JP2006183770A - 防振装置の取付構造 - Google Patents

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Soji Niwa
聡司 丹羽
Kazuyuki Nishiyama
和志 西山
Hiroyuki Masuda
博之 増田
Yasuhiro Teranishi
康裕 寺西
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Abstract

【課題】ゴム弾性体よりなるブッシュ本体に対し接着しなくてもスリップや位置ずれが生じないように確実に且つ強固に取付固定できる防振装置の取付構造を提供する。
【解決手段】バー部材Bが貫通するブッシュ本体10と、これを保持するブラケット金具20とを縦方向に2分割し、ブッシュ本体の両分割ゴム体10a,10bをブラケット金具の半部材20a,20bの内周面に加硫接着し、両分割ゴム体の内周に半割形内筒13a,13bを軸方向の両端部13’,13’を分割ゴム体より突出させて加硫接着し、両分割ゴム体によりバー部材Bを挟んでブラケット金具の両半部材を締結し、半割形内筒の軸方向両端部13’,13’の上からストッパ金具30,30が前記バー部材に対しかしめ固定し、両半割形内筒をバー部材の外周面に圧着固定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車のスタビライザーブッシュやリアサスペンションブッシュその他の各種のゴムブッシュとして使用される防振装置の取付構造に関するものである。
自動車の防振装置の一種であるスタビライザーブッシュやリヤサスペンションブッシュ等のゴムブッシュは、一般に厚肉筒状をなすゴム弾性体よりなり、その内孔部に車両のスタビライザーバー等のバー部材を挿通して保持した状態で使用されるものである。
かかるゴムブッシュよりなる防振装置は、スタビライザーバー等のバー部材が貫通する内孔部を有する厚肉筒状のゴム弾性体よりなるブッシュ本体と、該ブッシュ本体を外方より保持するブラケット金具とからなる。ブラケット金具は、例えば車体への取付側とこれに締結される側とに分割形成された一対のブラケット金具部材よりなり、前記ブッシュ本体の内孔部にバー部材を挿通した状態で、前記両ブラケット金具部材の締結により前記ブッシュ本体を締め付けた状態でバー部材に固定状態に取り付けられる。前記ブッシュ本体は、スタビライザーバー等のバー部材に対する装着のために、一部に縦方向のカット部が形成されて拡開可能に形成されるか、あるいは縦方向に2分するように分割形成される。
ところで、前記ブッシュ本体は、両ブラケット金具部材の締結によって前記バー部材に対し摩擦力で固定されるのが一般的であるが、例えば自動車のスタビライザーバーでの使用においては、車両の急発進や急停止、旋回等によって生じる前記バー部材の揺動やねじれ運動等により、前記バー部材とブッシュ本体との間でスリップや位置ずれを生じるおそれがあり、操縦安定性が損なわれる虞がある。
例えば、下記の特許文献1には、ゴム弾性体よりなるブッシュ本体を分割形の保持体と閉塞体により構成して、ブラケット金具の締め付けによりスタビライダーバーに対して摩擦連結することが示されているが、ブラケット金具に加硫接着された前記保持体に対して前記閉塞体を揺動閉鎖する構造のために、ブッシュ本体の圧縮量を大きくするのには限度があり、スリップや軸方向の位置ずれ防止の効果は充分には得られない。
また、下記の特許文献2には、ブラケット金具をかしめることで、ブッシュ本体を強く締め付けるようにしたものが示されているが、この場合、取付の際にブラケット金具のかしめ加工を必要とし、取付作業が面倒になる。
また、下記の特許文献3や4に例示するように、スタビライザーバー等のバー部材に対してゴム弾性体よりなるブッシュ本体を接着することが提案されている。しかし、特許文献3の場合は、熱硬化性樹脂を使用するものであって、スタビライザバーの塗装工程での高温熱処理を利用するもの、また、特許文献4の場合は、加熱処理により追加加硫が可能な添加剤を含む接着剤を使用するものであり、いずれも加熱処理の工程を必要とする上、前記の接着の際に、ゴム弾性体よりなるブッシュ本体自体が加熱されることで、特性が変化する虞もある。
殊に、前記のように接着する場合は、接着時の圧力不足による接着界面の剥離等の問題を生じさせないようにするために、全面にわたって接着に必要な面圧を確保する必要があるが、ゴム弾性体を過度に圧縮した状態で接着すると、接着部に160〜180℃の高熱が発生することもあって、ゴム弾性体の特性が変化し、ゴム劣化が早くなる、と言った問題がある。
なお、スリップによる異音の発生を防止するために、例えば、下記の特許文献5−6のように、前記ブッシュ本体に自己潤滑性のゴム材料を使用したり、あるいは内孔部にテフロン(登録商標)製布等の織布を貼付して、バー部材との間の滑りをよくすることも提案されているが、この場合は、横滑りや抜け出し防止の効果の点では不利であり、何らかの抜け出し防止の手段を併用する必要があり、また滑りがよいために操縦安定性を損なうという問題がある。
特開平11−192828号公報 特開2001−271860号公報 特開2001−270315号公報 特開2000−142068号公報 特開2001−182767号公報 特開2001−221284号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになしたものであり、ゴム弾性体よりなるブッシュ本体を、スタビライザーバー等のバー部材に対し、接着しなくてもスリップや位置ずれが生じないように確実に且つ強固に取付固定でき、その耐久性を高めることができる防振装置の取付構造を提供するものである。
本発明は、バー部材が貫通する内孔部を有するゴム弾性体よりなるブッシュ本体と、前記ブッシュ本体を外周より保持するブラケット金具とからなり、前記バー部材に嵌合されて取付けられる防振装置の取付構造であって、前記ブッシュ本体とブラケット金具とがそれぞれ縦方向に2分割され、前記ブッシュ本体を構成する一対の分割ゴム体は、それぞれ前記ブラケット金具の分割体である締結可能な一対の半部材の内周面に加硫接着され、該両分割ゴム体の内周部には、それぞれ前記バー部材の外径に相応する内径の半割形内筒が軸方向の両端部を分割ゴム体より突出させて加硫接着されており、前記両分割ゴム体により前記バー部材を挟んだ状態で前記ブラケット金具の両半部材が締結されるとともに、前記分割ゴム体より突出する前記半割形内筒の軸方向の両端部の上からストッパ金具が前記バー部材に対しかしめ固定されることにより、該両半割形内筒が前記バー部材の外周面に圧着固定されてなることを特徴とする。
この取付構造によれば、前記バー部材を挟んで、前記ブラケット金具の両半部材が対接状態に締結されることにより、該両半部材の内周に加硫接着された前記各分割ゴム体の内周面、特にはバー部材の外径に相応する内径の分割形内筒による内周面が前記バー部材の外周面に圧着することに加えて、前記分割形内筒が前記分割ゴム体より突出する軸方向両端部においてストッパ金具のかしめ固定によりバー部材に強固に圧着固定されている。そのため、該防振装置を軸方向の位置ずれや周方向のスリップの虞のない安定性のよい取付状態を保持できる。
前記の防振装置の取付構造において、前記両分割ゴム体は、前記半割形内筒による内周面が互いの対向側に偏心して形成されており、前記ブラケット金具の両半部材が締結されることにより、該両分割ゴム体が対向方向に圧縮されるように設けられてなるものが好ましい。
この場合、前記のようにブラケット金具の両半部材を締結することにより、ゴム弾性体よりなるブッシュ本体を対向方向に圧縮でき、これによりブッシュ本体に予備的な圧縮力を付与でき、ブッシュ本体の耐久性を向上できる。また、前記の圧縮により、前記半割形内筒に内方向きの力を付与でき、その内周面の全体をバー部材に対し圧着でき、取付状態が安定することにもなる。
前記の防振装置の取付構造において、前記両半割形内筒の内面にゴム膜層が設けられており、該両半割形内筒が前記ゴム膜層を介して前記バー部材の外周面に圧着されてなるものが好ましい。これにより、前記半割形内筒による内孔部周面を、金属製のバー部材の外周面に対し弾力的に圧着できるとともに、バー部材の外周面との間の摩擦力を高めることができ、防振装置をバー部材に対してさらに安定性よく取付固定できる。
前記ストッパ金具としては、リング体の左右両端部がブラケット金具の両半部材の締結方向に押圧されて扁平状にかしめられてなるものが、両分割形内筒を同時に且つ安定性よく固定でき、特に好ましい。
上記したように本発明の防振装置の取付構造によれば、ゴム弾性体よりなるブッシュ本体を、スタビライザーバー等のバー部材に対し、接着することなく周方向のスリップや軸方向の位置ずれが生じないように確実にかつ強固に取付固定できる。そのため、防振装置の耐久性を高めることができるとともに、操縦安定性を良好に保持でき、さらに異音の発生も防止できる。
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の防振装置のバー部材への取付前の分離状態の正面図、図2は同上の縦断面図、図3は同防振装置のバー部材への取付途中の断面図、図4はブラケット金具の半部材同士を完全に締結した取付状態の正面図、図5は同上の縦断面図である。
図示する実施例は、スタビライザーブッシュとして使用する防振装置Aを対象にした場合を示している。この防振装置Aは、スタビライザーバーとしてのバー部材Bが貫通する内孔部11を有する厚肉円筒状を基本形とするゴム弾性体からなるブッシュ本体10と、該ブッシュ本体10を外方より保持するアルミニウム等の金属材よりなるブラケット金具20とからなる。
前記ブラケット金具20と前記ブッシュ本体10とはそれぞれ縦方向に2分割されている。前記ブラケット金具20は、前記ブッシュ本体10と接する円形の内周面を縦方向に2分するように分割形成された上下一対の分割体である半部材20a,20bよりなり、通常、その一方の半部材が車体への取付側、他方の半部材が前記一方の半部材に対する締結側として形成され、それぞれ両側部の対応個所に締結用孔22a,22bが形成され、ボルト23等の締結手段により締結できるように設けられている。ボルト以外の他の締結手段を利用して締結可能に設けることもできる。
前記ブッシュ本体10は、前記ブラケット金具20の半部材20a,20bに対応して内孔部11を縦方向に2分するように分割形成(半割り)された分割形をなす一対の分割ゴム体10a,10bよりなり、両分割ゴム体10a,10bが、それぞれ加硫成形と同時に、前記両半部材20a,20bの半円形の各内周面21a,21bに加硫接着されて、前記両半部材20a,20bの締結により、両分割ゴム体10a,10bの分割端面12a,12b同士が対接するように設けられている。
そして、前記両分割ゴム体10a,10bの内周部には、それぞれ前記バー部材Bの外径に相応する略同径の内径を持つ金属等の剛性材よりなる半割形内筒13a,13bが軸方向の両端部13’,13’を分割ゴム体10a,10bより突出させて加硫接着されており、後述のように前記軸方向の両端部13’,13’において、その上からかしめ固定されるリング体等よりなるストッパ金具30,30により前記バー部材Bに対し圧着固定できるように設けられている。また、前記半割形内筒13a,13bによる内面が前記バー部材Bに嵌合する内周面11a,11bを形成している。
図の場合、前記半割形内筒13a,13bの内面には、摩擦を増すための薄いゴム膜層14a,14bが加硫接着等の手段により設けられており、前記半割形内筒13a,13bが該ゴム膜層14a,14bを介してバー部材Bに対し圧接するようになっている。
前記半割形内筒13a,13bとしては、金属以外の剛性材を使用することも可能であるが、強度及び耐久性等の点から金属材よりなるものが好ましく、適度の撓み弾性を有する金属材製のものがさらに好ましい。また、前記ゴム膜層14a,14bの厚みについては、例えば2.0mm以下、より好ましくは0.5mm以下に設定される。さらに、前記の肉厚を軸方向の全長にわたって同じ肉厚にしておくほか、その軸方向中央部から両端に向かって漸次厚肉に形成して、その内周面を両端に向かって漸次径小となるように形成することもできる(図示せず)。
また、前記両分割ゴム体10a,10bは、その分割端面12a,12bが前記ブラケット金具20の対向面と同一平面にあるように形成しておくこともできるが、図示する実施例の場合は、前記分割端面12a,12bが成形上において内孔部側ほど互いの対向側に突出するように平面もしくは湾曲面で傾斜して、半円形の前記内周面11a,11bが前記半部材20a,20bの半円形の内周面21a,21bに対して互いの対向側に偏心して形成されており、これにより前記分割ゴム体10a,10bは、それぞれ周方向の中央部で前記偏心量に相当する分やや厚肉になっている。
このように構成されることにより、前記両分割ゴム体10a,10bは、前記バー部材Bを挟んでブラケット金具20の半部材20a,20bの締結により外方より押圧されて対向方向に圧縮されることで、前記分割端面12a,12b同士が対接して、かつ前記両分割ゴム体10a,10bに対し予備的な圧縮力を付与できるとともに、この圧縮力により前記半割形内筒13a,13bに対し内方向きの力を付与できることになる。
なお、前記両半部材20a,20bの内周面21a,21bに対する前記内周面11a,11bのそれぞれの偏心量Cは、バー部材Bの外径、取付状態での圧縮量や締め付け力等に応じて適宜設定できる。
また、前記半割形内筒13a,13bは、ブラケット金具20による締め付け時の前記バー部材Bに対する圧着を考慮して、前記締め付け時において、前記両半割形内筒13a,13bの分割端同士の間にごく僅かな隙間を保有して近接するように、周方向寸法を設定しておくのが好ましい。
前記の構成よりなる防振装置Aをスタビライザーバー等のバー部材Bに対して取り付けるには、前記ブッシュ本体10の両分割ゴム体10a,10bにより前記バー部材Bを挟んだ状態で、前記ブラケット金具20の両半部材20a,20bを対向させて、該半部材20a,20bをボルト23等の締結手段により締結する。これとともに、前記の締結後あるいは締結前に、前記両分割ゴム体10a,10bより突出した前記半割形内筒13a,13bの軸方向の両端部13’,13’の部分において、その上からストッパ金具30,30をかしめ固定して締め付け、前記半割形内筒13a,13bを両端部13’,13’でバー部材Bに対し強固に圧着させるように固定する。
これにより、前記防振装置Aは、前記半割形内筒13a,13bによる内周面11a,11bが前記バー部材Bの外周面に圧着してかつ両端部13’,13’においてストッパ金具30,30により締め付け固定されることになり、軸方向の位置ずれや周方向のスリップの虞のない安定した取付状態を得ることができる。
なお、前記のストッパ金具30,30としては、前記のように両半割形内筒13a,13bを締め付け固定できる種々の形態のものを使用できる。図のストッパ金具30,30は、リング体よりなるものであって、前記両半部材20a,20bの対接面の方向の左右両端部がブラケット金具20の両半部材20a,20bの締結方向に押圧されて扁平状にかしめられており、前記両分割形内筒13a,13bが同時に且つ略均等に安定性よく締め付け固定できるものよりなる。
また、図示する実施例のように、前記両分割ゴム体10a,10bの半割形内筒13a,13bによる内周面11a,11bを対向側に偏心させて形成してある場合は、前記両半部材20a,20bの締結により、前記両分割ゴム体10a,10bが対向方向(図は上下方向)に大きく圧縮されることになり、これにより、前記分割端面12a,12b同士が密着するとともに、前記半割形内筒13a,13bに内方向きの力が作用して、該半割形内筒13a,13bが前記バー部材Bの外周面に対し全周にわたって強く圧着でき、大きい摩擦力を得ることができる。特に、前記半割形内筒13a,13bの内側面にゴム膜層14a,14bが設けられている場合、該半割形内筒13a,13bが金属よりなるものであっても、バー部材Bとの金属同士の接触を避けて弾力的に圧接でき、前記の圧着部の摩擦力をさらに高めることができ、前記のストッパ金具30による締め付け固定の効果と相俟って、取付状態が一層強固になり安定したものになる。
また、取り付けの際に、接着剤の塗布や加熱熱処理を必要としないため、取り付け作業に手数がかからず、しかも、ブッシュ本体10に対し予備的な圧縮を付与できることにもなり、浮きや剥離のおそれがなく、その耐久性を高めることができる。
本発明は、自動車のスタビライザーブッシュやリアサスペンションブッシュその他のゴムブッシュとしてバー部材に取付固定して使用する場合に好適に利用できる。
本発明の防振装置のバー部材への取付前の分離状態の正面図である。 同上の縦断面図である。 同上の防振装置のバー部材への取付途中の断面図である。 ブラケット金具の半部材同士を完全に締結した取付状態の断面図である。 同上の縦断面図である。
符号の説明
A…防振装置
B…バー部材
C…偏心量
10…ブッシュ本体
10a,10b…分割ゴム体
11…内孔部
11a,11b…内周面
12a,12b…分割端面
13a,13b…半割形内筒
14a,14b…ゴム膜層
20…ブラケット金具
20a,20b…半部材
21a,21b…半部材の内周面
22a,22b…締結用孔
23…ボルト
30…ストッパ金具

Claims (4)

  1. バー部材が貫通する内孔部を有するゴム弾性体よりなるブッシュ本体と、前記ブッシュ本体を外周より保持するブラケット金具とからなり、前記バー部材に嵌合されて取付けられる防振装置であって、
    前記ブッシュ本体とブラケット金具とがそれぞれ縦方向に2分割され、前記ブッシュ本体を構成する一対の分割ゴム体は、それぞれ前記ブラケット金具の分割体である締結可能な一対の半部材の内周面に加硫接着され、該両分割ゴム体の内周部には、それぞれ前記バー部材の外径に相応する内径の半割形内筒が軸方向の両端部を分割ゴム体より突出させて加硫接着されており、
    前記両分割ゴム体により前記バー部材を挟んだ状態で前記ブラケット金具の両半部材が締結されるとともに、前記分割ゴム体より突出する前記半割形内筒の軸方向の両端部の上からストッパ金具が前記バー部材に対しかしめ固定されることにより、該両半割形内筒が前記バー部材の外周面に圧着固定されてなることを特徴とする防振装置の取付構造。
  2. 前記両分割ゴム体は、前記半割形内筒による内周面が互いの対向側に偏心して形成されており、前記ブラケット金具の両半部材が締結されることにより、該両分割ゴム体が対向方向に圧縮されるように設けられてなる請求項1に記載の防振装置の取付構造。
  3. 前記両半割形内筒の内面にゴム膜層が設けられており、該両半割形内筒が前記ゴム膜層を介して前記バー部材の外周面に圧着固定されてなる請求項1または2に記載の防振装置の取付構造。
  4. 前記ストッパ金具が、リング体の左右両端部がブラケット金具の両半部材の締結方向に押圧されて扁平状にかしめられてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の防振装置の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009067354A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Mitsubishi Motors Corp 車両のスタビライザバー支持構造
JP2009073445A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Tokai Rubber Ind Ltd スタビライザブッシュ付きスタビライザバーの製造方法
JP2009241656A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Tokai Rubber Ind Ltd スタビライザブッシュ

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