JP2006193031A - 自動車用フロアマット - Google Patents
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Abstract
【課題】 構成の簡潔化と係止具の取り付けの容易化を図れるとともに、フロアマットの取り付け状態を容易に確認でき、フロアマットの移動による不測の事故を未然に防止できる一方、前記確認を乗車時に促し、乗車の安全性と合理性を図れるようにした自動車用フロアマットを提供すること。
【解決手段】 車両側カ−ペット5上に重合配置可能なフロアマット6を設ける。
前記フロアマット6に通孔27を形成する。
前記通孔27に係合可能な係止具11を定位置に配置した自動車用フロアマットであること。
前記係止具11を車両側カ−ペット5に突設する。
【選択図】 図2
Description
この場合、前記ピンは一般に小径で運転席直下に位置しているため、係止孔若しくは鳩目とピンの差し込み状態の適否を確認し辛く、予てよりその改善が望まれていた。
請求項2の発明は、前記係止具を車両側カ−ペットに後付け可能にし、係止具の取り付けの手間を軽減し、合理的かつ容易に取り付けられるようにしている。
請求項3の発明は、前記係止具を照明可能にし、係止具と通孔との係合状態を容易かつ確実に確認可能にして、フロアマットの取り付け状態不全による不測の事故を未然に防止し得るようにしている。
請求項4の発明は、前記係止具を夜間に照明可能にし、夜間における係止具と通孔との係合状態を容易かつ確実に確認可能にし、夜間における不測の事故を未然に防止し得るようにしている。
請求項6の発明は、前記コントロ−ラがワイヤレスドアロック装置で、その携帯機が前記作動信号入力手段であるから、既設装置の有効利用と構成の簡潔化を図れるとともに、前記確認を乗車時に実現し、その合理性を図るようにしている。
請求項7の発明は、前記係止具を乗車時に点灯可能にし、下車時に点灯不可能にして、夜間における乗車の安全性と下車後の防犯を確保するとともに、乗車時に前記確認作業を促し、その合理性を図るようにしている。
請求項8の発明は、前記係止具を乗車後、所定時間経過後に減光若しくは消灯可能にし、運転の安全性と減光後における前記確認を実現可能にしている。
請求項2の発明は、前記係止具を車両側カ−ペットに後付け可能にしたから、係止具の取り付けの手間を軽減し、合理的かつ容易に取り付けることができる。
請求項3の発明は、前記係止具を照明可能にしたから、係止具と通孔との係合状態を容易かつ確実に確認でき、フロアマットの取り付け状態不全による不測の事故を未然に防止することができる。
請求項4の発明は、前記係止具を夜間に照明可能にしたから、夜間における係止具と通孔との係合状態を容易かつ確実に確認でき、夜間における不測の事故を未然に防止することができる。
請求項6の発明は、前記コントロ−ラがワイヤレスドアロック装置で、その携帯機が前記作動信号入力手段であるから、既設装置の有効利用と構成の簡潔化を図れるとともに、前記確認を乗車時に実現し、その合理性を図ることができる。
請求項7の発明は、前記係止具を乗車時に点灯可能にし、下車時に点灯不可能にしたから、夜間における乗車の安全性と下車後の防犯を確保することができるとともに、乗車時に前記確認作業を促し、その合理性を図ることができる。
請求項8の発明は、前記係止具を乗車後、所定時間経過後に減光若しくは消灯可能にしたから、運転の安全性と減光後における前記確認を実現することができる。
前記クロスメンバ3を含むフロアパネル1の全域に、静粛性を奏する車両側カ−ペット5が敷設され、その周縁をウェルメット等の適宜手段で固定していて、運転席4下の前記カ−ペット5上にフロアマット6が重合して取り付けられている。
前記ブラケット板12の両端部にスタットボルト等のボルト14が溶接され、該ボルト14の螺軸が前記基盤8aに形成したボルト挿通孔(図示略)を貫通して突出し、その螺軸にナット15を介して、係止具本体13を固定している。
前記照明室18に配線基板19が設けられ、該基板19上に光源である複数のLED20を取り付けている。
この場合、乗車後一定時間経過後に減光若しくは消灯可能にしても良い。
図中、23は配線基板19とワイヤレスドアロック装置21とを電気的に接続するハ−ネスで、パイル8内に配線されている。24は前記LED20およびドアロック装置21用の電源である。
前記係止具11は肉厚に形成され、該係止具11を通孔27に挿入した際、本体カバ−17の上面をフロアマット6の上面と略同高面に配置可能にしていて、その照明と装飾模様を視認可能にしている。図中、28はフロアマット6の端部周縁のかがり部である。
前記ブラケット板12にはボルト14を予め固定して置き、その螺軸をパイル基盤8aに形成したボルト挿通孔(図示略)に挿入し、これをパイル基盤8a上に突出して置く。
この状況は図1乃至図3のようで、係止具本体13の上端部がフロアマット6の上端面と略同高面に位置する。
この場合、ハ−ネス23はパイル8内に配線されているから、フロアマット6の使用時における損傷を防止され、また乗車若しくは下車時の邪魔にならない。
したがって、従来のように係止具を車両側カ−ペットと別設のフロアパネルに取り付け、または係止ピンを突設した金具を車体に取り付ける煩雑な取り付け作業を要しない。
前記本体カバ−17は楕円形の通孔27に係合し、フロアマット6の移動を拘束するから、車両側カ−ペット5上におけるフロアマット6の前後動および係止具本体13を中心とする旋回動が阻止される。
すなわち、係止具本体13ないし本体カバ−17は大形に形成されているから、前記視認に当って照明ないし光量の変化を容易に知り得、フロアマット6の取り付け状態の適否を瞬時に判断し得る。
したがって、フロアマット6の掛け外れを乗車時に確認し修正できるから、フロアマット6の移動による不測の事故を防止し得る。
このようにすることで、下車後の車室の視認を不可能にし、防犯状態を形成する。
このようにしても昼間は車室が明るいから、運転者等の乗員は通孔27と係止具本体13との係合状態を容易に視認でき、フロアマット6の取り付け状態を容易に確認できる。
6 フロアマット
11 係止具
21 コントロ−ラ(ワイヤレスドアロック装置)
22 携帯機(信号入力手段)
27 通孔
Claims (8)
- 車両側カ−ペット上に重合配置可能なフロアマットを設け、該フロアマットに通孔を形成し、該通孔に係合可能な係止具を定位置に配置した自動車用フロアマットにおいて、前記係止具を車両側カ−ペットに突設したことを特徴とする自動車用フロアマット。
- 前記係止具を車両側カ−ペットに後付け可能にした請求項1記載の自動車用フロアマット。
- 前記係止具を照明可能にした請求項1記載の自動車用フロアマット。
- 前記係止具を夜間に照明可能にした請求項3記載の自動車用フロアマット。
- 前記係止具を車載のコントロ−ラに接続し、該コントロ−ラに車外から作動信号を入力可能にした請求項3記載の自動車用フロアマット。
- 前記コントロ−ラがワイヤレスドアロック装置で、その携帯機が前記作動信号入力手段である請求項5記載の自動車用フロアマット。
- 前記係止具を乗車時に点灯可能にし、下車時に点灯不可能にした請求項3記載の自動車用フロアマット。
- 前記係止具を乗車後、所定時間経過後に減光若しくは消灯可能にした請求項7記載の自動車用フロアマット。
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JP2005005975A JP2006193031A (ja) | 2005-01-13 | 2005-01-13 | 自動車用フロアマット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005005975A JP2006193031A (ja) | 2005-01-13 | 2005-01-13 | 自動車用フロアマット |
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JP2006193031A true JP2006193031A (ja) | 2006-07-27 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006193031A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020090128A (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用マット |
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2005
- 2005-01-13 JP JP2005005975A patent/JP2006193031A/ja active Pending
Cited By (2)
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JP2020090128A (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用マット |
JP7129009B2 (ja) | 2018-12-04 | 2022-09-01 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用マット |
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