JP2006201584A - 光ケーブルの固定構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信機器の筐体の内部に引き込まれた光ケーブルを通信機器に固定するための固定構造であって、光ケーブルを受容するための受容手段と、受容手段にて受容された光ケーブルを受容手段との間で挟持する挟持手段とを備え、受容手段を、光ケーブルの外形に略適応した湾曲状の受容面として形成し、挟持手段は、受容手段の近傍位置に立設された一対の支持片と、当該一対の支持片に対して係合自在に設けられた取付け片とを有し、一対の支持片の相互間において受容手段にて受容された光ケーブルを、一対の支持片に係合された取付け片と、受容手段とにより、挟持可能とした。
【選択図】 図2
Description
まず、本発明の基本的概念について説明する。本発明は、概略的に、通信機器の筐体の内部に引き込まれた光ケーブルを、当該通信機器に固定するための固定構造に関する。ここで、通信機器には、光ケーブルを固定する必要が生じる全ての機器が該当し、具体的には、上述した光受信機や、屋内における光ケーブルの終端装置(ONU:Optical Network Unit)が該当する。以下の各実施の形態においては、通信機器が光受信機である場合について説明する。
以下に添付図面を参照して、本実施の形態1に係る光ケーブルの固定構造を詳細に説明する。
最初に、光受信機の基本構成を説明する。図1は、本実施の形態1に係る光ケーブルの固定構造を備えた光受信機1の斜視図であり、図2は、光受信機1を開けた状態における光ファイバトレイ3の平面図である。そして、図3は、図2の光ケーブルの固定部8を拡大した平面図であり、図4は、図3の光ケーブルの固定部8の斜視図である。
次に、取付け片9の固定部8への接続構造について、より詳細に説明する。前述したように取付け片9は、接続部10を介して固定部8に対して一体成型されている。ここで、取付け片9の配置位置は、光ファイバトレイ3を筐体2の内部に装着した状態において、当該取付け片9が光ケーブル挿通口7を内側から略塞ぐように決定されている。より具体的には、取付け片9は、光ケーブル挿通口7の内径と略同じ又はそれ以上の高さを有する方形板状体として形成されており、その広幅の面を光ケーブル挿通口7に対して略対向させるように、この光ケーブル挿通口7の近傍位置に配置されている。このため、光ケーブル(図示せず)が光受信機1に挿入されていない状態においても、塵、埃、雨滴等の異物が光ケーブル挿通口7を介して筐体2の内部進入することを防ぐことができる。
次に、このような構成における光ケーブルの固定構造について説明する。初めに、固定部8の構造についてより詳細に説明する。図5は、取付け片9を分離した後の固定部8の斜視図である。この固定部8は、第二型の光ケーブルを保持するための構造と、第一型の光ケーブルを保持するための構造との両方を備えるものである。まず、第二型の光ケーブルを保持するための構造について説明する。このため、固定部8は、受容部11と支持片12とを備えて構成されている。
次に、実施の形態2について説明する。この実施の形態2は、取付け片の操作性を向上させるため、取付け片に取手部を設けた点において、取手部のない実施の形態1と異なる。ただし、特に説明なき構成については実施の形態1と同様であるものとし、実施の形態1と略同一の機能を有する構成要素については、必要に応じて、実施の形態1で用いたのと同一の名称及び又は符号を用いて説明する。
図11は、本実施の形態2に係る光ケーブルの固定構造を備えた光受信機における光ケーブルの固定部8を拡大した平面図であり、図12は、固定部8から分離された取付け片24の斜視図である。この光受信機の光ファイバトレイは、固定部8と、取付け片24と、接続部10とを備えて構成されている。
取付け片24は、固定部8と係合することにより、外部から引込まれた光ケーブル(図示せず)を挟持する挟持手段であり、光ケーブルを引き込む前は、固定部8と接続した状態で配置されている。ここで、取付け片24は、特許請求の範囲における挟持手段に対応する。この取付け片24は、湾曲部19、係合部20、凸部21、及び、取手部25を備えて構成される。ここで、取手部25は、湾曲部19における取付け片24の長辺側端面から、凸部21側に略垂直に延出する垂直片である。このような位置に取手部25を配置することにより、固定部8と取付け片24とを一体成型する際に、取手部25が固定部8における受容部が形成される面と同じ面に形成されるので、固定部8と取付け片24との一体成型が容易となる。さらに、固定部8から取付け片24を取り外すために取付け片24を掴んだときに、取手部25が障害にならない。
このような構成における第二型の光ケーブルを固定する場合の構造について説明する。図13は、第二型の光ケーブル22を固定部8に固定した状態を示した斜視図である。初めに、取手部25を指で挟持しながら、取付け片24の湾曲部19と、固定部8の受容部とで、第二型の光ケーブル22を挟持する。さらに、取手部25を指で挟持しながら、取付け片24の係合部20を、2つの支持片12によって形成された空間に係合させることにより、取付け片24が固定部8へ固定される。これら一連の作業が、取手部25を指で挟持しながら行われることにより、第二型の光ケーブル22が固定部8へ、容易かつ確実に取り付けられる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
本発明の適用対象は、上述したような光受信機には限られず、光ケーブル収納箱や光コンバータその他光ケーブルを固定する必要があれば、どの様な物でも適用可能である。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、光ケーブルの径が小さく、固定部の受容部と取付け片の湾曲部とで、安定して挟持することができない場合であっても、固定部の2つの支持片によって形成された空間から取付け片が外れず、光ケーブルが、固定部から外れない限り、本発明の課題が達成されている。
固定部と取付け片は、一体成型されていなくてもよく、固定部への光ケーブル接続前には固定部から取付け片が外れず、固定部への光ケーブル接続時に外力により取り外し可能であれば、どのような方法で接続されていてもよい。例えば、固定部と取付け片とが嵌め込みによって接続されていてもよい。
また、取付け片は、固定部と接続されていなくてもよく、固定部の近傍にあり光ケーブル接続の時に取り外し可能であれば、何処に接続されていてもよい。例えば、取付け片が、光ファイバトレイの他の部分に切り離し自在に接続されていてもよい。
2 筐体
3 光ファイバトレイ
4 ベース部
5 カバー部
6 引込みレール
7 光ケーブル挿通口
8 固定部
9 取付け片
10 接続部
11 受容部
12 支持片
13 垂直片
14 保持片
15 切欠部
16 ケーブル保持部
17 折返し固定部
18 被覆線保持部
19 湾曲部
20 係合部
21 凸部
22 第二型の光ケーブル
23 第一型の光ケーブル
24 取付け片
25 取手部
26 光ケーブル
27 光ファイバ
28 補強材
29 被覆線
30 光受信機
31 筐体
32 光ファイバトレイ
33 光電変換部
34 出力端子
35 光ケーブル挿通口
36 固定部
37 収容部
38 メカニカルスプライサ固定部
39 折返し固定部
40 被覆線保持部
L1 取付け片9の長さ
L2 2つの支持片10によって形成された空間の長さ
W 間隔
Claims (7)
- 通信機器の筐体の内部に引き込まれた光ケーブルを、当該通信機器に固定するための固定構造であって、
前記光ケーブルを受容するための受容手段と、
前記受容手段にて受容された前記光ケーブルを、当該受容手段との間で挟持する挟持手段と、
を備えたことを特徴とする光ケーブルの固定構造。 - 前記受容手段を、前記光ケーブルの外形に略適応した湾曲状の受容面として形成したこと、
を特徴とする請求項1に記載の光ケーブルの固定構造。 - 前記挟持手段は、
前記受容手段の近傍位置に立設された一対の支持片と、当該一対の支持片に対して係合自在に設けられた取付け片とを有し、前記一対の支持片の相互間において前記受容手段にて受容された前記光ケーブルを、前記一対の支持片に係合された前記取付け片と、前記受容手段とにより、挟持可能としたこと、
を特徴とする請求項1又は2に記載の光ケーブルの固定構造。 - 前記取付け片を、前記受容手段に対して取外し自在に一体形成したこと、
を特徴とする請求項3に記載の光ケーブルの固定構造。 - 前記通信機器の筐体には、前記光ケーブルを引き込むための開口部を設け、
前記取付け片を、前記筐体の内部における前記開口部の近傍位置に配置したこと、
を特徴とする請求項4に記載の光ケーブルの固定構造。 - 前記取付け片に、前記取付け片の操作を容易とする取手部を備えたこと、
を特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の光ケーブルの固定構造。 - 前記受容手段の近傍位置に、前記光ケーブルを直線状として保持するケーブル保持部と、前記光ケーブルから分岐された一対の前記被覆線を、それぞれ折返し保持する折返し固定部と、当該折返し固定部から折返し方向にある前記被覆線を、当該被覆線の復元力によりそれぞれ側方から押圧保持する被覆線保持部とを備えたこと、
を特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光ケーブルの固定構造。
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