JP2006167916A - 画像形成装置、印刷管理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、印刷管理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザの所望する印刷環境や印刷条件を特定することを可能とし、確実に機密保持を図った印刷を行うことを可能とした画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置は、プリンタコントローラ10、プリンタエンジン22を備える。プリンタコントローラ10のセキュリティレベル判定部101はユーザ端末5から送信された印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、印刷ジョブの文書データが機密保持を要するか否か判別する。機密保持を要する場合は、印刷ジョブ送信操作を実行したユーザのユーザID、ユーザ端末IDをユーザ端末5に要求し、送信されたユーザID、ユーザ端末IDとヘッダ情報内のユーザID、ユーザ端末IDが一致し、プリンタID記憶部105に記憶されたプリンタIDとヘッダ情報内のプリンタIDが一致した場合、ヘッダ情報内の出力部数に従いプリンタエンジン22で文書データの印刷を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に機密保持を要するデータの印刷が可能な画像形成装置、印刷管理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、機密保持を要するデータの印刷に関する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。該提案では、ホストコンピュータ(ホスト装置)から印刷データと共に設定した暗証コードをプリンタに送信すると、プリンタが受信した暗証コードと印刷データを記憶し、ユーザがプリンタの操作パネルから暗証コードを入力すると、プリンタは入力された暗証コードと記憶していた暗証コードとを比較する。
暗証コードが一致する場合は印刷を実行し、暗証コードが一致しない場合には暗証コードの再入力をユーザに要求し、また暗証コードの入力が所定回数に達しても一致しない場合には保存していた印刷データを消去する。これにより、印刷データの送信側で暗証コードを設定することで、機密保持を要する印刷データが直ちに印刷されることなく、当人がプリンタの前で暗証コードを入力してから印刷が実行されるので、印刷物が第三者の目に触れることを防止している。
また、上記の他に機密保持印刷に関する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。該提案では、プリントコントローラが、生成されたイメージデータの転送先を、印刷情報に記述された出力制限データに応じてハードディスクまたはプリンタエンジンに切り換える制御を行っている。これにより、印刷情報に機密保持を要するデータであることを記述しておくと、ハードディスクにデータが保管され、ユーザ情報が入力されるまで印刷が実行されないので、機密を保持することができる。
特開平5−221089号公報 特開平7−152520号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2記載の技術では、プリンタに印刷データを送信するホストコンピュータ(ホスト装置)側で暗証コードを設定しているため、当該ユーザの暗証コードが他のユーザの暗証コードと重複してしまう可能性がある。そのため、暗証コードの重複発生時にユーザに暗証コードの重複を知らせた場合、暗証コードが第三者に知られてしまうという問題点がある。
また、ユーザ側で設定する暗証コードは、例えば誕生日などのユーザの個人情報に関係する番号を入力することが多いため、暗証コードが第三者から推測されやすいという問題点を有している。
また、印刷データをフロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等により電子ファイルの状態で持ち出された場合、暗証コードが第三者に知られてしまったときに機密を保持できないという不具合も有している。
本発明の目的は、ユーザの所望する印刷環境や印刷条件を特定することを可能とし、従来のような暗証コードの重複や漏洩などの不具合を引き起こすことなく、確実に機密保持を図った印刷を行うことを可能とした画像形成装置、印刷管理装置、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、端末装置と通信可能な画像形成装置であって、前記画像形成装置の固有情報を記憶する記憶手段と、前記端末装置から送信された印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータと判定された場合、送信要求に伴い前記端末装置から送信されたユーザ情報と前記ヘッダ情報に記述されたユーザ情報とを比較し、前記記憶手段に記憶された固有情報と前記ヘッダ情報に記述された固有情報とを比較する比較手段と、前記各々のユーザ情報が一致し且つ前記各々の固有情報が一致する場合、前記印刷ジョブのデータの印刷を実行する印刷制御手段と、を備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、端末装置と通信可能な画像形成装置であって、前記画像形成装置の固有情報を記憶する記憶手段と、前記端末装置から送信された印刷ジョブのデータに前記画像形成装置の固有情報を付加し暗号化する暗号化手段と、前記暗号化手段により暗号化されたデータを格納する格納手段と、前記端末装置からデータの印刷が要求された場合、前記格納手段から読み出したデータに付加された固有情報と前記記憶手段に記憶された固有情報とが一致する場合、前記格納手段から読み出したデータを復号化する復号化手段と、前記復号化手段により復号化されたデータの印刷を実行する印刷手段と、を備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明の印刷管理装置は、画像形成装置及び端末装置と通信可能な印刷管理装置であって、前記画像形成装置の固有情報を記憶する記憶手段と、前記端末装置から送信された印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータと判定された場合、送信要求に伴い前記端末装置から送信されたユーザ情報と前記ヘッダ情報に記述されたユーザ情報とを比較し、前記記憶手段に記憶された固有情報と前記ヘッダ情報に記述された固有情報とを比較する比較手段と、前記各々のユーザ情報が一致し且つ前記各々の固有情報が一致する場合、前記印刷ジョブのデータの印刷を前記画像形成装置に指示する印刷制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、端末装置から画像形成装置或いは印刷管理装置に送信された印刷ジョブのヘッダ情報に記述されている情報を基に、ユーザの所望する印刷環境や印刷条件を特定することができると共に、従来のような暗証コードの重複や漏洩などの不具合を引き起こすことなく、機密保持を要するデータに対しては確実に機密保持を図った印刷を行うことができる。
また、端末装置から画像形成装置に印刷ジョブが送信された場合、機密保持を要するデータに固有情報を付加して格納しておくことで、端末装置から画像形成装置に印刷要求があった場合、固有情報が一致するデータを読み出して印刷を実行させる環境を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る印刷システムの画像形成装置のヘッダ情報解析部を中心とした構成を示すブロック図である。
図1において、印刷システムは、同一ネットワーク上に接続された画像形成装置1とユーザ端末装置(以下ユーザ端末と略称)5から構成されている。画像形成装置1は、セキュリティレベル判定部101、ユーザID判定部102、端末ID判定部103、プリンタID判定部104、プリンタID記憶部105、出力部数判定部106、出力部数記憶部107、印刷制御部108、ワークメモリ109を有するプリンタコントローラ10と、プリンタエンジン22と、外部インタフェース25とを備えている。セキュリティレベル判定部101〜出力部数記憶部107がヘッダ情報解析部を構成している。
画像形成装置1は、ユーザ端末5から送信された印刷ジョブを解析し、印刷ジョブ内の文書データが機密保持を要する文書データか否かを判別し、判別結果に基づいて文書データの処理方法を切り替えることにより、ユーザが所望する印刷方法を実現するプリンタ或いはデジタル複写装置として構成されている。印刷ジョブは、セキュリティレベル情報、ユーザID情報、ユーザ端末ID情報、プリンタID情報、出力部数情報が記述されたヘッダ(Header)情報と、文書データとから構成される(図2参照)。
セキュリティレベル判別部101は、印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、機密保持を要する文書データか否かを判別する。ユーザID判定部102は、ヘッダ情報に記述されたユーザIDに基づき、印刷ジョブを送信したユーザを特定する。端末ID判定部103は、ヘッダ情報に記述されたユーザ端末IDに基づき、印刷ジョブを送信したユーザ端末を特定する。プリンタID判定部104は、ヘッダ情報に記述されたプリンタIDに基づき、印刷ジョブ送信元で指定されたプリンタを特定する。プリンタID記憶部105は、画像形成装置固有の機体番号を記憶している。
出力部数判定部106は、ヘッダ情報に記述された出力部数に基づき、印刷ジョブ送信元で指定された出力部数を判定する。出力部数判定部107は、セキュリティレベル判定部101により判定された印刷ジョブで過去に印刷出力した部数を記憶する。印刷制御部108は、上記各判定部の判定結果に応じてプリンタエンジン22による印刷出力を制御する。ワークメモリ109は、印刷ジョブ内の文書データを展開するメモリである。外部インタフェース25は、ユーザ端末5との間でデータ送受信を行い、ユーザ端末5から送信された印刷ジョブをヘッダ情報と文書データに展開する。プリンタエンジン22は、印刷媒体に画像を形成する印刷機能を有する。
ユーザ端末5は、画像形成装置1と外部インタフェース25を介してデータ送受信が可能な、例えばコンピュータとして構成されており、画像形成装置1に対して印刷ジョブを送信し、画像形成装置1から印刷情報を受信する。ここで、ユーザ端末5は、コンピュータに限定されるものではなく、例えば携帯用端末などの各種情報機器全般に適用可能である。画像形成装置1には、後述の図3に示すように複数台のユーザ端末が接続可能である。
図2は、印刷ジョブの構成を示す図である。
図2において、印刷ジョブは、機密保持を要する文書データかどうかを示すセキュリティレベル情報、ユーザ名などが記述されたユーザID情報、ユーザ端末の機体番号などが記述されたユーザ端末ID情報、印刷出力指定するプリンタの機体番号などが記述されたプリンタID情報、印刷ジョブにより印刷出力する出力部数を指定する出力部数情報などを含むヘッダ情報部分と、文書データ(印刷データ)部分とから構成されている。
図3は、画像形成装置1の構成を示すブロック図である。
図3において、画像形成装置1は、CPU11、RAM12、ROM13、ハードディスク(HD)14、タイマ15を有するプリンタコントローラ10と、操作パネル21と、操作パネルインタフェース23と、プリンタエンジン22と、エンジンコントロールインタフェース24とを備えている。5−1、5−2、5−3はユーザ端末、7はイーサトーク(Ether Talk)などのネットワークである。尚、以下の説明ではユーザ端末5−1、5−2、5−3を総称してユーザ端末5とも表記する。
CPU11は、通常の印刷制御及び親展印刷制御(機密保持を要する文書データを印刷する際に印刷ジョブのヘッダ情報に記述された各種情報に基づいた判定結果に応じて印刷を実行する制御)などを実行するものであり、ROM13に格納された制御プログラムに基づき図4及び図5のフローチャートに示す処理を実行する。RAM12は、各種制御に関わるデータなどを格納するメモリである。ROM13は、通常の印刷制御や親展印刷制御などを実現するための制御プログラムを格納しているメモリである。ハードディスク14は、印刷ジョブの文書データ(印刷データ)を記憶する不揮発性記憶装置である。タイマ15は、時間を計測する。
操作パネル21は、様々なデータを入力する入力部と、メッセージなどを表示出力する表示部(例えば、LCD)とを備えている。プリンタエンジン22は、画像形成機構として動作する。操作パネルインタフェース23は、操作パネル21との間のインタフェースを司る。エンジンコントロールインタフェース24は、プリンタエンジン22との間のインタフェースを司る。外部インタフェース25は、ネットワーク7を介して、ホスト装置として動作する複数のユーザ端末5−1、5−2、5−3との間のインタフェースを司る。
尚、画像形成装置1とそれぞれのユーザ端末5−1、5−2、5−3とは、ネットワーク7を介する代わりに、パラレルインタフェース(Parallel I/F)などにより1対1で接続される場合もある。
次に、本実施の形態の印刷システムにおける具体的な処理の流れを図4及び図5を参照しながら説明する。
図4及び図5は、画像形成装置1の機密保持印刷処理を示すフローチャートである。
図4及び図5において、画像形成装置1の外部インタフェース25は、まず、ユーザ端末5から送信された図2に示した構成の印刷ジョブを受信する(ステップS401)。次に、外部インタフェース25は、印刷ジョブをヘッダ情報と文書データに展開し(ステップS402)、続いて、印刷制御部108は、文書データをワークメモリ109に展開する(ステップS403)。
ヘッダ情報は以下の順番で解析される。セキュリティレベル判定部101は、ヘッダ情報に記述されたセキュリティレベル情報に基づきセキュリティレベルを判定し、印刷ジョブの文書データが機密保持が必要な文書データであるか否かを判断する(ステップS404)。
機密保持が不要と判断された場合は(ステップS404でNO)、印刷制御部108は、ワークメモリ109に展開された文書データをプリンタエンジン22に出力して印刷を実行させた後(ステップS405)、本処理を終了する。このとき、画像形成装置1で印刷が正常終了したことを、印刷ジョブ送信元のユーザ端末5にメッセージとして送信してもよい。
機密保持が必要と判断された場合は(ステップS404でYES)、印刷制御部108は、印刷ジョブ送信元のユーザ端末5に印刷ジョブ送信操作を実行したユーザのユーザIDを要求する(ステップS407)。ユーザID判定部102は、ユーザID要求に応じてユーザ端末5から送信されたユーザIDと、ヘッダ情報に記述されているユーザIDとを比較する(ステップS408)。
両方のユーザIDが不一致の場合は(ステップS408で「不一致」)、印刷制御部108は、ユーザIDが不一致である旨のメッセージを印刷ジョブ送信元のユーザ端末5に送信し(ステップS418)、ワークメモリ109内の文書データを消去し(ステップS419)、本処理を終了する。
両方のユーザIDが一致した場合は(ステップS408で「一致」)、印刷制御部108は、印刷ジョブ送信元のユーザ端末5に印刷ジョブ送信操作が実行されたユーザ端末5のユーザ端末IDを要求する(ステップS409)。端末ID判定部103は、ユーザ端末ID要求に応じてユーザ端末5から送信されたユーザ端末IDと、ヘッダ情報に記述されているユーザ端末IDとを比較する(ステップS410)。
両方のユーザ端末IDが不一致の場合は(ステップS410で「不一致」)、印刷制御部108は、ユーザ端末IDが不一致である旨のメッセージを印刷ジョブ送信元のユーザ端末5に送信し(ステップS418)、ワークメモリ109内の文書データを消去し(ステップS419)、本処理を終了する。
両方のユーザ端末IDが一致した場合は(ステップS410で「一致」)、プリンタID判定部104は、プリンタID記憶部105にプリンタIDを要求する(ステップS411)。プリンタID判定部104は、プリンタID記憶部105から取得したプリンタIDと、ヘッダ情報に記述されているプリンタIDとを比較する(ステップS412)。
両方のプリンタIDが不一致の場合は(ステップS412で「不一致」)、印刷制御部108は、プリンタIDが不一致である旨のメッセージを印刷ジョブ送信元のユーザ端末5に送信し(ステップS418)、ワークメモリ109内の文書データを消去し(ステップS419)、本処理を終了する。
両方のプリンタIDが一致した場合は(ステップS412で「一致」)、出力部数判定部106は、出力部数記憶部107に今まで印刷が完了した出力部数のカウンタ値を要求する(ステップS413)。出力部数判定部106は、出力部数記憶部107から取得した出力部数のカウンタ値と、ヘッダ情報に記述されている出力部数とを比較する(ステップS414)。
出力部数のカウンタ値がヘッダ情報に記述されている出力部数を超えている場合は(ステップS414でカウンタ値>出力部数(ヘッダ))、印刷制御部108は、カウンタ値がヘッダ情報の出力部数を超えている旨のメッセージを印刷ジョブ送信元のユーザ端末5に送信し(ステップS418)、ワークメモリ109内の文書データを消去し(ステップS419)、本処理を終了する。
出力部数のカウンタ値がヘッダ情報に記述されている出力部数を超えていない場合は(ステップS414でカウンタ値≦出力部数(ヘッダ))、印刷制御部108は、印刷ジョブ送信元のユーザ端末5に出力部数を要求し(ステップS415)、今までの印刷による出力部数にその後の印刷による出力部数を累計したカウンタ値(新)と、ユーザ端末5から送信された出力部数を累計前のカウンタ値(旧)に加算した加算値とを比較する(ステップS416)。
加算値がカウンタ値を超えている場合は(ステップS416で加算値>カウンタ値)、印刷制御部108は、加算値がカウンタ値を超えている旨のメッセージを印刷ジョブ送信元のユーザ端末5に送信し(ステップS418)、ワークメモリ109内の文書データを消去し(ステップS419)、本処理を終了する。
加算値がカウンタ値を超えていない場合は(ステップS416で加算値≦カウンタ値)、出力部数判定部106は、加算値を出力部数記憶部107に記憶し(ステップS417)、印刷制御部108は、文書データをワークメモリ109からプリンタエンジン22へ送信して印刷を実行させた後(ステップS405)、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、セキュリティ判定部101により、ユーザ端末5から送信された印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、印刷ジョブの文書データが機密保持を要する文書データか否かを判別する。機密保持が不要な文書データの場合は、そのままプリンタエンジン22により印刷を行う。
機密保持が必要な文書データの場合は、印刷ジョブ送信操作を実行したユーザのユーザID、ユーザ端末IDをユーザ端末5に要求し、送信されたユーザID、ユーザ端末IDとヘッダ情報に記述されたユーザID、ユーザ端末IDが一致し、プリンタID記憶部105に記憶されたプリンタIDとヘッダ情報に記述されたプリンタIDが一致した場合、ヘッダ情報に記述されている出力部数に従いプリンタエンジン22により文書データの印刷を行う。
即ち、画像形成装置1は、ユーザ端末5から送信された印刷ジョブのヘッダ情報に記述されている情報を基に、ユーザの所望する印刷環境や印刷条件を特定することができると共に、従来のような暗証コードの重複や漏洩などの不具合を引き起こすことなく、機密保持を要する文書データに対しては確実に機密保持を図った印刷を行うことができる。
[第2の実施の形態]
上述した第1の実施の形態では、画像形成装置のプリンタコントローラにヘッダ情報解析部を設けた場合について説明した。
第2の実施の形態では、画像形成装置及びユーザ端末と同一ネットワーク上に接続されたプリンタサーバのサーバコントローラにヘッダ情報解析部を設けた場合について説明する。
図6は、本実施の形態に係る印刷システムのプリンタサーバのヘッダ情報解析部を中心とした構成を示すブロック図である。
図6において、印刷システムは、同一ネットワーク上に接続された画像形成装置200とユーザ端末210とプリンタサーバ220から構成されている。プリンタサーバ220は、セキュリティレベル判定部201、ユーザID判定部202、端末ID判定部203、プリンタID判定部204、プリンタID記憶部205、出力部数判定部206、出力部数記憶部207、印刷制御部208、ワークメモリ209を有するサーバコントローラ230と、外部インタフェース225とを備えている。セキュリティレベル判定部201〜出力部数記憶部207がヘッダ情報解析部を構成している。
本実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、ネットワーク上におけるプリンタ(画像形成装置)共有サービスを提供するプリンタサーバ220がヘッダ情報解析部を備える点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1、図2)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
また、本実施の形態における機密保持印刷処理も、印刷処理以外は上述した第1の実施の形態(図4、図5)と同様である。即ち、図4のステップS405の印刷処理では、プリンタサーバ220から外部インタフェース225を介して画像形成装置200に文書データを送信し、画像形成装置200に文書データの印刷を行うよう指示することでプリンタエンジンにより印刷を実行させる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、プリンタサーバ220は、ユーザ端末210から送信された印刷ジョブのヘッダ情報に記述されている情報を基に、ユーザの所望する印刷環境や印刷条件を特定することができると共に、従来のような暗証コードの重複や漏洩などの不具合を引き起こすことなく、機密保持を要する文書データに対してはプリンタサーバ220の制御により画像形成装置200で確実に機密保持を図った印刷を行うことができる。
[第3の実施の形態]
上述した第1及び第2の実施の形態では、印刷ジョブに、セキュリティレベル情報、ユーザID情報、ユーザ端末ID情報、プリンタID情報、出力部数情報をヘッダ情報として付加することで、印刷ジョブの文書データの印刷出力可能な環境を限定し、機密保持を実現する場合について説明した。
第3の実施の形態では、画像形成装置内の記憶媒体にセキュリティレベルの文書データを格納し、ユーザ端末の印刷要求に基づき記憶媒体内のセキュリティレベルの文書データを読み出して印刷を実行させる環境を提供する場合について説明する。
図7は、本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図7において、画像形成装置61は、CPU611、RAM612、ROM613、記憶媒体614、記憶媒体制御部616、タイマ615を有するプリンタコントローラ610と、操作パネル621と、操作パネルインタフェース623と、プリンタエンジン622と、エンジンコントロールインタフェース624とを備えている。6−1、6−2、6−3はユーザ端末、67はネットワークである。尚、以下の説明ではユーザ端末6−1、6−2、6−3を総称してユーザ端末6とも表記する。
本実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、ハードディスク14に代えて記憶媒体614及び記憶媒体制御部616を備える点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図3)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
本実施の形態と上述した第1の実施の形態との相違点を説明すると、CPU611は、通常の印刷制御及び親展印刷制御などを実行するものであり、ROM613に格納された制御プログラムに基づき図10及び図11のフローチャートに示す処理を実行する。記憶媒体614は、印刷ジョブ(図8参照)の文書データ(印刷データ)を記憶する不揮発性記憶装置であり、具体例としては、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリなどを挙げることができる。記憶媒体制御部616は、記憶媒体614に文書データを書き込む際の文書データの暗号化処理、記憶媒体614から読み出した文書データの復号化処理を制御する。
図8は、印刷ジョブの構成を示す図である。
図8において、印刷ジョブは、機密保持を要する文書データかどうかを示すセキュリティレベル情報を含むヘッダ情報部分と、文書データ(印刷データ)部分とから構成されている。
図9は、記憶媒体制御部616の構成を示すブロック図である。
図9において、記憶媒体制御部616は、暗号化部701、ワークメモリ702、復号化部703、機体番号記憶部704を備えている。
機体番号記憶部704には、暗号化部701、復号化部703にそれぞれ入力される、画像形成装置固有の機体番号が記憶されている。暗号化部701は、ユーザ端末6から外部インタフェース625を介して送信された暗号化が必要な文書データ(印刷データ)を入力すると共に、機体番号記憶部704から機体番号を入力し、文書データに機体番号を付加し、所定の暗号化方式で暗号化する。暗号化された文書データは、ワークメモリ702を介して記憶媒体614に書き込まれる。
記憶媒体614に書き込まれた文書データは、印刷出力要求に応じてワークメモリ702を介して復号化部703に入力される。復号化部703は、機体番号記憶部704から機体番号を入力し、所定の判断基準に応じて文書データを復号化する。復号化された文書データは、エンジンコントロールインタフェース624を介してプリンタエンジン622に印刷データとして出力される。
次に、本実施の形態の印刷システムにおける具体的な処理の流れを図10及び図11を参照しながら説明する。
図10は、画像形成装置61の暗号化処理を示すフローチャートである。
図10において、画像形成装置61の外部インタフェース625が、ユーザ端末6から送信された印刷ジョブを受信すると(ステップS801)、記憶媒体制御部616は、印刷ジョブをヘッダ情報と文書データに展開する(ステップSS802)。次に、記憶媒体制御部616は、ヘッダ情報を解析し(ステップS803)、印刷ジョブの文書データがセキュリティレベル(機密保持を要する)か否かを判断する(ステップS804)。
文書データがセキュリティレベルでない場合は(ステップS804でNO)、記憶媒体制御部616は、文書データをワークメモリ702を介して記憶媒体614に格納し(ステップS807)、本処理を終了する。
文書データがセキュリティレベルである場合は(ステップS804でYES)、記憶媒体制御部616は、文書データを暗号化部701に入力し、機体番号記憶部704から機体番号を読み出し(ステップS805)、暗号化部701により、機体番号に応じて文書データを所定の暗号化方式で暗号化する。暗号化された文書データには、暗号化に用いた機体番号が付加されている(ステップS806)。記憶媒体制御部616は、暗号化された文書データをワークメモリ702を介して記憶媒体614に格納し(ステップS807)、本処理を終了する。
図11は、画像形成装置の機体番号比較処理を示すフローチャートである。
図11において、画像形成装置61の記憶媒体制御部616は、ユーザ端末6から文書データの印刷出力要求を受信した場合(ステップS901)、機体番号記憶部704から機体番号を読み出すと共に(ステップS902)、記憶媒体614から印刷出力要求で指定された文書データをワークメモリ702を介して復号化部703に読み出す(ステップS903)。記憶媒体制御部616は、記憶媒体614から読み出した文書データに付加されている機体番号を検出し、文書データに付加されている機体番号と、機体番号記憶部704から読み出した機体番号とを比較する(ステップS905)。
両方の機体番号が一致した場合は(ステップS905でYES)、記憶媒体制御部616は、復号化部703により、暗号化されている文書データを復号化し(ステップS906)、復号化した文書データを印刷データとしてエンジンコントロールインタフェース624を介してプリンタエンジン622に出力することで、プリンタエンジン622に印刷を実行させ(ステップS907)、本処理を終了する。
両方の機体番号が不一致の場合は(ステップS905でNO)、記憶媒体制御部616は、機体番号が不一致である旨のメッセージを外部インタフェース625を介してユーザ端末6へ送信し(ステップS908)、文書データをワークメモリ702から消去し(ステップS909)、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、記憶媒体制御部616は、ユーザ端末6から画像形成装置61に印刷ジョブが送信された場合、印刷ジョブの文書データがセキュリティレベルのときは、機体番号記憶部704から読み出した機体番号を文書データに付加し暗号化して記憶媒体614に格納する。他方、ユーザ端末6から画像形成装置61に文書データの印刷出力要求があった場合、記憶媒体614から読み出した文書データに付加された機体番号と機体番号記憶部704に記憶された機体番号とを比較する。機体番号が一致した場合、記憶媒体614から読み出した文書データを復号化し、プリンタエンジン622に出力して印刷を行う。
即ち、ユーザ端末6から画像形成装置61に印刷ジョブが送信された場合、セキュリティレベルと判定した印刷ジョブの文書データに機体番号を付加して記憶媒体614に格納しておくことで、ユーザ端末6から画像形成装置61に印刷要求があった場合、記憶媒体614から機体番号が一致する文書データを読み出して印刷を実行させる環境を提供することができる。
[他の実施の形態]
上記第1及び第2の実施の形態では、印刷ジョブのヘッダ情報にユーザ情報としてユーザIDとユーザ端末IDを記述した場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、印刷システムを企業に設置する場合、印刷ジョブのヘッダ情報にユーザ情報としてユーザIDとユーザ端末IDの他に、各ユーザが所属する部署(グループ)の所属部門IDを記述し、ユーザID、ユーザ端末ID、所属部門IDの照合を行うように構成してもよい。
上記第3の実施の形態では、画像形成装置の記憶媒体614から読み出した文書データに付加した機体番号と機体番号記憶部704に記憶した機体番号が一致した場合に、文書データを印刷する場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、印刷ジョブのヘッダ情報にセキュリティ情報と共にユーザ情報を記述しておくか、または画像形成装置内に予めユーザ情報を登録しておき、機体番号が一致し且つユーザ端末から送信したユーザ情報が印刷ジョブのヘッダ情報に記述されたユーザ情報(または画像形成装置内に登録されているユーザ情報)と一致した場合に、文書データを印刷するように構成してもよい。
また、本発明の目的は、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(又は記録媒体)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
プログラムを供給する記録媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。或いは、上記プログラムは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
本発明の第1の実施の形態に係る印刷システムの画像形成装置のヘッダ情報解析部を中心とした構成を示すブロック図である。 印刷ジョブの構成を示す図である。 画像形成装置の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の機密保持印刷処理を示すフローチャートである。 図4の続きである。 本発明の第2の実施の形態に係る印刷システムのプリンタサーバのヘッダ情報解析部を中心とした構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 印刷ジョブの構成を示す図である。 記憶媒体制御部の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の暗号化処理を示すフローチャートである。 画像形成装置の機体番号比較処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1、61、200 画像形成装置
5、6、210 ユーザ端末(端末装置)
22 プリンタエンジン
101、201 セキュリティレベル判定部(判定手段)
102、202 ユーザID判定部(比較手段)
103、203 端末ID判定部(比較手段)
104、204 プリンタID判定部(比較手段)
105、205 プリンタID記憶部(記憶手段)
106、206 出力部数判定部
107、207 出力部数記憶部
108、208 印刷制御部(印刷制御手段)
220 プリンタサーバ(印刷管理装置)
611 CPU(印刷制御手段)
614 記憶媒体(格納手段)
616 記憶媒体制御部(判定手段)
622 プリンタエンジン(印刷手段)
701 暗号化部(暗号化手段)
703 復号化部(復号化手段)
704 機体番号記憶部(記憶手段)

Claims (12)

  1. 端末装置と通信可能な画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の固有情報を記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から送信された印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータと判定された場合、送信要求に伴い前記端末装置から送信されたユーザ情報と前記ヘッダ情報に記述されたユーザ情報とを比較し、前記記憶手段に記憶された固有情報と前記ヘッダ情報に記述された固有情報とを比較する比較手段と、
    前記各々のユーザ情報が一致し且つ前記各々の固有情報が一致する場合、前記印刷ジョブのデータの印刷を実行する印刷制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ユーザ情報は、前記端末装置のユーザを識別するユーザIDと前記端末装置を識別する端末装置IDを含み、
    前記印刷制御手段は、前記各々のユーザID及び端末装置IDが一致し且つ前記各々の固有情報が一致する場合、前記ヘッダ情報に記述された出力部数に従い前記印刷ジョブのデータの印刷を実行することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 端末装置と通信可能な画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の固有情報を記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から送信された印刷ジョブのデータに前記画像形成装置の固有情報を付加し暗号化する暗号化手段と、
    前記暗号化手段により暗号化されたデータを格納する格納手段と、
    前記端末装置からデータの印刷が要求された場合、前記格納手段から読み出したデータに付加された固有情報と前記記憶手段に記憶された固有情報とが一致する場合、前記格納手段から読み出したデータを復号化する復号化手段と、
    前記復号化手段により復号化されたデータの印刷を実行する印刷制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記暗号化手段は、前記判定手段により前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータと判定された場合、前記印刷ジョブのデータに前記画像形成装置の固有情報を付加し暗号化することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置及び端末装置と通信可能な印刷管理装置であって、
    前記画像形成装置の固有情報を記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から送信された印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータと判定された場合、送信要求に伴い前記端末装置から送信されたユーザ情報と前記ヘッダ情報に記述されたユーザ情報とを比較し、前記記憶手段に記憶された固有情報と前記ヘッダ情報に記述された固有情報とを比較する比較手段と、
    前記各々のユーザ情報が一致し且つ前記各々の固有情報が一致する場合、前記印刷ジョブのデータの印刷を前記画像形成装置に指示する印刷制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷管理装置。
  6. 前記ユーザ情報は、前記端末装置のユーザを識別するユーザIDと前記端末装置を識別する端末装置IDを含み、
    前記印刷制御手段は、前記各々のユーザID及び端末装置IDが一致し且つ前記各々の固有情報が一致する場合、前記ヘッダ情報に記述された出力部数に従った前記印刷ジョブのデータの印刷を前記画像形成装置に指示することを特徴とする請求項5記載の印刷管理装置。
  7. 端末装置と通信可能な画像形成装置の制御方法であって、
    前記端末装置から送信された印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータと判定された場合、送信要求に伴い前記端末装置から送信されたユーザ情報と前記ヘッダ情報に記述されたユーザ情報とを比較し、前記画像形成装置内に記憶された前記画像形成装置の固有情報と前記ヘッダ情報に記述された固有情報とを比較する比較ステップと、
    前記各々のユーザ情報が一致し且つ前記各々の固有情報が一致する場合、前記印刷ジョブのデータの印刷を実行する印刷制御ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  8. 端末装置と通信可能な画像形成装置の制御方法であって、
    前記端末装置から送信された印刷ジョブのデータに前記画像形成装置の固有情報を付加し暗号化する暗号化ステップと、
    前記暗号化ステップにより暗号化されたデータを格納手段に格納する格納ステップと、
    前記端末装置からデータの印刷が要求された場合、前記格納手段から読み出したデータに付加された固有情報と、前記画像形成装置内に記憶された前記画像形成装置の固有情報とが一致する場合、前記格納手段から読み出したデータを復号化する復号化ステップと、
    前記復号化ステップにより復号化されたデータの印刷を実行する印刷制御ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  9. 画像形成装置及び端末装置と通信可能な印刷管理装置の制御方法であって、
    前記端末装置から送信された印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータと判定された場合、送信要求に伴い前記端末装置から送信されたユーザ情報と前記ヘッダ情報に記述されたユーザ情報とを比較し、前記印刷管理装置内に記憶された前記画像形成装置の固有情報と前記ヘッダ情報に記述された固有情報とを比較する比較ステップと、
    前記各々のユーザ情報が一致し且つ前記各々の固有情報が一致する場合、前記印刷ジョブのデータの印刷を前記画像形成装置に指示する印刷制御ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  10. 端末装置と通信可能な画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記端末装置から送信された印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータか否かを判定する判定モジュールと、
    前記判定モジュールにより前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータと判定された場合、送信要求に伴い前記端末装置から送信されたユーザ情報と前記ヘッダ情報に記述されたユーザ情報とを比較し、前記画像形成装置内に記憶された前記画像形成装置の固有情報と前記ヘッダ情報に記述された固有情報とを比較する比較モジュールと、
    前記各々のユーザ情報が一致し且つ前記各々の固有情報が一致する場合、前記印刷ジョブのデータの印刷を実行する印刷制御モジュールと、
    を備えることを特徴とするプログラム。
  11. 端末装置と通信可能な画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記端末装置から送信された印刷ジョブのデータに前記画像形成装置の固有情報を付加し暗号化する暗号化モジュールと、
    前記暗号化モジュールにより暗号化されたデータを格納手段に格納する格納モジュールと、
    前記端末装置からデータの印刷が要求された場合、前記格納手段から読み出したデータに付加された固有情報と、前記画像形成装置内に記憶された前記画像形成装置の固有情報とが一致する場合、前記格納手段から読み出したデータを復号化する復号化モジュールと、
    前記復号化モジュールにより復号化されたデータの印刷を実行する印刷制御モジュールと、
    を備えることを特徴とするプログラム。
  12. 画像形成装置及び端末装置と通信可能な印刷管理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記端末装置から送信された印刷ジョブのヘッダ情報を解析し、前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータか否かを判定する判定モジュールと、
    前記判定モジュールにより前記印刷ジョブのデータが機密保持を要するデータと判定された場合、送信要求に伴い前記端末装置から送信されたユーザ情報と前記ヘッダ情報に記述されたユーザ情報とを比較し、前記印刷管理装置内に記憶された前記画像形成装置の固有情報と前記ヘッダ情報に記述された固有情報とを比較する比較モジュールと、
    前記各々のユーザ情報が一致し且つ前記各々の固有情報が一致する場合、前記印刷ジョブのデータの印刷を前記画像形成装置に指示する印刷制御モジュールと、
    を備えることを特徴とするプログラム。
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