JP2006206148A - 収容箱の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディスク状のデータ記録媒体を収めるケースの収容空間を最大限広く活用し、該ケースをも光照射体として利用し、光の装飾性に格段の美しさユニークさを発揮する収容箱の構造を提供する。
【解決手段】 ディスク状のデータ記録媒体をそのケース4と共に複数枚、起立状態に並べて収容する収容箱1の構造であって、起立状態に並べられた前記ケース4のいずれかの側縁部が接する面5が、全体が発光する面状光源6を備えている。開口部3の高さ位置は、データ記録媒体を収めるケース4を収容した際に、ケース4の一部領域が外部に露出する高さ位置、あるいは照明時に外部から視認できる高さ位置に設定する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、例えば音楽CDやMD、あるいはDVD等のディスク状のデータ記録媒体の収容状況を一目で確認することの可能な収容箱の構造に係り、特に、車両室内に据え付けて好適な収容箱の構造に関する。
光源の発光で、中に収容した商品等を照明するという構成を備えるショーケースや透明キャビネット(収容箱)等は、商業的成果に貢献するために、商業界等では広く普及している。殊に、発光する透明キャビネット等は、光のイルミネーションを現出するために、一般家庭においても利用される傾向が現れている。
しかし、発光するショーケースや透明キャビネットを店舗や一般家庭等で利用する場合、光源の存在が視角に入ると、そのデザイン性が損なわれる。このため、光源の設置には特別の配慮が必要である。
光源の設置に配慮したショーケースには、例えば、展示物収容部外の低い位置の他区画部分内に光源装置を配設し、光源装置の発光を導く丸棒状の導光部材の一端を展示物収容部上方の隅に導くとともに、その先端に導光部材が導いた発光を展示物収容部内に投与するプリズムを備えるというものが知られている(例えば特許文献1参照。)。
しかしながら、上記のショーケースは、光源装置を配設する区画部分に大きな領域を必要とするとともに、構成が複雑で、一般家庭用には適さないものである。当然に小さな物品として音楽CDやMD等を整列して収容するというニーズにも不適当である。
一方、光源の設置に配慮したキャビネットには、例えば、前方が開口であり、背板が導光板であるとともに、地板の内側に照明器具を内装した照明ボックスを配設し、特に照明器具を背板としての導光板の下端部に対向させるというものが知られている(例えば特許文献2参照。)。
しかしながら、上記のキャビネットは、天板、地板、側板で囲われた収納物の収容空間内に照明ボックスを配設するために、収容空間の領域を狭めてしまう。しかも、例えば音楽CDやMD等を満杯に収容した場合でも、スイッチの適度な操作性を確保するには、照明ボックスの厚さ寸法をその分大きくしなければならない。このため、収容空間の領域をさらに狭め、デザイン性も低下する。
ところで、現在、いわゆる家庭用や車両据付け用のキャビネット(収容箱)は、音楽CDやMD、あるいはDVD等をそのケースと共に収容する目的で多く利用されている。なかでも、室内が暗くとも、手軽に所要の音楽CD等を見分けて取出せるという形態を備えるものが求められている。また、家庭用や車両据付け用のキャビネット(収容箱)は、室内が暗くとも、キャビネット(収容箱)自体が発光すれば、室内を光のイルミネーションで装飾することが可能となる。この点にも利用価値が見出されており、すなわち、光の装飾品の一つとしても注目されている。
光源を備える音楽CD用キャビネット(収容箱)には、例えば、第1に、図6に示すように、底面11および前後左右の側面12が予め一体化されて上方の部分に一つの開放口13が形成された箱体14を構成し、かつ開放口13の外側に発光体15を配設し、発光体15の発光を開放口13の方向、すなわち収容された各音楽CD等を収めるケース16等の方向に向けて照射するという収容箱17がある。
また、例えば、第2に、図7に示すように、底面21および前後左右の側面22が予め一体化されて上方の部分に一つの開放口23が形成された箱体24を構成し、特に底面21の外界側に所定間隔毎に発光体25設置用の溝26を形成するとともに、各々の溝26付近から透明素材の仕切り板27を音楽CDの収容空間28内に配列させるという収容箱29がある。
特開2001−312912号公報 特開平5−137622号公報
しかしながら、図6に示す従来の収容箱17では、外部に突出する発光体15の存在が邪魔になるばかりでなく、導光板となり得る音楽CD用のケース16そのものを導光板(光照射体)として利用することはできず、光の装飾性が単純で飽き易いという問題がある。
また、図7に示す従来の収容箱29では、仕切り板27を導光板として利用することが可能であるが、すべての音楽CD用のケースそのものを導光板(光照射体)として利用することには不十分な構成である。しかも、各仕切り板27の存在が音楽CDの収容空間28内の領域を狭めてしまう結果となり、収容空間28の領域を広く活用することができないという問題がある。
この発明は、上記従来の技術の問題点を改善し、音楽CDやMD、あるいはDVD等のディスク状のデータ記録媒体の収容空間を最大限広く活用することが可能であるとともに、そのデータ記録媒体を収めるケースそのものをも光照射体として利用することが可能であり、これにより、光の装飾性に格段の美しさ、ユニークさを発揮することができる収容箱の構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ディスク状のデータ記録媒体をそのケースと共に複数枚、起立状態に並べて収容する収容箱の構造であって、起立状態に並べられた前記ケースのいずれかの側縁部が接する面が、全体が発光する面状光源を備えていることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明における前記面状光源が、複数のLEDの配列、もしくはエレクトロルミネッセンスプレートまたは導光性プラスチック平板シートのいずれかにより面発光体から構成されていることを特徴とする収容箱の構造である。
さらに、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記ケースの上面部と底面部との少なくとも一方が、その一方の側縁部から他の側縁部に亘って面方向に透光性を有し、これらいずれかの側縁部が接する面に前記面状光源が備えられていることを特徴とする収容箱の構造である。
そして、請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記ケースを差し込むための開口部を有するとともに、その開口部の高さ位置が、前記ケースを収容した際に、該ケースの一部領域が照明時に外部から視認できる高さ位置であることを特徴とする収容箱の構造である。
また一方、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明において、前記ケースにおける、前記面状光源側の前記側縁部とは反対側の側縁部の近傍に、前記ケースを通過した前記面状光源の発した光を感知するセンサが設けられるとともに、そのセンサの出力信号に基づいて所定の表示をおこなう制御手段を備えていることを特徴とする収容箱の構造である。
さらに、請求項6の発明は、請求項5の発明における前記面状光源に替えて、前記ケースの起立する位置に対応して発光部が設けられていることを特徴とする収容箱の構造である。
この発明によれば、収容箱を構成している一部が発光してその内部を照明できるので、光源のためのスペースを特別に設ける必要がなく、その結果、収容箱自体をコンパクトに配置できるとともに、その内部のスペースを最大限有効に利用することができる。また、ケースが透光性の材料で構成されている場合には、起立状態に収容してあるケースの開口部側の端縁に、前記面状光源からの光が導かれ、その端縁が光るので、ケースの有無のみならず、そのケースにデータ記録媒体が入っているか否かを、容易に目視で確認でき、また光の装飾性に格段の美しさやユニークさを発揮する。
また特に、請求項5あるいは請求項6の発明では、ケースがセンサに対する導光手段となることにより、ケースの有無をセンサによって検出することができ、しかもそのケースの有無の状態を所定箇所に表示できるので、収容箱が蓋体によって閉じられている場合や利用者の視界から外れた箇所にあって見えにくい場合であっても、ケースの有無を知ることができる。
つぎに、図面を参照してこの発明の具体例を説明する。図1ないし図3は、この発明の具体例を示す図である。
図1に示す収容箱1は、前後左右に垂直に一体化された板状の側面2を備えている。これらの側面2は、一例として合成樹脂で構成でき、一般的には不透明な構成とされるが、無色透明または有色性があり、かつ、導光性のある所定の樹脂等を用いてもよい。また、側面2は、四つの樹脂板の横の端部同士を連結(接合)した形態、あるいは、射出成形等で予めいわゆる一つの所定高さの四角い枠体のように加工した形態のいずれを採用してもよい。ただし、連結方法には、任意の方法を用いてよく、接着等の一つの方法に限定されるものではない。
側面2は、その上端は一様に水平の端面に形成されており、各端面で囲われる部分が開口部3を形成している。開口部3から側面2の内側が物品の収容領域を形成する。開口部3は、収容領域内への部品の出し入れを可能にすべく、常時開放されている。あるいは適宜の蓋体を開閉自在に取り付けた構成であってもよい。開口部3の四角い開口面積は、本例の場合、物品として、音楽CDまたはMD、あるいは、他目的のCDまたはDVDなどのディスク状のデータ記録媒体をそのケース4と共に、縦に並べて(起立状態で)所定枚数を隙間なく収容する分の開口面積を有する。側面2は一様に垂直であるから、収容領域の容積も開口部3の開口面積に比例する。
一方、側面2の高さ寸法は、収容領域内へのデータ記録媒体を収めるケース4を収容した際に、該ケース4の上方側の一部領域を外部に露出させる高さ寸法、あるいは照明時に外部から視認できる高さ寸法に設定されている。すなわち、側面2の高さ寸法は、縦方向に収容した該ケース4の高さ寸法よりもある程度小さい高さ寸法である。しかし、詳しくは後述するが、側面2の底面側に備える面状光源6の設置位置が物品の収容領域内へとある程度以上進入する位置にあることで、収容時の該ケース4の一部を外界に突出させる場合には、側面2の高さ寸法は、該ケース4の高さ寸法よりも大きい高さ寸法にあっても構わない。本例では、後者の態様を採用する。
収容箱1は、無色透明または有色性があり、かつ、導光性のある所定の樹脂等から形成された底面5(図2参照)を備えている。底面5も、その周囲の端面側と四方を囲う側面2の下方の端部側とを連結(接合)した形態、あるいは、射出成形等で側面2と予め一つに一体に加工した形態のいずれを採用してもよい。ただし、連結する場合、底面5は、必ずしも導光性を有する必要はなく、任意の材質を用いてよい。
底面5の内面側、すなわち、物品の収容領域を構成する内面側には、図2に示すように、少なくともその略全領域分にわたり発光する面状光源6が設置されている。面状光源6は、例えば、複数のLEDを底面5上の全領域にわたり格子状に配列することで構成する形態、あるいは、底面5の物品の収容空間内に占める全領域分の面積を有するエレクトロルミネッセンスプレートから構成する形態または導光体をシート状にした導光シートを用いた面発光体のいずれかにより面発光体のいずれを採用してもよい。いずれにしても、面状光源6の発光色を任意の発光色に設定することが可能である。ただし、前者の形態を採用する場合は、複数のLEDを搭載するとともに、各LEDを保護する基盤状の絶縁部材を用いることが好ましい。この面状光源6の上面には、ケース4の収容位置を決める一定間隔の複数のリブ6Bが互いに平行に設けられいる。
なお、面状光源6は、底面5が透明性もしくは導光性を有する場合、底面5の外面側に密着する形態で設置するという態様もある。底面5の内面側に面状光源6を設置する場合は、底面5または側面2に対して、面状光源6への通電を行う配線を処理する構成、もしくは、スルーホール等と共に配線パターンを形成する構成等を考慮する必要がある。これに対して、底面5の外面側に面状光源6を設置する場合は、底面5または側面2に、通電用の配線処理、もしくは、配線パターンの形成処理等を行うことを不要にすることが可能である。さらにまた、底面5自体を面状の発光体で構成してもよい。
収容箱1内に、図3に示すように、データ記録媒体を収めるケース4を収容して、面状光源6を発光させた場合、ケース4は、一般にアクリル等の導光性部材から形成され、その上面部もしくは底面部の少なくともいずれか一方が、その所定の端縁部から他方の端縁部に亘って面方向に透光性を有していることが多く、このようなケース4では、ケース4も面状光源6の発光を導いて、その上端の部分から光を照射する。
ケース4の光の照射は、ケース4の上端面内部に位置するデータ記録媒体のタイトル文字をも明るく照らし出し、暗所でも、一目でタイトルを明るく読取ることが可能になる。また、各ケース4は、その一部が側面2から上方に突出しているため、各ケース4の各側面からも光を照射する。その相乗効果で、各ケース4の上端面内部のタイトル文字を一層明るく照らすとともに、周囲をも明るく照らして、いわゆる室内の照明効果をも現す。なお、側面2に導光性を付与した構成とした場合、面状光源6を発光させると、側面2の上端の端面からも光の照射が現れる。この光の照射も一層周囲を明るくする。なお、図3内の符号aは、光の照射を示す。
収容箱1は、一般家庭用の場合、その電源は電池やバッテリ、あるいは、商用電源を用いる。一方、車両据付けの場合、すなわち、車両のコンソールボックス、センタコンソールボックス等や、その他の任意の箇所に据付ける場合は、その電源には車載バッテリを用いる。車両のライトや車幅灯等の点灯とともに、面状光源6が発光するという仕組みに設定することも好ましい。
また、発光制御用のスイッチには、一般の操作式ON−OFFスイッチを用いてもよいが、側面2に導電性を加え、側面2への人の接触を静電気等で検出するタッチセンサを用いるという態様も好ましい。
この実施の形態に係る上記の収容箱1においては、底面側または背面側、すなわちケース4の側端部が接触する面側に、その全領域分にわたり発光する面状光源6を設置したので、データ記録媒体を収めるすべてのケース4にその導光性ゆえに均等に明るい光の照射を行わせることができる。すなわち、ケース4を光照射体として利用することができる。電力調整により面状光源6の発光力を強めることは容易に可能であり、ケース4からの光の照射は予め任意の適切な明るさに設定することができる。
特に、収容中のすべてのケース4は、面状光源6の発光とともに、各面の上端側の縁から明るい光の照射を行い、その明るい光の照射を行う縁で囲われる上端面下のタイトル文字等を明るく読取ることを可能にする。このため、暗所でも、所望のケース4を容易に選び出すことができる。すべてのケース4は、上端側(タイトル表示側)のその一部領域が外界に突出する形態で収容されるので、面状光源6の発光を導いて光を照射する際には、光の照射領域が広く、かつ、相乗効果で、周囲をより明るくして、室内の照明効果をも生じる。
光のイルミネーションとしても、特に、各ケース4の上端面の縁からの煌く光の照射と、上端面下のタイトル文字等のカラフルな色合いの明るい光の反射とのコンビネーションで、美しく、ユニークさが発揮される。併せて、ケース4の上端面よりも少なくとも一段低い位置にある側面2の上端の端面からも光が照射されるため、この観点からも、より一層美しく、ユニークさが発揮される。
また、収容箱1においては、物品の収容空間を遮る部材は何もなく、側面2で囲われる収容空間を最大限に活用することが可能であり、ケース4の整然とした収容性にも優れる。余分な部材を必要とせず、スリムで、一般家庭の室内での収容性、および、車両室内への据付け性にも優れる。しかも、デザイン性を低下させる部材がなく、したがって、収容空間と側面2との直接的な関係から醸し出されるデザイン性が最大限に活かされる。また、面状光源6が開口部3を通して外部から見えたとしても、デザイン性の低下を招くことはなく、その構造の美観性ゆえに却ってデザイン性の向上に寄与する。
つぎのこの発明の他の例について説明する。この発明の収容箱1は、蓋体7を備えていてもよく、その場合、蓋体7の内面側にセンサ8を取り付けてケース4の有無を検出するように構成することができる。その例を図4に示してあり、蓋体7の内面側すなわちケース4の面状光源6に接する側縁部とは反対の側縁部にフォトダイオードなどからなるセンサ8が、ケース4に対応した位置に設けられ、その表面側(すなわち蓋体7の内面)は、導光シートからなる受光面9となっている。さらに、そのセンサ8が出力する信号を受けて、そのセンサ8の位置を表示する制御器10が設けられている。
また、図5に示す例は、上記の面状光源6に替えて、LEDなどの発光素子6Aを収容箱1内のケース4に対応させて設けた例である。すなわち、収容箱1の底面5には、フレキシブルプリン配線板やフラットケーブルなどの平板状ケーブル10Aが配置されるとともに、その平板状ケーブル10Aの前記ケース4に対応する位置に発光素子6Aが取り付けられている。また同様に、蓋体7の内部に平板状ケーブル10Bが設けられ、その平板状ケーブル10Bの前記ケース4に対応する箇所にフォトダイオードなどのセンサ8が取り付けられている。また、図5に示す構成では、底面5を構成している底板の表面側に、ケース4の収容位置を決める一定間隔の複数のリブ5Bが互いに平行に設けられいる。
これら図4および図5のいずれの構成であっても、収容箱1の内部の所定箇所にケース4が起立状態で収容されていると、面状光源6もしくは発光素子6Aから発した光がそのケース4を構成している導光性の表面部分もしくは底面部分を通ってセンサ8に到る。そして、そのセンサ8が信号を出力し、この信号に基づいて制御器10が、受光して信号を発しているセンサ8の位置を表示する。
このようにして制御器10によって表示する箇所は、蓋体7の外面や収容箱1から離れた適宜の箇所のいずれにも設定でき、したがって収容箱1が蓋体7によって閉じられている場合であっても、その内部のケース4の収容数や位置などを容易に知ることができる。特に車両では、運転者の前方視界から外れた箇所に収容箱1が設けられている場合には、制御器10による表示箇所を、運転者の前方視界の範囲内に設定することにより、運転時に視線を前方から外す頻度を低減できるなどの効果がある。
なお、本実施の形態においては、底面5を有する場合について説明したが、この発明の要旨はこれに限定されるものではなく、すなわち、底面5を用いず、四方の囲む側面2の下端側に直接的に面状光源を設置して、この面状光源に底面としての役割を兼ね備えるという構成を採用してもよい。
一方、面状光源は、物品の収容空間の領域に対応する部分の発光色と、側面2の領域に対応する部分の発光色とを異ならせることが容易に可能である。この場合、ケース4の発光色と側面2の上端の発光色を相違させ、より美しく、よりユニークさのある光のイルミネーションを発揮することが可能となる。
また、本実施の形態においては、上方に開口部3を有し、底面5に面状光源6を設置する場合を例示したが、側方に開口部を有し、背面に面状光源6を設置するようにしてもよいことは勿論である。
本発明の実施の形態に係る収容箱の構成を示す斜視図である。 同収容箱の構成を示す断面図である。 同収容箱の使用の形態を説明する一部切欠断面図である。 本発明の他の実施の形態を模式的に示す部分断面図である。 本発明の更に他の実施の形態を模式的に示す部分断面図である。 従来の技術の一つを説明する一部切欠断面図である。 従来の技術の他の一つを説明する一部切欠断面図である。
符号の説明
1…収容箱、 2…側面、 3…開口部、 4…ケース、 5…底面、 6…面状光源、 8…センサ、 10…制御器、 11…発光素子。

Claims (6)

  1. ディスク状のデータ記録媒体をそのケースと共に複数枚、起立状態に並べて収容する収容箱の構造において、
    起立状態に並べられた前記ケースのいずれかの側縁部が接する面が、全体が発光する面状光源を備えていることを特徴とする収容箱の構造。
  2. 前記面状光源は、複数のLEDの配列、もしくはエレクトロルミネッセンスプレートまたは導光性プラスチック平板シートのいずれかにより面発光体から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の収容箱の構造。
  3. 前記ケースの上面部と底面部との少なくとも一方が、その一方の側縁部から他の側縁部に亘って面方向に透光性を有し、これらいずれかの側縁部が接する面に前記面状光源が備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の収容箱の構造。
  4. 前記ケースを差し込むための開口部を有するとともに、その開口部の高さ位置が、前記ケースを収容した際に、該ケースの一部領域が照明時に外部から視認できる高さ位置であることを特徴とする請求項3に記載の収容箱の構造。
  5. 前記ケースにおける、前記面状光源側の前記側縁部とは反対側の側縁部の近傍に、前記ケースを通過した前記面状光源の発した光を感知するセンサが設けられるとともに、そのセンサの出力信号に基づいて所定の表示をおこなう制御手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の収容箱の構造。
  6. 前記面状光源に替えて、前記ケースの起立する位置に対応して発光部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の収容箱の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020029152A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 矢崎総業株式会社 車両用室内照明装置およびルーフモジュール

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