JP2006197331A - ストリーミングシステム、インタフェース変換装置、バッファリング方法 - Google Patents

ストリーミングシステム、インタフェース変換装置、バッファリング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リアルタイムに入力される映像及び音声のデータを、ストリーミング転送プロトコルに従ってストリーミングデータとし、ネットワークを介してクライアントに送信するストリーミングシステムにおいて、所定の伝送レートを実現でき、映像品質の安定したストリーミングを行う。
【解決手段】ネットワークにおいて所定のデータ伝送レートになるように、そのネットワークへの送出前にストリーミングデータのバッファリングを行う。バッファリングの際は、ストリーミングデータのオーバーフロー及びアンダーフローが起きないように、映像及び音声のデータを一定時間まで待ち合わせてバッファリングを行い、データ伝送レートに見合うレートになるよう、一定のデータ量に分割して送出する。映像及び音声のデータを一定時間まで待ち合わせても一定のデータ量に達しない場合はバッファリングできただけのデータを送出する。
【選択図】 図1

Description

本発明はストリーミングシステム、インタフェース変換装置、バッファリング方法に関し、特にインターネットのストリーミング転送プロトコル“RTP”(Real−time Transport Protocol)で配信される映像及び音声を、TV電話移動機端末に採用されている3GPP(3rd Generation Partnership Project)のオーディオビジュアル通信規格“3G−324M”を使用して、TV電話の仕組みでリアルタイムにライブストリーミング配信するシステム、これに用いるインタフェース変換装置、バッファリング方法に関する。
従来の映像ストリーミングシステムでは、映像と音声との到達遅延の揺らぎ、RTPペイロードサイズの変動を吸収する方法として映像と音声とを再生クライアント側でバッファリングしたり、クライアント側の受信状況に応じ送信側で映像レートを下げるなどのレート制御が一般的である。しかし、ライブコンテンツのストリーミングのようにリアルタイム性が重視される場合はクライアント側でバッファリングすることでリアルタイム性が損なわれる。また、クライアント側でレート制御に対応していない場合は、送信側で映像レートを下げるなどのレート制御技術の適用は困難である。
TV電話移動機端末向けに64Kbpsなど帯域の狭い伝送路を使ったライブコンテンツのストリーミングにおいては、エンコーダ側では一定時間おしなべて平均で64Kbpsとなっていても、個々の時点を見ると、ストリーミングサーバ側からのRTPパケット到達の揺らぎ、RTPペイロードサイズの変動により、64Kbpsがコンスタントに保証されているわけではない。
ところで、中継装置にバッファを設け、別のデータを挿入することで所定のビットレートを実現する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術を利用すれば、ビットレートを所望の値にすることができると考えられる。
特開2003−158543号公報
一般に、TV電話移動機端末向けストリーミングでは、移動機端末向け伝送帯域は64Kbpsが保証されており、これに合わせ、RTP送信側の映像と音声との到達遅延の揺らぎ、RTPペイロードサイズの変動に依存しないストリーミングデータのレート制御が必要になる。上述した特許文献1は、パケットを相互通信するための中継装置及び中継方法に関するものであり、同文献に記載されている技術を利用しても、映像と音声との到達遅延の揺らぎ、RTPペイロードサイズの変動に依存しないストリーミングデータのレート制御を実現することはできない。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は映像と音声の到達遅延の揺らぎ、RTPペイロードサイズの変動を吸収し、ストリーミング伝送レートを保証することのできるストリーミングシステム、インタフェース変換装置、バッファリング方法を提供することである。
本発明の請求項1によるストリーミングシステムは、リアルタイムに入力される映像及び音声のデータを、ストリーミング転送プロトコルに従ってストリーミングデータとし、ネットワークを介してクライアントに送信するストリーミングシステムであって、前記ネットワークにおいて所定のデータ伝送レートになるように、該ネットワークへの送出前に前記ストリーミングデータのバッファリングを行うバッファリング手段(図1中の映像ストリーミングゲートウェイに対応)を含むことを特徴とする。このようにすれば、所定の伝送レートを実現でき、映像品質の安定したストリーミングを行うことができる。
本発明の請求項2によるストリーミングシステムは、請求項1において、前記バッファリング手段は、ストリーミングデータのオーバーフロー及びアンダーフローが起きないように、映像及び音声のデータを一定時間まで待ち合わせてバッファリングを行い、前記データ伝送レートに見合うレートになるよう、一定のデータ量に分割して送出することを特徴とする。このようにすれば、ストリーミングデータのオーバーフロー及びアンダーフローを防止でき、映像品質の安定したストリーミングを行うことができる。
本発明の請求項3によるストリーミングシステムは、請求項2において、前記バッファリング手段は、前記映像及び音声のデータを一定時間まで待ち合わせても前記一定のデータ量に達しない場合はバッファリングできただけのデータを送出することを特徴とする。このように処理することによって、ストリーミングデータのアンダーフローを防止できる。
本発明の請求項4によるストリーミングシステムは、請求項1から3までのいずれか1項において、前記バッファリング手段から送出されるデータに、バッファリングすべき時間に相当する量のブランクデータを付加する手段を更に含むことを特徴とする。多段でバッファリングすることで所望の帯域をコンスタントに確保することがより確実となり、所定の伝送レートが条件となるTV電話移動機端末上にて映像品質の安定したストリーミングを行うことができる。
本発明の請求項5によるインタフェース変換装置は、リアルタイムに入力される映像及び音声のデータを、ストリーミング転送プロトコルに従ってストリーミングデータとし、ネットワークを介してクライアントに送信するストリーミングシステムに用いるインタフェース変換装置であって、前記ネットワークへの送出前に前記ストリーミングデータに、バッファリングすべき時間に相当する量のブランクデータを付加する手段を含むことを特徴とする。このような装置を用いれば、所定の伝送レートを実現でき、映像品質の安定したストリーミングを行うことができる。
本発明の請求項6によるバッファリング方法は、リアルタイムに入力される映像及び音声のデータを、ストリーミング転送プロトコルに従ってストリーミングデータとし、ネットワークを介してクライアントに送信するストリーミングデータのストリーミング方法であって、前記ネットワークへの送出前に前記ストリーミングデータに、バッファリングすべき時間に相当する量のブランクデータを付加することによって送出タイミングを調整するようにしたことを特徴とする。このような方法を用いれば、所定の伝送レートを実現でき、映像品質の安定したストリーミングを行うことができる。
以上説明したように本発明は、所定のデータ伝送レートになるように、ストリーミングデータのバッファリングを行い、特に多段にバッファリングすることで所定の伝送レート(例えば64Kbps)の帯域をコンスタントに確保することがより確実となり、所定の伝送レートが条件となるTV電話移動機端末上にて映像品質の安定したストリーミングを行うことができるという効果がある。
また、バッファリングを行う一定の待ち合わせ時間と一定のデータ量とを調整することにより、リアルタイム性を極力損なわないような、よりきめ細かな映像品質の調整ができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係るストリーミングシステムの構成例を示すブロック図である。同図に示されているように、本例のストリーミングシステム100は、映像及び音声を入力するためのライブカメラ170と、ライブカメラ170によって入力される映像及び音声について符号化するためのエンコーダ160と、エンコーダ160によって符号化された後のデータを受けRTPパケットデータとして配信するためのストリーミングサーバ150と、ストリーミングサーバ150より配信されるデータをTV電話移動機端末向けのストリーミングデータとして変換して送出する映像ストリーミングゲートウェイ120と、移動通信ネットワーク200と、ストリーミングデータを再生するためのTV電話移動機端末110とを含んで構成されている。
エンコーダ160とストリーミングサーバ150との間は、専用線等によって接続される。
ストリーミングサーバ150と映像ストリーミングゲートウェイ120との間は、LAN(Local Area Network)によって接続される。
映像ストリーミングゲートウェイ120は、ゲートウェイ本体装置140と、インタフェース変換装置130とから構成されている。
移動通信ネットワーク200は、本例では64Kbps回線交換網である。
(システム構成例)
図2は、本発明の実施の形態に係るストリーミングシステムのより詳細な構成を示すブロック図である。同図において、ストリーミングサーバ150は、クライアントの認証及び接続処理を行うクライアント認証・接続部150aと、ストリーミングコンテンツの管理を行うストリーミングコンテンツ管理部150bと、映像及び音声をRTPで配信する処理を行うストリーミングコンテンツRTP配信部150cと、クライアントの切断処理を行うクライアント切断制御部150dとを含んで構成されている。
ゲートウェイ本体装置140は、呼の接続処理を行う呼制御(接続)部140aと、ストリーミングサーバとの接続認証処理を行うストリーミングサーバ接続認証部140bと、ストリーミングコンテンツの選択制御を行うストリーミングコンテンツ選択制御部140cと、RTPデータを要求するRTPデータ要求部140dと、RTPデータを受信するRTPデータ受信部140eと、音声と映像との同期処理を行う音声映像同期制御部140fと、音声及び映像の送出タイミングを制御する音声映像バッファリング・送出制御部140gと、呼の切断処理を行う呼制御(切断)部140hと、ストリーミングサーバとの接続の切断処理を行うストリーミングサーバ切断制御部140iとを含んで構成されている。
インタフェース変換装置130は、PRI(Primary Rate Interface)回線の接続処理を行うPRI回線終端(接続)部130aと、H.245信号の送受信を行うH.245信号制御部130bと、音声及び映像の送出タイミングを制御する音声映像バッファリング・送出制御部130cと、H.223信号の多重・分離・送出を行うH.223信号多重・分離・送出部130dと、PRI回線の切断処理を行うPRI回線終端(切断)部130eとを含んで構成されている。
TV電話移動機端末110は、接続要求を送出する接続要求部110aと、H.245信号の送受信を行うH.245信号制御部110bと、H.223信号の多重・分離・受信を行うH.223信号多重・分離・受信部110cと、音声及び映像をデコードして表示する処理を行う音声映像デコード表示部110dと、切断要求を送出する切断要求部110eとを含んで構成されている。
なお、H.245は、3G−324Mにおいて、端末同士がデータの送信や受信に関して、お互いの端末がどのような規格によってデータを交換したらよいかなど能力に関する情報を交換しながら、最適な通信方法を決定するためのネゴエーションを行うためのマルチメディア通信制御プロトコル(ITU−T勧告)である。
H.223は、マルチメディア多重化プロトコルである。H.223では、音声や画像を1本の移動体通信チャネルに多重化して伝送する。
(動作例)
図3〜図6は、本発明の実施の形態に係るストリーミングシステムにおける処理を示すシーケンス図である。以下、これらシーケンス図に沿って、本システムの処理内容を説明する。
図3において、TV電話移動機端末110は、インタフェース変換装置130に対し、発信者番号、コンテンツIDを指定して接続を要求する(ステップS1)。インタフェース変換装置130は、ゲートウェイ本体装置140に対し、発信者番号、コンテンツIDと接続要求を通知する(ステップS2)。
TV電話移動機端末110から接続の要求を受けたインタフェース変換装置130は、TV電話移動機端末110に対し、接続要求を受けデータリンクレベルの回線接続応答を返す(ステップS3)。ゲートウェイ本体装置140は、ストリーミングサーバ150に対し、発信者番号を用いクライアント認証依頼を行う(ステップS4)。ストリーミングサーバ150は、ゲートウェイ本体装置140に対し、発信者番号を用いクライアント認証を行い、応答を返す(ステップS5)。
ゲートウェイ本体装置140は、ストリーミングサーバ150での認証結果を受け、TV電話移動機端末110に対し、ネットワークレベルの回線接続応答を返す(ステップS6)。その後、インタフェース変換装置130とTV電話移動機端末110との間で、端末能力交換などのネゴシエーションが行われる(ステップS7)。
図4に移行し、ゲートウェイ本体装置140は、ストリーミングサーバ150に対し、受信したコンテンツIDに対応するコンテンツURLを求める(ステップS8)。ストリーミングサーバ150は、ゲートウェイ本体装置140に対し、コンテンツIDに対応するコンテンツURLを返す(ステップS9)。ゲートウェイ本体装置140は、ストリーミングサーバ150に対し、コンテンツに対応するデコード情報を求める(ステップS10)。ストリーミングサーバ150は、ライブカメラ170に接続されているエンコーダ160からコンテンツに対応するデコード情報を取得し、ゲートウェイ本体装置140に対して返す(ステップS11)。
ゲートウェイ本体装置140は、インタフェース変換装置130に対し、コンテンツに対応するデコード情報を通知する(ステップS12)。インタフェース変換装置130は、TV電話移動機端末110に対し、デコード情報を使って論理チャネルの確立を要求する(ステップS3)。TV電話移動機端末110は、インタフェース変換装置130に対し、論理チャネルの確立の応答を行う(ステップS14)。
図5に移行し、ゲートウェイ本体装置140は、ストリーミングサーバ150に対し、コンテンツストリーミングのためのセッション確立を求める(ステップS15)。ストリーミングサーバ150は、ゲートウェイ本体装置140に対し、コンテンツストリーミングのためのセッションを確立し応答する(ステップS16)。ゲートウェイ本体装置140は、ストリーミングサーバ150に対し、コンテンツストリーミングの開始を求める(ステップS17)。
ストリーミングサーバ150は、ゲートウェイ本体装置140に対し、ライブカメラ170に接続されているエンコーダ160から取得したコンテンツのストリーミングを開始する(ステップS18)。これにより、映像及び音声のRTPパケットが送出され、ゲートウェイ本体装置140は、映像及び音声のRTPパケットを受信する(ステップS19)。
ゲートウェイ本体装置140は、同一のタイムスタンプを持つ映像のRTPパケットからペイロードを1VOP(Video Object Plane)化し、移動機側で指定する最大サイズでストリーミングデータを移動機に送信する際のデータ単位であるAL−SDU(Adaptation Layer Service Data Unit)に分割する(ステップS20)。
図6に移行し、ゲートウェイ本体装置140は、同一のタイムスタンプを持つ音声のRTPパケットのペイロードを、フレームタイプに応じて切り出し、移動機端末向けフォーマットのAMR(Adaptive Multi−Rate)フレームへ変換する(ステップS21)。ゲートウェイ本体装置140は、分割された映像VOP及び音声フレームを各々に対応するタイムスタンプに基づき時系列に配列する(ステップS22)。
ゲートウェイ本体装置140は、インタフェース変換装置130に対し、64Kbpsに見合うレートになるよう一定時間のバッファリングし一定サイズでインタフェース変換装置130へ送信する。このように、RTPパケットの映像と音声のデータを一定時間まで待ち合わせバッファリングを行い、64Kbpsに見合うレートになるよう、一定のデータ量に分割してインタフェース変換装置へ送出することによって、ストリーミングデータのオーバーフロー(過大)およびアンダーフロー(過小)が起きないようにすることができる。
なお、一定時間待っても一定サイズにならない時は、バッファリングできた分をインタフェース変換装置130へ送信する(ステップS23)。このように、一定のデータ量に達しない場合はバッファリングできただけのデータを送出することによって、ストリーミングデータのアンダーフローを防止できる。
インタフェース変換装置130は、ゲートウェイ本体装置140からの映像及び音声のデータを、回線交換網とのインタフェース用ストリーミングデータに変換する(ステップS24)。インタフェース変換装置130は、TV電話移動機端末110に対し、映像及び音声のアンダーフローによる移動機端末側での映像の乱れを更に回避するために、一定時間のバッファリングを行い、変換後のストリーミングデータを回線交換網経由でTV電話移動機端末へ送出する(ステップS25)。このバッファリングは、最初のストリーミングデータの先頭に一定時間分のブランクデータを付加することによって行う。TV電話移動機端末110は、受信したストリーミングデータをデコードして表示する(ステップS26)。
なお、ゲートウェイ本体装置140及びインタフェース変換装置130における、バッファリングを行う一定の待ち合わせ時間と一定のデータ量は、映像と音声とのリアルタイム性を極力損なわないよう最適な値となるようチューニングして設定する。
(フレーム構成例)
本システムにおいて授受されるフレームの構成例が図7及び図8に示されている。両図には、RTPパケットの音声・映像データから音声・映像ストリームデータを作成する処理が示されている。
図7において、ストリーミングサーバから送出されたRTPパケットを受信し、AL−SDUに分割する。RTPパケットに付加されているRTPヘッダの内容がペイロードタイプ「AMR」、シーケンス番号「2437」、タイムスタンプ「000100」である場合、ペイロードデータを3つのフレーム1〜3に分割し、音声1−1、1−2、1−3のAL−SDUとする。本例では音声1−1、1−2、1−3は、いずれも31byteである。
また、RTPパケットに付加されているRTPヘッダの内容がペイロードタイプ「MPEG−4」、シーケンス番号「1580」、タイムスタンプ「000100」である場合、ペイロードデータを1VOP化し、映像1−1のAL−SDUとする。本例では映像1−1は、256byteである。
さらに、RTPヘッダの内容がペイロードタイプ「MPEG−4」、シーケンス番号「1606」、タイムスタンプ「000110」のRTPパケット、及び、RTPヘッダの内容がペイロードタイプ「MPEG−4」、シーケンス番号「1607」、タイムスタンプ「000110」のRTPパケットに付加されているペイロードデータについて1VOP化し、前者については映像1−2及び1−3とし、後者については映像1−4とする。本例では、映像1−2は200byte、映像1−3は50byte、映像1−4は256byteである。
図8において、AL−SDUを時系列に並べ替え音声・映像ストリームデータを作成する。音声は20ms間隔で、その間に映像データに割り当てる。本例では、同図に示されているように、映像1−1、音声1−1、音声1−2、映像1−2、映像1−3、映像1−4、音声1−3、の順にデータが並んでいる。そして、各データの前には、音声・映像識別ID、フレーム長、のデータが付加されている。
また、音声・映像ストリームデータを送出する前に、スタッフィングデータを先に送出する。このスタッフィングデータは、音声・映像データが無いときのアイドリングパターンデータである。このスタッフィングデータの付加は、ストリーミングデータを送出するタイミングを遅らせるために行われる処理である。このスタッフィングデータを付加することにより、バッファリングすることと等価の効果が得られる。つまり、インタフェース変換装置130においては、映像と音声のデータのアンダーフローによる移動機端末側での映像の乱れを更に回避するために更に一定時間、映像と音声のデータのバッファリングを行っていることになる。そして、このバッファリングは、最初に送出する映像と音声のデータの先頭にバッファリング時間分のブランクデータを付加することで行われる。
本例では、ゲートウェイ本体装置においてバッファリングを行う他に、インタフェース変換装置においてもブランクデータ付加によるバッファリングを行っていることになる。このように、多段にバッファリングすることで、64Kbpsの帯域をコンスタントに確保することがより確実となり、64Kbps伝送が条件となるTV電話移動機端末上にて映像品質の安定したストリーミングを行うことができる。
また、バッファリングを行う一定の待ち合わせ時間と一定のデータ量は調整が可能であり、リアルタイム性を極力損なわないような、よりきめ細かな映像品質の調整が可能となる。
(インタフェース変換装置)
以上説明したストリーミングシステムにおいては、以下のようなインタフェース変換装置が用いられている。すなわち、リアルタイムに入力される映像及び音声のデータを、ストリーミング転送プロトコルに従ってストリーミングデータとし、ネットワークを介してクライアントに送信するストリーミングシステムに用いるインタフェース変換装置であって、上記ネットワークへの送出前に上記ストリーミングデータに、バッファリングすべき時間に相当する量のブランクデータを付加する手段を含むインタフェース変換装置が用いられている。このような装置を用いれば、所定の伝送レートを実現でき、映像品質の安定したストリーミングを行うことができる。
(バッファリング方法)
以上説明したストリーミングシステムにおいては、以下のようなバッファリング方法が用いられている。すなわち、リアルタイムに入力される映像及び音声のデータを、ストリーミング転送プロトコルに従ってストリーミングデータとし、ネットワークを介してクライアントに送信するストリーミングデータのストリーミング方法であって、上記ネットワークへの送出前にストリーミングデータに、バッファリングすべき時間に相当する量のブランクデータを付加することによって送出タイミングを調整するようにしたストリーミング方法が用いられている。このような方法を用いれば、所定の伝送レートを実現でき、映像品質の安定したストリーミングを行うことができる。
(まとめ)
上述の如く、本発明によれば、ゲートウェイ本体装置とインタフェース変換装置にて多段でバッファリングすることで64Kbpsの帯域をコンスタントに確保することがより確実となり、64Kbps伝送が条件となるTV電話移動機端末上にて映像品質の安定したストリーミングを行うことができる。
また、バッファリングを行う一定の待ち合わせ時間と一定のデータ量は調整が可能であり、リアルタイム性を極力損なわないような、よりきめ細かな映像品質の調整が可能となる。
本発明は、リアルタイムにライブストリーミング配信するシステムに適用することができる。
本発明の実施の形態に係るストリーミングシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るストリーミングシステムのより詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るストリーミングシステムにおける処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るストリーミングシステムにおける処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るストリーミングシステムにおける処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るストリーミングシステムにおける処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るストリーミングシステムにおいて授受されるフレームの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るストリーミングシステムにおいて授受されるフレームの構成例を示す図である。
符号の説明
100 ストリーミングシステム
110 TV電話移動機端末
110a 接続要求部
110b H.245信号制御部
110c H.223信号多重・分離・受信部
110d 音声映像デコード表示部
110e 切断要求部
120 映像ストリーミングゲートウェイ
130 インタフェース変換装置
130a PRI回線終端(接続)部
130b H.245信号制御部
130c 音声映像バッファリング・送出制御部
130d H.223信号多重・分離・送出部
130e PRI回線終端(切断)部
140 ゲートウェイ本体装置
140a 呼制御(接続)部
140b ストリーミングサーバ接続認証部
140c ストリーミングコンテンツ選択制御部
140d データ要求部
140e データ受信部
140f 音声映像同期制御部
140g 音声映像バッファリング・送出制御部
140h 呼制御(切断)部
140i ストリーミングサーバ切断制御部
150 ストリーミングサーバ
150a クライアント認証・接続部
150b ストリーミングコンテンツ管理部
150c 配信部
150d クライアント切断制御部
160 エンコーダ
170 ライブカメラ
200 移動通信ネットワーク

Claims (6)

  1. リアルタイムに入力される映像及び音声のデータを、ストリーミング転送プロトコルに従ってストリーミングデータとし、ネットワークを介してクライアントに送信するストリーミングシステムであって、前記ネットワークにおいて所定のデータ伝送レートになるように、該ネットワークへの送出前に前記ストリーミングデータのバッファリングを行うバッファリング手段を含むことを特徴とするストリーミングシステム。
  2. 前記バッファリング手段は、ストリーミングデータのオーバーフロー及びアンダーフローが起きないように、映像及び音声のデータを一定時間まで待ち合わせてバッファリングを行い、前記データ伝送レートに見合うレートになるよう、一定のデータ量に分割して送出することを特徴とする請求項1記載のストリーミングシステム。
  3. 前記バッファリング手段は、前記映像及び音声のデータを一定時間まで待ち合わせても前記一定のデータ量に達しない場合はバッファリングできただけのデータを送出することを特徴とする請求項2記載のストリーミングシステム。
  4. 前記バッファリング手段から送出されるデータに、バッファリングすべき時間に相当する量のブランクデータを付加する手段を更に含むことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のストリーミングシステム。
  5. リアルタイムに入力される映像及び音声のデータを、ストリーミング転送プロトコルに従ってストリーミングデータとし、ネットワークを介してクライアントに送信するストリーミングシステムに用いるインタフェース変換装置であって、前記ネットワークへの送出前に前記ストリーミングデータに、バッファリングすべき時間に相当する量のブランクデータを付加する手段を含むことを特徴とするインタフェース変換装置。
  6. リアルタイムに入力される映像及び音声のデータを、ストリーミング転送プロトコルに従ってストリーミングデータとし、ネットワークを介してクライアントに送信するストリーミングデータのストリーミング方法であって、前記ネットワークへの送出前に前記ストリーミングデータに、バッファリングすべき時間に相当する量のブランクデータを付加することによって送出タイミングを調整するようにしたことを特徴とするバッファリング方法。
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