効果を発揮する酸化チタンを光触媒として用いることとしている。
電源回路4は3つのLED素子5A、5B、5Cの各々に電力を供給するものであり、回路基板2の上面に実装される。
LED素子5A、5B、5Cの各々は、光触媒層3に対して光を照射して、光触媒に光触媒反応を生じさせるものであり、表面実装型の例えば3mm角以内の小型のLEDである。これらのLED素子5A、5B、5Cは、回路基板2の上面、すなわち、上記光触媒層3が形成された面と同一面に実装され、図示せぬ回路パターンを介して電源回路4から電力が供給される。このとき、LED素子5A、5B、5Cの各々は、回路基板2の縁部から中央部Oに向けて光を照射し、互いの光により回路基板2の中央部Oの略全域が照射されるように実装される。
上記のように、本実施の形態では、光触媒として酸化チタンを用いているため、LED素子5A、5B、5Cとしては、紫外光領域の光を照射可能な素子が用いられている。
ここで、LED素子5A,5B、5Cについて詳述すると、図1および図2に示すように、これらのLED素子5A、5B、5Cとして、素子の側壁7から光を照射するいわゆるビューサイド型のLED素子を用いることとしている。このようにビューサイド型のLED素子を用いることで、光触媒層3に光を照射するためにLED素子5A、5B、5Cを立設する必要がなく、光触媒LEDデバイス1の厚みを薄くすることができる。また、光触媒層3に対して横方向から光を照射するため、広範囲にわたって光を照射することができる。
上記3つのLED素子5A、5B、5Cの各々は回路基板2の中央部Oを中心とする円C上に互いに等間隔で配置されており、3つのLED素子5A、5B、5Cの各々が正三角形の頂点位置に配置されるようになっている。したがって、図1に示すように、各LED素子5A、5B、5Cの照射角のうち、回路基板2の平面と平行方向の照射角αを少なくとも120度よりも大とすることで、3つのLED素子5A、5B、5Cにより、円C内の領域を効率良く照射することが可能となる。
さらに、本実施の形態では、3つのLED素子5A、5B、5Cとして、光の中心波長が互いに異なるものを用いることとしている。詳述すると、酸化チタンは、一般には、TiO2の分子構造を有するが、製造の過程で、TiO2に加え、TimOn(m、nは共に1以上の自然数)の分子構造を有する酸化チタンや、その他の不純物が含まれることがある。このように、不純物などが含まれると、酸化チタンに光触媒反応を起こさせるのに最適な光の波長にずれが生じる。
そこで、本実施の形態では、図3に示すように、3つのLED素子5A、5B、5Cとして、波長350nm〜430nmの波長範囲内の紫外光を照射するものであって、光の中心波長が互いに異なるものを用いることとし、不純物などの混入により光触媒層3に光触媒反応を生じさせるのに最適な光の波長がずれていたとしても、光触媒層3に光触媒反応を効率良く生じさせることを可能としている。
また、本実施の形態では、図4に示すように、回路基板2の上面の表面2Aに凹凸を設け、その表面2A上に光触媒層3を形成することとしている。これにより、光触媒層3の表面積が増大させることができるため、ガスとの接触面積が大きくなり、ガス中に含まれる化合物の分解量や脱臭効果を高めることが可能となる。
このような回路基板2の凹凸は基板成形時に形成可能であるが、回路基板2として、表面が粗いセラミック基板を用いるようにしても良く、また、セラミックや多孔質構造を有する薄い板材を回路基板2の表面に貼り付け、その板材の上に光触媒層3を形成するようにしても良い。光触媒が塗布された例えばビーズ等のガラス製の微小粒を回路基板2の上面に配置して光触媒層3を形成し、ガスとの接触面積を増大させる構成としても良い。
さらに、回路基板2の表面の凹凸は、その表面をサンドブラスト処理することでも形成可能である。このサンドブラスト処理は、硬質粒子を回路基板2の表面に吹き付ける処理であり、硬質粒子により表面が削られて粗面が形成される。
また発明者は、実験を重ねた結果、回路基板2として、ガラス基材エポキシ(NEMA(米国電気製造業者協会)記号:CEM−3、JIS記号:CGE材)、或いは、ガラス布エポキシ(NEMA(米国電気製造業者協会)記号:FR−4、JIS記号:GE材)を材質とした基板を用い、その表面に光触媒層3を形成する前に、表面をサンドブラスト処理して、ガラス繊維を露出させておくことが望ましいとの知見を得ている。
すなわち、光触媒として用いる酸化チタン(TiO2)と、回路基板2のガラス成分の1つである酸化珪素(SiO2)とは化学的に結合し易く、さらに、酸化チタン(TiO2)が回路基板2表面の繊維質構造に物理的に結合するため、光触媒と回路基板2との接合強度を高められる。これにより、反応面積の増大により光触媒反応の効率が向上され、かつ、光触媒と回路基板2との接合強度が高められた光触媒LEDデバイス1が実現可能となる。
さて、図5に示すように、上記の光触媒LEDデバイス1をガスが通過する配管10内に1或いは複数配置することで、ガスに含まれる化合物の分解や脱臭が行われ、ガスが清浄化される。このとき、回路基板2には、多数の通風孔6が形成されているため、光触媒LEDデバイス1によりガスの流れが阻害されることが無く、また、下流に配置された光触媒LEDデバイス1にガスを導くことができる。
なお、上記の光触媒LEDデバイス1にあっては、光触媒層3を回路基板2の上面にのみ形成する構成としているため、光触媒LEDデバイス1の上面から下面に向かって流れるガスの浄化には適しているものの、下面から上面に向かって流れるガスに対しては浄化作用が薄れる。そこで、図6に示すように、回路基板2の上下の両面に、光触媒層3を形成するとともに、LED5A、5B、5Cを配置する構成とし、光触媒LEDデバイス1の両面にて光触媒反応を生じさせるようにしても良い。
また、光触媒LEDデバイス1をガスが通過する配管10内に配置する際には、例えば、図7に示すように、複数の光触媒LEDデバイス1を平面上に連ねて光触媒LEDデバイスモジュール30を構成し、この光触媒LEDデバイスモジュール30を配管10の長さ方向に適宜の間隔で配置するようにしても良い。このとき、光触媒LEDデバイス1が平面視六角形に形成されているため、光触媒LEDデバイスモジュール30は、いわゆるハニカム状に光触媒LEDデバイス1が連接された構造となり、より効率的にガスの浄化を行うことができる。
また例えば、図8に示すように、配管10内に光触媒LEDデバイス1を千鳥状に配置するようにしても良い。この配置において、光触媒LEDデバイス1を配管10内に設けてもガスの流路が確保される程度に配管10の内径が大きい場合、光触媒LEDデバイス1に上記通風孔6を設ける必要はない。
以上説明したように、本実施の形態によれば、回路基板2の面上に光触媒層3を形成するとともに、回路基板2のうち、光触媒層3が形成された面内にLED素子5を実装する構成としたため、光触媒層3とLED素子5とが一体化され、光触媒LEDデバイス1の小型化が可能となる。例えば、LED素子5として、3mm角以内のLED素子5を用いることで、光触媒LEDデバイス1が非常にコンパクトになる。これにより、局所的な空間などに配置してガスなどの浄化を行うことができる。
また、LED素子5として、側面7から光を照射する素子を用いる構成とすることで、光触媒LEDデバイス1の厚みが薄くなり、より小型化することができる。また、光触媒層3の広範囲にわたって光を照射することができ、これにより、広範囲にわたって光触媒反応を生じさせることができる。
また、本実施の形態によれば、光触媒LEDデバイス1の小型化が可能であるため、径の細い配管内などにも配置することができる。このとき、回路基板2の面内に、ガスを通過させるための複数の貫通孔7を形成する構成としたため、配管内を流れるガスなどの流通を阻害することが無い。
特に、回路基板2の両面に、光触媒層3とLED素子5とを設ける構成とすることで、配管内のガスの流通方向にかかわらず、ガスの浄化を行うことができる。
また、光触媒LEDデバイス1を複数連接させてなる光触媒LEDデイバスモジュール30にあっては、設置する空間の広さに合わせて、連接させる光触媒LEDデバイス1の個数を決定することで、その空間にあった大きさのモジュールを構成することができる。
また、本実施の形態によれば、回路基板2に、互いに光の中心波長の異なる複数(本実施の形態では3つ)のLED素子5A、5B、5Cを実装する構成としたため、光触媒層3に光触媒反応を生じさせるのに最適な光の波長がずれていたとしても、光触媒層3に光触媒反応を効率良く生じさせることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、光触媒層3が形成される領域に凹凸を設ける構成としたため、光触媒層3の表面積が増大されて、ガスとの接触面積が大きくなり、ガス中に含まれる化合物の分解や脱臭効果を高められる。
[第2実施の形態]
次いで、本発明の第2実施の形態について説明する。
図9は本実施の形態に係る光触媒LEDデバイス40の構成を模式的に示す平面図であり、図10は図9のB−B’線から断面をみた断面図である。なお、これらの図において、第1実施の形態に係る光触媒デバイス1と同じ構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図9および図10に示すように、光触媒LEDデバイス40は、回路基板2と、この回路基板2の回路実装面の全面にわたって光触媒が塗布されてなる光触媒層3と、回路基板2の回路実装面に実装された電源回路4および3つのLED素子5A、5B、5Cとを備えるデバイス片42を2つ備え、これらのデバイス片42が、光触媒層3を互いに対向させた姿勢でスペーサ41により保持されている。
上記デバイス片42は、通風孔7が形成されていない点を除き第1実施の形態の光触媒LEDデバイス1と同様の構成を有するものであり、これらのデバイス片42が、光触媒層3を互いに対向させた状態で離間配置されることで、デバイス片42の間を通過するガスの清浄化が行われる。
また、図11に示すように、上記の光触媒LEDデイバス40を平面上に多数(図示例では7つ)連接配置して光触媒LEDデバイスモジュール50を構成することで、この光触媒LEDデバイスモジュール50の横方向から流入してくるガスの浄化を行うことができる。
[第3実施の形態]
次いで本発明の第3実施の形態について説明する。本実施の形態では、本発明をゴミ収容箱に適用した場合を説明する。なお、以下の説明において、第1および第2実施の形態にて説明した構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図12は本実施の形態に係るゴミ収容箱60の全体を示す斜視図である。この図に示すように、ゴミ収容箱60は、上方が開口した略円筒の容器本体61と、容器本体62の開口に設けられるガス浄化リング62とを備えている。このガス浄化リング62は、容器本体62の開口縁に沿ったリング状基体63を備え、このリング状基体63の内周面63Aには、容器本体61の開口を通過するガスを浄化するための光触媒LEDデバイス64が設けられている。
光触媒LEDデバイス64は、図13および図14に示すように、リング状基体63の内周面63Aに沿って略全周にわたって配置されるフレキシブル回路基板2’と、このフレキシブル回路基板2’の回路実装面上の略全域に形成された光触媒層3と、フレキシブル回路基板2’の回路実装面に実装された電源回路4および複数のLED素子5とを備えている。
LED素子5の各々は、第1および第2実施の形態とは異なり、フレキシブル回路基板2’の回路実装面に対して垂直上側に向けて光を照射するものであり、これらのLED素子5が互いに略等間隔で離間配置されている。すなわち、光触媒層3には、対向するLED素子5の光が照射されて励起され、光触媒反応を生じ、ガス浄化リング62を通過するガスを浄化する。
このように、本実施の形態によれば、ガス浄化リング62が容器本体61に蓄積されたゴミ等から発生するガスの脱臭や、このガスに含まれる化合物の分解などの浄化を行うため、悪臭が外部に漏れるのが防止される。
[変形例・応用例]
上述した第1乃至第3の各実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した第1および第2実施の形態では、回路基板2の形状を六角形としたが、これに限らず、矩形や三角形、或いは円形などの任意の形状としても良い。
また例えば、上述した第1および第2実施の形態では、LED素子5の数を3つとしたが、これに限らない。すなわち、LED素子5の数は、LED素子5の照射可能範囲や光触媒層3の面積などに応じて適宜決定することができる。
本発明に係る光触媒LEDデバイスおよび光触媒LEDデバイスモジュールは、小型化が可能なことから、主に局所的ガスの浄化や水の浄化に用いて好適なものであり、自動車室内における空気の洗浄化装置に応用することができ、また、小型機器、特に、分析機器等の内蔵浄化デバイスとしても応用することが可能である。また、エチレンガス分解が可能であることから、果物・野菜等の保管庫に鮮度維持機能を持ったデバイスとしても応用することが可能である。
また、光触媒は防菌、防臭および防黴を有するものであるため、浴室等の換気扇カバーや換気口用内壁などのカビが発生し易い箇所にも取り付けて用いることも可能である。
本発明の第1実施の形態に係る光触媒LEDデバイスの構成を模式的に示す平面図である。 同光触媒LEDデバイスの断面図である。 LED素子の中心波長を示す図である。 回路基板の表面の凹凸を説明するための図である。 配管内を流れるガスの浄化を説明するための図である。 第1実施の形態に係る光触媒LEDデバイスの変形例を示す図である。 光触媒LEDデバイスモジュールを説明するための図である。 光触媒LEDデバイスの配管内での配置例を示す図である。 本発明の第2実施の形態に係る光触媒LEDデバイスの構成を模式的に示す平面図である。 同光触媒LEDデバイスの断面図である。 光触媒LEDデバイスモジュールの構成を模式的に示す平面図である。 本発明の第3実施の形態に係るゴミ収容箱の構成を示す斜視図である。 ガス浄化リングの構成を示す平面図である。 ガス浄化リングの構成を示す断面図である。
符号の説明
1、20、40、64 光触媒LEDデバイス
2 回路基板
2’ フレキシブル回路基板
3 光触媒層
5、5A〜5C LED素子
6 貫通孔
10 配管
30、50 光触媒LEDデバイスモジュール
42 デバイス片
60 ゴミ収容箱
62 ガス浄化リング

Claims (11)

  1. 回路基板と、光触媒層と、この光触媒層に励起光を照射するLED素子とを備え、前記回路基板の面上に前記光触媒層を形成するとともに、前記回路基板のうち、前記光触媒層が形成された面内に前記LED素子を実装した
    ことを特徴とする光触媒LEDデバイス。
  2. 前記回路基板の両面に、前記光触媒層と前記LED素子とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の光触媒LEDデバイス。
  3. 前記回路基板の面内に、ガスを通過させるための複数の貫通孔を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の光触媒LEDデバイス。
  4. 回路基板と、前記回路基板の面上に形成された光触媒層と、前記回路基板のうち前記光触媒層が形成された面内に実装され前記光触媒層に励起光を照射するLED素子とを有するデバイス片を一対備え、
    前記デバイス片の各々を光触媒層が対向するように保持したことを特徴とする光触媒LEDデバイス。
  5. 前記LED素子は側面から光を照射する素子であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光触媒LEDデバイス。
  6. 前記回路基板をリング状に形成するとともに、前記リング状の回路基板の内周面に、前記光触媒層と前記LED素子とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の光触媒LEDデバイス。
  7. 前記回路基板に、互いに光の中心波長の異なる複数のLED素子を実装したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光触媒LEDデバイス。
  8. 前記回路基板は、その面内のうち、少なくとも前記光触媒層が形成される領域に凹凸を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の光触媒LEDデバイス。
  9. 前記回路基板の面内の凹凸は、この面内に硬質粒子を吹き付けるサンドブラスト処理により形成されていることを特徴とする請求項8に記載の光触媒LEDデバイス。
  10. 表面に光触媒が塗布された複数の粒状のガラスを前記回路基板の面上に配置して前記光触媒層を形成したことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の光触媒LEDデバイス。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の光触媒LEDデバイスが複数隣接配置されてなることを特徴とする光触媒LEDデバイスモジュール。

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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