JP2006205804A - Storage structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車輌の後部荷室におけるリヤホイールハウス後方のスペースを有効利用可能な収納構造に関する。 The present invention relates to a storage structure that can effectively use a space behind a rear wheel house in a rear luggage compartment of a vehicle.
乗用車等の車輌では、一般に、後輪をボデー内に収めるためのホイールアーチが後部荷室に張り出しており、該ホイールアーチを樹脂パネル等の内装部品で覆ってリヤホイールハウスとしている。 In a vehicle such as a passenger car, generally, a wheel arch for housing a rear wheel in a body protrudes from a rear luggage compartment, and the wheel arch is covered with interior parts such as a resin panel to form a rear wheel house.
リヤホイールハウスの後方には、通常ある程度のスペースが存在する。ゴルフバッグのような長尺の荷物を後部荷室に積載する場合を考えると、このようなスペースがあった方が荷物を横向きに積載できて使い勝手がよいが、通常時にはリヤホイールハウスだけが張り出して見え、造形が見苦しいという問題がある。 There is usually some space behind the rear wheel house. Considering the case where a long baggage such as a golf bag is loaded in the rear luggage compartment, such a space can be loaded sideways and is convenient to use, but normally only the rear wheel house overhangs. There is a problem that it is difficult to see.
一方、リヤホイールハウス後方のスペースの有効利用を図ったものとしては、該スペースに着脱可能な荷物収納箱を設置した車両後部荷室構造が開示されている（特許文献１参照）。
しかしながら、リヤホイールハウス後方のスペースの更に後方には、リヤコンビネーションランプのバルブ交換等を行うためのサービス部が存在する場合があり、リヤホイールハウス後方のスペースに荷物収納箱を設置すると、サービス部のカバーの開閉が行い難くなるが、上記の従来例では、このようなサービス部との関連については何ら言及されていない。 However, there may be a service section for replacing the rear combination lamp bulbs in the rear of the space behind the rear wheel house. If a luggage storage box is installed in the space behind the rear wheel house, the service section It is difficult to open and close the cover, but in the above-described conventional example, there is no mention of the relationship with such a service unit.
本発明は、上記事実を考慮して、リヤホイールハウス後方のスペースを有効利用可能にすると共に、リヤコンビネーションランプのサービス部へのアクセス性を良好にすることを目的とする。 In consideration of the above facts, the present invention has an object to make it possible to effectively use the space behind the rear wheel house and to improve the accessibility of the rear combination lamp to the service section.
請求項１の発明は、車輌の後部荷室に張り出したリヤホイールハウスと該リヤホイールハウスの後方に位置するリヤコンビネーションランプのサービス部との間のスペースに着脱自在に取付け可能に構成された収納容器を有し、前記スペースへの該収納容器の取付け状態において前記サービス部が該収納容器により覆われるように構成したことを特徴としている。 According to the first aspect of the present invention, there is provided a storage that can be detachably attached to a space between a rear wheel house that protrudes from a rear luggage compartment of a vehicle and a service portion of a rear combination lamp located behind the rear wheel house. It has a container, and the service section is covered with the storage container when the storage container is attached to the space.
請求項１に記載の収納構造では、リヤホイールハウス後方に着脱可能に設置される収納容器に、リヤコンビネーションランプのサービス部に対するカバーの機能を持たせ、収納容器を取り外すことで、リヤコンビネーションランプのバルブ交換を行うことができる。 In the storage structure according to claim 1, the storage container installed detachably behind the rear wheel house has a function of a cover for the service unit of the rear combination lamp, and the storage container is removed to remove the rear combination lamp. Valve replacement can be performed.
また、収納容器を取り外せば、長尺の荷物を後部荷室に横置きすることが可能である。 Further, if the storage container is removed, it is possible to place a long baggage horizontally in the rear luggage compartment.
請求項２の発明は、請求項１に記載の収納構造において、前記スペースへの前記収納容器の取付け状態において、該収納容器は、該収納容器の周囲の他部品と係合して固定され、前記リヤホイールハウスの後側端面は、前記収納容器と隙間なく接するように構成されていること、を特徴としている。 The invention of claim 2 is the storage structure according to claim 1, wherein the storage container is engaged with and fixed to other parts around the storage container in a state where the storage container is attached to the space, The rear end surface of the rear wheel house is configured to be in contact with the storage container without any gap.
請求項２に記載の収納構造では、収納容器が、該収納容器の周囲の他部品、例えば後部荷室のフロア、リヤホイールハウス、サービス部等と、直接係合するように構成されているので、収納容器の着脱が容易で、かつ取付け状態も安定している。 In the storage structure according to claim 2, the storage container is configured to directly engage with other parts around the storage container, for example, the floor of the rear luggage compartment, the rear wheel house, the service unit, and the like. The storage container is easy to attach and detach, and the mounting state is stable.
また、リヤホイールハウスの後側端面が、収納容器と隙間なく接するので、見栄えがよい上に、リヤホイールハウスと収納容器との間に小物が挟まったりすることがない。 In addition, since the rear end face of the rear wheel house is in contact with the storage container without any gaps, the appearance is good, and small items are not caught between the rear wheel house and the storage container.
なお、必ずしも後側端面の全面において収納容器と隙間なく接する必要はなく、取付け時の外観において隙間がないように見え、かつ収納容器の取付け状態が安定していればよい。 Note that it is not always necessary to make contact with the storage container without any gap over the entire rear end surface, as long as it does not appear to have a gap in the appearance at the time of attachment, and the attachment state of the storage container is stable.
請求項３の発明は、請求項１又は請求項２に記載の収納構造において、前記収納容器の外形は、前記スペースへの取付け状態において前記リヤホイールハウスとの間に段差が形成されないように該リヤホイールハウスの外形と連続して形成されていることを特徴としている。 According to a third aspect of the present invention, in the storage structure according to the first or second aspect, the outer shape of the storage container is such that a step is not formed between the rear wheel house and the rear wheel house when mounted in the space. It is characterized by being formed continuously with the outer shape of the rear wheel house.
請求項３に記載の収納構造では、収納容器を取り付けると、リヤホイールハウスの上面や側面といった外形形状がそのまま収納容器まで段差なく連続するので、造形的に優れているだけでなく、リヤホイールハウスから収納容器の上に跨るような荷物を該リヤホイールハウス及び収納容器の上に無理なく積載することができ、利便性が高い。 In the storage structure according to claim 3, when the storage container is attached, the outer shape such as the upper surface and the side surface of the rear wheel house continues to the storage container without any step, so that not only is it excellent in modeling, but the rear wheel house The luggage that straddles the storage container can be easily loaded on the rear wheel house and the storage container, which is highly convenient.
以上説明したように、本発明の収納構造によれば、リヤホイールハウス後方のスペースを有効利用可能にすると共に、リヤコンビネーションランプのサービス部へのアクセス性を良好にすることができる、という優れた効果を有する。 As described above, according to the storage structure of the present invention, it is possible to effectively use the space behind the rear wheel house and to improve the accessibility to the service portion of the rear combination lamp. Has an effect.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。本実施の形態に係る収納構造１０は、図１から図４において、車輌１２の後部荷室１４における収納構造であって、後部荷室１４に張り出したリヤホイールハウス１６と該リヤホイールハウス１６の後方に位置するリヤコンビネーションランプ１８のサービス部２０（図３）との間のスペースＳに着脱自在に取付け可能に構成された収納容器２２を有している。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. A
乗用車等の車輌１２では、一般に、後輪をボデー内に収めるための金属製ホイールアーチ４６が後部荷室１４に張り出しており、該ホイールアーチ４６を樹脂パネルや内張り材等で覆ってリヤホイールハウス１６としている。
In a
図２及び図３に示すように、リヤホイールハウス１６の後方、即ちリヤホイールハウス１６の後側端面１６Ａからリヤコンビネーションランプ１８のサービス部２０までの間のスペースＳでは、フロア２４及び壁面２６は夫々平坦に形成され、リヤホイールハウス１６のような後部荷室１４への張出しはない。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
このため、スペースＳは車輌１２の幅方向外側及び上下方向下側に凹んだ領域として存在し、収納構造１０は、このスペースＳに収納容器２２を着脱自在に取付け可能とするものである。
For this reason, the space S exists as a recessed region on the outer side in the width direction and the lower side in the vertical direction of the
図２に示すように、収納容器２２は、小物等を入れておけるように、例えば上部が開口した箱型に形成され、該上部には、図示しないヒンジを介して開閉可能な蓋３０が取り付けられている。材料には、例えば一般的な合成樹脂が用いられる。なお、蓋３０の開閉の方向や位置はこれに限られるものではない。
As shown in FIG. 2, the
図１に示すように、収納容器２２の外形は、スペースＳへの取付け状態においてリヤホイールハウス１６との間に段差が形成されないように該リヤホイールハウス１６の外形と連続して形成されており、具体的には、蓋３０を閉じた状態における収納容器２２の高さ及び車輌取付け時に車輌幅方向となる奥行きは、リヤホイールハウス１６の高さ及び車輌幅方向の張出し量と同等である。
As shown in FIG. 1, the outer shape of the
リヤホイールハウス１６の上面１６Ｂや側面１６Ｃが曲面状に形成されている場合には、収納容器２２の形状もその曲面に連続した形状となる。
When the
なお、収納容器２２の外形は、車輌取付け状態において、リヤホイールハウス１６からサービス部２０の縁部３２まで連続した形状とすることが望ましい。このため、縁部３２の高さ及び奥行きは、収納容器２２と同じ高さ及び奥行きとされている。
The outer shape of the
外観的には、収納容器２２及び縁部３２の色や表面処理についても、リヤホイールハウス１６と同等とすることが望ましい。
In terms of appearance, it is desirable that the color and surface treatment of the
収納容器２２は、スペースＳへの収納容器２２の取付け状態において、該収納容器２２の周囲の他部品、例えば後部荷室１４のフロア２４、リヤホイールハウス１６及びサービス部２０の縁部３２と夫々係合して固定されるように構成されている。具体的には、図２及び図３に示すように、フロア２４には、例えば車輌前後方向に沿って直線状に連続した凸部３４が形成され、リヤホイールハウス１６の後側端面１６Ａ及びサービス部２０の縁部３２にも、凸部３６，３８が夫々形成されている。
When the
図２に示すように、収納容器２２の底面２２Ａには、凸部３４がちょうど収まる程度の溝部４０が形成されている。図２及び図４に示すように、スペースＳへの取付け時に車輌前後方向となる収納容器２２の両方の側面２２Ｂには、凸部３６，３８と係合する凹部４２が夫々形成されている。
As shown in FIG. 2, a
スペースＳへの着脱の際には、凸部３６，３８が側面２２Ｂを乗り越えて凹部４２と係合したり、凹部４２から離脱する必要があるので、収納容器２２の側面２２Ｂは適度に弾性変形可能に構成されている。
When attaching to and detaching from the space S, the
なお、係合の態様は、上記のものに限られず、収納容器２２を安定的に取り付けることができる構造となっていればよい。
Note that the mode of engagement is not limited to that described above, and it is sufficient that the
リヤホイールハウス１６の後側端面１６Ａは、収納容器２２の取付け状態において該収納容器２２と隙間なく接するように、例えば収納容器２２の側面２２Ｂと平行に形成されている。なお、必ずしも後側端面１６Ａの全面において収納容器２２と隙間なく接する必要はなく、少なくともリヤホイールハウス１６の上面１６Ｂ側及び側面１６Ｃ側において隙間ができないようにして、取付け時の外観において隙間がないように見え、かつ取付け状態が安定していればよい。
（作用）
図１において、車輌１２に収納容器２２を取り付けた状態では、蓋３０を開閉することで該収納容器２２に小物等を入れておくことができ、リヤホイールハウス１６の方向のスペースを有効に活用することができる。しかも、リヤホイールハウス１６の形状が収納容器２２及びサービス部２０の縁部３２まで連続していて、造形的に見栄えがよく、後部荷室１４に配置した荷物がスペースＳ内に入り込んだり、引っ掛かることはない。また、連続したリヤホイールハウス１６、収納容器２２及び縁部３２の頂面を物置台としても使用できる。
The
(Function)
In FIG. 1, in a state where the
また、収納容器２２は、リヤコンビネーションランプ１８のサービス部２０に対するカバーの機能を有しており、スペースＳへの取付け状態において、サービス部２０に異物や埃が侵入せず、該サービス部２０内の電装部品（例えば、バルブのコネクタ４４）が保護される。
In addition, the
収納容器２２の溝部４０は、凸部３４と係合しており、収納容器２２が車輌幅方向へずれることがない。また、収納容器２２の凹部４２は、凸部３６，３８と夫々係合しているので、収納容器２２が車輌上下方向及び車輌幅方向に外れることがない。車輌前後方向には、リヤホイールハウス１６及びサービス部２０が存在するので、その方向にずれることもない。
The
このように、収納容器２２の取付け状態は安定しており、重い小物等を収納しても安心である。
Thus, the mounting state of the
収納容器２２は、車輌１２から取り外すことが可能である。収納容器２２の上部を把持して、車輌幅方向内側に傾けると、収納容器２２の側面２２Ｂ、リヤホイールハウス１６の後側端面１６Ａ及びサービス部２０の縁部３２が夫々弾性変形し、凹部４２と凸部３６，３８との係合が解除される。そして、収納容器２２を上方に持ち上げれば、底面２２Ａの溝部４０がフロア２４の凸部３４から外れ、完全に取り外された状態となる。
The
収納容器２２を取り外せば、リヤホイールハウス１６の後方にスペースＳが現れるので、該スペースＳを利用することにより、ゴルフバッグ等の長尺の荷物（図示せず）を横置きにして積載することができる。
If the
また、収納容器２２を取り外すだけで、サービス部２０が露出するので、該サービス部２０へのアクセスが容易であり、バルブの交換や配線の整備等の作業が容易である。
Further, since the
なお、収納容器２２を取り外して長尺の荷物を積載するときにも、サービス部２０が露出してしまうので、別途サービス部２０を保護するカバー（図示せず）を取り付けられるようにしてもよい。
Even when the
再度収納容器２２を取り付ける際には、取り外すときと逆の順序で行えばよい。即ち、収納容器２２は、フロア２４上で底面２２Ａの車輌幅方向内側を支点にして傾けた状態で、底面２２Ａの溝部４０がフロア２４の凸部３４に嵌るように差し込み、傾きを戻しながら、車輌幅方向外側に押し込めば、凹部４２と凸部３６，３８とが係合して、取付け状態となる。
When the
本実施の形態では、収納容器２２の取付けのために、他の部品を必要としないので、低コストであり、また、着脱作業も短時間で容易に行うことができる。
In the present embodiment, no other parts are required for attaching the
なお、上記実施の形態では、ホイールアーチ４６を樹脂パネルや内張り材等で覆ってリヤホイールハウス１６とするものとしたが、これに限られるものではなく、例えばホイールアーチ４６自体を上記実施の形態で示したリヤホイールハウス１６と同様の形状に成形するようにしてもよい。
In the above embodiment, the
１０ 収納構造
１２ 車輌
１４ 後部荷室
１６ リヤホイールハウス
１６Ａ 後側側面
１８ リヤコンビネーションランプ
２０ サービス部
２２ 収納容器
Ｓ スペース
DESCRIPTION OF
Claims (3)
該収納容器は、該収納容器の周囲の他部品と係合して固定され、
前記リヤホイールハウスの後側端面は、前記収納容器と隙間なく接するように構成されていることを特徴とする請求項１に記載の収納構造。 In the attached state of the storage container to the space,
The storage container is engaged and fixed with other parts around the storage container,
The storage structure according to claim 1, wherein a rear end surface of the rear wheel house is configured to contact the storage container without a gap.
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005018016A JP2006205804A (en) | 2005-01-26 | 2005-01-26 | Storage structure |
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| JP2006205804A true JP2006205804A (en) | 2006-08-10 |
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| JP2005018016A Pending JP2006205804A (en) | 2005-01-26 | 2005-01-26 | Storage structure |
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| Country | Link |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2933923A1 (en) * | 2008-07-15 | 2010-01-22 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Motor vehicle i.e. commercial vehicle, has two plates respectively forming two support surfaces for object, and slidingly mounted on corresponding wheel housing walls, where walls project from floor and are arranged inside compartment |
| KR101372277B1 (en) | 2011-08-01 | 2014-03-18 | 김종재 | Sorage device for cargo box of pick-up truck |
-
2005
- 2005-01-26 JP JP2005018016A patent/JP2006205804A/en active Pending
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| FR2933923A1 (en) * | 2008-07-15 | 2010-01-22 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Motor vehicle i.e. commercial vehicle, has two plates respectively forming two support surfaces for object, and slidingly mounted on corresponding wheel housing walls, where walls project from floor and are arranged inside compartment |
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