JP2006192830A - インキ移し分割ローラユニット - Google Patents

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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2231/00Inking devices; Recovering printing ink
    • B41P2231/10Axially segmented ducter rollers

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

【課題】 部品点数の低減、装置の小型化およびインキ移しローラを含む回転部分の軽量化、ならびにインキ移しローラの寿命向上が可能なインキ移し分割ローラユニットを提供する。
【解決手段】 インキ移し分割ローラユニット5は、フレーム7に固定される支持部材6に、複数の短円柱状の可動部材8が往復移動するように取り付けられ、各可動部材8の外周に転がり軸受12の内輪12aが固定され、軸受12の外輪12bの外周に金属製スリーブ14が固定され、スリーブ14の外周にインキ移しローラ15が固定されているものである。スリーブ14の内周に一体に形成された突起14bが、外輪12bの外周に形成された環状みぞ38にはめられることにより、スリーブ14が外輪14bに固定されている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、印刷機のインキ供給装置に用いられるインキ移し分割ローラユニットに関する。
図1は、印刷機のインキ供給装置の一部を概略的に示している。なお、以下の説明において、図1の右側を前、左側を後とし、前から見たときの左右を左右とする。
図1において、インキ壺(1)の底を形成するインキ量調節板(ドクタブレード)(2)の後端に近接するインキ元ローラ(3)の後方に複数のインキ練りローラのうちの最初のインキ練りローラ(4)が配置され、元ローラ(3)と練りローラ(4)との間に、インキ移し分割ローラユニット(5)が配置されている。元ローラ(3)と練りローラ(4)の軸は互いに平行で、左右方向にのびている。元ローラ(3)と練りローラ(4)は、図1には図示しない印刷機のフレームに回転自在に支持され、図示しない駆動装置により所定の回転速度で図1の矢印方向に回転させられる。元ローラ(3)の回転速度は、練りローラ(4)のそれの1/10程度である。
分割ローラユニット(5)の1例が、図2および図3に示されている。
図2および図3は、この発明の実施形態を示すものであるが、その全体構成は従来のものと同様であるから、以下、これらの図面を参照して、従来の分割ローラユニットの全体構成について説明する。なお、図2の下側が前、上側が後であり、同図の左右が左右である。また、図3の右側が前、左側が後である。
ローラ(3)(4)と平行な直線状の支持部材(6)の左右両端部がフレーム(7)に固定され、支持部材(6)の周囲に複数の可動部材(8)が取り付けられている。支持部材(6)は、上下幅より前後幅が少し大きい角柱状をなす。可動部材(8)は短円柱状をなし、可動部材(8)にはこれを軸方向に貫通する比較的大きな角状の穴(9)が形成されている。フレーム(7)に対向状に固定されて支持部材(6)に貫かれた1対の端円柱状の固定部材(10)の間に複数の可動部材(8)が軸方向に並べられ、これらの可動部材(8)の穴(9)に支持部材(6)が通されている。可動部材(8)の穴(9)の上下幅は支持部材(6)の上下幅とほぼ等しく、穴(9)の上下両面が支持部材(6)の上下両面に摺接している。また、穴(9)の前後幅は支持部材(6)の前後幅より少し大きく、可動部材(8)は、支持部材(6)に対して、穴(9)の後面が支持部材(6)の後面に接する前端位置と、穴(9)の前面が支持部材(6)の前面に接する後端位置との間を前後に移動しうるようになっている。支持部材(6)と摺接する可動部材(8)の穴(9)の上面に、可動部材(8)の全長にわたる角みぞ(11)が形成されている。
各可動部材(8)は、後述するように、支持部材(6)に対して軸方向に位置決めされており、可動部材(8)相互間および両端の固定部材(10)との間には、軸方向にわずかな隙間が設けられている。このため、各可動部材(8)は、支持部材(6)に対して個別に前後方向に移動しうる。
各可動部材(8)の外周に、転がり軸受である玉軸受(12)の内輪(12a)が固定されている。可動部材(8)の左端側の外径は、他の部分の外径より大きく、玉軸受(12)の内輪(12a)が、可動部材(8)の外周の右側小径部分にはめられ、この小径部分にさらに右側からはめ止められた円筒状挟持部材(13)により固定されている。玉軸受(12)の外輪(12b)の外周に金属製スリーブ(14)が固定され、スリーブ(14)の外周にゴム製厚肉円筒状のインキ移しローラ(15)が固定されている。
隣接する可動部材(6)の外周相互間に、短円柱状の防塵部材(16)がはめ被せられている。防塵部材(16)は、たとえば天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂などの適当なゴム状弾性材料よりなり、その両端部に内側に少し張り出したフランジ部(16a)が一体に形成されている。そして、これらのフランジ部(16a)が可動部材(8)の左側大径部分の外周面および挟持部材(13)の外周面に形成された環状みぞ(17)(18)にはめられることにより、防塵部材(16)が可動部材(8)に固定されている。左右両端の可動部材(8)とこれらに隣接する固定部材(10)との外周相互間にも、同様の防塵部材(16)がはめ被せられている。
各可動部材(8)と支持部材(6)の間の支持部材(6)側に、次のように、インキ移しローラ(15)の位置切換装置(19)が設けられている。
可動部材(8)の軸方向中央部に対応する支持部材(6)の部分に、前面から少し後方までのびた穴を形成することによりシリンダ部(20)が形成されるとともに、後面から少し前方までのびたばね収容穴(21)が形成されている。シリンダ部(20)の中心とばね収容穴(21)の中心は、可動部材(8)の上下方向の中心近傍にある前後方向の1つの直線上にある。シリンダ部(20)内に、短円柱状のピストン(22)がOリング(23)を介して前後摺動自在に挿入されている。ばね収容穴(21)内に、付勢部材としてのボール(24)が前後摺動自在に挿入されるとともに、これを後向きに付勢する圧縮コイルばね(25)が挿入されている。
ピストン(22)の中心に対向する可動部材(8)の穴(9)の前面およびボール(24)の中心に対向する穴(9)の後面に、それぞれ、凹所(26)(27)が形成されている。各凹所(26)(27)の可動部材(8)軸方向の幅は一定である。可動部材(8)の軸線と直交する断面における各凹所(26)(27)の断面形状は一様であり、上記軸線と平行な直線を中心とする円弧状をなす。凹所(26)に対向するピストン(22)の端面の中心に先細テーパ状の突起(22a)が形成され、この突起(22a)が凹所(26)にはめられている。なお、ピストン(22)の突起(22a)を除く部分の長さはシリンダ部(20)の長さよりわずかに短く、ピストン(22)がシリンダ部(20)内に最も退入した状態でも、突起(22a)の大部分が支持部材(6)の前面より突出するようになっている。一方、ボール(24)の外周の一部が、凹所(27)にはめられている。
支持部材(6)の後部において、ボール(24)は、常時、ばね(25)の弾性力により可動部材(8)の穴(9)の後面に圧接させられ、ボール(24)の外周の一部が、凹所(27)にはまって、凹所(27)の前後の縁部に圧接させられている。一方、支持部材(6)の前部においては、支持部材(6)の前面あるいはピストン(22)が可動部材(8)の穴(9)の前面に圧接させられ、ピストン(22)の突起(22a)の大部分が凹所(26)にはまっている。そして、このようにピストン(22)の突起(22a)の大部分とボール(24)の一部が、常時、凹所(26)(27)にはまっていることにより、支持部材(6)に対する可動部材(8)の軸方向の位置決めがなされている。
支持部材(6)に、その左端から軸方向にのびて右端付近で閉じた給気穴(28)が形成され、この穴(28)の左端開口端が適当な配管を介して圧縮空気源(29)に接続されている。
可動部材(8)のみぞ(11)に面している支持部材(6)の上面に切換弁(ソレノイド弁)(30)が取り付けられ、この弁(30)の2つのポートが支持部材(6)に形成された連通穴(31)(32)を介して給気穴(28)とシリンダ部(20)にそれぞれ連通させられている。また、弁(30)の電線(33)がみぞ(11)の部分を通して外部に引き出され、制御装置(34)に接続されている。
弁(20)に通電された状態(オン状態)ではシリンダ部(20)が弁(30)を介して給気穴(28)に連通させられ、通電を停止した状態(オフ状態)ではシリンダ部(20)が弁(30)を介して大気と連通させられる。そして、制御装置(34)で各切換装置(19)の弁(30)の通電状態を個別に切り換えることにより、各インキ移しローラ(15)の前後方向の位置が個別に切り換えられる。
弁(30)がオフ状態に切り換えられると、シリンダ部(20)が大気と連通させられるため、ピストン(22)はシリンダ部(20)内を自由に移動できる状態になる。このため、可動部材(8)はばね(25)によりボール(24)を介して後側に移動させられる。その結果、可動部材(8)およびインキ移しローラ(15)は後端位置に切り換えられ、インキ移しローラ(15)が練りローラ(4)に圧接する。
弁(30)がオン状態に切り換えられると、シリンダ部(20)が給気穴(28)およびさらにこれを介して圧縮空気源(29)に連通させられるため、シリンダ部(20)に圧縮空気が供給される。このため、ばね(25)の力に抗して、ピストン(22)が支持部材(6)から前方に突出し、これによって可動部材(8)が前側に移動させられる。その結果、可動部材(8)およびインキ移しローラ(15)は前端位置に切り換えられ、インキ移しローラ(15)が元ローラ(3)に圧接する。
インキ壺(1)内のインキは、調節板(2)との隙間を通って元ローラ(3)の表面に出る。このとき、元ローラ(3)と調節板(2)との隙間の大きさを調節することにより、元ローラ(3)の表面に出るインキの膜厚すなわちインキ量を調節することができる。元ローラ(3)の表面に出たインキは、インキ移しローラ(15)が前端位置にに切り換えられている間に、そのインキ移しローラ(15)に移され、各インキ移しローラ(15)に移されたインキは、インキ移しローラ(15)が後端位置に切り換えられている間に練りローラ(4)に移される。練りローラ(4)に移されたインキは、さらに複数のインキ練りローラなどを経て、印刷面に供給される。そして、制御装置(34)で各インキ移しローラ(15)ごとに後端位置と前端位置に切り換えられている時間を制御することにより、印刷面に供給されるインキ量がその幅方向の位置によって調節される。
玉軸受(12)の外輪(12b)に対するスリーブの取付構造の従来例が、図6に示されている。
図6において、スリーブは符号(35)で示されている。
スリーブ(35)の左端側の内径は他の部分の内径より小さく、玉軸受(12)の外輪(12b)が、スリーブ(35)の内周の右側大径部分にはめられ、この大径部分に形成された環状みぞ(36)にはめ止められた止め輪(37)により固定されている。
上記のような印刷機のインキ供給装置は、特許文献1などに記載されている。
特許第3008026号公報
上記のような従来のインキ移し分割ローラユニットでは、インキ移しローラ(15)の数だけ止め輪(37)が必要であり、部品点数が多くなり、インキ移しローラ(15)を含む回転部分の重量が大きくなる。また、スリーブ(35)に止め輪(37)用のみぞ(36)が形成されるため、スリーブ(35)の肉厚を厚くする必要があり、インキ移しローラ(15)の外径が大きく、インキ移しローラ(15)を含む回転部分の重量が大きくなる。このため、インキ移し分割ローラユニットの小型化が困難である。
インキ移しローラ(15)を含む回転部分の重量が大きくなることにより、次のように、インキ移しローラ(15)の寿命が短いという問題がある。
前記のように、元ローラ(3)と練りローラ(4)との間にはかなり大きな速度差があるため、インキ移しローラ(15)は、位置が切り換えられる度に、減速あるいは増速される。ところが、インキ移しローラ(15)を含む回転部分の重量が大きく、したがって、慣性が大きいため、位置が切り換わったときに、元ローラ(3)あるいは練りローラ(4)との間の速度差がすぐに小さくならない。このため、インキ移しローラ(15)と元ローラ(3)あるいは練りローラ(4)との間に大きなすべりが生じて、インキ元ローラ(15)が摩耗による損傷を受け、寿命が短くなる。
この発明の目的は、上記の問題を解決し、部品点数の低減、装置の小型化およびインキ移しローラを含む回転部分の軽量化、ならびにインキ移しローラの寿命向上が可能なインキ移し分割ローラユニットを提供することにある。
この発明によるインキ移し分割ローラユニットは、フレームに固定される支持部材に、複数の短円柱状の可動部材が同一方向に往復移動するように取り付けられ、各可動部材の外周に転がり軸受の内輪が固定され、転がり軸受の外輪の外周に金属製スリーブが固定され、スリーブの外周にインキ移しローラが固定されているインキ移し分割ローラユニットにおいて、スリーブの内周に突起が一体に形成され、転がり軸受の外輪の外周に環状みぞが形成されており、スリーブの突起が転がり軸受の外輪のみぞにはめられることにより、スリーブが外輪に固定されていることを特徴とするものである。
スリーブは、それに一体に形成された突起が転がり軸受の外輪に形成されたみぞにはめられることにより、外輪に固定されるため、スリーブを固定するための止め輪などの他の部品が不要であり、その分、部品点数が減り、インキ移しローラを含む回転部分の重量が小さくなる。また、スリーブにみぞを形成する必要がないため、スリーブの肉厚を薄くすることができ、インキ移しローラの外径およびインキ移しローラを含む回転部分の重量を小さくして、装置を小型化することができる。
インキ移しローラユニットは、通常、印刷機のインキ供給装置のインキ元ローラとインキ練りローラとの間に配置される。その場合、インキ移しローラを含む回転部分の重量が小さくなることにより、その慣性が小さくなり、インキ移しローラの位置が切り換わったときに、インキ元ローラあるいはインキ練りローラとの間の速度差がすぐに小さくなる。このため、インキ移しローラとインキ元ローラあるいはインキ練りローラとの間のすべりが小さく、したがって、インキ移しローラの摩耗も小さく、インキ移しローラの寿命が長くなる。
この発明のインキ移し分割ローラユニットによれば、上記のように、部品点数の低減、装置の小型化およびインキ移しローラを含む回転部分の軽量化、ならびにインキ移しローラの寿命向上が可能である。
以下、図2〜図5を参照して、この発明の実施形態について説明する。
図2〜図4は、第1実施形態を示している。
図2および図3は、インキ移しローラユニット(5)の全体構成を示すものであり、この全体構成についてはすでに説明した。
図4は、玉軸受(12)の外輪(12b)に対するスリーブ(14)の取付構造の1例を示している。
この例では、スリーブ(14)は、内径および外径が一様な薄肉円筒状をなす。スリーブ(14)の内周の左寄りの部分に内向きフランジ(14a)が一体に形成され、それより少し右側の1円周上に突起(14b)が一体に形成されている。突起(14b)はスリーブ(14)の全周にわたって連続した環状のものであってもよいし、複数の突起(14b)が等間隔をおいて断続状に形成されていてもよい。玉軸受(12)の外輪(12b)の外周の左端寄りの部分に、環状みぞ(38)が形成されている。そして、フランジ(14a)の右側のスリーブ(14)の内周に玉軸受(12)の外輪(12b)がはめられて、スリーブ(14)の突起(14b)が外輪(12b)のみぞ(38)にはめられ、これにより、スリーブ(14)が外輪(12b)に固定されている。
この例の玉軸受(12)では、その内径、外径および玉(12c)の径は通常の玉軸受のそれらと同じであるが、内輪(12a)の肉厚は通常のものより厚く、外輪(12b)の肉厚は通常のものより薄くなっている。そして、外輪(12b)を弾性変形させて、みぞ(38)に突起(14b)をはめることができるようになっている。なお、突起(14b)を断続状にして、相互の間隔をある程度大きくすれば、みぞ(38)と突起(14b)のはめ合わせが容易になる。
この例の場合、スリーブ(14)を玉軸受(12)の外輪(12b)に固定するために止め輪などの他の部品を必要としないので、部品点数が減り、インキ移しローラ(15)を含む回転部分の重量が小さくなる。また、スリーブ(14)の肉厚が薄いため、インキ移しローラ(15)の外径およびインキ移しローラ(15)を含む回転部分の重量が小さく、装置が小型化される。そして、インキ移しローラ(15)を含む回転部分の重量が小さいため、その慣性が小さく、インキ移しローラ(15)の位置が切り換わったときに、元ローラ(3)あるいは練りローラ(4)との速度差がすぐに小さくなる。このため、インキ移しローラ(15)と元ローラ(3)あるいは練りローラ(4)との間のすべりが小さく、したがって、インキ移しローラ(15)の摩耗も小さく、インキ移しローラ(15)の寿命が長くなる。
図5は、第2実施形態を示している。
図5において、スリーブは符号(39)で示されている。図5は、玉軸受(12)の外輪(12b)に対するスリーブ(39)の取付構造の1例を示している。
この例では、スリーブ(39)の軸方向中央部に、内側に張り出した厚肉部(39a)が形成され、厚肉部(39a)の内周の左端部に内向きフランジ(39b)が一体に形成され、それより少し右側の1円周上に突起(39c)が形成されている。玉軸受(12)は、第1実施形態のものと同じである。そして、フランジ(39b)の右側の厚肉部(39a)の内周に玉軸受(12)の外輪(12b)がはめられて、突起(39c)が外輪(12b)のみぞ(38)にはめられ、これにより、スリーブ(39)が外輪(12b)に固定されている。
他は、第1実施形態の場合と同様である。
この例の場合、スリーブ(39)の厚さを変えることにより、インキ移しローラ(15)の外径を任意に変えることができる。スリーブ(39)の重量をさほど大きくすることなく、インキ移しローラ(15)の外径を大きくすることができる。そして、インキ移しローラ(15)の外径が異なる複数種類のインキ移しローラユニット(5)を製造する場合に、スリーブ(14)(39)を除く部品を共通化することができる。
インキ移しローラユニットの全体構成および各部の構成は、上記実施形態のものに限らず、適宜変更可能である。
また、この発明が適用される印刷機およびそのインキ供給装置の構成も、上記実施形態のものに限らず、適宜変更可能である。
図1は、この発明が適用される印刷機のインキ供給装置の主要部の概略側面図である。 図2は、この発明の第1実施形態を示すインキ移しローラユニットの一部切欠き平面図である。 図3は、図2の横断面図である。 図4は、図2の玉軸受の部分を拡大して示す水平断面図である。 図5は、この発明の第2実施形態を示す図4相当の図面である。 図6は、従来例を示す図4相当の図面である。
符号の説明
(5) インキ移しローラユニット
(6) 支持部材
(7) フレーム
(8) 可動部材
(12) 玉軸受
(12a) 内輪
(12b) 外輪
(14) スリーブ
(14b) 突起
(38) 環状みぞ

Claims (1)

  1. フレームに固定される支持部材に、複数の短円柱状の可動部材が同一方向に往復移動するように取り付けられ、各可動部材の外周に転がり軸受の内輪が固定され、転がり軸受の外輪の外周に金属製スリーブが固定され、スリーブの外周にインキ移しローラが固定されているインキ移し分割ローラユニットにおいて、
    スリーブの内周に突起が一体に形成され、転がり軸受の外輪の外周に環状みぞが形成されており、スリーブの突起が転がり軸受の外輪のみぞにはめられることにより、スリーブが外輪に固定されていることを特徴とするインキ移し分割ローラユニット。
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