JP2006188054A - パターン形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スタンプを用いたパターン形成装置において、スタンプとインキパッド間およびスタンプと被印刷基材間の平行を正確に保つことができるようにする。
【解決手段】被印刷基材20を固定するための被印刷基材固定ステージ10を球面座50上に載置して移動装置60により上下動可能にすると共に、インキパッド30を固定するためのインキパッド固定ステージ11を球面座51上に載置して移動装置61により上下動可能にする。上記構成によれば、スタンプ40をインキパッド30上に押し付けた時、球面座50が動いてスタンプ40とインキパッド30とが平行になり、このとき球面座50を固定する。同様に、スタンプ40を被印刷基材20上に押し付けた時、球面座51が動いてスタンプ40と被印刷基材20とが平行になり、このとき球面座51を固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷インキ等の流動体を用いて微細パターンを形成するパターン形成装置に関するものである。
従来、流動体のパターン形成はいわゆる印刷法として、凸版、凹版、平版等の方法が知られている。
例えば新聞や雑誌などの印刷物は情報伝達のために、紙等の基材上に流動体である印刷インキをパターニングしている。
また、電子部品においては、導体、抵抗体、コンデンサなどいわゆる厚膜部品製造のために機能材料をペースト状、すなわち流動体としたものをスクリーン印刷等の手法でパターン形成して製造しているのは周知の通りである。
さらに、最近ではミクロンオーダ、ナノオーダの微細加工の分野においても印刷的手法がソフトリソグラフィと呼ばれ注目されている(非特許文献1参照)。
ソフトリソグラフィと呼ばれているものにはいくつかの手法があるが、その一つであるマイクロコンタクトプリンティングは、原理そのものはいわゆるゴムスタンプを用いた凸版印刷あるいはフレキソ印刷と呼ばれる方法である。
しかし、パターン形成材料として用いられているのは、アルカンチオールのような化合物そのものやDNAといった、従来のインキとは化学的、物理的に性質の全く異なる材料である。
また、有機トランジスタのように複数の機能性有機材料を高精度で積層する、あるいはDNAチップのように数百から数十万種類の異なるDNAをパターン上に高精度で配列することが求められている。
このため、現在用いられている凸版の印刷の手法をそのまま、マイクロコンタクトプリンティングに使用する場合、複数の印刷工程においてパターンの重ね合わせ精度及び版各々のパターン精度を含む印刷精度を向上させることが困難であるという問題点があり、以下にその説明を行う。
一般的に、凸版による印刷は、図9に示すように、凸版Tを円筒状のドラムDに貼着して印刷する。
ここで、凸版は、必要な強度を保つため、パターンの凸部の高さに対応して一定の厚さが必要となる。
このため、円筒に固定した場合には、以下に示す式で示されるように、幅がLの凸版Tにおいて、曲面の沿った凸版Tの外周面の幅が、内周面の幅に対してΔLだけ長くなり、双方の幅が異なることとなる。
ΔL={2π×(d+R)−2π×R}×{(L/(2π×R)}=d×L/R
上式において、Rは円筒の半径であり、dは凸版Tの面内における平均の厚さであり、Lは曲面方向に沿った長さである。
例えば、R=10cm,L=10cm,d=0.1cmとすると、ΔL=0.1cmとなり、版寸法において外周面及び内周面の幅はこのΔLだけ異なる。
したがって、凸版Tのパターンの形成されている部分が曲面方向に引き延ばされてしまい、この曲面方向の寸法が製版時より長くなり、凸版T上のパターンの一方のパターンの寸法が設計値に対してずれ、円筒の軸方向における他方のパターンの寸法が変化しないため、双方のパターン寸法を考慮して、設計時に版の延びを考慮に入れた設計を行うことが困難である。
また、現実的には、版全体が均一の延びとなるように、円筒に固定することは、困難であり、円筒の軸方向に歪んで固定されることが考えられ、円筒の曲面方向及び軸方向の製造時(または設計時)の寸法に対する誤差を防止することができず、パターン精度を向上させることが困難である。
さらに、重ね合わせた印刷を行うために、印刷するパターンの位置合わせを行う場合、位置合わせマークを合わせられたとしても、パターンの形状によって、上述したパターンの延びが面内で異なることと、版全体が歪んで固定されていることから、正確にパターンの重ね合わせを行うことができない。
上述した凸版による問題を解決する、マイクロコンタクトプリンティングの方法について図4を用いて説明する。
まず、図4(a)に示すように、スタンプ40をインキパッド30上に固定されたパターン形成材料90上に押し付ける。
このスタンプ40は、形成したいパターン形状の凸部40aを有しており、通常はこの凸部40aが複数配列されている。
尚、形成するパターンによっては各凸部の形状が異なっていても良い。
次に、スタンプ40をインキパッド30から剥離して、図4(b)のように、スタンプ40の凸部40aにパターン形成材料90を付着させる。
続いて図4(c)のように、これを所定の被印刷基材20に押し付けて、パターン形成材料90を被印刷基材20に付着させた後、図4(d)のようにスタンプ40を剥離してパターン形成材料90を被印刷基材20に転写する。
しかし、図4(e)のようにインキパッド30とスタンプ40との平行が得られていない場合は、図4(f)のようにスタンプ40には部分的にしかパターン形成材料90が付着しない。
また、インキパッド30とスタンブ40との平行が得られていたとしても、被印刷基材20とスタンプ40の平行が得られていないと、図4(g)のように被印刷基材20とスタンプ40の一部としか接触せず、図4(h)のようにパターン形成材料90が被印刷基材20上に転写されず、所望のパターンが得られないことがある。
従って、スタンプ40と被印刷基材20間、スタンプ40とインキパッド30間の平行を調整することが必要である。
通常の印刷に用いられているスタンプでは、凸部の高さは数百ミクロンあり、かつスタンプは通常ゴム等の弾性体で形成されているため、スタンプが部分的に変形して平行のずれを緩和できる。
しかし、マイクロコンタクトプリンティングにおいては、パターン幅、ピッチ等が通常の印刷では行われていないミクロンオーダ、ナノオーダの微細加工レベルのパターン形成を目的としている。
このためスタンプは、幅だけでなく高さ、ピッチも数十ミクロンあるいは数ミクロン以下のサイズとなり、通常のゴムスタンプより一桁から二桁以上小さくなる。
従って、版(スタンプ40)とインキパッド間の平行、及び版と基材間の平行度が従来の印刷機より高い精度で要求されている。
また、このソフトリソグラフィの分野においては、スタンプ40の材料として、ポリジメチルシロキサン(PDMS)が一般的に用いられている。
上記スタンプ40の作製方法は、非特許文献1に記載されているが、図10に示すように、例えば2液硬化性PDMSを、表面にパターンの凹凸の型が形成された母型130に流し込む。
例えば、シリコンウェハ表面に、フォトリソグラフィ処理によってフォトレジストのパターンを形成して、このフォトレジストをマスクとしてエッチングして母型130を作製し、凹凸の型が形成された母型103表面に、2液硬化性PDMSを流し込み(図10(a))、上記2液硬化性PDMSの硬化後に引き剥がす(図10(b))ことによりスタンプ40を作製する。
しかしながら、上述のように作成されたスタンプ40は、弾性体であるために変形し易く、この状態のままでは印刷精度を得ることができず、マイクロコンタクトプリンティングに使用することができない。
また、ガラス板やシリコンウェハにパターンを形成して、そのままスタンプとして用いることも不可能ではないが、パターンの剛性が高くなるため、被印刷物である基材の凹凸に追従できないので、実現は非常に困難であると考えられる。
マイクロコンタクトプリンティングについての研究例が数多く発表されているが、その発表された結果は顕微鏡で観察される程度の狭い視野内のものである。
また、パターン形成の条件や再現性、それが得られる装置等についてはほとんど言及されていないのが現状である。
ホワイトサイズ他、日経サイエンス 2001年12月号 30〜41ページ
従って、本発明は、スタンプとインキパッドおよびスタンプと基材間の平行を正確に保つことができるパターン形成装置を得ることを第1の目的とする。
また、例えば有機トランジスタのように複数の種類の膜を積層することが求められるような場合に、正確な位置合わせを行うことのできるパターン形成装置を得ることを第2の目的とする。
また、DNAの研究開発等を含む、ナノオーダの微細パターン形成装置を得ることを第3の目的とする。
請求項1に記載の発明は、基台上に、インキパッド、該インキパッドを固定するためのインキパッド固定ステージ、該インキパッド固定ステージを移動するためのインキパッド固定ステージ調整部を備えたインキパッドの支持機構と、被印刷基材を固定するための被印刷基材固定ステージ、該被印刷基材固定ステージを移動するための被印刷基材固定ステージ調整部を備えた被印刷基材の支持機構と、スタンプと、前記インキパッドの支持機構と前記被印刷基材の支持機構の間を移動可能なスタンプ支持機構と、前記スタンプと前記被印刷基材、および、前記スタンプと前記インキパッドとの位置合わせ機構と、前記スタンプを前記インキパッドに接触させるスタンプとインキパッドの接触機構、および、前記スタンプを前記被印刷基材に接触させるスタンプと前記被印刷基材の接触機構を備えたパターン形成装置において、前記インキパッド固定ステージ調整部により前記インキパッド固定ステージをX軸およびY軸およびZ軸周りに回転および垂直方向に変位させ、また、前記被印刷基材固定ステージ調整部により前記被印刷基材固定ステージをX軸およびY軸およびZ軸周りに回転および垂直方向に変位させることを特徴とするパターン形成装置である。
本発明によれば、インキパッドがインキパッド固定ステージ調整部である球面座上に載配置されたインキパッド固定ステージ上に固定されるため、スタンプを用いた転写によるパターン形成において、スタンプとインキパッドの平行を容易に得ることができるため、スタンプの面内に均一にパターン形成材料を付着させることができる。
また、本発明によれば、被印刷基材が被印刷基材固定ステージ調整部である球面座上に載配置された被印刷基材固定ステージ上に固定されるため、スタンプを用いた転写によるパターン形成において、被印刷基材とスタンプの平行が容易に得られるため、面内に均一に所望のパターンを精度良く形成することができる。
このため、特にマイクロコンタクトプリンティング等の微細なパターン形成を行う場合に効果が得られる。
また、スタンプとインキパッド間および/又はスタンプと被印刷基材間の位置合わせ機構を設けているため、基材の所定の位置に精度良くパターン形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施の形態によるパターン形成装置を示す側面図である。
図1において、10は被印刷基材20を載置して固定するための被印刷基材固定ステージ、11はインキパッド30を載置して固定するためのインキパッド固定ステージである。
被印刷基材固定ステージ10は球面座50上に載置され、インキパッド固定ステージ11は球面座51上に載置されている。
被印刷基材固定ステージ10および球面座50は、移動装置60により図の上下方向に移動可能である。
インキパッド固定ステージ11および球面座51は、移動装置61により図の上下方向に移動可能になされている。
移動装置60、61は基台100上に取り付けられている。
球面座50は、ステージ10の下面に一体的に設けた半球状体52と、半球状凹部53を有する載置台54からなり、半球状凹部53内に半球状体52が回転可能に嵌合されている。
これによって、被印刷基材固定ステージ10は半球状体52と共に任意の角度及び方向に回転可能(3次元的に可動自在)となっている。
球面座51もインキパッド固定ステージ11の下面に一体的に設けた半球状体55と、半球状凹部56を有する載置台57により上記球面座50と同様に構成されており、インキパッド固定ステージ11が半球状体55と共に任意の角度および方向に回転可能となっている。
球面座50には、半球状体52を半球状凹部53内で固定するための固定手段が設けられている。
図2に固定手段の一例を示す。
図示のように、載置台54の半球状凹部53の底部には十字状の溝58が設けられると共に、この溝58と連通する穴59が設けられている。
この穴59に真空ポンプ(図示せず)を接続して半球状体52を真空吸着することにより、この半球状体52を被印刷基材固定ステージ10と共に半球状凹部53内で任意の傾いた姿勢で固定することができる。
また、球面座51にも、半球状体55をインキパッド固定ステージ11と共に半球状凹部56内で固定するための同様の構成を有する固定手段が設けられている。
図1において、基台100に設けた2本の支柱110間にはガイドレール70が懸架され、このガイドレール70には凸部40aを有するスタンプ40が取り付けられている。
このスタンプ40は、図示しない移動装置によって図の左右方向に往復移動可能になされている。
被印刷基材固定ステージ10の上方には位置合わせマーク観察装置80が配置され、インキパッド固定ステージ11の上方には位置合わせマーク観察装置81が配置されている。
尚、スタンプ40には、ソフトリソグラフィの分野で良く知られているポリジメチルシロキサンを主体とするエラストマをはじめ、ウレタンゴム、ブチルゴム、あるいはポリアクリルアミドを主体とするハイドロゲル等、種々の弾性体を使用できる。
これらは、用いるパターン形成材料により適宜選択する。
また、用途によっては樹脂、金属等の硬質の材料もスタンプとして使用可能である。
また、インキパッド30は、例えばガラス板等の表面にパターン形成材料を塗布したもの、あるいは、スポンジ状の媒体にパターン形成材料を吸収させたもの等を用いることができる。
次に、上記構成によるパターン形成装置の動作について図1、図3を参照して説明する。
まず、スタンプ40を被印刷基材固定ステージ10の上方に移動させた後、ステージ移動装置60により被印刷基材固定ステージ10を球面座50と共に上方に移動させる。
図3(a)のように被印刷基材固定ステージ10と被印刷基材20とが平行でない場合、図3(b)のようにスタンプ40のパターン面と被印刷基材固定ステージ10の被印刷基材20を乗せた面とが被印刷基材20を介して押付けられた状態となる。
この押し付ける力によって球面座50の半球状体52が半球状凹部53内で回転することにより、スタンプ40の全ての凸部40aの先端面(パターン面)と被印刷基材20の面(被印刷面)とが平行になる。
このとき、前記真空ポンプによる固定手段を動作させて球面座50を吸着固定することにより、平行状態を保持することができる。
次に、スタンプ40をインキパッド固定ステージ11の上方まで移動させた後、ステージ移動装置61によりインキパッド固定ステージ11を球面座51と共に上方に移動させ、スタンプ40とインキパッド30とを押し付けて、前記と同様にして球面座51によりスタンプ40のパターン面とインキパッド30のパッド面とを平行状態にして球面座51を固定する。
この状態で図3(c)のようにスタンプ40を一旦インキパッド30から離してインキパッド30にインキ(パターン形成材料)を供給した後、再びスタンプ40とインキパッド30とを接触させることにより、スタンプ40にインキを付着させる。
尚、スタンプ40のパターン面とインキパッド30のパッド面とが平行状態となるまではインキパッド30にはインキは未だ供給されてなく、上記平行状態が得られ、球面座51が固定されてからインキが供給される。
このために、インキパッド30にスポンジ状の材質を用いてインキを滴下するようにしてよい。
スポンジ状の材質として例えばメンブレンフィルタなどの濾紙が用いられる。
次に、インキを付着されたスタンプ40を再び被印刷基材固定ステージ10の上方に移動させた後、既に固定されている球面座50によりスタンプ40に対して平行になされている被印刷基材20とスタンプ40とを押し付けることにより、スタンプ40のインキを被印刷基材20に転写することができる。
次に、スタンプ40とインキパッド30および被印刷基材20との位置合わせについて説明する。
インキパッド30およびスタンプ40の互いに対応する位置にはそれぞれ位置合わせマークが設けられており、この位置合わせマークを位置合わせマーク観察装置80で観察しながら、インキパッド30とスタンプ40とを正確に位置合わせした状態で、スタンプ40にパターン形成材料を付着させることができる。
同様に、被印刷基材20及びスタンプ40の互いに対応する位置には位置合わせマークが設けられている。
この位置合わせマークを位置合わせマーク観察装置81で観察しながら、被印刷基材20とスタンプ40を正確に位置合わせした状態でパターン形成を行うことができる。
尚、位置合わせマーク観察装置80、81として、例えば光学顕微鏡や半導体製造におけるステッパのレーザ光を用いた位置合わせの装置が用いられる。
以上のように、本実施の形態によれば、スタンプ40のパターン面とインキパッド30のインキ面と、及び、スタンプ40のパターン面と被印刷基材20の被印刷面とを常に正確に平行状態に保ちながら、インキのスタンプ40への付着、および、スタンプ40から被印刷基材20への転写を行うことができる。
従って、スタンプにパターン形成材料を均一に付着させることができると共に、そのスタンプを均一に基材に押し当てることができるので、パターン形成材料を安定にかつ被印刷基材20の面内に均一に転写することができるので、再現性の良いパターン形成を行うことができる。
また、スタンプ40とインキパッド30および被印刷基材20との位置合わせを高い精度で行うことができるので、被印刷基材20の所定の位置に所望のパターンを正確に形成することができる。
尚、図1の実施の形態では、被印刷基材固定ステージ10、インキパッド固定ステージ11が上下動すると共にスタンプ40がガイドレール70上を左右に移動可能に構成しているが、被印刷基材固定ステージ10、球面座50及びステージ移動装置60と、インキパッド固定ステージ11、球面座51およびステージ移動装置61をそれぞれ一体的に左右移動可能とし、スタンプ40を上下動させる構成でもよい。
スタンプ40とインキパッド30、スタンプ40と被印刷基材20を接触させるためには、少なくともどちらか一方が面に対して垂直方向に移動可能な機構を有していればよい。
そのためにはスタンプ40もしくはインキパッド30、被印刷基材20側の被印刷基材固定ステージ10又はインキパッド固定ステージ11がエアシリンダやポールねじ等の送り機構により移動できればよい。
次に、スタンプ40が支持されているスタンプ支持機構120およびスタンプ40の構成について、詳細に説明する。
以下、光透過性とは、光を透過する性質という意味で用いている。
図5に示すように、スタンプ支持機構120は、光透過性および非可撓性を有する材質、例えば、ガラス板等により作製されたブラケット120bと、このブラケット120bを図示しない移動装置に取り付け、固定させるブラケット120aとから構成されている。
ここでブラケット120aは、取り付け加工、及び上記移動装置へ固定し易いように、材質として金属、例えばアルミ合金などを用い、ブラケット120bの外縁部に沿った、所定の幅の枠形に加工され、ブラケット120bを介して、画線部40bに、位置合わせのための光が透過されるよう形成されている。
そして、ブラケット120aとブラケット120bとは、図示しないボルト等によって互いに固定されている。
また、スタンプ40は、凸部40aにより凹凸のパターンが形成されている画線部40bの領域を有するスタンプ部40cと、スタンプ部40cを固定するために裏打ちする裏打ち部40dから構成されている。
スタンプ部40cは材質が光透過性を有する弾性体、例えば、硬化されたシリコーンゴムで形成されており、裏打ち部40dは光透過性及び可撓性のある材質、例えばポリカーボネート板等により形成され、スタンプ部40と、画線部40bが形成されている反対の面を介して貼着されている。
上記スタンプ部40cの作製方法は後述するが、被印刷物である基材における、印刷面の凹凸に対応するため弾性体を使用するので、スタンプ部40cを固定する必要性から裏打ち部40dにより固定する。
ここで、ブラケット120bの上記所定の幅は、位置合わせマーク観察装置80(または81)から出射される光Rが、スタンプ40の画線部40bの全体または位置合わせに必要な部分を、透過する空間を与える値とする。
すなわち、幅と定義したが、画線部40bにおいて、位置合わせのための光Rが透過する位置が固定されていれば、任意の大きさ及び形状の孔を形成して、この孔を前記光Rが通過し、画線部40bを透過するようにしてもよい。
そして、スタンプ支持機構120は、ブラケット120bに対してスタンプ40を固定する機能を有しているが、固定の方法として特に限定をしないが、ネジによる固定や真空吸着による固定などが用いられる。
以下に、真空吸着による固定に付いて簡単に説明する。
ブラケット120bには、上記スタンプ40を真空吸着により固定するための、溝120cが形成されている。
ここで、上記溝120cは図5においては、スタンプ40が正方形状であるとして、「ロの字」の形状に形成してあるが、スタンプ40の形状に合わせ、かつスタンプ部40cの領域および位置合わせ用の光Rの透過する領域を除いた部分に任意の形状で作製して良い。
また、ブラケット120bは、透過する位置合わせ用の光Rの散乱の割合が、位置合わせ精度を満足し、かつスタンプ40を固定する吸着力が得られる数量および面積の孔が設けられた吸着面を有する構成としてもよい。
次に、スタンプ40の作製方法を、図6を用いて説明する。
ガラス板表面に、スタンプ40の画線部40bの凹凸のパターンと逆の凹凸のパターンを作製するため、フォトリソグラフィの技術によりレジストパターンを形成して、このレジストパターンをマスクとして、エッチング処理を行い、画線部40bの凹凸のパターンに対して、逆の凹凸を有する凹凸のパターンを形成し、このガラス板を母型130とする。
そして、上記母型130に、スタンプ部40となる液状シリコーンゴム(例えば、GR東芝製TSE3032)を流し込み、樹脂板(裏打ち部40d)である0.5mmのポリカーボネート板に重ね合わせる(図6(a))。
上記液状シリコーンゴムと樹脂板との間に、貼着の強度を増加させるため、光透過性を有する接着剤を介挿してもよい。
この状態を保持させたまま、室温において72時間放置し、上記液状シリコーンゴムを硬化させ、スタンプ部40cを形成する。
そして、母型130から、裏打ち部40dで固定された状態において、スタンプ部40cを引き剥がして、スタンプ40を完成させる(図6(b))。
ここで、裏打ち部40dはスタンプ部40cを母型130より引き剥がすときに画線部40bが変形しないように、形状を保護している。
また、母型130より引き剥がすとき、図6(b)に示すように、母型130またはスタンプ40のいずれかが可撓性の材質、剛性が高くなく印加された力に対して変形する材質が好ましい。
母型130は画線部40bの凹凸パターンの原版であり、凹凸のパターンの寸法精度が要求されるため、裏打ち部40dを可撓性の材質で作製することとなる。
さらに、裏打ち部40dは、スタンプ部40cにおける画線部40bおよび位置合わせの領域に位置合わせ用の光Rを透過させる必要があるため、スタンプ部40cと同様に光透過性の材質を用いる必要がある。
スタンプ40をブラケット120aに直接固定して、インキパッド固定ステージ11上の被印刷基材20に対して印刷を行う構成も考えられるが、裏打ち部40dが可撓性を有するため、図7に示すようにスタンプ40全体が変形して十分な加圧ができず、インク(又は材料)の転写(転移)が不十分となる。
このため、スタンプ支持機構120のブラケット120bは、スタンプ40の変形を防止する目的で、非可撓性の材質により作製されている。
上述したような構成により、従来例における低い印刷精度の問題を解決することができる。
すなわち、スタンプ40に裏打ち部40dを設けることにより、スタンプ部40cを母型130から引き剥がす時に、スタンプ部40cに直接印加される力を低減させ、形成された画線部40bの凹凸パターンの変形を防止させることで、母型130の凹凸パターンに対する製造精度を向上させることができる。
また、スタンプ40が平面形状に作製され、かつスタンプ40が非可撓性を有するブラケット120bで固定されているため、画線部40bの変形を防止することができ、同様に平面形状に形成されている被印刷基材固定ステージ10およびインキパッド固定ステージ11の表面に配置された被印刷基材20、インキパッド30各々に対して、画線部40bの凹凸パターン面が平行に接触するため、インキパッド30から画線部40bの凹凸パターンへの、そして画線部40bの凹凸パターンから被印刷基材20の表面にインクが精度良く転写されることとなる。
さらに、図6の上部から入射される光Rが、ブラケット120a,ブラケット120b,裏打ち部40d,スタンプ部40cの順に透過させることができ、スタンプ部40cの位置合わせマークと、先に転写されている被印刷基材20の表面の位置合わせマークとを用いた光学的な位置合わせ、例えば、半導体製造時にステッパ等において用いられる、レーザを用いた光学的な位置合わせの機構を利用することができ、この位置合わせの機構を用いることで、複数種類のパターンを重ね合わせて、所定の構成のパターンを形成するとき、この複数種類のパターン間の位置合わせの精度(パターンの形成精度)を、半導体製造工程の精度と同程度まで向上させることが可能である。
すなわち、本発明のパターン形成装置は、複数スタンプを用いて、異なるパターンを、複数重ね合わせて所定のパターン構成を形成する場合、被印刷基材20にすでに転写された位置合わせマーク(他のスタンプによるパターン形成時に、この他のスタンプにより形成された位置合わせマーク)と、スタンプ40に設けられた位置合わせマークとの重なりがズレていないか(偏差がどの程度あるかを含めて)を、レーザ光等により光学的に測定し、この偏差の測定結果に基づき、制御装置が移動装置を制御し、被印刷基材20上の位置合わせマークに対して、スタンプ40の位置合わせマークの位置が一致するように、移動装置によりスタンプ支持機構の位置を偏差分だけ移動させ、位置合わせマークを合わせることにより、高精度の重ね合わせのパターンを形成する。
以上、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、他の実施形態として、図6に示すスタンプ支持機構120とスタンプ40を、図7に示すスタンプ支持機構141、スタンプ40´の構成としてもよい。
スタンプ40´において、裏打ち部40dにスタンプ部40cを貼着するまでは既に述べた実施形態と同様である。
上記他の実施形態においては、ブラケット120cを裏打ち部40dに貼着して、スタンプ支持機構120のブラケット120cを、スタンプ40´の非可撓性(剛性)および光透過性を有する支持体40eとして用いている。
例えば、支持体40eに厚さ3mmのガラス板を用いて、アクリル系接着剤により、ポリカーボネートの裏打ち部40dに打擲する。
スタンプ支持機構141は、ブラケット12aと同様の構造に形成され、加えて、上記スタンプ40´を真空吸着して、固定保持するための溝141aが形成されている。
また、スタンプ支持機構141に対するスタンプ40´の固定保持方法は、真空吸着でなく、ボルト等を用いる固定方法を使用しても良い。
上述した構成により、他の実施形態も、既に述べた実施形態と同様の効果を得ることができる。
従って、本発明によれば、スタンプのパターン面とインキパッドのパッド面(被印刷基材固定ステージ10の上面)との平行および/又はスタンプのパターン面と被印刷基材の被印刷面(インキパッド固定ステージ11の上面)との平行を容易に得ることができるため、スタンプの面内に均一にパターン形成材料を付着させることができ、あるいは被印刷基材の面内に均一に所望のパターンを精度良く形成することができる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について、図を参照して説明する。
また、第2の実施形態については、実施例1に記載した図1の構成と異なる点のみを説明する。
同様の構成については、同一の符号を用いる。
第2の実施形態においては、図1に示す球面座50、51の代わりに、球面座50、51と同様に、被印刷基材固定ステージ10及びインキパッド固定ステージ11を各々可動自在(3次元的に)とするジンバル機構を用いた可動面座91、92を用いている点である。可動面座91に被印刷基材20が固定され、可動面座92にインキパッド30が固定されている。
被印刷基材固定ステージ10は可動面座91に設けられ、被印刷基材20を載置して固定するためのステージ(上面が滑らかな台)である。
インキパッド固定ステージ11は、可動面座92に設けられ、インキパッド30を載置して固定するためのステージである。
この被印刷基材固定ステージ10は、ジンバル機構からなる上記可動面座91に載置されており、移動装置60により、可動面座91と共に上下方向に移動可能になっている。
また、インキパッド固定ステージ11は、ジンバル機構からなる可動面座92に載置されており、移動装置61により可動面座92と共に上下方向に移動可能になっている。
図11を用いて、可動面座91の説明を行うが可動面座92についても同様の構成である。この図11は、可動面座91を上方より見た、被印刷基材固定ステージ10を含む上面の概念図を示している。
可動面座91は、固定軸93に設けられた、x軸周りに回転自在な第1の台94と、この第1の台94の上部に設けられた、y軸周りに回転自在な第2の台95で構成されている。そして、被印刷基材固定ステージ10は上記第2の台95の上面に固定されている。
また、可動面座90の第1の台94を固定軸93周りに回転自在にし、より位置制御の自由度向上を図ることもできる。
これにより、可動面座91は実施例1に記載した球面座50と同様に、スタンプ40のパターン面と、被印刷基材20の被印刷面とを平行の状態に制御することができる。
また同様に、可動面座92は実施例1に記載した球面座51と同様に、スタンプ40のパターン面と、インキパッド30のパッド面とを平行の状態に制御することができる。
他の構成、動作および製造方法は実施例に記載した実施形態と同様のため、説明を省略する。
上記構成により、実施例1の第1および第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、被印刷基材20の被印刷面とスタンプ40のパターン面との平行制御を非接触で行う構成について説明する。
図12に示すように、ステージ移動装置60による被印刷基材固定ステージ10の上昇を、あらかじめ設定された位置で一旦停止させる。
そして、上記制御部がスタンプ支持機構120と、被印刷基材固定ステージ10との間隔を側面からレーザ変位計等を利用することで測定し、少なくとも2カ所の間隔D1及びD2が同様となるように、既に述べたジンバル機構において、第1の台94および第2の台95を各々の軸周りに図示しないサーボモータ等により回転させる。
また望ましくは、制御部が図13に示すように複数箇所、例えば4カ所において、間隔D1、D2、D3、D4を測定する。
すなわち、間隔D1をレーザ光源L1および受光器R1からなるレーザ変位計により測定し、間隔D2をレーザ光源L2および受光器R2からなるレーザ変位計により測定し、間隔D3をレーザ光源L3および受光器R3からなるレーザ変位計により測定し、間隔D4をレーザ光源L4および受光器R4からなるレーザ変位計により測定する。
そして、制御部が間隔D1、D2、D3、D4各々の差を演算により求め、これらの各々の差が最小となるように、すなわち、制御部は、スタンプ支持機構120と、被印刷基材固定ステージ10とにおける間隔D1、D2、D3、D4各々が等しくなるように、可動面座91において、第1の台94および第2の台95を各々x軸およびy軸周りに、図示しないサーボモータ等により回転させて制御し、スタンプ支持機構120の面(スタンプ40のパターン面)と、被印刷基材固定ステージ10との面(被印刷基材20の被印刷面)とが平行となるよう調節する。
受光部R1〜R2は、複数の受光器が直接に接合されたものである。
そして、受光部に対してレーザ光源をスキャンさせて、測定物の間(スタンプ支持機構120と被印刷基材固定ステージ10との間)を通過するレーザ光を検知した受光器の数により、間隔の測定を行うものである。
上述した非接触によって、可動面座91において、スタンプ40のパターン面と被印刷基材20の被印刷面とを平行にする制御(平行制御)、また可動面座92においても同様にスタンプ40のパターン面とインキパッド30のパッド面との平行制御とを行うため、接触行程が必要無くなり、印刷工程を簡略化することができる。
本発明のパターン形成装置は、有機材料、無機材料、金属材料等よりなる印刷インキ等の流動体を用いて、複数層の積層や微細パターンを形成することができるので、トランジスタ等の電子デバイスやDNAの研究開発など広い範囲で利用することができる。
本発明の実施の形態によるパターン形成装置の構成を示す側面図である。 球面座の固定手段の一例を示す要部側面図及び平面図である。 本発明の実施の形態によるパターン形成装置の動作を示す要部側面図である。 従来のマイクロコンタクトプリンティングの手順を示す側面図である。 本発明の実施の形態によるスタンプ支持機構120とスタンプ40との構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態によるスタンプ40の製造工程を示す概念図である。 スタンプ支持機構におけるブラケット120bの必要性を説明する印刷の概念図である。 本発明の他の実施の形態によるスタンプ支持機構120とスタンプ40との構成を示す断面図である。 従来の凸版での印刷を説明する概念図である。 従来のスタンプ40の作製方法を示す概念図である。 本発明の第2の実施形態による可動面座90(91)の構成を示す概念図である。 非接触において、スタンプ40のパターン面と被印刷基材20の被印刷面との平行制御を説明する概念図である。 非接触において、スタンプ40のパターン面と被印刷基材20の被印刷面との平行制御を説明する概念図である。
符号の説明
10・・・・・・・・・・・・被印刷基材固定ステージ
11・・・・・・・・・・・・インキパッド固定ステージ
20・・・・・・・・・・・・被印刷基材
30・・・・・・・・・・・・インキパッド
40・・・・・・・・・・・・スタンプ
40a・・・・・・・・・・・パターン形状の凸部
40b・・・・・・・・・・・画線部
40c・・・・・・・・・・・スタンプ部
40d・・・・・・・・・・・裏打ち部
40e・・・・・・・・・・・支持体
50、51・・・・・・・・・球面座
60、61・・・・・・・・・ステージ移動装置
70・・・・・・・・・・・・ガイドレール
80、81・・・・・・・・・位置合わせマーク観察装置
90・・・・・・・・・・・・パターン形成材料(インキ)
91・・・・・・・・・・・・可動面座
93・・・・・・・・・・・・固定軸
94・・・・・・・・・・・・第1の台
95・・・・・・・・・・・・第2の台
120、141・・・・・・・スタンプ支持機構
130・・・・・・・・・・・母型
120a、120b・・・・・ブラケット
120c、141a・・・・・溝
L1、L2、L3、L4・・・レーザ光源
R1、R2、R3、R4・・・受光部

Claims (1)

  1. 基台上に、
    インキパッド、該インキパッドを固定するためのインキパッド固定ステージ、該インキパッド固定ステージを移動するためのインキパッド固定ステージ調整部を備えたインキパッドの支持機構と、
    被印刷基材を固定するための被印刷基材固定ステージ、該被印刷基材固定ステージを移動するための被印刷基材固定ステージ調整部を備えた被印刷基材の支持機構と、
    スタンプと、
    前記インキパッドの支持機構と前記被印刷基材の支持機構の間を移動可能なスタンプ支持機構と、
    前記スタンプと前記被印刷基材、および、前記スタンプと前記インキパッドとの位置合わせ機構と、
    前記スタンプを前記インキパッドに接触させるスタンプとインキパッドの接触機構、および、前記スタンプを前記被印刷基材に接触させるスタンプと前記被印刷基材の接触機構を備えたパターン形成装置において、
    前記インキパッド固定ステージ調整部により前記インキパッド固定ステージをX軸およびY軸およびZ軸周りに回転および垂直方向に変位させ、また、前記被印刷基材固定ステージ調整部により前記被印刷基材固定ステージをX軸およびY軸およびZ軸周りに回転および垂直方向に変位させることを特徴とするパターン形成装置。
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