JP2006175462A - トラフ用蓋固定部材、トラフ及びトラフ用蓋固定部材の着脱方法 - Google Patents

トラフ用蓋固定部材、トラフ及びトラフ用蓋固定部材の着脱方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006175462A
JP2006175462A JP2004369924A JP2004369924A JP2006175462A JP 2006175462 A JP2006175462 A JP 2006175462A JP 2004369924 A JP2004369924 A JP 2004369924A JP 2004369924 A JP2004369924 A JP 2004369924A JP 2006175462 A JP2006175462 A JP 2006175462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trough
fixing member
side plate
lid fixing
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004369924A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4865215B2 (ja
Inventor
Yutaka Furukawa
裕 古川
Norio Kishi
則男 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2004369924A priority Critical patent/JP4865215B2/ja
Publication of JP2006175462A publication Critical patent/JP2006175462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4865215B2 publication Critical patent/JP4865215B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

【課題】トラフを壁面に寄せて配置した場合等にもトラフ本体の開口に被せたトラフ用蓋をトラフ本体に容易かつ確実に固定することができ、固定した後には取り外し方法が容易に察知されないトラフ用蓋固定部材及びトラフを提供することを目的とする。
【解決手段】 底壁部と2つの側壁部とから成るトラフ本体と前記トラフ本体に載置するトラフ用蓋と前記トラフ本体に前記トラフ用蓋を固定するトラフ用蓋固定部材とから成るトラフであって、前記トラフ用蓋固定部材は天板部と2つの側板部とから成り、2つの前記側板部は前記トラフ本体の2つの前記側壁部を挟める間隔を有しており、前記側板部には前記トラフ本体の前記側壁部に設けられた係止部に係止される板バネ部が形成されていることを特徴とするトラフ用蓋固定部材及びトラフである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、上方が開口しているトラフ本体と、該トラフ本体の開口を塞ぐトラフ用蓋とからなる、例えば鉄道の線路脇等に布設されて、その内部に通信用ケーブルや電力ケーブル等が収納されるトラフに使用されるトラフ蓋固定用部材に関するものである。
鉄道の線路脇等に布設されて、その内部に通信用ケーブルや電力ケーブル等が収納されるトラフは、左右の側壁部と底壁部とを有し上方が開口しているトラフ本体と、該トラフ本体の開口を塞ぐトラフ用蓋とからなっている。
このトラフを、例えば鉄道の線路に沿って線路脇に布設する場合、従来はコンクリート製トラフを使用することが多かった。
しかしながら最近では、この重いコンクリート製のトラフに代えて、軽量で布設作業が行い易い合成樹脂製のトラフが使用されるようになってきている。またこの合成樹脂として、例えばプラスチック製品の廃材から再生した再生プラスチック、すなわちリサイクルプラスチックも度々使用されるようになって来ている。この種のものとして、例えば所定長さの合成樹脂製のトラフ同士を、その端部で接続しながら長手方向に延長していくものが知られている(特許文献1)。
この特許文献1に記載のトラフのトラフ本体は、前述したように合成樹脂製で、その形状は、左右の側壁部と底壁部とからなり上方が開口する断面略U字状をしている。
特開2000−55240号公報
トラフ本体及びトラフ用蓋がコンクリート製であった場合には、トラフ用蓋が重いため、トラフ本体に載置したトラフ用蓋が風等で動いたり、吹き飛ばされたりする恐れが少なかった。そのためトラフ本体とトラフ用蓋とを、敢えてトラフ用蓋が飛ばないように固定する必要はあまりなかった。
ところがトラフ本体及びトラフ用蓋を合成樹脂で形成した場合には、合成樹脂が軽量のため、両者をなんらかの方法で固定しないとトラフ用蓋が風等で飛ばされたり、トラフ本体から外れたりする恐れがある。
そこで本願発明者は先に、図9に示すようなトラフ本体と該トラフ本体の開口に載置したトラフ用蓋とを容易かつ確実に固定でき、また必要に応じて長いトラフのどの位置でもトラフ用蓋を容易に開けることのできるトラフ固定用クリップ30を提案した(特願2003−327030)。このトラフ固定用クリップ30は、トラフ本体の側壁部に設けられた突起を把持する内側に付勢された断面略U字状の板バネ31と、一端が前記板バネ31に係止され他端が前記トラフ用蓋に設けられた係止部に係止されるフック32とからなるものである。
このトラフ固定用クリップ30によれば、トラフ本体と該トラフ本体に載置したトラフ用蓋とを、単に板バネ31とフック32からなるクリップという簡単な構造の部品で、しかも板バネ31をトラフ本体側壁部の突起に係止させ、フック32をトラフ用蓋に設けられている係止部に係止するだけで容易に固定できる。
しかし、このトラフ固定用クリップ30を使用したところ、トラフを壁面に寄せて配置したり、トラフとトラフを並列に隙間無く並べた場合にはフック32の開閉用のスペースを十分に取れず、トラフ固定用クリップ30を取り付け難いという懸念が生じた。また、見た目に開閉方法が容易に察知でき、悪意を持った者等がトラフ用蓋を容易に開閉できてしまうという懸念が生じた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、トラフを壁面に寄せて配置した場合等にもトラフ本体の開口に被せたトラフ用蓋をトラフ本体に容易かつ確実に固定することができ、固定した後には取り外し方法が容易に察知されないトラフ用蓋固定部材及びトラフを提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく本発明の請求項1及び4に記載のトラフ用蓋固定部材及びトラフは、底壁部と2つの側壁部とから成るトラフ本体と前記トラフ本体に載置するトラフ用蓋と前記トラフ本体に前記トラフ用蓋を固定するトラフ用蓋固定部材とから成るトラフ用蓋固定部材及びトラフであって、前記トラフ用蓋固定部材は天板部と2つの側板部とから成り、2つの前記側板部は前記トラフ本体の2つの前記側壁部を挟める間隔を有しており、前記側板部には前記トラフ本体の前記側壁部に設けられた係止部に係止される板バネ部が形成されていることを特徴とするものである。
このようにしてなるトラフ用蓋固定部材及びトラフにおいては、トラフ用蓋固定部材は2つの側板部がトラフ本体をすっぽり覆う間隔に配置されており、トラフ本体に載置したトラフ用蓋の上方からトラフ本体を覆うようにして装着させるので、トラフが壁面に寄せられていたり、複数のトラフを並行に並べた等で幅方向のスペースが確保できない場合でも、トラフ用蓋固定部材を装着することができる。また、バックル等を使用せずにトラフをすっぽり覆っているので、トラフ用蓋固定部材の取り外し方法が容易に察知されない。従って、悪意を持った者等がトラフ用蓋を容易に開口してトラフ内部のケーブルを切断してしまう等の懸念が生じ難い。
更には、板バネを用いているため、トラフ用蓋固定部材の装着時にはトラフ用蓋固定部材をトラフ用蓋の上方にセットした後に天板を比較的小さな力で押せば、板バネ部がトラフ本体及びトラフ用蓋の側壁部等に押されて圧縮され、トラフ本体にトラフ用固定部材を容易に嵌めることができる。また、トラフ本体の係止部を通過して板バネ部の形状が元に戻った後は、板バネ部がトラフ本体の係止部に引っかかって、引き抜こうとしても引き抜くことができずトラフ本体からトラフ用蓋を簡単には外せない。
更に、前記目的を達成すべく本発明の請求項2及び5に記載のトラフ用蓋固定部材及びトラフは、上述のトラフ用蓋固定部材において、板バネ部を側板部の内側に形成し、且つ、前記天板部と前記側板部の接続部近傍にガイド孔を設けたものである。
このようにしてなるトラフ用蓋固定部材においては、板バネ部が側板部の内側に形成され、且つ、前記天板部と前記側板部の接続部近傍にガイド孔が設けられているため、操作棒等を用いることにより、ガイド孔に操作棒を挿入して操作棒を内側へ傾ければ、テコの原理によって容易に側板部が外側へ広がり、板バネ部をトラフ本体の係止部から外すことができる。その状態でトラフ用蓋固定部材を上方に引き上げて取り除けば、容易にトラフ用蓋をトラフ本体から取り外すことができる。
また、請求項3及び6に記載のトラフ用蓋固定部材は、折り曲げ一体成形された金属板である。このようにして成るトラフ用蓋固定部材は、1枚の金属製板を折り曲げて孔開け加工するだけなので、作製が容易でコストがかからない。
以上のように本願発明によれば、トラフを壁面に寄せて配置した場合等にもトラフ本体の開口に被せたトラフ用蓋をトラフ本体に容易かつ確実に固定することができ、固定した後には取り外し方法が容易に察知されないトラフ用蓋固定部材及びトラフを提供することができる。
以下に本願発明のトラフ用蓋固定部材の第一の実施例を図1〜図3を用いて詳細に説明する。
図1は本願発明に係るトラフ10のトラフ本体11及びトラフ用蓋12の一例を示す斜視図である。図1に示すように、このトラフ10は底壁部21と左右の側壁部22、22とを有し、上方が開口しているトラフ本体11と、該トラフ本体11の開口を塞ぐトラフ用蓋12とからなっている。そして前記トラフ本体11の左右の側壁部22、22の外面上部には係止部23、23が各々設けられている。
図2は本発明の第一の実施形態に係るトラフ用蓋固定部材1の斜視図である。図2に示すトラフ用蓋固定部材1は、幅42mm、厚さが1.5mmの1枚のステンレス製板を折り曲げ加工したもので、天板部2と2つの側板部3とを有する断面コ字状体であり、2つの側板部3は図1に示したトラフ10をすっぽり覆える間隔に形成されている。また、2つの側板部3の先端は内角が15度となるように内側に折り曲げて板バネ部4を形成しており、この板バネ部4はトラフ用蓋固定部材1を図1に示したトラフ10に装着した時にトラフ本体11の側壁部22に設けられた係止部23に係止できる位置に形成されている。更に、天板部2と側板部3の接合部にはそれぞれ長さ方向10mmの天板部に3mm及び側板部に3mmに亘る切り欠け状のガイド孔5が1つずつ、計2つ設けられている。
図1のトラフ用蓋12を図2のトラフ用蓋固定部材1を用いてトラフ本体11に固定させる場合には、先ず、トラフ本体11を布設後このトラフ11内にケーブル類(図示しない)を収納し、その開口にトラフ用蓋12を載置する。しかる後図3に示すように、トラフ用蓋固定部材1の2つの側板部3でトラフ本体11の2つの側壁部22を挟むようにしてトラフ用蓋固定部材1をトラフ用蓋12の上方から被せ、板バネ部3を圧縮させながらトラフ本体11の側壁部22に設けた係止部23の下方に押し込む。板バネ部4がトラフ本体11の側壁部22に設けた係止部23の下側まで入り込むと、トラフ本体11の側壁部22の圧縮から開放されて板バネ部4が元の形状に戻り、その後は係止部23に係止されて引き抜けなくなる。以上のようにして、極めて容易にトラフ本体11とトラフ用蓋12とを固定することができる。尚、トラフ本体11を壁面に寄せ、開口にトラフ用蓋12を載置した状態でトラフ用蓋固定部材1を装着してみたところ、幅方向のスペースが無くても問題なく装着できた。
一方、図3に示すようなトラフ本体11とトラフ用蓋12とをトラフ用蓋固定部材1にて固定した状態からトラフ用蓋固定部材1及びトラフ用蓋12を取り外す方法について図4を用いて説明する。トラフ用蓋固定部材1を取り外す場合には、天板部2と側板部3との接合部に設けられたガイド孔5に、例えばマイナスドライバを挿入する。図4に示したトラフ用蓋固定部材1の場合は、2つの側板部3の接合部にそれぞれ1つずつガイド孔5が設けられているので、2本のマイナスドライバを用いる。マイナスドライバをガイド孔5に挿入したら、2本のマイナスドライバを互いの上方が近づくようにして内側に傾け、マイナスドライバの先端をトラフ用蓋固定部材1の側板部3の内側に当接させる。更にマイナスドライバを内側に傾けると、各ガイド孔5の天板部2の内側エッジ部6にも当接する。この状態から更にマイナスドライバを内側に傾けると、エッジ部6が支点となって、テコの原理により容易にトラフ用蓋固定部材1の側板部3が外側に広がる。
トラフ用蓋固定部材1の側板部3を外側に広げることにより、板バネ部4がトラフ本体10の側壁部22に設けられた係止部23から外れたら、そのままトラフ用蓋固定部材1を上方に持ち上げればトラフ用蓋固定部材1がトラフ本体11から外れる。すなわち、トラフ用蓋12をトラフ本体11から取り外すことができる。
尚、本発明の第一の実施形態に係るトラフ用蓋固定部材1においては、幅が42mm、厚さ1.5mmの細長のステンレス製板を折り曲げ加工したが、厚さと幅をいろいろ変えてトラフ用蓋固定部材1を作製してみた所、厚さを1mm以上にすると、幅に関わらず汎用の工具等での切断が困難になり、好ましいことがわかった。
次に本願発明の第二の実施例について説明する。第二の実施例が第一の実施例と異なる点は、板バネ部4がトラフ用蓋固定部材1の側板部3を内側に折り曲げ加工したものではなく、別部材にて形成した板バネ部4を側板部3に固定したことである。図5に本願発明の第二の実施例に係るトラフ用蓋固定部材1の断面形状を示す。例えば既設のトラフ本体11に所望の係止部23が形成されていない場合でも、そのトラフ本体11の側壁部22の外側に板バネ部4を係止させることができる段差部等があれば、トラフ用蓋固定部材1の側板部3にそのトラフ本体11の段差部に対応する位置に板バネ部4を設けてあげれば良い。尚、図5に示したトラフ用蓋固定部材1の着脱方法は第一の実施例のトラフ用蓋固定部材1の着脱方法と同じであるため説明は省略する。
本願発明の第三の実施例を図6に示す。第三の実施例は、第一の実施例において、ガイド孔5を側板部3の外面に形成された半円錐状の孔としたことである。第三の実施例に係るトラフ用蓋固定部材1の装着方法は第一の実施例の装着方法と同じであるため、説明を省略する。本実施例において、トラフ本体11及びトラフ用蓋12からトラフ用蓋固定部材1を取り外す場合は、トラフ用蓋固定部材1の側板部に設けた半円錐状のガイド孔5にマイナスドライバ等の操作棒体を挿入し、天板部2と側板部3との接合部を支点としてテコの原理を用いて側板部3を広げる。以下、第一の実施例と同様にしてトラフ本体11及びトラフ用蓋12からトラフ用蓋固定部材1を取り外す。
更に、図7に本願発明の第四の実施例に係るトラフ用蓋固定部材1の断面形状を示す。第四の実施例に係るトラフ用蓋固定部材1では、側板部3の内側に先に行くに従って厚さが薄くなるようなテーパー状の段差を形成した。図7に示すトラフ用蓋固定部材1をトラフ本体11に装着する場合には、前述のトラフ用蓋固定部材1と同様に、2つの側板部3でトラフ本体11を挟み込むようにして被せ、天板部2を押しながらトラフ用蓋固定部材1を下方まで嵌め込む。ここで、本実施例に係るトラフ用蓋固定部材1を押し込んでいくと、テーパーに沿って側板部3が広がり、更に押し込んでいってテーパーの終端部がトラフ本体11の係止部23を通過すると、側板部3が側圧から開放されて元の位置に戻ると共にテーパーの終端がトラフ本体11の係止部23に係止される。つまり、本実施例の場合には側板部3そのものが板バネ部4の機能を果たしている。尚、本実施例に係るトラフ用蓋固定部材1を取り外す場合は前述と同じ方法にて行う。
更に、本願に係るトラフ用蓋固定部材1の別の実施例としては、トラフ用蓋12の上を人間等が歩行する必要がない場合に、ガイド孔5の代わりに上側に側板把持部7を設けたものである。本願発明の第五の実施例を図8に示す。図8では、側板部を天板部2の上方まで形成することで、側板把持部7とした。図8のトラフ用蓋固定部材1を取り外す場合には、マイナスドライバ等の操作棒体を使用する必要はなく、天板部2の上方に突き出た側板把持部7を手で持ち、側板把持部7を内側へ倒して側板部3を外側へ広げ、板バネ部4を係止部23から外してトラフ用蓋固定部材1をトラフ本体11及びトラフ用蓋12から外す。
更に、トラフ用蓋12を取り外す必要がほとんどない場合には、板バネ部4を形成する位置を側板部3の内側に限定する必要がなく、例えばトラフ本体11に形成された係止部23がリング状である場合には、板バネ部4を側板部3の外側や側面に形成しても良いし、周方向に縮径するバネ等にしても良い。
また、本実施例に示したトラフ用蓋固定部材1はいずれも1枚のステンレス製板を折り曲げ加工したものであるが、材質はステンレスに限定されず、鋼板等でも良い。また、板の厚さも1.5mmに限定されず、材料及び適用するトラフ1の大きさ等に応じて適宜設定すれば良い。
また、ガイド孔5の形状も本実施例に記載した形状に限定されない。操作棒体を挿入した時に、テコの原理等により側板部3を容易に広げられる位置に形成されていれば、例えば、天板部2のみに係り側板部3には係らないガイド孔5等でも良い。
以上のように本願発明によれば、トラフを壁面に寄せて配置した場合等にもトラフ本体の開口に被せたトラフ用蓋をトラフ本体に容易かつ確実に固定することができ、固定した後には取り外し方法が容易に察知されないトラフ用蓋固定部材を提供することができる。
本発明に係るトラフの一部の一例を示す一部斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係るトラフ用蓋固定部材の斜視図である。 図2に示すトラフ用蓋固定部材を適用した本発明に係るトラフを示す斜視図である。 本発明に係るトラフ用蓋固定部材の取り外し方法について説明した斜視図である。 本発明の第二の実施形態に係るトラフ用蓋固定部材の横断面図である。 本発明の第三の実施形態に係るトラフ用蓋固定部材の斜視図である。 本発明の第四の実施形態に係るトラフ用蓋固定部材の横断面図である。 本発明の第五の実施形態に係るトラフ用蓋固定部材の横断面図である。 先願に係るトラフ固定用クリップの一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 トラフ用蓋固定部材
2 天板部
3 側板部
4 板バネ部
5 ガイド孔
6 エッジ部
7 側板把持部
10 トラフ
11 トラフ本体
12 トラフ用蓋
20 トラフ固定用クリップ
21 底壁部
22 側壁部
23 係止部

Claims (8)

  1. 底壁部と2つの側壁部とを有し上方が開口しているトラフ本体と前記トラフ本体の開口を覆うトラフ用蓋とから成る合成樹脂製のトラフの前記トラフ本体に前記トラフ用蓋を固定するトラフ用蓋固定部材であって、前記トラフ用蓋固定部材は天板部と2つの側板部とから成り、2つの前記側板部は前記トラフ本体の2つの前記側壁部を挟める間隔を有しており、前記側板部には前記トラフ本体の前記側壁部に設けられた係止部に係止される板バネ部が形成されていることを特徴とするトラフ用蓋固定部材。
  2. 前記トラフ用蓋固定部材において、前記板バネ部は前記側板部の内側に形成されており、且つ、前記天板部と前記側板部の接続部近傍にはガイド孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトラフ用蓋固定部材。
  3. 前記トラフ用蓋固定部材は折り曲げ一体成形された金属板であることを特徴とする請求項1ないし2に記載のトラフ用蓋固定部材。
  4. 底壁部と2つの側壁部とから成るトラフ本体と前記トラフ本体に載置するトラフ用蓋と前記トラフ本体に前記トラフ用蓋を固定するトラフ用蓋固定部材とから成るトラフにおいて、前記トラフ用蓋固定部材は天板部と2つの側板部とから成り、2つの前記側板部は前記トラフ本体の2つの前記側壁部を挟める間隔を有しており、前記側板部には前記トラフ本体の前記側壁部に設けられた係止部に係止される板バネ部が形成されていることを特徴とするトラフ。
  5. 前記板バネ部は前記側板部の内側に形成されており、且つ、前記天板部と前記側板部の接続部近傍にはガイド孔が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のトラフ。
  6. 前記トラフ用蓋固定部材は折り曲げ一体成形された金属板であることを特徴とする請求項4ないし5に記載のトラフ。
  7. 底壁部と2つの側壁部とを有し上方が開口しているトラフ本体の上方に載置したトラフ用蓋を固定するためのトラフ用蓋固定部材の着脱方法であって、天板部と2つの側板部とから成り、2つの前記側板部は前記トラフ本体の2つの前記側壁部を挟める間隔を有し、前記側板部には前記トラフ本体の前記側壁部に設けられた係止部に係止される板バネ部が形成されているトラフ用蓋固定部材を、前記トラフ用蓋の上方から前記板バネ部を前記トラフ蓋及び前記トラフ本体にて圧縮しながら嵌めこみ、前記板バネ部を前記トラフ本体の前記側壁部に形成された前記係止部に係止させて装着することを特徴とするトラフ用蓋固定部材の着脱方法。
  8. トラフ本体にトラフ用蓋を固定させたトラフ用蓋固定部材の着脱方法において、天板部と2つの側板部とから成り、2つの前記側板部は前記トラフ本体の2つの前記側壁部を挟める間隔に形成されており、前記側板部の下端には前記トラフ本体の前記側壁部に設けられた係止部に係止される内向きの板バネ部が形成されており、且つ、前記天板部と前記側板部の接続部近傍にガイド孔が設けられているトラフ用蓋固定部材の前記ガイド孔に操作棒体を挿入し、前記操作棒体の一部を前記トラフ本体の前記側壁部に、他の一部を前記ガイド孔内側のエッジ部に当接させ、前記操作棒体を幅方向内側に傾斜させることにより前記エッジ部が支点となって前記トラフ用蓋固定部材の前記側板部が外側に押し広げられ、前記板バネ部が前記トラフ本体の前記側壁部に設けられた前記係止部から外れた状態で前記トラフ用蓋固定部材を上方へ除去することを特徴とするトラフ用蓋固定部材の着脱方法。
JP2004369924A 2004-12-21 2004-12-21 トラフ用蓋固定部材とトラフの固定構造及びトラフ用蓋固定部材の着脱方法 Active JP4865215B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004369924A JP4865215B2 (ja) 2004-12-21 2004-12-21 トラフ用蓋固定部材とトラフの固定構造及びトラフ用蓋固定部材の着脱方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004369924A JP4865215B2 (ja) 2004-12-21 2004-12-21 トラフ用蓋固定部材とトラフの固定構造及びトラフ用蓋固定部材の着脱方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006175462A true JP2006175462A (ja) 2006-07-06
JP4865215B2 JP4865215B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=36730051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004369924A Active JP4865215B2 (ja) 2004-12-21 2004-12-21 トラフ用蓋固定部材とトラフの固定構造及びトラフ用蓋固定部材の着脱方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4865215B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011104863A1 (ja) 2010-02-26 2011-09-01 古河電気工業株式会社 トラフと蓋との固定構造、トラフと蓋との固定方法
CN103357844A (zh) * 2012-03-26 2013-10-23 卓然(靖江)设备制造有限公司 一种新型离心铸造管模自动锁紧端盖
EP3291392B1 (en) * 2016-09-01 2021-07-14 Unex Aparellaje Electrico S.L. Cable tray

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103357842A (zh) * 2012-03-26 2013-10-23 卓然(靖江)设备制造有限公司 一种新型离心铸造型筒自动锁紧端盖

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843713B1 (ja) * 1969-05-24 1973-12-20
JPS6192130A (ja) * 1984-10-11 1986-05-10 関西電力株式会社 電源装置
JPS62115726A (ja) * 1985-11-14 1987-05-27 Nec Kansai Ltd 半導体製造装置
JPH06121440A (ja) * 1992-10-09 1994-04-28 Aron Kasei Co Ltd ケーブルトラフ
JPH10164723A (ja) * 1996-11-25 1998-06-19 Nippon Telecom Kk トラフの蓋体固定金具とその着脱具

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843713B1 (ja) * 1969-05-24 1973-12-20
JPS6192130A (ja) * 1984-10-11 1986-05-10 関西電力株式会社 電源装置
JPS62115726A (ja) * 1985-11-14 1987-05-27 Nec Kansai Ltd 半導体製造装置
JPH06121440A (ja) * 1992-10-09 1994-04-28 Aron Kasei Co Ltd ケーブルトラフ
JPH10164723A (ja) * 1996-11-25 1998-06-19 Nippon Telecom Kk トラフの蓋体固定金具とその着脱具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011104863A1 (ja) 2010-02-26 2011-09-01 古河電気工業株式会社 トラフと蓋との固定構造、トラフと蓋との固定方法
CN103357844A (zh) * 2012-03-26 2013-10-23 卓然(靖江)设备制造有限公司 一种新型离心铸造管模自动锁紧端盖
EP3291392B1 (en) * 2016-09-01 2021-07-14 Unex Aparellaje Electrico S.L. Cable tray

Also Published As

Publication number Publication date
JP4865215B2 (ja) 2012-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006064064A (ja) 連結装置
KR200492711Y1 (ko) 차량번호판 부착장치
JP2007315517A (ja) 2ピースクリップ
JP2007005701A (ja) リモコンケース
JP2008164085A (ja) クリップ
JP2006175462A (ja) トラフ用蓋固定部材、トラフ及びトラフ用蓋固定部材の着脱方法
WO2017199842A1 (ja) クリップ
JP4190994B2 (ja) トラフ固定用クリップ及びこのトラフ固定用クリップを用いたトラフの蓋の装脱着方法。
JP5096895B2 (ja) ワイヤーハーネス用プロテクタ
JP2017209018A (ja) 腕金用営巣防止具
JP5088958B2 (ja) ワイヤハーネスプロテクタ
JP5359620B2 (ja) 車載用容器のロック構造およびロック方法
JP5677511B2 (ja) 電柱キャップ
JP2620682B2 (ja) 埋め込み型照明器具
KR101918091B1 (ko) 케이블 타이
JP2017041930A (ja) 線状体用クリップ
JP6539255B2 (ja) 固定壁に対する被覆部材の固定構造
JP7134363B2 (ja) サンバイザホルダ
JP4031485B2 (ja) 留め具
JP2005206208A (ja) 収容ボックス
JP2009034906A (ja) 綴じ具の取付構造及びファイル
JP2008025653A (ja) クリップ取付構造
KR200265261Y1 (ko) 플라스틱제 파일 케이스
KR101573855B1 (ko) 통신케이블 결속용 클램프
JP3811860B2 (ja) 竪樋支持具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100427

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4865215

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350