JP2006207286A - 芯出し機能付き螺旋杭 - Google Patents

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Abstract

【課題】地中にねじ込まれた中空木ネジ状螺旋杭に、立設されるべきポールの垂直状態を、簡単な構造と手段で調整できる芯出し調整機能を備えた螺旋杭を提供する。
【解決手段】中空木ネジ状で、下端の錐状部分11から上方にスクリューSが形成され、スクリューSの上部で傾斜段部13が形成されて大径になり、その大径部分14の上端にフランジFを一体に設けて開口し、このフランジFの同心円上の等分位置に円弧状長孔16を設け、上記大径部分14の内側底部に立設すべきポールPの下端を受け止める受け座15を設け、上記フランジFの上面に、中心にポールPの貫通孔21を設け、上記フランジFに設けた円弧状長孔16に対応する位置に、中心線に沿った長孔17を設けたポール支持板22を置いて上記フランジFの円弧状長孔16と上記ポール支持板22の長孔17に亘ってボルト・ナット23を挿し込み締結してなる。
【選択図】図1

Description

この発明は、地中にねじ込まれた中空木ネジ状の螺旋杭に、立設すべきポールを挿し込み、その垂直状態を調整可能にした芯出し機能付き螺旋杭に関する。
本出願人は、特願2005-2884号(基礎出願特願2004-273678号)で、地中にねじ込む螺旋杭の提案をした。
上記提案は、地中にねじ込む中空木ネジ状螺旋杭の構造と、その螺旋杭をねじ込むための治具と、地中にねじ込んだ螺旋杭に立設すべきポールを挿し込み、その垂直状態を調整するための治具に関するもので、特に、垂直状態を調整する手段はよく考えたものであるが、よく考えすぎて調整操作が複雑であり、調整のための部品・部材が多く、材料コスト面と、作業の簡便性に問題が残っていた。
実際、上記提案の垂直状態を調節する機能を備えた螺旋杭を顧客に紹介したところ、よく考えられているが、もっと構造が簡単で調整し易いものが欲しいとの意見が出された。
上記状況に鑑みこの発明は、地中にねじ込まれた中空木ネジ状螺旋杭に、立設されるべきポールの垂直状態を、簡単な構造と手段で調整できる芯出し調整機能を備えた螺旋杭を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためにこの発明は、中空木ネジ状で、下端の錐状部分から上方にスクリューが形成され、スクリューの上部で傾斜段部が形成されて大径になり、その大径部分の上端にフランジを一体に設けて開口し、このフランジの同心円上の等分位置に円弧状長孔を設け、上記大径部分の内側底部に立設すべきポールの下端を受け止める受け座を設け、上記フランジの上面に、中心にポールの貫通孔を設け、上記フランジに設けた円弧状長孔に対応する位置に、中心線に沿った長孔を設けたポール支持板を置いて、上記フランジの円弧状長孔と上記ポール支持板の長孔に亘ってボルト・ナットを挿し込み締結するようにしてなる。
また、中空木ネジ状で、下端の錐状部分から上方にスクリューが形成され、スクリューの上部で傾斜段部が形成されて大径になり、その大径部分の上端に環状リブを形成して開口し、上記大径部分に遊嵌して環状リブの下側に宛がう座金の同心円上の等分位置に雌ネジまたはバカ孔を設け、上記大径部分の内側底部に立設すべきポール下端を受け止める受け座を設け、上記環状リブの上面に、中心にポールの貫通孔を設け、上記座金に設けた雌ネジまたはバカ孔に対応する位置に、中心線に沿った長孔を設けたポール支持板を置いて、上記座金の雌ネジまたはバカ孔と上記ポール支持板の長孔に亘ってボルトまたはボルト・ナットを挿し込み締結するようにしてなるものである。
上記の如く構成するこの発明によれば、螺旋杭上のフランジまたは環状リブの下側に宛がう座金と、ポール支持板とを円周方向と中心線方向に摺動調整するだけで立設すべきポールの垂直状態を簡単に調整でき、しかも、部材・部品数が少なく経済性も大幅に改善することができる。
次にこの発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1、2に示すように、螺旋杭10は、中空木ネジ状で、下端の錐状部分11から上方にスクリューSが形成され、スクリューSの上部で傾斜段部13が形成されて大径になり、その大径部分14の上端にフランジFを、ネジ込み、または溶接(図示せず)等で一体に設けて開口したものである。
上記フランジFには、同心円上の等分位置に円弧状長孔16を設け、上記大径部分14の内側底部には、立設すべき二本のポールPの下端を受け止める受け座15を設けている。なお、上記受け座15の断面は二本のポールPを受けるためにメガネ孔になっているが、ポールが一本のときは一個の円形孔となる。
上記フランジFの上面には、中心に二本のポールPが貫通する二個の貫通孔21を設け、上記フランジFに設けた円弧状長孔16に対応する位置に、中心線に沿った長孔17を設けたポール支持板22を置いて、上記フランジFの円弧状長孔16と上記ポール支持板22の長孔17に亘ってボルト・ナット23を挿し込み締結するようになっている。
なお、ここで立設すべきポールPが一本のときは、ポール支持板22の貫通孔21は一個となり、ポールの受け座15も一個の孔となる。
地中にねじ込んだ上記螺旋杭10にポールPを立設するときは、先ずポール支持板22の貫通孔21にポールPを貫通させ、ポールPの下端にポールの受け座15を取付け、その受け座15を螺旋杭10の内側底部に回転可能に挿入し、ポール支持板22を螺旋杭10のフランジ上に円弧状長孔16と長孔17を一致させて載置する。
次に、上記円弧状長孔16とポール支持板22の長孔17に亘ってボルト23aを挿し込み、下からナット23b(図3参照)を螺合して仮止め状態にし、この状態で水準器を当てるか下げ振りを下ろして垂直状態を確認し、ポール支持板22を所要の方向にずらせて垂直状態を調整する。
また、図5に示すようにトラマークフェンスTのポールPを立設するときは、二本のポールPがトラマークフェンスTの設置方向に並ぶ必要があるので、垂直状態を崩さないように注意をしながらポール支持板22を円弧状長孔17に沿って周方向に回して調整し、調整が完了するとボルト・ナット23を完全に締め付けて調整は完了する。なお、円弧状長孔16の調整範囲を超えるときは、ボルト・ナット23を外して位置替えをして再度調整する。
図3に示すように、螺旋杭10の本体部分は、実施例1と同じであるから説明を省略する。ただ、大径部分14の上端に環状リブ18を形成して開口しているところが相違する。
この環状リブ18には、その下側大径部分14に座金19が遊嵌して下側から宛がうようになり、この座金19の同心円上の等分位置にバカ孔24(雌ネジでもよい)を設け、上記大径部分14の内側底部に立設すべきポールの下端を受け止める受け座15(図1参照)を設け、上記環状リブ18の上面に、中心にポールPの貫通孔21を設け、上記座金19に設けたバカ孔24に対応する位置に、中心線に沿った長孔17を設けたポール支持板22を載置し、上記座金のバカ孔24と上記ポール支持板22の長孔17に亘ってボルト23aを挿し込みナット23bを螺合して締結する。
なお、ここで立設すべきポールが一本のときは、ポール支持板22の貫通孔21は一個となり、ポールの受け座15も一個の孔となる。
地中にねじ込んだ上記螺旋杭10にポールPを立設するときは、先ずポール支持板22の貫通孔21にポールPを貫通させ、ポールPの下端にポールの受け座15(図1参照)を取付け、その受け座15を螺旋杭10の内側底部に回転可能に挿入し、ポール支持板22を環状リブ18上にバカ孔24と長孔17とを一致させて載置する。
次に、螺旋杭10を地中にねじ込む前から予め大径部分14に遊嵌しておいた座金19を持ち上げて上記ポール支持板22の長孔17と座金のバカ孔24とを一致させ、上記長孔17とバカ孔24に亘ってボルト・ナット23を挿し込み仮止めする。ここで、上記座金19の直下にビスねじを立てているが、これは座金19が不用意に下がらないように止めるためのものである。
この状態では、ポール支持板22は中心線方向に摺動させることができ、座金19は螺旋杭10を中心にして周囲方向に360度回転させることができる。従って、螺旋杭10に挿し込まれたポールPは、垂直状態の調整も、二本のポールの向きも調整可能の状態になる。
この状態で水準器を当てるか、下げ振りを下ろして垂直状態を確認しながらポール支持板22を所要の方向にずらせて垂直状態を調整する。
また、図5に示すようにトラマークフェンスTのポールPを立設するときは、二本のポールPがトラマークフェンスTの設置方向に並ぶ必要があるので、垂直状態を崩さないように注意をしながらポール支持板22を座金19と共に回して調整し、調整が完了するとボルト・ナット23を完全に締め付けて調整は完了する。
図4は、ポール支持板22の具体的な3例を示す。同図(a)は上記各実施例で説明済みのものである。また、同図(b)は長孔を設ける部分を残し、他の部分を削り取った形状としたものである。また、同図(c)は長孔を中心線に対して45度傾斜させたものである。
以上説明したようにこの発明によれば、螺旋杭上のフランジまたは環状リブの下側に遊嵌して宛がう座金と、ポール支持板とを円周方向と中心線方向に摺動調整するだけで立設すべきポールの垂直状態を調整でき、しかも、部材・部品数が少なく経済性も大幅に改善することができる。
本発明に係る実施例1の一部切り欠き正面図 実施例1の要部拡大斜視図 実施例2の要部拡大斜視図 ポール支持板の具体例で(a)その1、(b)その2、(c)その3 本発明の螺旋杭を適用したトラマークフェンス
符号の説明
10 螺旋杭
11 錐状部分
12 透孔
13 傾斜段部
14 大径部分
15 受け座
16 円弧状長孔
17 長孔(ポール支持板の)
18 環状リブ
19 座金
20 ビスねじ
21 貫通孔
22 ポール支持板
23 ボルト・ナット
23a ボルト
23b ナット
24 バカ孔
F フランジ
P ポール
S スクリュー
T トラマークフェンス

Claims (2)

  1. 中空木ネジ状で、下端の錐状部分から上方にスクリューが形成され、スクリューの上部で傾斜段部が形成されて大径になり、その大径部分の上端にフランジを一体に設けて開口し、このフランジの同心円上の等分位置に円弧状長孔を設け、上記大径部分の内側底部に立設すべきポールの下端を受け止める受け座を設け、上記フランジの上面に、中心にポールの貫通孔を設け、上記フランジに設けた円弧状長孔に対応する位置に、中心線に沿った長孔を設けたポール支持板を置いて、上記フランジの円弧状長孔と上記ポール支持板の長孔に亘ってボルト・ナットを挿し込み締結するようにしてなる芯出し機能付き螺旋杭。
  2. 中空木ネジ状で、下端の錐状部分から上方にスクリューが形成され、スクリューの上部で傾斜段部が形成されて大径になり、その大径部分の上端に環状リブを形成して開口し、上記大径部分に遊嵌して環状リブの下側に宛がう座金の同心円上の等分位置に雌ネジまたはバカ孔を設け、上記大径部分の内側底部に立設すべきポールの下端を受け止める受け座を設け、上記環状リブの上面に、中心にポールの貫通孔を設け、上記座金に設けた雌ネジまたはバカ孔に対応する位置に、中心線に沿った長孔を設けたポール支持板を置いて、上記座金の雌ネジまたはバカ孔と上記ポール支持板の長孔に亘ってボルトまたはボルト・ナットを挿し込み締結するようにしてなる芯出し機能付き螺旋杭。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091807A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Kurimoto Ltd 回転貫入杭
CN101975031A (zh) * 2010-10-26 2011-02-16 湖南山河智能机械股份有限公司 一种螺旋地桩驱动联结装置
JP2015010424A (ja) * 2013-07-01 2015-01-19 株式会社三工社 鉄道設備基礎とその設置方法
JP2015143457A (ja) * 2013-12-24 2015-08-06 株式会社電源群馬 グランドスクリュー及びそのスペーサー及びその施工方法
JP2016151120A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 日之出水道機器株式会社 貫入杭および貫入杭の貫入方法

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