JP2006211111A - テレビ受信機及びテレビ受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザにとって有益な他チャネルのEPG情報をリアルタイムに取得できるようにする。
【解決手段】 制御部150は、第1、第2の電界強度検出回路103、203により検出される受信電界強度に基づき、受信電界強度が安定しており、2つの受信系統のいずれでもエラーパケットが無く、ダイバーシチ受信を行う必要が無いと判定した場合、第1のスイッチ回路109を切り替え、第1のチューナ101の受信を第2のチューナ201とは異なる周波数で開始し、第2のチューナ201で視聴しているチャネル以外のEPG情報を受信してEPG蓄積回路111に蓄積する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地上波デジタルテレビ放送等を受信するテレビ受信機及びテレビ受信方法に関する。
近年、テレビ受信機として、地上波デジタルテレビ受信機が普及しつつある。図5は従来の地上波デジタルテレビ受信機の構成を示すブロック図である。この地上波デジタルテレビ受信機は、アンテナ300、チューナ301、復調器302、誤り訂正回路304、TSデコード回路306、デコード回路37及び映像・音声出力回路308を有して構成される。チューナ301は希望の周波数チャネルを選択する。復調器302はOFDM(直交周波数分割多重:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号をデジタルデータに変換する。誤り訂正回路304は送信局側で施されたエラー訂正機能によりエラーを訂正、検出する。TSデコード回路306は、トランスポートストリーム信号(TS信号)からパケットID(PID)により希望の情報が含まれるパケットを抽出する。デコード回路307は地上波デジタルテレビの符号化方式で符号化された映像及び音声の信号をデコードする。映像・音声出力回路308は液晶ディスプレイやスピーカ等で受信した映像及び音声を再生出力する。
このような構成を有する地上波デジタルテレビ受信機では、フェージングの影響が大きい場合、特にこの影響が顕著である移動体による受信では、受信品質を確保することが困難であった。このフェージング対策として、一般的にダイバーシチ受信が行われる。ダイバーシチ受信は、アンテナ、もしくはアンテナ及び受信回路を2系統用意することで実現される(例えば、特許文献1参照)。
図6はアンテナ及び受信回路を2系統用意して実現されたダイバーシチによる地上波デジタルテレビ受信機の構成を示すブロック図である。このダイバーシチによる地上波デジタルテレビ受信機(単に、ダイバーシチ受信機という)は、図5の受信機の構成に加え、第2のアンテナ400、第2のチューナ401、第2の復調器402、第2の誤り訂正回路402及びTS選択回路305から構成される。TS選択回路305は、誤り訂正回路304、404から出力されるTSパケット信号のヘッダ部に含まれるトランスポートエラー指標情報から、TSパケット信号のエラーの有無を検出し、その出力結果を基に誤り訂正回路304、404から出力されるいずれのTSパケット信号を選択するかを決定する。
このダイバーシチ受信機は、2つのアンテナ300、400で受信したデータのうち、良好な受信状態にある方のデータをリアルタイムに選択する。しかし、ダイバーシチ受信機は、フェージング対策として有効な機能を有する反面、常にダイバーシチ受信を必要とする電波環境下に置かれるわけではなく、そのような電波環境下では、ダイバーシチ受信を行わなくても、安定した受信動作を行うことができる。
また、一般的に、固定受信機で地上波デジタルテレビのEPG(電子番組表)情報を受信する場合、次の2通りの方法で、つまり、受信しているチャネルのデータ放送を受信する方法、ユーザがテレビ視聴していない時間にデータ放送を受信して蓄えておく方法で、EPG情報の受信が行われていた。
しかしながら、上記従来のテレビ受信機では、以下に掲げる課題があった。通常、ダイバーシチ受信機において、チャネルを切り替えるとき、物理的なチャネルを切り替えるので、チャネル切替後に、新しいチャネルで受信を開始し、映像の再生を行うまでの間、出力できる画像がなく、チャネル切替の直前の画像を静止したままにしておくか、表示を停止していた。デジタルテレビ放送では、映像の圧縮フォーマットにMPEGが使用されているので、参照フレーム(Iピクチャ)を受信できるまで、映像のデコードができないという特徴があった。通常、参照フレームは数秒毎に送信されるので、ユーザがチャネルを切り替えてから、実際に切り替えたチャネルの映像が出力されるまで、数秒の時間を要してしまう。つまり、チャネルを切り替えてから、切り替えたチャネルの映像が出力されるまでの数秒間は、切替前のチャネルの最後の映像のまま静止しているか、何も出力されないままの状態になってしまう。このため、チャネルを切り替えてから受信内容が出力されるまでの待ち受け時間が長かった。
また、上記従来のテレビ受信機として、移動体での受信を想定した1セグメント(1SEG)地上波デジタルテレビ受信機では、ユーザに対して十分なEPG情報を提供できないという課題があった。つまり、移動体での受信を想定した1SEG地上波デジタルテレビの場合、送信波の帯域が狭いという制約があるので、1つの放送局から送信されるEPG情報には、現在放送している番組の情報、もしくは同チャネルで次に放送する番組の情報程度しか得ることができなかった。また、移動体での受信を考慮すると、ユーザがテレビ視聴を行っていない時間に取得したEPG情報は、ユーザが実際にテレビ視聴を開始した場所や時間によっては使用できないものとなっている可能性が高かった。
特開2004−260379号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ユーザにとって有益な他チャネルのEPG情報をリアルタイムに取得することが可能なテレビ受信機及びテレビ受信方法を提供することを目的とする。また、本発明は、受信チャネルの切替時に発生していた、受信内容が出力されるまでの待ち受け時間が長いという違和感を大幅に緩和することが可能なテレビ受信機及びテレビ受信方法を提供することを目的とする。
本発明のテレビ受信機は、複数の受信手段を用いてダイバーシチ受信を行うテレビ受信機であって、前記受信手段の受信電界強度を基に、前記ダイバーシチ受信の必要性を判定する受信状態判定手段と、前記受信状態判定手段によりダイバーシチ受信が必要でないと判定された場合、前記複数の受信手段のうちの第1の受信手段を他チャネルの受信動作に切り替える受信動作切替手段と、前記第1の受信手段を用いて前記他チャネルの番組情報を取得する番組情報取得手段とを備えるものである。
これにより、ユーザにとって有益な他チャネルのEPG情報をリアルタイムに取得することが可能となる。
また、本発明のテレビ受信機は、上記のテレビ受信機であって、前記受信動作切替手段は、前記受信状態判定手段によりダイバーシチ受信が必要であると判定された場合、前記複数の受信手段を用いたダイバーシチ受信動作を継続させることとする。
これにより、必要に応じてダイバーシチ動作を維持することが可能となる。
また、本発明のテレビ受信機は、上記のテレビ受信機であって、受信チャネルの切替指示の有無を判定するチャネル切替判定手段を備え、前記受信動作切替手段は、前記受信チャネルの切替指示があった場合、前記複数の受信手段のうちの第1の受信手段を新たなチャネルの受信動作に切り替えるとともに、前記複数の受信手段のうちの第2の受信手段を以前のチャネルの受信動作のまま継続させるものであり、前記第1の受信手段から前記新たなチャネルの受信信号が出力可能となった場合に、前記第2の受信手段の出力から前記第1の受信手段の出力に切り替える出力切替手段を備えることとする。
これにより、受信チャネルの切替時に発生していた、受信内容が出力されるまでの待ち受け時間が長いという違和感を大幅に緩和することが可能となる。
また、本発明のテレビ受信機は、上記のテレビ受信機であって、前記出力切替手段により前記第1の受信手段からの出力に信号出力が切り替えられた後、前記受信動作切替手段は、前記受信状態判定手段によりダイバーシチ受信が必要でないと判定された場合、前記第2の受信手段を前記新たなチャネルと異なる他チャネルの受信動作に切り替え、前記番組情報取得手段は、前記第2の受信手段を用いて前記他チャネルの番組情報を取得することとする。
これにより、チャネル切替後も、他チャネルのEPG情報をリアルタイムに取得することが可能となる。
また、本発明のテレビ受信機は、複数の受信手段を用いてダイバーシチ受信を行うテレビ受信機であって、受信チャネルの切替指示の有無を判定するチャネル切替判定手段と、前記受信チャネルの切替指示があった場合、前記複数の受信手段のうちの一方の受信手段を新たなチャネルの受信動作に切り替えるとともに、前記複数の受信手段のうちの他方の受信手段を以前のチャネルの受信動作のまま継続させる受信動作切替手段と、前記一方の受信手段から前記新たなチャネルの受信信号が出力可能となった場合に、前記他方の受信手段の出力から前記一方の受信手段の出力に切り替える出力切替手段とを備えるものである。
これにより、受信チャネルの切替時に発生していた、受信内容が出力されるまでの待ち受け時間が長いという違和感を大幅に緩和することが可能となる。
また、本発明のテレビ受信機は、上記のテレビ受信機であって、前記受信動作切替手段は、前記出力切替手段により前記一方の受信手段からの出力に信号出力が切り替えられた後、前記他方の受信手段を前記新たなチャネルの受信動作に切り替えてダイバーシチ受信を行うこととする。
これにより、チャネル切替後も、ダイバーシチ動作を行わせることが可能となる。
本発明のテレビ受信方法は、複数の受信手段を用いてダイバーシチ受信を行うテレビ受信方法であって、前記受信手段の受信電界強度を基に、前記ダイバーシチ受信の必要性を判定する受信状態判定ステップと、前記受信状態判定ステップによりダイバーシチ受信が必要でないと判定された場合、前記複数の受信手段のうちの第1の受信手段を他チャネルの受信動作に切り替える受信動作切替ステップと、前記第1の受信手段を用いて前記他チャネルの番組情報を取得する番組情報取得ステップとを有するものである。
また、本発明のテレビ受信方法は、複数の受信手段を用いてダイバーシチ受信を行うテレビ受信方法であって、受信チャネルの切替指示の有無を判定するチャネル切替判定ステップと、前記受信チャネルの切替指示があった場合、前記複数の受信手段のうちの一方の受信手段を新たなチャネルの受信動作に切り替えるとともに、前記複数の受信手段のうちの他方の受信手段を以前のチャネルの受信動作のまま継続させる受信動作切替ステップと、前記一方の受信手段から前記新たなチャネルの受信信号が出力可能となった場合に、前記他方の受信手段の出力から前記一方の受信手段の出力に切り替える出力切替ステップとを有するものである。
本発明によれば、ユーザにとって有益な他チャネルのEPG情報をリアルタイムに取得することが可能なテレビ受信機及びテレビ受信方法を提供できる。また、本発明によれば、受信チャネルの切替時に発生していた、受信内容が出力されるまでの待ち受け時間が長いという違和感を大幅に緩和することが可能なテレビ受信機及びテレビ受信方法を提供できる。
本実施形態では、テレビ受信機及びテレビ受信方法の例として、1セグメント(1SEG)地上波デジタルテレビ受信機に適用した構成例を示す。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る地上波デジタルテレビ受信機の構成を示すブロック図である。このテレビ受信機は、第1のアンテナ100、第1のチューナ101、第1の復調器102、第1の電界強度検出回路103、第1の誤り訂正回路104、第2のアンテナ200、第2のチューナ201、第2の復調器202、第2の電界強度検出回路203、第2の誤り訂正回路204、第1のスイッチ回路(SW)109、TS選択回路105、第1のTSデコード回路106、第2のTSデコード回路110、EPG蓄積回路111、デコード回路107、映像・音声出力回路108及び制御部150を有して構成される。
第1、第2のチューナ101、201は、ユーザの希望するチャネルに応じて制御部150から送られる、該当チャネルを受信するための周波数データに従って、周波数チャネルをそれぞれ選択する。第1、第2の復調器102、202は、それぞれOFDM(直交周波数分割多重:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号をデジタルデータに変換する。第1、第2の誤り訂正回路104、204は送信局側で施されたエラー訂正機能によりそれぞれエラーを訂正、検出する。第1、第2の電界強度検出回路103、203はそれぞれ受信電界強度を検出して制御部150に出力する。なお、後述するように、第2の電界強度検出回路203で検出される受信電界強度を制御部150に入力する代わりに、第1のスイッチ回路109に直接入力してもよい。
TS選択回路105は、第1及び第2の誤り訂正回路104、204から出力されるトランスポートストリーム信号(TS信号)のいずれか一方を選択する。第1、第2のTSデコード回路106、110は、TS信号からパケットID(PID)により希望の情報が含まれるパケットを抽出する。デコード回路107は、地上波デジタルテレビの符号化方式で符号化された映像及び音声の信号をデコードする。映像・音声出力回路108は、液晶ディスプレイ、スピーカなどを用い、受信した映像及び音声を再生出力する。
第1のスイッチ回路109は、制御部150からの指示に従って、第1の誤り訂正回路104からのTS信号の出力先をTS選択回路105あるいは第2のTSデコード回路110に切り替える。EPG蓄積回路111は、第2のTSデコード回路110によってデコードされたEPG情報を蓄積する。また、制御部150は、周知のCPU、ROM、RAM等(図示せず)の他、ユーザ操作による受信チャネルの指示入力を受け付けるI/Oインタフェースを有する。
上記構成において、チューナ101、201、復調器102、202、及び誤り訂正回路104、204によってそれぞれ構成される複数の受信系統により、複数の受信手段が構成される。また、上記電界強度検出回路103、203、及び制御部150によって受信状態判定手段の機能が実現される。また、第1のスイッチ回路109及び制御部150によって受信動作切替手段の機能が実現される。また、TSデコード回路110、EPG蓄積回路111、及び制御部150によって番組情報取得手段の機能が実現される。
上記構成を有する地上波デジタルテレビ受信機の動作を示す。図2は第1の実施形態の地上波デジタルテレビ受信機の動作処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、制御部150内のROMに格納されており、制御部150内のCPUによって実行される。制御部150には、予めユーザが希望する受信チャネルの操作指示信号が入力される。
制御部150は、入力された希望の受信チャネルを受信するための周波数データを第1、第2のチューナ101、201に設定する(ステップS1)。第1、第2のチューナ101、201から出力される信号は、それぞれ第1、第2の復調器102、202に入力され、デジタルデータに復調される。さらに、第1、第2の復調器102、202で復調されたデータは、それぞれ第1、第2の誤り訂正回路104、204に入力され、送信局側で施されたエラー訂正機能によりエラーが訂正、検出されると、MPEG2トランスポートストリームのフォーマットで出力される。
制御部150は、第1、第2の電界強度検出回路103、203から受信電界強度をそれぞれ検出し(ステップS2)、2つの受信系統のいずれでも受信電界強度が安定しており、ダイバーシチ受信を行う必要がないか否かを判定する(ステップS3)。受信電界強度が不安定であり、ダイバーシチ受信を行う必要がある場合、第1、第2の誤り訂正回路104、204からの出力がいずれもTS選択回路105に入力するように、第1のスイッチ回路109を切り替える(ステップS6)。ここで、パケットエラーの有無の判定は、第1、第2の電界強度検出回路103、203の検出レベルが十分であり、しかも安定している状態であることを検出することで行われる。
第1、第2の誤り訂正回路104、204は、訂正不可能になる程のエラーが発生した場合、TSパケットのヘッダ部にそのパケットがエラーを含んでいることを示すフラグ(トランスポートエラー指標)をセットしてTSパケットを出力する。これにより、TS選択回路105は、第1、第2の誤り訂正回路104、204それぞれからのTSパケットのヘッダ部のトランスポートエラー指標を確認し、エラーのないTSパケットのみを選択して第1のTSデコード回路106にTSパケットを出力する。このように、TS選択回路105で誤りの無いTSパケットを選択することで、ダイバーシチ効果を得ることができる。
一方、受信電界強度が安定しており、2つの受信系統のいずれでもエラーパケットがないような場合、ステップS3でダイバーシチ受信を行う必要がないと判定される。この場合、2系統である第1、第2のチューナ101、201のいずれかに、例えば第1の誤り訂正回路104の出力を第2のTSデコーダ110に入力するように、第1のスイッチ回路109を切り替える(ステップS4)。そして、第1のチューナ101に他チャネルの周波数データを設定し、他チャネルのEPG情報を取得する動作を行わせる(ステップS5)。そして、取得したEPG情報をEPG蓄積回路111に蓄積する。
このように、第1の実施形態の地上波デジタルテレビ受信機によれば、ダイバーシチ受信のために用意された受信系統を、ダイバーシチ受信が不要な場合、他チャネルのEPG情報の取得動作に切り替えることで、リアルタイムに他チャネルのEPG情報を取得することができる。また、移動体通信での受信のように、送信波の帯域が狭いという制約があり、刻々と受信エリアが変わる場合においても、有効なEPG情報を受信機のユーザに提供できる。
(第2の実施形態)
図3は本発明の第2の実施形態に係る地上波デジタルテレビ受信機の構成を示すブロック図である。上述した第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付すことによりその説明を省略する。第2の実施形態のテレビ受信機は、第1のTSデコード回路106及び第2のTSデコード回路110からの出力を選択してデコード回路107に入力する第2のスイッチ回路112を備える。図3では、図1に示した第1の実施形態のEPG蓄積回路111は省かれている。第2の実施形態では、制御部150によってチャネル切替判定手段の機能が実現される。また、第1のスイッチ回路109及び制御部150によって受信動作切替手段の機能が実現される。また、第2のスイッチ回路112及び制御部150によって出力切替手段の機能が実現される。
図4は第2の実施形態の地上波デジタルテレビ受信機の動作処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、制御部150内のROMに格納されており、制御部150内のCPUによって実行される。
ユーザが希望する受信チャネルの操作指示信号が制御部150に入力されると、制御部150は、入力された希望のチャネルを受信するための周波数データを、第1、第2のチューナ101、201に設定する(ステップS11)。そして、ダイバーシチ受信動作が行われる。
このダイバーシチ受信を行っている状態で、ユーザ操作によるチャネル切り替え指示があったか否かを判別する(ステップS12)。チャネル切り替え指示がなかった場合、ステップS12の処理を繰り返す。一方、チャネル切り替え指示があった場合、第1のスイッチ回路109の出力を第2のTSデコード回路110側に変更する(ステップS13)。この切替動作と同時に、第1のチューナ101だけに新しいチャネルの周波数データを設定し、第2のTSデコード回路110で新しいチャネルのデコード動作を行うようにする(ステップS14)。TS選択回路105は、常に第2の誤り訂正回路204からの出力を選択するように設定されるので、デコード回路107及び映像・音声出力回路108には、切替前のチャネルの音声信号及び映像信号が入力される。
そして、第2のTSデコード回路110から新たなチャネルでの信号が出力可能になるまで待機する(ステップS15)。つまり、第2のTSデコード回路110で参照フレーム(Iピクチャ)の受信が完了し、新しいチャネルの映像が再生できる状態になるまで待つ。新しいチャネルの映像が再生できる状態になったところで、第2のスイッチ回路112を第2のTSデコード回路110側に切り替え(ステップS16)、新しいチャネルの映像表示を開始する。
この後、第2のチューナ201に新しいチャネルの周波数データを設定し、第1のTSデコード回路106で新しいチャネルのデコード動作を行うようにする(ステップS17)。第1のTSデコード回路106から新たなチャネルでの信号が出力可能になるまで待ち(ステップS18)、新たなチャネルでの信号が出力可能になると、ダイバーシチ受信を行うべく、第1、第2のスイッチ回路109、112を切り替える(ステップS19)。つまり、ダイバーシチ動作では、第1のスイッチ回路109は、第1の誤り訂正回路104の出力をTS選択回路105に入力するように、第2のスイッチ回路112は、第1のTSデコーダ回路106を選択するように設定される。この後、ステップS12の処理に戻る。
このように、第2の実施形態の地上波デジタルテレビ受信機によれば、ユーザがチャネルを切り替えてから、切替後のチャネルの映像が出力されるまでの数秒間、切替前のチャネルの映像を流し続けることができ、違和感の無いチャネル切替動作を行うことができる。また、チャネル切替動作が完了した後、第2のチューナ201も新しいチャネルの周波数に同調させ、再びダイバーシチ動作を行わせることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、第2の実施形態では、チャネル切替動作が完了した後、第2のチューナ201も新しいチャネルの周波数に同調させ、再びダイバーシチ動作を行わせるようにしたが、このような動作の代わりに、第1の実施形態と同様、受信電界強度を基にダイバーシチ動作の必要性を判定し、ダイバーシチ動作が必要でない場合、第2のチューナ201のチャネルを切り替えることなくそのまま、あるいは別のチャネルに切り替え、視聴しているチャネルとは別のチャネルのEPG情報を受信して蓄積するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、第1、第2の電界強度検出回路103、203の少なくとも一方で検出される受信電界強度を基に、制御部150が第1のスイッチ回路109を切り替えたが、第1、第2の電界強度検出回路103、203のいずれか一方からの信号によって第1のスイッチ回路109を直接切り替えるようにしてもよい。
本発明は、ユーザにとって有益な他チャネルのEPG情報をリアルタイムに取得することが可能となる効果、並びに、受信チャネルの切替時に発生していた、受信内容が出力されるまでの待ち受け時間が長いという違和感を大幅に緩和することが可能となる効果を有し、地上波デジタルテレビ放送等を受信するテレビ受信機及びテレビ受信方法等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る地上波デジタルテレビ受信機の構成を示すブロック図 第1の実施形態の地上波デジタルテレビ受信機の動作処理手順を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る地上波デジタルテレビ受信機の構成を示すブロック図 第2の実施形態の地上波デジタルテレビ受信機の動作処理手順を示すフローチャート 従来の地上波デジタルテレビ受信機の構成を示すブロック図 アンテナ及び受信回路を2系統用意して実現されたダイバーシチによる地上波デジタルテレビ受信機の構成を示すブロック図
符号の説明
101、201 チューナ
102、202 復調器
103、203 電界強度検出回路
104、204 誤り訂正回路
105 TS選択回路
106、110 TSデコード回路
107 デコード回路
108 映像・音声出力回路
109 第1のスイッチ回路
111 EPG蓄積回路
112 第2のスイッチ回路
150 制御部

Claims (8)

  1. 複数の受信手段を用いてダイバーシチ受信を行うテレビ受信機であって、
    前記受信手段の受信電界強度を基に、前記ダイバーシチ受信の必要性を判定する受信状態判定手段と、
    前記受信状態判定手段によりダイバーシチ受信が必要でないと判定された場合、前記複数の受信手段のうちの第1の受信手段を他チャネルの受信動作に切り替える受信動作切替手段と、
    前記第1の受信手段を用いて前記他チャネルの番組情報を取得する番組情報取得手段とを備えるテレビ受信機。
  2. 請求項1に記載のテレビ受信機であって、
    前記受信動作切替手段は、前記受信状態判定手段によりダイバーシチ受信が必要であると判定された場合、前記複数の受信手段を用いたダイバーシチ受信動作を継続させるテレビ受信機。
  3. 請求項1に記載のテレビ受信機であって、
    受信チャネルの切替指示の有無を判定するチャネル切替判定手段を備え、
    前記受信動作切替手段は、前記受信チャネルの切替指示があった場合、前記複数の受信手段のうちの第1の受信手段を新たなチャネルの受信動作に切り替えるとともに、前記複数の受信手段のうちの第2の受信手段を以前のチャネルの受信動作のまま継続させるものであり、
    前記第1の受信手段から前記新たなチャネルの受信信号が出力可能となった場合に、前記第2の受信手段の出力から前記第1の受信手段の出力に切り替える出力切替手段を備えるテレビ受信機。
  4. 請求項3に記載のテレビ受信機であって、
    前記出力切替手段により前記第1の受信手段からの出力に信号出力が切り替えられた後、
    前記受信動作切替手段は、前記受信状態判定手段によりダイバーシチ受信が必要でないと判定された場合、前記第2の受信手段を前記新たなチャネルと異なる他チャネルの受信動作に切り替え、
    前記番組情報取得手段は、前記第2の受信手段を用いて前記他チャネルの番組情報を取得するテレビ受信機。
  5. 複数の受信手段を用いてダイバーシチ受信を行うテレビ受信機であって、
    受信チャネルの切替指示の有無を判定するチャネル切替判定手段と、
    前記受信チャネルの切替指示があった場合、前記複数の受信手段のうちの一方の受信手段を新たなチャネルの受信動作に切り替えるとともに、前記複数の受信手段のうちの他方の受信手段を以前のチャネルの受信動作のまま継続させる受信動作切替手段と、
    前記一方の受信手段から前記新たなチャネルの受信信号が出力可能となった場合に、前記他方の受信手段の出力から前記一方の受信手段の出力に切り替える出力切替手段とを備えるテレビ受信機。
  6. 請求項5に記載のテレビ受信機であって、
    前記受信動作切替手段は、前記出力切替手段により前記一方の受信手段からの出力に信号出力が切り替えられた後、前記他方の受信手段を前記新たなチャネルの受信動作に切り替えてダイバーシチ受信を行うテレビ受信機。
  7. 複数の受信手段を用いてダイバーシチ受信を行うテレビ受信方法であって、
    前記受信手段の受信電界強度を基に、前記ダイバーシチ受信の必要性を判定する受信状態判定ステップと、
    前記受信状態判定ステップによりダイバーシチ受信が必要でないと判定された場合、前記複数の受信手段のうちの第1の受信手段を他チャネルの受信動作に切り替える受信動作切替ステップと、
    前記第1の受信手段を用いて前記他チャネルの番組情報を取得する番組情報取得ステップとを有するテレビ受信方法。
  8. 複数の受信手段を用いてダイバーシチ受信を行うテレビ受信方法であって、
    受信チャネルの切替指示の有無を判定するチャネル切替判定ステップと、
    前記受信チャネルの切替指示があった場合、前記複数の受信手段のうちの一方の受信手段を新たなチャネルの受信動作に切り替えるとともに、前記複数の受信手段のうちの他方の受信手段を以前のチャネルの受信動作のまま継続させる受信動作切替ステップと、
    前記一方の受信手段から前記新たなチャネルの受信信号が出力可能となった場合に、前記他方の受信手段の出力から前記一方の受信手段の出力に切り替える出力切替ステップとを有するテレビ受信方法。
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