JP2006190750A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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洋 松尾
Yoshihisa Kimura
佳央 木村
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Abstract

【課題】大活性領域上に形成される配線層の高低差を効果的に抑制することができる半導体装置の製造方法を得る。
【解決手段】大活性領域A2において、凸部領域5aのみを研磨し、凹部領域5bを研磨しないという、高平坦化特性を有するスラリーを用いてポリシリコン層5を研磨する(第1の研磨処理を実行する)ことにより、ポリシリコン層5に対する初期段差h1を無くすことを目的とした平坦化処理を行う。その後、対トレンチ分離領域2高選択比を有するスラリーを用いてポリシリコン層5を研磨し(第2の研磨処理を実行し)、トレンチ分離領域2,2間のシリコン基板1上にポリシリコン配線6を自己整合的に形成する。
【選択図】図8

Description

この発明は半導体装置の製造方法に関し、特に配線工程の微細パターン形成方法に関するものである。
半導体基板の上層部がSTI(Shallow Trench Isolaion)により分離された活性領域上にポリシリコン配線を形成する方法として特許文献1あるいは特許文献2に開示された方配線形成法がある。
特許文献1で開示された配線形成方法では、ポリシリコン用CMPスラリーを利用して素子分離酸化膜が露出されるまで配線層となるポリシリコン層を研磨する工程が開示されており、特許文献2では配線層となるポリシリコン層を研磨する際、ポリシリコン層の除去率を高く維持しつつ該ポリシリコン層と共に除去されるシリコン酸化膜及びシリコン窒化膜の研磨率を低める研磨材を用いて研磨を行う方法が開示されている。
特開2003−338471号公報 特開2002−305167号公報
しかし、上述した従来のポリシリコンに対する研磨では、素子分離された活性領域の形成幅が比較的広い大活性領域において、研磨パッドのたわみに起因するディッシング(Dishing)現象により、大活性領域上に形成されるポリシリコン層に無視できない高低差が残存してしまうという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、上記大活性領域上に形成される配線層の高低差を効果的に抑制することができる配線形成工程を有する半導体装置の製造方法を得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載の半導体装置の製造方法は、(a) 半導体基板の上層部に素子分離領域を選択的に形成するステップを備え、前記素子分離領域によって他の領域と分離形成される活性領域が形成され、前記活性領域は形成幅が比較的大きい大活性領域を含み、(b) 前記素子分離領域を含む前記半導体基板上の全面に配線層を形成するステップを備え、前記大活性領域上に形成される前記配線層は、形成高さの比較的高い凸部領域と比較的低い凹部領域との高低差である初期段差を有し、(c) 前記配線層に対し、前記凸部領域のみを研磨し前記凹部領域は研磨しない高平坦化特性を有する研磨材を用いた第1の研磨処理を実行して、前記初期段差を低減させるステップと、(d) 前記ステップ(c) 後に実行され、前記素子分離領域及び前記配線層を含む前記半導体基板の全面に対し、前記素子分離領域に対する前記配線層の選択比が高い高選択比特性を有する研磨材を用いた第2の研磨処理を実行して、ディッシングの小さい配線を形成するステップとをさらに備えている。
この発明における請求項1記載の半導体装置の製造方法では、ステップ(c) で実行される第1の研磨処理により、大活性領域上に形成される配線層に生じる初期段差を低減することができるため、ステップ(c) 後のステップ(d) で実行される第2の研磨処理後によって大活性領域上に形成される配線に生じるディッシング量を効果的に抑制することができる。
(製造方法)
図1〜図10はこの発明の実施の形態であるポリシリコン配線の形成方法の処理手順を示す断面図である。図1〜図5は小活性領域A1における形成方法、図6〜図10は大活性領域A2における形成方法を示している。なお、本実施の形態において、トレンチ分離領域2,2によって素子分離されるシリコン基板の上層部を活性領域とし、形成幅(トレンチ分離領域2,2間の距離)が50nm未満の小活性領域A1と、形成幅が50nm以上の領域を大活性領域A2とが形成されることを前提としている。以下、本実施の形態による形成方法を説明する。
まず、図1,図6に示すように、HDP(High Density Plasma)CVD法等により、シリコン基板1の上層部に選択的にトレンチ分離領域2を形成する。トレンチ分離領域2の形成材料としてはシリコン酸化膜等がある。トレンチ分離領域2,2間のシリコン基板1の表面上に配線層であるポリシリコン層4を10〜100nmの膜厚で堆積し、ポリシリコン層4上にシリコン窒化膜3を100〜200nmの膜厚で形成した後、全体にCMP処理を行い平坦化する。なお、ポリシリコン層4はトレンチ分離領域2による素子分離特性向上、シリコン基板1の欠陥対策を目的として設けられる。
次に、図2,図7に示すように、シリコン窒化膜3を熱リン酸等を用いたウェットエッチングにより除去する。
その後、図3,図8に示すように、100〜300nm程度の膜厚のポリシリコン層5を全面に堆積する。その結果、小活性領域A1においては、トレンチ分離領域2の表面からトレンチ分離上距離L1の膜厚でポリシリコン層5が形成され、大活性領域A2において、ポリシリコン層5の凸部領域5aと凹部領域5bとの初期段差h1が生じる。
次に、図4,図9に示すように、凸部領域5aのみを研磨し、凹部領域5bを研磨しないという、高平坦化特性を有するポリシリコン研磨剤(スラリー)を用いてポリシリコン層5を研磨する(第1の研磨処理を実行する)ことにより、ポリシリコン層5に対する初期段差h1を無くすことを目的とした平坦化処理を行う。
その結果、小活性領域A1においては、トレンチ分離上距離L1がトレンチ分離上距離L2(<L1)に減少し、大活性領域A2においては、初期段差h1が実質的に無視できるレベルに低減される。
なお、高平坦化特性を有するスラリーとは、圧力反応性があり凸部領域5aのみを選択的に研磨し、凸部領域5a,凹部領域5b間の段差が無視できるレベルにポリシリコン層5の平坦化が完了した時点で研磨が自動的に停止する特性を有するスラリーを意味し、例えば、CeOに界面活性剤等の添加剤を混ぜたスラリー等が考えられる。このような、高平坦化特性を有するスラリーを用いて上記第1の研磨処理を実行することにより、例えば、300nm程度であった初期段差h1を20nm程度まで低減することができる。
最後に、図5,図10に示すように、対酸化膜(対トレンチ分離領域2)高選択比を有するポリシリコン研磨剤(スラリー)を用いてポリシリコン層5を研磨し(第2の研磨処理を実行し)、研磨がトレンチ分離領域2の表面上に達した段階で終了させることにより、トレンチ分離領域2,2間のシリコン基板1上にポリシリコン配線6を自己整合的に形成することができる。
その結果、第2の研磨処理実行後において、ポリシリコン層4及び5からなるポリシリコン配線6は、その形成高さがトレンチ分離領域2の表面高さに一致するように平坦化される。すなわち、図10に示すように、大活性領域A2においても、ディッシング量(ポリシリコン層5に生じる高低差)が効果的に抑制され平坦化したポリシリコン配線6を得ることができる。なお、トレンチ分離領域2をシリコン窒化膜で形成する場合は、上記対酸化膜高選択比を有するポリシリコン研磨材に代えて、対シリコン窒化膜高選択比を有するポリシリコン研磨材を用いることになる。
(効果)
本実施の形態では、大活性領域A2におけるポリシリコン層5の初期段差h1の減少を目的とした第1の研磨処理の実行後、小活性領域A1及び大活性領域A2を含む全体のポリシリコン層5の最終的な平坦化を目的とした第2の研磨処理を実行している。
第1の研磨処理の実行により、大活性領域A2の初期段差h1を実質的に無視できるレベルに減少させた後、第2の研磨処理を実行しているため、大活性領域A2においてディッシング現象を生じさせることなく、最終的に形成されるポリシリコン配線6に高低差が生じない配線形状を得ることができる。
さらに、第1の研磨処理の実行によって、小活性領域A1においてはトレンチ分離上距離L1をトレンチ分離上距離L2に低減させることにより、第2の研磨処理におけるオーバー研磨量を低減することができ、結果として、大活性領域A2におけるディッシング現象の低減化をさらに図ることができる。
一方、上述した特許文献1及び特許文献2に開示された既存の配線形成方法は、基本的に上記第2の研磨処理のみを行う方法にすぎないため、本実施の形態の効果を得ることができない。
トレンチ分離領域2のシリコン基板1の表面からの高さが約200nm、大活性領域A2の形成幅が80μm程度、初期段差h1が200nm程度生じる場合の既存の配線形成方法と本実施の形態方法とを比較した一実験結果について説明する。
この実験結果によれば、既存の配線形成方法では、最終的に形成される配線となるポリシリコン配線に100〜150nm程度のディッシング量(高低差)が生じてしまう。一方、本実施の形態の配線形成方法によれば、第1の研磨処理の実行により初期段差h1の200nmから15nm程度に低減することができ、続いて行う第2の研磨処理の実行により、ポリシリコン配線のディッシング量を40nm程度に抑えることができるという結果が得られている。
なお、本実施の形態では、配線層としてポリシリコン層を取りあげたが、例えば、アモルファスシリコン層等の他の配線材料を用いる場合でも適用可能である。すなわち、上記した第1及び第2の研磨処理が可能な材質であればポリシリコン以外の配線材料に適用することは可能である。
この発明の実施の形態であるポリシリコン配線(小活性領域)の形成方法の処理手順を示す断面図である。 この発明の実施の形態であるポリシリコン配線(小活性領域)の形成方法の処理手順を示す断面図である。 この発明の実施の形態であるポリシリコン配線(小活性領域)の形成方法の処理手順を示す断面図である。 この発明の実施の形態であるポリシリコン配線(小活性領域)の形成方法の処理手順を示す断面図である。 この発明の実施の形態であるポリシリコン配線(小活性領域)の形成方法の処理手順を示す断面図である。 この発明の実施の形態であるポリシリコン配線(大活性領域)の形成方法の処理手順を示す断面図である。 この発明の実施の形態であるポリシリコン配線(大活性領域)の形成方法の処理手順を示す断面図である。 この発明の実施の形態であるポリシリコン配線(大活性領域)の形成方法の処理手順を示す断面図である。 この発明の実施の形態であるポリシリコン配線(大活性領域)の形成方法の処理手順を示す断面図である。 この発明の実施の形態であるポリシリコン配線(大活性領域)の形成方法の処理手順を示す断面図である。
符号の説明
1 シリコン基板、2 トレンチ分離領域、3 シリコン窒化膜、4,5 ポリシリコン層、6 ポリシリコン配線。

Claims (1)

  1. (a) 半導体基板の上層部に素子分離領域を選択的に形成するステップを備え、前記素子分離領域によって他の領域と分離形成される活性領域が形成され、前記活性領域は形成幅が比較的大きい大活性領域を含み、
    (b) 前記素子分離領域を含む前記半導体基板上の全面に配線層を形成するステップを備え、前記大活性領域上に形成される前記配線層は、形成高さの比較的高い凸部領域と比較的低い凹部領域との高低差である初期段差を有し、
    (c) 前記配線層に対し、前記凸部領域のみを研磨し前記凹部領域は研磨しない高平坦化特性を有する研磨材を用いた第1の研磨処理を実行して、前記初期段差を低減させるステップと、
    (d) 前記ステップ(c) 後に実行され、前記素子分離領域及び前記配線層を含む前記半導体基板の全面に対し、前記素子分離領域に対する前記配線層の選択比が高い高選択比特性を有する研磨材を用いた第2の研磨処理を実行して、ディッシングの小さい配線を形成するステップとをさらに備える、
    半導体装置の製造方法。
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