JP2006214356A - 多段ピストン式の固定容量アキシャルピストンポンプ・モータ - Google Patents

多段ピストン式の固定容量アキシャルピストンポンプ・モータ Download PDF

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JP2006214356A JP2005028097A JP2005028097A JP2006214356A JP 2006214356 A JP2006214356 A JP 2006214356A JP 2005028097 A JP2005028097 A JP 2005028097A JP 2005028097 A JP2005028097 A JP 2005028097A JP 2006214356 A JP2006214356 A JP 2006214356A
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Katsutaro Shimizu
克多郎 清水
Tomohiro Hirose
智博 廣瀬
Taiji Sato
泰路 佐藤
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Abstract

【課題】 ピストン及びシリンダブロックの形状を変更することにより、部品点数をほとんど増やすことなく、コンパクトで、脈動の低減が可能な固定容量のアキシャルピストンポンプ・モータを提供する。
【解決手段】 複数本のピストンが、シリンダブロックに設けられた複数のピストンボアに対して往復するようにして構成された固定容量アキシャルピストンポンプ・モータであって、前記ピストンの外径と前記ピストンボアの内径は、長手方向に所定の間隔をおいて、漸次減少するように形成されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のポンプ機能を有するアキシャルピストンポンプ・モータに関する。
従来、複数系統の吐出を得る目的で、特許文献1の図1に示されるように1台の原動機で複数の可変容量ポンプを駆動する方法が知られている。また、同文献の図2に示されるように、1基のシリンダブロックの端面に、2つの吐出を得るための2つの吐出口を設けて各吐出口から夫々の吐出を得ることができるスプリットフロータイプと呼ばれる型式のポンプが知られている。
上記文献に開示される方法又はポンプでは、部品点数が多く、ポンプ全体の構造が大型化してしまうという問題があった。また、スプリットフロータイプの場合には、1つのポンプ当たりのピストン数が少なくなるために、通常のポンプに比べて、各吐出口から吐出される流体の脈動が大きくなるという問題があった。
一方、モータの軸回転速度又は出力トルクを変化させる目的で、斜板又は斜軸傾転機構を備えた可変容量アキシャルピストンモータが知られているが、このような機構を備えるために、部品点数が多くなり、コスト低減又はコンパクト化が困難であるという問題があった。また、上記ポンプと同様にスプリットフロータイプのものが知られているが、1つのモータ当たりのピストン数が少なくなるために、モータ出力軸の回転変動が大きいという問題があった。また、固定容量アキシャルピストンモータと変速機とを組み合わせた場合にも、同様にコンパクト化が困難であるという問題があった。
特開平2002−138948号公報((0005)、図1及び図2)
そこで、本発明は、ピストン及びシリンダブロックの形状を変更することにより、部品点数をほとんど増やすことなく、コンパクトで、脈動の低減が可能な固定容量のアキシャルピストンポンプ・モータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明者は鋭意検討の結果、下記の通り解決手段を見いだした。
即ち、本発明の固定容量アキシャルピストンポンプ・モータは、請求項1に記載の通り、複数本のピストンが、シリンダブロックに設けられた複数のピストンボアに対して往復するようにして構成された固定容量アキシャルピストンポンプ・モータであって、前記ピストンの外径と前記ピストンボアの内径は、長手方向に所定の間隔をおいて、漸次減少するように形成されることを特徴とする。
本発明によれば、部品点数をほとんど増やすことなく、コンパクトで、脈動の低減が可能な固定容量のアキシャルピストンポンプ・モータを提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示す固定容量アキシャルピストンポンプ1は、ハウジング2内に、軸受け3により軸支されたシャフト4を中心に回転自在に構成された円筒状のシリンダブロック5を備え、シリンダブロック5には9本のピストン6が往復自在に設けられる。前記ピストン6の頭部は、ハウジング2の内部にシャフト4に対して傾斜して設けられた斜板7に回転自在に当接する。また、シリンダブロック5の環状の端壁は、円盤状のバルブプレート8に当接する。そして、バルブプレート8を介してハウジング2の端面にポートブロック9を固定することにより、ハウジング2内は密閉される。
前記シリンダブロック5内の各ピストンシリンダ10の内径は、長手方向、即ち、ピストンシリンダ10の軸方向に、所定の間隔をおいて、3段階に漸次減少するように形成される。そして、ピストンシリンダ10の各段には、吸入ポート11及び吐出ポート12に連通されるようにして吸入口13,14,15及び吐出口16,17,18が設けられる。
斜板7側の吸入口13,14は、ピストンシリンダ10の各段の側面に形成され、残りの吸入口15は、ピストンシリンダ10の底部、即ち、バルブプレート8側に設けられる。同様に、斜板7側の吐出口16,17も吸入口13,14と同様に、ピストンシリンダ10の各段の側面に形成され、残りの吐出口18は、ピストンシリンダ10の底部、即ち、バルブプレート8側に設けられる。
前記吸入ポート11から各ピストンシリンダ10に供給される流体の流路は、ハウジング2の側壁内で3方向に分岐されるようにして形成され、そのうちの2つの流路は、ピストンシリンダ10の各段の側面に設けられた吸入口13,14に連通されるようにして形成される。また、残りの1つの流路は、ポートブロック9内及びバルブプレート8を通過して、ピストンシリンダ10の底部の吸入口15に連通されるようにして形成される。また、吐出ポート12から吐出される流体の流路は、ピストンシリンダ10の側面に設けられた吐出口16,17から各吐出ポート12a,12bに連通されるようにしてハウジング2の側壁内に形成される。尚、ピストンシリンダ10の底部から吐出される流体の流路は、バルブプレート8及びポートブロック内を通過して吐出ポート12cに連通されるようにして形成される。
前記シリンダブロック5内に往復するピストン6についても、外径は、長手方向、即ち、ピストンシリンダ10の軸方向に、所定の間隔をおいて、3段階に漸次減少するように形成される。
以上の構成により、シャフト4を回転させることにより、吸入ポート11から各吸入口13,14,15を介してピストンシリンダ10の各段内に流体が流入する。そして、シャフト4の回転に伴い、ピストンシリンダ10とともにシリンダブロック5が回動する。そして、吐出ポート12a,12b,12c側まで移動するにつれて、ピストンシリンダ10の頭部は、斜板7により押され、各吐出ポート12a,12b,12cから図示しないアクチュエータに供給されることにより、アクチュエータを作動させる。
このようにして、複数のポンプ機能を有する固定容量アキシャルピストンポンプとして機能することになる。
尚、上記固定容量アキシャルピストンポンプ1のピストン6、ピストンシリンダ10、吸入口13,14,15及び吐出口16,17,18の構造以外は、基本的には公知の構造のものを流用することができる。
また、本実施の形態では、ピストン6の外径及びピストンシリンダ10の内径を3段階に漸次減少するように構成したものについて説明したが、この段数について特に制限するものではない。
次に、本発明の固定容量アキシャルピストンモータについて、図3を参照して説明する。
図3に示す固定容量アキシャルピストンモータ20では、図1の吸入口13,14,15を、吐出口13',14',15'とし、図1の吐出口16,17,18を吸入口16',17',18'とし、図1の吐出ポート12a,12b,12cを押し込みポート12'a,12'b,12'cとして構成したものである。そして、本実施の形態では、吐出口13',14'に連通するようにハウジング2の側壁内に出口ポート21,22を形成し、吐出口15'に連通するようにポートブロック9に出口ポート23を形成するようにした。尚、他の符号については、図1と同じ部材であるため説明は省略する。
上記構成により、押し込みポート12'a,12'b,12'cから供給された流体は、シリンダブロック5を介してシャフト4を駆動させるモータとして機能することになる。
従って、液圧源と、固定容量アキシャルピストンモータ20との間に、切り替えバルブ等を設けて、切り替えバルブにより各押し込みポート12'a,12'b,12'cに流体を供給することで、シャフト4の変速が可能となり、斜板角制御機構が不要となる。また、スプリットフロータイプに比べて、回転変動の低減が可能となる。
尚、上記固定容量アキシャルピストンモータ20のピストン6、ピストンシリンダ10、押し込みポート12'a,12'b,12'c、出口ポート21,22,23、吐出口13',14',15'及び吸入口16',17',18'の構造以外は、基本的には公知の構造のものを流用することができる。
上記固定容量アキシャルピストンポンプ・モータ1,20において、吐出口又は吸入口は、各ピストンボアの各段について設けるものであれば、設ける位置に関しては特に制限するものではない。
本発明の一実施の形態のである固定容量アキシャルピストンポンプの側断面図 図1のA−A断面図 本発明の一実施の形態のである固定容量アキシャルピストンモータの側断面図
符号の説明
1 固定容量アキシャルピストンポンプ
2 ハウジング
3 軸受け
4 シャフト
5 シリンダブロック
6 ピストン
7 斜板
8 バルブプレート
9 ポートブロック
10 ピストンシリンダ
11 吸入ポート
12a,12b,12c 吐出ポート
13,14,15 吸入口
16,17,18 吐出口
12'a,12'b,12'c 押し込みポート
13',14',15' 吐出口
16',17',18' 吸入口
20 固定容量アキシャルピストンモータ
21,22,23 出口ポート

Claims (1)

  1. 複数本のピストンが、シリンダブロックに設けられた複数のピストンボアに対して往復するようにして構成された固定容量アキシャルピストンポンプ・モータであって、前記ピストンの外径と前記ピストンボアの内径は、長手方向に所定の間隔をおいて、漸次減少するように形成されることを特徴とする固定容量アキシャルピストンポンプ・モータ。
JP2005028097A 2005-02-03 2005-02-03 多段ピストン式の固定容量アキシャルピストンポンプ・モータ Withdrawn JP2006214356A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010144579A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Toyota Industries Corp アキシアルピストンポンプ
KR20220098980A (ko) 2021-01-05 2022-07-12 현대제뉴인 주식회사 맥동 저감용 오리피스를 구비한 유압 모터 및 펌프장치

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