JP2006203442A - 階調補正定義作成装置、および階調補正定義作成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】階調を所望の階調に補正するとともに、色味修正が容易なグレーが得られる階調補正を定義した階調補正定義を作成することができる階調補正定義作成装置と、コンピュータを、その階調補正定義作成装置として動作させる階調補正定義作成プログラムを提供する。
【解決手段】ユーザの操作を受けて所望のグレー階調特性GTを作成するグレー階調設定部530からグレー階調特性GTを受け取り、そのグレー階調特性GTを、CMY3色それぞれの階調に対する階調補正を定義した3つの色階調補正定義602〜604に、CMY3色のバランスが所定の素直なバランスとなるように変換することにより、それら3つの色階調補正定義602〜604を作成する1次元LUT作成部504を備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複数色を用いたグレーを出力する出力デバイスにおける、各色の階調補正を定義した階調補正定義を作成する階調補正定義作成装置と、コンピュータをその階調補正定義作成装置として動作させる階調補正定義作成プログラムに関する。
従来、画像を表わす画像データが、カラープリンタに代表される、複数色の色材等で色を表現する出力デバイスに供給される際には、供給前の画像データに、出力デバイスの特性に合わせた色変換処理や、各色の階調を所望の階調に補正する階調補正処理等を施すことが行なわれている。これにより、出力デバイスにおいて、好ましい色を有する所望の画像が作成される。
ここで、上記の階調補正処理において、例えば、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、およびK(墨)の各色ごとに1次元のLUT(ルックアップテーブル)の形式で階調補正処理前後の画像データの相互関係を定義しておき、CMYKの各画像データを各LUTに基づいて変換するという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。以下では、このCMYK各色に対応した1次元のLUTを階調補正定義と呼ぶ。
このCMYK各色に対応した4つの階調補正定義では、階調補正処理前後の画像データの相互関係が、1つの最適な階調に補正されるように定義されている。このような階調補正定義を用いた階調補正処理により、出力デバイスから出力された画像において、CMYKの各色の階調に潰れや飛び等といった不具合が生じることが抑制される。
特開平6−86067号公報(第4−7頁、図1)
しかしながら、CMYK各単色の階調が上記の最適な階調に補正されているにもかかわらず、出力画像において、特にCMYの混色からなるグレーが、例えばマンセルのグレー等というような標準的なグレーに比べて、色味が付いたグレーになってしまうという不具合が度々発生することが知られている。また、多くの場合、グレーへの不要な色味の付き方は複雑であり、グレーの濃度が変化するにつれ増減したり、あるいは、色相が不定変化したりしてしまう。このため、例えばCMY各色を調整して不要な色味を解消しようとしても、ある濃度のグレーに付いた不要な色味は解消されても他の濃度のグレーには色味が残ってしまう等というように、不要な色味の解消は非常に困難なものとなってしまう。
本発明は、上記事情に鑑み、階調を所望の階調に補正するとともに、色味修正が容易なグレーが得られる階調補正を定義した階調補正定義を作成することができる階調補正定義作成装置と、コンピュータを、その階調補正定義作成装置として動作させる階調補正定義作成プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の階調補正定義作成装置は、デバイス非依存の第1の色空間と、画像データに基づいて画像を出力する、複数色を用いたグレーを出力する出力デバイスに依存した、その複数色による表色系を表わした第2の色空間との等色関係を、少なくともグレー領域について定義したグレー変換定義を取得するグレー変換定義取得部と、
グレーの階調に対する階調補正を定義したグレー階調補正定義を取得するグレー階調補正定義取得部と、
上記グレー階調補正定義を、上記複数色それぞれの階調に対する階調補正を定義した複数の色階調補正定義に、上記グレー変換定義に基づいて、その複数色のバランスが所定の基準バランスとなるように変換する定義変換部とを備えたことを特徴とする。
出力画像において、複数色の混色からなるグレーに不要な色味がついてしまい、しかも、その色味の付き方が、グレーの濃度ごとに複雑に異なるということは、グレーを構成する複数色のバランスが、標準的なグレーに対するバランスからずれており、しかも、そのバランスがグレーの階調に対して複雑に変化することを示している。ここで、この複数色のバランスが、グレーの階調に対して素直に変化するものであるならば、たとえバランスが、標準的なグレーに対するバランスからずれていたとしても、グレーに付く不要な色味を容易に解消することができる。以下では、グレーの階調に対して素直に変化する複数色のバランスを素直なバランスと呼ぶ。
上記の本発明の階調補正定義作成装置によれば、まず、出力画像の階調を所望の階調に補正するための階調補正を定義した補正定義を、上記グレー階調補正定義として上記グレー階調補正定義取得部によって取得することができる。そして、このグレー階調補正定義を、上記複数色それぞれについての色階調補正定義に変換するに当たり、上記基準バランスとして、上述の素直なバランスを採用して、上記複数色のバランスが、その素直なバランスとなるように変換することができる。つまり、本発明の階調補正定義作成装置によれば、階調を所望の階調に補正するとともに、上記の素直なバランスの複数色を用いたグレーが得られる、即ち、色味修正が容易なグレーが得られる階調補正を定義した階調補正定義を作成することができる。
ここで、本発明の階調補正定義作成装置において、「上記第1の色空間で基準のグレー階調を決めるグレー階調決定部と、
上記基準のグレー階調を構成するグレーについて、上記グレー変換定義を用いて上記複数色の色バランスを算出するバランス算出部とを備え、
上記定義変換部が、上記バランス取得部で求められた色バランスを上記基準バランスとして用いるものである」という形態は好ましい形態である。
この好ましい形態の階調補正定義作成装置によれば、上記出力デバイスに非依存の第1の色空間で上記出力デバイスに非依存な基準のグレー階調が決められ、その基準のグレー階調が上記グレー変換定義を用いて上記出力デバイスに依存した第2の色空間での上記基準バランスに変換される。この好ましい形態の階調補正定義作成装置によれば、このような手順により上記基準バランスを容易に求めることができる。
また、本発明の階調補正定義作成装置は、「上記出力デバイスによって上記複数色が用いられて出力された、互いに階調が異なるグレーを有する複数のパッチからなるグレーチャートを測色して得られる側色値を取得する測色値取得部と、
上記測色値を用いて上記グレー変換定義を作成するグレー変換定義作成部とを備え、
上記グレー変換定義取得部が、上記グレー変換定義作成部から上記グレー変換定義を取得するものである」という形態であっても良い。
この形態の階調補正定義作成装置によれば、上記グレー変換定義を内部生成によって取得することができるが、本発明はこれに限るものではなく、本発明の階調補正定義作成装置は、例えば、外部生成されたグレー変換定義が入力される等といった形態であっても良く、あるいは、例えば、所定のメモリにグレー変換定義を予め記憶させておき、そのメモリからグレー変換定義を取得する等といった形態であっても良い。
また、本発明の階調補正定義作成装置において、「ユーザの操作に応じて上記グレー階調補正定義を作成するグレー階調補正定義作成部を備え、
上記グレー階調補正定義取得部が、上記グレー階調補正定義作成部から上記グレー階調補正定義を取得するものである」という形態は好ましい形態である。
この好ましい形態の階調補正定義作成装置によれば、ユーザは、画像の階調を、若干明るめあるいは暗め等といった所望の階調に補正するための補正定義を、上記グレー階調補正定義として設定することができる。
また、上記目的を達成する本発明の階調補正定義作成プログラムは、コンピュータに組み込まれ、そのコンピュータ上で、
デバイス非依存の第1の色空間と、画像データに基づいて画像を出力する、複数色を用いたグレーを出力する出力デバイスに依存した、その複数色による表色系を表わした第2の色空間との等色関係を、少なくともグレー領域について定義したグレー変換定義を取得するグレー変換定義取得部と、
グレーの階調に対する階調補正を定義したグレー階調補正定義を取得するグレー階調補正定義取得部と、
上記グレー階調補正定義を、上記複数色それぞれの階調に対する階調補正を定義した複数の色階調補正定義に、上記グレー変換定義に基づいて、その複数色のバランスが所定の基準バランスとなるように変換する定義変換部とを構築することを特徴とする。
この本発明の階調補正定義作成プログラムによれば、上述した、階調を所望の階調に補正するとともに、色味修正が容易なグレーが得られる階調補正を定義した階調補正定義を作成することができる階調補正定義作成装置を容易に実現することができる。
なお、上記の本発明の階調補正定義作成プログラムについては、ここではその基本形態のみを示すのにとどめるが、これは単に重複を避けるためであり、本発明にいう階調補正定義作成プログラムには、前述した階調補正定義作成装置の各形態に対応する各種の形態が含まれる。
以上、説明したように、本発明によれば、階調を所望の階調に補正するとともに、色味修正が容易なグレーが得られる階調補正を定義した階調補正定義を作成することができる階調補正定義作成装置と、コンピュータを、そのような階調補正定義作成装置として動作させる階調補正定義作成プログラムを提供することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された画像処理システムの全体構成図である。
図1には、カラースキャナ10が示されており、そのカラースキャナ10では、原稿11が読み取られて、その読み取られた原稿画像11を表わすC、M、Y、およびKの4色の色分解画像データが生成される。このCMYKの画像データはパーソナルコンピュータ20に入力される。このパーソナルコンピュータ20では、カラースキャナ10で得られた画像データが、カラープリンタ30に適した画像出力用の画像データに変換され、このカラープリンタ30に送られる。カラープリンタ30では、送られてきた画像データに基づく画像形成が行われて、プリント画像31が出力される。ここで、上記の画像データの変換に際しては、画像の色に着目した色変換と、画像の階調に着目した階調補正が実行される。本実施形態では、カラースキャナ10に依存したCMYK色空間と、カラープリンタ30に依存したCMYK色空間との等色関係を4次元のLUTの形式で定義した色変換定義がパーソナルコンピュータ20の図示しない記憶部に予め記憶されており、色変換の際にはその色変換定義が読み出されて用いられる。また、階調補正には、プリント画像31の階調を所望の階調に補正する階調補正をCMYK各色に対応した、1次元のLUTの形式で定義した4つの階調補正定義が用いられる。この階調補正定義については後述する。
この図1に示す画像処理システムでは、画像データに基づく画像を出力する出力デバイスの一例としてカラープリンタ30を示したが、このカラープリンタ30は、電子写真方式のカラープリンタであってもよく、インクジェット方式のカラープリンタであってもよく、そのプリント方式の如何を問うものではない。また、出力デバイスとしては、プリンタに限定されるものではなく、印刷機などであってもよい。ただし、ここでは、本発明にいう出力デバイスの一例としてカラープリンタ30を備えた画像処理システムを前提として説明する。
ここで、この図1に示す画像処理システムにおける、本発明の一実施形態としての特徴は、パーソナルコンピュータ20の内部で実行される処理内容にあり、以下、このパーソナルコンピュータ20について説明する。
図2は、図1に1つのブロックで示すパーソナルコンピュータの外観斜視図であり、図3は、そのパーソナルコンピュータのハードウェア構成図である。
このパーソナルコンピュータ20は、外観構成上、本体装置21、その本体装置21からの指示に応じて表示画面22a上に画像を表示する画像表示装置22、本体装置21に、キー操作に応じた各種の情報を入力するキーボード23、および、表示画面22a上の任意の位置を指定することにより、その位置に表示された、例えばアイコン等に応じた指示を入力するマウス24を備えている。この本体装置21は、外観上、フレキシブルディスク(以下、FDと省略する)を装填するためのFD装填口21a、およびCD−ROMを装填するためのCD−ROM装填口21bを有する。
本体装置21の内部には、図3に示すように、各種プログラムを実行するCPU211、ハードディスク装置213に格納されたプログラムが読み出されCPU211での実行のために展開される主メモリ212、各種プログラムやデータ等が保存されたハードディスク装置213、FD100が装填され、その装填されたFD100をアクセスするFDドライブ214、CD−ROM110が装填され、その装填されたCD−ROM110をアクセスするCD−ROMドライブ215、カラースキャナ10(図1参照)と接続され、カラースキャナ10から画像データを受け取る入力インタフェース216、カラープリンタ30に画像データを送る出力インタフェース217が内蔵されており、これらの各種要素と、さらに、図2にも示す画像表示装置22、キーボード23、マウス24は、バス25を介して相互に接続されている。
ここで、CD−ROM110には、本発明の階調補正定義作成プログラムの一実施形態が適用され、パーソナルコンピュータ20を本発明の階調補正定義作成装置の一実施形態として動作させるための階調補正定義作成プログラムが記憶されている。そのCD−ROM110はCD−ROMドライブ215に装填され、そのCD−ROM110に記憶された階調補正定義作成プログラムがこのパーソナルコンピュータ20にアップロードされてハードディスク装置213に記憶される。そして、この階調補正定義作成プログラムが起動されて実行されることにより、図2に示すパーソナルコンピュータ20が、本発明の階調補正定義作成装置の一実施形態として動作する。
次に、このパーソナルコンピュータ20内で実行される階調補正定義作成プログラムについて説明する。
図4は、本発明の階調補正定義作成プログラムの一実施形態が記憶されたCD−ROMを示す概念図である。
ここでは、この階調補正定義作成プログラム300は、CD−ROM110に記憶されている。なお、本発明にいう階調補正定義作成プログラムが記憶される記憶媒体としては、CD−ROMやハードディスクのみならず、フレキシブルディスクやDVDやMOなどといった種々の記憶媒体が採用され得る。
図4に示す階調補正定義作成プログラム300は、測色器制御部310、カラーテーブル作成部320、グレー階調設定部330、および1次元LUT作成部340で構成されている。この階調補正定義作成プログラム300の各部の詳細については、本発明の一実施形態である階調補正定義作成装置の各部の作用と併せて説明する。
図5は、階調補正定義作成プログラムを図1のパーソナルコンピュータにインストールし、パーソナルコンピュータを本発明の階調補正定義作成装置の一実施形態として動作させたときの階調補正定義作成装置としての機能を示す機能ブロック図である。
この図5には、本発明の一実施形態である階調補正定義作成装置500の他にも、図1に示すカラースキャナ10で読み込まれた画像データに、画像の色に着目した色変換を定義した色変換定義601を用いた色変換処理と、CMYK各色の階調に着目した階調補正を定義した階調補正定義602〜605を用いた階調補正処理とを施すデータ変換装置600、処理済みの画像データを図1にも示すカラープリンタ30に出力するプリンタドライバ700、CMYK4色のトナーでカラー画像を形成するカラープリンタ30、および、カラープリンタ30で出力される後述のグレーチャートGを測色する測色器40が示されている。ここで、データ変換装置600およびプリンタドライバ700は、それぞれ図示しないプログラムが図1のパーソナルコンピュータ20を動作させてなる装置であるが、これ以上の詳細は本発明の主題とは関わらないものであるので以下では説明を省略する。
図5に示す階調補正定義作成装置500は、上記の階調補正定義602〜605を作成してデータ変換装置600にセットする役割を担うものであり、測色器制御部501、カラーテーブル作成部502、グレー階調設定部530、および1次元LUT作成部504を備えている。ここで、測色器制御部501、カラーテーブル作成部502、およびグレー階調設定部530が、それぞれ本発明にいう測色値取得部、グレー変換定義作成部、およびグレー階調補正定義作成部の各一例に相当する。また、1次元LUT作成部504が、本発明にいうグレー変換定義取得部とグレー階調決定部とバランス算出部とグレー階調補正定義取得部と定義変換部とを兼ねた一例に相当する。また、カラーテーブル作成部502で作成される後述のカラーテーブルTが、本発明にいうグレー変換定義の一例に相当し、グレー階調設定部530で設定されるグレー階調特性GTが、本発明にいうグレー階調補正定義の一例に相当する。さらに、1次元LUT作成部504で作成される4つの階調補正定義602〜605のうち、Kを除くCMY3色の階調補正定義602〜604が、本発明にいう複数の色階調補正定義の一例に相当する。
図4に示す階調補正定義作成プログラム300を図1〜図3に示すパーソナルコンピュータ20にインストールすると、階調補正定義作成プログラム300の測色器制御部310は図5に示す測色器制御部501を構成し、同様に、カラーテーブル作成部320はカラーテーブル作成部502を構成し、グレー階調設定部330はグレー階調設定部530を構成し、1次元LUT作成部340は1次元LUT作成部504を構成する。
この図5に示す階調補正定義作成装置500における、上記の階調補正定義602〜605の作成に先だって、本実施形態では、以下のグレーチャートGのカラープリンタ30からの出力と、測色器40によるグレーチャートGの測色が行なわれる。
グレーチャートGは、CMY3色の混色からなる色を有する複数のカラーパッチで構成されている。ここで、これら複数のカラーパッチの色は、互いに濃度の異なる複数のグレー、および、グレーに所定範囲内の色味が付加された複数色である。
本実施形態では、このグレーチャートGを表わした、「0」〜「255」の値を有するC、M、およびYの各色のデバイス値と、「0」の値を有するKのデバイス値との組合せで色を表現したチャートデータが、図示しないメモリ内に記憶されており、グレーチャートGを出力する際には、このチャートデータが読み出されてデータ変換装置600に入力される。チャートデータは、まず色変換定義601による色変換によって、カラープリンタ30での出力に適したデータに変換される。変換済みのチャートデータは、次に、4つの階調補正定義602〜605による階調補正処理を施されるが、本実施形態では、グレーチャートGの出力の際には、4つの階調補正定義602〜605として、無補正の初期定義がセットされ、上記の変換済みのチャートデータが、プリンタドライバ700によってカラープリンタ30に供給される。カラープリンタ30では、そのチャートデータに基づくグレーチャートGが出力される。出力されたグレーチャートGは測色器40にセットされる。
以上の準備が整うと、ユーザの操作を受けて階調補正定義作成装置500の測色器制御部501から測色器40に出される指示に従って、測色器40は、グレーチャートGを構成するパッチの色を測色し、デバイス非依存の色空間であるLab色空間の座標値からなる測色データDを取得する。この測色データDは測色器制御部501に送られる。測色器制御部501は、測色器40から受け取った測色データDをカラーテーブル作成部502に渡す。
カラーテーブル作成部502では、測色データDと、上記の色変換済みのチャートデータとが用いられて、Lab色空間と、カラープリンタ30に依存した出力デバイス色空間であるCMYK色空間との等色関係を、グレーチャートGに対応したグレー領域について定義したカラーテーブルTが作成される。ただし、このカラーテーブルTは、CMY3色の軸についてのみ定義されたものである。作成されたカラーテーブルTは、1次元LUT作成部504に渡される。
また、グレー階調設定部530では、ユーザからの設定操作を受けてグレー階調特性GTが作成される。このグレー階調特性GTは、プリント画像31(図1参照)の階調を所望の階調に補正する階調補正を定義したものである。以下では、このグレー階調特性GTを作成する際の、ユーザによる設定操作について説明する。
図6は、グレー階調特性の作成の際に、ユーザによって操作される操作画面を示す模式図である。
図6に示す操作画面531には、上記のグレー階調特性GTを視覚的に表わす特性曲線Lが表示される特性曲線表示部531aと、設定された特性曲線Lをキャンセルして初期状態(特性曲線表示部531a中の点線SL)に戻すためのキャンセルボタン531bと、設定された特性曲線Lをグレー階調特性GTとして決定するための決定ボタン531cとが備えられている。
ここで、特性曲線表示部531aの横軸は、カラープリンタ30へ入力されるデバイス値が表わす、画像の明度(輝度)が正規化されたものに相当し、特性曲線表示部531aの縦軸は、カラープリンタ30から出力される画像の明度(輝度)が正規化されたものに相当する。
図2に示す表示画面22a上に操作画面531が表示されると、ユーザは、マウス24を操作して特性曲線L上の複数の操作ポイントLpのうちの所望の操作ポイントLpを選択して、特性曲線Lの形状を所望の形状に変更する。また、本実施形態では、マウス24を操作して特性曲線L上の任意の点に新たな操作ポイントを作り、その新たな操作ポイントを選択して特性曲線Lの形状を変更することもできる。
所望の形状が得られると、ユーザは、決定ボタン531cを操作して、その形状の特性曲線Lをグレー階調特性GTとして決定する。以上の操作によって得られたグレー階調特性GTは、図5に示すように1次元LUT作成部504に渡される。
再び、図5に戻って説明を続ける。
1次元LUT作成部504は、カラーテーブル作成部502から渡されたカラーテーブルTと、グレー階調設定部530から渡されたグレー階調特性GTとを用いて、CMYK各色に対応した階調補正定義602〜605のうち、CMY3色の階調補正定義602〜604を1次元のLUTの形式で作成する。この階調補正定義602〜604の作成の詳細については後述する。また、1次元LUT作成部504では、Kについての階調補正定義605も作成されるが、このKの階調補正定義605の作成については、本発明の主題とは直接に関わらないのでここでは説明を省略する。
この1次元LUT作成部504で作成された4つの階調補正定義602〜605が、データ変換装置600にセットされ、このデータ変換装置600によって、カラープリンタ30で出力させようとする画像を表わす画像データに対して、上記の色変換定義601による色変換と、4つの階調補正定義602〜605による階調補正処理とが施される。また、この階調補正処理では、CMY3色の混色からなるグレーが、素直なバランスのCMY3色の混色からなるグレーに補正される。
次に、上記の1次元LUT作成部504で実行される、CMY3色の階調補正定義602〜604の作成について説明する。尚、以下の説明では図5に示す要素を、特に図番を断らずに参照する。
図7は、CMY3色の階調補正定義の作成の流れを示すフローチャートである。
この図7のフローチャートが示す処理は、上記のグレーチャートGが測色器40にセットされ、ユーザの操作を受けて、測色器制御部501から測色器40に測色の指示が出されるとスタートする。また、この処理がスタートするまでには、図6を参照して説明したユーザからの設定操作を受けて上記のグレー階調特性GTが取得され、1次元LUT作成部504に供給されているものとする。
処理がスタートすると、先ず、測色器40によるグレーチャートGの測色が実行され、Lab色空間の座標値からなる測色データDが取得され、カラーテーブル作成部502に送られる(ステップS101)。
次に、カラーテーブル作成部502が、上述の色変換済みのチャートデータと、測色データDとを用いて、Lab色空間と、上記のCMYK色空間との等色関係を定義したカラーテーブルTを作成する(ステップS102)。ここで、このステップS102の処理で用いられる色変換済みのチャートデータは、カラープリンタ30に依存したCMYK色空間のCMY3色の軸の座標で色を定義してグレーチャートGを表わしたものである。このため、このステップS102の処理で作成されるカラーテーブルTは、上記のCMYK色空間との等色関係を、CMY3色の軸についてのみ定義したものである。
このステップS102の処理では、作成されたカラーテーブルTは、1次元LUT作成部504に渡される。
以下、ステップS103以降の処理は1次元LUT作成部504で実行される処理である。
ステップS103の処理では、カラーテーブルTから、C=M=Y=「0」の白色点Pwに対応するLab色空間の座標と、C=M=Y=「255」の黒色点Pbに対応するLab色空間の座標とが求められる。続いて、これら白色点Pwと黒色点PbとをLab色空間上で結ぶ直線上のN個のサンプル点P1〜Pnが以下のように求められる(ステップS104)。
図8は、Lab色空間上の白色点、黒色点、および両者を結ぶ直線上のNのサンプル点を示す図である。
図8には、明度軸であるL*軸と、2つのカラー軸であるa*軸とb*軸とからなるLab色空間上の、上記の白色点Pwおよび黒色点Pb、両者を結ぶ直線A、さらに、その直線A上のN個のサンプル点P1〜Pnが示されている。
この図8に示す直線Aは、グレーの望ましい階調変化をデバイス非依存のLab色空間上で表わしたものであり、本発明にいう基準のグレー階調の一例に相当する。
尚、この図8の直線A(基準のグレー階調の一例)は直線に限られるものではなく、曲線で基準のグレー階調を定義しても良い。
この図8の直線A上のグレーは、厳密には、L*軸上の標準的なグレーに色味が付いたものである。しかし、この直線Aで表わされるような、L*軸に対して素直に変化する色味については、例えば上記の色変換定義601を調整する処理等により容易に解消することができる。以下説明するように、本実施形態では、この直線Aに対応するCMY3色の色バランスが求められる。
以前に、標準的なグレーに付いた不要な色味を容易に解消することができる、グレーの階調に対して素直に変化する複数色のバランスを素直なバランスと呼ぶと記述したが、本実施形態における上記の直線Aに対応するCMY3色の色バランスが、この素直なバランスの一例に相当する。
ステップS104の処理では、まず、白色点Pwに対応する明度値Lwと、黒色点Pbに対応する明度値Lbとの間を、L*軸上でN+1等分するN個の点が求められ、それらL*軸上の各点に対応する直線A上のN個のサンプル点P1〜Pnが求められる。
図7に戻って説明を続ける。
ステップS104の処理でN個のサンプル点P1〜Pnが求められると、各サンプル点に対応するCMY3色のデバイス値のN個の組(C1,M1,Y1)〜(Cn,Mn,Yn)が、上記のカラーテーブルTから求められる(ステップS105)。このステップS105で求められたCMY3色のデバイス値のN個の組が、上記の素直なバランスの一例である。
次に、明度値L*と、XYZ色空間における輝度との対応関係と、Lab色空間上のN個のサンプル点P1〜Pnに対応するCMY3色のデバイス値のN個の組(C1,M1,Y1)〜(Cn,Mn,Yn)とから、Cのデバイス値と輝度(以下では、符号「s」で表わす)との対応関係C=f(s)、Mのデバイス値と輝度との対応関係M=g(s)、および、Yのデバイス値と輝度との対応関係Y=h(s)が求められる(ステップS106)。
ここで、このステップS106の処理で求められる3つの対応関係は、図8に示すLab色空間上の所定のグレーの領域における明度(輝度)と色との関係を表わす直線Aを、上記のCMY3色のデバイス値と、輝度との対応関係で表わしたものである。
さらに、ユーザによって予め設定されたグレー階調特性GTから、図6の特性曲線表示部531aにおける横軸上に等間隔に並ぶM個の値a1〜amと、それら各値に対応する縦軸上のM個の値a1’〜am’とを求める(ステップS107)。これらの値は、特性曲線表示部531aにおける横軸上の値を「a」、縦軸上の値を「a’」としたときのグレー階調特性GTを表わす式a’=gray(a)から求められる。
ここで、CMY各色に対応した階調補正定義を1次元LUTの形式で作成するためのステップ108以降の処理について説明する前に、その説明に参照する別図について説明する。
図9は、CMY各色に対応した階調補正定義の作成手順について説明する図である。
図9には、グレー階調特性GTを表わす式a’=gray(a)が記載された、図6の特性曲線表示部531aと同様の第1のグラフG1と、上述のステップS106の処理で求められた、Cのデバイス値と輝度との対応関係C=f(s)、Mのデバイス値と輝度との対応関係M=g(s)、および、Yのデバイス値と輝度との対応関係Y=h(s)が記載された第2のグラフG2が示されている。ここで、第2のグラフG2は、第1のグラフG1の横軸側と、縦軸側とにそれぞれ1つずつ配置されている。
以下、図7に戻り、適宜に図9を参照しながら説明を続ける。
上述のステップS107の処理で、図6の特性曲線表示部531aあるいは図9に示す第1のグラフG1の、横軸上のM個の値a1〜amと、それら各値に対応する縦軸上のM個の値a1’〜am’とが求められると、まず、横軸上のM個の値a1〜amに対応する、M個の輝度s1〜smが次のように求められる(ステップS108)。上述したように、第1のグラフG1の、横軸上の値「a」は、輝度が正規化されたものに相当し、上記の黒色点の輝度を「s0」、白色点の輝度を「s100」とすると、横軸上の値「a」は、輝度「s」を用いた次の式で表わされる。
a=(s−s0)/(s100−s0)……(1)
ステップS108の処理では、この(1)式を用いて、横軸上のM個の値a1〜amから、M個の輝度s1〜smが求められる。
次に、図9に示すように、第2のグラフG2におけるCMY各色のデバイス値と輝度との対応関係C=f(s),M=g(s),Y=h(s)から、M個の輝度s1〜smに対応する、CMY各色のデバイス値のM個の組合せ(C1,M1,Y1)〜(Cm,Mm,Ym)が求められる(ステップS109)。
また、図6の特性曲線表示部531aあるいは図9に示す第1のグラフG1の縦軸上のM個の値a1’〜am’に対応するM個の輝度s1’〜sm’が、上記の(1)式を用いて求められる(ステップS110)。さらに、図9に示すように、上記の3つの対応関係C=f(s),M=g(s),Y=h(s)から、ステップS110で求められたM個の輝度s1’〜sm’に対応する、CMY各色のデバイス値のM個の組合せ(C1’,M1’,Y1’)〜(Cm’,Mm’,Ym’)が求められる(ステップS111)。
ここで、このステップS111の処理で求められた上記のM個の組合せ(C1’,M1’,Y1’)〜(Cm’,Mm’,Ym’)は、ステップS109で求められたCMY各色のデバイス値のM個の組合せ(C1,M1,Y1)〜(Cm,Mm,Ym)それぞれが表わすグレーの階調を、上記の素直なバランスが維持されたままで、ユーザによって予め設定されたグレー階調特性GTに従って補正した補正結果となっている。
続いて、上記のグレー階調特性GTに従った階調補正の前後に当たる2種類のCMY各色のデバイス値の組合せから、Cについての階調補正の前後のデバイス値のM個の組合せ(C1,C1’)〜(Cm,Cm’)からなる1次元LUTであるCの階調補正定義、Mについての階調補正の前後のデバイス値のM個の組合せ(M1,M1’)〜(Mm,Mm’)からなる1次元LUTであるMの階調補正定義、および、Yについての階調補正の前後のデバイス値のM個の組合せ(Y1,Y1’)〜(Ym,Ym’)からなる1次元LUTであるYの階調補正定義が求められる(ステップS112)。
そして、ステップS112の処理で求められたCMY各色の階調補正定義が、それぞれデータ変換装置600のCMY各色に対応した階調補正定義602〜604として、このデータ変換装置600に組み込まれて(ステップS113)、このフローチャートが示す処理が終了する。
また、1次元LUT作成部504では、CMY各色の階調補正定義の作成と組込みが終了すると、詳細な説明は省略するが、Kについての階調補正定義が作成され、データ変換装置600のKの階調補正定義605として、データ変換装置600に組み込まれる。
以上、図7〜図9を参照して説明した手順で作成されたCMYK各色の階調補正定義が組み込まれたデータ変換装置600は、特にCMY3色の階調について、ユーザが設定した所望のグレー階調特性GTに従った、上記の素直なバランスが維持された階調補正、即ち、色味修正が容易なグレーが得られる階調補正を実行することができる。即ち、本実施形態の階調補正定義作成装置500によれば、階調を所望の階調に補正するとともに、色味修正が容易なグレーが得られる階調補正を定義した階調補正定義を作成することができる。
尚、上記の説明では、本発明にいうグレー変換定義取得部の一例として、測色器制御部501で得られた測色データに基づいて、カラーテーブル作成部502で作成された上記のカラーテーブルTを取得する1次元LUT作成部504を挙げたが、本発明はこれに限るものではない。本発明のグレー変換定義取得部は、例えば、Lab色空間と、カラープリンタ30に依存した出力デバイス色空間であるCMYK色空間との等色関係を定義したいわゆるプリンタプロファイルを取得するもの等であっても良い。
また、上記の説明では、本発明にいうグレー階調補正定義取得部の一例として、ユーザからの設定操作を受けてグレー階調設定部530によって設定されたグレー階調特性GTを取得する1次元LUT作成部504を挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、本発明にいうグレー階調補正定義取得部は、例えば、所定のメモリに記憶された1つのグレー階調を読み出して取得するもの等であっても良い。
本発明の一実施形態が適用された画像処理システムの全体構成図である。 図1に1つのブロックで示すパーソナルコンピュータの外観斜視図である。 パーソナルコンピュータのハードウェア構成図である。 本発明の階調補正定義作成プログラムの一実施形態が記憶されたCD−ROMを示す概念図である。 階調補正定義作成プログラムを図1のパーソナルコンピュータにインストールし、パーソナルコンピュータを本発明の階調補正定義作成装置の一実施形態として動作させたときの階調補正定義作成装置を示す機能ブロック図である。 グレー階調特性の作成の際に、ユーザによって操作される操作画面を示す模式図である。 CMY3色の階調補正定義の作成の流れを示すフローチャートである。 Lab色空間上の白色点、黒色点、および両者を結ぶ直線上のNのサンプル点を示す図である。 CMY各色に対応した階調補正定義の作成手順について説明する図である。
符号の説明
10 カラースキャナ
11 原稿画像
20 パーソナルコンピュータ
21 本体装置
211 CPU
212 主メモリ
213 ハードディスク装置
214 FDドライブ
215 CD−ROMドライブ
216 入力インタフェース
217 出力インタフェース
22 画像表示装置
22a 表示画面
23 キーボード
24 マウス
25 バス
30 カラープリンタ
31 プリント画像
40 測色器
100 FD
110 CD−ROM
300 階調補正定義作成プログラム
310 測色器制御部
320 カラーテーブル作成部
330 グレー階調設定部
340 1次元LUT作成部
500 階調補正定義作成装置
501 測色器制御部
502 カラーテーブル作成部
504 1次元LUT作成部
530 グレー階調設定部
531 操作画面
531a 特性曲線表示部
531b キャンセルボタン
531c 決定ボタン
600 データ変換装置
601 色変換定義
602,603,604,605 階調補正定義
700 プリンタドライバ

Claims (5)

  1. デバイス非依存の第1の色空間と、画像データに基づいて画像を出力する、複数色を用いたグレーを出力する出力デバイスに依存した、該複数色による表色系を表わした第2の色空間との等色関係を、少なくともグレー領域について定義したグレー変換定義を取得するグレー変換定義取得部と、
    グレーの階調に対する階調補正を定義したグレー階調補正定義を取得するグレー階調補正定義取得部と、
    前記グレー階調補正定義を、前記複数色それぞれの階調に対する階調補正を定義した複数の色階調補正定義に、前記グレー変換定義に基づいて、該複数色のバランスが所定の基準バランスとなるように変換する定義変換部とを備えたことを特徴とする階調補正定義作成装置。
  2. 前記第1の色空間で基準のグレー階調を決めるグレー階調決定部と、
    前記基準のグレー階調を構成するグレーについて、前記グレー変換定義を用いて前記複数色の色バランスを算出するバランス算出部とを備え、
    前記定義変換部が、前記バランス取得部で求められた色バランスを前記基準バランスとして用いるものであることを特徴とする請求項1記載の階調補正定義作成装置。
  3. 前記出力デバイスによって前記複数色が用いられて出力された、互いに階調が異なるグレーを有する複数のパッチからなるグレーチャートを測色して得られる側色値を取得する測色値取得部と、
    前記測色値を用いて前記グレー変換定義を作成するグレー変換定義作成部とを備え、
    前記グレー変換定義取得部が、前記グレー変換定義作成部から前記グレー変換定義を取得するものであることを特徴とする請求項1記載の階調補正定義作成装置。
  4. ユーザの操作に応じて前記グレー階調補正定義を作成するグレー階調補正定義作成部を備え、
    前記グレー階調補正定義取得部が、前記グレー階調補正定義作成部から前記グレー階調補正定義を取得するものであることを特徴とする請求項1記載の階調補正定義作成装置。
  5. コンピュータに組み込まれ、該コンピュータ上で、
    デバイス非依存の第1の色空間と、画像データに基づいて画像を出力する、複数色を用いたグレーを出力する出力デバイスに依存した、該複数色による表色系を表わした第2の色空間との等色関係を、少なくともグレー領域について定義したグレー変換定義を取得するグレー変換定義取得部と、
    グレーの階調に対する階調補正を定義したグレー階調補正定義を取得するグレー階調補正定義取得部と、
    前記グレー階調補正定義を、前記複数色それぞれの階調に対する階調補正を定義した複数の色階調補正定義に、前記グレー変換定義に基づいて、該複数色のバランスが所定の基準バランスとなるように変換する定義変換部とを構築することを特徴とする階調補正定義作成プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008288722A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Ricoh Co Ltd グレーバランス調整プログラム、記録媒体及びグレーバランス調整方法
JP2010256764A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、画像形成装置及び画像処理方法

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