JP2006205992A - 車両用暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 乗員の足元を暖房するものにあって、取り付け作業性に優れた車両用暖房装置を提供する。
【解決手段】 空調ケース5内の送風路6に送風機7を有する空調ユニット4に、乗員の足元に向けて熱を輻射するハロゲンヒータ10Aを一体に設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 空調ケース5内の送風路6に送風機7を有する空調ユニット4に、乗員の足元に向けて熱を輻射するハロゲンヒータ10Aを一体に設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、乗員の足元を暖房する車両用暖房装置に関する。
この種の従来の車両用暖房装置としては、特許文献1に開示されたものがある。この車両用暖房装置は、輻射式ヒータを有し、この輻射式ヒータが車両の任意の位置にネジを用いて取り付けできるように構成されている。
この車両用暖房装置によれば、乗員が暖房したい位置を暖房することができる。
実開昭63−147309号公報
しかしながら、前記従来の車両用暖房装置では、輻射式ヒータを車両に取り付けする必要があり、面倒である。
そこで、本発明は、暖房を必要とする位置は通常では乗員の足元であることに鑑みなされたものであり、乗員の足元を暖房するものにあって、取り付け作業性に優れた車両用暖房装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、空調ケース内の送風路に送風機を有する空調ユニットに、乗員の足元に向けて熱を輻射する輻射式ヒータを一体に設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用暖房装置であって、前記輻射式ヒータは、前記空調ユニットの前記送風路内に配置されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の車両用暖房装置であって、前記輻射式ヒータは、前記空調ユニットの外面側に配置されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3記載の車両用暖房装置であって、前記輻射式ヒータは、前記空調ユニットの足元吹出口の近傍位置に配置されたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4記載の車両用暖房装置であって、前記空調ユニットは、車幅方向の中央部より両側の乗員に向かって送風を吹き出す足元吹出口をそれぞれ有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、空調ユニットを車両に取り付けすると、輻射式ヒータが同時に搭載されるため、輻射式ヒータを車両に別途取り付けする必要がなく、取り付け作業性に優れている。そして、空調ユニットからの送風と共に輻射式ヒータの輻射熱が乗員の足元に送られる。従って、空調ユニットの暖房開始当初から乗員は足元に暖かい送風を感じ、快適な暖房環境が得られる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、空調ユニットの送風路内で送風が輻射式ヒータからの熱によって暖められ、暖められた送風が吹き出される。又、車室内に輻射式ヒータの設置スペースが不要である。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、空調ユニットへの輻射式ヒータの取り付けが容易である。
請求項4の発明によれば、請求項2又は請求項3の発明に加え、輻射式ヒータからの輻射熱を空調ユニットからの送風とほぼ同じ方向から送ることができるため、乗員は足元に暖かい送風を感じ、快適な暖房環境が得られる。
請求項5の発明によれば、請求項1〜請求項4の発明に加え、左右の乗員の足元を共に暖房できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の第1実施形態を示し、図1は車両用暖房装置1Aの概略正面図、図2はハロゲンヒータ10A及び足元吹出口9の斜視図である。
図1において、車両の車室前面には、インストルメントパネル2が配置されている。インストルメントパネル2の運転席側には、インジケータ部2aが設けられている。インストルメントパネル2の車幅方向の中央部には、車室後方に向かってセンターコンソール3が配置されている。このセンターコンソール3によって運転席側と助手席側の下方が仕切られている。
空調ユニット4は、インストルメントパネル2及びセンターコンソール3の内側に配置されている。空調ユニット4の空調ケース5には送風路6が形成されている。この送風路6には、送風機7、ヒータコア8等が配置されている。又、送風路6の上流位置には内気若しくは外気を取入れる空気取入口(図示せず)が設けられている。送風路6の下流位置には、足元吹出口9,9等の各種吹出口が設けられている。足元吹出口9,9は、センターコンソール3の運転席側と助手席側の対向面にそれぞれ設けられている。各足元吹出口9,9より吹き出された送風は、運転者と助手席の乗員の各足元に向かって吹き出される。
輻射式ヒータである2台のハロゲンヒータ10A,10Aは、円筒状の発光部10aのみから構成され、空調ユニット4に一体に設けられている。この第1実施形態では、各ハロゲンヒータ10A,10Aは、図2に詳しく示すように、その発光部10aが送風路6内で、且つ、各足元吹出口9,9の近傍位置にそれぞれ配置されている。
上記構成において、空調ユニット4とハロゲンヒータ10A,10Aの電源が共にオンされると、送風機7が駆動して外気若しくは内気が送風路6内に吸引される。この吸引された空気がヒータコア8、ハロゲンヒータ10A,10Aの外周を通過し、各足元吹出口9,9より送風aが乗員の足元に向かって吹き出される。又、ハロゲンヒータ10A,10Aはハロゲン光を発光し、そのハロゲン光(輻射熱)bが乗員の足元に向かって照射される。乗員の足元はハロゲン光の輻射熱によって暖められる。
上記した車両用暖房装置1Aでは、空調ユニット4に一体にハロゲンヒータ10A,10Aが設けられているので、空調ユニット4を車両に取り付けすると、ハロゲンヒータ10A,10Aが同時に車両に搭載される。従って、ハロゲンヒータ10A,10Aを車両に別途取り付けする必要がなく、取り付け作業性に優れている。そして、図2に矢印で示す如く、空調ユニット4からの送風aと共にハロゲンヒータ10Aのハロゲン光(輻射熱)bが乗員の足元に照射される。従って、空調ユニット4の暖房開始当初から乗員は足元に暖かい送風を感じ、快適な暖房環境が得られる。
この第1実施形態では、ハロゲンヒータ10A,10Aは、空調ユニット4の送風路6内に配置されたので、空調ユニット4の送風路6内で送風がハロゲンヒータ10Aからの熱によって暖められ、暖められた送風が吹き出される。又、車室内にハロゲンヒータ10Aの設置スペースが不要である。
この第1実施形態では、ハロゲンヒータ10A,10Aは、足元吹出口9,9の近傍位置に配置されたので、ハロゲンヒータ10A,10Aからのハロゲン光(輻射熱)bを空調ユニット4からの送風aと同じ方向から送ることができるため、乗員は足元に暖かい送風を感じ、快適な暖房環境が得られる。又、直接に乗員の足元スペースに照射するハロゲン光量(輻射熱量)を極力多くできる。
この第1実施形態では、空調ユニット4は、車幅方向の中央部より両側の乗員に向かって送風を吹き出す足元吹出口9,9をそれぞれ有するので、左右の乗員の足元を共に暖房できる。
この第1実施形態において、空調ケース5の内壁を反射ミラー射面として形成すれば、乗員の足元に輻射されるハロゲン光量を多くすることができ、より素早く暖房を行なうことができる。
図3及び図4は本発明の第2実施形態を示し、図3は車両用暖房装置1Bの概略正面図、図4はハロゲンヒータ10B及び足元吹出口9の斜視図である。
図3及び図4に示すように、この第2実施形態では、輻射式ヒータである2台のハロゲンヒータ10B,10Bは、円筒状の発光部10aと円弧状の反射ミラー10bとから構成されている。この各ハロゲンヒータ10B,10Bは、前記第1実施形態と同様に、空調ユニット4に一体にそれぞれ設けられているが、その設置位置が相違する。この第2実施形態では、各ハロゲンヒータ10B,10Bは、空調ユニット4、つまり、空調ケース5の外面側で、且つ、各足元吹出口9,9の近傍位置に配置されている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、図面の同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
上記した車両用暖房装置1Bでも、空調ユニット4に一体にハロゲンヒータ10Bが設けられているので、空調ユニット4を車両に取り付けすると、ハロゲンヒータ10Bが同時に車両に搭載される。従って、ハロゲンヒータ10Bを車両に別途取り付けする必要がなく、取り付け作業性に優れている。そして、図4に矢印で示す如く、空調ユニット4からの送風aと共にハロゲンヒータ10Bのハロゲン光(輻射熱)bが乗員の足元に送られる。従って、空調ユニット4の暖房開始当初から乗員は足元に暖かい送風を感じ、快適な暖房環境が得られる。
この第2実施形態では、各ハロゲンヒータ10Bは、空調ユニット4の外面側に配置されたので、空調ユニット4へのハロゲンヒータ10B,10Bの取り付けが容易である。
この第2実施形態では、ハロゲンヒータ10B,10Bは、足元吹出口9,9の近傍位置に配置されたので、ハロゲンヒータ10B,10Bからのハロゲン光(輻射熱)bを空調ユニット4からの送風aとほぼ同じ方向から送ることができるため、乗員は足元に暖かい送風を感じ、快適な暖房環境が得られる。
この第2実施形態では、ハロゲンヒータ10Bは発光部10aと反射ミラー10bとから構成したので、発光部10aに発生したハロゲン光のほとんどを乗員の足元位置に輻射させることができ、ハロゲン光を効率良く熱エネルギーとして利用できる。
尚、第1実施形態のハロゲンヒータ10Aは、発光部10aのみにて構成されているが、第2実施形態のハロゲンヒータ10Bのように円弧状の反射ミラー10bを有するものであっても良い。
尚、第1及び第2実施形態では、輻射式ヒータはハロゲンヒータ10A,10Bにて構成されているが、石英管ヒータ、セラミックヒータ等にて構成しても良い。
1A,1B 車両用暖房装置
4 空調ユニット
5 空調ケース
6 送風路
7 送風機
9 足元吹出口
10A,10B ハロゲンヒータ(輻射式ヒータ)
4 空調ユニット
5 空調ケース
6 送風路
7 送風機
9 足元吹出口
10A,10B ハロゲンヒータ(輻射式ヒータ)
Claims (5)
- 空調ケース(5)内の送風路(6)に送風機(7)を有する空調ユニット(4)に、乗員の足元に向けて熱を輻射する輻射式ヒータ(10A,10B)を一体に設けたことを特徴とする車両用暖房装置。
- 請求項1記載の車両用暖房装置であって、
前記輻射式ヒータ(10A)は、前記空調ユニット(4)の前記送風路(6)内に配置されたことを特徴とする車両用暖房装置。 - 請求項1記載の車両用暖房装置であって、
前記輻射式ヒータ(10B)は、前記空調ユニット(4)の外面側に配置されたことを特徴とする車両用暖房装置。 - 請求項2又は請求項3記載の車両用暖房装置であって、
前記輻射式ヒータ(10A,10B)は、前記空調ユニット(4)の足元吹出口(9,9)の近傍位置に配置されたことを特徴とする車両用暖房装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の車両用暖房装置であって、
前記空調ユニット(4)は、車幅方向の中央部より両側の乗員に向かって送風を吹き出す足元吹出口(9,9)をそれぞれ有することを特徴とする車両用暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005023736A JP2006205992A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 車両用暖房装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011136625A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Sanden Corp | 車両用空調装置 |
KR20120059923A (ko) * | 2010-12-01 | 2012-06-11 | 한라공조주식회사 | 차량용 공조장치 |
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2005
- 2005-01-31 JP JP2005023736A patent/JP2006205992A/ja active Pending
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