JP2006185066A - 保守支援システム - Google Patents

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亘 島田
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賢治 小川
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Abstract

【課題】設備情報の取得に必要な操作の容易性は保ちつつ、設備情報を取得できる権限を持つ者だけが、設備情報を取得でき、不正な第3者への設備情報の漏洩を防止する保守支援システムを提供する。
【解決手段】保守支援システムは、設備情報を表示する携帯端末と、設備情報データベースから得られた設備情報を携帯端末に配信する設備情報配信装置と、が備えられている保守点検システムにおいて、保守員が携帯し、該保守員を特定する個人識別情報が記憶されている非接触ICタグと、設備に配置され、個人識別情報を読み取り、設備を特定する設備識別情報と合わせて設備情報配信装置に送る読取装置と、が備えられ、設備情報配信装置は、設備情報の取得が許可されている保守員が携帯する携帯端末の識別番号が格納され、個人識別情報に基づき許可された保守員の携帯端末に設備情報を配信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、設備の保守・点検などに必要な情報を携帯端末で閲覧する保守・点検業務を支援する保守支援システムに関する。
従来、設備の保守・点検を行う際に必要な部品の設計図、作業指示書等の設備情報を取得するとき、設備識別情報が記憶されている非接触ICタグが配置されている特定の設備の近傍において、非接触ICタグの設備識別情報を読取装置により無線で読み取って、その設備に関する設備情報が格納されているコンピュータに、設備識別情報を無線で伝達し、設備識別情報に対応する設備情報を無線で取得して出力する(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−124891号公報
しかし、非接触ICタグから読取装置で設備識別情報を読み取るだけで、その設備に関する設備情報を取得できるという操作の容易性はあるが、設備情報を取得する者を特定することができないという問題がある。
また、例えば、正規の保守員の代わりにその設備についての知識が不足している者が保守・点検を代行したとしても、そのことを確認することができないという問題がある。
また、例えば、保守員が作業を実施していないのにも拘わらず実施したと偽って報告したとしても、本当に現場で作業を実施した保守員を確認することができないため、その真偽を確認することができないという問題がある。
この発明の目的は、設備情報の取得に必要な操作の容易性は保ちつつ、設備情報を閲覧する権限を持つ者だけが、設備情報を取得でき、不正な第3者への設備情報の漏洩を防止する保守支援システムを提供することである。
この発明に係わる保守支援システムは、設備を保守する保守員が携帯し、設備情報を取得して表示する携帯端末と、設備識別情報に基づき設備情報が格納されている設備情報データベースを検索して得られた設備情報を上記携帯端末に配信する設備情報配信装置と、が備えられている保守支援システムにおいて、上記保守員が携帯し、該保守員を識別する保守員識別情報が記憶されている非接触ICタグと、上記設備に配置され、読み取った上記保守員識別情報を上記設備情報配信装置に送信する読取装置と、が備えられ、上記設備情報配信装置は、設備情報の閲覧の権限のある上記保守員の保守員識別情報と該保守員が携帯する上記携帯端末の識別番号とが格納されている保守員管理テーブルと、上記読取装置から受信した保守員識別情報が上記保守員管理テーブルに格納されているとき、該保守員識別情報に該当する保守員が携帯する上記携帯端末に設備情報を配信する設備情報配信部と、を有する。
この発明に係わる保守支援システムの効果は、対象設備に対する保守権限を有する保守員にだけ設備情報が配信されるので、保守権限を有する保守員だけが設備情報を入手することができる。
また、保守権限がない人が偽って保守権限を有する人の個人識別情報を送ったとしても、保守権限を有する人が携帯している携帯端末だけに設備情報が配信されるので、二重に設備情報の漏れを防止できる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わる保守支援システムの構成図である。図2は、実施の形態1に係わる携帯端末の機能ブロック図である。図3は、実施の形態1に係わる読取装置の機能ブロック図である。図4は、実施の形態1に係わる設備情報配信装置の機能ブロック図である。図5は、実施の形態1の設備番号テーブルのデータ構造を示したものである。図6は、実施の形態1の保守員管理テーブルのデータ構造を示したものである。
この発明の実施の形態1に係わる保守支援システムは、保守対象の設備1の保守作業に先立って、保守員2が保守作業に必要な設備情報を入手するときに利用される。
そして、実施の形態1に係わる保守支援システムは、図1に示すように、保守員2が携帯し、保守作業の対象の設備1に係わる設備情報を表示する携帯端末3と、保守員2が携帯し、保守員2を識別する保守員識別情報が記憶されている非接触ICタグ4と、保守作業の対象の設備1に取り付けられ、非接触ICタグ4の保守員識別情報を読み取る読取装置5と、すべての設備1に係わる設備情報が記憶され、保守権限のある保守員2からの設備情報の配信の要求があったとき、設備情報を携帯端末3に配信する設備情報配信装置6と、が備えられている。
読取装置5は、非接触ICタグ4内に記憶されている保守員識別情報の送信を非接触ICタグ4に無線により要求し、非接触ICタグ4から無線により送信されてくる保守員識別情報を受信する。
また、読取装置5は、通信ネットワーク7を介して設備情報配信装置6と接続されている。
設備情報配信装置6は、通信ネットワーク7の基地局8を経由して、無線により設備情報を携帯端末3に配信する。
この通信ネットワーク7は、TCP/IPプロトコルに準拠したネットワークである。そして、携帯端末3、読取装置5、設備情報配信装置6は、それぞれIPアドレスが割り当てられている。
また、保守員2には、保守員2を識別する保守員識別情報としての保守員識別番号が割り当てられている。
携帯端末3は、図2に示すように、通信ネットワーク7の基地局8から送信されてくる信号を受信する通信インターフェース11、受信した設備情報を表示部12に表示する設備情報表示部13を有する携帯用コンピュータである。表示部12は、液晶ディスプレイから構成されている。また、携帯端末3にはそれぞれIPアドレスからなる携帯端末アドレスが割り当てられている。
読取装置5は、保守作業の対象の設備1の本体またはその近傍に配置されている。また、読取装置5は、ICタグリーダとも呼ばれ、数多くの種類が市販されている。
そして、読取装置5は、図3に示すように、非接触ICタグ4内に記憶されている保守員識別番号を読み取る個人識別情報読取部15と、読み取った保守員識別番号を通信ネットワーク7を介して設備情報配信装置6に送信する情報送信部16と、有する。
設備情報配信装置6は、図4に示すように、通信ネットワーク7との信号の送受信を行う通信インターフェース20、設備番号テーブル21、保守員管理テーブル22、設備情報データベース23、保守員識別情報が入力された読取装置5の送信元アドレスに基づいて設備を特定する設備特定部24、特定された設備1と保守員識別番号とに基づいて設備情報の配信が許可できるか否かを判定する配信可否判定部25、保守員識別番号に基づき携帯端末アドレスを抽出し、その携帯端末アドレスの携帯端末3に設備情報を配信する設備情報配信部26を有するコンピュータからなるPCサーバまたはUNIX(登録商標)サーバである。
設備番号テーブルには、図5に示すように、読取装置5の送信元アドレス、読取装置5自身の設備番号および設備名が関連付けられて記憶されている。設備特定部24によりアクセスされる。
保守員管理テーブルには、図6に示すように、保守員2が保守権限を有する設備1が記憶されている。保守員識別番号、携帯端末アドレスおよび氏名と保守可能設備番号とが関連づけられている。配信可否判定部25と設備情報配信部26とによりアクセスされる。
設備情報データベース23には、すべての設備1に関する設備情報が記憶されており、設備情報配信部26が設備の設備番号に基づいてこの設備情報データベース23を検索し、該当する設備情報を抽出する。
なお、非接触ICタグ4の替わりに社員証などで近年用いられている非接触ICカードを用いても良い。
また、携帯端末3と非接触ICタグ4との替わりに、非接触ICタグ4が内蔵されている携帯電話を用いても良い。
この通信ネットワーク7は、TCP/IPプロトコルに準拠したネットワークであるが、携帯端末3が携帯電話の場合、携帯電話事業者の無線通信網を用いても良い。
次に、実施の形態1において設備保守作業に先立って設備情報を入手する手順について図7を参照して説明する。図7は、実施の形態1において設備情報を入手する手順を示すフローチャートである。
ステップ(以下、Sと略記する。)101では、保守員2が設備の保守を実施するとき、携帯端末3と非接触ICタグ4とを携帯し、現場へ赴く。そして、保守員2が保守対象の設備の保守業務に先だって、保守に必要な設備情報(製造番号、保守履歴、図面等)を得るために、携帯端末3の設備情報表示部13を起動する。設備情報表示部13は、起動されると設備情報配信装置6からのデータ受信の待受け状態となる。
S102では、保守員2は、非接触ICタグ4を、保守対象の設備1に設置されている読取装置5にかざし、読取装置5が保守員識別番号を読み取ることができるようにする。
S103では、読取装置5は、非接触ICタグ4内に記憶されている保守員識別番号を読み取り、保守員識別番号を通信ネットワーク7を経由して設備情報配信装置6へ送信する。
S104では、常に、設備情報配信装置6の設備特定部24は、通信インターフェース20からのデータ受信を待受けており、通信インターフェース20がデータを受信すると保守員識別番号を取り込む。設備特定部24は、受信したデータを送ってきた読取装置5の送信元アドレスに基づいて図5に示す設備番号テーブル21を検索し、設備番号を取得する。
S105では、配信可否判定部25は、設備番号テーブル21から入手した設備番号と保守員識別番号とに基づいて図6に示す保守員管理テーブル22を検索し、該当するレコードが抽出されれば保守員2がこの設備1に対して保守権限を持っていると判定し、S106へ進む。一方、該当するレコードが抽出されなければ保守権限を持っていないと判定し、設備情報配信の処理を終了する。
S106では、設備情報配信部26は、設備番号に基づいて設備情報データベース23より該当する設備情報を取得する。
S107では、設備情報配信部26は、保守員管理テーブル22より抽出されたレコードから、携帯端末アドレスを取得し、その携帯端末アドレスの携帯端末3に通信ネットワーク7経由して設備情報を送信する。
S108では、携帯端末3の設備情報表示部13は、通信ネットワーク7より設備情報を取得し、表示部12へ設備情報を表示する。
S109では、保守員2は、表示部12に表示された設備情報を閲覧し、保守作業を実施する。
このような保守支援システムは、読取装置5が、保守員2が携帯する非接触ICタグ4に記憶されている保守員識別番号を読み取り、設備情報配信装置6が保守員管理テーブル22とそれを照合することで、設備1の保守権限を有する人だけが設備情報を閲覧できるように設備情報を配信するので、設備の保守権限のない人に設備情報が配信されず、それらの人に設備情報が漏洩することを防止できる。
また、設備1に設置されている読取装置5の送信元アドレスから、この読取装置5に対応する設備情報のみを送信するようにしたので、保守員2が膨大な設備情報の中から検索する手間を省くことができ、保守業務を効率化することができる。
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2に係わる保守支援システムの構成図である。図9は、実施の形態2に係わる読取装置の機能ブロック図である。図10は、実施の形態2に係わる携帯端末の機能ブロック図である。図11は、実施の形態2に係わる設備情報配信装置の機能ブロック図である。
実施の形態2に係わる保守支援システムは、保守員識別番号と設備番号とを設備情報配信装置6に送る経路が実施の形態1に係わる保守支援システムと異なっており、その他は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。
実施の形態1では、読取装置5が設備1毎に設置され、読み取られた保守員識別番号が通信ネットワーク7を介して設備情報配信装置6に送られているが、図8に示すように、実施の形態2では読取装置5Bは可搬可能であり、読み取られた保守員識別番号が保守員が携帯する携帯端末3Bを経由し、通信ネットワーク7を介して設備情報配信装置6Bに送られる。
また、実施の形態1では読取装置5Bの送信元アドレスに基づき設備番号を特定しているが、実施の形態2では設備1毎に設置された非接触ICタグ9から設備番号を読み取り、保守員識別番号と合わせて、携帯端末3B、基地局8、通信ネットワーク7を介して設備情報配信装置6Bに送られる。
設備1毎に設置されている非接触ICタグ9には、その設備1を識別する識別情報としての設備番号が記憶されており、読取装置5Bによりその設備番号が読み取られる。
読取装置5Bは、図9に示すように、実施の形態1の読取装置5に設備識別情報読取部30が追加され、ケーブル31(図8)を介して携帯端末3Bに接続され、読み取った保守員識別番号と設備番号とを携帯端末3Bに送信する。
携帯端末3Bは、図10に示すように、実施の形態1の携帯端末3に識別情報送信部32が追加されている。識別情報送信部32は、読取装置5Bから送られてきた保守員識別番号と設備番号とを基地局8、通信ネットワーク7を介して設備情報配信装置6Bに送る。
設備情報配信装置6Bは、図11に示すように、実施の形態1の設備番号テーブル21および保守員管理テーブル22の替わりに保守員管理テーブル33を有し、設備特定部24が省略されていることが異なっており、その他は同様であるので同様な部分の説明は省略する。
保守員管理テーブル33には、図12に示すように、保守員2毎に保守権限を有する設備の設備番号がリストアップされている。
配信可否判定部25Bは、携帯端末3Bから送られてきた保守員識別番号と設備番号とに基づき保守員管理テーブル33を検索し、該当するレコードが抽出されれば保守員2がこの設備1に対して保守権限を持っていると判定し、該当するレコードが抽出されなければ保守権限を持っていないと判定する。
設備情報配信部26Bは、保守員識別番号と設備番号とを送ってきた携帯端末3Bに設備情報を通信ネットワーク7の基地局8を経由して送信する。
次に、実施の形態2において設備保守作業に先立って設備情報を入手する手順について図13を参照して説明する。図13は、実施の形態2において設備情報を入手する手順を示すフローチャートである。
S201では、保守員2が設備の保守を実施するとき、携帯端末3B、非接触ICタグ4および読取装置5Bを携帯し、現場へ赴く。そして、保守員2が保守対象の設備1の保守業務に先だって、保守に必要な設備情報(製造番号、保守履歴、図面等)を得るために、携帯端末3Bの設備情報表示部13を起動する。設備情報表示部13は、起動されると設備情報配信装置6Bからのデータの受信の待受け状態となる。
S202では、保守員2は、読取装置5Bと携帯端末3Bとをケーブル31で接続する。そして、非接触ICタグ4を、読取装置5Bにかざし、読取装置5Bは、非接触ICタグ4内に記憶されている保守員識別番号を読み取り、保守員識別番号を携帯端末3Bに送る。
S203では、保守員2は、設備1に設置されている非接触ICタグ9に読取装置5Bを近づけて設備番号を読み取り、携帯端末3Bに送る。
S204では、携帯端末3Bは、通信ネットワーク7を経由して設備情報配信装置6Bへ保守員識別番号および設備番号を送信する。
S205では、配信可否判定部25Bは、携帯端末3Bから受信した保守員識別番号および設備番号に基づいて図12に示す保守員管理テーブル33を検索し、該当するレコードが抽出されれば保守員2がこの設備1に対して保守権限を持っていると判定し、S206へ進む。一方、該当するレコードが抽出されなければ保守権限を持っていないと判定し、設備情報配信の処理を終了する。
S206では、設備情報配信部26Bは、設備番号に基づいて設備情報データベース23より該当する設備情報を取得する。
S207では、設備情報配信部26Bは、保守員識別番号および設備番号を送ってきた携帯端末3Bに通信ネットワーク7経由して設備情報を送信する。
S208では、携帯端末3Bの設備情報表示部13は、通信ネットワーク7より設備情報を取得し、表示部12へ設備情報を表示する。
S209では、保守員2は、表示部12に表示された設備情報を閲覧し、保守作業を実施する。
このような保守点検システムは、携帯端末3Bに読取装置5Bを接続する構成としたので、読取装置5Bを設備1毎に設置する必要がなく、システム構成を簡略化することができ、経済的に優れたシステムを得ることができる。
実施の形態3.
図14は、この発明の実施の形態3に係わる携帯端末の機能ブロック図である。図15は、実施の形態3に係わる設備情報配信装置の機能ブロック図である。
実施の形態3に係わる保守支援システムは、実施の形態1に係わる保守支援システムと点検結果の処理が異なっており、その他は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。また、実施の形態3に係わる保守支援システムでは、チェックリストに基づいて点検を行い、その点検結果をそのチェックリストに記録し、それを設備情報配信装置6Cに送り、そこに点検結果を保存する。このために、設備情報の1つとしてチェックリストが設備情報データベース23Cに記録されている。また、携帯端末3Cと基地局8との間では双方向の交信が行われる。
実施の形態3に係わる携帯端末3Cは、図14に示すように、実施の形態1に係わる携帯端末3に表示されたチェックリストに基づいて行われる点検結果をチェックリストに記録する点検結果記録部40と、点検結果が記録されたチェックリストを設備情報配信装置6Cに送信する点検結果送信部41と、が追加されたことが異なっており、その他は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。また、携帯端末3Cの設備情報表示部13Cは、設備情報の1つとしてチェックリストを表示部12に表示する。
実施の形態3に係わる設備情報配信装置6Cは、図15に示すように、実施の形態1に係わる設備情報配信装置6にチェックリストに記録された点検結果を設備情報データベース23Cに保存する点検結果保存部42を有していることが異なっており、その他は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。
次に、実施の形態3において設備保守作業に先立って設備情報を入手し、点検結果を設備情報配信装置6Cに保存する手順について図16を参照して説明する。図16は、実施の形態3において設備情報を入手し、点検結果を保存する手順を示すフローチャートである。
S301では、保守員2が設備の保守を実施するとき、携帯端末3Cと非接触ICタグ4とを携帯し、現場へ赴く。そして、保守員2が保守対象の設備1の保守業務に先だって、保守に必要な設備情報(製造番号、保守履歴、図面等)を得るために、携帯端末3Cの設備情報表示部13Cを起動する。設備情報表示部13Cは、起動されると設備情報配信装置6Cからのデータ受信の待受け状態となる。
S302では、保守員2は、非接触ICタグ4を、保守対象の設備1に設置されている読取装置5にかざし、読取装置5が保守員識別番号を読み取ることができるようにする。
S303では、読取装置5は、非接触ICタグ4内に記憶されている保守員識別番号を読み取り、保守員識別番号を通信ネットワーク7を経由して設備情報配信装置6Cへ送信する。
S304では、常に、設備情報配信装置6Cの設備特定部24が、通信インターフェース20からのデータ受信を待受けており、通信インターフェース20がデータ受信すると保守員識別番号を取り込む。設備特定部24は、受信したデータを送ってきた読取装置5の送信元アドレスに基づいて図5に示す設備番号テーブル21を検索し、設備番号を取得する。
S305では、配信可否判定部25は、設備番号テーブル21から入手した設備番号と保守員識別番号とに基づいて図6に示す保守員管理テーブル22を検索し、該当するレコードが抽出されれば保守員2がこの設備1に対して点検権限を持っていると判定し、S106へ進む。一方、該当するレコードが抽出されなければ点検権限を持っていないと判定し、設備情報配信の処理を終了する。
S306では、設備情報配信部26は、設備番号に基づいて設備情報データベース23Cより該当する設備情報を取得する。この設備情報の1つとして、その設備1の点検のためのチェックリストが含まれている。
S307では、設備情報配信部26は、保守員管理テーブル22より抽出されたレコードから、携帯端末アドレスを取得し、その携帯端末アドレスの携帯端末3Cに通信ネットワーク7経由して設備情報を送信する。
S308では、携帯端末3Cの設備情報表示部13Cは、通信ネットワーク7より設備情報を取得し、表示部12へ設備情報を表示する。そして、保守員2は、点検を行うとき、点検する設備1に関するチェックリストを表示部12に表示しておく。
S309では、保守員2は、表示部12に表示されたチェックリストを見ながら点検してデータを携帯端末3Cに入力し、点検結果記録部40は、入力されたデータをチェックリストに記録する。
S310では、点検結果送信部41は、点検結果が記録されたチェックリストを通信ネットワーク7を介して設備情報配信装置6Cに送信する。
S311では、点検結果保存部42は、点検結果が記録されたチェックリストから点検結果を抽出して設備情報データベース23Cに保存する。
このような保守支援システムは、保守員2が点検を行うとき、点検資格を有する保守員だけにチェックリストが配信されるので、点検資格のない人がチェックリストを入手することができず、点検資格のない人による設備点検を防止できる。
実施の形態4.
図17は、この発明の実施の形態4に係わる設備情報配信装置の機能ブロック図である。
実施の形態4に係わる保守支援システムは、実施の形態1に係わる保守支援システムと設備情報配信装置6Dが異なっており、その他は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。
実施の形態4に係わる設備情報配信装置6Dは、図17に示すように、実施の形態1に係わる設備情報配信装置6に図18に示すアクセスログが記憶されているログテーブル45と、アクセスログをログテーブル45に記憶するログ記憶部46と、が追加されており、その他は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。
アクセスログには、図18に示すように、読取装置5から送られてきた保守員識別番号を受信したときの年月日、受信時刻、保守員識別番号から分かる氏名、設備特定部24で特定された設備名、配信可否判定部25で判定した結果(許可または不許可)が記録されている。保守員識別番号が保守員管理テーブル22に存在しない場合、氏名の欄には不明と記録する。なお、設備名の代わりに設備番号、保守員の氏名の代わりに保守員識別番号を記録するようにしても良い。
次に、実施の形態4において設備保守作業に先立って設備情報を入手する手順について図19を参照して説明する。図19は、実施の形態4において設備情報を入手する手順を示すフローチャートである。
図19のフローチャートは、図7のフローチャートのS107とS108の間にS401、S105の後にS402を追加したことが異なっており、同様なステップについては説明を省略する。
S401では、ログ記憶部46は、設備情報を配信することが許可されたとき、アクセスログをログテーブル45に記録する。このときのアクセスログは、年月日、受信時刻、保守員識別番号から分かる氏名、設備特定部24で特定された設備名、配信可否判定部25で判定した結果である許可から構成されている。
また、S402では、ログ記憶部46は、設備情報を配信することが不許可されたとき、アクセスログをログテーブル45に記録する。このときのアクセスログは、年月日、受信時刻、氏名に関して不明、設備特定部24で特定された設備名、配信可否判定部25で判定した結果である不許可から構成されている。
このような保守支援システムは、設備1に配置されている読取装置5が読み取った保守員識別番号より保守員氏名、設備名を取得し、アクセスログとして記録しているので、保守員が確かに当該設備の場所に存在したことを保証できる。
また、いつ、どの設備に対して保守または点検作業を実施したかを確認することができる。これらにより、例えば、保守員が保守または点検作業を行っていないのに作業を実施したと偽って報告することを防ぐことができる。
実施の形態5.
図20は、この発明の実施の形態5に係わる保守支援システムの構成図である。
実施の形態5に係わる保守支援システムは、実施の形態4に係わる保守支援システムに読取装置5に非接触ICタグ4をかざして保守員識別番号を入力する人を撮影するカメラ50が備えられていることが異なっており、その他は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。
カメラ50は、ディジタルカメラであり、図20に示すように、読取装置5Dに接続されており、読取装置5Dが非接触ICタグ4から保守員識別番号を読み取ったとき発せられるシャッタ信号が入力され、そのシャッタ信号により撮影されて、画像ファイルが読取装置5Dに送信される。画像ファイルは、例えばJPEG形式でフォーマット化されている。
読取装置5Dは、保守員識別番号と一緒に画像ファイルを通信ネットワーク7を介して設備情報配信装置6Dに送信する。
ログ記憶部46は、図21に示すように、ログテーブル45に、保守員識別番号を受信したときの年月日、受信時刻、保守員識別番号から分かる氏名、保守員識別番号と一緒に送信されてきた画像ファイル、設備特定部24で特定された設備名、配信可否判定部25で判定した結果(許可または不許可)をアクセスログとして記録する。
このような保守支援システムは、保守員2が読取装置5Dに非接触ICタグ4をかざしたタイミングで、保守員2をカメラ50で撮影し、画像ファイルを設備情報配信装置6Dに保存するようにしたので、画像ファイルから保守員2が誰であるかを明確に確認することができ、正規でない保守員2が、正規の保守員2の非接触ICタグ4を入手して保守作業を実施するなどのなりすましを防ぐことができる。
この発明の実施の形態1に係わる保守支援システムの構成図である。 実施の形態1に係わる携帯端末の機能ブロック図である。 実施の形態1に係わる読取装置の機能ブロック図である。 実施の形態1に係わる設備情報配信装置の機能ブロック図である。 実施の形態1の設備番号テーブルのデータ構造を示したものである。 実施の形態1の保守員管理テーブルのデータ構造を示したものである。 実施の形態1において設備情報を入手する手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係わる保守支援システムの構成図である。 実施の形態2に係わる読取装置の機能ブロック図である。 実施の形態2に係わる携帯端末の機能ブロック図である。 実施の形態2に係わる設備情報配信装置の機能ブロック図である。 実施の形態2の保守員管理テーブルのデータ構造を示したものである。 実施の形態2において設備情報を入手する手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係わる携帯端末の機能ブロック図である。 実施の形態3に係わる設備情報配信装置の機能ブロック図である。 実施の形態3において設備情報を入手し、点検結果を保存する手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係わる設備情報配信装置の機能ブロック図である。 実施の形態4に係わるアクセスログの例である。 実施の形態4において設備情報を入手する手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5に係わる保守支援システムの構成図である。 実施の形態5に係わるアクセスログの例である。
符号の説明
1 設備、2 保守員、3、3B、3C 携帯端末、4 非接触ICタグ、5、5B、5D、9 読取装置、6、6B、6C、6D 設備情報配信装置、7 通信ネットワーク、8 基地局、11、20 通信インターフェース、12 表示部、13、13C 設備情報表示部、15 個人識別情報読取部、16 情報送信部、21 設備番号テーブル、22、33 保守員管理テーブル、23、23C 設備情報データベース、24 設備特定部、25、25B 配信可否判定部、26、26B 設備情報配信部、30 設備識別情報読取部、31 ケーブル、32 識別情報送信部、40 点検結果記録部、41 点検結果送信部、42 点検結果保存部、45 ログテーブル、46 ログ記憶部、50 カメラ。

Claims (5)

  1. 設備を保守する保守員が携帯し、設備情報を取得して表示する携帯端末と、設備識別情報に基づき設備情報が格納されている設備情報データベースを検索して得られた設備情報を上記携帯端末に配信する設備情報配信装置と、が備えられている保守支援システムにおいて、
    上記保守員が携帯し、該保守員を識別する保守員識別情報が記憶されている非接触ICタグと、
    上記設備に配置され、読み取った上記保守員識別情報を上記設備情報配信装置に送信する読取装置と、が備えられ、
    上記設備情報配信装置は、設備情報の閲覧の権限のある上記保守員の保守員識別情報と該保守員が携帯する上記携帯端末の識別番号とが格納されている保守員管理テーブルと、上記読取装置から受信した保守員識別情報が上記保守員管理テーブルに格納されているとき、該保守員識別情報に対応する保守員が携帯する上記携帯端末に設備情報を配信する設備情報配信部と、を有することを特徴とする保守支援システム。
  2. 設備を保守する保守員が携帯し、設備情報を取得して表示する携帯端末と、設備識別情報に基づき設備情報が格納されている設備情報データベースを検索して得られた設備情報を上記携帯端末に配信する設備情報配信装置と、が備えられている保守支援システムにおいて、
    上記保守員が携帯し、該保守員を識別する保守員識別情報が記憶されている第1の非接触ICタグと、
    上記設備に配置され、該設備の設備識別情報が記憶されている第2の非接触ICタグと、
    上記携帯端末に接続され、読み取った上記保守員識別情報と上記設備識別情報とを上記携帯端末に送信する読取装置と、が備えられ、
    上記携帯端末は、上記個人識別情報と上記設備識別情報とを上記設備情報配信装置に送信し、
    上記設備情報配信装置は、設備情報の閲覧の権限のある上記保守員の保守員識別情報が格納されている保守員管理テーブルと、上記携帯端末から受信した保守員識別情報が上記保守員管理テーブルに格納されているとき、該携帯端末から受信した上記設備識別情報に対応する設備の設備情報を該携帯端末に配信する設備情報配信部と、を有することを特徴とする保守支援システム。
  3. 上記設備情報には、少なくとも点検のためのチェックリストが含まれ、
    上記携帯端末は、点検結果が入力された上記チェックリストを上記設備情報配信装置に送信し、
    上記設備情報配信装置は、点検結果が入力された上記チェックリストから点検結果を抽出し、保存することを特徴とする請求項1または2に記載する保守支援システム。
  4. 上記設備情報配信装置は、保守員識別情報を受信したとき少なくとも保守員識別情報をアクセスログとして記録することを特徴とする請求項1または2に記載する保守支援システム。
  5. 上記非接触ICタグを上記読取装置にかざす上記保守員の姿を撮影する位置に配置され、撮影された画像ファイルを上記読取装置に送信するカメラが備えられ、
    上記読取装置は、保守員識別情報と一緒に上記画像ファイルを上記設備情報配信装置に送信し、
    上記設備情報配信装置は、保守員識別情報を受信したとき少なくとも保守員識別情報と関連づけて上記画像ファイルをアクセスログとして記録することを特徴とする請求項1に記載する保守支援システム。
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