JP2006207416A - 排気音低減装置 - Google Patents

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仲矢 高垣
Hideyuki Yukimitsu
秀之 幸光
Takeshi Hara
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Abstract

【課題】特別な重量増加を招くことなく効果的にマフラ放射音を低減することができる排気音低減装置を得る。
【解決手段】レーザーマフラ10のマフラシェル14の内部には予め一体化されたセパレータ12が配設されている。このため、セパレータ12の外周部とマフラシェル14とが重なる部分の板厚が増加し、マフラ放射音を効果的に低減することができる。しかも、従来のようにセパレータを複数個使う構造ではないので、部品点数も少なく、特別な重量増加も招かない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マフラ放射音を低減するための排気音低減装置に関する。
従来から、マフラ放射音を低減するための対策が種々講じられている。図13に示されるマフラ100では、円筒形状のマフラシェル102の外周部にグラスウール104付きの板材106を巻き付けることにより、全体として三層構造にしてマフラ100の放射音の低減を図っている(所謂トリプルスキン)。
なお、このタイプのマフラ100では、マフラシェル102が二重板構造になっており、その中に二枚のセパレータ108、110が所定の間隔をあけて圧入されるようになっている。排気管のインレットパイプ112は入口側に配置されたプレート114と双方のセパレータ108、110に貫通状態で支持されており、又排気管のアウトレットパイプ116は一方のセパレータ110と出口側に配置されたプレート118に貫通状態で支持されている。
上記構成によれば、マフラシェル102を二重板構造とし板厚を増加させることにより剛性が上がるため、マフラ放射音の低減効果が得られる。また、マフラシェル102の外側にマフラ100とは別物のグラスウール104付きの板材106を追加してトリプルスキン構造とすることにより、マフラ100の剛性が更に向上されるので、それによってもマフラ放射音の低減効果が得られる。
特開2000−161042号公報 特開2002−242651号公報
しかしながら、上記従来構造による場合、マフラシェル102の板厚を増加させるとマフラ100の総重量が増加するという不利が生じる。また、トリプルスキン構造にすると、部品点数が増えるため、重量増加に加えてコストアップを招く不利が生じる。さらに、マフラシェル102の内部に二枚のセパレータ108、110を設置すると、マフラ100を構成する部品の種類が増加するため、重量増加及びコストアップを招くと共に生産性が低下する。
本発明は上記事実を考慮し、特別な重量増加を招くことなく効果的にマフラ放射音を低減することができる排気音低減装置を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る排気音低減装置は、予め排気ガス導入管及び排気ガス導出管並びにマフラ内部を仕切る複数の仕切り材をセットした状態でマフラシェルを巻き付けることにより構成される排気音低減装置であって、前記複数の仕切り材の替わりに、外周部の全部がマフラシェルの内周面に密着されかつ排気ガス導出管の端部が貫通状態で配置された一方の端部と、この一方の端部と対向して配置され、外周部の一部がマフラシェルの内周面と密着せずに所定の隙間をあけて配置されると共に外周部の残りの部分がマフラシェルの内周面と密着され、排気ガス導入管の端部が配置される側に配置される他方の端部と、マフラシェルの内周面に沿って軸方向に延在され前記一方の端部と前記他方の端部とを繋ぐ繋ぎ部と、を含んで構成され、全体として内部空洞の略中空円筒体として一体的に構成されたセパレータを配設した、ことを特徴としている。
請求項2記載の本発明に係る排気音低減装置は、一方の端部が開放端部とされると共に他方の端部が閉止端部とされ、排気ガス導入管の端部及び排気ガス導出管の端部のいずれか一方が他方の端部を貫通した状態で配置された第1の筒体と、両端部が閉止端部とされ、排気ガス導入管の端部及び排気ガス導出管の端部のいずれか他方が両端部を貫通した状態で配置された第2の筒体と、を含んで構成されており、第1の筒体内へ第2の筒体を所定量スライドさせて両者を相互に固定することにより、第1の筒体及び第2の筒体の閉止端部間に形成された室を拡張室又は共鳴室として用いた、ことを特徴としている。
請求項3記載の本発明に係る排気音低減装置は、請求項2記載の発明において、前記排気ガス導入管の端部を前記第1の筒体の他方の端部に貫通させて前記室内に配置させると共に、前記排気ガス導出管の端部を前記第2の筒体の両端部に貫通させて前記室内に配置させることにより、前記室を拡張室として利用した、ことを特徴としている。
請求項4記載の本発明に係る排気音低減装置は、請求項2記載の発明において、前記排気ガス導入管の端部を前記第2の筒体の両端部に貫通させて前記室内に配置させると共に当該排気ガス導入管の第2の筒体内に位置する部分に排気ガス排出孔を形成し、前記排気ガス導出管の端部を前記第1の筒体の他方の端部及び前記第2の筒体の一方の閉止端部に貫通させて前記第2の筒体内に開放状態で配置させることにより、前記室を共鳴室として利用した、ことを特徴としている。
請求項1記載の本発明の作用は、以下の通りである。
本発明は、予め排気ガス導入管及び排気ガス導出管並びにマフラ内部を仕切る複数の仕切り材をセットした状態でマフラシェルを巻き付けることにより構成される排気音低減装置に適用される。
本発明では、上記複数の仕切り材に替えて、外周部の全部がマフラシェルの内周面に密着されかつ排気ガス導出管の端部が貫通状態で配置された一方の端部と、この一方の端部と対向して配置されて外周部の一部がマフラシェルの内周面と密着せずに所定の隙間をあけて配置されると共に外周部の残りの部分がマフラシェルの内周面と密着されかつ排気ガス導入管の端部が配置される側に配置される他方の端部と、マフラシェルの内周面に沿って軸方向に延在され一方の端部と他方の端部とを繋ぐ繋ぎ部と、を含んで構成され、全体として内部空洞の略中空円筒体として一体的に構成されたセパレータを配設することとした。
これにより、セパレータが配設された範囲ではセパレータの繋ぎ部とマフラシェルとが重なって板厚が増加されるので、マフラ放射音が低減される。
なお、排気ガスは排気ガス導入管からマフラシェル内に導入され、セパレータの他方の端部側に形成されたマフラシェルとの間の隙間を通ってセパレータの空洞部分に入り、セパレータの一方の端部を貫通状態で配置された排気ガス排出管から排気音低減装置外へと排出される。なお、排気ガス導入管の端部の位置は前記の如くセパレータの他方の端部の手前に配置されていてもよいし、他方の端部を貫通してセパレータの内部に配置されていてもよい。上記過程で拡張作用による消音効果が得られる。
しかも、本発明では、複数の仕切り材に替えて一体的に構成されたセパレータをマフラシェル内に配設する構成を採ったので、部品点数の削減を図ることができる。従って、特別な重量増加を招くこともない。
請求項2記載の本発明によれば、排気ガス導入管の端部及び排気ガス導出管の端部のいずれか一方が閉止端部である他方の端部を貫通した状態で配置された第1の筒体を雌側の筒とし、排気ガス導入管の端部及び排気ガス導出管の端部のいずれか他方が閉止端部である両端部を貫通した状態で配置された第2の筒体を雄側の筒として、第1の筒体内へ第2の筒体を所定量スライド(挿入)させて、最適な位置にて両者を相互に固定することにより、排気音低減装置が構成される。
排気音低減装置が構成された状態では、第1の筒体及び第2の筒体の閉止端部間に形成された室が拡張室又は共鳴室として利用される。
このように本発明では、雌側の第1の筒体内へ雄側の第2の筒体を組付時に挿入して適切な位置で両者を相互に固定することで排気音低減装置を構成するため、第1の筒体と第2の筒体とがオーバーラップした範囲の板厚が増加する。従って、この範囲でマフラ放射音が低減される。
しかも、第1の筒体と第2の筒体の組み合わせで排気音低減装置を構成することができるので、少ない部品点数でマフラ放射音を低減させることができる。
請求項3記載の本発明によれば、排気ガス導入管の端部を第1の筒体の他方の端部に貫通させて室内に配置すると共に、排気ガス導出管の端部を第2の筒体の両端部に貫通させて室内に配置させることにより、排気音低減装置を構成したので、両者の閉止端部間に形成される室を拡張室として利用することが可能となる。
しかも、本発明の場合、雌側となる第1の筒体への雄側となる第2の筒体の挿入量を変化させることにより、拡張室の容量を所望の値に変更することができる。このため、排気量が大きいエンジンを搭載した車種と排気量が小さいエンジンを搭載した車種との両方に対応することができる。つまり、本発明の排気音低減装置には汎用性がある。
請求項4記載の本発明によれば、排気ガス導入管の端部を第2の筒体の両端部に貫通させて室内に配置させると共に、当該排気ガス導入管の第2の筒体内に位置する部分に排気ガス排出孔を形成し、又排気ガス導出管の端部を第1の筒体の他方の端部及び第2の筒体の一方の閉止端部に貫通させて第2の筒体内に開放状態で配置させることにより、排気音低減装置を構成したので、両者の閉止端部間に形成される室を共鳴室として利用することが可能となる。
しかも、本発明の場合、雌側となる第1の筒体への雄側となる第2の筒体の挿入量を変化させることにより、共鳴室の容量を所望の値に変更することができる。共鳴室の共鳴周波数は共鳴室容量に反比例するため、共鳴室容量を可変とすることにより共鳴周波数も任意に変えることができる。従って、一般にはエンジン気筒数が異なると、低減したい排気音の周波数も異なるため、排気音低減装置の共用は困難であるが、本発明によれば、共鳴室容量が可変であるため、エンジン気筒数が異なる場合でも排気音低減装置の共用が可能となる。つまり、本発明の排気音低減装置には汎用性がある。
以上説明したように、請求項1記載の排気音低減装置は、複数の仕切り材の替わりに、外周部の全部がマフラシェルの内周面に密着されかつ排気ガス導出管の端部が貫通状態で配置された一方の端部と、この一方の端部と対向して配置され、外周部の一部がマフラシェルの内周面と密着せずに所定の隙間をあけて配置されると共に外周部の残りの部分がマフラシェルの内周面と密着され、排気ガス導入管の端部が配置される側に配置される他方の端部と、マフラシェルの内周面に沿って軸方向に延在され一方の端部と他方の端部とを繋ぐ繋ぎ部と、を含んで構成され、全体として内部空洞の略中空円筒体として一体的に構成されたセパレータを配設したので、特別な重量増加を招くことなく効果的にマフラ放射音を低減することができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の排気音低減装置は、一方の端部が開放端部とされると共に他方の端部が閉止端部とされ、排気ガス導入管の端部及び排気ガス導出管の端部のいずれか一方が他方の端部を貫通した状態で配置された第1の筒体と、両端部が閉止端部とされ、排気ガス導入管の端部及び排気ガス導出管の端部のいずれか他方が両端部を貫通した状態で配置された第2の筒体と、を含んで構成されており、第1の筒体内へ第2の筒体を所定量スライドさせて両者を相互に固定することにより、第1の筒体及び第2の筒体の閉止端部間に形成された室を拡張室又は共鳴室として用いたので、特別な重量増加を招くことなく効果的にマフラ放射音を低減することができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る排気音低減装置は、請求項2記載の発明において、排気ガス導入管の端部を第1の筒体の他方の端部に貫通させて室内に配置させると共に、排気ガス導出管の端部を第2の筒体の両端部に貫通させて室内に配置させることにより、室を拡張室として利用したので、板厚増加によるマフラ放射音低減効果が得られるだけでなく、エンジンの排気量が異なる車種に対して排気音低減装置を共用することが可能となり、その結果、コスト削減を図ることができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る排気音低減装置は、請求項2記載の発明において、排気ガス導入管の端部を第2の筒体の両端部に貫通させて室内に配置させると共に当該排気ガス導入管の第2の筒体内に位置する部分に排気ガス排出孔を形成し、排気ガス導出管の端部を第1の筒体の他方の端部及び第2の筒体の一方の閉止端部に貫通させて第2の筒体内に開放状態で配置させることにより、室を共鳴室として利用したので、板厚増加によるマフラ放射音低減効果が得られるだけでなく、エンジン気筒数が異なる場合でも排気音低減装置を共用することが可能となり、その結果、コスト削減を図ることができるという優れた効果を有する。
〔第1実施形態〕
以下、図1〜図6を用いて、本発明に係る排気音低減装置の第1実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示している。
図1には、本実施形態に係る排気音低減装置としてのマフラ10の全体斜視図が示されている。また、図2には、本実施形態に係るマフラ10の要部に係るセパレータ12の全体斜視図が示されている。さらに、図3には図1に示されるマフラ10の軸方向に沿った縦断面図が示されており、図4には当該マフラ10の平断面図が示されている。また、図5には、当該マフラ10の軸直角方向に沿った縦断面図が示されている。
これらの図に示されるように、マフラ10は、円筒形状のマフラシェル14を備えている。マフラシェル14は最外周部に配置されており、軸方向の一端部には円板形状の入口側閉止壁16が配置されている。この入口側閉止壁16にはインレットパイプ挿通孔18が形成されており、当該インレットパイプ挿通孔18を介して排気ガス導入管としてのインレットパイプ20の端部が貫通されている。また、マフラシェル14の軸方向の他端部には、円板形状の出口側閉止壁22が配置されている。この出口側閉止壁22にはアウトレットパイプ挿通孔24が形成されており、当該アウトレットパイプ挿通孔24を介して排気ガス排出管としてのアウトレットパイプ26の端部が貫通されている。
上述したマフラシェル14の軸方向の中間部には、全体として略円筒形状に形成されたセパレータ12が配設されている。図2に示されるように、セパレータ12は、円板形状に形成されると共にアウトレットパイプ26を貫通させるためのアウトレットパイプ挿通孔28が形成された一方の端部12Aと、この一方の端部12Aの外周部の上縁側及び下縁側からそれぞれ軸方向に沿って互いに平行に延出された上下一対の繋ぎ部12Bと、これらの繋ぎ部12Bの延出方向側の端部同士を互いに接近する方向へ直角に折り曲げて重ね合わせた部分でスポット溶接によって結合することにより構成された他方の端部12Cと、によって構成されている。
上記セパレータ12について更に詳細に説明すると、図3及び図4に示されるように、セパレータ12の組付後の状態では、セパレータ12の外周面がマフラシェル14の内周面に密着されている。また、図1に示されるように、セパレータ12の内部は空洞部30とされている。さらに、セパレータ12の他方の端部12Cの外周両側は欠損されており、これによりマフラシェル14との間に左右一対の半月状の隙間32(図5参照)が形成されている。
また、図3及び図4に示されるように、マフラ10の組付状態では、インレットパイプ20の端部が入口側閉止壁16のインレットパイプ挿通孔18を通って、セパレータ12の他方の端部12Cの手前に対向して配置されている。また、アウトレットパイプ26の端部は、出口側閉止壁22のアウトレットパイプ挿通孔24を通って更にセパレータ12の一方の端部12Aのアウトレットパイプ挿通孔28をも挿通され、セパレータ12の空洞部30に開放状態で配置されている。
上記の如く構成された本実施形態のマフラ10では、セパレータ12が軸方向中間部に配置されたことにより、マフラシェル14の内部空間が三つの空間(部屋)に仕切られている。一つ目はインレットパイプ20の端部が配置される第1室34であり、二つ目はセパレータ12内に形成される第2室36であり、三つ目はアウトレットパイプ26の端部が配置される第3室38である。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態に係るマフラ10は、上述した入口側閉止壁16、出口側閉止壁22、及びセパレータ12といった内蔵物を予め軸方向にセットした状態で、組立工程の最後にマフラシェル14を巻き付けることにより構成される。すなわち、本実施形態に係るマフラ10は所謂レーザーマフラである。
ここで、本実施形態に係るマフラ10では、従来の複数(前後一対)のセパレータに替えて、一方の端部12A、上下一対の繋ぎ部12B、他方の端部12Cから成り、全体として内部空洞の略中空円筒体として一体的に構成されたセパレータ12を配設することとしたので、セパレータ12が配設された範囲ではセパレータ12の上下一対の繋ぎ部12Bとマフラシェル14とが重なって板厚が増加される(二枚板構造となる)ので、その分、マフラ放射音が低減される。特に、本実施形態に係るマフラ10では、セパレータ12の軸方向の配設位置を任意に設定することができるので、本当に放射音低減が必要とされる領域(排気脈動の大きい拡張室など)で有効に放射音低減効果を得ることができる。
しかも、本実施形態に係るマフラ10では、従来の複数の仕切り材に替えて一体的に構成されたセパレータ12をマフラシェル14内に配設する構成を採ったので、従来構造に比べて、部品点数の削減を図ることができる。従って、特別な重量増加を招くこともない。
以上より、本実施形態に係るマフラ10によれば、特別な重量増加を招くことなく効果的にマフラ放射音を低減することができる。
なお、本実施形態に係るマフラ10の消音メカニズムについて補足すると、排気ガスは、図3及び図4に示されるように、まず、インレットパイプ20からマフラシェル14の第1室34内へ導入される。この際に、ガス流路の断面積が拡大するので、拡張作用による消音効果が得られる。第1室34内へ導入された排気ガスはセパレータ12の他方の端部12Cに衝突した後、左右両側に分かれて左右一対の隙間32を通ってセパレータ12の空洞部30に入る。この際にも、ガス流路の断面積が拡大するので、拡張作用による消音効果が得られる。その後、セパレータ12の一方の端部12Aを貫通状態で配置されたアウトレットパイプ26からマフラ10外へと排出される。
また、本実施形態の構成を採った場合、例えば、図6に示されるマフラ40のように、マフラシェル42の断面形状を楕円形状等にして曲率半径が大きい第1曲面部42Aと曲率半径が小さい第2曲面部42Bとに分け、セパレータ44の上下一対の繋ぎ部44Aを第1曲面部42Aに密着させる構成を採ることにより、板厚増加範囲が拡大されるので、マフラ放射音低減効果をより一層高めることが可能となる。さらに補足すると、この構成を採った場合、左右一対の隙間46の断面積も増加するので、拡張作用による消音効果がより一層得られるという利点もある。
〔第2実施形態〕
以下、図7〜図10を用いて、本発明に係る排気音低減装置の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図7には、本実施形態に係る排気音低減装置としてのマフラ50の全体斜視図が示されている。また、図8には図7に示されるマフラ50の軸方向に沿った縦断面図が示されており、図9には当該マフラ50の平断面図が示されている。さらに、図10には、当該マフラ50の軸直角方向に沿った縦断面図が示されている。
これらの図に示されるように、本実施形態に係るマフラ50では、セパレータ12の構成は前述した第1実施形態と同様とした上で、インレットパイプ52の端部をセパレータ12の他方の端部12Cの手前で止めるのではなく、そのまま延長して貫通させて空洞部30内に配置した点に特徴がある。また、この実施形態では、インレットパイプ52の端部の周壁部に多数のガス噴出孔54が形成されている。
上記構成によれば、セパレータ12自体は前述した第1実施形態をそのまま踏襲しているので、第1実施形態と同一の作用・効果が得られる。すなわち、セパレータ12が配設された範囲ではセパレータ12の上下一対の繋ぎ部12Bとマフラシェル14とが重なって板厚が増加される(二枚板構造となる)ので、その分、マフラ放射音が低減される。
しかも、本実施形態に係るマフラ50では、従来の複数の仕切り材に替えて一体的に構成されたセパレータ12をマフラシェル14内に配設する構成を採ったので、従来構造に比べて、部品点数の削減を図ることができる。従って、特別な重量増加を招くこともない。
以上より、本実施形態に係るマフラ50によっても、前述した第1実施形態と同様に、特別な重量増加を招くことなく効果的にマフラ放射音を低減することができる。
なお、本実施形態に係るマフラ50の場合、インレットパイプ52の配置と構成が異なるので、排気ガスの流れは第1実施形態と異なる。簡単に説明すると、排気ガスは、図8及び図9に示されるように、第1室34を経由することなく、インレットパイプ52の多数のガス噴出孔54からセパレータ12の空洞部30内に入る。この際に、ガス流路の断面積が拡大するので、拡張作用による消音効果が得られる。その後、セパレータ12の一方の端部12Aを貫通した状態で配置されたアウトレットパイプ26からマフラ50外へと排出される。
また、上記構成においては、インレットパイプ52の端部がセパレータ12の他方の端部12Bを貫通する構成を採ったが、これに限らず、両サイドの隙間32を通すようにしてもよい。この場合、セパレータ12にインレットパイプ52を挿通させるための挿通孔を他方の端部12Cに形成する必要がなくなるので、前述した第1実施形態と全く同一のセパレータ12を使用することが可能となる。
〔第3実施形態〕
以下、図11を用いて、本発明に係る排気音低減装置の第3実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図11には、本実施形態に係るマフラ60の軸方向に沿った縦断面図が示されている。この図に示されるように、マフラ60は、一方の端部62Aが開放端部とされると共に他方の端部62Bが閉止端部とされた雌側の第1の筒体62と、この第1の筒体62内へ組付時において矢印A方向へスライド可能に挿入された雄側の第2の筒体64と、によって構成されている。
なお、第1の筒体62の一方の端部62Aは、第1実施形態の入口側閉止壁16である。また、第2の筒体64の一方の端部64A及び他方の端部64Bは、いずれも閉止端部とされている。なお、第2の筒体64の他方の端部64Bは、第1実施形態の出口側閉止壁22である。
上記マフラ60は、組付時において第1の筒体62内へ第2の筒体64を矢印A方向へ所定量スライドさせてその位置で両者の周壁部同士をスポット溶接することにより構成されている。なお、図11に黒塗りで示した楕円形の点がスポット溶接の打点である。また、本実施形態では、スポット溶接で第1の筒体62と第2の筒体64とを相互に固定したが、これに限らず、レーザー溶接を用いて両者を固定してもよい。
上記の如くして構成されたマフラ10には、第1の筒体62の他方の端部62Bと第2の筒体64の一方の端部64Aとの間に室が形成されており、この室が拡張室66として用いられている。
第1の筒体62の他方の端部62Bに貫通状態で配置されたインレットパイプ52の端部は拡張室66内に配置されている。また、第2の筒体64側には一方の端部64A及び他方の端部64Bを貫通するかたちで(即ち、串刺し状態で)アウトレットパイプ26が配置されており、その端部は拡張室66内に開放状態で配置されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態によれば、インレットパイプ52の端部が挿入された第1の筒体62を雌側の筒とし、アウトレットパイプ26が貫通された第2の筒体64を雄側の筒として、第1の筒体62内へ第2の筒体64を所定量矢印A方向へスライド(挿入)させて(例えば、図11の二点鎖線図示位置から実線図示位置までスライドさせて)、最適な位置にて両者を相互にスポット溶接で固定することにより、マフラ60が構成される。
上記により構成されたマフラ60の室は拡張室66として利用される。すなわち、排気ガスはインレットパイプ20の端部のガス噴出孔54から拡張室66内へ排出される。この際に拡張作用による消音効果が得られる。そして、排気ガスはアウトレットパイプ26の端部へ流れ込み、マフラ60外へと排出される。
このように本実施形態に係るマフラ60では、雌側の第1の筒体62内へ雄側の第2の筒体64を組付時に挿入して適切な位置で両者を相互に固定することでマフラ60を構成するため、第1の筒体62と第2の筒体64とがオーバーラップした範囲の板厚が増加する。従って、この範囲でマフラ放射音が低減される。
しかも、第1の筒体62と第2の筒体64の組み合わせでマフラ60を構成することができるので、少ない部品点数で(基本的には二種類の筒体のみで)マフラ放射音を低減させることができる。
その結果、本実施形態に係るマフラ60によっても、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同様に、特別な重量増加を招くことなく効果的にマフラ放射音を低減することができる。
さらに、本実施形態に係るマフラ60の場合、雌側となる第1の筒体62への雄側となる第2の筒体64の挿入量を変化させることにより、拡張室66の容量(拡張比)を所望の値に変更することができる。このため、排気量が大きいエンジンを搭載した車種と排気量が小さいエンジンを搭載した車種との両方に対応することができる。つまり、本実施形態によれば、エンジンの排気量が異なる車種に対してマフラ60を共用することが可能となり、汎用性がある。その結果、本実施形態によれば、コスト削減を図ることができる。
〔第4実施形態〕
以下、図12を用いて、本発明に係る排気音低減装置の第4実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図12には、本実施形態に係るマフラ70の軸方向に沿った縦断面図が示されている。この図に示されるように、本実施形態に係るマフラ70は、前述した第3実施形態の雌側の第1の筒体62と雄側の第2の筒体64とを前後入れ替えてマフラを構成した点に特徴がある。
すなわち、マフラ70は、組付時において第1の筒体62内へ第2の筒体64を所定量矢印A方向へスライドさせてその位置で両者の周壁部同士をスポット溶接することにより構成されている点で前述した第1実施形態と同様であるが、第1の筒体62と第2の筒体64とを前後入れ替えて配置している点で前述した第1実施形態とは相違している。
そして、インレットパイプ52は、雄側となる第2の筒体64の一方の端部64A及び他方の端部64Bの双方を貫通した状態で配置されており、その端部72は第1の筒体62と第2の筒体64との間に形成された室内に挿入状態で配置されている。また、アウトレットパイプ26は、雌側となる第1の筒体62の他方の端部62B及び雄側となる第2の筒体64の他方の端部64Aの双方を貫通した状態で配置されており、その端部74は第2の筒体64内に挿入状態で配置されている。
さらに、本実施形態では、上記インレットパイプ52の第2の筒体64の内部空間に位置する部分に多数のガス噴出孔54が形成されている。
上記の如く構成することにより、第1の筒体62と第2の筒体64との間に形成された室が共鳴室76として利用可能となっている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態によれば、アウトレットパイプ26が貫通状態で配置された第1の筒体62を雌側の筒とし、インレットパイプ52が貫通された第2の筒体64を雄側の筒として、第1の筒体62内へ第2の筒体64を所定量矢印A方向へスライド(挿入)させて、最適な位置にて両者を相互にスポット溶接で固定することにより、マフラ70が構成される。
上記により構成されたマフラ70の室は共鳴室76として利用される。すなわち、排気ガスはインレットパイプ52の端部手前に形成されたガス噴出孔54から第2の筒体64内へ排出される。その後、排気ガスはアウトレットパイプ26の端部74へ流れ込み、マフラ70外へと排出される。上記過程で共鳴室76における共鳴作用による消音効果が得られる。
このように本実施形態に係るマフラ70では、雌側の第1の筒体62内へ雄側の第2の筒体64を組付時に挿入して適切な位置で両者を相互に固定することでマフラ70を構成するため、第1の筒体62と第2の筒体64とがオーバーラップした範囲の板厚が増加する。従って、この範囲でマフラ放射音が低減される。
しかも、第1の筒体62と第2の筒体64の組み合わせでマフラ70を構成することができるので、少ない部品点数で(基本的には二種類の筒体のみで)マフラ放射音を低減させることができる。
その結果、本実施形態に係るマフラ70によっても、前述した第1実施形態乃至第3実施形態と同様に、特別な重量増加を招くことなく効果的にマフラ放射音を低減することができる。
さらに、本実施形態に係るマフラ70の場合、雌側となる第1の筒体62への雄側となる第2の筒体64の挿入量を変化させることにより、共鳴室76の容量を所望の値に変更することができる。共鳴室76の共鳴周波数は共鳴室76の容量に反比例するため、共鳴室76の容量を可変とすることにより共鳴周波数も任意に変えることができる。
この点について補足すると、マフラ70の低周波共鳴室76の共鳴周波数fは、下記式にて定義される。
f=(C/2π)×〔S/{V(l+0.8d)}〕1/2
但し、C:音速、V:共鳴室容量、S:パイプ断面積、l:パイプ長、
d:パイプ径。
従って、共鳴室容量Vを増やすことにより、共鳴周波数fを下げることができる。
上記より、エンジン気筒数が異なる場合でもマフラ70の共用が可能となる。すなわち、一般にはエンジン気筒数が異なると、低減したい排気音の周波数も異なるため、マフラの共用は困難である。例えば、L4エンジンの場合、エンジン回転数が3000rpmのときの100Hzの周波数の音を低減することが求められる。一方、V8エンジンの場合、エンジン回転数が3000rpmのときの200Hzの周波数の音を低減することが求められる。しかし、本実施形態によれば、共鳴室76の容量が可変であるため、エンジン気筒数が異なる場合でもマフラ70を共用することが可能となり、汎用性がある。また、同型同気筒エンジンの排気量違いに対しても共用することができる。その結果、本実施形態によれば、コスト削減を図ることができる。
〔実施形態の補足説明〕
なお、上述した第1実施形態及び第2実施形態では、全体の構造的なバランスからセパレータ12の前後に部屋がそれぞれ形成される構成(第1室34から第3室38まで合計3部屋形成される構成)を採ったが、これに限らず、第3室38を省略した構成を採ることも可能である。
また、上述した第1実施形態及び第2実施形態では、セパレータ12の周囲に左右一対の隙間32、46が形成される構成を採ったが、これに限らず、セパレータの周方向に一箇所のみ隙間が形成される構成やセパレータの周方向に三箇所以上の隙間が形成される構成を採ってもよい。
さらに、上述した各実施形態では、円形断面や楕円形断面のマフラ10、40、50、60、70を示したが、これに限らず、種々の断面形状(例えば、多角形断面)を採ることが可能である。
第1実施形態に係るマフラの全体斜視図である。 図1に示されるマフラの要部に係るセパレータの全体斜視図である。 図1に示されるマフラの軸方向に沿った縦断面図である。 図1に示されるマフラの平断面図である。 図1に示されるマフラの軸直角方向に沿った縦断面図(図3の5‐5線断面図)である。 第1実施形態の変形例に係るマフラの軸直角方向に沿った縦断面図である。 第2実施形態に係るマフラの全体斜視図である。 図7に示されるマフラの軸方向に沿った縦断面図である。 図7に示されるマフラの平断面図である。 図7に示されるマフラの軸直角方向に沿った縦断面図(図8の10‐10線断面図)である。 第3実施形態に係るマフラの全体構成を示す縦断面図である。 第4実施形態に係るマフラの全体構成を示す縦断面図である。 従来例に係るマフラの全体構成を示す縦断面図である。
符号の説明
10 マフラ(排気音低減装置)
12 セパレータ
12A 一方の端部
12B 繋ぎ部
12C 他方の端部
14 マフラシェル
20 インレット(排気ガス導入管)
26 アウトレット(排気ガス導出管)
30 空洞部
32 隙間
40 マフラ(排気音低減装置)
42 マフラシェル
44 セパレータ
44A 繋ぎ部
46 隙間
50 マフラ(排気音低減装置)
52 インレット(排気ガス導入管)
54 ガス噴出孔
60 マフラ(排気音低減装置)
62 第1の筒体
62A 一方の端部
62B 他方の端部
64 第2の筒体
64A 一方の端部
64B 他方の端部
66 拡張室
70 マフラ(排気音低減装置)
72 端部
74 端部
76 共鳴室

Claims (4)

  1. 予め排気ガス導入管及び排気ガス導出管並びにマフラ内部を仕切る複数の仕切り材をセットした状態でマフラシェルを巻き付けることにより構成される排気音低減装置であって、
    前記複数の仕切り材の替わりに、
    外周部の全部がマフラシェルの内周面に密着されかつ排気ガス導出管の端部が貫通状態で配置された一方の端部と、
    この一方の端部と対向して配置され、外周部の一部がマフラシェルの内周面と密着せずに所定の隙間をあけて配置されると共に外周部の残りの部分がマフラシェルの内周面と密着され、排気ガス導入管の端部が配置される側に配置される他方の端部と、
    マフラシェルの内周面に沿って軸方向に延在され前記一方の端部と前記他方の端部とを繋ぐ繋ぎ部と、
    を含んで構成され、全体として内部空洞の略中空円筒体として一体的に構成されたセパレータを配設した、
    ことを特徴とする排気音低減装置。
  2. 一方の端部が開放端部とされると共に他方の端部が閉止端部とされ、排気ガス導入管の端部及び排気ガス導出管の端部のいずれか一方が他方の端部を貫通した状態で配置された第1の筒体と、
    両端部が閉止端部とされ、排気ガス導入管の端部及び排気ガス導出管の端部のいずれか他方が両端部を貫通した状態で配置された第2の筒体と、
    を含んで構成されており、
    第1の筒体内へ第2の筒体を所定量スライドさせて両者を相互に固定することにより、第1の筒体及び第2の筒体の閉止端部間に形成された室を拡張室又は共鳴室として用いた、
    ことを特徴とする排気音低減装置。
  3. 前記排気ガス導入管の端部を前記第1の筒体の他方の端部に貫通させて前記室内に配置させると共に、前記排気ガス導出管の端部を前記第2の筒体の両端部に貫通させて前記室内に配置させることにより、前記室を拡張室として利用した、
    ことを特徴とする請求項2記載の排気音低減装置。
  4. 前記排気ガス導入管の端部を前記第2の筒体の両端部に貫通させて前記室内に配置させると共に当該排気ガス導入管の第2の筒体内に位置する部分に排気ガス排出孔を形成し、前記排気ガス導出管の端部を前記第1の筒体の他方の端部及び前記第2の筒体の一方の閉止端部に貫通させて前記第2の筒体内に開放状態で配置させることにより、前記室を共鳴室として利用した、
    ことを特徴とする請求項2記載の排気音低減装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014118851A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Yutaka Giken Co Ltd エンジンの排気マフラ
CN110220295A (zh) * 2019-07-19 2019-09-10 珠海格力电器股份有限公司 消音器及空调

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