JP2006178547A - コンテンツ再販売サービスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 あるクライアント端末内で購入されたコンテンツが他の利用者あるいは端末で使用されるのを防止するとともに、コンテンツ購入を行なったクライアント端末から当該コンテンツを再販売できるコンテンツ再販売サービスシステムを提供する。
【課題手段】 認証サーバ110は、コンテンツ購入処理端末140との間で認証処理を行い、認証処理により特定される利用者に関する情報を用いてコンテンツを暗号化し、かつ当該暗号化コンテンツのみを復号するのに使用する暗号鍵を生成し、一方、認証サーバ110は、コンテンツ購入端末140からのコンテンツ再販売要求に従い、暗号鍵の活性状態を無効にするコンテンツ再販売処理を行うことを特徴とするコンテンツ再販売サービスシステム100を提供する。
【選択図】 図1

Description

コンテンツを送信するシステムに関し、特に、コンテンツを利用する所有権者を明確にするとともにコンテンツを送信する著作権者を保護できるコンテンツ再販売サービスシステムに関する。
従来、ネットワークを利用してコンテンツを送信するコンテンツ送信システムがある。コンテンツには、動画や静止画、音楽やゲーム等の電子ファイルがあり、様々なコンテンツが送信されている。
以下、図39を用いて従来のコンテンツ送信システムを簡単に説明する。コンテンツ送信システム10はサーバ側にコンテンツサーバ11、課金決済サーバ13を備え、一方、ネットワークを介して、クライアント側には各種クライアント端末14〜19を備えている。クライアント端末14がコンテンツを購入する場合、クライアント端末14はコンテンツサーバ11へコンテンツの送信を要求する。この要求を受け、コンテンツサーバ11は、クライアント端末14に対して利用者情報の登録を要求する。例えば、利用者の氏名や住所、生年月日等の他、銀行の口座番号やクレジット番号等の登録を要求する。クライアント端末14は、この要求を受け、コンテンツサーバ11に対して利用者情報の登録を行うと、コンテンツサーバ11は、クライアント端末14に対してコンテンツを送信し、その一方、送信したコンテンツについて課金決済情報を生成する。課金決済情報は、コンテンツサーバ11で管理されるコンテンツ価格テーブルを用いてコンテンツの料金情報を取得し、これをコンテンツ購入のあったクライアント端末14へ課金するとともにコンテンツサーバ11の管理者へ対価を支払うのに使用される。生成された課金決済情報は、課金決済サーバへ通知され、課金決済サーバ13では、この通知を受けるに従い、課金決済処理を行う。以上により、クライアント端末14はコンテンツサーバ11からコンテンツを購入したことになるので、コンテンツの所有権はクライアント端末14の利用者に渡る。また、その対価となる著作権料はコンテンツサーバの著作権者へ支払われたことになる。上記の処理をシステム内で行い、クライアント端末で受信したコンテンツをインストールすることでコンテンツを再生することができる。
特開2003−331194号公報
しかしながら、図39に示すように、コンテンツを購入したクライアント端末14の利用者は著作権上禁止されているコンテンツのコピーを行う危険性を有している。コピーコンテンツが別のクライアント端末に転送されることで、その端末の利用者はコンテンツサーバ11へ料金を支払わなくてもコンテンツを再生できてしまうという問題がある。すなわち、あるクライアント端末14がコンテンツサーバ11からコンテンツを一回購入し、その後はコピーを繰り返すことで、複数のクライアント端末でコンテンツを共有できてしまい、この結果、コンテンツの所有権者が不明確になり、コンテンツサーバの著作権者へは対価が支払われず、著作権者は大きな損害を受けてしまうという問題がある。
こうした問題の解決手段として、コンテンツサーバ11においてコンテンツのコピーを防止するアンチコピーコンテンツを生成し、これを送信するシステムがある(例えば、特開2001−243703号公報)。これにより、コンテンツ購入したクライアント端末14においてコンテンツのコピーは防止でき、購入のあった端末内でのみ再生することができる。
またこの他の例として、コンテンツ購入した端末では再生したコンテンツが不要となる場合があり、またその一方で、他の端末では当該コンテンツを安値で購入したいという場合もある。このような場合、アンチコピーコンテンツが送信されていれば、コンテンツ転送はできないので著作権者を保護することはできるが、他の端末ではコンテンツサーバから新規に購入しなければならない。このため、古くなったコンテンツや高価なコンテンツである場合、コンテンツの新規購入を断念する場合も少なくない。さらに、コンテンツサーバにおいてコンテンツの配信数を限定している場合もある。このような場合、クライアント端末は欲しかったコンテンツを購入できなくなってしまうという問題があった。
本発明は、こうした問題に着目し、あるクライアント端末内で購入されたコンテンツが他の利用者あるいは端末で使用されるのを防止するとともに、コンテンツ購入を行ったクライアント端末から当該コンテンツを再販売できるコンテンツ再販売サービスシステムを提供することを目的とする。
本発明のコンテンツ再販売サービスシステムは、コンテンツを送信するコンテンツサーバと、前記コンテンツの購入を要求するコンテンツ購入端末と、前記コンテンツ購入端末からのコンテンツ再販売要求に従い、前記コンテンツの再販売処理を行う認証サーバと、前記コンテンツ再販売処理の後、再販売コンテンツの購入を要求する再販売コンテンツ購入端末とを備えたコンテンツ再販売サービスシステムであって、前記認証サーバは、前記コンテンツ購入処理端末との間で認証処理を行い、認証処理により特定される利用者に関する情報を用いて前記コンテンツを暗号化し、かつ当該暗号化コンテンツのみを復号するのに使用する暗号鍵を生成し、一方、前記認証サーバは、前記コンテンツ購入端末からのコンテンツ再販売要求に従い、前記暗号鍵の活性状態を無効にする前記コンテンツ再販売処理を行うことを特徴とするものである。
また、本発明の認証サーバは、前記再販売コンテンツ購入端末が再販売コンテンツを購入した後、前記再販売コンテンツ購入端末に対して再販売コンテンツの課金をするとともに前記コンテンツサーバ及び前記コンテンツ購入端末に対して対価を支払う、課金決済情報を生成することを特徴とするものでもある。
以上、本発明によれば、あるクライアント端末内で購入されたコンテンツが他の利用者あるいは他の端末で使用されるのを防止するとともに、コンテンツ購入を行ったクライアント端末から当該コンテンツを再販売することができる。
また、本発明によれば、再販売されるコンテンツを他の端末が購入することにより、コンテンツサーバの著作権者だけでなく、再販売元である端末にも対価が支払われる。これにより、古くなったコンテンツや高価なコンテンツの再販売を行うことができる。さらに、コンテンツの配信数が限定されていて当該コンテンツの配信が停止されている場合でも、コンテンツの再販売処理が行われることにより、配信停止されたコンテンツの購入ができる。こうしたコンテンツの再販売により、コンテンツ市場を再活性化させることが期待できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。ただし、本発明は以下の説明の範囲に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲であれば、適宜に変更、実施できるものである。
はじめにコンテンツ再販売サービスシステム100の全体構成について説明する。図1に示すように、クライアント側には、クライアント端末140〜170を備えており、各クライアント端末140〜170はネットワークを介して認証サーバ110に接続されている。各クライアント端末140〜170はそれぞれ利用者A〜Dが使用するものとする。一方、サーバ側には、認証サーバ110、コンテンツサーバ120、課金決済サーバ130を備えており、認証サーバ110はコンテンツサーバ120及び課金決済サーバ130と接続されている。
クライアント端末140〜170は、ネットワークを介して認証サーバ110に接続して通信を行う端末である。各クライアント端末140〜170がシステムを利用するには、まず利用者情報を登録する必要があり、認証サーバ110との間で利用者情報の登録をそれぞれ行う。これにより、クライアント端末140〜170は認証サーバ110との間で認証処理を行い、認証サーバ110において利用者を特定することができる。利用者A〜Dの登録処理後は、コンテンツ購入、コンテンツ再販売、再販売コンテンツ購入等の処理を認証サーバ110との間で行うことができる。各処理フローについては後述する。
コンテンツサーバ120は、オリジナルのコンテンツの実体を管理するサーバであり、当該コンテンツが販売されることにより、著作権者に対してその対価が支払われる。コンテンツサーバ120には、動画や静止画、音楽やゲーム等の電子ファイルがあり、様々なコンテンツを管理している。また、コンテンツサーバ120においては、コンテンツの配信数を限定している場合もある。
認証サーバ110は、各種クライアント端末140〜170、コンテンツサーバ120、課金決済サーバ130との間で利用者登録処理、コンテンツ購入処理、コンテンツ再販売処理、再販売コンテンツ購入処理、及び課金決済処理等を行うサーバである。既に述べたように、認証サーバ110は各種クライアント端末140〜170との間で認証処理を行い、この処理により利用者を特定することでコンテンツ購入処理、コンテンツ再販売処理、再販売コンテンツ購入処理等を行う。
認証サーバ110の内部構成について説明する。図2に示すように、認証サーバ110には、各種クライアント端末140〜170及び各種サーバ120,130と情報の送受信を行う送受信部201、各種クライアント端末140〜170からの利用者登録処理を行う利用者登録部202、コンテンツ購入を行うクライアント端末との間でコンテンツの購入処理を行うコンテンツ購入処理部203、クライアント端末との間でコンテンツの再販売処理を行うコンテンツ再販売処理部204、再販売コンテンツの購入を行うクライアント端末との間で再販売コンテンツの購入処理を行う再販売コンテンツ購入処理部205、コンテンツサーバ120で管理されるコンテンツの実体に関する情報を管理する販売データベース206、コンテンツサーバ120から販売された販売済みコンテンツの実体に関する情報を管理する再販売データベース207、利用者登録された利用者の情報や認証処理に使用される情報等を管理する認証データベース208、及びコンテンツ再販売サービスプログラムを実行し、各ブロックを機能させるCPU209を備えている。
次にコンテンツ購入処理部203の内部構成について説明する。図3に示すように、コンテンツ購入処理部203には、コンテンツ購入要求をクライアント端末から受け付ける購入要求受付部301、クライアント端末との間で認証処理を行う認証処理部302、認証処理を行った後でコンテンツサーバ120に対してコンテンツを要求するコンテンツ要求部303、コンテンツサーバ120から取得したコンテンツについて暗号処理を行う暗号化部304、暗号処理された暗号化コンテンツを復号するのに使用する暗号鍵を生成する暗号鍵生成部305、暗号化コンテンツ及び暗号鍵を送信する暗号化コンテンツ送信部306、購入要求のあったクライアント端末の利用者に対して課金するとともにコンテンツサーバ120の著作権者に対して対価を支払う課金決済情報を生成する課金決済処理部307、及びコンテンツ購入処理プログラムを実行して各ブロックを機能させるCPU308を備えている。
次にコンテンツ再販売処理部204の内部構成について説明する。図4に示すように、コンテンツ再販売処理部204には、コンテンツの再販売要求をクライアント端末から受け付ける再販売処理要求受付部401、クライアント端末との間で認証処理を行う認証処理部402、再販売元のクライアント端末で復号していた暗号鍵を不活性状態に設定する暗号鍵不活性処理部403、暗号鍵を不活性状態にした後、再販売されるコンテンツ情報を通知する再販売情報通知部404、及びコンテンツ再販売処理プログラムを実行して各ブロックを機能させるCPU405を備えている。
次に再販売コンテンツ購入処理部205の内部構成について説明する。図5に示すように、再販売コンテンツ購入処理部205には、再販売コンテンツの購入要求をクライアント端末から受け付ける再販売購入要求受付部501、クライアント端末との間で認証処理を行う認証処理部502、認証処理を行った後でコンテンツサーバ120に対してコンテンツを要求するコンテンツ要求部503、コンテンツサーバ120から取得したコンテンツについて暗号処理を行う暗号化部504、暗号処理された暗号化コンテンツを復号するのに使用する暗号鍵を生成する暗号鍵生成部505、暗号化コンテンツ及び暗号鍵を送信する暗号化コンテンツ送信部506、再販売購入要求のあったクライアント端末の利用者に対して課金するとともにコンテンツサーバ120の著作権者及び再販売元のクライアント端末の利用者に対して対価を支払う課金決済情報を生成する課金決済処理部507、及び再販売コンテンツ購入処理プログラムを実行して各ブロックを機能させるCPU508を備えている。
次に、販売データベース206の内部構成について説明する。図6に示すように、販売データベース206は、コンテンツサーバ120で管理されるコンテンツについて、コンテンツの実体に関する名称や種類等を管理するコンテンツ情報テーブル601、コンテンツの販売価格について管理する販売価格情報テーブル602、コンテンツが販売された後、当該コンテンツの著作権者へ支払われる対価の比率を管理するフィードバック率テーブル603を備えている。
図7に示すように、コンテンツ情報テーブル601及び販売価格情報テーブル602は、コンテンツの名称と販売価格を関連付けて管理しており、また、図8に示すように、コンテンツ情報テーブル601及びフィードバック率テーブル603は、コンテンツの名称と販売フィードバック率を関連付けて管理している。認証サーバ110で実行されるコンテンツの販売処理は、販売データベース206で管理しているコンテンツ情報、販売価格、フィードバック率を用いることにより処理される。すなわち、これらの情報が登録管理されていなければ販売処理を実行することはできない。なお、コンテンツ情報、販売価格、フィードバック率等の登録手段や時期については任意に行うことができるものとする。また、販売フィードバック率はコンテンツ著作権者に対して常に100%であるので登録管理を省略しても良いものとする。
次に、再販売データベース207の内部構成について説明する。図9に示すように、再販売データベース207は、コンテンツサーバ120から販売されたコンテンツについて、コンテンツの実体に関する名称や種類等を管理する販売済みコンテンツ情報テーブル901、コンテンツの再販売価格について管理する再販売価格情報テーブル902、再販売コンテンツが販売された後、当該コンテンツの著作権者及び再販売元のクライアント端末の利用者へ支払われる対価の比率を管理する再販売フィードバック率テーブル903を備えている。
図10に示すように、販売済みコンテンツ情報テーブル901及び再販売価格情報テーブル902は、販売済みのコンテンツの名称と再販売価格を関連付けて管理しており、また、図11に示すように、販売済みコンテンツ情報テーブル901及び再販売フィードバック率テーブル903は、販売済みのコンテンツの名称と再販売フィードバック率を関連付けて管理しており、コンテンツが再販売された後、著作権者及び再販売元のクライアント端末の利用者へ支払われる対価の比率を示している。認証サーバ110で実行される再販売コンテンツの販売処理は、販売済みコンテンツ情報、再販売価格、再販売フィードバック率を用いることにより処理される。すなわち、これらの情報が登録管理されていなければ、再販売処理を実行することはできない。なお、販売済みコンテンツ情報、再販売価格、再販売フィードバック率等の登録手段や時期については任意に行うことができるものとする。また、再販売価格の決定の仕方はシステムの実施モデルにより異なる。つまり、クライアント端末間で相対取引を行う場合は、コンテンツを再販売するクライアント端末が相対取引で決定した価格を登録する。また、複数のクライアント端末間でオークションを行う場合は、まず、コンテンツを再販売するクライアント端末が基準価格を設定登録し、複数の再販売コンテンツ購入処理端末が設定時間までに入札した価格のうち最高価格のものを再販売価格として決定する。さらに、コンテンツの再販売があることを想定して再販売価格をコンテンツサーバ120が設定する場合は、コンテンツの購入処理時、コンテンツサーバ120からコンテンツ送信された後に決定し登録される。なお、再販売フィードバック率は一律のものとして認証サーバ110が登録管理しても良いものとする。
次に、認証データベース208の内部構成について説明する。図12に示すように、認証データベース208は、本システムへ利用者の情報が登録されたときに配布する認証鍵を管理する認証鍵管理部1201、本システムへ登録した利用者の情報を管理する利用者情報管理部1202、コンテンツを送信する前に行った暗号処理の情報や暗号鍵の活性状態などを管理する暗号情報管理部1203を備えている。認証鍵及び利用者情報はクライアント端末との間で認証処理を行う際に使用され、暗号情報は再販売要求のあったコンテンツの暗号鍵を無効にする不活性処理を行う際に使用される。
認証データベース208のデータ管理例を図13に示す。図に示すように、認証鍵と利用者情報は関連付けられて管理されている。また、認証鍵は唯一無二のコピー防止されたものであり、この認証鍵を用いて認証処理を行うことにより購入要求のあった利用者情報を特定し、取得することができる。利用者情報には、例えば、利用者の氏名や住所、生年月日等の他、銀行の口座番号やクレジット番号等がある。また、これ以外に利用者の指紋、手のひら、虹彩、声紋等の生体情報を含むものとする。
さらに認証データベース208では、認証鍵及び利用者情報を関連付けて管理する他に、暗号情報も関連付けて管理している。暗号情報には、暗号化を行ったコンテンツや暗号処理情報を管理する暗号化コンテンツテーブル、暗号化に使用されるコンテンツ購入者に関する情報を管理する暗号化情報テーブル、暗号鍵の活性状態を管理する活性状態テーブルを備えている。
購入要求のあったクライアント端末へ認証サーバ110からコンテンツを送信する際、認証処理により特定される利用者に関する情報を用いてコンテンツを暗号化し、さらに当該暗号化コンテンツを復号するのに使用する暗号鍵を生成する。例えば、暗号化コンテンツは、任意に決定した暗号化値とコンテンツを購入する利用者の生体情報とを用いて暗号処理して生成される。また、暗号鍵は暗号化値に対応する値を用いて生成される。図14に示すように、コンテンツ購入した利用者は、暗号化コンテンツと暗号鍵を取得し、取得した暗号鍵と利用者自身の生体情報を用いることにより、暗号化コンテンツを復号させることができる。これにより、あるクライアント端末で購入されたコンテンツは、取得した暗号鍵を用いて購入を行った利用者のみが復号させることができ、他の利用者が復号するのを防ぐことができる。また、当該暗号化コンテンツは同一の利用者が別の暗号鍵を用いても復号することはできない。なお、暗号化コンテンツを復号した後は自動的に元の暗号化コンテンツに戻る。暗号化コンテンツの再生処理を行う際は、その都度、暗号鍵を用い、暗号化コンテンツを復号することでコンテンツを再生することができる。
また、暗号化コンテンツは、任意に決定した暗号化値とコンテンツを購入するクライアント端末で管理する認証鍵を用いて暗号処理して生成しても良い。なお、ここでも、暗号鍵は暗号化値に対応する値を用いて生成される。図15に示すように、コンテンツ購入した利用者は、暗号化コンテンツと暗号鍵を取得し、取得した暗号鍵とクライアント端末で管理する認証鍵を用いることにより、暗号化コンテンツを復号させることができる。これにより、あるクライアント端末で購入されたコンテンツは、取得した暗号鍵を用いて、購入を行った利用者が使用するクライアント端末のみで復号させることができ、他の利用者が使用するクライアント端末で復号するのを防ぐことができる。また、当該暗号化コンテンツは同一のクライアント端末で別の暗号鍵を用いても復号することはできない。
また、活性状態テーブルでは生成した暗号鍵の活性状態を管理し、その設定を変えることができる。例えば、コンテンツを購入したクライアント端末からコンテンツの再販売要求があった場合、再販売要求のあったコンテンツの暗号鍵についてその活性状態を不活性状態に設定する。このとき不活性へ設定するには、活性状態テーブルの数値を変更することにより、設定することができる。例えば、活性状態テーブルにおいて「0」を示している場合は活性状態を示し、また、「1」を示している場合は不活性状態を示している。つまり、利用者AからコンテンツXの再販売要求があった場合、その活性状態テーブルの数値を「1」に設定し、この値を通信により、利用者Aが持っている暗号鍵に設定すると暗号鍵は無効になり、それまで復号できていた暗号化コンテンツXは復号できなくなる。再販売コンテンツの販売は、再販売データベース207への再販売価格、再販売フィードバック率の登録、及び認証データベース208を用いた暗号鍵の不活性処理を行った後に行うことができる。さらに、認証データベース208は、コンテンツを購入したクライアント端末からコンテンツの再販売要求があった場合、再販売目的テーブルを備え、再販売コンテンツがどのような目的で使用されるのかを関連付けて管理することもできる。例えば、再販売されるコンテンツが相対取引モデルで使用される場合、再販売目的テーブルに引渡し先の利用者を示しておくことで、コンテンツ再販売処理がされた後、当該再販売コンテンツの購入処理を相対取引で行えることが通知される。また、再販売されるコンテンツがオークションモデルや再販売管理モデルで使用される場合、再販売目的テーブルにオークションや再販売管理することを示しておくことで、コンテンツ再販売処理がされた後、当該再販売コンテンツの購入処理をオークションモデルや再販売管理モデルで行えることが通知される。
最後に、課金決済サーバ130は、認証サーバ120で生成される課金決済情報を受信し、これに従って課金決済処理を行うサーバである。すなわち、認証サーバ120においてコンテンツの購入処理が終了した場合、課金決済情報が生成され、課金決済サーバ130に送信される。課金決済サーバ130は、受信した課金決済情報を基にコンテンツ購入要求のあったクライアント端末の利用者に対して課金を行うとともにコンテンツの著作権者に対価を支払う。また、認証サーバ120において再販売コンテンツの購入処理が終了した場合も課金決済情報が生成され、課金決済サーバ130に送信される。課金決済サーバ130は、受信した課金決済情報を基に再販売コンテンツ購入要求のあったクライアント端末の利用者に対して課金を行うとともにコンテンツの著作権者及び再販売を行ったクライアント端末の利用者に対価を支払う。
以上のように構成されたコンテンツ再販売サービスシステムについて、以下、当該システムのモデルについて実施例1乃至4を示し、それら処理動作について説明する。
以下、本発明の第1実施例について説明する。本実施例では相対取引モデルを実施する場合について説明する。図17に示すように、本実施例の相対取引モデルは、コンテンツXの購入を行った第1クライアント端末140の利用者が、コンテンツXの購入を要求する第2クライアント端末150の利用者との間で相対取引を行い、両者間で決定した再販売価格を認証サーバ110へ登録し、認証サーバ110と第2クライアント端末150との間で当該再販売コンテンツの購入処理を行うものである。クライアント側には、クライアント端末140〜170を備えており、各クライアント端末140〜170はネットワークを介して認証サーバ110に接続されている。各クライアント端末140〜170はそれぞれ利用者A〜Dが使用するものとする。一方、サーバ側には、認証サーバ110、コンテンツサーバ120、課金決済サーバ130を備えており、認証サーバ110はコンテンツサーバ120及び課金決済サーバ130と接続されている。認証サーバ110では、利用者登録処理、コンテンツ購入処理、コンテンツ再販売処理、再販売コンテンツ購入処理を実行する。これらは、認証サーバ110内のCPU209がコンテンツ再販売サービスプログラムを実行することにより処理する。
はじめに図21を用いて利用者登録処理について説明する。本システムを利用するには、利用者が自身の利用者情報を認証サーバ110へ通知しなければならない。利用者情報には、例えば、利用者の氏名や住所、生年月日等の他、銀行の口座番号やクレジット番号等がある。また、これ以外に指紋、手のひら、虹彩、声紋等、少なくとも何れかの生体情報も含まれる。なお、利用者情報の通知は、ネットワークを介して通知する他、郵送等で通知しても良い。認証サーバ110に利用者情報が通知されると、認証サーバ110は利用者情報を認証データベース208内に登録するとともに認証データベース208で管理している認証鍵を登録のあった端末あるいは利用者に対して配布する。この時、認証データベース208内では、配布した認証鍵と利用者情報とを関連付けて登録管理する。一方、各クライアント端末140〜170でも配布された認証鍵を管理する。図21においては、クライアント端末140及びクライアント端末150が認証サーバ110へ利用者情報を通知し、認証サーバ110は利用者情報を認証データベース208内に登録した後、認証鍵Aをクライアント端末140に配布し、認証鍵Bをクライアント端末150に配布し、各クライアント端末では、配布された認証鍵をそれぞれ管理する。以上により、利用者情報の登録処理が終了し、各クライアント端末はシステムを利用することができる。利用者情報登録後は、コンテンツ購入処理あるいは再販売コンテンツの購入処理などを実行できる。
次にコンテンツ購入処理について説明する。認証サーバ110で実行されるコンテンツの購入処理は、コンテンツ購入処理部203内のCPU308がコンテンツ購入処理プログラムを実行することにより処理する。図21において、コンテンツ購入は利用者Aが行い、利用者Aは第1クライアント端末140を用いる。コンテンツの購入処理は認証処理を行うことから開始される。第1クライアント端末140からコンテンツの購入要求を行う場合、第1クライアント端末140は認証サーバ110から配布された認証鍵Aに関する識別情報を生成し、これを認証サーバ110に対して送信し、認証処理を要求する。本実施例では、ワンタイムIDを生成し、これを認証サーバ110に対して送信する。
ここで、ワンタイムID、及びこれを用いた認証の手順について説明する。ワンタイムIDはサーバとクライアント端末間で認証を行う一回限り使用可能な識別情報である。また、ワンタイムIDは端末とサーバ間あるいは両アプリケーション間で通信が行われる度に変更されるよう構成されているので、使用されたワンタイムIDを第三者が盗み見て、これを用いても認証を行うことはできない。こうしたワンタイムIDを用いて認証を行うことにより、正当な送信者・受信者はこれを識別情報として認証でき、一方、正当でない第三者は送信者・受信者を特定できないことになる。さらに、双方向ワンタイムID認証では、このワンタイムIDを用いて相互に認証を行うことにより、お互いになりすましを防ぐことができる(特開2004−282295号公報参照)。
認証サーバ110では、第1クライアント端末140から送信された識別情報を受信するに従い、認証データベース208を用いて当該識別情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Aにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証要求を行った利用者Aを特定することができる。
利用者Aを特定した後、認証サーバ110では、同様に認証鍵Aに関する識別情報を生成し、第1クライアント端末140に対して送信する。第1クライアント端末140では、認証サーバ110から送信された識別情報を受信するに従い、この情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Aにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証サーバ110から送信されたものであることを特定でき、認証処理が成功したことを判別する。双方向認証が成功した場合に限り、第1クライアント端末140は認証サーバ110に対してコンテンツXの購入を要求することができる。本実施例では、第1クライアント端末140は認証サーバ110に対してコンテンツXを要求する。
認証サーバ110は、第1クライアント端末140からコンテンツXの購入要求を受信するに従い、コンテンツサーバ120に対してコンテンツXを要求する。コンテンツサーバ120は、要求のあったコンテンツXをコンテンツデータベースから選択し、コンテンツXを認証サーバ110に対して送信する。
認証サーバ110は、コンテンツサーバ120からコンテンツXを取得すると、コンテンツXの暗号化と暗号鍵aの生成を行う。コンテンツXの暗号化は、任意に決定する暗号化値と先の認証処理により特定された利用者Aの情報とを用いて行う。また、暗号鍵aの生成は、暗号化値に対応する値で生成される。認証サーバ110は、コンテンツXの暗号化と暗号鍵aの生成を行った後、これらを第1クライアント端末140に対して送信する。これにより、当該コンテンツXの所有権者は認証サーバ110から第1クライアント端末140の利用者Aへ渡ったことになる。既に説明したように、暗号処理に使用される利用者情報には生体情報や認証鍵情報等がある。このとき処理した暗号情報は認証データベース208内に関連付けて登録される。
認証サーバ110は、第1クライアント端末140からの応答を受信した後、第1クライアント端末140の利用者Aの課金決済情報を生成する。認証サーバ110は販売データベース206内に管理されているコンテンツXの販売価格やフィードバック率を取得し、これを基に課金決済情報を生成し、課金決済サーバ130に対して送信する。以上により、コンテンツ購入処理プログラムは終了する。
一方、第1クライアント端末140では、受信した暗号化コンテンツXの復号を行う。暗号化コンテンツXの復号は、受信した暗号鍵aと暗号化された処理内容の情報を用いて行う。すなわち、暗号化された処理内容が利用者Aの生体情報でされた場合には、受信した暗号鍵aと利用者Aの生体情報を用いることにより、暗号化コンテンツXが復号できる。また、暗号化された処理内容が認証鍵Aの情報でされた場合には、受信した暗号鍵aと第1クライアント端末140で管理する認証鍵Aを用いることにより、暗号化コンテンツXが復号できる。なお、暗号化コンテンツXを復号した後は自動的に元の暗号化コンテンツXに戻り、暗号化コンテンツXの再生処理を行う際は、その都度、暗号鍵bを用い、暗号化コンテンツXを復号することでコンテンツを再生することができる。
また、課金決済サーバ130では、認証サーバ110から課金決済情報を取得する。課金決済サーバ130は、課金決済情報を基に、コンテンツXの購入要求のあった第1クライアント端末140の利用者Aに対して課金を行うとともに、コンテンツXの著作権者へ対価を支払う。本実施例では、コンテンツXの販売価格は1,000円であり、これが第1クライアント端末140の利用者Aに対して課金され、同額がコンテンツXの著作権者へ支払われる。以上により、コンテンツ購入処理が終了する。
次に図22を用いてコンテンツ再販売処理について説明する。コンテンツサーバ120は、当該サーバからコンテンツXが送信されたことに従い、販売済みコンテンツX情報とコンテンツXの再販売フィードバック率を認証サーバ110に対して通知する。例えば、図18に示すような、販売済みコンテンツX情報−再販売フィードバック率テーブルを認証サーバ110に対して通知する。認証サーバ110に通知された販売済みコンテンツX情報及び再販売フィードバック率は、再販売データベース207内に登録管理される。なお、これらの通知の時期や登録手段は任意に行うことができるものとする。また、コンテンツXの購入を行った第1クライアント端末140が第2クライアント端末150との間で相対取引をする場合、そのコンテンツ再販売処理を行う前に、再販売コンテンツの価格を決定しておく。本実施例では再販売コンテンツXの再販売価格は500円で決定されたものとする。
認証サーバ110で実行されるコンテンツの再販売処理は、コンテンツ再販売処理部204内のCPU405がコンテンツ再販売処理プログラムを実行することにより処理する。第1クライアント端末140がコンテンツXの再販売処理を行う場合、コンテンツ購入処理と同様、認証処理を行うことから開始される。第1クライアント端末140は認証サーバ110から配布された認証鍵Aに関する識別情報を生成し、これを認証サーバ110に対して送信し、認証処理を要求する。
認証サーバ110では、第1クライアント端末140から送信された識別情報を受信するに従い、認証データベース208を用いて当該識別情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Aにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証要求を行った利用者Aを特定することができる。
利用者Aを特定した後、認証サーバ110では、同様に認証鍵Aに関する識別情報を生成し、第1クライアント端末140に対して送信する。第1クライアント端末140では、認証サーバ110から送信された識別情報を受信するに従い、この情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Aにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証サーバ110から送信されたものであることを特定でき、認証処理が成功したことを判別する。双方向認証が成功した場合に限り、第1クライアント端末140は認証サーバ110に対してコンテンツXの再販売を要求することができる。また、第1クライアント端末140は認証サーバ110に対してコンテンツ再販売処理後の通知を第2クライアント端末150に対して行うよう設定する。すなわち、第1クライアント端末140は、認証サーバ110に対して、第2クライアント端末150と相対取引モデルを実施し、引渡し先が第2クライアント端末150であることを通知しておく。例えば、図20に示すような再販売目的テーブルを認証サーバ110に対して送信する。認証サーバ110は、これを受信するに従い、図16に示すように、認証データベース208に再販売目的テーブルを関連付けて備え、コンテンツXの再販売処理後は相対取引モデルを行い、引渡し先が第2クライアント端末150の利用者Bであることを示しておくことで、再販売処理後の通知を第2クライアント端末150に対して行うことができる。
認証サーバ110は、第1クライアント端末140からコンテンツXの再販売処理要求を受信するに従い、利用者Aあるいは第1クライアント端末140でのコンテンツXの利用を無効にするため、暗号化コンテンツXの復号に使用されていた暗号鍵aを無効にする不活性処理を行う。不活性処理は、認証サーバ110及び第1クライアント端末140間で通信を行う状態にし、認証データベース208の活性状態テーブルに示されている活性状態を不活性に設定することにより、ネットワークを介して第1クライアント端末140で使用されていた暗号鍵aを不活性に設定し、無効にすることができる。認証サーバ110において、暗号鍵aが不活性状態になった通知を第1クライアント端末140から受信した場合、暗号鍵aが無効になったと判別し、認証データベース208内で設定された不活性状態を登録した後、不活性処理を終了する。また、第1クライアント端末140は、第2クライアント端末150との間で決定した再販売価格を認証サーバ110に対して通知する。例えば、図19に示すような、再販売価格テーブルを認証サーバ110に対して通知する。第1クライアント端末140では、その後、不活性状態になった暗号鍵a及び利用者Aに関する情報等を用いて暗号化コンテンツXの復号処理を行っても、失敗し、コンテンツXは再生できない。以上により、当該コンテンツXの所有権者であった第1クライアント端末140の利用者Aは所有権を放棄したことになる。認証サーバ110は、第1クライアント端末140から通知されるコンテンツXの再販売価格テーブルを受信すると、これを再販売データベース207に登録する。コンテンツ再販売処理が終了したとき、認証サーバ110において認証データベース208には暗号鍵aが不活性状態に設定登録され、一方、再販売データベース207には販売済みコンテンツXの再販売価格及び再販売フィードバック率が登録されている。これにより、再販売コンテンツXの販売を行うことができ、また、これに従い、認証サーバ110はコンテンツXの再販売通知を行う。再販売通知は、引き渡し先の利用者bが使用する第2クライアント端末150に対して送信される。以上により、コンテンツ再販売処理プログラムは終了する。
つづいて図23を用いて再販売コンテンツの購入処理について説明する。認証サーバ110で実行される再販売コンテンツの購入処理は、再販売コンテンツ購入処理部205内のCPU508が再販売コンテンツ購入処理プログラムを実行することにより処理する。認証サーバ110から再販売コンテンツXの購入が可能になったことを通知された第2クライアント端末150の利用者Bがその購入処理を行う場合、コンテンツ購入処理と同様、認証処理を行うことから開始される。第2クライアント端末150は認証サーバ110から配布された認証鍵Bに関する識別情報を生成し、これを認証サーバ110に対して送信し、認証処理を要求する。
認証サーバ110では、第2クライアント端末150から送信された識別情報を受信するに従い、認証データベース208を用いて当該識別情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Bにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証要求を行った利用者Bを特定することができる。
利用者Bを特定した後、認証サーバ110では、同様に認証鍵Bに関する識別情報を生成し、第2クライアント端末150に対して送信する。第2クライアント端末150では、認証サーバ110から送信された識別情報を受信するに従い、この情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Bにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証サーバ110から送信されたものであることを特定でき、認証処理が成功したことを判別する。双方向認証が成功した場合に限り、第2クライアント端末150は認証サーバ110に対して再販売コンテンツXの購入を要求することができる。
認証サーバ110は、第2クライアント端末150から再販売コンテンツXの購入要求を受信するに従い、再販売データベース207あるいは認証データベース208を用いて再販売コンテンツXの販売が可能であるかを判別し、再販売コンテンツXの販売が可能な場合、コンテンツサーバ120に対してコンテンツXを要求する。コンテンツサーバ120は、要求のあったコンテンツXをコンテンツデータベースから選択し、コンテンツXを認証サーバ110に対して送信する。
認証サーバ110は、コンテンツサーバ120からコンテンツXを取得すると、コンテンツXの暗号化と暗号鍵bの生成を行う。コンテンツXの暗号化は、任意に決定する暗号化値と先の認証処理により特定された利用者Bの情報とを用いて行う。また、暗号鍵bの生成は、暗号化値に対応する値で生成される。認証サーバ110は、コンテンツXの暗号化と暗号鍵bの生成を行った後、これらを第2クライアント端末150に対して送信する。これにより、当該コンテンツXの所有権者は認証サーバ110からクライアント端末150の利用者Bへ渡ったことになる。既に説明したように、暗号処理に使用される利用者情報には生体情報や認証鍵情報等がある。このとき処理した暗号情報は認証データベース208内に関連付けて登録される。
認証サーバ110は、第2クライアント端末150からの応答を受信した後、第2クライアント端末150の利用者Bの課金決済情報を生成する。認証サーバ110は再販売データベース207内に管理されているコンテンツXの再販売価格や再販売フィードバック率を取得し、これを基に課金決済情報を生成し、課金決済サーバ130に対して送信する。以上により、再販売コンテンツ購入処理プログラムは終了する。
一方、第2クライアント端末150では、受信した暗号化コンテンツXの復号を行う。暗号化コンテンツXの復号は、受信した暗号鍵bと暗号化された処理内容の情報とを用いて行う。すなわち、暗号化された処理内容が利用者Bの生体情報でされた場合には、受信した暗号鍵bと利用者Bの生体情報とを用いることにより、暗号化コンテンツXが復号できる。また、暗号化された処理内容が認証鍵Bの情報でされた場合には、受信した暗号鍵bと第2クライアント端末150で管理する認証鍵Bとを用いることにより、暗号化コンテンツXが復号できる。なお、暗号化コンテンツXを復号した後は自動的に元の暗号化コンテンツXに戻り、暗号化コンテンツXの再生処理を行う際は、その都度、暗号鍵bを用い、暗号化コンテンツXを復号することでコンテンツを再生することができる。
また、課金決済サーバ130では、認証サーバ110から課金決済情報を取得する。課金決済サーバ130は、課金決済情報を基に、再販売コンテンツXの購入要求のあった第2クライアント端末150の利用者Bに対して課金を行うとともに、コンテンツXの著作権者と再販売元である第1クライアント端末140の利用者Aへ対価を支払う。本実施例では、コンテンツXの再販売価格を500円に決定しているので、これが第2クライアント端末の利用者Bに対して課金され、30%の150円は著作権者へ、また、70%の350円は再販売元の利用者Aへ支払われる。以上により、再販売コンテンツ購入処理が終了する。
以上、本実施例の相対取引モデルによれば、あるクライアント端末内で購入したコンテンツの再生を他の利用者あるいは他の端末内で防止させるとともに、不要となったコンテンツを再販売することができる。そして、クライアント端末の利用者間で決定した再販売価格によりコンテンツの再販売を行うことができ、再販売された価格のうち所定の割合がコンテンツの著作権者に対して支払われるので、著作権者は大きな損害を受けなくてすむ。本システムを用いることにより、古くなったコンテンツや高価なコンテンツの再販売を行うことができ、コンテンツ市場を再活性化させることが期待できる。
なお、本実施例では、認証処理を行う際、各端末に配布されるそれぞれの認証鍵を用いてワンタイムIDを生成し、ワンタイムID認証を行っているが、認証処理はこれに限定されるものではない。
以下、本発明の第2実施例について説明する。本実施例ではオークションモデルを実施する場合について説明する。図24に示すように、本実施例のオークションモデルは、コンテンツXの購入を行った第1クライアント端末140の利用者が再販売基準価格を設定して認証サーバ110へ登録し、一方、コンテンツXの購入を要求する第2クライアント端末150、第3クライアント端末160、第4クライアント端末170の利用者が認証サーバ110へ入札を行い、認証サーバ110は、入札された価格のうち最高価格を再販売価格として登録し、最高価格を入札したクライアント端末との間で再販売コンテンツの購入処理を行うものである。なお、実施例1で説明したシステム登録処理、コンテンツ購入処理については、同様にして処理を行うことができるので重複する説明は省略する。
図28を用いてコンテンツ再販売処理について説明する。コンテンツサーバ120は、当該サーバからコンテンツXが送信されたことに従い、販売済みコンテンツX情報とコンテンツXの再販売フィードバック率を認証サーバ110に対して通知する。例えば、図18に示すような、販売済みコンテンツX情報−再販売フィードバック率テーブルを認証サーバ110に対して通知する。認証サーバ110に通知された販売済みコンテンツX情報及び再販売フィードバック率は、再販売データベース207内に登録管理される。なお、これらの通知の時期や登録手段は任意に行うことができるものとする。また、コンテンツXの購入を行った第1クライアント端末140が再販売コンテンツのオークションをする場合、そのコンテンツ再販売処理を行う前に、再販売コンテンツの基準価格を設定しておく。本実施例では再販売コンテンツXの再販売基準価格は100円で設定されたものとする。
認証サーバ110で実行されるコンテンツの再販売処理は、コンテンツ再販売処理部204内のCPU405がコンテンツ再販売処理プログラムを実行することにより処理する。第1クライアント端末140がコンテンツXの再販売処理を行う場合、コンテンツ購入処理と同様、認証処理を行うことから開始される。第1クライアント端末140は認証サーバ110から配布された認証鍵Aに関する識別情報を生成し、これを認証サーバ110に対して送信し、認証処理を要求する。
認証サーバ110では、第1クライアント端末140から送信された識別情報を受信するに従い、認証データベース208を用いて当該識別情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Aにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証要求を行った利用者Aを特定することができる。
利用者Aを特定した後、認証サーバ110では、同様に認証鍵Aに関する識別情報を生成し、第1クライアント端末140に対して送信する。第1クライアント端末140では、認証サーバ110から送信された識別情報を受信するに従い、この情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Aにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証サーバ110から送信されたものであることを特定でき、認証処理が成功したことを判別する。双方向認証が成功した場合に限り、第1クライアント端末140は認証サーバ110に対してコンテンツXの再販売を要求することができる。また、第1クライアント端末140は認証サーバ110に対してコンテンツ再販売処理後の通知をシステムに登録されている利用者が閲覧できるように設定する。すなわち、第1クライアント端末140は、認証サーバ110に対して、オークションモデルを実施することを通知しておく。例えば、図27に示すような再販売目的テーブルを認証サーバ110に対して送信する。認証サーバ110は、これを受信するに従い、図16に示すように、認証データベース208に再販売目的テーブルを関連付けて備え、コンテンツXの再販売処理後はオークションモデルを行うことを示しておくことで、再販売処理後の情報をシステムに登録されている利用者が閲覧できるように設定することができる。
認証サーバ110は、第1クライアント端末140からコンテンツXの再販売処理要求を受信するに従い、利用者Aあるいは第1クライアント端末140でのコンテンツXの利用を無効にするため、暗号化コンテンツXの復号に使用されていた暗号鍵aを無効にする不活性処理を行う。不活性処理は、認証サーバ110及び第1クライアント端末140間で通信を行う状態にし、認証データベース208の活性状態テーブルに示されている活性状態を不活性に設定することにより、ネットワークを介して第1クライアント端末140で使用されていた暗号鍵aを不活性に設定し、無効にすることができる。認証サーバ110において、暗号鍵aが不活性状態になった通知を第1クライアント端末140から受信した場合、暗号鍵aが無効になったと判別し、認証データベース208内で設定された不活性状態を登録した後、不活性処理を終了する。また、第1クライアント端末140は、決定した再販売基準価格を認証サーバ110に対して通知する。例えば、図25に示すような、再販売基準価格テーブルを認証サーバ110に対して通知する。第1クライアント端末140では、その後、不活性状態になった暗号鍵a及び利用者Aに関する情報等を用いて暗号化コンテンツXの復号処理を行っても、失敗し、コンテンツXは再生できない。以上により、当該コンテンツXの所有権者であった第1クライアント端末140の利用者Aは所有権を放棄したことになる。認証サーバ110は、第1クライアント端末140から通知されるコンテンツXの再販売価格テーブルを受信すると、これを再販売データベース207に登録する。コンテンツ再販売処理が終了したとき、認証サーバ110において認証データベース208には暗号鍵aが不活性状態に設定登録され、一方、再販売データベース207には販売済みコンテンツXの再販売基準価格及び再販売フィードバック率が登録されている。これにより、再販売コンテンツXの販売を行うことができ、また、これに従い、認証サーバ110はコンテンツXの再販売情報をシステムに登録されている利用者が閲覧できるように設定する。さらに、認証サーバ110はコンテンツ再販売処理終了後に、コンテンツサーバ120に対してコンテンツXの所有権が認証サーバ110に渡ったことを通知するようにしてもよい。すなわち、コンテンツサーバ120においてコンテンツの配信数を限定する場合、コンテンツ再販売処理終了毎にその配信数のカウントを一回分戻すことにより、配信停止されていたコンテンツの販売処理を行うことができるようにする。以上により、コンテンツ再販売処理プログラムは終了する。
つづいて図29を用いて再販売コンテンツの購入処理について説明する。認証サーバ110で実行される再販売コンテンツの購入処理は、再販売コンテンツ購入処理部205内のCPU508が再販売コンテンツ購入処理プログラムを実行することにより処理する。システムに登録している、第2クライアント端末150、第3クライアント端末160、第4クライアント端末170の各利用者がコンテンツXの再販売情報を閲覧し、それらが購入処理を要求する場合には、それぞれが入札価格を決定する。入札価格を通知する際、コンテンツ購入処理と同様、認証処理を行うことから開始される。第2クライアント端末150、第3クライアント端末160、第4クライアント端末170は認証サーバ110から配布された認証鍵B、認証鍵C、認証鍵Dに関する識別情報をそれぞれ生成し、これらを認証サーバ110に対して送信し、認証処理を要求する。
認証サーバ110では、それぞれのクライアント端末150〜170から送信された識別情報を受信するに従い、認証データベース208を用いて当該識別情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵B〜Dにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証要求を行った利用者B〜Dを特定することができる。
利用者B〜Dを特定した後、認証サーバ110では、同様に認証鍵B〜Dに関する識別情報を生成し、それぞれのクライアント端末150〜170に対して送信する。クライアント端末140〜170では、認証サーバ110から送信された識別情報を受信するに従い、この情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵B〜Dにより生成された識別情報であることをそれぞれのクライアント端末150〜170で判別し、これにより、認証サーバ110から送信されたものであることを特定でき、認証処理が成功したことを判別する。双方向認証が成功した場合に限り、クライアント端末150〜170は認証サーバ110に対して再販売コンテンツXの購入を要求することができる。また、このとき、クライアント端末150〜170は決定した入札価格を認証サーバ110に対して送信する。本実施例では、クライアント端末150の利用者Bは500円、クライアント端末160の利用者Cは800円、クライアント端末170の利用者Dは300円を入札価格として決定し、送信する。
認証サーバ110は、クライアント端末150〜170から再販売コンテンツXの購入要求と入札価格を受信するに従い、入札価格を再販売データベース207に格納しておき、また、他のクライアント端末から送信されてくる入札価格をオークション制限時間まで待つ。例えば、図26に示すように、入札価格を利用者別に管理していく。そして、オークションの制限時間までに入札された購入価格のうち最高価格のものを再販売価格として決定し、登録する。本実施例では、最高価格は800円であり、これを再販売価格として決定し、登録する。また、その価格を入札した利用者Cが再販売コンテンツXを購入することができる。
認証サーバ110は、コンテンツXの再販売価格が決定するに従い、再販売データベース207あるいは認証データベース208を用いて再販売コンテンツXの販売が可能であるかを判別し、再販売コンテンツXの販売が可能な場合、コンテンツサーバ120に対してコンテンツXを要求する。コンテンツサーバ120は、要求のあったコンテンツXをコンテンツデータベースから選択し、コンテンツXを認証サーバ110に対して送信する。
認証サーバ110は、コンテンツサーバ120からコンテンツXを取得すると、コンテンツXの暗号化と暗号鍵cの生成を行う。コンテンツXの暗号化は、任意に決定する暗号化値と先の認証処理により特定された利用者Cの情報とを用いて行う。また、暗号鍵cの生成は、暗号化値に対応する値で生成される。認証サーバ110は、コンテンツXの暗号化と暗号鍵cの生成を行った後、これらを第3クライアント端末160に対して送信する。これにより、当該コンテンツXの所有権者は認証サーバ110からクライアント端末160の利用者Cへ渡ったことになる。既に説明したように、暗号処理に使用される利用者情報には生体情報や認証鍵情報等がある。このとき処理した暗号情報は認証データベース208内に関連付けて登録される。
認証サーバ110は、第3クライアント端末160からの応答を受信した後、第3クライアント端末160の利用者Cの課金決済情報を生成する。認証サーバ110は再販売データベース207内に管理されているコンテンツXの再販売価格や再販売フィードバック率を取得し、これを基に課金決済情報を生成し、課金決済サーバ130に対して送信する。以上により、再販売コンテンツ購入処理プログラムは終了する。
一方、第3クライアント端末160では、受信した暗号化コンテンツXの復号を行う。暗号化コンテンツXの復号は、受信した暗号鍵cと暗号化された処理内容の情報とを用いて行う。すなわち、暗号化された処理内容が利用者Cの生体情報でされた場合には、受信した暗号鍵cと利用者Cの生体情報とを用いることにより、暗号化コンテンツXが復号できる。また、暗号化された処理内容が認証鍵Cの情報でされた場合には、受信した暗号鍵cと第3クライアント端末160で管理する認証鍵Cとを用いることにより、暗号化コンテンツXが復号できる。なお、暗号化コンテンツXを復号した後は自動的に元の暗号化コンテンツXに戻り、暗号化コンテンツXの再生処理を行う際は、その都度、暗号鍵cを用い、暗号化コンテンツXを復号することでコンテンツを再生することができる。
また、課金決済サーバ130では、認証サーバ110から課金決済情報を取得する。課金決済サーバ130は、課金決済情報を基に、再販売コンテンツXの購入を行った第3クライアント端末160の利用者Cに対して課金を行うとともに、コンテンツXの著作権者と再販売元である第1クライアント端末140の利用者Aへ対価を支払う。本実施例では、コンテンツXの再販売基準価格は100円と設定したが、第3クライアント端末160の利用者Cが入札した800円が再販売価格として決定されたので、これがクライアント端末の利用者Cに対して課金され、30%の240円は著作権者へ、また、70%の560円は再販売元の利用者Aへ支払われる。以上により、再販売コンテンツ購入処理が終了する。
以上、本実施例のオークションモデルによれば、あるクライアント端末内で購入したコンテンツの再生を他の利用者あるいは他の端末内で防止させるとともに、不要となったコンテンツをオークション販売することができる。コンテンツ購入を行った端末の利用者が再販売基準価格を設定し、最高価格を入札した利用者が再販売コンテンツを購入することができる。結果として、コンテンツ市場を再活性化させることが期待できる。
さらに、コンテンツサーバにおいてコンテンツの配信数が限定され、それらが全て配信された場合には、コンテンツサーバからの配信は停止するので、通常のコンテンツ購入処理は行えない。この場合、本実施例のように、コンテンツ再販売処理後、認証サーバがコンテンツXの所有権が戻ったことをコンテンツサーバに対して通知し、限定配信されていたコンテンツについて、そのカウントを一回分戻し、配信停止されていたコンテンツの販売処理を行うことができるようにすることで、再販売コンテンツXの価格に付加価値を備え、通常価格よりも高い価格で再販売できることも期待できる。
以下、本発明の第3実施例について説明する。本実施例ではオークションモデルを実施する場合について説明する。図30に示すように、本実施例のオークションモデルは、コンテンツXの購入を行った第1クライアント端末140、第2クライアント端末150、第3クライアント端末160の利用者がそれぞれ再販売基準価格を設定して認証サーバ110へ登録し、一方、コンテンツXの購入を要求する第4クライアント端末170の利用者は、複数存在するコンテンツXのうち最も安い価格のコンテンツXを選択し、認証サーバ110との間で当該再販売コンテンツXの購入処理を行うものである。なお、実施例1で説明したシステム登録処理、コンテンツ購入処理については、同様にして処理を行うことができるので重複する説明は省略する。
図32を用いてコンテンツ再販売処理について説明する。コンテンツサーバ120は、当該サーバからコンテンツXが送信されたことに従い、販売済みコンテンツX情報とコンテンツXの再販売フィードバック率を認証サーバ110に対して通知する。例えば、図18に示すような、販売済みコンテンツX情報−再販売フィードバック率テーブルを認証サーバ110に対して通知する。認証サーバ110に通知された販売済みコンテンツX情報及び再販売フィードバック率は、再販売データベース207内に登録管理される。なお、これらの通知の時期や登録手段は任意に行うことができるものとする。また、コンテンツXの購入を行った第1クライアント端末140、第2クライアント端末150、第4クライアント端末160が再販売コンテンツのオークションをする場合、そのコンテンツ再販売処理を行う前に、再販売コンテンツの基準価格を設定しておく。例えば、図31に示すように、クライアント端末の利用者毎に再販売基準価格を設定しておく。本実施例では利用者Aは400円、利用者Bは700円、利用者Cは300円を設定している。
認証サーバ110で実行されるコンテンツの再販売処理は、コンテンツ再販売処理部204内のCPU405がコンテンツ再販売処理プログラムを実行することにより処理する。クライアント端末140〜160がコンテンツXの再販売処理を行う場合、コンテンツ購入処理と同様、認証処理を行うことから開始される。クライアント端末140〜160は認証サーバ110から配布された認証鍵A〜Cに関する識別情報を生成し、これを認証サーバ110に対して送信し、認証処理を要求する。
認証サーバ110では、クライアント端末140〜160から送信された識別情報を受信するに従い、認証データベース208を用いて当該識別情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵A〜Cにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証要求を行った利用者A〜Cを特定することができる。
利用者A〜Cを特定した後、認証サーバ110では、同様に認証鍵A〜Cに関する識別情報を生成し、それぞれクライアント端末140〜160に対して送信する。クライアント端末140〜160では、認証サーバ110から送信された識別情報を受信するに従い、この情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵A〜Cにより生成された識別情報であることをそれぞれ判別し、これにより、認証サーバ110から送信されたものであることを特定でき、認証処理が成功したことを判別する。双方向認証が成功した場合に限り、クライアント端末140〜160は認証サーバ110に対してコンテンツXの再販売を要求することができる。また、クライアント端末140〜160は認証サーバ110に対してコンテンツ再販売処理後の通知をシステムに登録されている利用者が閲覧できるよう設定する。すなわち、クライアント端末140〜160は、認証サーバ110に対して、オークションモデルを実施することを通知しておく。例えば、図27に示すような再販売目的テーブルを認証サーバ110に対して送信する。認証サーバ110は、これを受信するに従い、認証データベース208に再販売目的テーブルを関連付けて備え、コンテンツXの再販売処理後はオークションモデルを行うことを示しておくことで、再販売処理後の情報をシステムに登録されている利用者が閲覧できるように設定することができる。
認証サーバ110は、クライアント端末140〜160からコンテンツXの再販売処理要求を受信するに従い、利用者A〜Cあるいはクライアント端末140〜160でのコンテンツXの利用を無効にするため、暗号化コンテンツXの復号に使用されていた暗号鍵a〜cを無効にする不活性処理を行う。不活性処理は、認証サーバ110及びクライアント端末140〜160間で通信を行う状態にし、認証データベース208の活性状態テーブルに示されている活性状態を不活性に設定することにより、ネットワークを介してクライアント端末140〜160で使用されていた暗号鍵a〜cを不活性に設定し、無効にすることができる。認証サーバ110において、暗号鍵a〜cが不活性状態になった通知をクライアント端末140〜160から受信した場合、暗号鍵a〜cが無効になったと判別し、認証データベース208内で設定された不活性状態を登録した後、不活性処理を終了する。また、クライアント端末140〜160は、決定した再販売基準価格を認証サーバ110に対して通知する。例えば、図31に示すような、再販売価格テーブルを認証サーバ110に対して通知する。クライアント端末140〜160では、その後、不活性状態になった暗号鍵a〜c及び各利用者に関する情報等を用いて暗号化コンテンツXの復号処理を行っても、失敗し、コンテンツXは再生できない。以上により、当該コンテンツXの所有権者であったクライアント端末140〜160の利用者A〜Cは所有権を放棄したことになる。認証サーバ110は、クライアント端末140〜160から通知されるコンテンツXの再販売価格テーブルを受信すると、これを再販売データベース207に登録する。コンテンツ再販売処理が終了したとき、認証サーバ110において認証データベース208には暗号鍵a〜cが不活性状態に設定登録され、一方、再販売データベース207には販売済みコンテンツXの再販売基準価格及び再販売フィードバック率が登録されている。これにより、再販売コンテンツXの販売を行うことができ、また、これに従い、認証サーバ110はコンテンツXの再販売情報をシステムに登録されている利用者が閲覧できるように設定する。さらに、認証サーバ110はコンテンツ再販売処理終了後に、コンテンツサーバ120に対してコンテンツXの所有権が認証サーバ110に渡ったことを通知するようにしてもよい。すなわち、コンテンツサーバ120においてコンテンツの配信数が限定されている場合、コンテンツ再販売処理終了毎にその配信数のカウントを一回分戻すことにより、配信停止されていたコンテンツの購入処理を行うことができるようにする。以上により、コンテンツ再販売処理プログラムは終了する。
つづいて図33を用いて再販売コンテンツの購入処理について説明する。認証サーバ110で実行される再販売コンテンツの購入処理は、再販売コンテンツ購入処理部205内のCPU508が再販売コンテンツ購入処理プログラムを実行することにより処理する。システムに登録している、第4クライアント端末170の利用者Dが再販売コンテンツXの情報を閲覧し、その購入処理を行う場合、利用者A〜Cが登録した再販売基準価格を参照する。本実施例では、その中で最も安い基準価格を設定、登録した利用者CのコンテンツXを選択する。再販売コンテンツ購入処理は、コンテンツ購入処理と同様、認証処理を行うことから開始される。第4クライアント端末170は認証サーバ110から配布された認証鍵Dに関する識別情報を生成し、これを認証サーバ110に対して送信し、認証処理を要求する。
認証サーバ110では、第4クライアント端末170から送信された識別情報を受信するに従い、認証データベース208を用いて当該識別情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Dにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証要求を行った利用者Dを特定することができる。
利用者Dを特定した後、認証サーバ110では、同様に認証鍵Dに関する識別情報を生成し、第4クライアント端末170に対して送信する。第4クライアント端末140では、認証サーバ110から送信された識別情報を受信するに従い、この情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Dにより生成された識別情報であることを第4クライアント端末170で判別し、これにより、認証サーバ110から送信されたものであることを特定でき、認証処理が成功したことを判別する。双方向認証が成功した場合に限り、第4クライアント端末170は認証サーバ110に対して再販売コンテンツXの購入を要求することができる。また、このとき、第4クライアント端末170は選択した利用者CのコンテンツXの再販売基準価格と同額を入札し、認証サーバ110に対して送信する。本実施例では、利用者CのコンテンツXの再販売基準価格は300円なので、これを入札価格として送信する。
認証サーバ110は、第4クライアント端末170から再販売コンテンツXの購入要求と入札価格を受信するに従い、入札価格を再販売データベース207に格納する。本実施例では、入札価格の300円を格納し、これを再販売価格として決定し、登録する。
認証サーバ110は、コンテンツXの再販売価格を登録するに従い、再販売データベース207あるいは認証データベース208を用いて再販売コンテンツXの販売が可能であるかを判別し、再販売コンテンツXの販売が可能な場合、コンテンツサーバ120に対してコンテンツXを要求する。コンテンツサーバ120は、要求のあったコンテンツXをコンテンツデータベースから選択し、コンテンツXを認証サーバ110に対して送信する。
認証サーバ110は、コンテンツサーバ120からコンテンツXを取得すると、コンテンツXの暗号化と暗号鍵dの生成を行う。コンテンツXの暗号化は、任意に決定する暗号化値と先の認証処理により特定された利用者Dの情報とを用いて行う。また、暗号鍵dの生成は、暗号化値に対応する値で生成される。認証サーバ110は、コンテンツXの暗号化と暗号鍵dの生成を行った後、これを第4クライアント端末170に対して送信する。これにより、当該コンテンツXの所有権者は認証サーバ110からクライアント端末170の利用者Dへ渡ったことになる。既に説明したように、暗号処理に使用される利用者情報には生体情報や認証鍵情報等がある。また、このとき処理した暗号情報は認証データベース208内に関連付けて登録される。
認証サーバ110は、第4クライアント端末170からの応答を受信した後、第4クライアント端末170の利用者Dの課金決済情報を生成する。認証サーバ110は再販売データベース207内に管理されているコンテンツXの再販売価格や再販売フィードバック率を取得し、これを基に課金決済情報を生成し、課金決済サーバ130に対して送信する。以上により、再販売コンテンツ購入処理プログラムは終了する。
一方、第4クライアント端末170では、受信した暗号化コンテンツXの復号を行う。暗号化コンテンツXの復号は、受信した暗号鍵dと暗号化された処理内容の情報とを用いて行う。すなわち、暗号化された処理内容が利用者Dの生体情報でされた場合には、受信した暗号鍵dと利用者Dの生体情報とを用いることにより、暗号化コンテンツXが復号できる。また、暗号化された処理内容が認証鍵Dの情報でされた場合には、受信した暗号鍵dと第4クライアント端末170で管理する認証鍵Dとを用いることにより、暗号化コンテンツXが復号できる。なお、暗号化コンテンツXを復号した後は自動的に元の暗号化コンテンツXに戻り、暗号化コンテンツXの再生処理を行う際は、その都度、暗号鍵dを用い、暗号化コンテンツXを復号することでコンテンツを再生することができる。
また、課金決済サーバ130では、認証サーバ110から課金決済情報を取得する。課金決済サーバ130は、課金決済情報を基に、再販売コンテンツXの購入を行った第4クライアント端末170の利用者Dに対して課金を行うとともに、コンテンツXの著作権者と再販売元である第3クライアント端末160の利用者Cへ対価を支払う。本実施例では、利用者CのコンテンツXの再販売基準価格は300円であり、利用者Dはこの価格で落札したので、第4クライアント端末の利用者に対して300円が課金され、30%の90円は著作権者へ、また、70%の210円は再販売元の利用者Cへ支払われる。以上により、再販売コンテンツ購入処理が終了する。
以上、本実施例のオークションモデルによれば、あるクライアント端末内で購入したコンテンツの再生を他の利用者あるいは他の端末内で防止させるとともに、不要となったコンテンツをオークション販売することができる。複数の端末の利用者がコンテンツの再販売処理を行い、同一の再販売コンテンツが複数ある場合、当該コンテンツを購入する端末の利用者は、最も安い再販売基準価格を選択することができる。結果として、コンテンツ市場を再活性化させることが期待できる。
以下、本発明の第4実施例について説明する。本実施例では再販売コンテンツ管理モデルを実施する場合について説明する。図34に示すように、本実施例の再販売コンテンツ管理モデルは、コンテンツXの著作権者が再販売コンテンツXの再販売価格を決定して認証サーバ110へ登録し、一方、認証サーバ110は第1クライアント端末140との間でコンテンツXの購入処理及びコンテンツXの再販売処理を行い、その後、第3クライアント端末160の利用者Cから再販売コンテンツXの購入処理がされた際、著作権者により登録された再販売価格を用いるものである。なお、実施例1で説明したシステム登録処理、コンテンツ購入処理については、同様にして処理を行うことができるので重複する説明は省略する。
図37を用いてコンテンツ再販売処理について説明する。コンテンツサーバ120は、当該サーバからコンテンツXが送信されたことに従い、販売済みコンテンツX情報とコンテンツXの再販売フィードバック率を認証サーバ110に対して通知する。例えば、図18に示すような、販売済みコンテンツX情報−再販売フィードバック率テーブルを認証サーバ110に対して通知する。また、コンテンツサーバ120では著作権者により決定されたコンテンツXの再販売価格を登録し、これも通知する。例えば、図35に示すような、再販売価格テーブルを認証サーバ110に対して通知する。認証サーバ110に通知された販売済みコンテンツX情報、フィードバック率、及び再販売価格は、再販売データベース207内に登録管理される。なお、これら通知の時期や登録手段は任意に行うことができるものとする。本実施例では再販売コンテンツXの再販売価格は500円で登録されたものとする。
認証サーバ110で実行されるコンテンツの再販売処理は、コンテンツ再販売処理部204内のCPU405がコンテンツ再販売処理プログラムを実行することにより処理する。第1クライアント端末140がコンテンツXの再販売処理を行う場合、コンテンツの購入処理と同様、認証処理を行うことから開始される。第1クライアント端末140は認証サーバ110から配布された認証鍵Aに関する識別情報を生成し、これを認証サーバ110に対して送信し、認証処理を要求する。
認証サーバ110では、第1クライアント端末140から送信された識別情報を受信するに従い、認証データベース208を用いて当該識別情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Aにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証要求を行った利用者Aを特定することができる。
利用者Aを特定した後、認証サーバ110では、同様に認証鍵Aに関する識別情報を生成し、第1クライアント端末140に対して送信する。第1クライアント端末140では、認証サーバ110から送信された識別情報を受信するに従い、この情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Aにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証サーバ110から送信されたものであることを特定でき、認証処理が成功したことを判別する。双方向認証が成功した場合に限り、第1クライアント端末140は認証サーバ110に対してコンテンツXの再販売を要求することができる。また、第1クライアント端末140は認証サーバ110に対してコンテンツ再販売処理後の通知をシステムに登録されている利用者が閲覧できるよう設定する。すなわち、クライアント端末140は、認証サーバ110に対して、再販売コンテンツ管理モデルを実施することを通知しておく。例えば、図36に示すような再販売目的テーブルを認証サーバ110に対して送信する。認証サーバ110は、これを受信するに従い、認証データベース208に再販売目的テーブルを関連付けて備え、コンテンツXの再販売処理後は再販売コンテンツ管理モデルを行うことを示しておくことで、再販売処理後の情報をシステムに登録されている利用者が閲覧できるように設定することができる。
認証サーバ110は、第1クライアント端末140からコンテンツXの再販売処理要求を受信するに従い、利用者Aあるいは第1クライアント端末140でのコンテンツXの利用を無効にするため、暗号化コンテンツXの復号に使用されていた暗号鍵aを無効にする不活性処理を行う。不活性処理は、認証サーバ110及び第1クライアント端末140間で通信を行う状態にし、認証データベース208の活性状態テーブルに示されている活性状態を不活性に設定することにより、ネットワークを介して第1クライアント端末140で使用されていた暗号鍵aを不活性に設定し、無効にすることができる。認証サーバ110において、暗号鍵aが不活性状態になった通知を第1クライアント端末140から受信した場合、暗号鍵aが無効になったと判別し、認証データベース208内で設定された不活性状態を登録した後、不活性処理を終了する。第1クライアント端末140では、その後、不活性状態になった暗号鍵a及び各利用者に関する情報等を用いて暗号化コンテンツXの復号処理を行っても、失敗し、コンテンツXは再生できない。以上により、当該コンテンツXの所有権者であった第1クライアント端末140の利用者Aは所有権を放棄したことになる。認証サーバ110において認証データベース208には暗号鍵aが不活性状態に設定登録され、一方、再販売データベース207には販売済みコンテンツXの再販売価格及び再販売フィードバック率が登録されている。これにより、再販売コンテンツXの販売を行うことができ、また、これに従い、認証サーバ110は再販売処理後の通知をシステムに登録されている利用者が閲覧できるよう設定する。さらに、認証サーバ110はコンテンツ再販売処理終了後に、コンテンツサーバ120に対してコンテンツXの所有権が認証サーバ110に渡ったことを通知するようにしてもよい。すなわち、コンテンツサーバ120においてコンテンツの配信数が限定されている場合、コンテンツ再販売処理終了毎にその配信数のカウントを一回分戻すことにより、配信停止されていたコンテンツの購入処理を行うことができるようにする。以上により、コンテンツ再販売処理プログラムは終了する。
つづいて図38を用いて再販売コンテンツの購入処理について説明する。認証サーバ110で実行される再販売コンテンツの購入処理は、再販売コンテンツ購入処理部205内のCPU508が再販売コンテンツ購入処理プログラムを実行することにより処理する。システムに登録している、第3クライアント端末160の利用者Cが再販売コンテンツXの情報を閲覧し、その購入処理を行う場合、コンテンツの購入処理と同様、認証処理を行うことから開始される。第3クライアント端末160は認証サーバ110から配布された認証鍵Cに関する識別情報を生成し、これを認証サーバ110に対して送信し、認証処理を要求する。
認証サーバ110では、第3クライアント端末160から送信された識別情報を受信するに従い、認証データベース208を用いて当該識別情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Cにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証要求を行った利用者Cを特定することができる。
利用者Cを特定した後、認証サーバ110では、同様に認証鍵Cに関する識別情報を生成し、第3クライアント端末160に対して送信する。第3クライアント端末160では、認証サーバ110から送信された識別情報を受信するに従い、この情報について解析処理を行う。そして、解析結果から認証鍵Cにより生成された識別情報であることを判別し、これにより、認証サーバ110から送信されたものであることを特定でき、認証処理が成功したことを判別する。双方向認証が成功した場合に限り、第3クライアント端末160は認証サーバ110に対して再販売コンテンツXの購入を要求することができる。
認証サーバ110は、第3クライアント端末160から再販売コンテンツXの購入要求を受信するに従い、再販売データベース207あるいは認証データベース208を用いて再販売コンテンツXの販売が可能であるかを判別し、再販売コンテンツXの販売が可能な場合、コンテンツサーバ120に対してコンテンツXを要求する。コンテンツサーバ120は、要求のあったコンテンツXをコンテンツデータベースから選択し、コンテンツXを認証サーバ110に対して送信する。
認証サーバ110は、コンテンツサーバ120からコンテンツXを取得すると、コンテンツXの暗号化と暗号鍵cの生成を行う。コンテンツXの暗号化は、任意に決定する暗号化値と先の認証処理により特定された利用者Cの情報とを用いて行う。また、暗号鍵cの生成は、暗号化値に対応する値で生成される。認証サーバ110は、コンテンツXの暗号化と暗号鍵cの生成を行った後、これを第3クライアント端末160に対して送信する。これにより、当該コンテンツXの所有権者は認証サーバ110からクライアント端末160の利用者Cへ渡ったことになる。既に説明したように、暗号処理に使用される利用者情報には生体情報や認証鍵情報等がある。また、このとき処理した暗号情報は認証データベース208内に関連付けて登録される。
認証サーバ110は、第3クライアント端末160からの応答を受信した後、第3クライアント端末160の利用者Cの課金決済情報を生成する。認証サーバ110は再販売データベース207内に管理されているコンテンツXの再販売価格や再販売フィードバック率を取得し、これを基に課金決済情報を生成し、課金決済サーバ130に対して送信する。以上により、再販売コンテンツ購入処理プログラムは終了する。
一方、第3クライアント端末160では、受信した暗号化コンテンツXの復号を行う。暗号化コンテンツXの復号は、受信した暗号鍵cと暗号化された処理内容の情報とを用いて行う。すなわち、暗号化された処理内容が利用者Cの生体情報でされた場合には、受信した暗号鍵cと利用者Cの生体情報とを用いることにより、暗号化コンテンツXが復号できる。また、暗号化された処理内容が認証鍵Cの情報でされた場合には、受信した暗号鍵cと第3クライアント端末160で管理する認証鍵Cとを用いることにより、暗号化コンテンツXが復号できる。なお、暗号化コンテンツXを復号した後は自動的に元の暗号化コンテンツXに戻り、暗号化コンテンツXの再生処理を行う際は、その都度、暗号鍵cを用い、暗号化コンテンツXを復号することでコンテンツを再生することができる。
また、課金決済サーバ130では、認証サーバ110から課金決済情報を取得する。課金決済サーバ130は、課金決済情報を基に、再販売コンテンツXの購入要求のあった第3クライアント端末160の利用者Cに対して課金を行うとともに、コンテンツXの著作権者と再販売元である第1クライアント端末140の利用者Aへ対価を支払う。本実施例では、コンテンツXの著作権者が再販売価格を500円と設定しているので、これが第3クライアント端末の利用者Cに対して課金され、30%の150円は著作権者へ、また、70%の350円は再販売元の利用者Aへ支払われる。以上により、再販売コンテンツ購入処理が終了する。
以上、本実施例の再販売コンテンツ管理モデルによれば、あるクライアント端末内で購入したコンテンツの再生を他の利用者あるいは他の端末内で防止させるとともに、不要となったコンテンツを再販売することができる。そして、再販売されるコンテンツの価格をコンテンツの著作権者が決定して登録し、コンテンツの再販売がされた際には、設定した再販売価格のうち所定の割合がコンテンツの著作権者に対して支払われるので、著作権者は大きな損害を受けなくてすむ。本システムを用いることにより、古くなったコンテンツや高価なコンテンツの再販売を行うことができ、コンテンツ市場を再活性化させることが期待できる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、あるクライアント端末の利用者が購入するコンテンツに対して、暗号化を行うとともに、当該コンテンツのみに使用可能な暗号鍵を生成することにより、他の利用者あるいは他の端末での使用を防止することができる。また、コンテンツを購入したクライアント端末からコンテンツの再販売処理を行い、暗号鍵を不活性状態にすることで再販売コンテンツの販売ができ、これを他の端末が購入した場合には、コンテンツサーバの著作権者と再販売元である端末にも対価が支払われる。こうしたコンテンツの再販売サービスシステムにより、古くなったコンテンツや高価なコンテンツ、さらには配信数が限定されているコンテンツ等について、市場の再活性化が期待できる。
本発明のコンテンツ再販売サービスシステムを示す全体概略構成図 認証サーバの内部構成を示すブロック図 コンテンツ購入処理部の内部構成を示すブロック図 コンテンツ再販売処理部の内部構成を示すブロック図 再販売コンテンツ購入処理部の内部構成を示すブロック図 販売データベースの内部構成を示すブロック図 コンテンツ情報‐コンテンツ販売価格テーブルを示す図 コンテンツ情報フィードバック率テーブルを示す図 再販売データベースの内部構成を示すブロック図 販売済みコンテンツ情報‐コンテンツ再販売価格テーブルを示す図 販売済みコンテンツ情報‐再販売フィードバック率テーブルを示す図 認証データベースの内部構成を示すブロック図 認証データベース内部のデータ管理例を示す図 暗号化コンテンツと暗号鍵を示す図(生体情報) 暗号化コンテンツと暗号鍵を示す図(認証鍵情報) 認証データベース内部で管理されるデータに再販売目的テーブルを関連付けた状態を示す図 本発明の一実施例で用いるコンテンツ再販売サービスシステムを示す全体概略構成図(実施例1) 販売済みコンテンツ情報‐再販売フィードバック率テーブルを示す図(実施例1) 販売済みコンテンツ情報‐コンテンツ再販売価格テーブルを示す図(実施例1) 再販売目的テーブルを示す図(実施例1) 利用者登録処理、コンテンツ購入処理を示すフロー図(実施例1) コンテンツ再販売処理を示すフロー図(実施例1) 再販売コンテンツ購入処理を示すフロー図(実施例1) 本発明の一実施例で用いるコンテンツ再販売サービスシステムを示す全体概略構成図(実施例2) 販売済みコンテンツ情報‐コンテンツ再販売基準価格テーブルを示す図(実施例2) 販売済みコンテンツ情報‐入札価格テーブルを示す図(実施例2) 再販売目的テーブルを示す図(実施例2) コンテンツ再販売処理を示すフロー図(実施例2) 再販売コンテンツ購入処理を示すフロー図(実施例2) 本発明の一実施例で用いるコンテンツ再販売サービスシステムを示す全体概略構成図(実施例3) 販売済みコンテンツ情報‐コンテンツ再販売基準価格テーブルを示す図(実施例3) コンテンツ再販売処理を示すフロー図(実施例2) 再販売コンテンツ購入処理を示すフロー図(実施例3) 本発明の一実施例で用いるコンテンツ再販売サービスシステムを示す全体概略構成図(実施例4) 販売済みコンテンツ情報‐コンテンツ再販売価格テーブルを示す図(実施例4) 再販売目的テーブルを示す図(実施例4) コンテンツ再販売処理を示すフロー図(実施例4) 再販売コンテンツ購入処理を示すフロー図(実施例4) 従来のコンテンツ送信システムを示す全体概略構成図
符号の説明
100 コンテンツ再販売サービスシステム
110 認証サーバ
120 コンテンツサーバ
130 課金決済サーバ
140〜170 クライアント端末

Claims (24)

  1. コンテンツを送信するコンテンツサーバと、
    前記コンテンツの購入を要求するコンテンツ購入端末と、
    前記コンテンツ購入端末からのコンテンツ再販売要求に従い、前記コンテンツの再販売処理を行う認証サーバと、
    前記コンテンツ再販売処理の後、再販売コンテンツの購入を要求する再販売コンテンツ購入端末とを備えたコンテンツ再販売サービスシステムであって、
    前記認証サーバは、前記コンテンツ購入端末との間で認証処理を行い、認証処理により特定される利用者に関する情報を用いて前記コンテンツを暗号化し、かつ当該暗号化コンテンツのみを復号するのに使用する暗号鍵を生成し、
    一方、前記認証サーバは、前記コンテンツ購入端末からのコンテンツ再販売要求に従い、前記暗号鍵の活性状態を無効にする前記コンテンツ再販売処理を行うことを特徴とするコンテンツ再販売サービスシステム。
  2. 前記暗号化コンテンツの復号は、前記コンテンツを購入する利用者の生体情報及び前記暗号鍵を用いて復号することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  3. 前記暗号化コンテンツの復号は、前記コンテンツを購入する前記コンテンツ購入端末または前記再販売コンテンツ購入端末で管理する認証鍵及び前記暗号鍵を用いて復号することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  4. 前記認証サーバは、前記再販売コンテンツ購入端末が再販売コンテンツを購入した後、前記再販売コンテンツ購入端末に対して再販売コンテンツの課金をするとともに前記コンテンツの著作権者及び前記コンテンツ購入端末の利用者に対して対価を支払う、課金決済情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  5. 前記コンテンツ購入端末が前記認証サーバとの間で前記コンテンツの再販売処理を行う場合、前記コンテンツ購入端末の利用者は当該再販売コンテンツの購入を要求する前記再販売コンテンツ購入端末の利用者との間で再販売価格を決定して前記認証サーバに対して登録し、前記認証サーバは前記再販売コンテンツを前記再販売コンテンツ購入端末へ送信する一方、前記再販売価格を用いて課金決済情報を生成することを特徴とする請求項1または4に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  6. 前記コンテンツ購入端末が前記認証サーバとの間で前記コンテンツの再販売処理を行い、前記認証サーバに対して複数の再販売コンテンツ購入端末の利用者から当該再販売コンテンツの購入が要求された場合、前記認証サーバは前記複数の再販売コンテンツ購入端末から入札される価格のうち最高価格を再販売価格として登録し、前記最高価格を入札した再販売コンテンツ購入端末へ前記再販売コンテンツを送信する一方、前記再販売価格を用いて課金決済情報を生成することを特徴とする請求項1または4に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  7. 前記コンテンツ購入端末が前記認証サーバとの間で前記コンテンツの再販売処理を行い、前記認証サーバにおいて当該再販売コンテンツと同一のものが複数存在する場合、前記再販売コンテンツ購入端末の利用者は、前記複数存在する再販売コンテンツのうち最も安い価格のコンテンツを選択し、前記認証サーバは前記再販売コンテンツ購入端末へ前記再販売コンテンツを送信する一方、前記最も安い再販売価格を用いて課金決済情報を生成することを特徴とする請求項1または4に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  8. 前記コンテンツ購入端末が前記認証サーバとの間で前記コンテンツの再販売処理を行う場合、当該再販売コンテンツの価格を前記コンテンツサーバが決定して前記認証サーバに対して登録し、前記認証サーバは前記再販売コンテンツを前記再販売コンテンツ購入端末へ送信する一方、前記再販売価格を用いて課金決済情報を生成することを特徴とする請求項1または4に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  9. 前記認証サーバは、
    前記コンテンツ購入処理端末との間でコンテンツの購入処理を行うコンテンツ購入処理部と、
    前記コンテンツ購入処理端末との間でコンテンツの再販売処理を行うコンテンツ再販売処理部と、
    前記再販売コンテンツ購入処理端末との間で再販売コンテンツ購入処理を行う再販売コンテンツ購入処理部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  10. 前記コンテンツ購入処理部は、
    前記コンテンツ購入処理端末からコンテンツの購入要求を受け付ける購入処理受付部と、
    前記コンテンツ購入処理端末との間で認証処理を行う認証処理部と、
    前記認証処理を行った後で前記コンテンツサーバに対してコンテンツを要求するコンテンツ要求部と、
    前記コンテンツサーバから取得したコンテンツについて暗号処理を行う暗号化部と、
    前記暗号処理された暗号化コンテンツを復号する暗号鍵を生成する暗号鍵生成部と、
    前記暗号化コンテンツ及び暗号鍵を送信する暗号化コンテンツ送信部と、
    前記コンテンツ購入処理端末の利用者に対して課金するとともに前記コンテンツサーバの著作権者に対して対価を支払う課金決済情報を生成する課金決済情報を生成する課金決済処理部とを備えることを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  11. 前記コンテンツ再販売処理部は、
    前記コンテンツ購入処理端末からコンテンツの再販売要求を受け付ける再販売処理要求受付部と、
    前記コンテンツ購入処理端末との間で認証処理を行う認証処理部と、
    前記コンテンツ購入処理端末で復号していた暗号鍵を不活性状態に設定する不活性処理部とを備えることを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  12. 前記再販売コンテンツ購入処理部は、前記再販売コンテンツ購入処理端末から再販売コンテンツの購入を受け付ける再販売購入処理受付部と、
    前記再販売コンテンツ購入処理端末との間で認証処理を行う認証処理部と、
    前記認証処理を行った後で前記コンテンツサーバに対してコンテンツを要求するコンテンツ要求部と、
    前記コンテンツサーバから取得したコンテンツについて暗号処理を行う暗号化部と、
    前記暗号処理された暗号化コンテンツを復号する暗号鍵を生成する暗号鍵生成部と、
    前記暗号化コンテンツ及び暗号鍵を送信する暗号化コンテンツ送信部と、
    前記再販売コンテンツ購入処理端末の利用者に対して課金するとともに前記コンテンツサーバの著作権者及び前記コンテンツ購入処理端末の利用者に対して対価を支払う課金決済情報を生成する課金決済処理部とを備えることを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  13. 前記認証サーバは、前記再販売コンテンツの販売処理に使用する再販売データベースを備え、前記再販売コンテンツ購入端末が再販売コンテンツを購入した場合に前記コンテンツサーバ及び前記再販売を行ったコンテンツ購入端末に対し支払われる対価の比率を管理する再販売フィードバック率テーブルと、前記再販売コンテンツの価格を管理する再販売価格テーブルとを関連付けて備えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  14. 前記再販売フィードバック率テーブルに従い、前記課金決済情報を生成することを特徴とする請求項13に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  15. 前記再販売価格テーブルに登録されるコンテンツの再販売価格は、前記コンテンツを再販売するコンテンツ購入端末により決定されることを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  16. 前記再販売価格テーブルに登録されるコンテンツの再販売価格は、オークションする場合、複数の前記再販売コンテンツ購入処理端末が入札した価格のうち最高価格のものを再販売価格とすることを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  17. 前記再販売価格テーブルに登録されるコンテンツの再販売価格は、前記コンテンツサーバにより決定されることを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  18. 前記認証サーバは、前記コンテンツ購入端末あるいは前記再販売コンテンツ購入端末との間で認証処理を行い、前記認証処理は前記各端末でそれぞれ管理されている認証鍵を用いて行うことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再販売サービスシステム
  19. 前記認証鍵は、前記コンテンツ購入端末あるいは前記再販売コンテンツ購入端末が利用者情報を登録するに従って配布されることを特徴とする請求項15に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  20. 前記認証処理は、前記認証サーバ、前記コンテンツ購入端末あるいは前記再販売コンテンツ購入端末でそれぞれの認証鍵で生成されるワンタイムIDにより相互に行うことを特徴とする請求項15に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  21. 前記コンテンツ暗号化処理において、前記暗号化コンテンツは前記認証鍵あるいは前記利用者情報を用いてコンテンツを暗号化することを特徴とする請求項15乃至17の何れかに記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  22. 前記利用者情報は、指紋、手のひら、虹彩、声紋の生体情報を含むことを特徴とする請求項18に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  23. 前記認証サーバは、前記コンテンツ購入端末あるいは前記再販売コンテンツ購入端末との認証処理を行う認証データベースを備え、前記認証データベースは、前記認証鍵を管理する認証鍵管理部と、前記利用者情報を管理する利用者情報管理部と、前記暗号鍵の暗号情報や活性状態を管理する暗号情報管理部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
  24. 前記再販売データベースへの再販売価格と再販売フィードバック率の登録、及び前記認証データベースを用いて暗号鍵の不活性処理を行った後、再販売コンテンツの販売を行うことを特徴とする請求項13または23に記載のコンテンツ再販売サービスシステム。
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