JP2006202106A - 表示装置および画像の拡大、縮小方法 - Google Patents

表示装置および画像の拡大、縮小方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザーが直感的な操作によって、表示画像の拡大あるいは縮小を容易に行うことが出来るようにする。
【解決手段】 画像の拡大縮小表示時に位置調整を行うための調整バーに、バーの特定の辺のドラッグによって拡大縮小率を変更するという機能を盛り込んだ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置および画像の拡大、縮小方法に関するものである。
従来よりパーソナルコンピュータなどにおいては、ウィンドウ内に表示された画像のうちの一部を拡大して表示する機能があった。
例えば、画面上に拡大ボタンを表示して、マウスなどのポインティングデバイスにより拡大ボタンをクリックするとウィンドウ内の画像を一定の倍率で拡大表示するという方法がある。あるいは、拡大ボタンをクリックしたのち、マウス操作により画面上の領域を選択して、選択された領域を拡大表示させるなどの方法がある。
また、拡大表示を行っている状態において、表示位置の調整を行うための方法としては、例えばスクロールバーを表示して、ポインティングデバイスによりスクロールバーを操作することで表示位置の移動をおこなうという方法がよく知られている。
例えば、画面上の左端の近辺に、画像の縦方向の表示位置を調整するための矩形状のスクロールバーと、同様に画面上の下端の近辺に、画像の横方向の表示位置を調整するための矩形状のスクロールバーを表示する。縦方向調整用のスクロールバーは、ポインティングデバイスのドラッグ操作により縦方向に動かすことができ、同様に横方向調整用のスクロールバーは、ポインティングデバイスのドラッグ操作により横方向に動かすことができるようになっている。ポインティングデバイスによってスクロールバーをドラッグしてスクロールバーの位置を移動したとき、移動後の位置から画像の移動量を算出し、画像表示の位置を変更する。
また、表示位置調整の他の方法として、画面内の一部に、画面全体を縮小した画像を表示させ、その中に現在画面上に拡大表示されている部分を矩形などで囲むことで表示範囲を示すという方法も従来から行われている。このとき、縮小画面内の表示領域を示す矩形をドラッグすることで、表示位置を変更するという処理も行われていた。
又、別の従来例としては、特許文献1をあげることが出来る。
特開2002−140112号公報
まず、スクロールバーによる操作については、画像表示位置の移動を行うためのものであるから、画像表示の拡大率の変更を行うことが出来なかった。従来、スクロールバーを利用した拡大表示状態において画像の拡大率の変更を行う場合、例えばズームイン、ズームアウトボタンを表示して、ポインティングデバイスによりクリックして拡大率を一定の比率で変更するなどの処理を行っていた。しかし、ズームイン、ズームアウトボタンによる拡大率変更では、少ない操作で出来るだけ拡大率を大きく変更できるように、1回の操作での拡大率の変化を比較的大きく設定する。そのため、この方法では拡大率の微調整を行うことは出来なかった。拡大率の微調整を行いたい場合には、初めから拡大操作をやり直すことが必要となることもあった。
また、画面の一部に全体画像の縮小画像を表示させる方法では、画面上の一部が縮小画像により隠れてしまうという欠点がある。スクロールバーの場合にはバー自体を例えば半透明表示とすることで背景画像を認識することが出来るが、縮小画像の場合には背景画像との画像の識別が困難となるため、半透明などの処理はできない。
上記の課題を解決するため、請求項1記載の発明によれば、画面上の位置を指示するための指示手段を備え、表示画像の拡大を行う機能を備えた表示装置において、画像の拡大表示を開始したとき、縦方向の拡大表示状態の制御を行うための第1および第2のオブジェクトを有する第1の制御手段と、横方向の拡大表示状態の制御を行うための第3および第4のオブジェクトを有する第2の制御手段を画面上に表示し、前記指示手段により前記第1のオブジェクトのドラッグが行われたとき、前記第1のオブジェクトの表示位置を変更し、前記第1のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更し、前記画像拡大率から前記第3および第4の表示オブジェクトの表示位置を算出し、前記第2の制御手段の表示位置を変更し、また、前記指示手段により前記第2のオブジェクトのドラッグが行われたとき、前記第2のオブジェクトの表示位置を変更し、前記第2のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更し、前記画像拡大率から前記第3および第4の表示オブジェクトの表示位置を算出し、前記第2の制御手段の表示位置を変更し、また、前記指示手段により前記第3のオブジェクトのドラッグが行われたとき、前記第3のオブジェクトの表示位置を変更し、前記第3のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更し、前記画像拡大率から前記第1および第2の表示オブジェクトの表示位置を算出し、前記第1の制御手段の表示位置を変更し、また、前記指示手段により前記第4のオブジェクトのドラッグが行われたとき、前記第4のオブジェクトの表示位置を変更し、前記第4のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更し、前記画像拡大率から前記第1および第2の表示オブジェクトの表示位置を算出し、前記第1の制御手段の表示位置を変更することを特徴とする。
以上に説明したように本発明においては、画像の拡大表示時に位置調整を行うための調整バーに、バーの特定の辺のドラッグによって拡大率を変更するという機能を盛り込んだ。その結果、ユーザーは直感的な操作によって表示画像の拡大あるいは縮小を容易に行うことが出来る。特に、これまで難しかった表示画像の拡大率を少しだけ変更するという微調整が可能となり使い勝手を大きく向上できる。
さらに、調整バーの一辺のドラッグを行うときに辺の位置が定められた範囲を超えた場合、逆側の辺を自動的に移動させて拡大率の変更に利用したり、また、一方の辺をドラッグするとき同時に逆側の辺も自動的に移動させるという処理を行うことで、より使い勝手を向上させることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の構成を表す図、また図2は表示装置101の内部構成の一部を表すブロック図である。
表示装置101は、パーソナルコンピュータの画像や、ビデオデッキ、DVDプレイヤーなどの映像機器の画像を画面上に表示する表示装置である。
表示装置101の内部には、光源ランプ、カラーフィルタ、液晶パネル、光学レンズ、ミラーなどからなる光学系が構成されている。光源ランプが発生した光は、カラーフィルタなどによりRGBの3色に分離され、それぞれ液晶パネルに照射される。ここで各液晶パネルの画素数としては横方向に1024画素、縦方向に768画素を持つものとする。液晶パネルにて変調された光は投影光学系により表示装置101の画面上に拡大投影されて画像が表示される。
表示装置101は、パーソナルコンピュータ104と画像信号ケーブル105、音声信号ケーブル106により接続されている。画像信号ケーブル105、音声信号ケーブル106はそれぞれ画像コネクタ203、音声コネクタ204に接続されている。入力された画像信号および音声信号は画像/音声処理部205に入力される。
画像/音声処理部205では、まず入力されたRGB画像信号をA/D変換してデジタル値に変換する。次に液晶パネル206上に適正に画像を表示するために必要な各処理を行う。例えば、入力画像信号の画素数が液晶パネル206の画素数と異なる場合には、画素数を合わせるために解像度の変換を行う。その他、入力された画像信号のタイミングの調整、ガンマ変換、コントラスト、ブライト調整などの必要な各画質調整などを行う。画像/音声処理部205は調整を行った画像信号および、液晶パネル206を駆動するための各種の駆動パルスを生成し出力する。画像信号および駆動パルスは液晶パネル206に入力されて、パネル上に画像を形成する。
また音声は、画像/音声処理部205において高音および低音の各レベルなどの音質の調整が行われ、音声出力部207に入力される。音声出力部207はアンプ、スピーカなどから構成され、表示装置101の内部に配置されたスピーカから音声が出力される。
102および103は、画面上部の左右に設置されたデジタイザモジュールである。本デジタイザシステムでは、デジタイザモジュール102および103から赤外線を発信して画面の表面をスキャンしている。画面上に障害物が存在すると、発信した赤外線がさえぎられ、受信信号のレベルが変化する。従って、例えば指や指示棒などで画面上のある位置をポインティングしたようなときに、受信信号のレベル変化からその位置および大きさを検出することが出来る。
デジタイザモジュール102および103で検出された信号はデジタイザ受信処理部202で受信される。デジタイザ受信処理部202では、デジタイザモジュール102および103からの受信信号から、ポインティング位置データへの変換と、ポインティング位置データのシステムコントロール部201への送信を行う。このときポインティング位置データは、画面上の左上端の画素をポインティングされたときに(0、0)、右上端のときは(1023、0)、右下端のときは(1023、767)というように、画面上の画素と1対1に対応した値に算出されるようあらかじめ調整がされている。
表示装置101は、電源のオン/オフやチャンネル操作などを行うための操作ボタン107を備えている。システムコントロール部201は各ボタンの押下状態を監視しており、いずれかのボタンの押下を検出すると各処理を実行する。
表示装置101は、画像/音声処理部205が持つ拡大表示処理機能を利用した、表示画像の拡大表示を行う機能を持っている。
操作ボタン107の中の一つに、画面内の一部の拡大表示を行うためのズームボタンがあり、システムコントロール部201はユーザーによるズームボタンの押下を検出すると、拡大表示処理を開始する。拡大表示処理のフローチャートを図3に示し、その処理を説明する。
拡大表示の最初の状態として、画面の中心を固定として1.5倍の拡大を行う。ここで、拡大表示の中心座標を、(Xc、Yc)、拡大率をZ[倍]とすると、Xc=512、Yc=384、Z=1.5である。
まずS302において、拡大率Z=1.5に設定する。次に、画像全体のうち拡大表示すべき領域の横方向の開始位置Xofs、および縦方向の開始位置Yofsを算出する。XofsおよびYofsは、Xc、Yc、Zから以下のように算出できる。
Xofs=Xc−1024/Z/2=Xc−512/Z
Yofs=Yc−768/Z/2=Yc−384/Z …(1)
式(1)にXc=512、Yc=384、Z=1.5を代入すると、
Xofs=171
Yofs=128 …(2)
システムコントロール部201は、画像/音声処理部205に対して上記Xofs、Yofs、Zを設定することで、拡大表示を実行する。
次に、拡大表示状態においては、図4に示すように、表示位置を調整するための横方向調整バー401、横方向基準バー402、縦方向調整バー403、縦方向基準バー404が表示される。各バーの表示は、システムコントロール部201が表示座標、色、重ね合わせ順位などをOSD(オンスクリーンディスプレイ)生成部208に対して指定する。S303において、横方向調整バー401、横方向基準バー402、縦方向調整バー403、縦方向基準バー404の座標算出を以下のように行う。
まず、横方向基準バー402の位置は固定であり、座標(256、710)と(768、740)を頂点とした矩形状のオブジェクトである。それに対して横方向調整バー401も同様に矩形状のオブジェクトであるが、その頂点は、(Xs、700)と(Xe、750)と表わされる。XsおよびXeは画像の拡大率および表示位置によって変化し、
Xs=512*Xofs/1024+256
Xe=Xs+512/Z …(3)
と算出できる。
縦方向基準バー404についてもその位置は固定であり、座標(960、128)と(990、640)を頂点とした矩形状のオブジェクトである。縦方向調整バー403については、その頂点は、(950、Ys)と(1000、Ye)の矩形状のオブジェクトである。YsおよびYeは画像の拡大率および表示位置によって変化し、
Ys=512*Yofs/768+128
Ye=Ys+512/Z …(4)
と算出できる。
システムコントロール部201は、式(3)および式(4)から横方向調整バー401および縦方向調整バー403の各頂点座標を算出する。
Xs=341
Xe=683
Ys=213
Ye=555 …(5)
となる。システムコントロール部201は算出した各座標値を、OSD生成部208に対して設定する。
OSD生成部208からは設定に従って各バーを表示する信号が出力され、画像/音声処理部205において画像上に重ね合わされる。その結果、図4に示したような各バーが表示される。
S304で、横方向調整バー401または縦方向調整バー403の内部においてドラッグが行われたかどうかを判断する。例えば、横方向調整バー401の内部をペン405によってポイントしたのち右方向へドラッグが行われ、右方向へのドラッグ量が座標上で50となったとする。ドラッグの判定がされた場合はS305へ進み、必要な調整バーの各座標の変更を行う。ここでは横方向調整バー401のドラッグであるから、XsおよびXeを変更する。座標の変化量は右方向へ50であるから、
Xs=341+50=391
Xe=683+50=733 …(6)
となる。変更されたXsおよびXeをOSD生成部208に対して設定し、横方向調整バー401の表示を更新する。
次にS306において、画像表示の開始位置の変更を行う。ここでは横方向への移動であるから、画像表示の横方向の開始位置であるXofsを算出する。式(3)を変形すると、
Xofs=(Xs−256)*1024/512 …(7)
Xs=391を代入すると、
Xofs=270 …(8)
システムコントロール部201は、画像/音声処理部205に対して変更されたXofsを設定し、拡大表示の状態を更新する。以上の処理の結果、右方向へのドラッグに伴い、画像が左方向へ移動して、これまで画面右端の外にあった画像が画面内に入ってくるという動作が実現される。左方向へのドラッグや、縦方向調整バー403のドラッグについては詳細な説明は省くが、同様の処理により表示画像の上下左右への移動を行うことが出来る。
次に、図4の状態から、縦方向調整バー403の上辺をポイントしたのち下方向へ、縦方向座標が299の位置までドラッグを行ったものとする。S307において縦方向調整バー403の上辺のドラッグを判定すると、S308へ進み、Z、Xofs、Yofsを算出する。まずシステムコントロール部201はYs=299に更新し、更新されたYsから、YofsおよびZを算出する。
式(4)を変形すると、
Yofs=(Ys−128)*768/512
Z=512/(Ye−Ys) …(9)
従って、Ys=299とすると、
Yofs=256
Z=2.0 …(10)
となる。
同時に、画面表示のアスペクト比を保つために、横方向の表示開始位置の補正を行う。式(1)から、
Xofs=Xc−512/Z=256 …(11)
システムコントロール部201は、画像/音声処理部205に対して上記で算出したZ、YofsおよびXofsを設定し、拡大表示状態を変更する。
次にS309において、横方向の表示位置の変更に伴い、XsおよびXeを変更する。式(3)から、
Xs=512*Xofs/1024+256=384
Xe=Xs+512/Z=640 …(12)
となる。システムコントロール部201は算出した各バーの座標値を、OSD生成部208に対して設定し、適切な横方向調整バー401および縦方向調整バー403の表示を行う。
以上の処理の結果、画面の表示状態は、図4から図5のように変化する。図4において縦方向調整バー403の長さは、縦方向基準バー404の長さの2/3であったが、縦方向調整バー403の上辺を下方向にドラッグしたことで、図4においては、縦方向調整バー503の長さは、縦方向基準バー504の長さの1/2に変更された。またこのとき、縦方向調整バー503の下辺の位置は固定である。この結果、画面表示状態は、画面の下端を基準として拡大率が1.5倍から2.0倍に変化した。またこのときに横方向の位置は、中心を基準として拡大率が変更されている。
なおここで、ドラッグ位置が縦方向調整バー503の下辺まで達した場合、すなわちYsがYeに達した場合には、それ以上下方にドラッグを行っても、Ys=Yeとして固定する。
また、縦方向調整バー503の上辺を上方向にドラッグしたときにも、式(9)、式(11)によりZ、YofsおよびXofsを算出して拡大表示状態を変更する。上方向へのドラッグの場合には、拡大率Zは減少方向となる。すなわち、表示画像を縮小させることができる。またここで、ドラッグ位置が縦方向基準バー504の上辺に達し、それ以上上方向にドラッグを行った場合には、Ys=128、すなわち縦方向基準バー504の上辺座標の位置で固定する。
縦方向調整バー503の下辺のドラッグ、および横方向調整バー501の左辺または右辺のドラッグを行ったときも同様の処理が行われる。つまり、縦方向調整バー503の下辺をドラッグした場合には、表示画像の上端を固定として、拡大率の変更を行うことが出来る。また横方向調整バー501の左辺のドラッグでは、表示画像の右端を固定とした拡大率の変更、また横方向調整バー501の右辺のドラッグでは、表示画像の左端を固定とした拡大率の変更をそれぞれ行うことが出来る。
システムコントロール部201は、拡大表示時にズームボタンの押下を検出した場合、S310において押下判断され、S311へ進み各調整バーを消去する。次にS312において、画像/音声処理部205に対して拡大表示の解除設定を行って全体画像の表示に切り換えたのち、S313に達し拡大表示処理を終了する。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態においては、例えば縦方向調整バー403の上辺をドラッグして、ドラッグ位置が縦方向基準バー404の上辺を超えた場合には、Ysが縦方向基準バー404の上辺位置を超えないような制限が行われた。この場合の処理に関して他の実施形態について説明する。
図5の表示状態では、Ys=299である。この状態からペン505によって、今度は縦方向調整バー503の下辺をドラッグしたまま縦方向基準バー504の下辺を超え、縦方向の座標が725となったものとする。このときまず、Yeについて、縦方向基準バー504の下辺座標である640に固定する。次に、Ysを以下のように変更する。
Ys=299−(725−640)=214 …(13)
すなわち、変更前のYsから、ドラッグ位置の縦座標と縦方向基準バー404の下辺座標との差を引くという処理を行う。
YsおよびYeから、式(9)および式(11)を用いて、
Yofs=(Ys−128)*768/512=128
Z=512/(Ye−Ys)=1.2
Xofs=Xc−512/Z=85 …(14)
と算出される。
また、横方向の表示位置の変更に伴い、XsおよびXeを変更する。式(3)から、
Xs=512*Xofs/1024+256=299
Xe=Xs+512/Z=725 …(15)
システムコントロール部201は、画像/音声処理部205に対して上記で算出したZ、YofsおよびXofsを設定する。また、算出した各バーの座標値をOSD生成部208に対して設定し、拡大表示状態を変更する。このときの表示状態を図6に示す。縦方向調整バー603の下辺は縦方向基準バー604の下辺と一致している。一方で縦方向調整バー603の上辺は、ペン605が縦方向基準バー604の下端から超えた分だけ上方向に伸びることになる。
詳細な説明は省くが、縦方向調整バー503の上辺のドラッグ、および横方向調整バー501の左辺または右辺のドラッグを行ったときも同様の処理が行われる。つまり、縦方向調整バー503の上辺をドラッグして縦方向基準バー504の上辺より上方に達した場合には、縦方向調整バー503の下辺を下方に伸ばすようにする。横方向調整バー501に関しても同様である。
(第3の実施の形態)
調整バーの各辺をドラッグしたときの処理に関して、さらに他の実施形態について説明する。
図5の状態では、Ys=299、Ye=555である。図5の状態から、ペン505により縦方向調整バー503の上辺をドラッグする。縦方向の座標が213の位置までドラッグが行われたものとする。
このときシステムコントロール部201は、Ysをドラッグ位置である213に設定すると同時に、Yeについて、縦方向のドラッグ量と等しい分だけ逆方向に移動させる。すなわち、
Ys=213
Ye=555+(299−213)=640 …(16)
とする。
YsおよびYeから、式(9)および式(11)を用いて、
Yofs=(Ys−128)*768/512=128
Z=512/(Ye−Ys)=1.2
Xofs=Xc−512/Z=85 …(17)
と算出される。
また、横方向の表示位置の変更に伴い、XsおよびXeを変更する。式(3)から、
Xs=512*Xofs/1024+256=299
Xe=Xs+512/Z=725 …(18)
システムコントロール部201は、画像/音声処理部205に対して上記で算出したZ、YofsおよびXofsを設定する。また、算出した各バーの座標値をOSD生成部208に対して設定し、拡大表示状態を変更する。このときの表示結果は、やはり図6のようになる。以上の処理により、片側の辺をドラッグするときに同時に逆側の辺を逆方向に移動させることで、画面の中心を固定した状態で画像の拡大あるいは縮小を行うという動作を実現できる。詳細な説明は省くが、縦方向調整バー503の下辺のドラッグ、および横方向調整バー501の左辺または右辺のドラッグを行ったときも同様である。
本発明の第1の実施の形態の構成を表す図である。 表示装置101の内部構成の一部を表すブロック図である。 拡大表示処理のフローチャートである。 拡大表示処理の画面状態を示す図である。 拡大表示処理の画面状態を示す図である。 拡大表示処理の画面状態を示す図である。
符号の説明
101 表示装置
102 デジタイザモジュール
103 デジタイザモジュール
104 パーソナルコンピュータ
105 画像信号ケーブル
106 音声信号ケーブル
107 操作ボタン
201 システムコントロール部
202 デジタイザ受信処理部
203 画像コネクタ
204 音声コネクタ
205 画像/音声処理部
206 液晶パネル
207 音声出力部
208 OSD生成部

Claims (8)

  1. 画面上の位置を指示するための指示手段を備え、表示画像の拡大を行う機能を備えた表示装置において、画像の拡大表示を開始したとき、
    縦方向の拡大表示状態の制御を行うための第1および第2のオブジェクトを有する第1の制御手段と、
    横方向の拡大表示状態の制御を行うための第3および第4のオブジェクトを有する第2の制御手段を画面上に表示し、
    前記指示手段により前記第1のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第1のオブジェクトの表示位置を変更し、前記第1のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更し、
    前記画像拡大率から前記第3および第4の表示オブジェクトの表示位置を算出し、前記第2の制御手段の表示位置を変更し、
    また、前記指示手段により前記第2のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第2のオブジェクトの表示位置を変更し、前記第2のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更し、
    前記画像拡大率から前記第3および第4の表示オブジェクトの表示位置を算出し、前記第2の制御手段の表示位置を変更し、
    また、前記指示手段により前記第3のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第3のオブジェクトの表示位置を変更し、前記第3のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更し、
    前記画像拡大率から前記第1および第2の表示オブジェクトの表示位置を算出し、前記第1の制御手段の表示位置を変更し、
    また、前記指示手段により前記第4のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第4のオブジェクトの表示位置を変更し、前記第4のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更し、
    前記画像拡大率から前記第1および第2の表示オブジェクトの表示位置を算出し、前記第1の制御手段の表示位置を変更することを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1および第2の制御手段の形状は矩形であって、
    前記第1のオブジェクトは、前記第1の制御手段の上辺であり、
    前記第2のオブジェクトは、前記第1の制御手段の下辺であり、
    前記第3のオブジェクトは、前記第2の制御手段の左辺であり、
    前記第4のオブジェクトは、前記第2の制御手段の右辺であることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記指示手段によるドラッグ位置が、前記第1のオブジェクトの移動範囲を超えたときは、
    前記ドラッグ位置と前記第1のオブジェクトの位置から前記第2のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段によるドラッグ位置が、前記第2のオブジェクトの移動範囲を超えたときは、
    前記ドラッグ位置と前記第2のオブジェクトの位置から前記第1のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段によるドラッグ位置が、前記第3のオブジェクトの移動範囲を超えたときは、
    前記ドラッグ位置と前記第3のオブジェクトの位置から前記第4のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段によるドラッグ位置が、前記第4のオブジェクトの移動範囲を超えたときは、
    前記ドラッグ位置と前記第4のオブジェクトの位置から前記第3のオブジェクトの位置を算出することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記指示手段により前記第1のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第1のオブジェクトの位置から前記第2のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段により前記第2のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第2のオブジェクトの位置から前記第1のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段により前記第3のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第3のオブジェクトの位置から前記第4のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段により前記第4のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第4のオブジェクトの位置から前記第3のオブジェクトの位置を算出することを特徴とする、請求項1乃至請求項3に記載の表示装置。
  5. 画像の拡大および縮小方法であって、
    縦方向の拡大表示状態の制御を行うための第1および第2のオブジェクトを有する第1の制御手段と、
    横方向の拡大表示状態の制御を行うための第3および第4のオブジェクトを有する第2の制御手段を画面上に表示するステップと、
    前記第1のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第1のオブジェクトの表示位置を変更するステップと、
    前記第1のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更するステップと、
    前記画像拡大率から前記第3および第4の表示オブジェクトの表示位置を算出するステップと、
    前記第2の制御手段の表示位置を変更するステップと、
    また、前記指示手段により前記第2のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第2のオブジェクトの表示位置を変更するステップと、
    前記第2のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更するステップと、
    前記画像拡大率から前記第3および第4の表示オブジェクトの表示位置を算出するステップと、
    前記第2の制御手段の表示位置を変更するステップと、
    また、前記指示手段により前記第3のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第3のオブジェクトの表示位置を変更するステップと、
    前記第3のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更するステップと、
    前記画像拡大率から前記第1および第2の表示オブジェクトの表示位置を算出するステップと、
    前記第1の制御手段の表示位置を変更するステップと、
    また、前記指示手段により前記第4のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第4のオブジェクトの表示位置を変更するステップと、
    前記第4のオブジェクトの表示位置から画像拡大率および画像表示位置を算出して拡大表示状態を変更するステップと、
    前記画像拡大率から前記第1および第2の表示オブジェクトの表示位置を算出するステップと、
    前記第1の制御手段の表示位置を変更するステップとを有することを特徴とする画像の拡大縮小方法。
  6. 前第1および第2の制御手段の形状は矩形であって、
    前記第1のオブジェクトは、前記第1の制御手段の上辺であり、
    前記第2のオブジェクトは、前記第1の制御手段の下辺であり、
    前記第3のオブジェクトは、前記第2の制御手段の左辺であり、
    前記第4のオブジェクトは、前記第2の制御手段の右辺であることを特徴とする、請求項5に記載の画像の拡大縮小方法。
  7. 前記指示手段によるドラッグ位置が、前記第1のオブジェクトの移動範囲を超えたときは、
    前記ドラッグ位置と前記第1のオブジェクトの位置から前記第2のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段によるドラッグ位置が、前記第2のオブジェクトの移動範囲を超えたときは、
    前記ドラッグ位置と前記第2のオブジェクトの位置から前記第1のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段によるドラッグ位置が、前記第3のオブジェクトの移動範囲を超えたときは、
    前記ドラッグ位置と前記第3のオブジェクトの位置から前記第4のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段によるドラッグ位置が、前記第4のオブジェクトの移動範囲を超えたときは、
    前記ドラッグ位置と前記第4のオブジェクトの位置から前記第3のオブジェクトの位置を算出することを特徴とする、請求項5または6に記載の画像の拡大縮小方法。
  8. 前記指示手段により前記第1のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第1のオブジェクトの位置から前記第2のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段により前記第2のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第2のオブジェクトの位置から前記第1のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段により前記第3のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第3のオブジェクトの位置から前記第4のオブジェクトの位置を算出し、
    また、前記指示手段により前記第4のオブジェクトのドラッグが行われたとき、
    前記第4のオブジェクトの位置から前記第3のオブジェクトの位置を算出することを特徴とする、請求項5乃至請求項7に記載の画像の拡大縮小方法。
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