JP2006197457A - カラーチャート作成方法、カラーチャート作成装置、およびカラーチャート作成プログラム、ならびに色変換定義修正方法 - Google Patents

カラーチャート作成方法、カラーチャート作成装置、およびカラーチャート作成プログラム、ならびに色変換定義修正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、複数のカラーパッチからなるパッチ群が並んだカラーチャートを作成するカラーチャート作成方法等に関し、色変換定義を効率良く修正することができるカラーチャートを作成するカラーチャート作成方法等を提供することを目的とする。
【解決手段】各所定色のカラーパッチからなる固定パッチ群505と、取得されたカラー画像の各部の色が色空間上の複数の領域それぞれに出現する頻度が高い方から優先的に選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなる画像依存パッチ群506とが並んだカラーチャート500を作成する。
【選択図】 図13

Description

本発明は、複数のカラーパッチからなるパッチ群が並んだカラーチャートを作成するカラーチャート作成方法、そのようなカラーチャートを作成するカラーチャート作成装置、およびコンピュータにそのようなカラーチャートを作成させるカラーチャート作成プログラム、ならびに画像データに基づくカラー画像を出力する第1のデバイスに依存した第1デバイス色空間と、画像データに基づくカラー画像を出力する第2のデバイスに依存した第2デバイス色空間との間の色変換の関係を定義した色変換定義を修正する色変換定義修正方法に関する。
従来より、例えばカラースキャナや電子スチールカメラ等といった入力デバイスで画像(以下、この画像を原稿画像と称する)を取り込んで画像データを得、その画像データに基づいて今度は印刷機やプリンタやディスプレイ画面等といった出力デバイスでその原稿画像が再現された再現画像を得ることが行われている。この場合、入力デバイスに応じた、原稿画像上の色と画像データにおける色表現とを対応付ける色変換定義(入力プロフィル)と、出力デバイスに応じた、画像データにおける色表現と再現画像上の色とを対応付ける色変換定義(出力プロファイル)とを求め、入力デバイスで原稿画像から得られた画像データを、それら双方の色変換定義(入力プロファイルおよび出力プロファイル)を結合させた1つの色変換定義(デバイスリンクプロファイル)に基づいて出力デバイスに適合した画像データに変換し、その出力デバイス用の画像データに基づいて再現画像を出力する。こうすることにより、もともとの原稿画像と色彩的に極力同一に似せた再現画像を得ることができる。
また、これと同様のことは、出力デバイスどうしの間でも成立する。例えば、印刷機を用いたカラー画像の印刷を行うにあたっては、印刷を行う前に、カラープリンタ等を用いて、その印刷機で印刷される画像の色と極力同じ色に似せたプルーフ画像を作成することが行われている。プリンタでプルーフ画像を作成するにあたっては、印刷を行おうとしている印刷機に対応した、例えばC(Cyan:シアン)、M(Magenta:マゼンタ)、Y(Yellow:イエロー)、K(Black:黒)の各網%を表す印刷用の画像データと、その印刷用の画像データに基づいて出力される実際の印刷物の色を表す測色値との対応を定義した色変換定義(印刷プロファイル)と、プルーフ画像を出力しようとしているプリンタに対応した、例えばCMYKの各網%を表すプリンタ用の画像データと、そのプリンタ用の画像データに基づいて実際にプリント出力されるプルーフ画像の色を表す測色値との対応を定義した色変換定義(プリンタプロファイル)とを知り、これらの印刷プロファイルとプリンタプロファイルとを結合させた1つの色変換定義(デバイスリンクプロファイル)に基づいて印刷用の画像データをプリンタ用の画像データに変換し、この変換されたプリンタ用の画像データに基づいてプルーフ画像を作成する。こうすることにより、実際の印刷物と色彩的に極力同一に似せたプルーフ画像を作成することができる。
上記のようにして色を一致させた画像を得るためには、カラースキャナや電子スチールカメラなどといった入力デバイスの色変換定義(入力プロファイル)や、印刷機やプリンタなどといった出力デバイスの色変換定義(出力プロファイル)を正確に求める必要がある。
この入力プロファイルや出力プロファイルといった色変換定義を求めるにあたっては、例えば入力デバイスの場合は、カラーパッチが配列されたカラーチャートをその入力デバイスで読み取って画像データに変換し、例えばC、M、Y、Kの4色からなるCMYK色空間、あるいはR(Red:赤)、G(Green:緑)、B(Blue:青)の3色からなるRGB色空間などといった、デバイスに依存した色空間(以下、このような色空間をデバイス依存色空間と称する)の座標値(CMYK値あるいはRGB値などといったデバイス値)を求めるとともに、その同じカラーチャートを構成する各カラーパッチを分光測色計で測色して、例えばL***色空間あるいはXYZ色空間などといった、デバイスに対して非依存の色空間(以下、このような色空間をデバイス非依存色空間と称する)の座標値(L***値あるいはXYZ値などといった測色値)を求め、それらデバイス依存色空間の複数のデバイス値とデバイス非依存色空間の複数の測色値とを1対1に対応付けることによって入力プロファイルを求めることができる。
また、出力デバイスの場合は、例えばCMYKの4色それぞれについて網%を0%,10%,……,100%のように順次変化させた複数種類の網点面積率それぞれに対応するカラーパッチが配列されたカラーチャートに相当するチャートデータを作成し、そのチャートデータに基づいて出力デバイスでカラーチャートを出力し、その出力されたカラーチャートを構成する各カラーパッチを分光測色計で測色し、そのようにして得られたデバイス依存色空間の複数のデバイス値とデバイス非依存色空間の複数の測色値とを1対1に対応付けることによって出力プロファイルを求めることができる。
基本的にはこのようにして入力プロファイルや出力プロファイルといった色変換定義が求められるが、上述したような対応関係は、色空間上かなり粗い、まばらな座標値に対応する対応関係であり、実際に色変換に用いる色変換定義としては粗すぎるものである。従って、上述したように得られた1対1の対応付けに基づいて、補間演算等により、デバイス値と測色値との1対1の対応数を増やすことなどが行なわれることによって、最終的に所望の色変換定義が求められる。
ところが、このようにして入力プロファイルや出力プロファイルといった色変換定義を求め、その色変換定義に基づいて画像データを変換しても、分光測色計による測定誤差や、その色変換定義を作成しようとしている対象のデバイスにおける出力特性に起因したカラーパッチの色誤差や、肌色に代表される実用上の重要色のカラーパッチをカラーチャートに追加することによる色誤差などといった様々な誤差や変動要因によって、原稿画像と再現画像との間、あるいは印刷物とプルーフ画像との間で色が微妙に食い違うという現象が生じるおそれがある。
ここで、このような現象に対処するためには、入力プロファイルや、出力プロファイルや、入力プロファイルと出力プロファイルとを結合させたデバイスリンクプロファイルといった色変換定義を修正することが考えられる。以下では、デバイスリンクプロファイルを例として用いて色変換定義の修正方法について説明する。
先ず、印刷用のCMYK4色の各網%それぞれに対応するカラーパッチが配列されたカラーチャートを表す印刷用のチャートデータに基づいて印刷機でカラーチャートを出力し、出力されたカラーチャートを構成する各カラーパッチを分光測色計で測色する。
次に、その印刷用のチャートデータを、デバイスリンクプロファイルを用いてプリンタ用のチャートデータに変換し、そのプリンタ用のチャートデータに基づいてプリンタでカラーチャートをプリント出力し、プリント出力されたカラーチャートを構成する各カラーパッチを分光測色計で測色する。
そして、印刷機で出力されたカラーチャートを構成する各カラーパッチを測色して得られた測色値と、プリンタでプリント出力されたカラーチャートを構成する各カラーパッチを測色して得られた測色値との色差に基づいて色変換定義を修正することによって、実用的なカラーマッチング精度がより一層高められたデバイスリンクプロファイルを得ることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−278547号公報
上述した特許文献1に提案された修正方法によれば、カラーパッチが分光測色計で測色されて得られた客観的な測色値に基づいて、カラーパッチの色の差異が減少するようにデバイスリンクプロファイルが修正されるため、デバイスリンクプロファイルの精度が上がり、実際の印刷物と色の一致したプルーフ画像が作成されることとなる。このような修正を繰り返すことによって、次第にデバイスリンクプロファイルの精度を上げることができる。また、カラーパッチ数の多いカラーチャートを色変換定義の修正に用いると、測定点が増えることとなるため、デバイスリンクプロファイルの精度をより一層向上させることができる。ところが、カラーパッチ数の多いカラーチャートを色変換定義の修正に用いた場合には、カラーパッチを測色する測定時間が長くなることとなり、その結果、デバイスリンクプロファイルの修正に多大な時間を要し、色変換定義の修正の効率が悪いといった問題がある。
また、カラーパッチの色の差異を表す、測色値の差異の平均値が3よりも小さい場合には、上述した特許文献1に提案された修正方法による修正を繰り返すと、その差異の平均値が減少して数値的には精度が向上するものの、実際の印刷物とプルーフ画像とを目視で比較するときに観察者が感じる色の差異は改善されないことが知られている。
本発明は、上記事情に鑑み、色変換定義を効率良く修正することができるカラーチャートを作成するカラーチャート作成方法、そのようなカラーチャートを作成するカラーチャート作成装置、およびコンピュータにそのようなカラーチャートを作成させるカラーチャート作成プログラム、ならびにそのようなカラーチャートを用いて色変換定義を修正する色変換定義修正方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明のカラーチャート作成方法は、
カラー画像を取得する画像取得過程と、
上記画像取得過程で取得されたカラー画像の各部の色が色空間上の複数の領域それぞれに出現する頻度が高い方から優先的にその領域を選択する領域選択過程と、
各所定色のカラーパッチからなる第1パッチ群と、上記領域選択過程で選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなる第2パッチ群とが並んだカラーチャートを作成するチャート作成過程とを有することを特徴とする。
尚、本発明のカラーチャート作成方法によって作成されるカラーチャートは、カラーチャートを表すチャートデータであってもよく、あるいは、カラーチャートを表すチャートデータに基づいて実際に出力された画像であってもよい。
本発明のカラーチャート作成方法は、各所定色のカラーパッチからなる第1パッチ群と、取得されたカラー画像の各部の色が色空間上の複数の領域それぞれに出現する頻度が高い方から優先的に選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなる第2パッチ群とが並んだカラーチャートを作成するものであるため、画像取得過程で取得するカラー画像として、ユーザが重要と考える色を含んだカラー画像を用意し、用意したこのカラー画像を画像取得過程で取得することによって、このカラー画像に基づく好適なカラーチャートが作成されることとなる。従って、このようなカラーチャートを色変換定義の修正に用いると、ユーザが重要と考える色がより一層一致した、修正されて実用的なカラーマッチング精度が高められた色変換定義を効率良く得ることができる。
ここで、上記本発明のカラーチャート作成方法は、上記チャート作成過程が、上記第2パッチ群として、上記領域選択過程で選択された各領域を代表する各色のカラーパッチが上記頻度の順に配列されてなるパッチ群を用いる過程であることが好ましい。
このような好ましい形態によれば、例えば、パッチ群の中からカラーパッチをユーザが手動で選択して色変換定義の修正に適用するというようなときに便利なカラーチャートが得られる。
また、上記目的を達成する本発明のカラーチャート作成装置は、
カラー画像を取得する画像取得部と、
上記画像取得部で取得されたカラー画像の各部の色が色空間上の複数の領域それぞれに出現する頻度が高い方から優先的にその領域を選択する領域選択部と、
各所定色のカラーパッチからなる第1パッチ群と、上記領域選択部で選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなる第2パッチ群とが並んだカラーチャートを作成するチャート作成部とを備えたことを特徴とする。
尚、本発明のカラーチャート作成装置には、本発明のカラーチャート作成方法の各態様に対応する全ての態様が含まれる。
また、上記目的を達成する本発明のカラーチャート作成プログラムは、
コンピュータに組み込まれ、このコンピュータ上に、
カラー画像を取得する画像取得部と、
上記画像取得部で取得されたカラー画像の各部の色が色空間上の複数の領域それぞれに出現する頻度が高い方から優先的にその領域を選択する領域選択部と、
各所定色のカラーパッチからなる第1パッチ群と、上記領域選択部で選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなる第2パッチ群とが並んだカラーチャートを作成するチャート作成部とを構築することを特徴とする。
本発明のカラーチャート作成プログラムによれば、コンピュータによって本発明のカラーチャート作成装置の構成要素を容易に構築することができる。
また、本発明のカラーチャート作成プログラムによって構築される画像取得部などといった構成要素は、1つの構成要素が1つのプログラム部品によって構築されるものであってもよく、1つの構成要素が複数のプログラム部品によって構築されるものであってもよく、複数の構成要素が1つのプログラム部品によって構築されるものであってもよい。また、これらの構成要素は、そのような作用を自分自身で実行するものであってもよく、あるいは、コンピュータに組み込まれている他のプログラムやプログラム部品に指示を与えて実行させるものであっても良い。
尚、本発明のカラーチャート作成プログラムにも、本発明のカラーチャート作成方法の各態様に対応する全ての態様が含まれる。
また、上記目的を達成する本発明の色変換定義修正方法は、
画像データに基づくカラー画像を出力する第1のデバイスに依存した第1デバイス色空間と、画像データに基づくカラー画像を出力する第2のデバイスに依存した第2デバイス色空間との間の色変換の関係を定義した色変換定義を修正する色変換定義修正方法において、
各所定色のカラーパッチからなる第1パッチ群と、所定のカラー画像の各部の色が色空間上の複数の領域それぞれに出現する頻度が高い方から優先的に選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなる第2パッチ群とが並んだカラーチャートを上記第1デバイス色空間で色を表現した第1チャートデータに基づいて上記カラーチャートを上記第1のデバイスで出力する第1のチャート出力過程と、
上記第1チャートデータを、上記色変換定義に基づいて、上記第2のデバイス色空間で色を表現した第2チャートデータに変換する色変換過程と、
上記色変換過程で得られた第2チャートデータに基づいて上記カラーチャートを上記第2のデバイスで出力する第2のチャート出力過程と、
上記第1のチャート出力過程で出力されたカラーチャートの各カラーパッチと、上記第2のチャート出力過程で出力されたカラーチャートの各カラーパッチとを測色することによって、それらのカラーチャート間で相互に対応するカラーパッチにおける色の差異を求める差異測定過程と、
上記差異測定過程で求められた差異のうち、上記第2パッチ群のカラーパッチにおける差異を、上記第1パッチ群のカラーパッチにおける差異よりも重視して上記色変換定義を修正する定義修正過程とを有することを特徴とする。
本発明の色変換定義修正方法は、カラーチャートを色変換定義の修正に用いるにあたって、第2パッチ群のカラーパッチにおける差異を、第1パッチ群のカラーパッチにおける差異よりも重視して修正するものであるため、そのカラーチャートが作成される際に、ユーザが重要と考える色を含んだカラー画像を用意し、用意したこのカラー画像を取得してカラーチャートが作成されていれば、本発明の色変換定義修正方法によって、ユーザが重要と考える色をより一層一致させる、実用的なカラーマッチング精度が高められるような色変換定義を効率良く得ることができる。
本発明によれば、色変換定義を効率良く修正することができるカラーチャートを作成するカラーチャート作成方法、そのようなカラーチャートを作成するカラーチャート作成装置、およびコンピュータをそのようなカラーチャート作成装置として動作させるカラーチャート作成プログラム、ならびにそのようなカラーチャートを用いて色変換定義を修正する色変換定義修正方法が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本実施形態では、本発明にいうカラーチャートの一例に相当するカラーチャートを作成し、本発明にいう色変換定義の一例に相当するデバイスリンクプロファイルを、作成されたカラーチャートを用いて修正する例で説明する。尚、このデバイスリンクプロファイルは、本発明にいう第2のデバイスの一例に相当するプリンタでプリント出力されるプルーフ画像上の色を、本発明にいう第1のデバイスの一例に相当する印刷機で得られる印刷物上の色に一致あるいは十分に近似させるためのものである。
図1は、本発明の一実施形態が適用された印刷およびプルーフ画像作成システムの全体構成図である。ここでは、先ずこの図1を参照して、本発明の位置づけについて説明する。
カラースキャナ10では、原稿画像11が読み取られて、その読み取った原稿画像11を表すC(Cyan:シアン)、M(Magenta:マゼンタ)、Y(Yellow:イエロー)、およびK(Black:黒)からなる4色の色分解画像データが生成される。このCMYK4色の画像データはワークステーション20に入力される。このCMYK4色の画像データは、このワークステーション20の内部で、LUT(Look Up Table)の形式を持つ色変換定義(プロファイル)が参照され、印刷機40に適合したCMYK4色の色分解画像データに色変換される。また、ワークステーション20では、オペレータにより、色変換された画像データに基づく、電子的な集版が行われ、印刷用の画像を表す画像データが生成される。この印刷用の画像データは、印刷を行う場合は、フィルムプリンタ30に入力され、フィルムプリンタ30では、その入力された画像データに対応した、CMYK各版の印刷用フィルム原版が作成される。
この印刷用フィルム原版からは刷版が作成され、その作成された刷版が、本発明にいう第1のデバイスの一例に相当する印刷機40に装着される。この印刷機40に装着された刷版にはインクが塗布され、その塗布されたインクが印刷用の用紙上に転移されてその用紙上に印刷画像41が形成される。
このフィルムプリンタ30によりフィルム原版を作成し、さらに刷版を作成して印刷機40に装着し、その刷版にインクを塗布して用紙上に印刷を行う一連の作業は、大がかりな作業であり、コストもかかる。このため、実際の印刷作業を行う前に、本発明にいう第2のデバイスの一例に相当するプリンタ60により、以下のようにしてプルーフ画像61を作成し、印刷画像41の仕上りの事前予測が行われる。
プルーフ画像を作成するにあたっては、ワークステーション20上の電子集版により作成された画像データがパーソナルコンピュータ50に入力される。ここで、このパーソナルコンピュータ50に入力される画像データは、いわゆるPDL(Page Description Language)で記述された記述言語データであり、パーソナルコンピュータ50では、いわゆるRIP(Raster Image Processor)により、ビットマップに展開されたCMYK4色の画像データに変換される。このCMYK4色の画像データは、実質的には、フィルムプリンタ30に入力される印刷用の画像データと同一である。
この図1に示す分光測色計70およびパーソナルコンピュータ80は、カラーチャートの作成、プロファイルの作成、およびプロファイルの修正に関連するものであって、パーソナルコンピュータ80は本発明にいうカラーチャート作成装置の一例に相当するものである。また、分光測色計70はプロファイルの作成および修正にあたって補助的に用いられる装置であって、パーソナルコンピュータ80は、プロファイル作成装置、および本発明にいう色変換定義修正方法を実現するためのプロファイル修正装置でもある。パーソナルコンピュータ50には、このパーソナルコンピュータ80を用いてあらかじめ作成および修正されたLUT(Look Up Table)の形式を持つデバイスリンクプロファイルが格納されている。上述した印刷用のCMYK色空間で色を表現した画像データは、このパーソナルコンピュータ50の内部で、そのデバイスリンクプロファイルが参照され、プリンタ60に適合したプリンタ用のCMYK色空間で色を表現した画像データに変換される。プリンタ60には、そのプリンタ用の画像データが入力され、プリンタ60では、その入力されたプリンタ用の画像データに基づくプルーフ画像61が作成される。
ここで、印刷機40による印刷で得られた画像41とプリンタ60で得られたプルーフ画像の色の一致の程度は、パーソナルコンピュータ50内のデバイスリンクプロファイルにより定まる。このデバイスリンクプロファイルは、プリンタごと各プリント条件ごとに作成される。
また、この図1には印刷機は1台のみ示されているが印刷機も複数台存在していてもよく、あるいは1台の印刷機であっても異なる複数の印刷条件が存在してもよく、デバイスリンクプロファイルは、印刷機の相異を含めた複数の印刷条件それぞれに応じて作成される。すなわち、デバイスリンクプロファイルは、印刷条件のそれぞれとプリンタそれぞれ(1台のプリンタで複数のプリント条件が存在するときは各プリント条件それぞれ)との組合せに応じて作成されることになる。尚、このデバイスリンクプロファイルの作成方法については後述する。
このようにしてプルーフ画像を作成してそのプルーフ画像を確認することにより、印刷の仕上りを事前に予測することができる。
ここで、この図1に示す印刷およびプルーフ画像作成システムにおける、本発明の一実施形態としての特徴は、パーソナルコンピュータ80の内部で実行される処理内容に関連があり、以下、先ず、このパーソナルコンピュータ80について説明する。
図2は、図1にブロックで示す分光測色計70およびパーソナルコンピュータ80の外観斜視図、図3は、そのパーソナルコンピュータ80のハードウェア構成図である。
ここでは、このパーソナルコンピュータ80のハードウェアおよびOS(Operation System)と、このパーソナルコンピュータ80にインストールされて実行されるカラーチャート作成プログラムとにより、本発明にいうカラーチャート作成装置の一実施形態が構成されている。また、このパーソナルコンピュータ80のハードウェアおよびOSと、このパーソナルコンピュータ80にインストールされて実行されるプロファイル修正プログラムとにより構成されるプロファイル修正装置によって、本発明にいう色変換定義修正方法が実現される。
この図2に示す分光測色計70には複数のカラーパッチが配列されたカラーチャート90が乗せられ、そのカラーチャート90を構成する複数のカラーパッチそれぞれの色が測色される。この分光測色計70での測色により得られた各カラーパッチの色を表す測色値(ここでは、この測色値の一例としてのL***値)は、ケーブル91を経由してパーソナルコンピュータ80に入力される。
このカラーチャート90は、図1に1つのブロックで示す印刷機40での印刷により、あるいはプリンタ60でのプリント出力により作成されたものであり、パーソナルコンピュータ80は、このカラーチャート90を構成する各カラーパッチに対応する色データ(デバイス色空間上の座標;CMYKあるいはRGBの各値)を知っており、このパーソナルコンピュータ80では、そのカラーチャート90の各カラーパッチの色データと分光測色計70で得られた測色値とに基づいて、印刷プロファイルやプリンタプロファイルが作成される。この点に関する詳細説明は後に譲り、ここでは、次に、パーソナルコンピュータ80のハードウェア構成について説明する。
図2に示すように、このパーソナルコンピュータ80は、外観構成上、本体装置81、その本体装置81からの指示に応じて表示画面82a上に画像を表示する画像表示装置82、本体装置81に、キー操作に応じた各種の情報を入力するキーボード83、および、表示画面82a上の任意の位置を指定することにより、その指定時にその位置に表示されていた、例えばアイコン等に応じた指示を入力するマウス84を備えている。この本体装置81は、外観上、フレキシブルディスク(FD)を装填するためのFD装填口81a、およびCD−ROMを装填するためのCD−ROM装填口81bを有する。
本体装置81の内部には、図3に示すように、各種プログラムを実行するCPU811、ハードディスク装置813に格納されたプログラムが読み出されCPU811での実行のために展開される主メモリ812、各種プログラムやデータ等が保存されたハードディスク装置813、FD100が装填されその装填されたFD100をアクセスするFDドライブ814、CD−ROM110が装填され、その装填されたCD−ROM110をアクセスするCD−ROMドライブ815、図1,図2に示す分光測色計70と接続され、分光測色計70から測色値を受け取るI/Oインタフェース816が内蔵されており、これらの各種要素と、さらに図2にも示す画像表示装置82、キーボード83、マウス84は、バス85を介して相互に接続されている。
ここで、CD−ROM110には、このパーソナルコンピュータ80をカラーチャート作成装置として動作させるためのカラーチャート作成プログラムが記憶されており、そのCD−ROM110はCD−ROMドライブ815に装填され、そのCD−ROM110に記憶されたカラーチャート作成プログラムがこのパーソナルコンピュータ80にアップロードされてハードディスク装置813に記憶される。
尚、このパーソナルコンピュータ80内に構築された、後述するプロファイルの作成機能およびプロファイルの修正機能を実現するために必要なプログラム等は既にパーソナルコンピュータ80にインストールされているものとする。
上述したように、このパーソナルコンピュータ80は、カラーチャートの作成機能、プロファイルの作成機能、およびプロファイルの修正機能を有するものであるため、以下、パーソナルコンピュータ80における各機能を分けて順次説明する。
先ず、図4〜図13を参照して、パーソナルコンピュータ80内に構築されたカラーチャートの作成機能について説明する。
図4は、本発明のカラーチャート作成方法の一実施形態を示すフローチャートである。
このカラーチャート作成方法は、本発明にいう第1パッチ群の一例に相当する固定パッチ群と、本発明にいう第2パッチ群の一例に相当する画像依存パッチ群とが並んだカラーチャートを作成するカラーチャート作成方法であり、画像取得過程(ステップS11)と、間引き処理過程(ステップS12)と、領域選択過程(ステップS13)と、チャート作成過程(ステップS14)とから構成されている。
図4に示すカラーチャート作成方法の各ステップの詳細については後述する。
図5は、本発明のカラーチャート作成プログラムの一実施形態を示した図である。
この図5に示すカラーチャート作成プログラム210は、図3に示すCD−ROM110に記憶されている。
このカラーチャート作成プログラム210は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ80内で実行され、そのパーソナルコンピュータ80を、本発明にいうカラーチャート作成装置の一実施形態として動作させるものである。このカラーチャート作成プログラム210は、画像取得部211と、間引き処理部212と、領域選択部213と、チャート作成部214とから構成されている。
このカラーチャート作成プログラム210によって構築される画像取得部211、間引き処理部212、領域選択部213、およびチャート作成部214の各要素は、それぞれ、このカラーチャート作成プログラム210が図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ80にインストールされて実行されたときに、図4に示すカラーチャート作成方法の画像取得過程(ステップS11)、間引き処理過程(ステップS12)、領域選択過程(ステップS13)、およびチャート作成過程(ステップS14)の各ステップを実行するプログラム部品である。
このカラーチャート作成プログラム210の各要素の詳細説明は後に譲る。
図6は、本発明のカラーチャート作成装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。
この図6に示すカラーチャート作成装置300は、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ80に、図5に示すカラーチャート作成プログラム210がインストールされ、そのカラーチャート作成プログラム210がそのパーソナルコンピュータ80内で実行されることにより実現される。
この図6に示すカラーチャート作成装置300は、本発明にいう第1パッチ群の一例に相当する固定パッチ群と、本発明にいう第2パッチ群の一例に相当する画像依存パッチ群とが並んだカラーチャートを作成するものであって、このカラーチャート作成装置300には、画像取得部311と、間引き処理部312と、領域選択部313と、チャート作成部314とが備えられている。
このカラーチャート作成装置300に備えられている画像取得部311、間引き処理部312、領域選択部313、およびチャート作成部314の各要素は、それぞれ、図5に示すカラーチャート作成プログラム210を構成するプログラム部品としての画像取得部211、間引き処理部212、領域選択部213、およびチャート作成部214の各要素が、それらのプログラム部品の各機能を実現するために必要な、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ80のハードウェアとOSやアプリケーションプログラムと組み合わさることで構築されている。
次に、図4に示すカラーチャート作成方法の各ステップ、図5に示すカラーチャート作成プログラム210の各プログラム部品、および図6に示すカラーチャート作成装置300の各要素について説明する。
尚、図5に示すカラーチャート作成プログラム210の各プログラム部品および図6に示すカラーチャート作成装置300の各要素は、図4に示すカラーチャート作成方法の各ステップに一対一に対応しており、ここでは、図4に示すカラーチャート作成方法の各ステップを取り上げて説明することで、図5に示すカラーチャート作成プログラム210の各プログラム部品の説明および図6に示すカラーチャート作成装置300の各要素の説明を兼ねるものとする。
先ず、図4に示すカラーチャート作成方法の画像取得過程(ステップS11)で、カラー画像が記録されたCD−ROMが、図6に示すカラーチャート作成装置300として機能する、図1,図2,図3に示すパーソナルコンピュータ80のCD−ROM装填口81bに装填され、その装填されたCD−ROMがCD−ROMドライブ815によってアクセスされることによってそのカラー画像が取得される。
図7は、図4に示すカラーチャート作成方法の画像取得過程(ステップS12)で取得されたカラー画像の一例を示す図である。
この図7には、画像取得過程(ステップS12)で取得されたカラー画像の一例としての評価用画像400が示されていて、この評価用画像400は、印刷機40に対応した印刷用のCMYK色空間で色を表現した評価用画像データにより表される、印刷用のCMYK色空間で色を表現したカラー画像である。本来、この評価用画像400は、印刷機40(図1参照)によって印刷物として出力されるとともに、パーソナルコンピュータ50(図1参照)およびプリンタ60(図1参照)によってプルーフ画像としても出力され、これら印刷物の色とプルーフ画像の色が比較されることによって、ユーザによるプリンタ60の再現性評価に用いられるものであって、このような再現性評価に望ましい5つのカラー画像401,402,403,404,405が配置された複合画像である。
次に、図4に示す間引き処理過程(ステップS12)では、画像取得過程(ステップS11)で取得されたカラー画像(ここでは評価用画像400;図7参照)に対して、人間の視覚の周波数特性を近似した、出力上の解像度が25〜120dpi程度になるようなガウシアンフィルタをかけることによってそのカラー画像に対して間引き処理が施される。
次に、図4に示す領域選択過程(ステップS13)では、先ず、間引き処理過程(ステップS12)で間引き処理が施された評価用画像の各画素の色について出現頻度の統計処理が実行されて、後述する、印刷用のCMYK色空間を分割した複数の領域それぞれに対する出現頻度が求められ、求められた頻度が高い方から領域が抽出される。次に、この抽出された領域の中から、後述する選択手順で領域が選択される。本実施形態では、評価用画像全体の色の分布の傾向を広く捕えるための、印刷用のCMYK色空間を10%ステップで分割した領域、および、精度が要求される色の分布を精度良く捕えるための、印刷用のCMYK色空間を5%ステップで分割した領域について色の出現頻度が算出され、その頻度が高い方から優先的に領域が選択される。
図8〜図11は、図4に示す領域選択過程(ステップS13)における領域選択の手順を説明する説明図である。
図8には、印刷用のCMYK色空間を10%ステップで分割した各領域を代表する各色のカラーパッチが、統計処理によって求められた頻度の順に配列されてなる10%パッチ群501が示されていて、ここでは、領域を代表する色として、各領域の中心点に相当する色が採用されている。ここでは、図示の便宜上、限られた数のカラーパッチが図示されているが、この段階では全領域に選択の優先順位が与えられただけで、領域の選択は行われていない。また、10%パッチ群501の下には、各カラーパッチの色を表現したCMYK値の表が示されている。この図8に示す10%パッチ群501を構成する各カラーパッチの中には、後述する図12に示す網%データにより表される固定パッチ群を構成するカラーパッチと色が重複しているカラーパッチが存在する場合があるため、色が重複するカラーパッチは10%パッチ群501から削除される。また、印刷用のCMYK色空間において
*<30
に相当する領域に含まれる暗い色は、本実施形態のカラーチャート作成方法によって作成されるカラーチャートを、後述するデバイスリンクプロファイルの修正に用いるにあたって、実用的なカラーマッチング精度を高める効果が小さいことから10%パッチ群501から削除される。また、10%ステップで色空間が分割された領域による色の頻度統計は、画像の全体的な色の傾向をプロファイルに反映させるためのものなので、印刷用のCMYK色空間において
*<30、但し、C*=√((a*2+(b*2
に相当する領域に含まれる彩度の低い色のカラーパッチも10%パッチ群501から削除される。このようなカラーパッチの削除は、裏を返せば、削除されずに残るカラーパッチの選択となっている。
図9には、図8に示す10%パッチ群501から、上述した固定パッチ群の色と重複する色、暗い色、および彩度の低い色の各カラーパッチが削除された後のカラーパッチが、統計処理によって求められた頻度の順に所定の数だけ選択されて配列されてなる10%パッチ群502が示されている。即ち、この図9に示す10%パッチ群502を構成する各カラーパッチが、領域選択過程(ステップS13)において優先順位をつけて選択された各領域を表している。
図10には、印刷用のCMYK色空間を5%ステップで分割した各領域を代表する各色のカラーパッチが、統計処理によって求められた頻度の順に配列されてなる5%パッチ群503が示されていて、ここでも、領域を代表する色として、各領域の中心点に相当する色が採用されている。また、5%パッチ群503の下には、各カラーパッチの色を表現したCMYK値の表が示されている。この図10に示す5%パッチ群503を構成する各カラーパッチの中にも、後述する図12に示す網%データにより表される固定パッチ群を構成するカラーパッチと色が重複しているカラーパッチが存在する場合があるため、色が重複するカラーパッチは5%パッチ群503から削除される。また、印刷用のCMYK色空間において
*<30
に相当する領域に含まれる暗い色は、上述したように、本実施形態のカラーチャート作成方法によって作成されるカラーチャートを、後述するデバイスリンクプロファイルの修正に用いるにあたって、実用的なカラーマッチング精度を高める効果が小さいことから5%パッチ群503から削除される。また、5%ステップで色空間が分割された領域による色の頻度統計は、人の目の感度が高い、淡い色彩における傾向をプロファイルに反映させるためのものなので、印刷用のCMYK色空間において
*>35、但し、C*=√((a*2+(b*2
に相当する領域に含まれる彩度の高い色のカラーパッチも5%パッチ群503から削除される。さらに、図9に示す、印刷用のCMYK色空間を10%ステップで分割した各領域を代表する各色のカラーパッチから選択された10%パッチ群502と色が重複する各カラーパッチについても5%パッチ群503から削除される。
図11には、図10に示す5%パッチ群503の中から、上述した固定パッチ群の色と重複する色、暗い色、彩度の高い色、および図9に示す10%パッチ群502の色と重複する色の各カラーパッチが削除された後のカラーパッチが、統計処理によって求められた頻度の順に所定の数だけ選択されて配列されてなる5%パッチ群504が示されている。この図11に示す5%パッチ群504を構成する各カラーパッチも、領域選択過程(ステップS13)において優先順位をつけて選択された各領域を表している。
次に、図4に示すチャート作成過程(ステップS14)では、各所定色のカラーパッチからなる固定パッチ群と、領域選択過程(ステップS13)で選択された各領域を代表する各色のカラーパッチが上記頻度の順に配列されてなる画像依存パッチ群とが並んだカラーチャートを表す、印刷用のCMYK色空間で色を表現したチャートデータが作成される。
図12は、図4に示すチャート作成過程(ステップS14)における固定パッチ群に適用される印刷用のCMYK色空間で色を表現した網%データの具体例を説明する説明図である。
図12に示すように、固定パッチ群を構成する色は、印刷用のCMYK4色それぞれについて網%を規則的に変化させたものである。
図13は、図4に示すチャート作成過程(ステップS14)で作成されたチャートデータが表すカラーチャートの一例を示す図である。
この図13には、チャート作成過程(ステップS14)で作成されたカラーチャートを表すチャートデータに基づいて実際に出力されたカラーチャート500が示されている。このカラーチャート500の上段には、印刷用のCMYK4色それぞれについて網%を規則的に変化させた、図12に示す網%データにより表される色のカラーパッチからなる固定パッチ群505が配置されている。また、このカラーチャート500の下段には、図9に示す10%パッチ群502、および図11に示す5%パッチ群504からなる画像依存パッチ群506が配置されている。
以上説明したように、各所定色のカラーパッチからなる固定パッチ群と、取得されたカラー画像の各部の色が色空間上の複数の領域それぞれに出現する頻度が高い方から優先的に選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなる画像依存パッチ群とが並んだカラーチャートを作成するカラーチャート作成方法によれば、画像取得過程(ステップS12)で取得するカラー画像として、図7に示す評価用画像400のような、ユーザが重要と考える色を含んだカラー画像を用意し、用意したこのカラー画像を画像取得過程(ステップS12)で取得することによって、このカラー画像に基づいた、後述するプロファイルの修正機能に好適なカラーチャートが作成されることとなる。
尚、本実施形態の説明では、本発明にいうチャート作成過程が、第2パッチ群として、領域選択過程で選択された各領域を代表する各色のカラーパッチが上記頻度の順に配列されてなる画像依存パッチ群を用いる例を挙げたが、本発明にいうチャート作成過程は、第2パッチ群として、領域選択過程で選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなるパッチ群を用いるものであってもよい。
また、本実施形態の説明では、本発明にいうチャート作成過程が、カラーチャートを表すチャートデータを作成する例を挙げたが、本発明にいうチャート作成過程は、カラーチャートを表すチャートデータに基づいて実際に出力された画像を作成するものであってもよい。
次に、パーソナルコンピュータ80内に構築されたプロファイルの作成機能について説明する。
先ず、この作成機能による印刷プロファイルの作成方法について説明する。
図4〜図13を参照して説明したカラーチャート作成方法によって作成された、固定パッチ群と画像依存パッチ群とが並んだカラーチャートを表す、印刷用のCMYK色空間で色を表現したチャートデータに基づくカラーチャート画像を、図1に示す印刷およびプルーフ画像作成システムにおける印刷手順に従って、図1に示す印刷機40で出力して、印刷物としてのカラーチャート(ここではカラーチャート500;図13参照)を作成する。このカラーチャート500を構成する、固定パッチ群505と画像依存パッチ群506の各カラーパッチを、図1,図2に示す分光測色計70で測色する。こうすることにより、印刷用のCMYK色空間のCMYK値と、L***色空間のL***値との対応関係を得る。
このようにして得られた対応関係は、カラーチャートを構成するカラーパッチの数に制限があるため、印刷用のCMYK色空間のかなり粗い間隔の座標点についてのCMYK値とL***値との対応関係である。このため、この対応関係を得た後、この対応関係に補間演算等を適用して、印刷用のCMYK空間での所望の細かい間隔の座標点に関する対応関係が定義された印刷プロファイルが作成される。尚、この対応関係に補間演算等を適用するにあたっては、例えば、特開2003−289446号公報に開示されている、任意のカラーパッチを含むカラーチャートを用いてプロファイルを作成するプロファイル作成方法における演算方式等を適用することによって所望の印刷プロファイルを作成することができる。
次に、プリンタプロファイルの作成方法について説明する。
図1に示すパーソナルコンピュータ50で、CMYK4色で表される網%データを各色について0%,10%,…,100%と順次変化させ、そのように順次発生させた網%データをプリンタ60に送り、プリンタ60でその網%データに基づくカラーチャートをプリント出力する。このカラーチャートを構成する各カラーパッチを、図1,図2に示す分光測色計70で測色する。こうすることにより、プリンタ60についての、プリンタ用のCMYK色空間のCMYK値と、L***色空間のL***値との対応関係を得る。
このようにして得られた対応関係は、上述した印刷プロファイルの作成の場合と同様、カラーチャートを構成するカラーパッチの数に制限があるため、プリンタ用のCMYK色空間のかなり粗い間隔の座標点についてのCMYK値とL***値との対応関係であり、この対応関係に補間演算等を適用して、プリンタ用のCMYK空間での所望の細かい間隔の座標点に関する対応関係が定義されたプリンタプロファイルが作成される。
このようにして作成された印刷プロファイルと、プリンタプロファイルの逆変換が定義された逆変換プリンタプロファイルとを結合させることによって、印刷用のCMYK色空間で色を表現した画像データをプリンタ用のCMYK色空間で色を表現した画像データに変換するデバイスリンクプロファイルが得られる。
図1に示す印刷およびプルーフ画像作成システムを構成するパーソナルコンピュータ80でこのようにしてデバイスリンクプロファイルが作成されると、この作成されたデバイスリンクプロファイルは、図1に示すパーソナルコンピュータ50にインストールされる。このパーソナルコンピュータ50では、上述したように、ワークステーション20から入力されたPDLで記述された画像データが印刷用のCMYK色空間で色を表現した画像データに変換される。その印刷用の画像データは、パーソナルコンピュータ50にインストールされたデバイスリンクプロファイルが用いられてプリンタ用のCMYK色空間で色を表現した画像データに変換され、プリンタ60により、そのプリンタ用の画像データに基づく画像がプリント出力される。これにより、図1に示す印刷機40で印刷される画像と色彩的に極力同一に似せたプルーフ画像が作成される。
ところが、「背景技術」の欄で説明したように、分光測色計70による測定誤差や、プロファイルを作成しようとしている対象のデバイスにおける出力特性に起因したカラーパッチの色誤差や、肌色に代表される実用上の重要色のカラーパッチをカラーチャートに追加することによる色誤差などといった様々な誤差や変動要因によって、印刷物とプルーフ画像との間で色が微妙に食い違うという現象が生じるおそれがある。このような現象に対処するためには、印刷プロファイルや、プリンタプロファイルや、印刷プロファイルとプリンタプロファイルとを結合させたデバイスリンクプロファイルといった色変換定義を適切に修正することが望ましい。
そこで、以下では、図14を参照して、パーソナルコンピュータ80内に構築されたプロファイルの修正機能について説明する。尚、ここでは、デバイスリンクプロファイルを例として用いてプロファイルの修正方法について説明する。
図14は、本発明の色変換定義修正方法の一実施形態を示すフローチャートである。
この色変換定義修正方法は、画像データに基づくカラー画像を出力する、本発明にいう第1のデバイスの一例に相当する印刷機40に依存した印刷用のCMYK色空間(本発明にいう第1デバイス色空間の一例)と、画像データに基づくカラー画像を出力する本発明にいう第2のデバイスの一例に相当するプリンタ60に依存したプリンタ用のCMYK色空間(本発明にいう第2デバイス色空間の一例)との間の色変換の関係を定義したデバイスリンクプロファイルを修正するデバイスリンクプロファイル修正方法であり、第1のチャート出力過程(ステップS21)と、色変換過程(ステップS22)と、第2のチャート出力過程(ステップS23)と、差異測定過程(ステップS24)、定義修正過程(ステップS25)とから構成されている。
図14に示すデバイスリンクプロファイル修正方法の第1のチャート出力過程(ステップS21)は、図4〜図13を参照して説明したカラーチャート作成方法によって作成された、固定パッチ群と画像依存パッチ群とが並んだカラーチャートを表す、印刷用のCMYK色空間で色を表現したチャートデータ(このチャートデータは、本発明にいう第1チャートデータの一例に相当するものであり、以下、このチャートデータを第1チャートデータと称する)に基づいてカラーチャートを、図1に示す印刷機40で出力するステップであるが、この第1のチャート出力過程(ステップS21)における処理は、上述した印刷プロファイルの作成方法のうちの、印刷プロファイルを作成するにあたって実行された処理のうちの一部の処理と同様の処理である。従って、ここでは、第1のチャート出力過程(ステップS21)は実行せずに、印刷プロファイルを作成する際に作成された、印刷物としてのカラーチャート(ここではカラーチャート500;図13参照)を、第1のチャート出力過程(ステップS21)で得られたカラーチャートとして用いる。
図14に示すデバイスリンクプロファイル修正方法の色変換過程(ステップS22)では、上記第1チャートデータを、図1に示すパーソナルコンピュータ50にインストールされたデバイスリンクプロファイルに基づいて、プリンタ用のCMYK色空間で色を表現した第2チャートデータに変換する。この第2チャートデータは、本発明にいう第2チャートデータの一例に相当するものである。
次に、図14に示すデバイスリンクプロファイル修正方法の第2のチャート出力過程(ステップS23)では、色変換過程(ステップS22)で得られた第2チャートデータに基づいてカラーチャートを、図1に示すプリンタ60で出力する。
次に、図14に示すデバイスリンクプロファイル修正方法の差異測定過程(ステップS24)では、第1のチャート出力過程(ステップS21)で出力されたカラーチャートの各カラーパッチと、第2のチャート出力過程(ステップS23)で出力されたカラーチャートの各カラーパッチとを、図1,図2に示す分光測色計70で測色することによって、それらのカラーチャート間で相互に対応するカラーパッチにおける色の差異を求める。
次に、図14に示すデバイスリンクプロファイル修正方法の定義修正過程(ステップS25)では、差異測定過程(ステップS24)で求められた差異のうち、画像依存パッチ群506のカラーパッチにおける差異を、固定パッチ群505のカラーパッチにおける差異よりも、後述するように重視して、図1に示すパーソナルコンピュータ50にインストールされたデバイスリンクプロファイルを修正する。
デバイスリンクプロファイルの具体的な修正方法については、例えば、特開2000−278547号公報に開示されている修正方法等を適用することができ、このような修正方法によってデバイスリンクプロファイルを修正することができる。
この図14に示すデバイスリンクプロファイル修正方法が繰り返し実行されることによってデバイスリンクプロファイルの精度が次第に向上する。デバイスリンクプロファイル修正方法を繰り返すにあたっては、1回目の修正では、差異測定過程(ステップS24)で求められた、固定パッチ群505のカラーパッチにおける差異、および画像依存パッチ群506のカラーパッチにおける差異の双方の差異を用いてデバイスリンクプロファイルを修正する。また、2回目以降の修正では、差異測定過程(ステップS24)で求められたのうち、ユーザによるプリンタ60の再現性評価に望ましい評価用画像400(図7参照)に基づいて作成された画像依存パッチ群506のカラーパッチにおける差異を重視して、この差異のみを用いてデバイスリンクプロファイルを修正する。
この画像依存パッチ群506は、固定パッチ群505のカラーパッチ数よりも少ないカラーパッチ数を有するが、評価用画像400(図7参照)の色の傾向が反映されたものであるため、この画像依存パッチ群506のカラーパッチにおける差異が重視された修正によってプロファイルが効率良く修正されることとなる。また、この画像依存パッチ群506は、色の頻度の順にカラーパッチが配列されてなるものであるため、定義修正過程(ステップS25)でプロファイルを修正する際に、例えば、上記頻度の上位のカラーパッチをユーザが手動で選択してプロファイルの修正に適用するといった応用も可能である。
尚、本実施形態の説明では、本発明にいう定義修正過程が、1回目の修正では、固定パッチ群505のカラーパッチにおける差異、および画像依存パッチ群506のカラーパッチにおける差異の双方の差異を用いてデバイスリンクプロファイルを修正し、2回目以降の修正では、画像依存パッチ群506のカラーパッチにおける差異のみを用いてデバイスリンクプロファイルを修正する例を挙げたが、本発明にいう定義修正過程は、例えば、画像依存パッチ群506のカラーパッチにおける差異のみを用いてデバイスリンクプロファイルを修正するものであってもよく、あるいは、重み付けによって、画像依存パッチ群506のカラーパッチにおける差異を、固定パッチ群505のカラーパッチにおける差異よりも重視してデバイスリンクプロファイルを修正するものであってもよい。
本発明の一実施形態が適用された印刷およびプルーフ画像作成システムの全体構成図である。 図1にブロックで示す分光測色計およびパーソナルコンピュータの外観斜視図である。 図2に示すパーソナルコンピュータのハードウェア構成図である。 本発明のカラーチャート作成方法の一実施形態を示すフローチャートである。 本発明のカラーチャート作成プログラムの一実施形態を示した図である。 本発明のカラーチャート作成装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。 図4に示すカラーチャート作成方法の画像取得過程(ステップS12)で取得されたカラー画像の一例を示す図である。 図4に示す領域選択過程(ステップS13)における領域選択の第1の手順を説明する説明図である。 図4に示す領域選択過程(ステップS13)における領域選択の第1の手順で選択された領域を表す図である。 図4に示す領域選択過程(ステップS13)における領域選択の第2の手順を説明する説明図である。 図4に示す領域選択過程(ステップS13)における領域選択の第2の手順で選択された領域を表す図である。 図4に示すチャート作成過程(ステップS14)における固定パッチ群に適用される印刷用のCMYK色空間で色を表現した網%データの具体例を説明する説明図である。 図4に示すチャート作成過程(ステップS14)で作成されたチャートデータが表すカラーチャートの一例を示す図である。 本発明の色変換定義修正方法の一実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
10 カラースキャナ
11 原稿画像
20 ワークステーション
30 フィルムプリンタ
40 印刷機
41 印刷画像
50 パーソナルコンピュータ
60 プリンタ
61 プルーフ画像
70 分光測色計
80 パーソナルコンピュータ
81 本体装置
81a FD装填口
81b CD−ROM装填口
811 CPU
812 主メモリ
813 ハードディスク装置
814 FDドライブ
815 CD−ROMドライブ
816 I/Oインタフェース
82 画像表示装置
82a 表示画面
83 キーボード
84 マウス
85 バス
90 カラーチャート
91 ケーブル
100 FD
110 CD−ROM
210 カラーチャート作成プログラム
211 画像取得部
212 間引き処理部
213 領域選択部
214 チャート作成部
300 カラーチャート作成装置
311 画像取得部
312 間引き処理部
313 領域選択部
314 チャート作成部
400 評価用画像
401,402,403,404,405 画像
500 カラーチャート
501 10%パッチ群
502 10%パッチ群
503 5%パッチ群
504 5%パッチ群
505 固定パッチ群
506 画像依存パッチ群

Claims (5)

  1. カラー画像を取得する画像取得過程と、
    前記画像取得過程で取得されたカラー画像の各部の色が色空間上の複数の領域それぞれに出現する頻度が高い方から優先的に該領域を選択する領域選択過程と、
    各所定色のカラーパッチからなる第1パッチ群と、前記領域選択過程で選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなる第2パッチ群とが並んだカラーチャートを作成するチャート作成過程とを有することを特徴とするカラーチャート作成方法。
  2. 前記チャート作成過程が、前記第2パッチ群として、前記領域選択過程で選択された各領域を代表する各色のカラーパッチが前記頻度の順に配列されてなるパッチ群を用いる過程であることを特徴とする請求項1記載のカラーチャート作成方法。
  3. カラー画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部で取得されたカラー画像の各部の色が色空間上の複数の領域それぞれに出現する頻度が高い方から優先的に該領域を選択する領域選択部と、
    各所定色のカラーパッチからなる第1パッチ群と、前記領域選択部で選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなる第2パッチ群とが並んだカラーチャートを作成するチャート作成部とを備えたことを特徴とするカラーチャート作成装置。
  4. コンピュータに組み込まれ、該コンピュータ上に、
    カラー画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部で取得されたカラー画像の各部の色が色空間上の複数の領域それぞれに出現する頻度が高い方から優先的に該領域を選択する領域選択部と、
    各所定色のカラーパッチからなる第1パッチ群と、前記領域選択部で選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなる第2パッチ群とが並んだカラーチャートを作成するチャート作成部とを構築することを特徴とするカラーチャート作成プログラム。
  5. 画像データに基づくカラー画像を出力する第1のデバイスに依存した第1デバイス色空間と、画像データに基づくカラー画像を出力する第2のデバイスに依存した第2デバイス色空間との間の色変換の関係を定義した色変換定義を修正する色変換定義修正方法において、
    各所定色のカラーパッチからなる第1パッチ群と、所定のカラー画像の各部の色が色空間上の複数の領域それぞれに出現する頻度が高い方から優先的に選択された各領域を代表する各色のカラーパッチからなる第2パッチ群とが並んだカラーチャートを前記第1デバイス色空間で色を表現した第1チャートデータに基づいて前記カラーチャートを前記第1のデバイスで出力する第1のチャート出力過程と、
    前記第1チャートデータを、前記色変換定義に基づいて、前記第2のデバイス色空間で色を表現した第2チャートデータに変換する色変換過程と、
    前記色変換過程で得られた第2チャートデータに基づいて前記カラーチャートを前記第2のデバイスで出力する第2のチャート出力過程と、
    前記第1のチャート出力過程で出力されたカラーチャートの各カラーパッチと、前記第2のチャート出力過程で出力されたカラーチャートの各カラーパッチとを測色することによって、それらのカラーチャート間で相互に対応するカラーパッチにおける色の差異を求める差異測定過程と、
    前記差異測定過程で求められた差異のうち、前記第2パッチ群のカラーパッチにおける差異を、前記第1パッチ群のカラーパッチにおける差異よりも重視して前記色変換定義を修正する定義修正過程とを有することを特徴とする色変換定義修正方法。
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