JP2006204230A - ペット用トイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】ペットの飼育が簡単且つ容易に行えるとともに、低価格で製造・販売することができるペット用トイレを提供する。
【解決手段】ペット用トイレ1をペットAが使用する場合、踏み台13を利用して、ペットAがトイレ本体2の中に入り、スノコ3に乗ると、スノコ3がペットAの体重により押し下げられ、そのスノコ3の押し下げにより弁部5が開動作して、排出口4を開放する。また、***が済み、ペットAがスノコ3から降りて、トイレ本体2の外に出ると、ペットAの体重によるスノコ3の押し下げが解除され、弁部5が閉動作して、排出口4を閉塞する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、例えば猫、犬等のペットを飼育するときに用いられるペット用トイレに関する。
従来、上述のペット用トイレとしては、例えばペットの排尿を、容器内部に架設した金網下部の台部に流下させ、台部の排液孔に接続された尿貯め容器に貯めるか、排液孔に設けた弁を水圧で開放して排出する特許文献1の金網及び尿貯め容器付きペット用トイレがあるが、弁に付加される水圧が弱いと開放されず、排尿が台部に残留することがあるため、尿特有の臭いがトイレの周囲に放出され、生活環境が悪くなる。
また、排尿又は排便を終えたペットがトイレから出たことをセンサーで検知し、その検知に基づいて、通水性濾過材からなる便器上の糞尿固形物を、噴射機構から噴射される水で洗い流して排出口から排出する特許文献2のペット用水洗トイレがあるが、センサーや噴射機構等を設けるため、トイレ全体の構成及び構造が複雑となるだけでなく、製造作業に手間及び時間が掛かるため、製造時及び販売時の価格が高くなる。
特開2001−346472号公報 特許第3300890号公報
この発明は上記問題に鑑み、ペットの飼育が簡単且つ容易に行え、低価格で製造・販売することができるペット用トイレの提供を目的とする。
請求項1に記載した発明のペット用トイレは、上部が開放されたトイレ本体の内側底部に、ペットが***した液状***物の通過が許容され、該ペットの足及び体をトイレ本体の底部に対して離間した状態に支持するような構造を有するスノコを敷設し、上記トイレ本体の底部に設けた排出口に、上記スノコにペットが乗ると開動作され、該スノコからペットが降りると閉動作される弁部を設けたことを特徴とする。
つまり、ペット用トイレ1を使用する場合、例えば猫、犬等のペットがトイレ本体の中に入り、スノコに乗ると、スノコがペットの体重により押し下げられ、そのスノコの押し下げにより弁部が開動作して、排出口を開放する。且つ、ペットがスノコに乗っている間も弁部の開状態が継続されるので、ペットが***する尿などの液状***物は、スノコを通ってトイレ本体の底部に滴り落ち、排出口から排出される。また、***が済み、ペットがスノコから降りて、トイレ本体の外に出ると、ペットの体重によるスノコの押し下げが解除され、弁部が閉動作して排出口を閉塞する。
請求項2に記載した発明のペット用トイレは、上記請求項1に記載の構成と併せて、上記トイレ本体の底部を、上記排出口に向けて上記ペットの液状***物が流下するような斜面又は曲面に設けたことを特徴とする。つまり、ペットの液状***物を排出口に向けて流下させ、効率よく排出する。
請求項3に記載した発明のペット用トイレは、上記請求項1又は2に記載の構成と併せて、上記トイレ本体の排出口に接続された排出路に、上記ペットが***した液状***物の通過を許容し、該排出口に向けて液状***物及び***物特有の臭いが逆流するのを阻止する弁部を設けたことを特徴とする。つまり、排出口及び排出路に設けた各弁部により2重に遮断して、***物特有の臭いが排出口から放出されるのを防止する。
請求項4に記載した発明のペット用トイレは、上記請求項1,2,3のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記排出路を、上記ペットの液状***物が貯溜される容器と、該液状***物が連続して排出される排水管とのいずれか一方又は両方に接続したことを特徴とする。つまり、排出口から排出されるペットの液状***物を、例えばトイレ本体の後部又は側部、下部等に配置された携帯型の容器に貯溜すれば、液状***物が貯溜された容器を、例えば家庭のトイレ本体や下水等が設置された所定の廃棄場所まで運搬して、容器に貯溜された液状***物を廃棄処理するので、ペット用トイレの設置場所が限定されず、屋内や屋外の所望する場所に設置することができる。また、下記排水管に接続する必要がなく、施工費の低減を図ることができる。
また、排出口を、アタッチメント及び延長管を介して、例えば一般家庭、公共施設等に設置されたトイレ本体や下水の排水管に接続すれば、排出口から排出されるペットの液状***物を排水管に直接排出することができ、上述のような容器を、所定の廃棄場所まで運搬するような手間及び作業が省ける。
請求項5に記載した発明のペット用トイレは、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記スノコの上面に、上記ペットの習性を利用して該ペットに***させるための***癖付け部材を設けたことを特徴とする。つまり、例えば犬が片足を上げて***する習性を利用して、***癖付け部材に向けて***するように癖付ける。
請求項6に記載した発明のペット用トイレは、上記請求項1〜5のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記ペット用トイレが収容されるハウスを備えるとともに、該ハウスに上記ペットの出入りが許容される出入り口を設けたことを特徴とする。つまり、ペット用トイレがハウスで覆い隠されるため、***中において、ペットの視界に移動する物が入らず、ペットの気持ちが散ることがないため、***に集中させることができる。
請求項7に記載した発明のペット用トイレは、上記請求項1〜6のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記トイレ本体に付着する液状***物を洗浄除去するのに適した洗浄液を噴出する洗浄液噴出手段を備えたことを特徴とする。つまり、***後において、洗浄液噴出手段から噴出される洗浄液を、ペットが***した液状***物が付着するような部分に吹き付けて洗浄処理及び殺菌処理し、清潔且つ衛生的な状態に保つ。また、洗浄液噴出手段は、例えば手動噴出式又は電動噴出式の洗浄液充填容器、据付け型の噴射液噴出装置等で構成することができる。
この発明によれば、ペット用トイレを構成するトイレ本体の底部に設けた排出口の弁部は、ペットがスノコに乗ると開放され、ペットがスノコから降りると閉塞されるので、ペットがスノコの上で***している間、液状***物を排出口から確実に排出することができ、従来例のトイレに比べて、ペットの液状***物を処理するのに手間及び世話が掛からず、飼育が簡単且つ容易に行える。
また、例えば砂、吸水シート等の敷設物を使用及び購入する必要がないので、経済的でもある。且つ、ペット用トイレ全体の構成及び構造が簡素であるため、簡単且つ容易に製作でき、低価格で製造・販売することができる。
また、排出口及び排出路に設けた各弁部により2重に遮断するので、***物特有の臭いが排出口から放出されるのを防止することができ、防臭ストッパとして非常に効果的である。且つ、ペット用トイレを設置した場所及び周辺の環境が損なわれず、人が生活するのに適した環境を保つことができる。
この発明は、ペットの飼育が簡単且つ容易に行えるとともに、低価格で製造・販売することができるという目的を、トイレ本体の底部に設けた排出口に、該底部に敷設したスノコにペットが乗ると開放され、該スノコからペットが降りると閉塞される弁部を設けることで達成した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、ペットを飼育するときに用いられるペット用トイレを示し、図1及び図2に於いて、このペット用トイレ1は、例えば猫、犬等のペットAの出入りが容易に行えるように上部が開放されたトイレ本体2の内側底部2aに、ペットAが***した尿などの液状***物Bの通過が許容され、ペットAの足及び体がトイレ本体2の底部2aに対して離間した状態に支持するような構造を有するスノコ3を敷設し、トイレ本体2の底部2aに設けた排出口4に、スノコ3にペットAが乗ると開動作され、該スノコ3からペットAが降りると閉動作される弁部5を設けている。
上記トイレ本体2の底部2aは、前側底部2aに設けた排出口4に向けて、ペットAの液状***物Bが流下するような斜面又は曲面に設けている。また、排出口4を、例えば左側底部、右側底部、後側底部、角隅底部等の所望する場所に設けてもよい。
且つ、トイレ本体2の上面側周縁部に形成した壁部2bは、ペットAが***するときに、液状***物Bがトイレ本体2外部に向けて飛散しようとするのを防止するような高さに形成され、且つ、ペットAが出入りするトイレ本体2の前側中央壁部2bは、ペットAの出入りが容易に行えるような低さに形成している。
また、トイレ本体2の下面側四隅部には、図3にも示すように、4本の脚部2c…が差込み固定され、各脚部2c…の上端部を、トイレ本体2の下面側四隅部に形成した各差込み部2d…に差込むとともに、脚部2cの上端部に形成した係止爪2eを、差込み部2dに形成した係止孔2fに係止して抜止めすれば、トイレ本体2全体を、排出口4から排出される液状***物Bが後述する貯溜容器Cに向けてスムースに流下される高さに略水平支持する。また、脚部2cの係止爪2eを、その係止力に抗して内側に向けて強制的に押し込み、係止爪2eを係止孔2fから離脱すれば、各脚部2c…をトイレ本体2の下面側四隅部から抜き取り、分解することができる。なお、各脚部2c…を、トイレ本体2の下面側四隅部に対して一体的に設けてもよい。
前記弁部5は、図4、図5にも示すように、排出口4を閉塞する弁体5aの軸部を、排出口4の上面側開口部に嵌合される漏斗体5b中心に対して上下動自在に挿入保持し、排出口4が閉塞される方向に向けて重量又はバネ等で付勢している。また、弁体5aの軸部上端を、板状又は線状に形成されたバネ5cの中央部に固定し、バネ5cの両端部を、排出口4の上面側周縁部よりも外方に向けて延出するとともに、スノコ3が押し下げられたとき、スノコ3下面に対して当接されるような長さ及び形状に折曲げ形成している。
つまり、ペットAがスノコ3の上に乗ると、後述するスノコ3下面に取り付けた支持バネ3a,3aの復元力に抗して、ペットAの体重によりスノコ3全体が押し下げられ、スノコ3下面に当接するバネ5cの両端部が押し下げられる。且つ、バネ5cの中央部及び両端部が略水平状態に押し延ばされ、バネ5cの中央部が上方に持ち上げられるので、排出口4が開放される上方に向けて弁体5aが開動作する。
また、ペットAがスノコ3の上から降りると、ペットAの体重によるスノコ3の押し下げが解除され、スノコ3下面に取り付けた支持バネ3a,3aと、スノコ3下面に当接するバネ5cの両端部とが元の状態に復元して、バネ5c全体が折曲げ状態に復帰するので、バネ5cの中央部が降下し、排出口4が閉塞される下方に向けて弁体5aが閉動作する。
また、バネ5cの両端部が押し下げられたとき、排出口4の上面側周縁部に対して、バネ5cの中央部及び両端部の略中間部に相当する折曲げ部分を当接し、その当接部分を支点として、バネ5cの中央部が上方に持ち上げられ、排出口4が開放される上方に向けて弁体5aを開動作するように設けることもできる。或いは、スノコ3全体が押し下げられると、弁体5aが下方に向けて開動作するように設けることもできる。
上記排出口4に接続された排出路6は、例えば蛇腹ホース等の柔軟性を有する排出管7を介して、トイレ本体2後部に配置した貯溜容器Cに接続され、その排出管7の排出側端部は、貯溜容器Cの流入口Caに対して水密状態に差込み接続される。且つ、排出管7の排出側端部は、トイレ本体2の下面側後部に垂設した支持部8の受け孔8aに対して挿入され、排出管7端部に接続された貯溜容器C内部に向けて液状***物Bの流下が許容される下向き状態と、排出管7内の残留液状***物Bが滴り落ちるの防止する上向き状態とに上下揺動自在に設けている。
また、排出管7の排出側端部に取り付けた牽引部材9は、トイレ本体2の後側壁部2bに突設した上側突起10又は下側突起10に対して係止可能に設けている。つまり、牽引部材9の上端を下側突起10に係止すると、排出管7の排出側端部が低くなり、液状***物Bの排出及び流下が許容される。また、牽引部材9の上端を上側突起10に係止すると、排出管7の排出側端部が上向き状態に持ち上げられ、残留液状***物Bが排出管7の排出側端部から滴り落ちるのを防止する。なお、突起10に代えて、牽引部材9の上端を上下孔部に係止してもよい。
また、排出路6の途中には、ペットAが***した液状***物Bの排出を許容し、排出口4に向けて液状***物B及び***物特有の臭いが逆流するのを阻止する弁部11を設けている。なお、排出管7の排出側端部を持ち上げる代わりに、例えば液状***物Bが漏れ出るのを防止する弁を排出管7の排出側端部に設けるか、排出管7の排出側端部を栓体で閉塞してもよい。
前記スノコ3は、トイレ本体2の底部2a全体が覆われる大きさ及び形状であって、ペットAが***した液状***物Bの通過が許容される網目構造に形成され、ペットAの足及び体を、トイレ本体2の底部2aに対して離間又は浮いた状態、或いは、底部2aに対して接触が回避される状態に支持するとともに、その底部2aとスノコ3との対向面間に液状***物Bの流下が許容される空間を形成する。
また、スノコ3の前側下面に取り付けたコイル状の支持バネ3a,3aは、排出口4両側部のトイレ本体2の底部2aに対して押し当てられ、支持バネ3a,3a自体に蓄積された復元力により、スノコ3の排出口4と対向する側の下面をトイレ本体2の底部2aに対して離間又は浮き上がらせた高さ位置に支持して、弁部5の弁体5a上端に取り付けたバネ5cの両端部に対する当接及び接触を回避させ、排出口4が閉塞される状態に弁体5aを維持する。なお、支持バネ3aを、スノコ3の下面全体に複数取り付けてもよい。
また、スノコ3の前側縁部に取り付けた引き上げ部3bは、トイレ本体2の底部2aからスノコ3を取り外すときに手で把持可能な長さ及び大きさに設けている。つまり、スノコ3は、トイレ本体2の底部2aに敷設しているだけであるので、スノコ3の引き上げ部3bを手で把持して上方に持ち上げれば簡単に取り外すことができる。
また、スノコ3上面に対して略鉛直に差込み固定される柱状(又は棒状、壁状等)の***癖付け部材12は、犬が片足を上げて***する習性を利用したものであり、スノコ3上面の所望する部分に対して差込み位置を変更可能に設けている。また、***癖付け部材12をスノコ3から取り外せば、猫専用のペット用トイレ1として使用することができる。なお、***癖付け部材12をスノコ3上面に対して一体的に設けてもよい。
また、トイレ本体2の前側下部には、使用時において、ペットAがトイレ本体2の中に出入りすることが容易に行えるような高さに形成した階段状の踏み台13が設置される。また、踏み台13の階段面には、ペットAが爪とぎするのに適した素材の爪とぎ体13aを敷設している。なお、ペットAの出入りが容易に行えるような高さにトイレ本体2を設ければ、踏み台13を使用する必要がない。
前記貯溜容器Cは、ペットAが***する1日分又は1週間分の液状***物Bを所定量貯溜するのに適した容積に形成され、排出管7の端部が接続される流入口Caを貯溜容器Cの側部又は上部に設け、その流入口Caを閉塞する栓体Cbを該流入口Ca近傍に取り付けている。また、液状***物Bの排出が許容される流出口Ccを貯溜容器Cの上部に設け、その流出口Ccを閉塞する蓋体Cdを該流出口Cc近傍に取り付けている。また、貯溜容器Cを持ち運ぶときに把持される把持部Ceを貯溜容器Cの上部又は側部に設けている。また、流入口Caの内面及び外面は、例えば防臭ラバー、防臭シート等のシール機能を備えた防臭部材で覆われており、流入口Caと排出管7との接続部分(又は隙間)を気密状態にシールして、***物特有の臭いが漏洩するのを防止する。なお、貯溜容器Cを、例えばトイレ本体2の側部、下部等の所望する場所に配置してもよい。
また、トイレ本体2後部に配置された貯溜容器Cに近接して、トイレ本体2の後側壁部2bに対して着脱自在に取り付けられた上部開放型の収容部17には、スノコ3上に***されたペットAの糞を取り除くために用いられる汚物取り除き具18が収容される。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、ペット用トイレ1を用いた飼育方法を説明する。
先ず、図1、図2にも示すように、ペット用トイレ1をペットAが使用する場合、踏み台13を利用して、例えば猫等のペットAがトイレ本体2の中に入り、トイレ本体2の底部2aに敷設したスノコ3に乗ると、図4、図5にも示すように、スノコ3に取り付けた支持バネ3a,3aの復元力に抗して、スノコ3全体がペットAの体重により押し下げられ、スノコ3下面に当接するバネ5cの両端部が押し下げられるとともに、スノコ3を介して付加されるペットAの体重により排出口4に設けた弁部5の弁体5aが仮想線で示す状態に開動作して、排出口4を開放する。
つまり、ペットAがスノコ3に乗っている間も弁部5の開状態が継続されるので、ペットAが***する液状***物Bは、スノコ3を通ってトイレ本体2の底部2aに滴り落ち、スノコ3により排出が妨げられることなく、排出口4から連続して排出される。
次に、***が済み、ペットAがスノコ3から降りて、トイレ本体2の外に出ると、ペットAの体重によるスノコ3の押し下げが解除され、スノコ3に取り付けた支持バネ3a,3aと、スノコ3下面に当接するバネ5cとが元の状態に復元して、弁部5の弁体5aが実線で示す状態に閉動作して、排出口4を閉塞する。
また、排出路6に接続された貯溜容器Cが満杯となるまでに、貯溜容器Cを排出路6から取り外す場合、排出路6の排出側端部に連結された牽引部材9を引き上げ操作して、排出管7の排出側端部から残留液状***物Bが流出しないような高さに上向き状態に引き上げた後、排出管7の排出側端部を貯溜容器Cの流入口Caから抜き取り、その流入口Caを栓体Cbで閉塞する。
次に、貯溜容器Cに貯溜された液状***物Bを廃棄する場合、貯溜容器Cの把持部Ceを手で把持して、例えば一般家庭、公共施設等に設置されたトイレ本体2や下水が存在する所定の廃棄場所まで運搬した後、貯溜容器Cの流出口Ccから蓋体Cdを取り外して、貯溜容器Cに貯溜された液状***物Bを廃棄場所に廃棄するので、ペット用トイレ1の設置場所が限定されず、屋内や屋外の所望する場所に設置することができる。また、排出路6を、例えば住居や建物のトイレ、下水等の排水管に接続する必要がなく、施工費の低減を図ることができる。
また、スノコ3を手で押し下げて弁部5を開動作すれば、トイレ本体2の底部2aに残留するような液状***物Bを排出口4から排出することができる。また、スノコ3は、トイレ本体2の底部2aに敷設しているだけであるので、スノコ3の引き上げ部3bを手で把持して上方に持ち上げて取り外せば、トイレ本体2及びスノコ3を個々に洗浄することができる。
以上のように、ペット用トイレ1を構成するトイレ本体2の底部2aに設けた排出口4の弁部5は、ペットAがスノコ3に乗ると開放され、ペットAがスノコ3から降りると閉塞されるので、ペットAがスノコ3の上で***している間、液状***物Bを排出口4から確実に排出することができ、従来例のトイレに比べて、ペットAの液状***物Bを処理するのに手間及び世話が掛からず、飼育が簡単且つ容易に行える。
また、例えば砂、吸水シート等の敷設物を使用及び購入する必要がないので、経済的でもある。且つ、ペット用トイレ1全体の構成及び構造が簡素であるため、簡単且つ容易に製作でき、低価格で製造・販売することができる。
また、排出口4及び排出路6に設けた各弁部5により2重に遮断するので、***物特有の臭いが排出口4から放出されるのを防止することができ、防臭ストッパとして非常に効果的である。且つ、ペット用トイレ1を設置した場所及び周辺の環境が損なわれず、人が生活するのに適した環境を保つことができる。
図6、図7は、家型又は箱型を有するハウス14内部に収容したペット用トイレ1の他の例を示し、トイレ本体2全体が収容される大きさ及び形状に形成したハウス14の前側中央部に、ハウス14内部に収容されたトイレ本体2に対してペットAの出入りが許容される出入り口14aを設け、出入り口14aが閉塞される大きさ及び形状に形成した扉部15を、出入り口14aの上縁部(又は側縁部)に対して開閉自在に枢着している。つまり、上述の実施例と略同等の作用及び効果を奏することができるとともに、例えば猫、犬等のペットAは、狭い空間を好むため、ハウス14に収容されたペット用トイレ1に入って***する習慣を付けることができる。また、ペット用トイレ1がハウス14で覆い隠されるため、***中において、ペットAの視界に移動する物が入らず、ペットAの気持ちが散ることがないため、***に集中させることができる。
また、ハウス14の上面側開口部14bが閉塞される大きさ及び形状に形成した天井部16を、開口部14bの一側縁部に対して開閉自在に枢着しているので、天井部16を開放すれば、ペットAが***する様子を開口部14bから確認することができる。
また、貯溜容器Cの出し入れが許容される出し入れ部14cを、ハウス14の後側下部に切欠き形成しているので、ハウス14を取り外すことなく、液状***物Bが貯溜された貯溜容器Cのみをハウス14外部に取り出したり、未貯溜の貯溜容器Cをハウス14内部に収容する作業が容易に行える。
また、トイレ本体2の後側壁部2bに対して着脱自在に取り付けられた上部開放型の収容部17には、ペットAの糞を取り除くための汚物取り除き具18が収容される。つまり、ペットAの糞がスノコ3上に***された場合、ペットAの糞を収容部17から取り出した汚物取り除き具18で保持して、例えば一般家庭、公共施設等に設置されたトイレや下水に廃棄することができる。
また、ペット用トイレ1を構成するトイレ本体2と、貯溜容器Cと、収容部17と、ハウス14とは、これらの載置が許容される大きさ及び形状に形成した載置トレイ20に載置して所望する場所に配置され、ペット用トイレ1を配置した場所及び周辺が傷付くか、ペットAの液状***物Bで汚れるのを防止する。また、踏み台13を含むペット用トイレ1全体を載置トレイ20に載置するか、ペット用トイレ1自体を所望する場所に直接配置することもできる。
また、上記収容部17に、洗浄液が所定量充填された手動噴出式の洗浄液噴出容器19を収容しておくか、トイレ本体2に対して着脱自在に取り付けてもよく、***後において、手動噴出式の洗浄液噴出容器19から噴出される洗浄液を、ペットAが***した液状***物Bが付着するような部分に吹き付けて洗浄処理及び殺菌処理すれば、清潔且つ衛生的な状態に保つことができる。また、消臭剤を併用すれば、***物特有の臭いの成分を分解して消臭する効果も得られる。なお、手動噴出式の洗浄液噴出容器19の代わりに、例えば電動噴出式の洗浄液噴出容器、据付け型の洗浄液噴出装置等を設けてもよい。
図8は、トイレ本体2の底部2aの排出口4に接続された排出路6を、アタッチメント21及び延長管22を介して予め設置された排水管23に接続したペット用トイレ1の他の例を示し、排出路6に接続された排出管7の排出側端部を、アタッチメント21及び延長管22を介して、例えば一般家庭、公共施設等に設置されたトイレや下水の排水管23に接続している。
つまり、排出口4から排出されるペットAの液状***物Bを、一般家庭に設置されたトイレや下水等の排水管23に直接排出するので、上述の実施例と略同等の作用及び効果を奏することができるとともに、液状***物Bが貯溜された貯溜容器Cを、所定の廃棄場所まで運搬するような手間及び作業が省け、液状***物Bの処理が簡単且つ容易に行える。また、液状***物Bを汚水処理装置で分解処理してから排水管に排出してもよい。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の洗浄液噴出手段は、実施例の洗浄液噴出容器19に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
上述のペット用トイレ1を、例えばペットを飼育する個人の住居、公共の施設等の建物内部又は建物外部の所望する場所に予め据え付けておくこともできる。
本発明のペット用トイレは、例えば猫、犬以外の愛玩用動物(ペット)を飼育するのにも利用することができる。
ペット用トイレにペットが乗り込んだ状態を示す前側斜視図。 液状***物を貯溜容器に回収する状態を示す後側斜視図。 スノコを取り外した状態を示す後側斜視図。 液状***物を容器に回収する方法を示す縦断側面図。 排出口の開閉動作を示す拡大断面図。 ハウスを備えたペット用トイレを示す後側斜視図。 ハウスを取り除いた状態を示す後側斜視図。 液状***物を排水管に直接排出する方法を示す縦断側面図。
符号の説明
A…ペット
B…液状***物
C…貯溜容器
1…ペット用トイレ
2…トイレ本体
2a…底部
3…スノコ
4…排出口
5…弁部
6…排出路
7…排出管
11…弁部
12…***癖付け部材
13…踏み台
14…ハウス
14a…出入り口
15…扉部
16…天井部
17…収容部
18…汚物取り除き具
19…洗浄液噴出容器
20…載置トレイ
21…アタッチメント
22…延長管
23…排水管

Claims (7)

  1. 上部が開放されたトイレ本体の内側底部に、ペットが***した液状***物の通過が許容され、該ペットの足及び体をトイレ本体の底部に対して離間した状態に支持するような構造を有するスノコを敷設し、
    上記トイレ本体の底部に設けた排出口に、上記スノコにペットが乗ると開動作され、該スノコからペットが降りると閉動作される弁部を設けた
    ペット用トイレ。
  2. 上記トイレ本体の底部を、上記排出口に向けて上記ペットの液状***物が流下するような斜面又は曲面に設けた
    請求項1に記載のペット用トイレ。
  3. 上記トイレ本体の排出口に接続された排出路に、上記ペットが***した液状***物の通過を許容し、該排出口に向けて液状***物及び***物特有の臭いが逆流するのを阻止する弁部を設けた
    請求項1又は2に記載のペット用トイレ。
  4. 上記排出路を、上記ペットの液状***物が貯溜される容器と、該液状***物が連続して排出される排水管とのいずれか一方又は両方に接続した
    請求項1,2,3のいずれか一つに記載のペット用トイレ。
  5. 上記スノコの上面に、上記ペットの習性を利用して該ペットに***させるための***癖付け部材を設けた
    請求項1〜4のいずれか一つに記載のペット用トイレ。
  6. 上記ペット用トイレが収容されるハウスを備えるとともに、該ハウスに上記ペットの出入りが許容される出入り口を設けた
    請求項1〜5のいずれか一つに記載のペット用トイレ。
  7. 上記トイレ本体に付着する液状***物を洗浄除去するのに適した洗浄液を噴出する洗浄液噴出手段を備えた
    請求項1〜6のいずれか一つに記載のペット用トイレ。
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