JP2006185131A - 投票ゲーム運営システム及び方法並びに投票ゲーム運営用プログラム - Google Patents

投票ゲーム運営システム及び方法並びに投票ゲーム運営用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが容易に理解でき、容易に参加することが可能となるよう投票ゲームを運営するシステムを提供すること。
【解決手段】 投票においてユーザにて指定される選手の選手番号とその投票数とを含む投票データが記憶される投票データ記憶手段と、ユーザからの投票を受け付けて、投票データを投票データ記憶手段に記憶する投票データ集計手段と、投票データ記憶手段に記憶された投票データに含まれる投票数の合計に基づいて配当を算出する配当算出手段と、を備え、投票データは、一票の投票につき複数の選手番号が指定されており、配当算出手段が、一票の投票における選手番号の的中数ごとの配当をそれぞれ算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、投票ゲーム運営システムにかかり、特に、競馬などの公営競技に対する投票ゲームを運営するシステムに関する。
競馬や競輪、競艇などの公営競技においては、一般的に着順を予想し、投票券を購入する方式を採り、実際の着順と同一となった投票券に対して所定の配当の特典を返還する、という手法を採っている。そして、その投票方式として、例えば競馬では、単勝式、複勝式、馬番連勝複式、拡大連勝複式など、その順番と数により、9つの賭式を導入している。そして、上述した投票は、例えば、下記の特許文献1に示すようなマークシートを用いて行われる。
特開2004−227022
しかしながら、初めて投票券を購入する参加者にとっては、これらの賭式の意味を全て理解し、マーク・カードに記入して購入する仕組み、及び、その流れ、さらには、オッズの見方は非常に分かりにくいものである。また、実際に購入した後であっても、的中後の払戻金の計算、受け取りの取り扱いなど、着順の組み合わせを理解していなければ、馴染めないものが多数ある。従って、新規参加者にとっては敷居が高く、新規参入が困難なこととなっている。
また、各賭式においては、上位1着、2着、3着までを的中の対象としており、その的中率は非常に低いものとなっている。さらに、投票券自体も各賭式ごとに票を購入すると言う方式になっており、効率の悪いものとなっている。
このため、本発明では、ユーザが容易に理解でき、容易に参加することが可能となるよう投票ゲームを運営するシステムを提供する、ことをその目的とする。
そこで、本発明の一形態である投票ゲーム運営システムは、
複数の選手が出走する競技において、ユーザが前記選手のうち入賞する選手を予想して投票し、当該投票が的中した場合に配当を受け取る、という投票ゲームを運営するコンピュータにて構成された投票ゲーム運営システムであって、
投票においてユーザにて指定される選手の選手番号とその投票数とを含む投票データが記憶される投票データ記憶手段と、
ユーザからの投票を受け付けて、投票データを投票データ記憶手段に記憶する投票データ集計手段と、
投票データ記憶手段に記憶された投票データに含まれる投票数の合計に基づいて配当を算出する配当算出手段と、を備え、
投票データは、一票の投票につき複数の選手番号が指定されており、
配当算出手段が、一票の投票における選手番号の的中数ごとの配当をそれぞれ算出する、ことを特徴としている。
このとき、投票データは、一票の投票につき所定の数に設定されたコンビネーション数の選手番号が指定されている、ことを特徴としている。さらに、配当算出手段は、1以上であってコンビネーション数以下の的中数ごとに配当をそれぞれ算出する、ことを特徴としている。
上記発明によると、まず、ユーザは一票の投票において複数の選手番号を指定することができ、これがコンピュータに記憶される。また、このときの投票数もコンピュータに記憶される。そして、コンピュータにて、全ての投票数に基づいて、的中数ごとの配当が算出される。例えば、予め一票あたりに指定可能な選手番号が4つに設定されている場合には、そのうち1つのみが的中した場合、2つ、3つ、さらには、4つが的中した場合のそれぞれの配当が算出される。従って、ユーザは単に複数の選手番号を選択するだけで投票することができるため、簡単な投票方式にて投票を行うことができる。また、的中数が1つなど少ない場合であっても配当を受けることができるため、投票したユーザの的中率が高まり、ユーザにおける興趣の向上を図ることができる。また、これに伴い、ユーザの投票ゲームへの参加の促進を図ることができる。
また、外部からコンビネーション数の入力を受け付けて当該コンビネーション数を設定するコンビネーション数受付手段を備えた、ことを特徴としている。さらに、コンビネーション数は、競技への出走数に基づいて設定される、ことを特徴としている。これにより、競技によって指定できる選手番号の数を増減することができ、競技の実行状況に影響をうけず、的中率、配当率を一定に設定、あるいは、逆に変化させることができる。
また、配当算出手段は、投票数の合計に対して的中数ごとにそれぞれ異なる重みをつけて配当をそれぞれ算出する、ことを特徴としている。また、配当算出手段は、投票数の合計に対して的中数の多い順に高い重みをつけて配当をそれぞれ算出する、ことを特徴としている。
このように、的中数に応じて配当を変化させることで、的中数が低い場合にも配当を割り当てることができ、的中率を増加させると共に、的中数が多い場合にはその配当を多くすることも可能である。従って、あらゆるユーザに対して興趣の向上を図ることができる。
また、ユーザに対して所定の情報を表示する表示装置をコンピュータに接続して備えると共に、配当算出手段が、算出した配当を表示装置に表示する機能を備えた、ことを特徴としている。このとき、配当算出手段が表示装置に表示する配当は、各的中数の投票全体に対する配当である、ことを特徴としている。これにより、投票段階において現在の配当が表示されるため、ユーザは期待をして投票することができ、興趣の向上を図ることができる。また、このときに表示される配当は投票全体に対する配当であるため、各ユーザに還元される配当は投票時にはわからないため、ユーザの興味を引くことができる。
また、コンピュータが、
競技において入選した選手番号を含む競技結果データが記憶される競技結果記憶手段を備えると共に、
競技結果データの入力を受け付けて競技結果記憶手段に記憶する競技結果受付手段と、
競技結果記憶手段に記憶された競技結果データと投票データ記憶手段に記憶された投票データとを比較して各投票における的中数を特定すると共に、各的中数ごとの投票数を算出する的中結果算出手段と、を備え、
この的中結果算出手段が、配当算出手段にて算出した各的中数における配当を当該的中数の投票数で除算して一票あたりの配当を算出する、ことを特徴としている。
このとき、的中結果算出手段が、的中した投票が零である的中数の配当を、異なる回の競技における配当への加算とするようキャリーオーバーデータとして競技結果記憶手段に記憶する、ことを特徴としている。
さらに、的中結果算出手段が、的中した投票が零である的中数を表すデータをキャリーオーバーデータに含めて競技結果記憶手段に記憶すると共に、
配当算出手段が、競技結果記憶手段からキャリーオーバーデータと当該キャリーオーバーデータに含められた的中数とを読み出して、この的中数と同一の的中数について配当算出手段にて算出された配当に、キャリーオーバーデータを加算する、ことを特徴としている。
これにより、算出された配当が適切に的中した票数に応じてユーザに分配される。また、的中者が存在しない場合には、配当を次回に持ち越すことでゲームでの配当の増加を図ることができ、ユーザへの興趣の向上を図ることができる。
また、本発明の他の形態である投票用紙は、
複数の選手が出走する競技において、ユーザが前記選手のうち入賞する選手を予想して投票し、当該投票が的中した場合に配当を受け取る、という投票ゲームにおいて投票に使用される投票用紙であって、
選手の選手番号を複数指定する選手番号指定欄と、その投票数を指定する投票数指定欄と、を備え、
一票の投票において選手番号指定欄にて指定された選手番号に対する的中数ごとの配当が、投票数指定欄にて指定された投票数の合計に基づいて算出される、
ことを特徴としている。
また、本発明の他の形態である投票ゲーム運営方法は、
複数の選手が出走する競技において、ユーザが前記選手のうち入賞する選手を予想して投票し、当該投票が的中した場合に配当を受け取る、という投票ゲームをコンピュータにて運営する投票ゲーム運営方法であって、
コンピュータが、
ユーザからの投票として、一票の投票につき複数の選手の選手番号が指定された当該選手番号と、その投票数と、を含む投票データを受け付けて投票データ記憶手段に記憶する投票データ集計工程と、
投票データ記憶手段に記憶された投票データに含まれる投票数の合計に基づいて、一票の投票における選手番号の的中数ごとの配当をそれぞれ算出する配当算出工程と、を有する、ことを特徴としている。
また、本発明の他の形態である投票ゲーム運営用プログラムは、
複数の選手が出走する競技において、ユーザが前記選手のうち入賞する選手を予想して投票し、当該投票が的中した場合に配当を受け取る、という投票ゲームを運営するコンピュータに、
ユーザからの投票として、一票の投票につき複数の選手の選手番号が指定された当該選手番号と、その投票数と、を含む投票データを受け付けて投票データ記憶手段に記憶する投票データ集計工程と、
投票データ記憶手段に記憶された投票データに含まれる投票数の合計に基づいて、一票の投票における選手番号の的中数ごとの配当をそれぞれ算出する配当算出工程と、を実現するための投票ゲーム運営用プログラム、という構成を採っている。
上記構成に投票用紙、投票ゲーム運営方法、投票ゲーム運営プログラムであっても、上述した投票ゲーム運営システムと同様に作動するため、上記本発明の目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、ユーザは一票の投票において複数の選手番号を指定することができ、かかる投票に対する配当が、複数指定した選手番号の的中数ごとに算出される。従って、簡単な投票方式を提供することができると共に、的中率の増加を図りつつ、一方で、的中数に応じて配当の増加をも図ることができ、ユーザにおける興趣の向上を図り、これにより、ユーザの投票ゲームへの参加の促進を図ることができる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、競馬、競輪、競艇などの公営競技における新たな投票方法を実現するシステムである。概要としては、コンピュータにて、ユーザからの競走馬などに対する投票を集計し、これに対する配当を算出する。このとき、投票は一票あたり複数の競走馬(選手番号)を指定することが可能であり、かかる競走馬が設定された着順までに何頭入るか(的中数)、という点から配当を算出する。従って、賭け方が容易であると共に、その配当を幅広く設定することができる。
但し、本発明は、上述した公営競技に利用することに限定されず、これらを模した投票ゲームにおいても適用可能である。すなわち、ゲームセンターやアミューズメントパークなどに設置されている競馬ゲームなどにおいても適用可能である。以下、実施例を参照してその構成及び動作を説明する。
本発明の実施例を、図1乃至図7を参照して説明する。図1は競争ゲーム運営システムの全体構成を示すブロック図である。図2は、本システムに用いる投票用紙の構成を示す図であり、図3は投票に対して発券される投票券の様子を示す図である。図4は本システムの中核となる集計サーバの構成を示す機能ブロック図である。図5は表示装置に表示されるオッズ表示の様子を示す図である。図6乃至図7は本システムの動作を示すフローチャートである。なお、本実施例においては、公営競技である競馬に利用されるシステムとして説明する。
[構成]
本発明である投票ゲーム運営システムは、図1に示すように、出走する選手(競走馬)に対する投票を集計する集計サーバ1と、マークシート方式の投票用紙4(馬券購入カード)を受け付けて投票券5(馬券)を発券する発券端末2と、オッズなど投票を行うユーザに対する情報を表示する表示装置3と、を備えている。そして、発券端末2と表示装置3とは、集計サーバ1に公衆網やケーブルなどのネットワークを介して接続されており、相互に情報の送受信を行っている。以下、各構成について詳述する。
<投票用紙、投票券>
まず、ユーザが投票する際に使用する投票用紙4、及び、投票した結果発券される投票券5について、図2乃至図3を参照して説明する。
図2に投票用紙4の一例を示す。この図に示すように、投票用紙4はマークシート方式にて形成されている。そして、この投票用紙4には、出走する選手(競走馬)のうち予め定められた着順までに入賞する選手(競走馬)を予想してその選手番号(馬番号)を複数指定する選手番号指定欄4aと、投票数を表す投票金額を指定する投票金額指定欄4b(投票数指定欄)と、開催競技場を指定する競技場指定欄4cと、レース番号を指定するレース番号指定欄4dとが、形成されている。
ここで、選手番号指定欄4aには、一票の投票につき、複数の選手番号が指定可能であり、各レースにつきその数が予め設定されている。なお、本発明では、選手番号を指定する数をコンビネーション数と呼ぶ。このコンビネーション数は、競技を運営する側が設定し、例えば、競技への出走数に基づいて設定する。一例としては、16頭の競走馬が出走するレースについては、コンビネーション数を「4」に設定する。これに応じて、ユーザは、4着以内に入賞すると期待する競走馬を4頭指定することとなる。
また、投票金額指定欄4bは、上記選手番号指定欄4aと対となって形成されており、一つの選手番号指定欄4aにおいて指定したコンビネーション数の選手番号を、複数票投票することを指定できる。ここでは、1票につき100円を賭けるよう設定されていることとするため、例えば、ある組み合わせの選手番号を10票購入する場合には、「1000円」の金額を指定することとなる。
さらに、図2に示す投票用紙4においては、選手番号指定欄4aと投票金額指定欄4bとの対が複数形成されているため、複数の組み合わせの選手番号を指定して希望する投票数だけ指定することができる。
そして、各指定欄にマークした投票用紙4を、購入金額の総額と共に発券端末2に投入することにより、図3に示す投票券が発券される。この図に示す例では、4つのコンビネーション数にて投票するよう設定されているレースに投票した場合であって、選手番号(1,3,5,7)に対して1000円(10票)、選手番号(2,4,6,8)に対して1000円(10票)、選手番号(1,5,9,13)に対して1000円(10票)、を投票した場合のものを示している。
このような投票方式を採用しているため、ユーザは公営競技などで利用されている複雑な投票方式を理解する必要は無く、単に複数の選手番号を選択するだけで投票することができるため、簡単な投票方式にて投票を行うことができる。従って、ユーザが新規に投票に参加しやすくなる。
<発券端末>
次に、上述した投票用紙4が投入され、投票券5を発券する発券端末2について説明する。発券端末2は、競馬場や他の馬券販売施設に複数設置されている。そして、ユーザにて投票用紙4に記入された投票データの入力を受け付けて投票券5を発券する端末であり、投票用紙投入口と投票券発券口と投票時に投票数に応じた金銭をユーザが投入する金銭投入口とを備えている。また、的中した投票券に対して配当金額を払い戻す役割も果たすべく、的中した投票券を受け付ける的中投票券受付口と、配当金額を払い戻しする払い戻し口と、を備えている。
さらには、通信装置を装備し、受け付けた投票用紙4から投票データを読み取って集計サーバ1に送信する投票データ送信機能を備えている。この投票データ送信機能は、上述した投票用紙4に入力された開催競技場と、レース番号と、コンビネーション数の選手番号の組み合わせと、その投票金額(投票数)と、を投票データとして集計サーバ1に送信する。
また、発券端末2には、集計サーバ1から配当金額などの競技結果データを受信する競技結果受信機能を備えている。この競技結果データは、例えば、開催競技場、レース番号、及び、入賞した選手番号とこれに対応する的中数ごとの配当金額、を含んでいる。そして、この競技結果データに基づいて、払い戻し時に投入された投票券を調べ、配当金額を払い戻す。
<集計サーバ>
次に、本発明である投票ゲーム運営システムの中核をなす集計サーバ1について、図4を参照して説明する。集計サーバ1は、CPUといった演算装置10と、ハードディスクなどの記憶装置20と、マウスやキーボードなどの入力装置30と、を備えたサーバコンピュータにて構成されている。また、上述した発券端末2と相互に情報の送受信が可能なよう通信装置(図示せず)も備えている。また、後に詳述する表示装置3にも接続されており、当該表示装置3の表示状態を制御する機能を備えている。
そして、記憶装置21には、競技のレースごとに設定される投票時における選手番号の組み合わせ数、すなわち、上記コンビネーション数が記憶されるコンビネーション記憶部21と、発券端末2から受信したユーザからの投票データを記憶する投票データ記憶部22と、競技結果を表す競技結果データを記憶する競技結果記憶部23と、が形成されている。
また、演算装置10には、投票ゲーム運営用プログラムが組み込まれることで、コンビネーション数受付処理部11と、投票データ集計処理部12と、配当金額算出処理部13と、競技結果受付処理部14と、払戻金額算出処理部15と、が構築されている。以下、上記各処理部11〜15が有する機能と、上記各記憶部21〜23に記憶されるデータについて、詳述する。
コンビネーション数受付処理部11(コンビネーション数受付手段)は、競技の運営者によって入力部30や他のコンピュータシステムを介して入力されるレースごとに設定されるコンビネーション数の入力を受け付けて、コンビネーション数記憶部21に記憶する。この記憶されたコンビネーション数により、当該レースに対する1票あたりに投票する選手番号の数が設定され、さらには、配当なども後述するようにコンビネーション数に応じて算出される。例えば、16頭が出走するレースにおいては、コンビネーション数を「4」と設定し、10頭が出走するレースにおいては、コンビネーション数を「3」に設定する。なお、上記コンビネーション数受付処理部11は必ずしも備えられている必要はなく、常に予め設定されたコンビネーション数によって、競争ゲームの運営が行われてもよい。
投票データ集計処理部12(投票データ集計手段)は、複数の発券端末2からユーザによる投票内容を表す投票データを収集して、当該投票データを投票データ記憶部22(投票データ記憶手段)に記憶する。このとき、投票データは、各開催競技場の各レースごとに、投票された選手番号と投票金額(投票数)とに振り分けられ、記憶される。そして、各発券端末2から投票データを受信するたびにその旨を配当金額算出処理部13に通知する。
配当金額算出処理部13(配当算出手段)は、上述したように投票データ集計処理部12から投票データを受信した旨の通知を受けると、配当を算出する処理を実行する。なお、上記算出処理は、一定の時間間隔ごとに実行されてもよい。
このとき、本発明における配当の算出処理は、投票数の合計に基づいて、具体的には、一票あたりに掛ける金額と投票数との積である投票金額の合計に基づいて、的中数ごとの配当をそれぞれ算出するよう行う。例えば、コンビネーション数が「4」に設定されている場合には、1票につき4つの選手番号が指定されているため、「0」〜「4」の的中数が考えられる。このうち、的中数「0」の場合には、払い戻される配当は無いが、的中数が「1」〜「4」の場合には、それぞれの的中数ごとに的中数の大小に応じた配当を算出する。つまり、選択した4つの選手番号のうち、1つだけでも4着以内に入賞して的中した場合には、配当が受けられることとなる。但し、的中数が多くなればなるほど、その配当の割合が多くなる。以下、配当を算出する方法の具体例を説明する。
まず、以下のように、算出に用いる値を定義する。
S:投票の「総売上金額」である。すなわち、一票あたりの投票金額と投票数との積である。
V:投票の「総投票数」である。従って、一票につき100円を投票して賭ける場合であって、55票の投票を得た場合には、総売上金額(S)=100×55(V)=5500円となる。
n:一票の投票において、選手番号をいくつ的中させたか、を表す数である。ここでは、「的中数」と呼ぶ。
c:コンビネーション数である。
w:的中に対する「重み」である。これは、コンビネーション数の選手番号を選択する投票方式において、多く的中させたユーザに厚く配当する(払い戻す)ために設定されている。そして、この重み付けの方式は任意であるが、本実施例では、重みの割合を「的中数/(1からコンビネーション数までの和)」と定義する。具体的には、重み(w)は、的中全体を1とした場合に、「w=n/{c(c+1)/2}=2n/{c(c+1)}」と設定する。すると、例えば、コンビネーション数が「4」であれば、重みの各々の割合は的中数1については、「w=1/(1+2+3+4)=1/10」、的中数2については、「w=2/(1+2+3+4)=2/10」、的中数3については、「w=3/(1+2+3+4)=3/10」、的中数4については、「w=4/(1+2+3+4)=4/10」となる。このようにすることで、例えば、コンビネーション数が「4」である場合には、選手番号を1つしか、的中させられなかったユーザよりも、それを4つ的中させたユーザへ、4倍ほど厚く配当させることができる。従って、公営競技では人気の集中した出走選手については的中数が多くても配当金額が低くなってしまうという状況が生じうるが、そのような不都合を回避することができ、的中数が多いほうが多くの配当を受けることができる。
A:「的中数ごとの配当金額」である。つまり、的中した投票数、及び、何番に投票したかに関わらず、上記総売上金額(S)と重み(w)によって設定される、各的中数ごとの払戻金額の総額である。なお、後述するように、実際に払い戻される額は、この「的中数ごとの配当金額」(A)を的中した票数で除算した金額(一票あたりの払戻金額(a))となる。
そして、配当金額集計処理部13は、上記総売上金額(S)と重み(w)を用いて、以下のように配当金額(A)を算出する。まず、投票データ記憶部22から投票データを読み出して投票数の合計を調べる。一票100円の投票金額に対して55票の投票数があるとすると、総売上金額(S)=100×55(V)=5500円となる。そして、この総売上金額(S)に、各的中数における重み(w)を掛けた積が、各的中数ごとも配当金額(A)となる。このとき、コンビネーション数をコンビネーション数記憶部21から読み出して算出する。なお、ここでは、コンビネーション数(c)が「6」であることとする。
的中数「1」:5500×(1/(1+2+3+4+5+6))= 261.・・
的中数「2」:5500×(2/(1+2+3+4+5+6))= 523.・・
的中数「3」:5500×(3/(1+2+3+4+5+6))= 785.・・
的中数「4」:5500×(4/(1+2+3+4+5+6))=1047.・・
的中数「5」:5500×(5/(1+2+3+4+5+6))=1309.・・
的中数「6」:5500×(6/(1+2+3+4+5+6))=1571.・・
そして、配当金額集計処理部13は、上述したように算出した各的中数ごとの配当金額を表示装置3に出力して、当該表示装置3に開催競技場やレース番号と共に、表示する。その様子の一例を図5に示す。この図では、特定のレースの配当金額のみを図示しているが、実際には他のレースの金額も図示される。このように表示することで、ユーザはレース後にはじめて的中させた票数がいくつあるか、また、自分への払戻金がいくらになるかということを知ることとなるため、レース前まで緊張感を持たせ、当該ユーザは競技を楽しむことができる。また、運営者側としては、各的中数の配当金額(オッズ)のみを表示するだけでよいため、表示が簡潔となり、全レースを一画面にて表示することも可能である。その結果、ユーザにとっては、利用が容易となる。
また、配当金額集計処理部13は、さらに、競技結果記憶部23(競技結果記憶手段)に以前のレースにおけるキャリーオーバーデータが記憶されているか否かを調べる。ここで、キャリーオーバーデータとは、配当金額データと、的中数データと、を含んだデータであり、キャリーオーバーの配当金額データは、後に詳述するが、過去に的中した投票が存在しなかった的中数に対して配当されていた配当金額である。そして、キャリーオーバーデータが記憶されている場合には、当該キャリーオーバーされた配当金額を、現在算出しているレースの配当金額に加算する機能を備えている。すなわち、直前のレースでキャリーオーバーが発生した場合には、次のレースの配当金額に加算する。このとき、キャリーオーバーがなされた的中数を当該キャリーオーバーデータに含められている的中数データを参照して調べ、キャリーオーバーが発生した的中数と同一の的中数について、現在算出している配当金額にキャリーオーバーされた配当金額を加算する。具体的に上記例を用いると、「的中数「4」を的中した投票(4つの出走番号を的中させた票)」がなかった場合には、その配当金額1047.・・円を次回以降のレースの「的中数「4」」の配当金額に加算する。そして、「的中数「4」」の的中票が発生するまで、これを続ける。これにより、配当金額が高額になる場合が発生し、ユーザの興趣の向上を図ることができる。但し、キャリーオーバーされた配当金額を、他のレース(例えば、次のレース)の総売上金額に加算して、配当金額を算出してもよい。
そして、配当金額算出処理部13は、算出した各的中数ごとの配当金額を、そのレースの投票データとして、投票データ記憶部22に記憶しておく。
競技結果受付処理部14(競技結果受付手段)は、レース後に競技結果データの入力を、入力部30や他のコンピュータから受け付けて、競技結果記憶部23に記憶する。そして、その旨を払戻金額算出処理部15に通知する。このとき、受け付けて記憶する競技結果データは、例えば、レース番号と各選手番号の着順を示したデータである。
支払金額算出処理部15(的中結果算出手段)は、競技結果受付処理部14から所定のレースの競技結果データを受け付けた旨の通知を受けると、まず、そのレースの競技結果データを競技結果記憶部23から読み出すと共に、同一のレースの投票データを投票データ記憶部22から読み出す。そして、これらを比較して、各投票における的中数を特定すると共に、各的中数ごとの投票数を算出する。例えば、コンビネーション数が「4」であるレースの場合には、4着までの選手番号を1つでも指定している投票を特定し、これを的中数ごとに分け、各的中数(1〜4)ごとの投票数(h)を算出する。その後、払戻金額算出処理部15は、各的中数ごとに算出した配当金額を上記投票データ記憶部22から読み出して、各的中数ごとに、上記配当金額(A)を的中した投票数(h)で除算した商を、一票あたりの払戻金額(a)として算出する。そして、この算出した払戻金額を競技結果記憶部23に記憶すると共に、表示装置3に表示するよう出力する。また、発券端末2にて払戻が可能なよう、的中した選手番号と共に払戻金額のデータを発券端末2に通知する。
また、払戻金額算出処理部15は、的中した投票が零である的中数の配当金額を、異なる回のレースにおける配当への加算とするようキャリーオーバーデータとして競技結果記憶部23に記憶する機能を有する。このとき、キャリーオーバーデータには、的中した投票が零であった的中数を表す的中数データをキャリーオーバーデータに含めて記憶する。これにより、上述したように、配当金額算出処理部13にて配当を算出する際に用いられる。
<表示装置>
表示装置3は、競馬場や発券端末2が設置されている場所に設置されている大型スクリーンやテレビモニタであり、上述したように、レースごとの配当金額や払戻金額、さらには、コンビネーション数などをユーザに通知するよう表示するために用いられる。そして、その表示動作及び表示内容は、主に集計サーバ1にて制御されている。
[動作]
次に、上述した投票ゲーム運営システムの動作、特に、集計サーバ1の動作を、図6乃至図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、運営者が、所定のレースに対して、複数の選手番号を指定するコンビネーション投票を受け付ける旨をユーザに対して表示装置3による表示や音声により通知する。例えば、「本日、第5レースにおいて16発走の4コンビネーションを行う」と通知する。これに伴い、運営者は、集計サーバ1にコンビネーション数「4」を入力する。これにより、集計サーバ1にてコンビネーション数「4」が受け付けられて(ステップS1)、当該サーバ1に記憶され設定される。
続いて、ユーザは、レース結果を予想し、マークカードである投票用紙4に選手番号や投票金額を記入し、投票受付窓口や無人の発券端末2に対して金銭と共に提出する。すると、発券端末2では、投票用紙4に記入された投票データを読み取って、かかる内容を表す投票券5を発券する。例えば、図3に示す例では、「レース番号「5」に対して、選手番号(1、3、5、7)に対して金額1,000円(10票)を投票し、また、他の組み合わせについてもそれぞれの金額を投票した場合を示している。そして、これと同時に、発券端末2は、投票用紙4から読み取った投票データを集計サーバ1に送信する。
続いて、集計サーバ1は発見端末2から送信された投票データを受け付けて(ステップS2)、当該レースの配当金額を算出する。まずは、そのレースの売り上げを集計する(ステップS3)。例えば、一票につき100円を投票する第5レースのコンビネーション投票が、8,175票であった場合には、総売上金額(総投票金額)が817,500円となる。そして、この総売上金額に基づいて、各的中数ごとに重みを付けて配当金額を算出する(ステップS4)。ここでは、「第5レース−的中数1:81,750円、的中数2:163,500円、的中数3:245,250円、的中数4:327,000円」と配当金額が算出されたこととする。
このとき、キャリーオーバーがあるか否かを調べ(ステップS5)、キャリーオーバーが存在する場合には(ステップS5にて肯定判断)、キャリーオーバーが発生した的中数に対応する第5レースの的中数の配当金額に、キャリーオーバー金額を加算する(ステップS6)。例えば、第4レースで的中数4の投票券が存在しなかった場合には、そのときの配当金額がキャリーオーバーとして、上記第5レースの配当金額:327,000円に加算されて、当該第5レースの配当金額とされる。
そして、上述したように算出した配当金額を、表示装置3に表示する(ステップS7)。すると、ユーザはかかる表示を参照して投票を行うことができる。そして、レース開始直前まで投票が受け付けられ(ステップS8にて否定判断後に、ステップS2へ進む)、上述した配当金額の算出及び表示処理が繰り返し実行される。
その後、第5レース行われ終了すると、運営者によって競技結果が集計サーバ1に入力される。このとき、競技結果として、「第5レースにつき、第4位までの着順が5、12、8、9」であったとする。これを受けた集計サーバ1は(ステップS11)、投票データを読み出して、1つでも的中した票を抽出し(ステップS12)、その的中数ごとの票数を算出する(ステップS13)。このとき、一票も投票されていない的中数が存在する場合には(ステップS14にて肯定判断)、その的中数の配当金額をキャリーオーバーとして記憶しておく(ステップS15)。ここで、例えば、「第5レースにおいて3つ選手番号を的中させたもの」、つまり、「的中数3」への投票が存在しなかったとすると、上記的中数3の配当金額である245,250円が、次回レース以降に持ち越されるキャリーオーバーとして記憶される。なお、後に、第6レースに持ち越された場合を説明する。
また、キャリーオーバーが発生しなかった他の的中数の配当金額については、的中した投票数にて配当金額が分配されるよう、集計サーバ1にて的中数ごとに一票あたりの払戻金額が算出される(ステップS16)。例えば、図3に示す投票券を購入したユーザにとっては、上記結果においては的中数2が的中していることとなるが、このとき、的中数2である的中票数が全体として61票あった場合には、上記配当金額163,500円を61票で除算して、1票当たりの払戻金額は2,680.・・円となる。その他の的中数においても、同様に一票あたりの払戻金額が算出される。
その後、集計サーバ1は、払戻金額を表示装置3に表示すると共に(ステップS17)、かかる情報を払戻処理を実行可能な発券端末2に通知する(ステップS18)。そして、的中した投票券を有するユーザが発券端末2や窓口にて払戻を行う。ここで、上記ユーザは、的中数2の投票を10票(1000円)購入しているため、上記払戻金額である2,680円に10を掛けた26,800円を請求することで、かかる金額が払い戻される。
ここで、次の第6レースでは、上記第5レースにて発生したキャリーオーバーが加算されることとなる。例えば、第6レースにおいて4コンビネーション投票が行われ、コンビネーション投票において総売上金額は932,400円(9,324票)であったとする。すると、的中数3については、配当金額は279,720円となる。しかし、的中数3については、上記第5レースのキャリーオーバーが245,250円あるため、これを加算した計524,970円が第6レースの的中数3の配当金額となる。このとき、的中数3について的中した票数が37票であった場合には、1票当たりの的中金額は14,188.・・円となる。すると、例えば、12票を購入していたユーザが存在すると、当該ユーザへの払戻金額は170,256円となる。
[変形例]
ここで、上記実施例では、発券端末2にて投票を受け付ける場合を例示したが、かかる構成に限定されない。例えば、投票を行うユーザが有する情報処理端末からネットワークを通じて投票を受け付けたり、電話を通じて行われた投票を受け付けて、上記集計サーバ1にて集計して投票ゲームを運営してもよい。
上記実施例によると、まず、ユーザは一票の投票において複数の選手番号を指定することができるため、その投票が容易となる。また、指定した複数の選手番号のうち、1つでも的中した場合から予め指定された数(例えば、4など)が的中した場合にまで、それぞれの配当が算出されるため、投票したユーザの的中率が高まると共に、高配当も期待でき、ユーザにおける興趣の向上を図ることができる。また、これに伴い、ユーザの投票ゲームへの参加の促進を図ることができる。
本発明は、競馬、競輪、競艇などの公営競技や、そのゲームにおいて、投票を集計してその配当を算出し、投票ゲーム自体を制御するコンピュータとして利用可能であり、産業状の利用可能性を有する。
競争ゲーム運営システムの全体構成を示すブロック図である。 投票用紙の構成を示す図である。 投票に対して発券される投票券の様子を示す図である。 集計サーバの構成を示す機能ブロック図である。 表示装置における配当表示の様子を示す図である。 集計サーバの動作を示すフローチャートである。 集計サーバの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 集計サーバ
2 発券端末
3 表示装置
4 投票用紙
5 投票券
10 演算装置
11 コンビネーション受付処理部(コンビネーション数受付手段)
12 投票データ集計処理部(投票データ集計手段)
13 配当金額算出処理部(配当算出処理部)
14 競技結果受付処理部(競技結果受付手段)
15 払戻金額算出処理部(的中結果算出手段)
20 記憶装置
21 コンビネーション数記憶部
22 投票データ記憶部(投票データ記憶手段)
23 競技結果記憶部(競技結果記憶手段)
30 入力部
4a 選手番号指定欄
4b 投票数指定欄

Claims (15)

  1. 複数の選手が出走する競技において、ユーザが前記選手のうち入賞する選手を予想して投票し、当該投票が的中した場合に配当を受け取る、という投票ゲームを運営するコンピュータにて構成された投票ゲーム運営システムであって、
    前記投票においてユーザにて指定される前記選手の選手番号とその投票数とを含む投票データが記憶される投票データ記憶手段と、
    前記ユーザからの投票を受け付けて、前記投票データを前記投票データ記憶手段に記憶する投票データ集計手段と、
    前記投票データ記憶手段に記憶された投票データに含まれる前記投票数の合計に基づいて前記配当を算出する配当算出手段と、を備え、
    前記投票データは、一票の投票につき複数の前記選手番号が指定されており、
    前記配当算出手段が、一票の投票における前記選手番号の的中数ごとの配当をそれぞれ算出する、ことを特徴とする投票ゲーム運営システム。
  2. 前記投票データは、一票の投票につき所定の数に設定されたコンビネーション数の前記選手番号が指定されている、ことを特徴とする請求項1記載の投票ゲーム運営システム。
  3. 前記配当算出手段は、1以上であって前記コンビネーション数以下の的中数ごとに前記配当をそれぞれ算出する、ことを特徴とする請求項2記載の投票ゲーム運営システム。
  4. 外部から前記コンビネーション数の入力を受け付けて当該コンビネーション数を設定するコンビネーション数受付手段を備えた、ことを特徴とする請求項2又は3記載の投票ゲーム運営システム。
  5. 前記コンビネーション数は、競技への出走数に基づいて設定される、ことを特徴とする請求項2,3又は4記載の投票ゲーム運営システム。
  6. 前記配当算出手段は、前記投票数の合計に対して前記的中数ごとにそれぞれ異なる重みをつけて前記配当をそれぞれ算出する、ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の投票ゲーム運営システム。
  7. 前記配当算出手段は、前記投票数の合計に対して前記的中数の多い順に高い重みをつけて前記配当をそれぞれ算出する、ことを特徴とする請求項6記載の投票ゲーム運営システム。
  8. 前記ユーザに対して所定の情報を表示する表示装置を前記コンピュータに接続して備えると共に、
    前記配当算出手段が、算出した前記配当を前記表示装置に表示する機能を備えた、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の投票ゲーム運営システム。
  9. 前記配当算出手段が前記表示装置に表示する配当は、前記各的中数の投票全体に対する配当である、ことを特徴とする請求項8記載の投票ゲーム運営システム。
  10. 前記コンピュータが、
    競技において入選した選手番号を含む競技結果データが記憶される競技結果記憶手段を備えると共に、
    前記競技結果データの入力を受け付けて前記競技結果記憶手段に記憶する競技結果受付手段と、
    前記競技結果記憶手段に記憶された前記競技結果データと前記投票データ記憶手段に記憶された前記投票データとを比較して前記各投票における的中数を特定すると共に、各的中数ごとの投票数を算出する的中結果算出手段と、を備え、
    この的中結果算出手段が、前記配当算出手段にて算出した前記各的中数における配当を当該的中数の投票数で除算して一票あたりの配当を算出する、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9記載の投票ゲーム運営システム。
  11. 前記的中結果算出手段が、的中した投票が零である的中数の前記配当を、異なる回の競技における配当への加算とするようキャリーオーバーデータとして前記競技結果記憶手段に記憶する、ことを特徴とする請求項10記載の投票ゲーム運営システム。
  12. 前記的中結果算出手段が、前記的中した投票が零である的中数を表すデータを前記キャリーオーバーデータに含めて前記競技結果記憶手段に記憶すると共に、
    前記配当算出手段が、前記競技結果記憶手段から前記キャリーオーバーデータと当該キャリーオーバーデータに含められた前記的中数とを読み出して、この的中数と同一の的中数について前記配当算出手段にて算出された前記配当に、前記キャリーオーバーデータを加算する、ことを特徴とする請求項11記載の投票ゲーム運営システム。
  13. 複数の選手が出走する競技において、ユーザが前記選手のうち入賞する選手を予想して投票し、当該投票が的中した場合に配当を受け取る、という投票ゲームにおいて投票に使用される投票用紙であって、
    前記選手の選手番号を複数指定する選手番号指定欄と、その投票数を指定する投票数指定欄と、を備え、
    一票の投票において前記選手番号指定欄にて指定された選手番号に対する的中数ごとの配当が、前記投票数指定欄にて指定された投票数の合計に基づいて算出される、
    ことを特徴とする投票ゲーム用投票用紙。
  14. 複数の選手が出走する競技において、ユーザが前記選手のうち入賞する選手を予想して投票し、当該投票が的中した場合に配当を受け取る、という投票ゲームをコンピュータにて運営する投票ゲーム運営方法であって、
    前記コンピュータが、
    前記ユーザからの投票として、一票の投票につき複数の前記選手の選手番号が指定された当該選手番号と、その投票数と、を含む投票データを受け付けて投票データ記憶手段に記憶する投票データ集計工程と、
    前記投票データ記憶手段に記憶された投票データに含まれる前記投票数の合計に基づいて、一票の投票における前記選手番号の的中数ごとの前記配当をそれぞれ算出する配当算出工程と、を有する、ことを特徴とする投票ゲーム運営方法。
  15. 複数の選手が出走する競技において、ユーザが前記選手のうち入賞する選手を予想して投票し、当該投票が的中した場合に配当を受け取る、という投票ゲームを運営するコンピュータに、
    前記ユーザからの投票として、一票の投票につき複数の前記選手の選手番号が指定された当該選手番号と、その投票数と、を含む投票データを受け付けて投票データ記憶手段に記憶する投票データ集計工程と、
    前記投票データ記憶手段に記憶された投票データに含まれる前記投票数の合計に基づいて、一票の投票における前記選手番号の的中数ごとの前記配当をそれぞれ算出する配当算出工程と、を実現するための投票ゲーム運営用プログラム。
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