JP2006196414A - 燃料電池検査システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 MEAを具備し、液体燃料が供給されることで発電する燃料電池の特性を検査する燃料電池検査システムを提供する。
【解決手段】 膜電極接合体MEA111を具備し、MEA111のアノード111Bにメタノールを含むメタノール水溶液が供給されることで発電するDMFC100に対して、その特性を検査する燃料電池検査システム1Aであって、内部にメタノール水溶液が貯溜されると共に密閉性を有するタンク11と、タンク11とDMFC100とを接続する配管11a、12a、13aとからなる液体燃料供給配管とを具備し、メタノール水溶液をDMFC100のアノード111B側に供給する液体燃料供給手段と、DMFC100のアノード111B側から排出されたメタノール水溶液をタンク11に戻す配管11bと、液体燃料供給配管に設けられ、内部を流通するメタノール水溶液中のメタノール濃度を検出する屈折率計13と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、膜電極接合体(以下、MEA(Membrane Electrode Assembly)とする)を具備し、MEAのアノード側にメタノール(燃料成分)含むメタノール水溶液(液体燃料)が供給されることで発電する直接メタノール型燃料電池(以下、DMFC(Direct Methanol Fuel Cell)とする)などの燃料電池の特性を検査する燃料電池検査システムに関する。
近年、電源として燃料電池の開発が急速に進められている。燃料電池の種類は様々であるが、ノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話などの携帯端末用としては、メタノール水溶液を燃料とするDMFCが着目されている(特許文献1参照)。
このようなDMFCは、MEAを内蔵し、MEAのアノード側にメタノール水溶液が供給されることで発電する。この発電によるDMFCの出力は、一般にMEAの性能に依存する。そして、MEAの性能は、メタノール水溶液の消費量などに関係する。
特開2003−68325号公報(段落番号0012〜0035、図1)
したがって、DMFC、MEAの各種特性を検査することは、品質的に安定した高品質のDMFCを提供する観点から重要である。
そこで、本発明は、MEAを具備し、そのアノード側に燃料成分含む液体燃料が供給されることで発電する燃料電池の特性を容易に検査可能な燃料電池検査システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、膜電極接合体を具備し、当該膜電極接合体のアノードに燃料成分を含む液体燃料が供給されることで発電する燃料電池に対して、当該燃料電池の特性を検査する燃料電池検査システムであって、内部に液体燃料が貯溜されると共に密閉性を有するタンクと、当該タンクと前記燃料電池とを接続する液体燃料供給配管とを具備し、前記タンク内の液体燃料を前記液体燃料供給配管を介して前記燃料電池のアノード側に供給する液体燃料供給手段と、前記燃料電池のアノード側から排出された液体燃料を前記タンクに戻す液体燃料戻し配管と、前記液体燃料供給配管および前記液体燃料戻し配管の少なくとも一方の配管に設けられ、当該少なくとも一方の配管内を流通する液体燃料中の前記燃料成分濃度を検出する燃料成分濃度検出手段と、を備えたことを特徴とする燃料電池検査システムである。
このような燃料電池検査システムによれば、液体燃料供給手段により、タンク内の液体燃料は、液体燃料供給配管を介して燃料電池のアノード側に供給される。液体燃料戻し配管により、燃料電池から排出された液体燃料は、タンクに戻される。そして、燃料濃度検出手段によって、液体燃料供給配管および液体燃料戻し配管の少なくとも一方の配管内を流通する液体燃料中の燃料成分濃度が検出される。なお、タンクは密閉性を有するため、液体燃料が外部に流出することが防止されている。
したがって、タンクから燃料供給配管を介して燃料電池のアノード側に液体燃料を供給しつつ、燃料電池から排出された液体燃料をタンクに戻しながら、すなわち、タンクと燃料電池との間で液体燃料を循環させながら、例えば、MEAおいてアノード側からカソード側への液体燃料の浸透・透過(以下クロスオーバーという)によって、液体燃料の燃料成分濃度の変化したことを、燃料成分検出手段で、連続的にリアルタイムで検出することができる。これにより、MEAの特性、つまり燃料電池の特性を検査することができる。
また、タンクを備えたことにより、液体燃料がカソード側に透過して、タンクに戻される液体燃料の量が少なくても、連続的に液体燃料を燃料電池に供給することができる。ただし、タンクの容量が大きすぎると、燃料成分濃度の変化を検出しにくくなるため、前記液体燃料のクロスオーバーを考慮しつつ、小さくすることが好ましい。
本発明によれば、MEAを具備し、そのアノード側に燃料成分含む液体燃料が供給されることで発電する燃料電池の特性を容易に検査可能な燃料電池検査システムを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は、本実施形態に係る燃料電池検査システムの構成を示す図である。図2は、本実施形態に係る燃料電池検査システムによって得られた電流密度−電圧曲線の一例である。
≪DMFC≫
まず、図1を参照して、燃料電池検査システム1Aの説明に先立って、検査対象であるDMFC100について簡単に説明する。DMFC100は、ノートパソコンなどの携帯端末に搭載され、電源として機能する燃料電池である。なお、携帯端末には、DMFC100とは別途に、メタノール水溶液(液体燃料)が充填された燃料カートリッジ(図示しない)が装着される。
図1に示すように、DMFC100は、MEA111を有するMEAモジュール110と、燃料タンク120とを主に具備している。そして、ボルト、ナットなとの適宜な締結手段によって、MEAモジュール110と燃料タンク120とが重ね合わせられた状態が維持され、組み付けられた状態のDMFC100が構成されている。そして、前記燃料カートリッジからの供給されたメタノール水溶液がMEA111のアノード111B側に供給され、一方、酸素を含む空気(酸化剤ガス)がMEA111のカソード111C側に供給されることで、DMFC100は発電する。
<MEAモジュール>
MEAモジュール110は、MEA111と、MEA111を挟む挟持部材112および挟持部材113とを主に備えている。
[MEA]
MEA111は、パーフルオロスルホン酸系の一価の陽イオン交換膜などの電解質膜111Aと、電解質膜111Aを挟むアノード111B(燃料極)およびカソード111C(空気極)とを主に備えている。アノード111Bおよびカソード111Cは、例えば、白金などの触媒が担持されたカーボンペーパによって構成される。
[挟持部材]
挟持部材112、113は、MEA111をその両面側から挟むことによって、電解質膜111Aと、アノード111Bあるいはカソード111Cとの密着性を高める機能を有している。また、挟持部材112および挟持部材113のMEA111側には、フォトリソグラフィ法などで形成された集電板(図示しない)が、それぞれ形成されている。そして、アノード111B側の集電板にはDMFC100のマイナス端子100Bが固定されており、カソード111C側の集電板にはプラス端子100Cが固定されている。ただし、図1では、アノード111Bにマイナス端子100Bが、カソード111Cにプラス端子100Cが、それぞれ接続した模式的な状態で描いている。
アノード111B側の挟持部材112には、燃料流通孔112aが適宜に形成されている。そして、燃料タンク120内のメタノール水溶液が、後記する燃料流通孔120aと、燃料流通孔112aを介して、アノード111Bに供給されるようになっている。
一方、カソード111C側の挟持部材113には、MEA111側に開口した溝状の酸化剤ガス流路113aが適宜に形成されている。そして、酸化剤ガス流路113aには、DMFC100が携帯端末に搭載された場合、携帯端末に別途搭載されるコンプレッサなどから、酸素を含む空気(酸化剤ガス)が供給され、カソード111Cに供給されるようになっている。
<燃料タンク>
燃料タンク120は、MEAモジュール110のアノード111B側に配置されており、アノード111Bに供給するメタノール水溶液が、一時的に貯溜されるタンク室120bを有する薄型の容器である。燃料タンク120のMEAモジュール110側の壁(図1では上壁)には、燃料流通孔120aが適宜に形成されており、燃料流通孔120aと、前記燃料流通孔112aを介して、メタノール水溶液がアノード111Bに供給されるようになっている。
また、燃料タンク120は、DMFC100が携帯端末に搭載された場合、前記燃料カートリッジからのメタノール水溶液の取込口となる燃料取込パイプ120cと、使用済みのメタノール水溶液が前記燃料カートリッジに排出される燃料排出パイプ120dとを有している。すなわち、燃料取込パイプ120cおよび燃料排出パイプ120dは、前記燃料カートリッジに接続する部分であり、燃料取込パイプ120cを介して、燃料カートリッジからタンク室120bにメタノール水溶液が供給され、燃料排出パイプ120dを経由して、前記燃料カートリッジに戻るようになっている。つまり、DMFC100と前記燃料カートリッジとの間で、メタノール水溶液が循環するようになっている。
≪燃料電池検査システムの構成≫
次に、このようなDMFC100の特性を検査する燃料電池検査システム1Aの構成について説明する。
図1に示すように、燃料電池検査システム1Aは、DMFC100のカソード111C側に接続するカソード系と、アノード111B側に接続するアノード系と、DMFC100の出力端子(マイナス端子100B、プラス端子100C)に接続し電力を消費する電力消費系とを主に備えている。
<アノード系>
アノード系は、DMFC100のアノード111B側に接続し、主に、タンク11とDMFC100との間でメタノール水溶液(液体燃料)を循環させると共に、循環するメタノール水溶液中のメタノール(燃料成分)濃度を検出する系である。具体的に説明すると、アノード系は、最上流に位置するタンク11と、プランジャポンプ12と、屈折率計13(燃料濃度検出手段)と、これらを接続する配管11a、11b、12a、13aと、タンク11に付随する電子天秤14(タンク質量測定手段)およびレーザ水位計15(体積検出手段、液面センサ)とを主に備えている。
[タンク]
タンク11は、内部にメタノール水溶液が貯溜されると共に、密閉性を有する容器である。これにより、タンク11内のメタノール水溶液が気化して、タンク11の隙間などから外部に流出しないようになっている。そして、タンク11は、配管11aを介して、下流側のプランジャポンプ12に接続している。
タンク11の容量は、MEA111におけるメタノール水溶液のクロスオーバーを考慮しつつ、なるべく小さくする方が好ましい。また、タンク11内に適宜な撹拌手段を設け、この撹拌手段によりタンク11内を撹拌し、メタノール水溶液のメタノール濃度が均一となるようにしてもよい。
タンク11は電子天秤14の上に載置されている。そして、電子天秤14により、メタノール水溶液が貯溜されたタンク11の質量を計測可能となっている。したがって、タンク11のみの質量を事前に求めておくことで、タンク11内のメタノール水溶液の質量を計測可能となっている。
また、レーザ水位計15はタンク11の上部に設置されおり、このレーザ水位計15からタンク11内のメタノール水溶液の液面に向かってレーザを照射することで、タンク11内のメタノール水溶液の水位を計測可能となっている。したがって、タンク11内の水位とその容積とを事前に関連付けて求めておくことで、メタノール水溶液の水位から、その体積を算出可能となっている。
[プランジャポンプ]
プランジャポンプ12は、タンク11からDMFC100にメタノール水溶液を供給する動力源である。そして、プランジャポンプ12は、配管12aを介して、下流側の屈折率計13に接続している。ただし、動力源の種類はプランジャポンプに限定されず、その他のポンプであってもよい。
[屈折率計]
屈折率計13は、DMFC100に供給されるメタノール水溶液に、所定の光線を所定方向から照射することによって、メタノール水溶液の屈折率を計測する機器である。また、屈折率計13は、計測された屈折率と、屈折率とメタノール濃度とが関連付けられ、記憶されたデータ(いわゆる検量線)とから、メタノール濃度を求める機器である。このような屈折率計13としては、例えば、(株)日立ハイテクトレーディング社製の「濃度測定用プロセス屈折率計 PR−03−M」などを使用することができる。そして、屈折率計13は、配管13aを介して、DMFC100の燃料取込パイプ120cに接続している。
ここで、本実施形態では、特許請求の範囲における「液体燃料供給配管」は、配管11aと、配管12aと、配管13aとで構成されており、これらから構成された液体燃料供給配管に、屈折率計13(燃料濃度検出手段)が設けらている。また、特許請求の範囲における「液体燃料供給手段」は、タンク11と、プランジャポンプ12、配管11a、12a、13aとを備えて構成されている。
[その他]
そして、配管11b(液体燃料戻し配管)が、DMFC100の燃料排出パイプ120dとタンク11とを接続しており、DMFC100から排出されたメタノール水溶液が配管11bを介して、タンク11に戻されるようになっている。
<カソード系>
カソード系は、DMFC100のカソード111C側に接続し、主に、DMFC100の酸化剤ガス流路113aに、酸素を含む空気(酸化剤ガス)を供給する酸化剤ガス供給手段である。カソード系は、最上流に位置するコンプレッサ21と、開閉弁22と、流量計23と、開閉弁24と、リリーフ弁25と、これらを接続する配管21a、22a、23a、24a、24b、25aを主に備えている。
コンプレッサ21は、外気を取り込んで所定に圧縮し、圧縮空気として送る装置(酸化剤ガス供給装置)である。そして、コンプレッサ21は、配管21aを介して、開閉弁22に接続している。
開閉弁22は、コンプレッサ21からの圧縮空気の流通/非流通を適宜に切り換える弁である。そして、開閉弁22は、配管22aを介して、流量計23に接続している。
流量計23は、酸化剤ガス流路113aに供給される圧縮空気の流量を検出する機器である。そして、流量計23は、配管23aを介して、挟持部材113の酸化剤ガス流路113aの上流端に接続している。
酸化剤ガス流路113aの下流端は、配管24aを介して、開閉弁24に接続している。そして、開閉弁24は、配管24bを介して、配管21aの途中位置に接続している。これにより、DMFC100から排出された圧縮空気(オフガス)が配管21aに戻され、循環するようになっている。
リリーフ弁25は、配管25aを介して、配管24aの途中位置に接続している。なお、リリーフ弁25は、通常時(DMFC100の検査時)閉じられる。
一方、DMFC100の発電の進行により、カソード111Cで生成する水によって、循環する圧縮空気中の水分量が多くなった場合などに、リリーフ弁25は開かれる。これにより、含水量の高い圧縮空気が外気中に排出されるようになっている。また、リリーフ弁25は、DMFC100の検査後は開かれ、配管24a内などの圧縮空気が外気中に開放されるようになっている。
また、DMFC100の下流側の配管24aに露点計(水分検出手段)を設け、この露点計により、DMFC100のカソード111C側から排出された圧縮空気中の水分量を検出するようにしてもよい。
<電力消費系>
電力消費系は、DMFC100の出力端子(マイナス端子100B、プラス端子100C)に接続する系である。すなわち、電力消費系で電力を消費することによって、DMFC100が発電する。電力消費系は、電流電圧検出器31と、外部負荷32とを主に備えており、外部負荷32は、電流電圧検出器31を介して、DMFC100のマイナス端子100B、プラス端子100Cに接続している。外部負荷32は、DMFC100が携帯端末に搭載された場合において電力を消費する液晶モニタなどに相当する負荷である。電流電圧検出器31は、DMFC100の出力電流、出力電圧を検出する機器であり、外部負荷32と直列に配置された電流計、外部負荷32と並列に配置された電圧計などから構成される。
≪燃料電池検査システムによる一検査方法≫
次に、燃料電池検査システム1AによるDMFC100の一検査方法について説明する。
ここでは、(1)外部負荷32で電力を消費せず、つまり、DMFC100を発電させずに、タンク11とDMFC100との間でメタノール水溶液を循環させて、MEA111でのクロスオーバーによるメタノール濃度変化を測定する場合と、(2)外部負荷32で電力を消費して、つまり、DMFC100を発電させて、この発電によるメタノール濃度変化を測定する場合について説明する。
<(1)クロスオーバーによるメタノール濃度変化の測定>
まず、DMFC100を発電させず、MEA111におけるクロスオーバーによるメタノール濃度変化を測定する場合について説明する。
燃料タンク120の燃料取込パイプ120cに配管13aの下流端を、燃料排出パイプ120dに配管11bの上流端を、それぞれ接続する。このとき、配管11a、11b、12a、13a内のエア抜きをする。
そして、プランジャポンプ12を適宜な作動条件で作動させる。そうすると、タンク11内のメタノール水溶液が、タンク11から、配管11a、プランジャポンプ12、配管12a、屈折率計13、配管13a、燃料取込パイプ120c、タンク室120b、燃料排出パイプ120d、配管11bを経由し、タンク11に戻るルートで循環する。
また、カソード系のコンプレッサ21の上流側に、窒素が充填された窒素タンクなどの窒素供給源を取り付け、コンプレッサ21を作動すると共に、開閉弁22、開閉弁24を開き、酸化剤ガス流路113aに窒素を流通させる。
なお、外部負荷32による電力の消費は行わず、DMFC100を発電させない。
このようにメタノール水溶液が循環すると、DMFC100では、僅かながらもメタノール水溶液が、電解質膜111Aに浸透・透過し、カソード111C側にクロスオーバー(クロスリーク)する。詳細には、電解質膜111Aにおけるメタノール水溶液を形成するメタノールの拡散速度と、水の拡散速度とが異なり、これら拡散速度に従って、メタノール、水が電解質膜111Aをカソード111C側にクロスオーバーする。
このようにメタノール、水がクロスオーバーすると、DMFC100から配管11bに排出されたメタノール水溶液のメタノール濃度が、配管13aからDMFC100に供給されるメタノール水溶液のメタノール濃度と異なることになる。なお、一般に、電解質膜111Aにおけるメタノールの拡散速度は、水の拡散速度より高いため、DMFC100から排出されたメタノール水溶液のメタノール濃度は低下すると考えられる。
そして、このメタノール濃度が低下したメタノール水溶液が、配管11bを経由して、タンク11に戻される。ここで、前記したように、タンク11の容量を、メタノール水溶液のクロスオーバーを考慮しつつ、小さくすることによって、タンク11内のメタノール水溶液のメタノール濃度が低下する。次いで、このメタノール濃度が低下したメタノール水溶液が、タンク11から配管11aを介してプランジャポンプ12に向かって流れる。
[メタノール水溶液の密度変化からの算出]
そして、電子天秤14でタンク11内のメタノール水溶液の質量を連続的に求める。これと共に、レーザ水位計15でタンク11内のメタノール水溶液の水位を計測し、この水位に基づいて、メタノール水溶液の体積を連続的に求める。
このようにして求めたメタノール水溶液の質量と体積とから、タンク11内のメタノール水溶液の密度を連続的に算出する。次いで、タンク11内のメタノール水溶液の密度と、予め求めておいたメタノール水溶液の密度とメタノール水溶液の濃度との関係、つまり検量線とに基づいて、タンク11内のメタノール水溶液の濃度および濃度変化を連続的にリアルタイムで求めることができる。
したがって、メタノール水溶液を循環させながら、MEA111においてクロスオーバーしたメタノールの量を連続的に求めることができる。すなわち、MEA111の一特性であるメタノールのクロスオーバー量を求めることができる。ここで、メタノール濃度を検出する他の方法としては、循環するメタノール水溶液を適宜にサンプリングし、ガスクロマトグラフィなどによって、定性・定量分析することが可能であるが、本実施形態に係る燃料電池検査システム1Aによれば、前記サンプリングをせず、つまり、循環するメタノール水溶液量を減少させずに、メタノール濃度を検出することができる。
また、単に、電子天秤14によって、タンク11内のメタノール水溶液の減少量を測定することもできる。
[メタノール水溶液の屈折率の変化からの算出]
また、屈折率計13で、その内部を流通するメタノール水溶液の屈折率を測定する。次いで、測定した屈折率と、予め求めておいたメタノール濃度と屈折率との関係、つまり検量線とから、メタノール濃度および濃度変化を連続的に求めることができる。
したがって、メタノール水溶液を循環させながら、MEA111においてクロスオーバーしたメタノールの量を求めることができる。つまり、MEA111の一特性であるメタノールのクロスオーバー量を求めることができる。
このように、本実施形態に係る燃料電池検査システム1Aによれば、電子天秤14によるメタノール水溶液の密度の変化と、屈折率計13によるメタノール水溶液の屈折率の変化との両方から、メタノール水溶液のメタノール濃度および濃度変化を測定し、DMFC100の一特性であると共に、MEA111の一特性であるメタノールのクロスオーバー量を求めることができる。
<(2)発電によるメタノール濃度変化の測定など>
次に、外部負荷32で電力を消費して、DMFC100を発電させた場合において、発電によるメタノール濃度変化の測定などについて説明する。なお、プランジャポンプ12などアノード系の操作については、DMFC100を発電させない場合と同様であるため、ここでは省略する。
コンプレッサ21を所定に作動し、開閉弁22および開閉弁24を開き、流量計23を監視しながら、所定流量の圧縮空気をDMFC100の酸化剤ガス流路113aに供給する。次いで、外部負荷32を所定に動作させて、DMFC100から電力を取り出し、その電力を消費する。そうすると、DMFC100が発電する。
DMFC100が発電すると、MEA111のアノード111Bにおいて、メタノール水溶液中のメタノールが連続的に消費される。そうすると、DMFC100から配管11bに排出されたメタノール水溶液中のメタノール濃度は、DMFC100が発電しない場合と比較して低くなる。
[メタノール水溶液の密度変化、屈折率変化からの算出]
次いで、電子天秤14、レーザ水位計15により、タンク11内のメタノール水溶液の密度を求め、この密度と前記検量線とに基づいて、メタノール濃度および濃度変化を求めることができる。また、屈折率計13により、その内部を流通するメタノール水溶液の屈折率を測定し、この屈折率と前記検量線とに基づいて、メタノール濃度および濃度変化を求めることができる。
このように求めたDMFC100の発電時におけるメタノール濃度および濃度変化から、DMFC100の非発電時におけるメタノールのクロスオーバー量とを差し引くことによって、DMFC100の発電時にMEA111で消費されるメタノール量(以下、メタノール消費量とする)を求めることができる。また、外部負荷32による消費電力を適宜に変更して、DMFC100の出力電流、出力電圧を変更することで、種々の出力条件でのメタノール消費量を求めることもできる。
そして、これらに基づいて、例えば、DMFC100とは別に携帯端末に搭載される燃料カートリッジ内のメタノール水溶液のメタノール濃度を、好適に設定することもできる。その他、単に、電子天秤14によって測定されたタンク11内のメタノール水溶液の減少量から、DMFC100の発電継続時間に関係する燃料カートリッジの容量を設定することもできる。
[出力電流、出力電圧の検出]
また、電流電圧検出器31により、発電するDMFC100の出力電流、出力電圧を検出することができる。具体的には、外部負荷32での電力消費の程度を変化させて、図2に示すような、DMFC100の電流密度−電圧に係るグラフ、いわゆるDMFC100の電流−電圧特性を得ることもできる。
以上、本発明の好適な一実施形態について説明したが、本発明は前記一実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、例えば以下のように変更することができる。
前記した実施形態では、DMFC100の燃料排出パイプ120dに接続する配管11bの下流端をタンク11接続し、DMFC100から排出されたメタノール水溶液をタンク11に戻す構成としたが、その他に例えば、図3に示す燃料電池検査システム1Bのように、タンク16(第2タンク)をさらに備え、配管11bの下流端をタンク16に接続する構成としてもよい。すなわち、燃料電池検査システム1Bにおいて、DMFC100から排出されたメタノール水溶液は、配管11bを経由して、タンク16内に貯溜されるようになっている。タンク16は、タンク11と同様に、密閉性を有する容器であり、メタノール水溶液がタンク16の外部に流出しないようになっている。
また、燃料電池検査システム1Bは、電子天秤17(第2タンク質量測定手段)をさらに備えており、タンク16は電子天秤17の上に載置されている。そして、メタノール水溶液が貯溜されたタンク16の質量を測定可能となっている。すなわち、タンク16のみの質量を事前に求めておくことで、タンク16に貯溜されたメタノール水溶液の質量を測定可能となっている。
さらに、燃料電池検査システム1Bは、レーザ水位計18(体積測定手段)を備えており、このレーザ水位計18により、タンク16内のメタノール水溶液の水位を計測し、前記実施形態と同様に、メタノール水溶液の体積を測定可能となっている。
したがって、タンク16内のメタノール水溶液の質量と、タンク16内のメタノール水溶液の体積とから、タンク16内のメタノール水溶液の密度を求め、この密度と検量線とに基づいて、メタノール濃度および濃度変化を測定可能となっている。
なお、図3に示す燃料電池検査システム1Bにおいて、タンク11は特許請求の範囲の「第1タンク」に、タンク16は「第2タンク」に、電子天秤14は「第1タンク質量測定手段」に、電子天秤17は「第2タンク質量測定手段」にそれぞれ相当する。
前記した実施形態では、屈折率計13が、配管11aと配管12aと配管13aとで構成された「液体燃料供給配管」に設けられた場合、つまり、DMFC100の上流側に配置する場合について説明したが、屈折率計13の位置はこれに限定されず、DMFC100の下流側の配管11b(液体燃料戻し配管)に設けられた場合や、前記「液体燃料供給配管」と配管11bとの両方に設けられた場合であってもよい。
前記した実施形態では、メタノール水溶液(液体燃料)中のメタノール(燃料成分)濃度を検出する燃料成分濃度検出手段は、メタノール水溶液の屈折率を検出する屈折率計13を備えた場合について説明したが、その他に例えば、メタノール水溶液に赤外線などを照射し、その吸光度を検出する吸収光度計を備える場合であってもよい。この場合、メタノール濃度と吸光度との関係について予め検量線を求めておくことで、メタノール水溶液中のメタノール濃度を求めることができる。
前記した実施形態では、検査対象であるDMFC100は、アノード111B側にタンク室120bを有する燃料タンク120と、カソード111C側に酸化剤ガス流路113aを有する挟持部材113とを備えたものとしたが、DMFC100はこれに限定されず、例えば、カソード111C側の挟持部材113には空気取込孔が形成されており、コンプレッサ21などの酸化剤ガス供給手段を使用せず、前記空気取込孔を介して、カソード111Cに空気が供給されるDMFCであってもよい。
また、アノード111B側に燃料タンク120を備えず、アノード111B側の挟持部材に、MEA111側に開口した溝状の燃料ガス流路が形成され、この燃料ガス流路にメタノール水溶液が流通するDMFCであってもよい。
さらに、DMFCはその出力を高めるために、複数のMEA111が面状で配列したDMFCであってもよいし、複数のMEAがセパレータを介して重ねられたスタック状のDMFCなどであってもよいことは言うまでもない。
前記した実施形態では、タンク11内のメタノール水溶液の体積(水位)を測定する体積測定手段をレーザ水位計15とした場合について説明したが、その他に例えば、フロートであってもよい。
前記した実施形態では、燃料成分をメタノール、液体燃料をメタノール水溶液とした場合について説明したが、燃料成分、液体燃料の種類はこれに限定されず、その他に例えば、燃料成分をエタノール、液体燃料をエタノール水溶液とした場合であってもよい。
本実施形態に係る燃料電池検査システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る燃料電池検査システムによって得られた電流密度−電圧曲線の一例である。 変形例に係る燃料電池検査システムの構成を示す図である。
符号の説明
1A、1B 燃料電池検査システム
11 タンク(第1タンク)
13 屈折率計(燃料成分濃度検出手段)
14 電子天秤(タンク質量検出手段、第1タンク質量検出手段)
15、18 レーザ水位計(体積測定手段)
16 タンク(第2タンク)
17 電子天秤(第2タンク質量検出手段)
31 電流電圧検出器
32 外部負荷

Claims (10)

  1. 膜電極接合体を具備し、当該膜電極接合体のアノードに燃料成分を含む液体燃料が供給されることで発電する燃料電池に対して、当該燃料電池の特性を検査する燃料電池検査システムであって、
    内部に液体燃料が貯溜されると共に密閉性を有するタンクと、当該タンクと前記燃料電池とを接続する液体燃料供給配管とを具備し、前記タンク内の液体燃料を前記液体燃料供給配管を介して前記燃料電池のアノード側に供給する液体燃料供給手段と、
    前記燃料電池のアノード側から排出された液体燃料を前記タンクに戻す液体燃料戻し配管と、
    前記液体燃料供給配管および前記液体燃料戻し配管の少なくとも一方の配管に設けられ、当該少なくとも一方の配管内を流通する液体燃料中の前記燃料成分濃度を検出する燃料成分濃度検出手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料電池検査システム。
  2. 前記燃料成分濃度検出手段は、屈折率計を備えたことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池検査システム。
  3. 膜電極接合体を具備し、当該膜電極接合体のアノードに燃料成分を含む液体燃料が供給されることで発電する燃料電池に対して、当該燃料電池の特性を検査する燃料電池検査システムであって、
    内部に液体燃料が貯溜されると共に密閉性を有するタンクを具備し、当該タンク内の液体燃料を前記燃料電池のアノード側に供給する液体燃料供給手段と
    前記燃料電池のアノード側から排出された液体燃料を前記タンクに戻す液体燃料戻し配管と、
    液体燃料が貯溜された前記タンクの質量を測定するタンク質量測定手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料電池検査システム。
  4. 膜電極接合体を具備し、当該膜電極接合体のアノードに燃料成分を含む液体燃料が供給されることで発電する燃料電池に対して、当該燃料電池の特性を検査する燃料電池検査システムであって、
    内部に液体燃料が貯溜されると共に密閉性を有する第1タンクを具備し、当該第1タンク内の液体燃料を前記燃料電池のアノード側に供給する液体燃料供給手段と
    前記燃料電池のアノード側から排出された液体燃料が貯溜されると共に密閉性を有する第2タンクと、
    液体燃料が貯溜された前記第1タンクの質量を測定する第1タンク質量測定手段と、
    液体燃料が貯溜された前記第2タンクの質量を測定する第2タンク質量測定手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料電池検査システム。
  5. 前記各タンク内に貯溜された液体燃料の体積を検出する体積検出手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の燃料電池検査システム。
  6. 前記燃料電池の出力端子に接続する外部負荷を、さらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の燃料電池検査システム。
  7. 膜電極接合体を具備し、当該膜電極接合体のアノードに燃料成分を含む液体燃料が供給されることで発電する燃料電池に対して、当該燃料電池の特性を検査する燃料電池検査システムであって、
    前記燃料電池のアノード側に前記液体燃料を供給する液体燃料供給手段と、
    前記燃料電池から排出された液体燃料が流通する配管に設けられ、当該配管内を流通する液体燃料中の燃料成分濃度を検出する燃料成分濃度検出手段と、
    前記燃料電池の出力端子に接続する外部負荷と、
    を備えたことを特徴とする燃料電池検査システム。
  8. 前記燃料成分濃度検出手段は、屈折率計を備えたことを特徴とする請求項7に記載の燃料電池検査システム。
  9. 前記燃料電池の出力電流および出力電圧を検出する電流電圧検出器を、さらに備えたことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の燃料電池検査システム。
  10. 前記燃料電池のカソード側に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の燃料電池検査システム。
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