JP2006188208A - 鉄道車両の摩擦制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】曲線レール通過時における車輪と曲線レールとの間の摩擦制御を適正に行う。
【解決手段】鉄道車両用台車1の進行方向後側の車輪2に作用する上下力Pを検出する手段9と、車輪2に作用する前後力Tを検出する手段8と、これらの検出された上下力Pおよび前後力Tより車輪2と曲線レール3との間の摩擦係数μを算出する演算手段7aと、算出された摩擦係数μを曲線情報に基づいて予め設定された閾値と比較し、摩擦調整剤の噴射の要否を判断し、摩擦調整剤噴射装置13に指令する塗布制御手段7bとを備える摩擦制御装置0である。
【効果】車輪とレール間の摩擦状態をリアルタイムに推定して把握でき、摩擦状態を適切に制御できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道車両の摩擦制御装置に関し、具体的には、鉄道車両と曲線レールとの間の摩擦状態を制御するための鉄道車両の摩擦制御装置に関する。
現代の鉄道車両の大多数は、車体の大型化が可能であることやレールへの優れた追従性による良好な乗り心地を確保できることから、通常4つの車輪(2軸)を有するボギー台車2台の上に車体を搭載したボギー車両により構成される。当然のことながら、このボギー車両も、鉄製の車輪が鉄製のレールに案内されてその上を走行する。
ところで、特に大都市部等では、大きな曲線半径の曲線レールを敷設することが難しいために小さな曲線半径の曲線レールを敷設せざるを得ないことが多い。鉄道車両がこの小さな曲線半径で敷設された曲線レールを走行する際、車輪と曲線レールとが強く接触して、大きな摩擦力が不可避的に発生する。この摩擦力はボギー台車の走行抵抗となって騒音や振動の発生、さらには曲線レールの早期摩耗の原因となる。
そこで、例えば特許文献1には、車輪の踏面に潤滑剤を塗布することによって車輪と曲線レールと間の摩擦係数を適切に保ち、これにより、曲線レール通過時における走行抵抗を低減する発明が開示されている。
また、特許文献2には、車輪のフランジの外面に摩擦調整剤を塗布し、車輪の回転により摩擦調整剤を曲線レールの肩部に塗布することによって曲線レールへ摩擦調整剤を最適に塗布し、これにより、曲線レール通過時における走行抵抗を低減する発明が開示されている。
特許第3389031号 特開2001−151105号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載された発明は、いずれも、鉄道車両が曲線レールを走行している間に潤滑剤あるいは摩擦調整剤(以下、本明細書では「摩擦調整剤」と総称する)を塗布するものである。つまり、これらの発明では、曲線レールの曲線半径といった曲線条件のみに基づいて摩擦調整剤の塗布タイミングを予め決定しておくものであって、曲線レールを走行している車輪と曲線レールとの間の実際の摩擦状態は一切考慮せずに摩擦調整剤を塗布する。摩擦状態を考慮しない理由は、走行時の鉄道車両における車輪と曲線レールとの間の摩擦状態を定量的に測定することは、技術的に不可能であると考えられてきたからである。
このため、曲線レールを走行している車輪と曲線レールとの間の摩擦状態が適切であって摩擦調整剤を塗布する必要がない場合にも摩擦調整剤を塗布することとなり、摩擦調整剤を無駄に塗布することとなる場合があった。
一方、鉄道車両が曲線レールを通過する際の雰囲気温度、湿度および天候により、曲線レール通過時に車輪と曲線レールとの間に発生する摩擦力が変動するので、摩擦調整剤を予め定めた噴射量よりも多く噴射すべき場合も発生する。しかし、このような場合にも、特許文献1、2に記載された発明では、変動する摩擦力に応じて摩擦調整剤の塗布量を制御することはできなかった。
上述したように、走行時の車輪と曲線レールとの間の摩擦状態を定量的に測定することは技術的に困難であると考えられてきた。しかし、車輪と曲線レールとの間の摩擦状態を定量的に把握することができれば、把握した摩擦状態に基づいて摩擦調整剤を適切に塗布することが可能となる。
一般に、曲線レールを走行している車輪には、上下方向の力P(本明細書では「上下力P」という)、台車進行方向と直角の台車幅方向の力Q(本明細書では「左右力Q」という)、及び台車の進行方向の力T(本明細書では「前後力T」という)という3つの外力が全て作用する。
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意検討した結果、(a)走行時の台車に左右力Qが作用しない条件下では、車輪と曲線レールとの間の摩擦係数μはT/Pとして簡易に求めることができること、および(b)文献「営業車の曲線通過特性調査」(社団法人日本鉄道技術協会、2003年、VOL.46、No.5の図1参照)にも記載されるように、鉄道車両の進行方向後側の輪軸には左右力Qが殆ど作用しないことの二点に着目し、さらに検討した結果、台車進行方向後側の車輪に作用する上下力P及び前後力Tを検出し、これらの検出値を用いれば、走行時の車輪と曲線レールとの間の摩擦係数μを、(T/P)として求めることが可能となることを知見し、本発明を完成した。
広義には、本発明は、走行時の鉄道車両用ボギー台車の進行方向後側の車輪に作用する上下力Pの検出値と、この車輪に作用する前後力Tの検出値とに基づいて算出された、この車輪とこの車輪が走行する曲線レールとの間の摩擦係数μ=(T/P)に基づいて、摩擦調整剤噴射装置による摩擦調整剤の噴射を制御するための塗布制御手段を備えることを特徴とする鉄道車両の摩擦制御装置である。この本発明にかかる鉄道車両の摩擦制御装置によれば、摩擦係数μ=(T/P)を用いるため、この車輪とこの車輪が走行する曲線レールとの間の摩擦状態を適切に把握することができる。
また、本発明は、走行時の鉄道車両用ボギー台車の進行方向後側の車輪に作用する上下力を検出するための上下力検出手段と、この車輪に作用する前後力を検出するための前後力検出手段と、上下力検出手段により検出された上下力、及び前後力検出手段により検出された前後力に基づいて車輪とこの車輪が走行する曲線レールとの間の摩擦係数を算出するための演算手段と、この演算手段により算出された摩擦係数に基づいて、摩擦調整剤を噴射する摩擦調整剤噴射装置を制御する塗布制御手段とを備えることを特徴とする鉄道車両の摩擦制御装置である。
具体的には、この本発明にかかる鉄道車両の摩擦制御装置では、摩擦係数が(検出された前後力)/(検出された上下力)として求められることが望ましい。
これらの本発明にかかる鉄道車両の摩擦制御装置では、塗布制御手段は、算出された摩擦係数が、曲線レールに関する曲線情報に基づいて予め設定された閾値以上である場合に、摩擦調整剤噴射装置に摩擦調整剤を噴射する指令を出力することが望ましい。この場合に、閾値が0.3であることがさらに望ましい。
これらの本発明にかかる鉄道車両の摩擦制御装置では、塗布制御手段が、摩擦調整剤噴射装置に摩擦調整剤の噴射量の指令を出力することが望ましい。
別の観点からは、本発明は、走行時の鉄道車両用ボギー台車の進行方向後側の車輪に作用する上下力を検出するための上下力検出手段と、この車輪に作用する前後力を検出するための前後力検出手段と、上下力検出手段により検出された上下力、及び前後力検出手段により検出された前後力に基づいて車輪とこの車輪が走行する曲線レールとの間の摩擦係数を算出するための演算手段と、この演算手段により算出された摩擦係数と曲線レールの曲線情報とに基づいて、摩擦調整剤の噴射量を算出し、摩擦調整剤噴射装置に噴射を指令する塗布制御手段とを備えることを特徴とする鉄道車両の摩擦制御装置である。
これらの本発明にかかる鉄道車両の摩擦制御装置では、前後力検出手段が、車輪を有する輪軸の軸箱に作用する力、またはこの軸箱と台車枠との車両進行方向前後の相対変位に基づいて、前後力を求めることが例示される。この場合に、軸箱に作用する力は、軸箱支持装置に貼り付けられた歪ゲージを用いて測定されることが望ましく、一方、軸箱と台車枠との車両進行方向前後の相対変位は、軸箱支持装置に設置された変位計を用いて測定されることが望ましい。
また、これらの本発明にかかる鉄道車両の摩擦制御装置では、上下力検出手段が、空気ばねの内圧の測定値に基づいて上下力を求めることが望ましい。
さらに、これらの本発明にかかる鉄道車両の摩擦制御装置では、前後力検出手段が、前後力を、進行方向後側に位置する左右二つの車輪に作用する前後力それぞれの差を(1/2)倍した値として、求めることが望ましい。
本発明にかかる鉄道車両の摩擦制御装置により、鉄道車両が曲線レールを通過する際における車輪と曲線レールとの間の摩擦状態をリアルタイムに把握し、把握した摩擦状態に応じて摩擦調整剤を塗布することができる。このため、摩擦調整剤を無駄に塗布することを防止できるとともに、小さな曲線半径の曲線レールを通過する場合においても車輪と曲線レールとの間の摩擦状態を適正に維持することができる。
以下、本発明にかかる鉄道車両の摩擦制御装置を実施するための最良の形態を、添付図面を参照しながら説明する。なお、以降の実施の形態の説明では、台車が、枕はりが省略されたいわゆるボルスターレス台車である場合を例にとる。
図1は、本実施の形態における鉄道車両の摩擦制御装置0の構成を説明するための説明図である。
同図に示すように、この鉄道車両用台車1は、走行方向と略平行な方向に設けられる2つの台車枠(側はり)1aと、走行方向と略直交する水平方向に配置されて左右2つの台車枠1aを接続する二つの台車枠(横はり、図示しない)と、左右2つの台車枠1aの長手方向の略中央の上面に配置されて、車体10の底面に固定される左右2つの空気ばね6と、二つの台車枠(横はり、図示しない)の間の中央部に配置されて台車1が発生する前後方向の力を車体10に伝達するための牽引装置(図示しない)と、左右2つの台車枠(側はり)1aそれぞれの長手方向の両端部に配置されて車輪2を軸受けを介して支持する4つの軸箱4と、4つの軸箱4をそれぞれ支持する4つの軸箱支持装置5とを備える。これらの構成要素は、周知慣用の鉄道車両用ボルスターレス式台車と同じであるので、各構成要素についての説明は省略する。
本実施の形態の摩擦制御装置0は、鉄道車両用台車1の進行方向(図1における矢印Aの指示方向)の後側に位置する車輪2に作用する上下力Pを検出する手段9および前後力Tを検出するための手段8と、これらの検出手段8、9によって検出された上下力Pおよび前後力Tより、車輪2と曲線レール3との間の摩擦係数μの演算手段7aとを備える。
上下力Pを検出するための手段9および前後力Tを検出するための手段8は、曲線レールを走行時の台車1の進行方向後側に位置する車輪2に作用する上下力Pおよび前後力Tを検出できるものであれば良い。つまり、上下力Pおよび前後力Tを直接的に検出できるものでもよいし、またはある検出値に基づいて間接的に検出できるものでもよい。
前後力Tは、例えば図1に例示するように、台車1の進行方向後側に位置する輪軸の軸箱4を支持する軸箱支持装置5に歪ゲージ8を貼り付けておき、曲線レールの通過時における軸箱4に作用する力を測定することにより求めてもよいし、図1に例示する場合とは異なり、軸箱支持装置5に変位計を設置しておき、軸箱4と台車枠1aとの進行方向の相対変位を測定することにより求めてもよい。
この前後力Tは、左右の車輪2、2のどちらか一方について検出するようにしてもよいが、両方の車輪2、2について検出した前後力Tの差を(1/2)倍したものを用いることが望ましい。曲線レール3の通過中は、通常、車軸の両側の車輪2には異なる向きの前後力Tが作用するので、車軸の両側の車輪2についての前後力Tを求めてその差をとれば、例えばブレーキをかけた際に検出される前後力Tの影響を解消できるからである。
一方、上下力Pを検出する手段9としては、例えば図1に示すように、鉄道車両用ボギー台車の台車枠(側はり)1aと車体10との間に介在する空気ばね6の内圧を測定できるセンサー9を設けておき、センサー9の測定値から上下力Pを求めるもの等を用いればよい。
なお、上下力の検出手段9としては、空気ばね6の内圧の測定値を用いずに、軸箱4と軸ばねと間の変位や、また、台車枠1aにおける空気ばね6と軸箱4との中間の位置における変位量等を使用することも可能である。
演算手段7aは、検出手段8から入力される前後力Tの検出値と、検出手段9から入力される上下力Pの検出値とに基づいて、車輪2と曲線レール3との間の摩擦係数μを算出する。ここで、算出される摩擦係数μは、上述したように左右力Qが作用しない車輪2についての摩擦係数であるので、簡易的にμ=T/Pとして算出される。
さらに、本実施の形態の摩擦制御装置0は塗布制御手段7bを有する。本実施の形態の塗布制御手段7bの制御フローの例を、図2、3に示す。以下、図2、3を参照しながら、制御フローの2例を説明する。
(i)図2に示すように、ステップ(以下「S」と記載する)1において台車1が曲線レール3に進入したことを適宜手段により検知してS2に移行する。
S2では、検出手段8により前後力Tを検出するとともに、検出手段9により上下力Pを検出する。そして、これらの検出値を演算手段7aに入力して、S3に移行する。
S3では、演算手段7aにより摩擦係数μをT/Pとして算出して塗布制御手段7bに入力されるとともに、図示しない記憶装置により記憶された、例えば半径、旋回方向、曲線の長さおよび制限通過速度等といった曲線情報が塗布制御手段7bに入力される。なお、この「曲線情報」は、走行中に適宜取り込むものでもよいし、あるいは予め記憶させておくものでもよい。そして、S4に移行する。
S4では、塗布制御手段7bにより、入力された摩擦係数μを、曲線情報に基づいて予め設定された閾値と比較し、摩擦制御、すなわち摩擦調整剤を噴射する要否を判断する。摩擦制御を必要と判断した場合にはS5へ移行し、不要と判断した場合にはS6に移行する。
S5では、塗布制御手段7bが、摩擦調整剤噴射装置(図示しない)に噴射すべき旨を決定し、S6へ移行する。
S6では、摩擦制御を行わない場合には何も制御をせずにS7へ移行し、曲線レール3を通過する。一方、摩擦制御を行う場合には、さらに摩擦係数μと閾値との差を適宜ランク分けしておき、そのランクに応じて摩擦調整剤の噴射量を決定し、決定された噴射量で摩擦調整剤を噴射すべき指令を摩擦調整剤噴射装置に出力する。すなわち、算出した摩擦係数μが閾値以下であれば、摩擦調整剤を噴射せず、閾値との差が小さければ摩擦調整剤の噴射量を少なく、差が大きければ摩擦調整剤の噴射量を多くする。なお、具体的な摩擦係数μと摩擦調整剤の適用の可否、適用量との関係は、曲線半径、通過速度等、具体的な曲線情報を考慮して適宜設定すればよい。これにより、摩擦調整剤噴射装置から指示された量の摩擦調整剤を噴射しながら、曲線レール3を通過するので、摩擦調整剤の使用量を必要最低限とすることができる。
(ii)図3に示すように、ステップ1において台車1が曲線レール3に進入したことを適宜手段により検知してS2に移行する。
S2では、検出手段8により前後力Tを検出するとともに、検出手段9により上下力Pを検出する。そして、これらの検出値を演算手段7aに入力して、S3に移行する。
S3では、演算手段7aにより摩擦係数μをT/Pとして算出して塗布制御手段7bに入力されるとともに、図示しない記憶装置により記憶された、例えば半径、旋回方向、曲線の長さおよび制限通過速度等といった曲線情報が塗布制御手段7bに入力される。そして、S4に移行する。
S4では、塗布制御手段7bにより、入力された摩擦係数μおよび曲線情報に基づいて、摩擦調整剤の噴射量を決定する。そして、S5へ移行する。
S5では、決定された噴射量で摩擦調整剤を噴射すべき指令を摩擦調整剤噴射装置に出力する。これにより、摩擦調整剤噴射装置から指示された量の摩擦調整剤を噴射しながら、曲線レール3を通過する。
この本実施の形態の制御を、実際の編成車両に適用する場合を簡単に説明する。図4は、実際の編成車両に本実施の形態の摩擦制御装置0を搭載して、曲線レール3を走行する状況を模式的に示す説明図である。
同図に示すように、先頭車両11が曲線レール3に進入した場合には、先頭車両11の先頭台車11aの進行方向後側に位置する車輪2に作用する上下力Pおよび前後力Tを検出し、この検出した上下力P、前後力Tより摩擦係数μを算出する。
先頭車両11に搭載された塗布制御手段7では、算出した摩擦係数μを、曲線情報に基づいて予め設定された閾値と比較し、予め設定された閾値よりも大きい場合には、摩擦調整剤を噴射する必要が有ると判断する。この場合、摩擦係数μと閾値との差を適宜ランク分けしておき、そのランクに応じて摩擦調整剤の噴射量を決定する。一方、算出した摩擦係数μが閾値よりも小さい場合には、摩擦調整剤の噴射の必要が無いと判断する。
そして、摩擦調整剤の噴射の要否、および、噴射する場合にはその噴射量の制御指令Bは、例えば先頭車両11の摩擦調整剤噴射装置13あるいは最後尾車両12の摩擦調整剤噴射装置13に出力される。その際、この編成車両のために摩擦制御を行ってもよいし、また、次の編成車両のために摩擦制御を行ってもよい。次の編成車両のために摩擦制御を行う場合は、摩擦調整剤の塗布は、図6に示すように、最後尾車両12にも摩擦調整剤噴射装置13を設置しておけばよい。
このような摩擦制御を、曲線レール3を通過するまで連続して行う。
このように、本実施の形態によれば、鉄道車両が曲線レール3を通過する際における車輪2と曲線レール3との間の摩擦状態を、摩擦係数μを算出することによってリアルタイムに適切に把握し、算出した摩擦係数の大小に応じて摩擦調整剤を塗布することができるようになる。このため、摩擦調整剤を無駄に塗布することを防止できるとともに、小さな曲線半径の曲線レールを通過する場合においても車輪と曲線レール3との間の摩擦状態を常に適正に維持することが可能になる。
さらに、本発明を実施例を参照しながらより具体的に説明する。
図1に示す本発明にかかる摩擦制御装置0を搭載したモノリンク式の鉄道車両用台車1を備える鉄道車両を、半径200m、130mの曲線レール3をそれぞれ走行させた。そして、曲線レールに摩擦調整剤を噴射することにより車輪2と曲線レール3との間の摩擦制御を行った場合、および行わなかった場合のそれぞれについて、進行方向後側に位置する車輪2に作用する前後力Tおよび上下力Pと摩擦係数μとの関係を調べた。
なお、前後力Tは、台車1の進行方向後側に位置する左右の車輪2、2の軸箱支持装置5、5に歪ゲージ8を貼り付け、左右の軸箱4、4に作用する前後力Tを求め、その差の(1/2)を前後力Tとして検出した。一方、上下力Pは、台車1の台車枠(側はり)1aと車体10との間に介在する空気ばね6の内圧をセンサー9により測定して空気ばね6に作用する荷重を求め、これを上下力Pとして検出した。
測定結果を表1にまとめて示す。表1には、曲線レール3を走行時における進行方向後側に位置する車輪2の前後力T(kN)の最大値、上下力P(kN)の最大値およびそれぞれの値より求めた摩擦係数μをまとめて示す。なお、前後力Tの最大値および上下力Pの最大値とは、曲線レール3を走行中に連続して測定した前後力Tおよび上下力Pそれぞれの値の最大値である。
Figure 2006188208
図5は、曲線半径が200mの曲線レール3を走行中の前後力Tを示すグラフであり、図5(a)は車輪2と曲線レール3との間の摩擦制御を行った場合を示し、図5(b)は行わなかった場合を示す。一方、図6は、曲線半径が130mの曲線レール3を走行中の前後力Tを示すグラフであり、図6(a)は車輪2と曲線レール3との間の摩擦制御を行った場合を示し、図6(b)は行わなかった場合を示す。
表1、図5、6に示すように、本発明に基づいて車輪2と曲線レール3との間の摩擦制御を行うことにより、摩擦係数を顕著に小さくすることができ、特に曲線レール3の曲線半径が小さくなるほど、摩擦係数の低下効果が大きくなることがわかる。また、本発明に基づいて車輪2と曲線レール3との間の摩擦制御を行うことにより、曲線レール3を通過している際の摩擦係数の変更幅も小さく抑制できることもわかる。
車輪と曲線レールとの間の摩擦係数が高くなると、騒音や振動、さらには曲線レールの摩耗等が大きくなることが知られている。車輪と曲線レールとの間の摩擦状態の評価は、通常、進行方向前側に位置する前軸の輪重Qと横圧Pとの比(Q/P)で評価する。比(Q/P)が0.4を超えると、騒音、振動及び摩耗がいずれも過大となることが知られているため、本発明で制御因子として用いる上述した摩擦係数との相関性を調べた。
図7は、進行方向前側に位置する前軸の輪重Qと横圧Pとの比(Q/P)と、摩擦係数(T/P)との関係を示すグラフである。
同図に示すように、比(Q/P)=0.52(T/P)+0.18の関係にあり、摩擦係数(T/P)と比(Q/P)には明確な相関性が見られる。特に、摩擦係数(T/P)=0.42が比(Q/P)=0.4に相当する。そこで、測定データのばらつきも考慮して摩擦係数(T/P)の閾値を0.3((Q/P)=0.34)に設定し、曲線レール通過時に検出される摩擦係数(T/P)が0.30を超過した場合に、本発明の摩擦制御を行うフィードバック制御を行い、このフィードバック制御を行わない場合と比較した。なお、摩擦制御は、摩擦調整剤を曲線レールに噴射することにより行なった。
図8は、比(Q/P)または摩擦係数(T/P)と、曲線レールにおける走行距離との関係を示すグラフである。
同図に示すように、摩擦制御を行わない場合(図8における摩擦制御無し)では、比(Q/P)がおおよそ0.4以上の高い値で推移するが、摩擦係数(T/P)の閾値を0.3に設定して摩擦制御を行った場合(図8におけるフィードバック摩擦制御)には、摩擦係数が閾値の0.3で略一定に推移するとともに、その変動幅も小さくなった。さらに、比(Q/P)も常に0.4を下回る低い値で推移しており、騒音や振動に悪影響が出ないレベルに保たれていた。
図9は、本発明による摩擦調整剤の使用量と、従来法(噴射量一定制御)の摩擦調整剤の使用量とを対比して示すグラフである。同図に示すように、摩擦係数(T/P)の検出値と定めた閾値との差が大きい場合には、摩擦調整剤の噴射量をそれに応じて増加することになるが、本発明により摩擦調整剤の使用量を略半減させながら、従来よりも最適に摩擦制御を行うことができることがわかる。
上述の実施例では摩擦調整剤を曲線レール上に噴射したが、本発明は、走行時の摩擦係数を常時把握し、それに従った摩擦制御を行なう摩擦制御装置に関するもので、摩擦調整剤の具体的噴射方法は曲線レール上に限らず、車輪に塗布する形態などをとっても良い。
実施の形態における鉄道車両の摩擦制御装置の構成を示す説明図である。 実施の形態の塗布制御手段の制御フローの一例を示す説明図である。 実施の形態の塗布制御手段の制御フローの他の一例を示す説明図である。 実際の編成車両に実施の形態の摩擦制御装置を搭載して、曲線レールを走行する状況を模式的に示す説明図である。 曲線半径が200mの曲線レールを走行中の前後力Tを示すグラフであり、図5(a)は車輪と曲線レールとの間の摩擦制御を行った場合を示し、図5(b)は行わなかった場合を示す。 曲線半径が130mの曲線レールを走行中の前後力Tを示すグラフであり、図6(a)は車輪と曲線レールとの間の摩擦制御を行った場合を示し、図6(b)は行わなかった場合を示す。 進行方向前側に位置する前軸の輪重Qと横圧Pとの比(Q/P)と、摩擦係数(T/P)との関係を示すグラフである。 比(Q/P)または摩擦係数(T/P)と、曲線レールにおける走行距離との関係を示すグラフである。 本発明による摩擦調整剤の使用量と、従来法(噴射量一定制御)の摩擦調整剤の使用量とを対比して示すグラフである。
符号の説明
0 摩擦制御装置
1 台車
2 車輪
3 曲線レール
4 軸箱
5 軸箱支持装置
6 空気ばね
7a 演算手段
7b 塗布制御手段
8 歪ゲージ
9 センサー
10 車体
11 先頭車両
11a 先頭台車
12 最後尾車両
13 摩擦調整剤噴射装置

Claims (12)

  1. 走行時の鉄道車両用ボギー台車の進行方向後側に位置する車輪に作用する上下力の検出値と、前記車輪に作用する前後力の検出値とに基づいて算出された、前記車輪と曲線レールとの間の摩擦係数に基づいて、摩擦調整剤噴射装置による摩擦調整剤の噴射を制御するための塗布制御手段を備えることを特徴とする鉄道車両の摩擦制御装置。
  2. 走行時の鉄道車両用ボギー台車の進行方向後側に位置する車輪に作用する上下力を検出するための上下力検出手段と、
    前記車輪に作用する前後力を検出するための前後力検出手段と、
    前記上下力検出手段により検出された上下力、及び前記前後力検出手段により検出された前後力に基づいて前記車輪と曲線レールとの間の摩擦係数を算出するための演算手段と、
    該演算手段により算出された摩擦係数に基づいて、摩擦調整剤を噴射する摩擦調整剤噴射装置を制御する塗布制御手段と
    を備えることを特徴とする鉄道車両の摩擦制御装置。
  3. 前記摩擦係数は、(検出された前後力)/(検出された上下力)として求められる請求項1または請求項2に記載された鉄道車両の摩擦制御装置。
  4. 前記塗布制御手段は、前記摩擦係数が、前記曲線レールに関する曲線情報に基づいて予め設定された閾値を超える場合に、前記摩擦調整剤噴射装置に前記摩擦調整剤を噴射する指令を出力する請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された鉄道車両の摩擦制御装置。
  5. 前記閾値は0.3である請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された鉄道車両の摩擦制御装置。
  6. 前記塗布制御手段は、前記摩擦調整剤噴射装置に前記摩擦調整剤の噴射量の指令を出力する請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載された鉄道車両の摩擦制御装置。
  7. 走行時の鉄道車両用ボギー台車の進行方向後側に位置する車輪に作用する上下力を検出するための上下力検出手段と、
    前記車輪に作用する前後力を検出するための前後力検出手段と、
    前記上下力検出手段により検出された上下力、及び前記前後力検出手段により検出された前後力に基づいて前記車輪と曲線レールとの間の摩擦係数を算出するための演算手段と、
    該演算手段により算出された摩擦係数と前記曲線レールの曲線情報とに基づいて、摩擦調整剤の噴射量を算出し、前記摩擦調整剤噴射装置に噴射を指令する塗布制御手段と
    を備えることを特徴とする鉄道車両の摩擦制御装置。
  8. 前記前後力検出手段は、前記車輪を有する輪軸の軸箱に作用する力、または該軸箱と台車枠との車両進行方向前後の相対変位に基づいて前記前後力を求める請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載された鉄道車両の摩擦制御装置。
  9. 前記軸箱に作用する力は、軸箱支持装置に貼り付けられた歪ゲージを用いて測定される請求項8に記載された鉄道車両の摩擦制御装置。
  10. 前記軸箱と台車枠との車両進行方向前後の相対変位は、軸箱支持装置に設置された変位計を用いて測定される請求項8に記載された鉄道車両の摩擦制御装置。
  11. 前記上下力検出手段は、鉄道車両用ボギー台車の台車枠と車体との間に介在する空気ばねの内圧の測定値に基づいて前記上下力を求める請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載された鉄道車両の摩擦制御装置。
  12. 前記前後力検出手段は、前記前後力を、前記進行方向後側に位置する二つの車輪に作用する前後力それぞれの差を(1/2)倍した値として、求めることを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載された鉄道車両の摩擦制御装置。
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