JP2006201522A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、撮像画像を効率良く閲覧検索できる撮像装置を提供することを目的とする。
【構成】
本発明を適用した撮像装置は、被写体像を電気信号に変換し、被写体像画像信号を出力する撮像素子21と、前記被写体像信号を画像データに変換する画像処理部22と、画像データを記憶する記憶媒体29と、画像データを表示する表示部24と、表示部24に表示する画像データに重ねて該画像データを撮影したユーザー情報を表示するよう制御する表示手段制御部(20、23)と具備する。
【選択図】
図2

Description

本発明は、撮像装置に関する。
従来より、撮像画像を効率的に閲覧するために、撮像時の撮影設定や撮像日時等により画像を分類して閲覧可能なものがある(例えば特許文献1)。
特開平11−215457号公報
しかし、一つの撮像装置を、複数のユーザーが共有して撮像する場合、同日に撮像される画像が多量になるため、撮像日により分類される上述した従来例では、効率的に画像を閲覧できるとは言い難い。
本発明は、撮像画像を効率良く閲覧検索できる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明を適用した撮像装置は、被写体像を電気信号に変換し、被写体像画像信号を出力する撮像素子と、前記被写体像信号を画像データに変換する画像処理部と、画像データを記憶する記憶媒体と、画像データを表示する表示部と、前記表示部に表示する画像データに重ねて該画像データを撮影したユーザー情報を表示するよう制御する表示手段制御部と具備する。
本発明を適用した撮像装置は、撮像画像を効率良く閲覧または検索できる。
以下、図面を用いて本発明を適用した実施の形態について説明する。
図1に本発明を適用したデジタルカメラ1の斜視図を示す。デジタルカメラ1は、レンズ一体型デジタルカメラである。
<構成>
デジタルカメラ1のカメラボディ上面には電源釦2、レリーズ釦3が配置されている。またカメラボディ背面には、モード切換スイッチ4、ズームスイッチ5、ファンクション釦6、リングセンサ7、決定釦8、メニュー釦9、削除釦10、背面液晶11が配置されている。
モード切換スイッチ4はスライド式の切換スイッチであり、本実施の形態ではカメラの動作モードの切換時に用いられる。ズームスイッチ5は、周知のワイドスイッチ(Wスイッチ)とテレスイッチ(Tスイッチ)の2つのスイッチからなる複合スイッチであり、撮像レンズのズーム倍率を変更する際等に用いられる。ファインクション釦6は、各カメラの動作モードで実行するファンクションメニューを表示するためのスイッチである。リングセンサ7は、圧力の変化を感知する圧力感知式のリング状タッチセンサが配置されたものであり、該センサを指等で時計回り(以後、右回りとする)又は半時計回り(以後、左回りとする)に操作する(なぞる)ことにより、メニューの選択表示や、選択されたAFエリアの選択表示等の選択項目の選択状態を示す選択枠等の表示をスクロール移動させる。
なお、リングセンサ7は、圧力感知式のリング状タッチセンサとしたが、リング形状に沿った回転操作を感知するものであればこれに限るものではない。例えば、リングセンサの素材を静電気による電気信号を感知する静電式のリング状タッチセンサとしても良く、また、リング状で回転可能に設置された回転ダイアルスイッチや、リング状にセンサもしくはスイッチを少なくとも5個以上配置したもの等でも良い。
リングセンサ7の下には押圧式のスイッチである上釦7a、下釦7b、左釦7c、右釦7dが配置されている。メニュー釦9は、デジタルカメラ1の動作設定を行うためのメニュー画面を背面液晶11に表示させるためのスイッチである。釦削除10は画像表示モードの際に背面液晶11に選択表示されている撮像済み画像を削除するためのスイッチである。
<ブロック>
以下、本実施の形態におけるデジタルカメラ1の構成部材での基本的な処理についてブロック図を基に説明する。デジタルカメラ1のブロック図を図2に示す。
<制御部>
制御部20は、CPU等を含み上記接続された部材をコントロールする。
<撮像及び画像処理>
撮像素子21は、不図示の撮像レンズにより結像した被写体像を電気信号に変換するCCDやCMOS等の固体撮像素子である。撮像素子21は、制御部20等の制御により、画像信号の読み出し等の制御や、電子シャッターの制御駆動等が行われる。撮像素子21から読み出された画像信号は画像処理部22に送られる。画像処理部22に送られた画像信号は、ノイズ除去、A/D変換、色補間処理、サイズ変更、符号化等の処理が必要に応じて行われ、背面液晶11に表示する表示用画像データや、記録用画像データ等へ変換される。該記録用画像データは大容量記憶媒体29に記憶され、表示用画像データは液晶制御部23により背面液晶部24に表示される。なお、記録用画像データを、EEPROM27や外部メモリ28等に記憶するとしても良い。
<記録処理>
RAM25は、制御部20及び画像処理部22等が処理を行う際にデータの一時的な保存場所などに利用される。ROM26は、デジタルカメラ1の作動に必要なプログラム、該プログラムに使用する初期値等が保存されている。EEPROM27は、デジタルカメラ1の電源がOFFされても記録情報を保持する内蔵フラッシュメモリである。EEPROM27には、デジタルカメラ1のユーザー設定やカスタム設定等の情報を記録する。外部メモリ28は、記録用画像データ等を保存するための着脱可能なメモリーカードである。大容量記憶媒体29は、画像データ等が保存可能な、ハードディスク等の大容量の磁気ディスクやDVD等の大容量の光ディスク等の記憶媒体である。
<画像表示処理>
液晶制御部23は、制御部20の指令により送られた表示用画像データを背面液晶部24へ表示させる。背面液晶部24は背面液晶11等を含む。
<操作部>
操作部30は、電源釦2、レリーズ釦3、動作モード切換スイッチ4、ズームスイッチ5、ファンクション釦6、リングセンサ7、決定釦8、メニュー釦9削除釦10等を含む。
<カメラの動作>
以下デジタルカメラ1の動作について説明する。
本実施の形態におけるデジタルカメラ1は、ユーザーが設定した撮像処理条件により撮像動作及び撮像画像の処理を行う静止画撮影モード、動画を撮像する動画撮影モード、音声を録画する音声録画モード、背面液晶部24に表示されたメニュー画面を見ながら各種機能の設定を行うメニューモード、背面液晶部24に撮影済みの記録用画像データ等を表示させる画像表示モードを持つ。
各モードの切り換は、静止画撮影モード、動画撮影モード、音声録画モード、画像表示モードへの切り換えはモード切換スイッチにより行われる。メニューモードへの切換は各モード時にメニュー釦9を押圧操作することにより切換できる。
また、デジタルカメラ1は、複数のユーザーIDを登録することにより、ユーザーごとに、撮像画像を分類可能なマルチユーザー機能を持つ。
以下、周知な静止画撮影モード、動が撮駅モード、音声録音モード、メニューモード、画像表示モードでの処理については省略し、マルチユーザー機能特有の処理について説明する。
<マルチユーザー機能>
本実施の形態におけるデジタルカメラは、撮像画像をマスター領域に記憶されるマスターモードと、複数のユーザーIDごとに、撮像画像を分類し記憶するなマルチユーザーモードとが選択可能である。
デジタルカメラ1を起動時にはマスターモードに設定されている。マルチユーザーモードに切り換えるには、メニューモードの際にマルチユーザーモードを選択し切り換える。マスターモードからマルチユーザーモードに切り換えると、まずユーザーID選択画面が背面液晶11に表示される。
<ユーザーIDの選択>
ユーザーID選択画面を図3aに示す。ユーザーID選択画面は、ユーザーID名表示領域40、ユーザーアイコン表示領域41、ユーザー画像枚数42、メッセージ領域43をワンセットとするユーザー領域が各ユーザーごと設けられている。図3aでは4人のユーザーが表示されている。
ユーザーID名表示領域40にはユーザーの名称が表示される。図3aではユーザーの名称は「USER1」である。ユーザー名は任意に変更可能である。
ユーザーアイコン表示領域41には、ユーザーID名称表示領域40に示されたユーザーIDを示すアイコンが表示される。アイコンは、ROM26やEEPROM27等に記憶されている所定のアイコンからユーザーが選択して変更可能である。またユーザーアイコンとして、大容量記憶媒体29等に記憶されている任意の画像ファイルを縮小した画像を用いることもできる。
ユーザー画像枚数42には、大容量記憶媒体29内のユーザーID名称表示領域40に表示されているユーザーの画像記憶領域に保存されている画像ファイルの枚数が表示される。大容量記憶媒体29内の画像記憶領域の構造については後述する。
メッセージ領域43には、ユーザーID名称表示領域40に表示されているユーザーに他のユーザーから送られたメッセージがある場合に、メッセイージアイコン43aが表示される。メッセージ機能については後述する。
ユーザーID選択画面が表示されると、まず選択枠100が、USER1の領域であるユーザーID名表示領域40、ユーザーアイコン表示領域41、ユーザー画像枚数42、メッセージ領域43を囲む様に表示される。選択枠100は、リングセンサ7を左又は右回りに操作することにより、他のユーザー領域であるUSER2領域44、USER3領域45、USER4領域46に移動可能である。決定釦8を押圧操作すると選択枠100により囲まれているユーザーが使用ユーザーとして設定される。
<マルチユーザーON時の画像分類>
マルチユーザーモードの際の各ユーザーによる撮像画像ファイルの分類および大容量記憶媒体29内のディレクトリ構成ついて図4aを用いて説明する。
大容量記録媒体29のルートディレクトリ直下には、マルチユーザーモードの際に各ユーザーの撮像画像ファイル等をそれぞれ分類して記憶するためのユーザーズディレクトリ(USERSディレクトリ60)と、マスターモードの際に撮像された撮像画像ファイル等を記憶するためのDCF (Design rule for Camera File system)規格にのっとった構成となるDCFイメージルートディレクトリ(DCIMディレクトリ70)およびDCFイメージルートディレクトリ(DCIMディレクトリ70)直下にDCFディレクトリ(100ABCDEディレクトリ71)と、胴階層のDCFイメージルートディレクトリ(DCIMディレクトリ70)内に記憶された撮像画像ファイルの印刷設定等の設定情報ファイルを記憶するためのMISCディレクトリ(MISCディレクトリ73)とが設けられている。
デジタルカメラ1がマスターモードに設定されている際には、撮像された画像ファイルは上述した大容量記憶媒体29のルートディレクトリにあるDCFイメージルートディレクトリ(DCIMディレクトリ70)直下に設けられたDCFディレクトリ(100ABCDEディレクトリ71)に保存される。なお、マスターモードの際に撮像した動画ファイルおよび録画された音声ファイルも画像ファイルと同様に大容量記憶媒体29のルートディレクトリにあるDCIMイメージルートディレクトリの直下のDCFディレクトリに記録される。
ユーザーズディレクトリ(USERSディレクトリ60)の直下には、各ユーザーごとにホームディレクトリが設けられている(USER1およびUSER2)。各ホームディレクトリの直下には各ホームディレクトリ(例えばUSER1ディレクトリ61)をルートディレクトリとした際に上述したDCF規格にのっとった構成となるように、その直下にDCFディレクトリ(100ABCDE63)を持つ構成としたDCFイメージルートディレクトリ(DCIMディレクトリ62)および、胴階層のDCFイメージルートディレクトリ(DCIMディレクトリ62)内に記憶された撮像画像ファイルの印刷設定等の設定情報ファイルを記憶するためのMISCディレクトリ(MISCディレクトリ64)とが設けられている。
デジタルカメラ1がマルチユーザーモードに設定されている際には、撮像された画像ファイルは大容量記憶媒体29直下のユーザーズディレクトリ(USERSディレクトリ60)直下にあるホームディレクトリ(USER1ディレクトリ、USER2ディレクトリ)の内の、現在ユーザーとして設定されているユーザーのホームディレクトリ内にあるDCIMイメージルートディレクトリの直下のDCFディレクトリに記録される。例えばマルチユーザーモードでユーザーとしてUSER1が設定されている際には撮像画像ファイルは、USER1のホームディレクトリであるUSER1ディレクトリ61内のDCFイメージルートディレクトリ62直下のDCFディレクトリである100ABCDディレクトリ63に記憶される。なお、各ユーザーが撮像した動画ファイルおよび録画された音声ファイルも画像ファイルと同様に各ユーザーのホームディレクトリ内にあるDCIMイメージルートディレクトリの直下のDCFディレクトリに記録される。
なお、MISCディレクトリ64およびMISCディレクトリ73は、胴階層以下のディレクトリに記憶されている画像ファイルを印刷するための設定ファイル等が記憶されるディレクトリであり、設定ファイル等が存在しない状況においては設けられていなくても良い。
また、外部メモリ28には、大容量記憶媒体29に記憶された画像ファイルを移動又はコピーすることができる。
マスターモードで撮像された画像ファイルを外部メモリ28にコピー又は移動する場合は、大容量記憶媒体29のルートディレクトリにあるDCFイメージルートディレクトリ(DCIMディレクトリ70)およびMISCディレクトリ(MISCディレクトリ73が)がそのまま外部メモリ28のルートディレクトリにコピー又は移動される。
マルチユーザーモードで撮像された所定のユーザーの画像ファイルを外部メモリにコピーする又は移動する場合は、画像ファイルをコピー又は移動するユーザーのホームディレクトリのルートディレクトリ直下にあるディレクトリを、外部メモリ28のルートディレクトリにそのままコピー又は移動される。
上述のしたように、各ユーザーのホームディレクトリの中のディレクトリ構造がDCF規格と同様のディレクトリ構成を持つため、各ユーザーが撮像した画像ファイルを外部メモリ28に移動する際は、各ホームディレクトリ直下のディレクトリ構成をそのまま外部メモリ28のルートディレクトリにコピー又は移動するだけで、外部メモリ28にDCF規格に沿ったディレクトリ構成でコピー又は移動することが可能である。
<画像再生時のユーザーアイコンの表示>
本実施の形態におけるデジタルカメラ1において、画像表示モードの際に再生できるファイルは、マスターモードに設定されている場合は、大容量記憶媒体29のルートディレクトリにあるDCFイメージルートディレクトリ(DCIMディレクトリ70)の直下のDCFディレクトリ(100ABCDEディレクトリ71)に記憶されている画像ファイルおよび、ユーザーズディレクトリ(USERSディレクトリ60)直下にある各ユーザーのホームディレクトリ(例えばUSER1ディレクトリ61)内にあるDCFルートイメージディレクトリ(例えばDCIMディレクトリ62)の直下の各ユーザーの画像記録領域であるDCFディレクトリ(例えば100ABCDEディレクトリ63)にある各ユーザーの画像ファイルである。
マルチユーザーモードで各ユーザーが設定されている際に、画像表示モードで再生できる画像ファイルは、大容量記憶媒体29の設定されているユーザーのホームディレクトリの中のDCFイメージルートディレクトリの直下にあるDCFディレクトリ内に記憶されている画像ファイル、および動画ファイル、音声ファイル等である。
マルチユーザーモードでユーザーが設定されている際に撮像された画像ファイルには、そのヘッダ領域に、ユーザーIDが記憶される。
画像再生モードでは、マルチユーザーモードの際に撮像および録音されたファイルを背面液晶11に表示する際に、撮像画像ファイルと共に該撮像画像ファイルのヘッダ領域に記憶されたユーザーIDと一致するユーザーのユーザーアイコン(USER1の撮像した画ではユーザーID選択画面のユーザーアイコン表示領域41に表示されるユーザーアイコン)を表示することができる。
図3bに「USER1」により撮像された画像ファイルが背面液晶11に表示されている様子を示す。図示のごとく背面液晶11にはUSER1により撮像された画像ファイル50が表示されると共にUSER1のユーザーアイコンがアイコン表示領域51に表示される。これにより、複数のマルチユーザーモードで各ユーザーにより設定されて撮像された画像ファイル閲覧する際に表示されている画像ファイルがどのユーザーにより撮像されたかが容易に認識可能となる。なお、マルチユーザーモードでユーザーが設定されている際に画像表示モードで撮像済み画像ファイルを再生する場合は、現在設定されているユーザーのユーザーのユーザーアイコンはユーザーアイコン表示領域51には表示されない。つまり、マルチユーザーモードでユーザーがUSER1に設定されている際に、画像表示モードでUSER1が撮像した画像ファイルを再生する時にはユーザーアイコン表示領域51にはユーザーアイコンは表示されずに、USER1以外のユーザー(USER2、USER3、USER4)により撮像された画像ファイルを表示する際には、該画像ファイルと共に画像ファイルを撮像したユーザーのユーザーアイコンがユーザーアイコン表示領域51に表示される。
なお、上述した画像ファイルの場合と同様に動画のサムネイル表示または音声ファイルの表示等にもユーザーアイコン表示領域51がもうけられそれぞれのファイルを撮像又は録音したユーザーのユーザーアイコンが表示される。
<メッセージ>
デジタルカメラ1では、マルチユーザーモードに設定されている際にユーザー間で画像ファイルのやり取りができるメッセージ機能を持つ。
メッセージを送信するには、まず、ユーザーは画像表示モードの際に表示されている画像ファイルから他のユーザーに送信するメッセージ用画像ファイルを選択する。
メッセージを送信するには、まず、マルチユーザーモードでメッセージを送信するユーザーを使用ユーザー(例えばUSER2)として設定する。次に画像表示モードにおいてホームディレクトリに記憶されている画像ファイルの内のメッセージとして送信する画像ファイルを表示させメッセージ用画像ファイルとして選択する。画像ファイルの選択は、送信する画像ファイルを表示あるいは選択表示させた状態でメニューボタン9を押圧操作することにより表示されるメニューからメッセージ用画像ファイルとして設定できる。なお、複数の画像ファイルを選択しメッセージ用画像ファイルとして選択するとしても良い。メッセージとして送信する画像ファイルの選択が終了すると、次に選択された画像ファイルを送信するユーザーを設定することによりメッセージの送信が完了する。メッセージが送信されると、ユーザーID選択画面のメッセージを受信したユーザーのユーザー領域にあるメッセージ領域に受信したメッセージがあることを表示するメッセージアイコン43aが表示される。図3aにおいては、USER1のメッセージ領域43にメッセージマーク43aが表示されておりUSER1にメッセージがあることを示している。
ユーザーID選択画面でメッセージを受信しているユーザーを使用ユーザーとして選択すると、選択したユーザーを使用ユーザーとして設定すると共に、メッセージとして送信された画像ファイルを表示することができる。メッセージとして受信した画像ファイルは、メッセージを受信したユーザーのホームディレクトリ内に記憶させることもできる。なお、画像ファイルと同様に動画撮影モードで撮影された動画ファイルや音声録音モードで録音された音声ファイルもメッセージとして送受信できる。また、画像ファイルに関連付けられた音声ファイル等のファイルがある場合は、該画像ファイルがメッセージ用画像ファイルとて選択されるとその画像ファイルに関連付けられた音声ファイル等のファイルも共に送受信される。
上述したように、画像ファイルや動画ファイル、画像ファイルに関連付けられた音声ファイルや、音声ファイル等をメッセージとして送受信することによりユーザー間でコミュニケーションをとることができる。
<デジタルカメラの基本フロー>
デジタルカメラ1の基本処理についての図5に示すフロー図を基に説明する。
デジタルカメラ1の電源がオンされると、まず、ステップS101でカメラの起動処理が行われると共にマスターモードに設定される。起動処理とは撮像素子21や、制御部20等の電気回路の起動および撮像レンズの駆動等の初期処理である。次にステップS102で静止画撮影モードや動画撮影モード、音声録音モードの際に作成されるファイルの記録先をマスターモードでの記憶領域に設定する。次にステップS103〜S106により現在どの動作モードに設定されているかが判定される。動作モードに静止画撮像モードが設定されている場合はステップS107へ移り静止画撮像処理が行われる。動作モードに動画撮像モードが設定されている場合はステップS108へ移り動画撮像処理が行われる。動作モードに音声録音モードが設定されている場合はステップS109へ移り音声録音処理が行われる。動作モードに画像表示モードが設定されている場合はステップS110へ移り画像表示処理が行われる。動作モードにメニューモードが設定されている場合はステップS111へ移りメニュー処理が行われる。各動作モードでの各処理(ステップS107〜S111)中に、デジタルカメラの電源をOFFされる、又は動作モードが変更される又は、使用ユーザーが変更されると各処理が終了しステップS112へ移る。ステップS112ではユーザーが変更されたか否かの判定が行われる。なおユーザーの変更とはマルチユーザーモードからマスターモードへの変更も含む。ユーザーが変更されている場合はステップS113へ移り、ユーザーが変更されていない場合ステップS115へ移る。ステップS113ではマルチユーザーモードからマスターモードへ変更されたか否かを判定する。マルチユーザーモードからマスターモードへ変更された場合はステップS102へ戻り、マルチユーザーモードからマスターモードへ変更されていない場合はステップS114のユーザー変更サブルーチンへ移る。ステップS114のユーザー変更処理サブルーチンでは使用ユーザーが変更され、それに応じて画像等の記録先も変更される。ステップS114のユーザー変更サブルーチンが終了するとステップS115へ移る。
ステップS115では、デジタルカメラ1の電源がOFF操作されたか否かの判定が行われる。電源がOFF操作された場合は、終了処理をおこないデジタルカメラ1の電源をOFFし終了する。電源がOFF操作されていない場合はステップS103へ戻る。
<ユーザー変更処理サブルーチン>
ユーザー変更処理について図6に示すフロー図を基に説明する。
まず、ステップS201ではユーザーID変更画面が背面液晶11に表示される。次にステップS202で、ユーザーは、リングセンサ7を左又は右回りに操作することにより変更したいユーザーに選択枠100を移動させ決定釦8を押圧操作することにより使用ユーザーを設定する。次にステップS203で、静止画撮影モードや動画撮影モード、音声録音モードの際に作成されるファイルの記録先をステップS202で設定された使用ユーザーの記憶領域(使用ユーザーのホームディレクトリのルートディレクトリにあるDCFイメージルートディレクトリ直下のDCFディレクトリ)に変更する。ステップS204では使用ユーザーに設定されたユーザーがメッセージを受信しているか否かの判定を行う。使用ユーザーに選択されたユーザーがメッセージを受信している場合はステップS205へ移り、使用ユーザーに選択されたユーザーがメッセージを受信していない場合はユーザー変更処理サブルーチンを終了する。ステップS205では、メッセージを再生するか否かの判定が行われる。メッセージを再生すると決定されている場合はステップS206へ移り、メッセージを再生しない決定がされた場合はユーザー変更処理サブルーチンを終了する。ステップS206では、使用ユーザーに選択されたユーザーがメッセージとして受信したファイルを再生する。ステップS207ではメッセージとして受信したファイルを記録するか否かの判定が行われる。ファイルを記録する決定がされた場合はステップS208へ移り、ファイルを記録しない決定がされた場合はユーザー変更処理サブルーチンを終了する。ステップS208では、メッセージとして受信したファイルを保存先に設定されたユーザーの記憶領域に保存すし、ユーザー変更処理サブルーチンを終了する。
<選択ファイル表示フロー>
画像表示モードにおいて、背面液晶11に表示される際の画像表示処理について画像表示モードの際に、画像ファイル又は動画ファイル又は音声ファイルが選択され、背面液晶11に該選択されたファイルの表示画像が表示されるまでの処理について図7に示すフロー図を基に説明する。なお、表示画像とは、静止画ファイルの場合は、サムネイル画像、動画ファイルの場合は、動画ファイル無いに記憶されているサムネイル画像が、音声ファイルの場合は、音声ファイルであることを示す画像である。
背面液晶11に表示するファイルが選択されると、まず、ステップS301で選択されたファイルをファイルの記憶領域から読み出す。次にステップS302で、ステップS301で読み出したファイルのヘッダ領域に記憶されている、ユーザーIDを読込む。ステップS303では現在使用ユーザーに設定されているユーザーとステップS302で読込んだユーザーIDが一致するか否かの判定を行う。現在の使用ユーザーとユーザーIDが合致しない場合はステップS304へ移り、現在の使用ユーザーとユーザーIDが合致する場合はステップS305へ移る。ステップS304ではステップS302で読込んだユーザーIDのユーザーのユーザーアイコンをステップS301で読込んだ選択ファイルの表示画像とを合成し背面液晶11に表示して、選択ファイル表示処理を終了する。ステップS305では、ステップS301で読込んだ選択ファイルの表示画像を背面液晶11に表示させ、選択ファイルの表示処理を終了する。
以上、本発明を適用した実施の形態の1例としてデジタルカメラ1について説明したが、本発明はこれに限るものではない。
上述では、大容量記憶媒体29のルートディレクトリにユーザーズディレクトリを設け該ユーザーズディレクトリに各ユーザーのホームディレクトリを設けたが、大容量記憶媒体29のルートディレクトリに各ユーザーのホームディレクトリを設けるとしても良い。
また上述では、各ユーザーのホームディレクトリのルート領域にあるディレクトリ構成をそのまま他の記録媒体へ移動した際に、該他の記録媒体の構成がDCF規格にそった構成となるようなディレクトリ構成を各ユーザーのホームディレクトリに作成したが、各ユーザーのホームディレクトリのルート領域にあるディレクトリ等をそのまま他の媒体のルートディレクトリに移動した際に、該他の媒体の構成が所定の規格にそった構成となるなら、各ユーザーのホームディレクトリのルート領域にあるディレクトリ構成はどのような規格と同様となるものでも良い。
以上、レンズ一体型デジタルカメラを例に説明したが、これに限るものではなく、レンズ交換式デジタルカメラや、ビデオカメラ、画像閲覧するための画像表示装置等に本発明を適用しても良い。
デジタルカメラ1の斜視図 デジタルカメラ1のブロック図 背面液晶11の表示例 大容量記憶媒体および外部メモリのディレクトリ構成 デジタルカメラの基本フロー ユーザー変更処理のフロー ファイル再生時の処理フロー
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 電源釦
3 レリーズ釦
4 モード切換スイッチ
5 ズームスイッチ
6 ファンクション釦
7 リングセンサ
8 決定釦
9 メニュー釦
10 削除釦
11 背面液晶
20 制御部
21 撮像素子
22 画像処理部
23 液晶制御部
25 RAM
26 ROM
27 EEPROM
28 外部メモリ
29 大容量記憶媒体
30 操作部
100 選択枠

Claims (1)

  1. 被写体像を電気信号に変換し、被写体像画像信号を出力する撮像素子と、
    前記被写体像信号を画像データに変換する画像処理部と、
    画像データを記憶する記憶媒体と、
    画像データを表示する表示部と、
    前記表示部に表示する画像データに重ねて該画像データを撮影したユーザー情報を表示するよう制御する表示手段制御部と有することを特徴とする撮像装置。
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