JP2006185170A - 情報入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み込み面積が広く取れない、そして厚みを薄くしなければならない電子機器に搭載でき、しかも高速スクロールができ、1つづつ選曲などの表示がし易く、そしてエンター兼用で最小の操作ボタン数で構成することができる情報入力装置を得ることを得ること。
【解決手段】本発明の情報入力装置50Aは、所定の間隔を開けて配設されている複数の伝達車54、55に架設され、弾性を有するジョグベルト58と、このジョグベルト58のスライド操作で伝達車54、55が回転されることにより、その回転を検出するロータリーエンコーダ64と、ジョグベルト58のスライド操作方向と交叉する方向に押圧操作することにより、その押圧操作を検出するスイッチ74とを備えて構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器に所望の動作を行わせるよう操作するための情報入力装置に関するものである。
先ず、従来技術の、通称、ジョグダイアルと呼ばれている情報入力装置について説明する。
図7は従来技術の第1形態のベルト式情報入力装置を示していて、同図Aはその一部透視正面図、同図Bはその要部拡大斜視図、図8は従来技術の第2形態のジョグダイヤル式情報入力装置を示していて、同図Aはその一部正面図、同図Bは同図AのA−A線上における断面図、図9は従来技術の第3形態の回転ホイール式情報入力装置の正面図、そして図10は従来技術の第4形態のディスクジョグダイヤル式情報入力装置の正面図である。
図7において、符号10Aは従来技術の第1形態のベルト式情報入力装置(以下、単に「情報入力装置」と記す)を指す。この情報入力装置10Aは、下記の[特許文献1]に「電子機器用コントロール装置」として開示されているもので、電気機器の動作選択を行うためのジョグダイヤル16を回動可能なように、四隅にガイドプーリ22がそれぞれ配設されており、これらのガイドプーリ22にジョグベルト(或いはタイミングベルト)26が巻き掛けられている。これと共に、そのジョグベルト26を情報入力装置10A本体の外周近傍を通るように引き回されている。情報入力装置10A本体の外表部の左右のコーナ部分には操作開口部28が設けられており、これら操作開口部28から、情報入力装置10A本体の外層部に引き回わされたジョグベルト26の一部を移動操作可能なように露出させている。従って、使用者が情報入力装置10A本体を手で持った時の状況に対応し、その手の指で操作し易い場所にある操作開口部28内のジョグベルト26を選択して操作できるように構成されている。ジョグダイヤル16はロータリエンコーダスイッチ(回転スイッチ)である。
なお、符号12はコントロールパネル、符号14は表示部、符号20はプーリ、符号24は巻掛け用プーリである。
この情報入力装置10Aの動作は、先ず、使用者が、例えば、片手で情報入力装置10Aを握り、何れかの操作開口部28内に露出しているジョグベルト26を指で移動操作する。そうすると、ジョグベルト26が情報入力装置10Aの外周近傍を通るエンドレスのパスの上で移動し、タイミングプーリ20と一体のジョグダイヤル16が回動し、表示部14の表示が切り替えることができる。このようにしてジョグベルト26を操作することにより表示部14の表示を電子機器に所望の操作を行わせる時の表示に合わせられる。
次に、使用者は、表示部14が所望の操作を行わせる時の表示を行っている状態で、電子機器の所望の動作選択を行うために決定ボタン18(同図B)を押す。この操作により表示部14に表示されている操作内容の動作を電子機器に実行させることができる。
次に、図8に示した第2形態のジョグダイヤル式情報入力装置について簡単に説明する。この情報入力装置10Bは、電子機器のパネル30に操作開口部31が開けられており、その内部に回動自在に支持されているジョグダイヤル32の一部分が操作開口部31に露出するように配設されている。そしてジョグダイヤル32の最下部に押圧操作検出手段であるスイッチ33が配設されて構成されている。
この情報入力装置10Bの動作は、先ず、使用者が、操作開口部31に露出しているジョグダイヤル32を指で矢印Raまたは矢印Rbの方向に回動操作する。ジョグダイヤル32が回動することにより情報入力装置10Bに設けられている表示部(不図示)の表示が切り替わり、その表示が所望の表示であれば、使用者はこの位置でジョグダイヤル32を矢印Z方向に押圧する。この操作により表示部(不図示)に表示されている操作内容の動作を電子機器に実行させることができる。
その他の情報入力装置としては、図9に示したような回転ホイール35を用いた回転ホイール式情報入力装置10Cや図10に示したようなディスク・ジョグダイヤル36を用いたディスク・ジョグダイヤル式情報入力装置10Dがある。
特開2002−244801号(第3頁、図1及び図2)
しかし、第1形態のベルト式情報入力装置10Aは、ジョグベルト26が情報入力装置10Aの四隅に掛け渡されて外周近傍を通されており、また、使用者の指による操作はコーナで行われることから、長いストロークを採るには不向きであり、そして電子機器の所望の動作選択を行うために決定ボタン18を別途押さなければならない等から小型化、薄型化の構造で形成しなければならない電子機器には搭載するには不向きである。
そして、第2形態の縦型ジョグダイヤル式情報入力装置10Bは、1つづつ選曲などの表示がし易い、縦型ジョグダイヤル32を用いてエンターをも兼用させていることから最少のボタン数で構成できること、そして占有面積を最小化できることなどの利点はあるが、一度に約1/3回転しか回すことができないために高速スクロールができないこと及び厚みを薄くできないという課題がある。
また、第3形態の回転ホイール式情報入力装置10Cは、高速スクロールは可能であり、厚みを薄くすることができるが、1づつ選曲などの表示がしづらいこと及び占有面積が広くなることなどの課題がある。
更に、第4形態のディスク・ジョグダイヤル式情報入力装置10Dは、高速スクロールは可能であり、1つづつ選曲などの表示がし易い、そして厚みを薄くできるなどの利点はあるが、操作ボタンが多くなり、誤操作の恐れがあり、そして占有面積が広くなることなどの課題がある。
以上、説明したように、従来技術の何れの情報入力装置にも一長一短があり、組み込み面積が広く取れない、そして厚みを薄くしなければならない電子機器に搭載するには不向きであった。
本発明は、これらの課題を解決しようとするものであって、組み込み面積が広く取れない、そして厚みを薄くしなければならない電子機器に搭載でき、しかも高速スクロールができ、1つづつ選曲などの表示がし易く、そしてエンター兼用で最少の操作ボタン数で構成することができる情報入力装置を得ることを目的とする。
それ故、本発明の情報入力装置では、所定の間隔を開けて配設されている複数の伝達車に架設され、弾性を有するベルトと、そのベルトのスライド操作で前記伝達車が回転されることにより、その回転を検出する回転検出手段と、前記ベルトのスライド操作方向と交叉する方向に押圧操作することにより、その押圧操作を検出する押圧検出手段とを具備せしめて構成し、前記課題を解決している。
その情報入力装置は、電子機器に組み込む場合には、その外装パネルの一部に前記スライド操作を行える所定の幅と長さの開口部を形成し、その開口部に臨んで前記ベルトを架設することが望ましい。
そして前記ベルトはエンドレスベルトであり、所定の間隔を開けて配設されている一対のガイドプーリを介してエンドレスに懸架されていることが望ましい。
また、前記情報入力装置においては、前記ベルトと前記押圧操作検出手段との間に前記ベルトの押圧方向に対して逆方向に反発する押圧介在体を配設し、前記押圧操作検出手段は前記ベルトの押圧方向の操作により前記押圧介在体を介して押圧状態を検出するように構成してもよい。
更にまた、前記情報入力装置においては、前記押圧操作検出手段を前記開口部に露出されている前記エンドレスベルトの押圧操作部分の直下に配設してもよい。
従って、本発明の情報入力装置によれば、占有面積及び体積を最小化でき、特にその構造の厚みを薄く構成でき、ベルトのストロークを長く取ることができる。
従って、本発明の情報入力装置によれば、
1.高速スクロールを行うことができる
2.1つづつ選曲などの表示がし易くなる
3.エンター兼用で最少のボタン数で済む
4.占有面積及び体積を最小化できる
5.厚みを最小化できる
など、数々の優れた効果が得られる。
本発明の情報入力装置はジョグベルト、特に所定の間隔を開けて配設されている一対のガイドプーリに懸架されているエンドレスのジョグベルトを使用し、高速スクロールが出来るように前記ジョグベルトのストロークを長く取れるように構成し、前記一対のガイドプーリの何れかに連結されているロータリーエンコーダの回転数を増大させている。また、情報入力装置の全体の厚みを大幅に縮小するために、前記ガイドプーリと前記ジョグベルトの厚みを最小化している。
以下、図を用いて、本発明の情報入力装置の実施例を説明する。
図1は本発明の第1実施例の情報入力装置の構成を示す側面図、図2は図1に示した情報入力装置のA−A線上における断面図、図3は図1に示した情報入力装置のB−B線上における断面図、そして図4は本発明の情報入力装置を適用できる一電子機器であるオーディオ機器の回路ブロック図である。
図1において、符号50Aは本発明の第1実施例の情報入力装置を指す。この情報入力装置50Aは、電子機器の表面パネル51と、ジョグベルト機構53と、ロータリーエンコーダ64と、押圧介在体65と、押圧操作検出手段とを備えて構成されている。
電子機器の表面パネル51には、使用者の指Fが挿入できる幅と所要の長さの開口部52が開けられている。
開口部52を含む表面パネル51の下方には、前記ジョグベルト機構53が配設されている。このジョグベルト機構53は所定の間隔を開けて設けられた一対の伝達車54、55とこれらにエンドレスで掛け渡されたジョグベルト58とから構成されている。一対の伝達車54、55は歯車であり、そして両者は同一の直径であって、それぞれ回転軸56、57に軸支されている。ジョグベルト58の材質にはゴム、エラストマーなどの弾性体を用いることができる。このジョグベルト58の一部分は前記開口部52に露出するように配置されており、使用者がスライド操作を行うことでスライド方向Xにジョグベルト58が移動し、伝達車54、55がその方向に回転する。
また、伝達車54、55は、図3に示したように、電子機器の表面パネル51と平行に対向している基板59から直立して形成されており、伝達車54、55の外側の回転軸56、57を支持する一対の支持部材60、61で回転自在に支持されている。一方の支持部材60の内側中間部に、この支持部材60の面に垂直に一対のガイドピン62、63が植設されている。
回転検出手段である前記ロータリーエンコーダ64は、伝達車54、55の何れか一方、図示の例では伝達車54に連結されており、その回転を検出する回転検出手段である。
前記押圧介在体65は、開口部52とその開口部52に露出している方の上方のジョグベルト58と下方のジョグベルト58との間に存在し、上方のジョグベルト58の裏面に接近して配設されている被押圧板部66とこの被押圧板部66の一端で垂直に曲げられた支持板部67とこの支持板部67の下端で垂直に折り曲げられたスイッチ押圧板部68とがコの字型に形成されている。支持板部67には前記一対のガイドピン62が円滑に挿入できる縦長のガイド孔69、70が形成されている(図1、図3)。
押圧介在体65のスイッチ押圧板部68と基板59との間には複数のコイルバネ71、72が介在していて、これらのコイルバネ71、72を保持する複数のバネ保持部材73が配設されている。また、スイッチ押圧板部68の下方で複数のコイルバネ71、72間の基板59上に押圧操作検出手段であるスイッチ74が固定されている(図1)。
次に、図1乃至図3を参照しながら、このよう構造で構成されて情報入力装置50Aの動作について説明する。
図1に示したように、先ず、使用者は指Fで表面パネル51の開口部52に露出しているジョグベルト58を矢印X方向に移動(スクロール)させる。このジョグベルト58の移動により伝達車54、55が回動し、そして伝達車54に連結されているロータリーエンコーダ64も回動し、図示していないが、電子機器の液晶モニターなどの表示部の表示が切り替わる。このようにしてジョグベルト58を操作することにより表示部の表示を電子機器に所望の操作を行わせる時の表示に合わせることができる。
次に、使用者は、表示部14が所望の動作を行わせる時の表示を行っている状態で、電子機器にその所望の動作を行わせる場合には、その所望の動作表示がなされている状態の時に、矢印Zで示したように、ジョグベルト58のスライド操作方向と交叉する垂直方向に指Fでジョグベルト58を押圧する。押圧された部分のジョグベルト58は下がり、更に、押圧介在体65の被押圧板部59を押圧すると、押圧介在体65はガイドピン62、63にガイドされて降下する。このように押圧介在体65をコイルバネ71、72の反発力に抗して押し下げると、押圧介在体65のスイッチ押圧板部68がスイッチ74を押し、電子機器を表示部に表示された機能で動作させる状態にすること(エンター)ができる。指Fをジョグベルト58から離せば、押圧介在体65はコイルバネ71、72の反発力でガイドピン62にガイドされながら上方の所定の位置まで上昇し、その位置で停止し、同時にスイッチ押圧板部68がスイッチ74から離間し、電子機器はその表示部に表示された機能で動作し続ける。
以上、説明したように、本発明の情報入力装置50Aは、表面パネル51の開口部52に直線状態(或いは水平状態)で露出しているジョグベルト58をスクロールでき、電子機器によって所望の長さの開口部52を開けておけば、長いストロークのスクロールができ、しかも高速で行うことができる。
また、伝達車54、55の直径、間隔などを縮小すれば、本情報入力装置50A全体の構造の厚みを薄くすることができ、また占有面積及び体積を最小化できる。
更に、露出部分のジョグベルト58を押圧することによりスイッチ74を押圧することができ、エンターなどのボタン数が最少で済む。
図4は、本発明の情報入力装置50Aを用いた実施の一例を示したものであり、搭載用機器への適用として、チューナ、ミニディスク(MD)、コンパクトディスク(CD)プレーヤなどを備えたオーディオ機器90に関する回路ブロック図を示している。なお、当然のことながら、前記の情報入力装置50Aはオーディオ機器90の前面パネルに配設されている。
情報入力装置50Aによって取得される信号の内、ロータリーエンコーダ64の回転によりセンサー部(不図示)によって検出される回転検出信号(以下、「Sr」と記す)については、回転量(回転角度)検出部92及び回転方向検出部93に送出される。また、ジョグベルト58を押圧する操作を行った際にスイッチ74によって得られるエンター信号(以下、「Sp」と記す)は、オン/オフ状態検出部94に送出される。
回転量検出部92は、信号Srを受けてロータリーエンコーダ64がどれくらいの角度を以て回転されたかを検出すると共に、検出結果を制御部95に送る。
そして、回転方向検出部93は、信号Srを受けてロータリーエンコーダ64の回転方向を判別すると共に、判別結果を制御部95に送る。
オン/オフ状態検出部94は、信号Spを受けて信号状態(決定または非決定に応じたオン/オフ状態)を判別して、その結果を制御部95に送る。
制御部95は、CPU(中央演算処理装置)などの他、音声信号処理やA/D変換、D/A変換などの信号処理に必要な回路部、コントローラなどを含んでおり、回転量検出部92、回転方向検出部93、オン/オフ状態検出部94から送られてくる操作情報について処理する。また、制御部95は、チューナ91からの音声信号や、ディスク情報処理部96(MD、CDの再生や記録を行うヘッド部や信号処理回路、装着機構等を含む。)からの音声信号について処理し、音量調整部97、アンプ98を介して出力する。
表示制御部99は、LCD(液晶式表示部)などの表示部100に必要な情報を処理するものであり、制御部95からの信号を受けて表示部100への駆動信号を出力する。なお、表示部100に対しては照明部101が付設されている。
次に、図5及び図6を用いて、本発明の第2実施例の情報入力装置について説明する。 図5は本発明の第2実施例の情報入力装置の構成を示す側面図、そして図6は図5に示した情報入力装置のA−A線上における断面図である。
なお、第1実施例の情報入力装置50Aと同一の部分には同一の符号を付して説明する。
図5において、符号50Bは本発明の第2実施例の情報入力装置を指す。この情報入力装置50Bは、電子機器の表面パネル51と、ジョグベルト機構53と、回転検出手段でるロータリーエンコーダ64と、支持部材80と、押圧操作検出手段であるスイッチ74とを備えて構成されている。
電子機器の表面パネル51にも、使用者の指Fが挿入できる幅と所要の長さの開口部52が開けられている。
開口部52を含む表面パネル51の下方には、前記ジョグベルト機構53が配設されている。このジョグベルト機構53は所定の間隔を開けて設けられた一対の伝達車54、55とこれらにエンドレスで掛け渡されたジョグベルト58とから構成されている。一対の伝達車54、55は歯車であり、そして両者は同一の直径であって、それぞれ回転軸56、57に軸支されている。このジョグベルト58の一部分は前記開口部52に露出するように配置されており、使用者がスライド操作を行うことでスライド方向Xにジョグベルト58が移動(スクロール)し、伝達車54、55がその方向に回転する。
また、伝達車54、55は、図6に示したように、電子機器の表面パネル51と平行に対向している基板59から直立して形成されており、伝達車54、55の外側の回転軸56、57を支持する一対の支持部材60、61で回転自在に支持されている。
回転検出手段である前記ロータリーエンコーダ64は、伝達車54、55の何れか一方、図示の例では伝達車54に連結されており、その回転を検出する回転検出手段である。
前記支持部材80は、支持板81と基部82と連結部83からなり、支持板81が開口部52とその開口部52に露出している方の上方を通過するジョグベルト58と下方を通過するジョグベルト58との間に、これらジョグベルト58に平行に配設されるように、その基部82が基板59に固定されている。
この支持板81にはスイッチ74が固定されており、そして上方のジョグベルト58の裏面に接近して配設されている。
この第2実施例の情報入力装置10Bは、第1実施例情報入力装置50Aに比べて機構的に簡素化されている。即ち、押圧介在体65が無く、従って、コイルバネ71、72も省略でき、部品点数を削減できる。また、情報入力装置10Bの厚みは情報入力装置50Aのそれに比べてより一層薄く構成することができる。
次に、図5及び図6を参照しながら、このよう構造で構成されて情報入力装置50Bの動作について説明する。
図5に示したように、先ず、使用者は指Fで表面パネル51の開口部52に露出している上方のジョグベルト58を矢印X方向に移動(スクロール)させる。このジョグベルト58の移動により伝達車54、55が回動し、そして伝達車54に連結されているロータリーエンコーダ64も回動し、図示していないが、電子機器の液晶モニターなどの表示部の表示が切り替わる。このようにしてジョグベルト58を操作することにより表示部の表示を電子機器に所望の操作を行わせる時の表示に合わせることができる。
次に、使用者は、表示部14が所望の動作を行わせる時の表示を行っている状態で、電子機器にその所望の動作を行わせる場合には、その所望の動作表示がなされている状態の時に、矢印Zで示したように、ジョグベルト58のスライド操作方向と交叉する垂直方向に指Fでジョグベルト58を押圧する。押圧された部分のジョグベルト58は下がると同時にスイッチ74を押し、電子機器を表示部に表示された機能で動作させる状態にすること(エンター)ができる。指Fを上方のジョグベルト58から離せば、弾性でジョグベルト58は押圧されていない場合の水平な状態に戻り、スイッチ74から離間し、電子機器はその表示部に表示された機能で動作し続ける。
以上、説明したように、本発明の情報入力装置50Bは、第1実施例の情報入力装置50Aと同様に、表面パネル51の開口部52に直線状態(或いは水平状態)で露出している上方のジョグベルト58をスクロールでき、電子機器によって所望の長さの開口部52を開けておけば、長いストロークのスクロールができ、しかも高速で行うことができる。
また、伝達車54、55の直径、間隔などを縮小すれば、本情報入力装置50B全体の構造の厚みをより一層薄くすることができ、また占有面積及び体積を最小化できる。
本発明の情報入力装置は、電子部品製造産業、電子機器製造産業などで利用可能である。
本発明の第1実施例の情報入力装置の構成を示す側面図である。 図1に示した情報入力装置のA−A線上における断面図である。 図1に示した情報入力装置のB−B線上における断面図である。 本発明の情報入力装置を適用できる一電子機器であるオーディオ機器の回路ブロック図である。 本発明の第2実施例の情報入力装置の構成を示す側面図である。 図5に示した情報入力装置のA−A線上における断面図である。 従来技術の第1形態のベルト式情報入力装置を示していて、同図Aはその一部透視正面図、同図Bはその要部拡大斜視図である。 従来技術の第2形態のジョグダイヤル式情報入力装置を示していて、同図Aはその一部正面図、同図Bは同図AのA−A線上における断面図である。 従来技術の第3形態の回転ホイール式情報入力装置の正面図である。 従来技術の第4形態のディスクジョグダイヤル式情報入力装置の正面図である。
符号の説明
50A…本発明の第1実施例の情報入力装置、50B…本発明の第2実施例の情報入力装置、51…(電子機器の)表面パネル、52…開口部、53…ジョグベルト機構、54,55…伝達車、56,57…回転軸、58…ジョグベルト、59…基板、60,61…支持部材、62,63…ガイドピン、64…ロータリーエンコーダ、65…押圧介在体、66…被押圧板部、67…支持板部、68…スイッチ押圧板部、69,70…ガイド孔、71,72…コイルバネ、73…バネ保持部材、74…スイッチ、80…支持部材、81…支持板、82…基部、83…連結部、90…オーディオ機器(電子機器)

Claims (5)

  1. 所定の間隔を開けて配設されている複数の伝達車に架設され、弾性を有するベルトと、
    該ベルトのスライド操作で前記伝達車が回転されることにより、該回転を検出する回転検出手段と、
    前記ベルトのスライド操作方向と交叉する方向に押圧操作することにより、該押圧操作を検出する押圧検出手段と
    を備えていることを特徴とする情報入力装置。
  2. 電子機器の外装パネルの一部に前記ベルトの前記スライド操作を行える所定の幅と長さの開口部が形成されており、該開口部に臨んで前記ベルトが架設されていることを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。
  3. 前記ベルトはエンドレスベルトであり、所定の間隔を開けて配設されている一対のガイドプーリを介してエンドレスに懸架されていることを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。
  4. 前記ベルトと前記押圧操作検出手段との間に前記ベルトの押圧方向に対して逆方向に反発する押圧介在体が配設されており、前記押圧操作検出手段は前記ベルトの押圧方向の操作により前記押圧介在体を介して押圧状態を検出するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。
  5. 前記押圧操作検出手段は前記開口部に露出されている前記エンドレスベルトの押圧操作部分の直下に配設されていることを特徴とする請求項3に記載の情報入力装置。

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