JP2006198652A - 金型装置 - Google Patents

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英夫 森田
典明 ▲高▼田
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Abstract

【課題】被加工体から所定の形状の個片材料を打ち抜くための金型装置に関するものであり、この個片材料を搬送するためのスライダー等の中間搬送機構を設けることなく次工程へ直接搬送することができ、金型装置の小型化とコストダウンを図ることを目的とする。
【解決手段】そして、この目的を達成するために本発明は、被加工体1から所定の形状の個片材料21を打ち抜くための金型装置において、下プレート50と、この下プレート50に固着したガイドピン45と、このガイドピン45に上下移動自在に設けられたパンチホルダー36と、このパンチホルダー36上面に直接あるいは間接的に固着したパンチ2と、このパンチ2上方に設けたダイプレート43を備え、前記パンチ2の上端には吸引孔54を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、被加工体から所定の形状の個片材料を打ち抜くために使用する金型装置に関するものである。
従来、被加工体から所定の形状の個片材料を打ち抜くための金型装置は図3に示されるような構成を有していた。
図3は従来の金型装置の要部断面図である。
図3において、以下に上型の構成を説明する。1は帯状の金属材でなる被加工体、2は鋼材でなるパンチであり、下端に所定の形状に加工するためのパンチ加工部3を設けており、上部がパンチプレート4と上バッキングプレート7に固着されている。5はパンチ加工部3の挿通する孔を有する材料押えプレート、7はパンチプレート4の上面に密着固定した上バッキングプレートである。8は上バッキングプレート7の上面に密着固定した上下移動自在なパンチホルダーである。ガイドピン12はこのパンチホルダー8の上下移動動作をガイドする。9は下先端を材料押えプレート5の上面に固着した吊りボルトであり、その本体部はパンチプレート4及び上バッキングプレート7を連通した挿通孔を上下移動自在に挿通する。そしてパンチホルダー8の孔内に配設した圧縮バネ10と止めネジ11により、材料押えプレート5を下方向に押圧している。
以下に下型の構成を説明する。13は前記パンチ2と対向した加工部14を設けたダイであり、ダイプレート15に固定されている。16はダイプレート15の下面に密着固定した下バッキングプレート、17はダイホルダーである。
18は打ち抜き加工された個片材料を所定の位置に搬送供給するためのスライダーである。そして19はスライダー18をガイドするためのスライダーガイドである。
図4に示すように、前記構成による金型装置において、被加工体1を送り方向に定ピッチで移送し、パンチホルダー8の上下移動動作により、被加工体1から所定の形状の個片材料を打ち抜き、パレット20の上面に抜き落とされたこの個片材料21をスライダー18によって所定の位置に移動させ、次工程へ搬送供給を行うものである。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば特許文献1が知られている。
特開平10−277673号公報
しかしながら、前記従来の金型装置の構成では、被加工体1から打ち抜かれた個片材料21を搬送供給するために、一度、スライダー18等の中間搬送機構を用いて個片材料21を移送し、次工程の搬送機構によって個片材料21を搬送できる所定の位置まで搬送する必要があった。そのために、中間搬送機構のための部品点数が増え、金型装置が大型化し、コスト高になってしまうという問題を有していた。
本発明は、このような問題を解決し、被加工体から所定の形状に打ち抜かれた個片材料を次工程に搬送供給するためのスライダー等の中間搬送機構が不要で、部品点数の削減や小型化によるコストダウンを実現した金型装置を提供することを目的とする。
そしてこの目的を達成するために本発明は、下プレートと、この下プレートに固着したガイドピンと、このガイドピンに上下移動自在に設けられたパンチホルダーと、このパンチホルダー上面に直接あるいは間接的に固着したパンチと、このパンチ上方に設けたダイプレートを備え、前記パンチの上端には吸引孔を設けたものである。
この構成にすることにより、本発明は被加工体から所定の形状に打ち抜かれた個片材料を搬送供給するためのスライダーやスライダーガイド、ストッパー等の中間搬送機構を設けることなく、パンチの吸引孔に吸引された個片材料を次工程へ直接搬送供給することができ、金型装置の小型化とコストダウンが実現できる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における金型装置について説明する。
図1、図2は、本発明の実施の形態1における金型装置の要部断面図である。図1において、まず下型について説明する。33は鋼材でなるパンチであり、被加工体1を所定の形状に加工するためのパンチ加工部41を上端に設けており、パンチプレート34に固着されている。このパンチ33には、上端に吸引孔54を設けており、図2に示すように抜き上げられた個片材料52がパンチ33先端部の吸引孔54に吸着される。また、このパンチ33を複数個設けることもできる。36はパンチプレート34の下面に密着固定した上下移動自在なパンチホルダーである。37はパンチ33の挿通する挿通孔47を有する材料押えプレートである。38は上端部を材料押えプレート37の下面に固着した吊りボルトである。吊りボルト38の本体部はバッキングプレート35、パンチプレート34に設けた挿通孔を上下移動自在に挿通し、また、その下端部はバッキングプレート35下面で規制されることにより、材料押えプレート37を垂直方向の所定高さに保持している。39は圧縮バネであり、上下移動自在なパンチホルダー36に設けられた孔内に配設され、下端は止めネジ40によりパンチホルダー36に保持され、上端は吊りボルト38を上方向に押圧している。
次に、上型について説明する。42はダイであり、前記パンチ加工部41と対向した位置に加工部49を設けている。また、このダイ42はダイプレート43に固定されている。そして、このダイプレート43に貫通孔53を設けることで、被加工体1が所定位置に移送されているかを目視で確認することが容易になる。44はダイプレート43の下面に密着固定したダイホルダーである。45はガイドピンであり、パンチホルダー36の上下移動動作をガイドし、パンチ加工部41とダイ42に設けられた加工部49との位置合わせを可能にするものである。このガイドピン45上部はダイホルダー44を貫通し固着され、下部は下プレート50を貫通し固着されている。さらに、ガイドピン45上部の段差部46にダイホルダー44が密着固定され、ダイホルダー44を所定の高さに安定させ、保持している。また、この段差部46の形状は、図1に示すような形状以外にも、凸部形状のものであってもよい。つまり本実施の形態のガイドピン45は、パンチホルダー36の動作をガイドする機能と、ダイホルダー44を所定の高さに保持する機能を併せ持つことで、高さを保持するための支柱などを別個に設ける必要がなく、部品点数を抑え、コストダウンを図れる。
また、48はジョイントであり、パンチホルダー36の下面に固着され、下からの別動力をパンチホルダー36に伝達し、パンチホルダー36を上下移動させる。51は当て板であり、下プレート50の上面に固着され、パンチホルダー36が最下降時にパンチホルダー36の下面が当て板51の上面に密着するもので、パンチホルダー36の最下降時での所定の高さを保持するものである。また、この当て板51の高さ調整によって、パンチホルダー36の最下降時での高さを容易に調整できる。
このように構成された金型装置において、図2に示すように、帯状形状の金属材などである被加工体1を送り方向に移送させ所定位置に供給した後、パンチホルダー36の上昇移動により、パンチ33を上昇させ所定形状の個片材料52に抜き上げ、加工する。同時に、パンチ33に設けられた吸引孔54によって個片材料52を吸着保持し、真空チャックなどで搬送する。この際、真空チャックの先端部が、ダイ42を凹状とし、その内部にこの真空チャックが挿入され、確実に吸着できるようにしても良い。
以上のように、個片材料52が抜き上げられることによって、図3のスライダー18等の中間搬送機構が必要なく、直接金型装置の上部に設けられた次工程の真空チャック等の搬送機構が使用できるため、金型装置の小型化やコストダウンが図れる。また、パンチ33に設けた吸引孔54によって個片材料52を吸着保持し、その後直接真空チャックで搬送できるため、個片材料52を搬送する際に個片材料52の位置ズレが生じることなく確実に搬送できる。
また、ダイプレート43に貫通孔53等を設けることで、順次移送されてきた被加工体1を確認できるため、作業性が良くなるという効果を有する。
加えて、パンチ33を複数個設けた場合、従来技術においてはスライダー18の幅を広げなければならず、装置が大型化してしまうという問題があったが、本実施の形態においてはスライダー18等の中間搬送機構を必要としないため、パンチ33を複数個設けた場合でも、金型装置の小型化を実現できる。
本発明における金型装置は、被加工体から打ち抜かれた個片材料を次工程へ搬送供給するための中間搬送機構を設けることなく搬送供給することができ、金型装置のコストダウンができるという効果を有し、被加工体を所定の形状の材料に打ち抜く金型装置として有用である。
本発明の実施の形態1における金型装置の要部断面図 本発明の実施の形態1における金型装置の要部断面図 従来の金型装置の要部断面図 従来の金型装置の要部断面図
符号の説明
1 被加工体
2 パンチ
3 パンチ加工部
4 パンチプレート
5 材料押えプレート
7 上バッキングプレート
8 パンチホルダー
9 吊りボルト
10 圧縮バネ
11 止めネジ
12 ガイドピン
13 ダイ
14 加工部
15 ダイプレート
16 下バッキングプレート
17 ダイホルダー
18 スライダー
19 スライダーガイド
20 パレット
21 個片材料
33 パンチ
34 パンチプレート
35 バッキングプレート
36 パンチホルダー
37 材料押えプレート
38 吊りボルト
39 圧縮バネ
40 止めネジ
41 パンチ加工部
42 ダイ
43 ダイプレート
44 ダイホルダー
45 ガイドピン
46 段差部
47 挿通孔
48 ジョイント
49 加工部
50 下プレート
51 当て板
53 貫通孔
54 吸引孔

Claims (2)

  1. 被加工体から所定の形状の個片材料を打ち抜くための金型装置において、下プレートと、この下プレートに固着したガイドピンと、このガイドピンに上下移動自在に設けられたパンチホルダーと、このパンチホルダー上面に直接あるいは間接的に固着したパンチと、このパンチ上方に設けたダイプレートを備え、前記パンチの上端には吸引孔を設けたことを特徴とする金型装置。
  2. ガイドピン上部に段差部を設け、前記段差部をダイホルダーに固着し、ダイホルダーを所定の高さに保持した請求項1に記載の金型装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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