JP2006212838A - 小冊子の製造方法、この方法により製造されるデータページ及びこの方法により製造される小冊子 - Google Patents

小冊子の製造方法、この方法により製造されるデータページ及びこの方法により製造される小冊子 Download PDF

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Abstract

【課題】 データキャリアが簡単にそして確実に綴じ込まれるようにした小冊子を製造するための方法と、データページ及び小冊子を提供する。
【解決手段】 小冊子(1)は、表紙(23)の間に複数のシート(31)を有し、各シートは、前面及び裏面を有する。上記表紙に対して堅固に連結される少なくとも一つのデータページ(2,24〜27,37)が備えられている。上記データページは、可撓性層(3〜7,38)を有しており、この可撓性層は、一つの領域(3b,4b,5b,6b,7b)でデータキャリア(9,11,13,14,18,41)から突出している。この一つ領域で、上記データページは、表紙及び他のシート(31)に連結されている。上記可撓性層(3〜7)は、少なくとも一つの他の層(9,11a,13,14a,18,41)に、例えば溶着又は粘着結合によって平坦に連結されていて、いかなる機械的連結部品も用いず分離不可能に綴じ込まれる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表紙の間に複数のシートを有し、各シートが前面及び裏面を有し、表紙に永久に連結される少なくとも一つのデータページが備えられている、小冊子、特に身分証明の製造方法に関する。
本発明は、さらに、この方法により製造されるデータページ及びこの方法により製造される小冊子に関する。
身分証明書、特にパスポートは、小冊子又はパスポートにできるだけ確実にまとめなければならない個人データを含んでいる。安全性を高めるために、データキャリアとしてデータページをパスポート内に導入することが知られている。結果として、不正操作に対する安全性も実質的に高めることができる。これらのデータページは、少なくとも一つの個人情報ページを含んでおり、比較的堅いプラスチック、例えば、ポリカーボネートから製造可能である。このような堅いデータページが綴じ込まれ、例えば、縫い込まれると、ある状況のもとで、パスポート又は小冊子を、もはや完全に閉じることができなくなる。さらに、小冊子が頻繁に使用され、特に、頻繁に折曲げられると、データページのプラスチックが割れる可能性がある。
従来技術においては、本質的に曲げにくいデータページをどのように小冊子に綴じ込むことができるかについて、複数の解決法が既に提示されている。
例えば、EP1008459A号公報は、複数の紙シートと表紙とデータキャリアとしてのプレートとを有する小冊子の製造方法を開示している。このプレートを綴じ込むために、上記プレートに機械的に連結されるバンドが備えられている。上記バンドを上記プレートに連結するため、上記バンドの対応する開口に係合してバンドを機械的にプラスチック片に連結するスタッド(留め金具)を有するプラスチック片が備えられている。さらに、上記プラスチック片は、バンドに対して粘着結合され、又は溶着される。バンドの上記プレートへの連結は、比較的複雑であり、連結のために必要なプラスチック片は、追加の部品であり、それは製造され取り付けられなければならず、データページの厚さを増大させる。
WO98/19870号公報は、熱可塑性材料製のデータページを有するパスポートを開示しており、それは、不透明なコア層(嵌め込み層)と、可撓性のある熱可塑層とを有している。可撓性のある熱可塑層は、本内に直接縫い込まれている。ここでも、熱可塑性材料の脆性の問題がある。
本発明は、前述した困難を回避する、引用された従来の方法と同様の方法の提供を目的としている。上記方法により、特に、データキャリアがより簡単に、そして、それにも拘わらず確実に綴じ込まれる小冊子の製造が可能となる。
本目的は、請求項1記載の包括的な方法で達成される。
本発明による方法では、可撓性層が、データキャリアに対して直接連結されていて、上記可撓性層が上記層を実質的に分離不可能にデータキャリアに連結する連結手段を有している。これらの手段が可撓性層の開口である場合に特に密接な連結が可能となる。上記開口は、特に織物のメッシュ開口により形成される。特に積層時に、データキャリアの材料が、開口又はメッシュ開口内を貫通する。機械的な連結のための追加の部品は、この方法では必要ない。機械的連結部品は、このように必要ない。データキャリアの外に突出する可撓性層の領域は、例えば直接縫い込まれる。
本発明における可撓性層は、例えば、織物、例えば編んだ編物、又は可撓性で開口を備えた薄いシートである。
本発明によれば、個人情報のためのデータを含む、二つの外層の間の中央層を形成している。これにより、特に耐久性のある連結になる。
本発明によれば、データキャリアは、二つの可撓性層の間の内側層又は内側領域を形成している。これら二つの層は、特に編んだ編物又は織物から製造される。
本発明によれば、可撓性層は、積層により綴じ込まれる。結果として、可撓性層とデータキャリアとの間において、密接で実質的に分離不可能な連結がなされる。これにより、偽造や不正操作に対する特に高い安全性が得られる。これは、可撓性層がある領域でのみデータキャリアに綴じ込まれるときでさえも当てはまる。この場合も、可撓性層は、内側にあってもよいし、又は外側にあってもよい。
本発明によれば、可撓性層は、メッシュ開口又は他の開口又は切り抜き部を有している。二つの外側の層は、互いにこれらの開口を通して連結され、特に積層され互いに粘着結合され又は溶着される。したがって、不正操作に対する安全性がより一層高まる。
本発明によれば、可撓性層は、データキャリアの全領域に亘って延びている。可撓性層は、好ましくは、データキャリアの全領域にメッシュ開口又は開口を有しており、それを通って積層された層が、互いに連結され、例えば積層され溶着され又は粘着結合される。
本発明によれば、データキャリアの積層された層は、ポリカーボネートから製造される。この材料を使用することによって、例えば非常に永久的なそして実質的に分離不可能な編物を通した連結が、積層,粘着結合又は溶着により可能となる。この場合も、データキャリアは、可撓性層に綴じ込まれる内側層であってもよい。
本発明によれば、可撓性層は、特に突出領域に、安全対策用の特徴、特にエンボス加工,印刷,着色又は縫い込まれた糸を備えている。不正操作に対する安全性は、結果としてさらに高まる。不正操作は、可撓性材料への連結が外されるので、データキャリアを気付かれずに他のものに置き換えることが実質上不可能であるということを意味する。また、不正操作は、編み込まれ又は綴じ込まれた糸も緩む可能性がある。その結果、気付かれずにデータキャリア又はデータページを交換することが実質的に不可能となる。
本発明によれば、可撓性層は、折り目で小冊子に連結される、例えば縫い込まれる折り畳まれたシートである。突出する可撓性の領域は、この場合、比較的狭く、数mm、例えば2〜3mmの大きさを有してもよい。データキャリアは、シートの二つの部分の間に置かれ、これらの部分に堅固に連結される。連結は、積層により行うことができる。データキャリアは、薄いシート又は射出成形部品であってもよく、電子部品、特にチップを含むことが可能である。同様に、データの非接触通信を可能にするアンテナを、シートの上記部分の間に配置することができる。
本発明は、さらにデータページ及び小冊子に関し、特に係るデータページを含み、本方法により製造されるパスポートに関する。
本発明の例示的な実施形態を、図面を使用して、以下において、より詳細に説明する。
図7及び図8に示される小冊子1は、身分証明書、特にパスポートを表わしており、通常の表紙23と,表紙23内に綴じ込まれる通常のシート31と、個人情報が載せられた比較的堅いプラスチックから成るプレートの形状で製造されるデータページ2とを有している。データページ2は、例えばレーザープロセスにて適用されるポートレート28と、さらに通常の個人情報のために必要なデータ29を有している。例えば、これらのデータ29は、誕生日,出生地及び個人番号を含んでいる。データページ2は、このように小冊子1の公認された保持者の確認に役立ち、不正操作に対する安全性を確保する。
図1に示されるデータページ2は、積層して製造される。二つのデータキャリア9は、例えばポリカーボネートによって製造され、前述したデータ28及び29を備えることができる。同様にデータをチップ42又は他の適宜の電子部品内に含むことができる。上記チップ42は、データキャリア9の一方に配置され、例えば中に積層される。これら二つのデータキャリア9の間に、可撓性層3が積層され、それは領域3aによりデータページ2内に綴じ込まれ、例えばポリエチレンテレフタレートから製造される。接合は、二つのデータキャリア9が可撓性層3に、領域3aにて連結される積層プロセスによって行なわれる。領域3aは、図示のように、二つのデータキャリア9の全領域にわたって延びている。可撓性層3は、二つのデータキャリア9から突出する領域3bを有している。この領域3bは、細長い片状であり、実質的に二つのデータキャリア9よりも狭い。この領域3bにおいて、可撓性層3が小冊子1に縫い込まれる縫い点8が延びている。この縫い点8は、図8によれば、対応して屈曲点を形成している。ただ一つのデータキャリア9を備えたデザインも考えられる。可撓性層3の反対側に、データのない層があってもよい。これは、可撓性層が二つの外側層の間に配置される以下のデザインにもあてはまる。
可撓性層3は、例えば、織物、編んだ編物もしくはニットの編物等又は切り抜き部もしくは開口を備えた薄い可撓性シート、特に薄い可撓性プラスチックフィルムである。層3の可撓性は、パスポートの通常のシートの可撓性と同じか、それより高い。突出領域3bには安全対策用エンボス部32又は他の安全対策用の特徴、例え安全対策用押印又は着色が備えられている。可撓性層が編んだ編物である場合には、ここには図示されない安全対策用糸が領域3b内に導入され、例えば緩く編み込まれることが可能である。こうして、二つのデータキャリア9は、可撓性層3に対して堅固に連結され、気付かれずにそれから分離することができない。データページ2の厚さDは、好ましくは通常の規格、及び特にICAO,Doc.9303による規定の範囲内である。
図2は、変形例によるデータページ24を示している。この中に、同様に、例えば薄い可撓性シート又は編んだ編物である可撓性層4が備えられている。可撓性層4は、二つのデータキャリア11の間に綴じ込まれ、これらデータキャリア11上で一部の領域においてのみ延びている領域4aを有している。この領域4aには、その中に連結点10が形成される開口15が備えられている。上記開口15は、織物のメッシュ開口であってもよい。二つの外側のデータキャリア11は、例えば積層によって、実質的に可撓性層4と同じ厚さを有する中央層11bに連結されている。二つの外側のデータキャリア11は、例えば、溶着,積層によって、又は粘着結合によって、例えば実質的に分離不可能に中央層11b及び可撓性層4に連結される。したがって、可撓性層4は、実質的に分離不可能にデータページ24内に綴じ込まれている。可撓性層4の突出領域4bは、データページ24を小冊子1又はパスポートに綴じ込む、又は縫い込むために使用される。
図3は、図2のデータページと同様に形成されているデータページ25を示している。可撓性層5は、その二つの表面に粘着領域12を有する領域5aを有しており、その粘着領域12で、二つの外側のデータキャリア13が可撓性層5に連結される。同様に、ここでは、データページ25を小冊子1に縫い込むための突出領域5bが備えられている。この場合も、可撓性層5は、二つの外側のデータキャリア13の間の中央層である。データキャリア13は、多層積層体であってもよい。
図4は、二つのデータキャリア14の間に綴じ込まれる可撓性層6を有するデータページ26を示している。データキャリア14の間に、その厚さが可撓性層6の厚さと同じである中央層14bが配置されている。可撓性層6は、二つの外側のデータキャリア14の間に配置され、それに連結されている領域6aを有している。この領域6aは、細長い片状であり、二つの外側のデータキャリア14上にある程度だけ延びている。中央層14bは、同様に二つのデータキャリア14及び可撓性層6に連結されている。連結は、積層,溶着により、又は粘着結合によって行うことができる。図示のように、可撓性層6は、開口を有していない。しかしながら、それは、安全対策用の特徴、例えば突出領域6b内に引き込まれ又は編み込まれる安全対策用糸を有する編んだ編物から構成されてもよい。データキャリア14及び層14bは、一層又は多層を有していてもよい。
図5及び図6に示されるデータページ27は、可撓性層7を有し、その可撓性層7は、図6によれば二つの薄いシートの全領域に亘って分散されている複数の開口17を有する。これらの開口17にて、領域7a内でデータキャリア18を互いに連結し、そして可撓性層7に連結する粘着結合,溶着又は積層連結点16が形成される。開口17は、規則的に又は不規則に分散可能である。データキャリア18は、図6によれば、これらの連結点16又は開口17がパターンとして見えるように、透明又は部分的に透明であってもよい。開口17は、ここでは円形であるが、非円形、例えば多角形又は楕円形の開口も考えられ得る。この場合も、開口17は、織物のメッシュ開口であってもよい。
図8は、データページ27がどのように小冊子に綴じ込み可能であるかを示している。縫い込み点8の領域において、データページ27は、表紙23に連結され、さらにシート31に連結され、特に縫い込まれる。この点で、屈曲部30が形成される。突出領域7b内の可撓性層7は非常に薄く、可撓性があるので、データページ27は、実質的に通常のシート31と同様の動きをする。データページ27が、その全領域にて比較的薄い壁厚Dで、特に積層により製造可能であることも重要である。
図9は、変形例による小冊子、特にパスポートを示している。小冊子33は、表紙34を有しており、その表紙は背部35で通常のように折り畳まれ、その中に複数のシート36が公知のように綴じ込まれている。小冊子33は、さらにデータページ37を有し、そのデータページは、背35に平行に走る折り目39を有する可撓性層38を有する。層38の二つの部分38a及び38bの間にデータキャリア41が配置されており、そのデータキャリアはプラスチックフィルム又は射出成形部品であってよい。
データキャリア41には、図10に示されるアンテナ43に接続されている電子部品、そして、特に電子チップ42が埋め込まれている。上記チップ42は、接触なしに読み取り可能なデータを含んでいる。上記チップ42は、また接触面を有していてもよい。上記アンテナ43は、完全にデータキャリア27内に位置していてもよい。また、アンテナを介することにより接触なしに、接触領域によりアドレス可能な、デュアルチップモジュールのデータキャリア27への一体化も考えられる。図1〜図5及び図8に示すデータキャリア内にチップ42を設けることも可能である。上記データキャリア41は、好ましくは目視で検出可能な、例えば、公知の方法でレーザーにより形成されたデータも含んでいる。
上記可撓性層38は、例えば積層によって、データキャリア41に対して堅固に連結されている。積層中に、データキャリア41は、柔軟化され、可撓性層38に融合する。可撓性層38は、プラスチックフィルム又は織物、特に編んだ編物である。織物又は編んだ編物により、可撓性層38とデータキャリア41との間の密接な、そして実質的に分離不可能な連結が可能となる。図9を見てわかるように、細長い片状の領域38cがデータキャリア41から突出しており、この領域38cは、可撓性であって、データページ37の他の領域よりも少なくとも実質的に可撓性が高い。この可撓性領域38cの折り目39には縫い込み点40が備えられており、その縫い込み点は折り目39に沿って延びていて、そこでデータページ37がシート36及び表紙34にしっかりと結ばれている。
図10によれば、可撓性層は、データキャリア41がこの可撓性層38に連結される前に、縫い込み点40で綴じ込まれる。こうして、データキャリア41は、可撓性層38が小冊子33に綴じ込まれ、特に縫い込まれた後に、可撓性層38の中に積層され連結される。データキャリア41が綴じ込まれたとき、それは可撓性層38の内側44に連結されるので、図9に示されるデータページ37が製造される。チップ42及びアンテナ43が可撓性層38に直接に設けられ、例えば粘着結合されるデザインも考えられる。
その後、層38の二つの部分38a及び38bは、互いに連結され、例えば融合され、又は互いに粘着係合される。このデザインは、データキャリア41又はチップ42及びアンテナ43を小冊子33内に実質的に導入可能であるという利点を有している。このようにして、可撓性層38を有するがデータキャリア41を有しない小冊子33の製造が可能となる。
その後、可撓性層38は、図10に示すように、小冊子33内に縫い込まれる。こうして、二つの部分38a及び38bは、互いに連結されないけれども、堅固に綴じ込まれ又は縫い込まれる。これにより、小冊子33の簡単で経済的、そして本質的に通常の製造が可能となる。データキャリア41が必要とされる場合には、層31を、例えば積層によって、薄い可撓性シート38内に組み込むことができる。
本発明によるデータページの断面図である。 本発明によるデータページの断面図である。 本発明によるデータページの断面図である。 本発明によるデータページの断面図である。 本発明によるデータページの断面図である。 図5によるデータページの平面図である。 本発明による小冊子を開いた状態の概略斜視図である。 図7による小冊子の断面図である。 本発明による小冊子の変形例の概略断面図である。 データキャリアの取付け状態を示す概略断面図である。
符号の説明
1 小冊子
2 データページ
3 可撓性層
3a 綴じ込み領域
3b 突出領域
4 可撓性層
4a 綴じ込み領域
4b 突出領域
5 可撓性層
5a 綴じ込み領域
5b 突出領域
6 可撓性層
6a 綴じ込み領域
6b 突出領域
7 可撓性層
7a 綴じ込み領域
7b 突出領域
8 縫い込み点
9 データキャリア
10 粘着点
11 データキャリア
12 粘着領域
13 データキャリア
14 データキャリア
15 切り抜き部
16 粘着点
17 切り抜き部
18 データキャリア
19 頂縁
20 前縁
21 底縁
22 後縁
23 表紙
24 データページ
25 データページ
26 データページ
27 データページ
28 ポートレート
29 データ
30 屈曲点
31 シート
32 エンボス部
33 小冊子
34 表紙
35 背
36 シート
37 データページ
38 可撓性層
39 折り目
40 縫い込み点
41 データキャリア
42 チップ
43 アンテナ
44 内側
D 壁厚
D1 幅

Claims (20)

  1. 小冊子(1)が、表紙(23)の間に複数のシート(31)を有し、各シートが前面及び裏面を有し、上記表紙(23)に堅固に連結される少なくとも一つのデータページ(2,24〜27,37)が備えられていて、上記データページ(2,24〜27,37)が、少なくとも一つの可撓性層(3〜7,38)を有しており、この可撓性層(3〜7,38)が一つの領域(3b,4b,5b,6b,7b)でデータキャリア(9,11,13,14,18,41)から突出していて、この領域(3b,4b,5b,6b,7b)において表紙(23)及び他のシート(31)に連結される、小冊子、特に身分証明書の製造方法において、
    少なくとも一つの領域(3a,4a,5a,6a,7a,38a)において、上記可撓性層(3〜7,38)が、データキャリア(9,11,13,14,18,41)を実質的に分離不可能に、可撓性層(3〜7,38)に連結するための連結手段として使用される手段を有することを特徴とする小冊子の製造方法。
  2. 上記可撓性層(3〜7,38)が、二つの外側の層(38a,38b)又は一つの内側層を形成することを特徴とする請求項1記載の小冊子の製造方法。
  3. 上記可撓性層(3,5,7,38)が、データキャリアの全領域に亘って延びていることを特徴とする請求項1又は2記載の小冊子の製造方法。
  4. 上記可撓性層(3〜7,38)が、織物又は薄いシート、特にプラスチックフィルムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の小冊子の製造方法。
  5. 上記可撓性層(4,7,38)が、開口(15,17)を有しており、その開口で上記可撓性層を実質的に分離不可能にデータキャリアに対して連結する粘着点(10,16)又は溶着点が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の小冊子の製造方法。
  6. 上記データキャリア(2)が、二つの外側の層(13)を有し、その外側の層のそれぞれ内側に、これら二つの層(13)を可撓性層(5)に連結する粘着領域(12)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の小冊子の製造方法。
  7. 安全対策用のエンボス部(32)及び/又は糸,安全対策用の印刷又は着色が突出領域(3b,4b,5b,6b,7b)に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の小冊子の製造方法。
  8. 連結手段としての開口(15,17)を設けた可撓性層(3〜7,38)を有することを特徴とする請求項1記載の方法によって製造されるデータページ。
  9. 上記可撓性層(3〜7)が、データキャリア(9,11,13,14,18,41)に対して平坦に、積層により連結されることを特徴とする請求項8記載のデータページ。
  10. 上記可撓性層(3〜7,38)が、積層,粘着結合及び/又は溶着によって綴じ込まれることを特徴とする請求項8又は9記載のデータページ。
  11. 上記可撓性層(3〜7,38)が、織物、編んだ編物,ニットの編物又は薄いシートであることを特徴とする請求項8〜10のいずれか記載のデータページ。
  12. 上記可撓性層(4,7,38)又は織物が、開口(15,17)を有し、その開口内で連結点(10,16)が形成され、開口がデータキャリア(9,11,13,14,18,41)を可撓性層(4,7,38)に連結し、適宜、二つのデータキャリア(9,11,13,14,18)を互いに連結することを特徴とする請求項8〜11のいずれか記載のデータページ。
  13. 上記可撓性層(3〜7,38)が、小冊子(1)に綴じ込むこと、特に縫い込むことが可能な、突出している自由領域(3b,4b,5b,6b,7b)を有することを特徴とする請求項8〜12のいずれか記載のデータページ。
  14. 上記突出領域(3b,4b,5b,6b,7b)が、安全対策用の特徴(32)、特にエンボス部及び/又は編み込まれ又は引き込まれた安全対策用の糸を有することを特徴とする請求項12記載のデータページ。
  15. 小冊子が、データキャリア(9,11,13,14,18,41)に直接連結された可撓性層(3〜7,38)により、小冊子に綴じこまれ、特に縫い込まれる少なくとも一つのデータページ(2,24〜27,38)を有することを特徴とする請求項1記載の方法によって製造される小冊子。
  16. 上記データページ(2,25〜27)が、プラスチックそして特にポリカーボネートから製造され、小冊子の個人情報のためのデータを備え、可撓性層(3〜7)に対して平坦に連結されている少なくとも一つの外側のデータキャリア(9,11,13,14,18,41)を有することを特徴とする請求項15記載の小冊子。
  17. 上記データページ(37)が、データキャリアの両外側でデータキャリア(37)に連結されている可撓性層(38)を有することを特徴とする請求項15記載の小冊子。
  18. 上記可撓性層(38)が、折り畳まれていて、縫い込み点(40)が形成される折り目(39)を有することを特徴とする請求項17記載の小冊子。
  19. 上記データキャリア(9,11,13,14,18,41)が、アドレスで呼出し可能な電子部品、特にチップ(42)を有することを特徴とする請求項15〜18のいずれか記載の小冊子。
  20. 上記電子部品(42)が、データキャリア(9,11,13,14,18,41)に一体化され、特に中に積層されることを特徴とする請求項19記載の小冊子。
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