JP2006175727A - 液滴吐出制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクの吐出量や吐出タイミング等をノズルごとに任意に変更可能とする。
【解決手段】本発明に係る液滴吐出制御装置としてのインクジェットプリンタ1は、駆動パルスに基づきインクを吐出する複数のノズル2〜2と、前記駆動パルスの駆動波形を決定するためのパラメータを記憶する複数の波形パラメータ記憶部11,12と、複数の波形パラメータ記憶部11,12の中から一の波形パラメータ記憶部11,12を選択する、ノズル2〜2の数と同数の波形パラメータ選択部9〜9と、波形パラメータ選択部9〜9が選択した波形パラメータ記憶部11,12の前記パラメータに応じて前記駆動パルスの駆動波形を生成する、ノズル2〜2の数と同数の駆動波形生成部6〜6とを、備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は各種の液体を滴として吐出可能な液滴吐出制御装置に関する。
現在、液体を滴として吐出可能な液滴吐出装置が種々の技術分野で適用・応用されている。液滴吐出装置は詳しくは複数のノズルを備えており、各ノズルから各種の液滴を対象物に向けて吐出するようになっている。当該液滴吐出装置は従来からインクジェットプリンタ等の画像記録装置に好適に用いられているが、近年では、極微量の液体を所定量だけ精度よく吐出可能であるという特性から、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタや配向膜を製造するディスプレイ製造装置や、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の電極を形成する電極製造装置にも適用されている。
ところで、上記した液体吐出装置では、各ノズル同士で液滴の吐出量にばらつきがあるのは好ましくなく、インクジェットプリンタを例にすれば、画像にインクの濃度むらが現れて画質の低下を招くし、ディスプレイ製造装置を例にすれば、膜厚が不均一だったり混色が発生したりして品質の低下を招く。
このような不都合を解決する技術が特許文献1に開示されている。具体的に、特許文献1に記載の技術では、ノズルと同数のセレクタが配され、かつ、各ノズルに出力するための駆動信号の駆動波形(特許文献1中では「印字波形信号(クロック)」と記載されている。)が所定の数だけ予め準備されている。そして各セレクタが、入力された記録データ(特許文献1中では「パラレル印字データ(選択信号)」と記載されている。)に基づき予め準備された駆動波形の中から一の駆動波形を選択して、各ノズルがその選択された駆動波形の駆動信号に基づきインクを吐出するようになっている(段落番号0047〜0049,図3,図6,図7等参照)。
特開2000−158643号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、各セレクタが、予め準備された駆動波形の中から一の駆動波形を選択するという点において各ノズルに対応する駆動波形を選択することができるようになってはいるが、各セレクタに入力される記録データが全て同一であるため、各ノズルに出力される駆動信号の駆動波形も全て共通な同一形状を有している。そのため、各ノズル同士を比較すると、インクの吐出量(滴数)や吐出タイミング等の駆動波形に起因する各因子が同一であり、インクの吐出量や吐出タイミング等をノズルごとに制御することはできない。
本発明の目的は、インクの吐出量や吐出タイミング等をノズルごとに任意に変更可能な液滴吐出制御装置を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1に記載の液滴吐出制御装置は、
駆動パルスに基づき液滴を吐出する複数のノズルと、
前記駆動パルスの駆動波形を決定するためのパラメータを複数の異なる駆動波形の分だけ記憶可能な波形パラメータ記憶部と、
複数の前記波形パラメータ記憶部の中から一の前記波形パラメータ記憶部を選択する、前記ノズルの数と同数の波形パラメータ選択部と、
前記波形パラメータ選択部が選択した前記波形パラメータ記憶部の前記パラメータに応じて前記駆動パルスの駆動波形を生成する、前記ノズルの数と同数の駆動波形生成部と、
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の液滴吐出制御装置において、
前記各波形パラメータ選択部が、
前記ノズルに対応するデータに基づき前記波形パラメータ記憶部を選択することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載の液滴吐出制御装置において、
前記ノズルに対応するデータが前記液滴の吐出の有無を示すデータであることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の液滴吐出制御装置において、
前記パラメータが前記駆動パルスの駆動波形の波形幅を決定する因子であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の液滴吐出制御装置において、
前記パラメータが書換え可能であることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の液滴吐出制御装置において、
前記各駆動波形生成部の前記駆動パルスの駆動波形の生成タイミングを制御する吐出タイミング制御部を備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、
請求項6に記載の液滴吐出制御装置において、
前記ノズルの数に対応する分だけ前記ノズルに対応するデータをラッチするラッチ回路と、
前記吐出タイミング制御部で生成された信号によって、前記ラッチ回路でラッチされたデータをラッチする第2のラッチ回路と、
を備えることを特徴としている。
本発明では、各ノズルに対応してノズルの数と同数の波形パラメータ選択部及び駆動波形生成部を備えるから、複数の波形パラメータ記憶部の中から一の波形パラメータ選択部を選択してその選択した波形パラメータ記憶部のパラメータに応じて駆動パルスの駆動波形をノズルごとに生成することができる。そのため、駆動波形で定められるインクの吐出量や吐出タイミング等をノズルごとに任意に変更することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、以下に述べる第1,第2の各実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲は以下の第1,第2の各実施形態及び図示例に限定されるものではない。
以下の第1,第2の各実施形態では、本発明に係る液滴吐出制御装置をインクジェットプリンタに適用した例を示しており、液滴としてインク滴を吐出するようになっている。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態に係るインクジェットプリンタ1の要部構成を示すブロック図であって記録ヘッド2と吐出制御回路3との概略構成を示すブロック図である。
図1に示す通り、インクジェットプリンタ1は、インクを記録媒体に向けて吐出する吐出ヘッドとしての記録ヘッド2と、記録ヘッド2のインクの吐出を制御する吐出制御回路3とを、有している。
記録ヘッド2はインクを吐出するn個(「n」は複数で例えばn=128)のノズル2,2,…,2を有している。各ノズル2〜2には圧電素子等の記録素子が配されており、それら各記録素子が吐出制御回路3に接続されている。各ノズル2〜2は、吐出制御回路3から駆動パルスを受けて記録素子が駆動され、インクを滴として吐出するようになっている。
吐出制御回路3は各ノズル2〜2(の記録素子)に駆動パルスを出力して各ノズル2〜2を駆動・制御するものであり、吐出制御回路3には、記録データのシリアル−パラレル変換をおこなうシフトレジスタ4が配されている。シフトレジスタ4にはインクの吐出の有無を示すシリアル形式の「記録データ」が入力されるようになっており、シフトレジスタ4は、シリアル形式の記録データの入力を受けてそのシリアル形式の記録データをパラレル形式の記録データに変換するようになっている。
シフトレジスタ4には、シリアル−パラレル変換された記録データをラッチするラッチ回路5が接続されている。ラッチ回路5は、シリアル−パラレル変換後の記録データをノズル2〜2の数の分だけラッチするようになっている。
ラッチ回路5にはn個の第2のラッチ回路8〜8が接続されている。第2のラッチ回路8〜8はノズル2〜2と同数のn個配されており、各第2のラッチ回路8〜8がノズル2〜2と1対1で対応している。すなわち、第2のラッチ回路8〜8はノズル2〜2ごとに1つずつ配されている。
第2のラッチ回路8は、ラッチ回路5でラッチされた記録データのうちノズル2に対応する記録データをラッチするようになっている。これと同様に、その他の第2のラッチ回路8〜8も、ラッチ回路5でラッチされた記録データのうちノズル2〜2に対応する記録データをそれぞれラッチするようになっている。
データラッチ部としての各第2のラッチ回路8〜8には波形パラメータ選択部9〜9が1つずつ接続されている。波形パラメータ選択部9〜9はノズル2〜2と同数のn個配されており、各波形パラメータ選択部9〜9がノズル2〜2と1対1で対応している。すなわち、波形パラメータ選択部9〜9はノズル2〜2ごとに1つずつ配されている。
各波形パラメータ選択部9〜9には2つの波形パラメータ記憶部11,12が接続されている。各波形パラメータ記憶部11,12は、各ノズル2〜2に出力する駆動パルスの駆動波形を決定するための基本波形とそのパラメータとをそれぞれ記憶している。
具体的には、各波形パラメータ記憶部11,12には、各ノズル2〜2に出力する駆動パルスの駆動波形の基本波形が図2(a)に示す通りに予め記憶されており、各波形パラメータ記憶部11,12が図2(a)の基本波形中の各時間T〜Tをパラメータとして記憶している。特にパラメータとしての各時間T,Tは図2(a)の基本波形中の波形幅を決定する因子となっている。各波形パラメータ選択部9〜9は、第2のラッチ回路8〜8でラッチされた記録データに基づき、波形パラメータ記憶部11,12のいずれかを選択するようになっている。
なお、吐出制御回路3にはインクジェットプリンタ1の各部位を制御する制御装置(CPU)やホストコンピュータが接続可能とされており、これら制御装置やホストコンピュータの処理により、パラメータとしての各時間T〜Tが書換え可能となっている。更に本実施形態では、上記制御装置やコンピュータの処理により図2(a)の基本波形の矩形波(図2(a)中各時間T,Tに対応する波)の数が変更可能とされてもよく、当該基本波形の矩形波は、図2(a)に示す通りの2つに限らず、1つとされてもよいし、3つ以上とされてもよい。
各波形パラメータ選択部9〜9には、ノズル2〜2に出力する駆動パルスの駆動波形を生成する駆動波形生成部6〜6が1つずつ接続されている。駆動波形生成部6〜6はノズル2〜2と同数のn個配されており、各駆動波形生成部6〜6がノズル2〜2と1対1で対応している。すなわち、駆動波形生成部6〜6はノズル2〜2ごとに1つずつ配されている。
各駆動波形生成部6〜6には増幅/バッファ回路7〜7が1つずつ接続されている。増幅/バッファ回路7〜7はノズル2〜2と同数のn個配されており、各増幅/バッファ回路7〜7がノズル2〜2と1対1で対応している。すなわち、増幅/バッファ回路7〜7はノズル2〜2ごとに1つずつ配されている。
n個の第2のラッチ回路8〜8と駆動波形生成部6〜6とには吐出タイミング制御部10が接続されており、当該吐出タイミング制御部10が、各第2のラッチ回路8〜8のラッチ動作と駆動波形生成部6〜6による駆動波形の生成開始のタイミングとを制御するようになっている。
次に、インクジェットプリンタ1のインクの吐出動作及びその動作に伴う各部の作用について説明する。
記録ヘッド2の各ノズル2〜2からのインクの吐出に際して、シリアル形式の記録データがシフトレジスタ4に入力され、シフトレジスタ4が、シリアル形式の記録データをノズル2〜2の数に対応するパラレル形式の記録データに変換する。
その後、シフトレジスタ4の記録データがラッチ回路5に出力され、ラッチ回路5が、シリアル−パラレル変換済みの記録データをノズル2〜2の数に対応する分だけラッチする。
その後、吐出タイミング制御部10から各第2のラッチ回路8〜8にラッチ信号が出力され、ラッチ回路5の記録データがラッチ回路5から第2のラッチ回路8〜8に出力される。これにより、各第2のラッチ回路8〜8が、ラッチ回路5でラッチされた記録データのうちノズル2〜2に対応する記録データをラッチする。
具体的には、第2のラッチ回路8は、ラッチ回路5でラッチされた記録データのうちノズル2に対応する記録データをラッチし、これと同様に、その他の第2のラッチ回路8〜8が、ラッチ回路5でラッチされた記録データのうちノズル2〜2に対応する記録データをそれぞれラッチする。
各第2のラッチ回路8〜8が記録データをラッチするタイミングは、吐出タイミング制御部10が出力するラッチ信号に同期するものであり、吐出タイミング制御部10によって第2のラッチ回路8〜8ごとにそれぞれ制御されている。例えば、第2のラッチ回路8にラッチ信号が入力された後に第2のラッチ回路8にラッチ信号が入力された場合には、第2のラッチ回路8は第2のラッチ回路8に遅れて記録データをラッチするし、逆に、第2のラッチ回路8にラッチ信号が入力される前に第2のラッチ回路8にラッチ信号が入力された場合には、第2のラッチ回路8は第2のラッチ回路8より先に記録データをラッチする。
その後、各第2のラッチ回路8〜8の記録データが波形パラメータ選択部9〜9にそれぞれ出力され、各波形パラメータ選択部9〜9が、入力された記録データ(各第2のラッチ回路8〜8から出力された記録データ)に基づき、波形パラメータ記憶部11,12のいずれか一方を波形パラメータ選択部9〜9ごとに別々に選択する。
具体的には、波形パラメータ選択部9には第2のラッチ回路8の記録データが入力され、当該波形パラメータ選択部9は、その入力された記録データに基づき波形パラメータ記憶部11,12のいずれかを選択する。これと同様に、その他の波形パラメータ選択部9〜9には第2のラッチ回路8〜8の記録データが入力され、各波形パラメータ選択部9〜9は、それら入力された記録データに基づき波形パラメータ記憶部11,12のいずれかを波形パラメータ選択部9〜9ごとに別々に選択する。
各波形パラメータ選択部9〜9が波形パラメータ記憶部11,12のいずれかを選択した状態において、吐出タイミング制御部10が駆動波形の生成を開始する旨の開始信号を各駆動波形生成部6〜6に出力したら、各駆動波形生成部6〜6は、それに接続された波形パラメータ選択部9〜9が選択したパラメータの値で、ノズル2〜2に出力する駆動パルスの駆動波形を生成する。
具体的には、駆動波形生成部6は、波形パラメータ選択部9が選択したパラメータの値で、ノズル2に出力する駆動パルスの駆動波形を生成する。これと同様に、その他の駆動波形生成部6〜6は、波形パラメータ選択部9〜9が選択したパラメータの値で、ノズル2〜2に出力する駆動パルスの駆動波形をそれぞれ生成する。
例えば、波形パラメータ記憶部11が各時間T〜TとしてT=T=10μsec,T=30μsec,T=T=0secと記憶し、かつ、波形パラメータ記憶部12が各時間T〜TとしてT=T=T=10μsec,T=5μsec,T=15μsecと記憶している場合において、波形パラメータ選択部9は、一方の波形パラメータ記憶部11のパラメータを選択したらノズル2に出力する駆動パルスの駆動波形として図2(b)に示すような駆動波形を生成するし、他方の波形パラメータ記憶部12のパラメータを選択したらノズル2に出力する駆動パルスの駆動波形として図2(c)に示すような駆動波形を生成する。
なお、各駆動波形生成部6〜6が駆動波形を生成するタイミングは、吐出タイミング制御部10が出力する開始信号に同期するものであり、吐出タイミング制御部10によって駆動波形生成部6〜6ごとにそれぞれ制御されている。例えば、駆動波形生成部6に開始信号が入力された後に駆動波形生成部6に開始信号が入力された場合には、駆動波形生成部6は駆動波形生成部6に遅れて駆動波形を生成するし、逆に、駆動波形生成部6に開始信号が入力される前に駆動波形生成部6に開始信号が入力された場合には、駆動波形生成部6は駆動波形生成部6より先に駆動波形を生成する。
各駆動波形生成部6〜6が駆動パルスの駆動波形を生成したら、当該駆動波形は各増幅/バッファ回路7〜7に入力されて駆動パルスとされ、各ノズル2〜2に出力される。そして各ノズル2〜2(の記録素子)がそれに対応する駆動パルスを受けて当該駆動パルスに基づきインクを滴として吐出する。
なお、各波形パラメータ選択部9〜9に入力される記録データには、インクを吐出しない旨の記録データも含まれ、波形パラメータ選択部9〜9は当該記録データが入力された場合には波形パラメータ記憶部11,12の選択はおこなわず、それに対応するノズル2〜2には駆動パルスが出力されないようになっている。
以上の本実施形態では、各ノズル2〜2に対応してノズル2〜2の数と同数の波形パラメータ選択部9〜9及び駆動波形生成部6〜6を備えるから、2つの波形パラメータ記憶部11,12の中からいずれか一方の波形パラメータ選択部11,12を選択してその選択した波形パラメータ記憶部11,12のパラメータの値に応じて駆動パルスの駆動波形をノズル2〜2ごとに生成することができる。そのため、駆動波形で定められるインクの吐出量や吐出タイミング等をノズル2〜2ごとに任意に変更することができる。
[第2の実施形態]
図3は第2の実施形態に係るインクジェットプリンタ1の要部構成を示すブロック図である。
第2の実施形態に係るインクジェットプリンタ1は上記第1の実施形態に係るそれと略同様の構成を有しているが、下記の点で異なっており、それ以外の構成・作用は上記第1の実施形態と同様となっている。以下では第1の実施形態に係るインクジェットプリンタ1と異なる点について説明する。
本実施形態では、波形パラメータ記憶部11,12のいずれかの選択を指示する波形パラメータ選択信号出力部13が設けられており、当該波形パラメータ選択信号出力部13が各波形パラメータ選択部9〜9に接続されている。
波形パラメータ選択信号出力部13は、各波形パラメータ選択部9〜9に対して波形パラメータ記憶部11,12の選択を指示する旨の選択信号を出力するようになっており、各波形パラメータ選択部9〜9が当該選択信号に基づき波形パラメータ記憶部11,12のいずれかを選択するようになっている。
すなわち、本実施形態では、各波形パラメータ選択部9〜9が、第2のラッチ回路8〜8の記録データに基づいて波形パラメータ記憶部11,12のいずれかを選択するのではなく、波形パラメータ選択信号出力部13の選択信号に基づいて波形パラメータ記憶部11,12のいずれかを選択するようになっており、この点で上記第1の実施形態と大きく異なっている。
なお、波形パラメータ選択信号出力部13にはインクジェットプリンタ1の各部位を制御する制御装置(CPU)やホストコンピュータが接続可能とされており、これら制御装置やホストコンピュータの処理により、選択信号の内容(波形パラメータ記憶部11を選択するのか又は波形パラメータ選択部12を選択するのかを示す。)が書換え可能となっている。
なお、本発明は上記の第1,第2の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の改良及び設計変更をおこなってもよい。
例えば、波形パラメータ記憶部11,12以外にもこれと同様の波形パラメータ記憶部を適宜増設して各波形パラメータ選択部9〜9がこれら波形パラメータ記憶部の中から一の波形パラメータ記憶部を選択するようにしてもよい。
また、一の波形パラメータ記憶部11(又は12)に対し、ノズル2〜2の数に対応する分のパラメータ(ノズル2〜2の数と同じでもよいし、それより多くてもよいし、それより少なくてもよい。)を記憶させ、各波形パラメータ選択部9〜9がこれらパラメータの中から各ノズル2〜2に対応するパラメータを選択するような構成としてもよい。
第1の実施形態に係るインクジェットプリンタ1の要部構成を示すブロック図である。 駆動パルスの駆動波形の基本波形を示す図面である。 第2の実施形態に係るインクジェットプリンタ1の要部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ(液滴吐出制御装置)
2 記録ヘッド(吐出ヘッド)
3 吐出制御回路
4 シフトレジスタ
5 ラッチ回路
〜6 駆動波形生成部
〜7 増幅/バッファ回路
〜8 第2のラッチ回路(データラッチ部)
〜9 波形パラメータ選択部
11,12 波形パラメータ記憶部
13 波形パラメータ選択信号出力部

Claims (7)

  1. 駆動パルスに基づき液滴を吐出する複数のノズルと、
    前記駆動パルスの駆動波形を決定するためのパラメータを複数の異なる駆動波形の分だけ記憶可能な波形パラメータ記憶部と、
    複数の前記波形パラメータ記憶部の中から一の前記波形パラメータ記憶部を選択する、前記ノズルの数と同数の波形パラメータ選択部と、
    前記波形パラメータ選択部が選択した前記波形パラメータ記憶部の前記パラメータに応じて前記駆動パルスの駆動波形を生成する、前記ノズルの数と同数の駆動波形生成部と、
    を備える液滴吐出制御装置。
  2. 請求項1に記載の液滴吐出制御装置において、
    前記各波形パラメータ選択部が、
    前記ノズルに対応するデータに基づき前記波形パラメータ記憶部を選択することを特徴とする液滴吐出制御装置。
  3. 請求項2に記載の液滴吐出制御装置において、
    前記ノズルに対応するデータが前記液滴の吐出の有無を示すデータであることを特徴とする液滴吐出制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の液滴吐出制御装置において、
    前記パラメータが前記駆動パルスの駆動波形の波形幅を決定する因子であることを特徴とする液滴吐出制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の液滴吐出制御装置において、
    前記パラメータが書換え可能であることを特徴とする液滴吐出制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の液滴吐出制御装置において、
    前記各駆動波形生成部の前記駆動パルスの駆動波形の生成タイミングを制御する吐出タイミング制御部を備えることを特徴とする液滴吐出制御装置。
  7. 請求項6に記載の液滴吐出制御装置において、
    前記ノズルの数に対応する分だけ前記ノズルに対応するデータをラッチするラッチ回路と、
    前記吐出タイミング制御部で生成された信号によって、前記ラッチ回路でラッチされたデータをラッチする第2のラッチ回路と、
    を備えることを特徴とする液滴吐出制御装置。
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