JP2006212175A - カセッテ型放射線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表面の突起物が小さく、薄型かつ軽量で、表面のカバーとFPDの間隔が狭くて画質の劣化の少ない高画質のカセッテ型X線撮影装置を低価格で提供する。
【解決手段】 前面カバー32および背面カバー44には穴33,45を有し、枠体49には前記穴と嵌合してその先端が穴部より突出しないピン34,43を有し、ピン34,43は穴33,45と嵌合して前面カバー32および背面カバー44と枠体49との位置決めをし、挟持部材50が前面カバー32と枠体49および背面カバー44と枠体49とを挟持する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、例えば、X線撮影などに用いられる、X線やガンマ線などの放射線を検出して画像を撮影するためのカセッテ型放射線撮影装置に関する。
従来からX線撮影には、増感紙とX線写真フィルムとを組み合わせたフィルムスクリーンシステムがよく用いられている。この方法によれば、被写体を透過した被写体の内部情報を含むX線が増感紙によってX線の強度に比例した可視光に変換され、その可視光がX線写真フィルムを感光させることにより、X線画像がフィルム上に形成される。しかしながらこのようなフィルム方式は、患者のX線画像を医師が得るまでには、途中にフィルムの現像工程があるため手間と時間を要する等の問題がある。
また、様々な分野で情報のデジタル化が進んでおり、医療業界においても、X線画像情報をX線写真フィルムを介さずに直接電気信号として得たいという要求が高まりつつある。すなわち、X線を蛍光体によってX線の強度に比例した可視光に変換し、それを光電変換素子を用いて電気信号に変換することのできる半導体センサを用い、変換された電気信号を、アモルファスシリコン薄膜トランジスタ(a−TFT)を用いた回路で読み出すフラットパネルディテクタ(以降「FPD」と呼ぶ)を用いたX線像撮影装置が使用され始めている。
図11および図12は上述したFPDを内蔵したカセッテ型X線撮影装置の構成を示す図である。
図11は特許文献1に開示されているX線撮影装置の断面図である。図11で、符号13はX線検出パネル(FPD)、符号13cはX線を可視光に変換する蛍光板、符号13bは可視光を電気信号に変換する光電変換素子、符号13aは読み出し回路を形成した基板である。符号11は筐体本体で、筐体蓋16を介して部材16aが取り付けられ、筐体本体11の蓋を形成している。筐体蓋16は筐体本体11にネジ17を用いて取り付けられている。
図12は特許文献2に開示されている放射線撮影装置の断面の部分拡大図である。図12で、符号21はX線検出部(FPD)、符号24はガラス基板、符号22は筐体、符号23は検出面カバー部、符号18は導電性シール剤、符号19はOリング、符号20はネジである。
特開2002−181943号公報 特開2000−258541号公報
しかしながら、上記文献の装置では次のような問題がある。まず、特許文献1のX線撮影装置では、部材16aを筐体本体11に取り付けるにあたり、筐体蓋16を介在させている。したがって、部材16aと筐体蓋16との固定には接着工程が必要になってくる。これはX線撮影装置のコストアップにつながってしまう。また、筐体蓋16を介在させてこれにより部材16aを支えているために、部材16aとX線検出パネル(FPD)13との間に、支えている部分の厚さ分の距離が必要になっている。さらに、筐体蓋16が介在していることから、この部分を透過してのX線撮影はできないためX線検出パネル(FPD)13の外周部と筐体11との間にある程度の距離が必要になり、X線撮影装置を小型にすることができない。
部材16aでは入射するX線が若干散乱を起こすが、部材16aと蛍光板13cとの距離が大きいと、蛍光板13cに入射するX線は像にはぼけが生じて画質が劣化してしまう。また、この距離のため、X線撮影装置の厚みが、その分だけ厚くなってしまう。
つぎに、特許文献2の放射線撮影装置では、ネジ20の頭が検出面カバー部23の表面に飛び出してしまう。また、ネジ20の頭が飛び出さないように、検出面カバー部23のネジ穴を座ぐる方法も考えられるが、その場合は検出面カバー部23をその分厚くする必要があり、放射線の減衰が大きくなるために患者に照射する放射線量が増加してしまう、材料の増加および座ぐり加工のためにコストアップになる、放射線撮影装置の厚さおよび質量が増加してしまう等の問題がある。
カセッテ型放射線撮影装置では、X線撮影を行う場合に、放射線撮影装置を仰臥または伏臥している患者とベッドの間に差し込んで撮影する場合があり、その場合に特許文献2の放射線撮影装置のようにネジの頭等が表面に突出していると、患者の体を傷付けてしまう可能性がある。したがって、放射線撮影装置の表面はできるだけ突起の小さい状態である必要がある。また、患者とベッドの間に差し込んで使用するので、放射線撮影装置の厚さもできるだけ薄い方が好ましい。
したがって、本発明の目的とするところは、撮影時における患者の負担を軽減するために、表面の突起物をなくし、かつ、画質の劣化をなくして高画質画像を得られるように表面のカバーとFPDとの間隔を狭めた、薄型で軽量のカセッテ型X線撮影装置を低価格で提供することにある。
本発明は、下記に記載の構成により達成される。
(請求項1)
入射した放射線を電気信号に変換する手段を備えた放射線検出パネル、前記放射線が入射する検出面を形成する前面カバー、前記前面カバーと共に前記放射線検出パネルを収納する筐体、および前記前面カバーを前記筐体との間に挟持する挟持部材、を有するカセッテ型放射線撮影装置であって、
前記前面カバーは穴を有し、かつ、前記筐体は前記穴と嵌合する突起部を有し、
前記突起部はその先端が前記前面カバーの外面から突出しない長さであり、
前記挟持部材は、前記前面カバーの穴と前記筐体の突起部を被覆して前記前面カバーを前記筐体との間に挟持することを特徴とするカセッテ型放射線撮影装置。
(請求項2)
入射した放射線を電気信号に変換する手段を備えた放射線検出パネル、前記放射線が入射する検出面を形成する前面カバー、前記放射線検出パネルの前面カバーを有する面とは反対側の面を形成する背面カバー、前記前面カバーおよび前記背面カバーと共に前記放射線検出パネルを収納する筐体を形成する枠体、ならびに前記前面カバーと前記背面カバーと前記枠体とを挟持する挟持部材、を有するカセッテ型放射線撮影装置であって、
前記前面カバーと前記背面カバーはそれぞれ穴を有し、かつ、前記枠体は前記各穴と嵌合する突起部を有し、
前記突起部はその先端が前記前面カバーの外面および背面カバーの外面のどちらにも突出しない長さであり、
前記挟持部材は、前記前面カバーの穴と前記背面カバーの穴と前記枠体の突起部とを被覆して前記前面カバーと前記背面カバーと前記枠体とを挟持することを特徴とするカセッテ型放射線撮影装置。
(請求項3)
前記挟持部材は一体形成されていることを特徴とする請求項2に記載のカセッテ型放射線撮影装置。
請求項1に記載の発明によれば、以下の効果が発揮される。
前面カバーに形成された穴と嵌合して、穴から突出しない高さの突起部により、前面カバーと筐体とが位置決めされるので、前面カバーの表面からはネジの頭が突出することなく両者を固定することができる。
ネジの頭を埋め込む目的で前面カバーの穴を座ぐりする必要がないので、前面カバーを座ぐりのために必要以上に厚くする必要はなく、薄型かつ軽量の放射線撮影装置を提供することができる。また、前面カバーを厚くする必要がないのでX線の吸収が少なく、少ない線量でX線撮影を行うことができる。
前面カバーを厚くする必要がなく、座ぐり加工を行う必要もないので、前面カバーの材料コストおよび加工コストを低く抑えることができ、薄型、軽量で低コストの放射線撮影装置を提供することができる。
前面カバーを直接筐体に固定することができるので、前面カバーとFPDとの距離を小さくすることができ、X線の散乱が小さく高画質の画像を撮影することができる。
請求項2に記載の発明と請求項1に記載の発明とが異なるところは、請求項1に記載の発明では放射線検出パネルの側面および背面を一体の筐体で覆っていたのを、請求項2に記載の発明では、放射線検出パネルの側面を覆う枠体と放射線検出パネルの背面を覆う背面カバーとを組み合わせた筐体で覆っている点である。したがって、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明で得られる効果に加えて次の効果が発揮される。
背面カバーと枠体とは異なる材料を用いることができるので、それぞれが求められる機能に合わせて好適な材料を選択することができる。
請求項3に記載の発明によれば、挟持部材を一体形成するので、部品コストが低く、また取り付け工程も簡単になるので、コストの低い放射線撮影装置を提供することが可能である。
図を用いて、本発明の実施形態の説明をする。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置の外観を示す斜視図である。図1で、符号30は放射線撮影装置、符号31はFPDの側面および背面を覆う筐体、符号32は前面カバー、符号35は挟持部材である。放射線撮影装置30の、A−A’における断面図を図2に示す。
図2で、図1と同じ機能を有する要素には同じ番号を付した。図2で、符号27は蛍光体、符号28は光電変換素子およびa−TFTによる読み出し回路が形成されたガラス基板であり、蛍光体27およびガラス基板28でFPDを構成している。符号29は、FPDを駆動するための駆動回路が形成された回路基板、符号37はFPDを収納する収納空間である。B部の拡大図を図3に示す。
図3で、図1、図2と同じ機能を有する要素には同じ番号を付した。図3で、前面カバー32の周辺部に開けられた穴33にはピン34が嵌合し、前面カバー32と筐体31との位置決めをしている。ピン34は筐体31に一部が埋め込まれ、前面カバー32の外面にその先端が突出しない長さである。放射線は、検出面を形成している前面カバー32側から入射してくる。挟持部材35は、前面カバー32の周辺部および前面カバー32の穴33の部分を覆い、筐体31と共に前面カバー32を挟持して、ネジ36により筐体31に固定されている。挟持部材35の前面カバー32上の厚みは、一般的なネジの頭の高さよりも薄くなっている。これは、挟持部材35は前面カバー32を広い面積で覆っているため、薄くても十分な強度が得られるからである。筐体31には、放射線撮影装置の軽量化と電磁ノイズを軽減するシールドのため、アルミニウム合金、マグネシウム合金など軽量の金属が用いられる。前面カバー32には、筐体31同様シールドの機能を果たし、かつX線の透過率の高いCFRP(炭素繊維強化プラスチック)などが用いられる。ピン34、ネジ36にはステンレス鋼などの金属が、挟持部材35には金属または樹脂などが用いられる。
本実施形態では、以下の効果が発揮される。
ピン34が前面カバーに形成された穴33に嵌合することによって、前面カバー32と筐体31とを位置決めしているので、前面カバー32の表面にネジの頭が突出することなく両者を固定することができる。
ネジの頭を埋め込む目的で前面カバー32の穴を座ぐりする必要がないので、前面カバー32を座ぐりのために必要以上に厚くする必要はなく、薄型かつ軽量の放射線撮影装置を提供することができる。また、前面カバー32を厚くする必要がないのでX線の吸収が少なく、少ない線量でX線撮影を行うことができる。
前面カバー32を厚くする必要がなく、座ぐり加工を行う必要もないので、材料コストおよび加工コストを低く抑えることができ、低コストの放射線撮影装置を提供することができる。
前面カバー32の周辺部は筐体31と挟持部材35とによって挟持されるため、患者の体重や衝撃荷重が前面カバー32に加重された場合でも、前面カバー32の周辺部が浮き上がることがなく、したがって前面カバー32のたわみを小さくすることができ、機械的強度の強い放射線撮影装置を提供することができる。また、挟持部材35の前面カバー32上の厚さを一般のネジの頭より薄くしているので、放射線撮影装置を薄型にすることができる。
前面カバー32を筐体31に直接固定することができるので、収納空間37に特許文献1の放射線撮影装置の筐体蓋16にあるような突起部がなく、前面カバー32とFPDとの距離を小さくすることができ、放射線撮影装置を薄型にし、かつ、X線の散乱が小さく高画質の画像を撮影することができる。また筐体蓋16が存在しないため、FPDの外周部と筐体31との距離を小さくできるので、放射線撮影装置の前面投影面積に対する撮影面積の比率を大きくすることが可能になり、放射線撮影装置の小型化を図ることができる。
(第2の実施形態)
図4は本発明の第2の実施形態に係る放射線撮影装置の構成を示す断面の部分拡大図である。図4で、第1の実施形態と同じ機能の要素には同じ番号を付した。なお、第2の実施形態以降の各実施形態においても図1と同様の外観、図2と同様の内部構成を有しているが、説明が煩雑になるのを避けるため、必要な場合を除いて図示および説明を省略する。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、第1の実施形態では筐体31に一部を埋め込んだピン34を用いていたのを、本実施形態では筐体31の一部に形成した突起部38で代用したことである。突起部38は、それが前面カバー32の外面に突出しない高さになっている。したがって、本実施形態では第1の実施形態に比べ、部品点数が減少し、ピン34の筐体31への取り付け作業も省略できるので、第1の実施形態に比べ少ないコストで放射線撮影装置を製造することができる。それ以外の要素は第1の実施形態と同じ構成および同じ機能を有しているので、ここでは各要素の説明および本実施形態の他の効果の説明は省略する。
(第3の実施形態)
図5は本発明の第3の実施形態に係る放射線撮影装置の構成を示す断面の部分拡大図である。図5で、第1の実施形態と同じ機能の要素には同じ番号を付した。図5で、筐体39は、FPD(不図示)の裏面および側面を覆う形状になっている。前面カバー32は、その周辺部に開けられた穴33にピン34が嵌合して、前面カバーと32と筐体39の位置決めがされている。ピン34は筐体39に一部が埋め込まれ、前面カバー32の外面にその先端が突出しない長さである。筐体39および前面カバー32は収納空間37を形成し、収納空間37には放射線検出パネルとしてFPD(不図示)が収納されている。放射線は、検出面を形成している前面カバー32側から入射してくる。40は挟持部材で前面カバー32の周辺部および前面カバー32の穴33の部分を覆い、前面カバー32を筐体39と共に挟持して、ネジ41により側方から筐体39に固定されている。
本実施形態が第1の実施形態と異なるのは、第1の実施形態では挟持部材35を筐体31の下方からネジ36を用いて固定しているが、本実施形態では筐体39の側方からネジ41を用いて挟持部材40を筐体39に固定している点である。したがって、実施形態1の放射線撮影装置に比べ本実施形態では、筐体39に縦方向にネジを貫通させる必要がないので、筐体39の側面の厚さを薄くでき、したがって、放射線撮影装置の横方向の寸法を小さくできるというメリットがある。また、放射線撮影装置の背面にネジ穴がないので、背面をなめらかにし、患者とベッドとの間により円滑に出し入れできるというメリットもある。それ以外の要素は、第1の実施形態と同じ構成および同じ機能を有しているので、ここでは各要素の説明および本実施形態の他の効果の説明は省略する。
(第4の実施形態)
図6は本発明の第4の実施形態に係る放射線撮影装置の構成を示す断面の部分拡大図である。図6で、第3の実施形態と同じ機能の要素には同じ番号を付した。図6で、枠体42は、FPD(不図示)の側面を覆う形状になっている。32は前面カバーで、周辺部に開けられた穴33に、ピン34が嵌合して前面カバー32と枠体42との位置決めを行っている。ピン34は枠体42に一部が埋め込まれ、前面カバー32の外面にその先端が突出しない長さである。背面カバー44は、その周辺部に開けられた穴45に、ピン43が嵌合して背面カバー44と枠体42との位置決めがされている。ピン43は枠体42に一部が埋め込まれ、背面カバー44の外面にその先端が突出しない長さである。背面カバー44は、放射線検出パネルの前面カバー32を有する面とは反対側の面を形成している。前面カバー32、背面カバー44および枠体42は収納空間37を形成し、収納空間37には放射線検出パネルとしてFPD(不図示)が収納されている。放射線は、検出面を形成している前面カバー32側から入射してくる。46,47は挟持部材で、それぞれ前面カバー32の周辺部および前面カバー32の穴33の部分、ならびに背面カバー44の周辺部および背面カバー44の穴45の部分を覆い、前面カバー32、背面カバー44および枠体42を挟持して、ネジ48により下方から枠体42に固定されている。
本実施形態が第1の実施形態と異なるのは、第1の実施形態では、一体としてFPD(不図示)の背面および側面を覆う筐体を用いていたのを、本実施形態では、FPD(不図示)の背面を覆う背面カバー44とFPD(不図示)の側面を覆う枠体42とで筐体を構成した点である。したがって、背面カバー44と枠体42とは異なる材料を用いることができるので、それぞれが求められる機能に合わせて好適な材料を選択することができる。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、上述した筐体の構成のみであるので、上述した以外の要素の説明および本実施形態の他の効果の説明は省略する。
(第5の実施形態)
図7は本発明の第5の実施形態に係る放射線撮影装置の構成を示す断面の部分拡大図である。図7で、第4の実施形態と同じ機能の要素には同じ番号を付した。枠体49は、FPD(不図示)の側面を覆う形状になっている。32は前面カバーで、周辺部に開けられた穴33に、ピン34が嵌合して前面カバー32と枠体49との位置決めがされている。ピン34は枠体49に一部が埋め込まれ、前面カバー32の外面にその先端が突出しない長さである。44は背面カバーで、周辺部に開けられた穴45に、ピン43が嵌合して背面カバー44と枠体49との位置決めがされている。ピン43は枠体49に一部が埋め込まれ、背面カバー44の外面にその先端が突出しない長さである。背面カバー44は、放射線検出パネルの前面カバー32を有する面とは反対側の面を形成している。前面カバー32、背面カバー44および枠体49は収納空間37を形成しており、収納空間37にはFPD(不図示)が収納されている。50は挟持部材で、前面カバー32の周辺部および前面カバー32の穴33の部分、ならびに背面カバー44の周辺部および背面カバー44の穴45ぼ部分を覆い、前面カバー32、背面カバー44および枠体49を挟持して、ネジ51により側方から枠体49に固定されている。挟持部材50の前面カバー32上の厚み、および背面カバー44上の厚みは、一般的なネジの頭の高さよりも薄くしている。挟持部材は、第4の実施形態では、挟持部材46、47の2つの部品に分かれていたが、本実施形態では一体形成された挟持部材50とされている。
図8は本実施形態の斜視図、図9は展開図、図10は図9の部分拡大図である。図8、図9、図10で図7と同じ要素には同じ番号を付し、簡単のためその説明は省略した。
図9で符号49a、49bは枠体49を構成する枠体部材である。
図10で枠体部材49a、49bは結合部材52を介して結合されている。符号53a、53bは枠体部材49bを結合部材52に結合するための結合ネジである。符号53c、53dは枠体部材49aを結合部材52に結合するための結合ネジである。
本実施形態が第4の実施形態と異なるのは、挟持部材が第4の実施形態では2つの部品に分かれていたが、本実施形態では一体形成された挟持部材50となっている点である。したがって、本実施形態では、部品点数が削減でき、また組み立てが簡単になるので、低コストの放射線撮影装置を提供することができる。
その他の要素においては、本実施形態は第4の実施形態と同様であるので、ここでは他の要素および他の効果については説明を省略する。
上述したように、本発明の各実施形態によると、薄型かつ軽量で、その表面に突起物もなく、機械的強度が高く、高画質の画像を撮影することが可能なカセッテ型放射線撮影装置を、低コストで提供することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置の外観を示す斜視図である。 図1の放射線撮影装置の構成を示す断面図である。 図2の放射線撮影装置の断面図の部分拡大図である。 本発明の第2の実施形態に係る放射線撮影装置の構成を示す断面の部分拡大図である。 本発明の第3の実施形態に係る放射線撮影装置の構成を示す断面の部分拡大図である。 本発明の第4の実施形態に係る放射線撮影装置の構成を示す断面の部分拡大図である。 本発明の第5の実施形態に係る放射線撮影装置の構成を示す断面の部分拡大図である。 本発明に第5の実施形態に係る放射線撮影装置の構成を示す斜視図である。 図8に示す放射線撮影装置の展開図である。 図9の部分拡大図である。 従来技術による放射線撮影装置の構成を示す断面図である。 従来技術による放射線撮影装置の構成を示す断面の部分拡大図である。
符号の説明
27 蛍光体
28 ガラス基板
29 回路基板
30 放射線撮影装置
31、39 筐体
32 前面カバー
33、45 穴
34、43 ピン
35、40、46、47、50 挟持部材
36、41、48、51 ネジ
37 収納空間
38 突起部
42、49 枠体
44 背面カバー
49a、49b 枠体部材
52 結合部材
53a、53b、53c、53d 結合ネジ

Claims (3)

  1. 入射した放射線を電気信号に変換する手段を備えた放射線検出パネル、前記放射線が入射する検出面を形成する前面カバー、前記前面カバーと共に前記放射線検出パネルを収納する筐体、および前記前面カバーを前記筐体との間に挟持する挟持部材、を有するカセッテ型放射線撮影装置であって、
    前記前面カバーは穴を有し、かつ、前記筐体は前記穴と嵌合する突起部を有し、
    前記突起部はその先端が前記前面カバーの外面から突出しない長さであり、
    前記挟持部材は、前記前面カバーの穴と前記筐体の突起部を被覆して前記前面カバーを前記筐体との間に挟持することを特徴とするカセッテ型放射線撮影装置。
  2. 入射した放射線を電気信号に変換する手段を備えた放射線検出パネル、前記放射線が入射する検出面を形成する前面カバー、前記放射線検出パネルの前面カバーを有する面とは反対側の面を形成する背面カバー、前記前面カバーおよび前記背面カバーと共に前記放射線検出パネルを収納する筐体を形成する枠体、ならびに前記前面カバーと前記背面カバーと前記枠体とを挟持する挟持部材、を有するカセッテ型放射線撮影装置であって、
    前記前面カバーと前記背面カバーはそれぞれ穴を有し、かつ、前記枠体は前記各穴と嵌合する突起部を有し、
    前記突起部はその先端が前記前面カバーの外面および背面カバーの外面のどちらにも突出しない長さであり、
    前記挟持部材は、前記前面カバーの穴と前記背面カバーの穴と前記枠体の突起部とを被覆して前記前面カバーと前記背面カバーと前記枠体とを挟持することを特徴とするカセッテ型放射線撮影装置。
  3. 前記挟持部材は一体形成されていることを特徴とする請求項2に記載のカセッテ型放射線撮影装置。
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