JP2006166598A - ブラシレスモータおよびブラシレスファンモータ装置並びにブラシレスモータの製造方法 - Google Patents

ブラシレスモータおよびブラシレスファンモータ装置並びにブラシレスモータの製造方法 Download PDF

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和幸 泉
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Abstract

【課題】 モータ組み立て作業時にステータユニットを容易にモータに組み付けることが可能なブラシレスモータを提供する。
【解決手段】 本発明はロータマグネット24を有して構成されたロータ20と、ロータマグネット24と回転軸方向に対向するように複数のステータコイル70が配置されたステータコア80と、複数のステータコイル70の端末部を結線する結線端子ユニット60と、を備えたブラシレスモータ10に関する。このブラシレスモータ10では、結線端子ユニット60と複数のステータコイル70とステータコア80とが樹脂部材で一体的にモールド成形されているため、ブラシレスモータ10の組み立て作業時に、結線端子ユニット60と複数のステータコイル70とステータコア80とが散けてしまうことを防止できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ブラシレスモータおよびブラシレスファンモータ装置並びにブラシレスモータの製造方法に係り、特に、ロータマグネットとステータコイルとが回転軸方向に対向するように配置されたアキシャルギャップタイプのブラシレスモータおよびブラシレスファンモータ装置並びにブラシレスモータの製造方法に関する。
従来から、ブラシレスモータの技術分野においては、複数相のステータコイルと外部リード線(又は駆動回路)とを接続する技術として、結線端子フレーム(バスバー)をモールド成形した結線端子ユニットを用いることが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1に記載の例では、円弧状に形成された複数の結線端子フレームを同心円状に配置しておき、この複数の結線端子フレームをモールド成形することによって樹脂部材と一体化した結線端子ユニット(射出成形端子台)を形成している。
そして、この種のブラシレスモータでは、上記結線端子ユニットに形成された各相の結線端子と中性点の結線端子にステータコイルの所定の端末部がそれぞれ溶接等によって結線される。また、このようにして複数相のステータコイルと結線端子ユニットとを結線すると共に、結線端子ユニットにステータコアを連結することによりステータユニットが一体的に組み付けられる。
特許2000−333400
しかしながら、一般に、ブラシレスモータでは、結線端子ユニット、複数相のステータコイルおよびステータコアが複雑に組み付けられてステータユニットが形成される。このとき、結線端子ユニット、複数相のステータコイルおよびステータコアをしっかりと固定するようにしてステータユニットを組み付けておかないと、ブラシレスモータの最終的な組み立て作業時に、このステータユニットが散けてしまうことがあった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、モータ組み立て作業時にステータユニットを容易にモータに組み付けることが可能なブラシレスモータおよびブラシレスファンモータ装置並びにブラシレスモータの製造方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ロータマグネットを有して構成されたロータと、前記ロータマグネットと回転軸方向に対向するように複数のステータコイルが配置されたステータコアと、前記複数のステータコイルの端末部を結線する結線端子部を有して構成された結線端子ユニットと、を備えたブラシレスモータにおいて、前記複数のステータコイルと前記ステータコアとが樹脂部材で一体的にモールド成形されていることを特徴とするものである。
このように、請求項1に記載の発明によれば、複数のステータコイルとステータコアとが樹脂部材で一体的にモールド成形されているので、ブラシレスモータの組み立て作業時に、複数のステータコイルとステータコアとが散けてしまうことを防止できる。これにより、複数のステータコイルとステータコアからなるユニットをモータ本体に容易に組み付けることが可能となる。
このとき、請求項2に記載のように、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアが樹脂部材で一体的にモールド成形されていても良い。このようにすると、上記と同様に、ブラシレスモータの組み立て作業時に、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアからなるユニットをモータ本体に容易に組み付けることが可能となる。
なお、請求項3に記載のように、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアが樹脂部材で一体的にモールド成形されることにより単一ユニット化されたステータユニットが形成されると共に、このモールド成形によりステータユニットに外部取付ステーが樹脂部材で一体的に形成されるようにしても良い。このようにすれば、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアを樹脂部材で一体的にモールド成形してステータユニットを形成するときに、ステータユニットに外部取付ステーが同時に形成されるので、外部取付ステーを別途成形することを不要にすることができる。これにより、従来に比して製造工数を削減できると共に、部品点数が増加することを防止することができるので製造コストを低減することができる。
このとき、請求項4に記載のように、外部取付ステーがステータユニットにおける複数のステータコイルの境目近傍位置に形成されていると好適である。ここで、外部取付ステーがステータユニットにおける複数のステータコイルのそれぞれの径方向外側位置に形成され、モールド成形時のゲートがステータユニットの回転中心軸上にある場合には、各ステータコイルとステータコイルとの間から樹脂が流れ、ステータコイルの左右両側から流れた樹脂が外部取付ステーの形成位置で合流することになる。
このように樹脂の合流する部分は一般にウェルドと呼ばれ、このウェルドでは、半凝固状態で互いに反対方向から来る樹脂とぶつかり合うため、樹脂が完全に混ざり合わず、境界を残したまま硬化してしまう。この境界部分は一般にウェルドラインと呼ばれ、このウェルドラインが外部取付ステーに形成されてしまうと外部取付ステーの概観を損ねる結果となる。また、このウェルドラインが形成された部分は強度が低いので、このウェルドラインが外部取付ステーに形成されてしまうと、外部取付ステーの強度が低下する虞がある。
そこで、請求項4に記載のように、外部取付ステーがステータユニットにおける複数のステータコイルの境目近傍位置に形成されるようにすると、外部取付ステーの形成位置で樹脂が合流すること無く外部取付ステーを成形することができる。従って、外部取付ステーの概観を良好にすることができると共に、外部取付ステーの強度も確保できる。
また、請求項5に記載のように、結線端子ユニットは、結線端子部がモールド成形されることにより結線端子部と樹脂部材とが一体化されて形成されたものであっても良い。このようにすると、結線端子部の形状および位置を樹脂部材で固定することができるので、ブラシレスモータの組み立て作業時に、結線端子ユニットの取り扱いを容易にすることができ好適である。
そして、請求項6に記載の発明のように、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のブラシレスモータが、ファンを備えてなるブラシレスファンモータ装置に用いられると好適である。
また、前記課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、ロータマグネットを有して構成されたロータと、前記ロータマグネットと回転軸方向に対向するように複数のステータコイルが配置されたステータコアと、前記複数のステータコイルの端末部を結線する結線端子部を有して構成された結線端子ユニットと、を備えたブラシレスモータの製造方法において、前記結線端子部を樹脂部材でモールド成形することにより前記結線端子ユニットを形成する第一の工程と、前記結線端子ユニットとステータコアとの連結と、前記ステータコイルの前記ステータコアへの載置と、前記ステータコイルの端末部と前記結線端子ユニットの結線端子部との結線と、を行う第二の工程と、前記結線端子ユニットと前記複数のステータコイルと前記ステータコアを樹脂部材で一体的にモールド成形することによりステータユニットを形成する第三の工程と、を含むことを特徴とするものである。
このように、請求項7に記載の発明によれば、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアを樹脂部材で一体的にモールド成形するので、ブラシレスモータの組み立て作業時に、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアとが散けてしまうことを防止できる。これにより、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアからなるステータユニットをモータ本体に容易に組み付けることが可能となる。
また、結線端子部をモールド成形することにより結線端子ユニットを形成しているので、結線端子部の形状および位置を樹脂部材で固定することができる。これにより、ブラシレスモータの組み立て作業時に、結線端子ユニットの取り扱いを容易にすることが可能となる。
このとき、請求項8に記載のように、上記第三の工程において、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアを樹脂部材で一体的にモールド成形することによりステータユニットを形成すると共に、このモールド成形によりステータユニットに外部取付ステーを樹脂部材で一体的に形成するようにしても良い。このように、本発明によれば、結線端子ユニットと複数のステータコイルとステータコアを樹脂部材で一体的にモールド成形してステータユニットを形成するときに、ステータユニットに外部取付ステーを同時に形成するので、外部取付ステーを別途成形することを不要にすることができる。これにより、従来に比して製造工数を削減できると共に、部品点数が増加することを防止することができるので製造コストを低減することができる。
また、請求項9に記載のように、上記第三の工程において、外部取付ステーをステータユニットにおける複数のステータコイルの境目近傍位置に形成するようにすると、外部取付ステーの形成位置で樹脂が合流すること無く外部取付ステーを成形することができる。従って、外部取付ステーの概観を良好にすることができると共に、外部取付ステーの強度も確保できる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
はじめに、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの構成について説明する。
本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10は、例えば、乗用自動車等のラジエータを冷却するためのブラシレスファンモータ装置に好適に適用されるものであり、図3に示すように、ロータ20と、ステータユニット30と、回路ユニット40と、バックフレーム50を有して構成されている。
ロータ20は、円盤状に構成されたロータヨーク22を備えており、ロータヨーク22のステータユニット30側の平面部22aには、環状のロータマグネット24が固定されている。このロータマグネット24には、周方向に沿ってN極とS極とが交互に形成(例えば、8極形成)されている。
ロータヨーク22の中央部には、環状のシャフト支持部22bが形成されており、このシャフト支持部22bには、回転シャフト26が嵌合されている。回転シャフト26は、後述するステータユニット30に設けられた軸受部材32によって回転自在に支持されており、この回転シャフト26の先端部には、ネジなどの固着具によって不図示のファンが固定されるようになっている。
ステータユニット30は、図3、図4に示すように、結線端子ユニット60と、ステータコイル70と、ステータコアとしてのバックヨーク80を有して構成されている。本例のステータユニット30は、後に詳述するように、モールド成形された結線端子ユニット60と、ステータコイル70およびバックヨーク80とがさらにモールド成形されることによって一体化されたものであり、所定の形状に構成されている。
つまり、このモールド成形されたステータユニット30の構成について説明すると、ステータユニット30のモータ回転軸上には、回転シャフト26を挿通するための孔部30aが形成されており、この孔部30aの周囲には、モータ回転軸方向に離間する二箇所の位置に軸受部材32を支持するための軸受支持部30bが形成されている。また、ステータユニット30の径方向外側の部分でステータコイル70の境界近傍位置には、径方向に延びる外部取付ステー30cが形成されている。
さらに、ステータユニット30のロータ20側には、このロータ20と面対向するように結線端子ユニット60が配置されており、結線端子ユニット60の径方向外側部分には、ロータマグネット24と軸方向に対向するようにステータコイル70が設けられている。本例のステータコイル70は、結線端子ユニット60によりY字状に結線されており、結線端子ユニット60には、バックヨーク80が一体に連結されている。
本例の結線端子ユニット60は、図5に示すように、結線端子フレーム62(バスバー)をモールド成形することによって、結線端子フレーム62と樹脂部材とが一体化された概略円盤状の部材である。図5はステータユニット30にモールド成形される前の段階の結線端子ユニット60の構成を示す図である。図5に示すように、結線端子ユニット60の中央部には、モータ回転軸方向に貫通する孔部60aが形成されており、孔部60aの周囲に形成された内側環状成形部60bには、結線端子フレーム62がモールド成形されている。
この結線端子ユニット60に用いる結線端子フレーム62は、図6に示すように、U相フレーム62U、V相フレーム62V、W相フレーム62Wと、コモンフレーム62Cと、を有して構成されている。U相フレーム62U、V相フレーム62V、W相フレーム62W、コモンフレーム62Cのそれぞれは、細長の導電性平板部材をモータ回転軸を中心として円弧状に曲げることにより形成されたものである。
そして、U相フレーム62U、V相フレーム62V、W相フレーム62Wのそれぞれには、U相、V相、W相の各相のステータコイル70の端末部72(図1,図9参照)と接続するための結線端子64が形成されている。この結線端子64は、図7に示すように、各相のフレーム62U,62V,62Wに形成された円弧状のフレーム本体部65に対して径方向外側へ向けて折り曲げられて形成されている。
また、コモンフレーム62Cには、U相、V相、W相のステータコイル70の中性点となる端末部74(図2,図9参照)とそれぞれ接続するための結線端子66が形成されている。この結線端子66は、図8に示すように、コモンフレーム62Cに形成された円弧状のフレーム本体部67に対して径方向外側へ向けて形成されている。また、本例のコモンフレーム62Cには、結線端子66とフレーム本体部67との間にU字状に折り返された壁状の溶融樹脂流入抑制部68が形成されている。
そして、本例では、溶融樹脂流入抑制部68のU字状の折り返し部分が結線端子66よりもモータ回転軸方向上側(ロータ20側、以下同じ)へ突出するように構成されている。この溶融樹脂流入抑制部68は、後に詳述するように、結線端子ユニット60とステータコイル70とバックヨーク80とを一体にモールド成形してステータユニット30を形成する際に、金型(不図示)のゲートGから流入した溶融樹脂の高圧力が結線端子66とステータコイル70の端末部74との結線部90に加わらないようにするための防護壁の役割をするものである。
そして、図5,図9に示すように、結線端子ユニット60に形成された内側環状成形部60bの径方向外側で且つ各結線端子64,66が位置する樹脂成形部分には、板厚方向に貫通する複数の切欠部60cが形成されている。本例では、このように結線端子ユニット60の樹脂成形部分に切欠部60cを設けることにより、内側環状成形部60bから径方向外側へ向けて結線端子64,66がそれぞれ突出し、この結線端子64,66とステータコイル70の端末部72,74とを切欠部60cを介してスポット溶接等によりそれぞれ接続することができるようになっている。
また、結線端子64が位置する部分については、図1に示すように、本例の内側環状成形部60bには、結線端子64よりもモータ回転軸方向上側へ突出する壁状の溶融樹脂流入抑制部69が形成されている。この溶融樹脂流入抑制部69も、上記溶融樹脂流入抑制部68と同様に、結線端子ユニット60とステータコイル70とバックヨーク80とを一体にモールド成形してステータユニット30を形成する際に、金型(不図示)のゲートGから流入した溶融樹脂の高圧力が結線端子64とステータコイル70の端末部72との結線部90に加わらないようにするための防護壁の役割をするものである。
そして、図5,図9に示すように、結線端子ユニット60の内側環状成形部60bよりも径方向外側に形成された外側環状成形部60dには、ステータコイル70を固定するための複数のステータコイル固定部60eが形成されている。さらに、ステータコイル固定部60eの内側には、板厚方向に貫通する突極挿通部60fが形成されており、本例では、この突極挿通部60fにバックヨーク80の突極82を挿通することができるようになっている。また、ステータコイル固定部60eとステータコイル固定部60eとの間には、ステータコイル70のうち隣接するステータコイル同士が接触しないように、絶縁壁60gが設けられている。
回路ユニット40は、図3に示すように、ヒートシンク42と回路基板44とを有して構成されている。ヒートシンク42は、ステータユニット30のロータ20と反対側の位置に配置されており、回路基板44は、ヒートシンク42のステータユニット30と反対側に設けられている。回路基板44には、ドライバIC44aやその他の電子部品が配設されており、このドライバIC44aは、配線部材44bによって結線端子ユニット60に配線接続されている。そして、この回路ユニット40のステータユニット30と反対側は、バックフレーム50によって覆われている。
次に、上記構成からなるブラシレスモータの製造方法について説明する。
先ず、ブラシレスモータ10の構成要素のうち本発明の特徴部分であるステータユニット30の製造方法について説明する。ステータユニット30を製造するには、はじめに不図示の金型を用いて、図5に示す結線端子ユニット60(サブASSY)をモールド成形する。
結線端子ユニット60をモールド成形するには、結線端子フレーム62を径方向内側からコモンフレーム62C、W相フレーム62W、V相フレーム62V、U相フレーム62Uの順に同心円状に重ね合わせて、この結線端子フレーム62を不図示の金型内にセットする。なお、この金型は結線端子ユニット60を所定の形状に成形することができるように構成されたものである。
そして、上述のようにして金型内に結線端子ユニット60をセットした後に、金型内に溶融した樹脂材料を充填する。続いて、金型内に充填した樹脂材料を冷却固化させた後に成形品を金型から取り外すと、図5に示すような所定の形状からなる結線端子ユニット60が形成される。つまり、上述のようにモールド成形することにより、結線端子フレーム62(バスバー)が樹脂部材と一体化された概略円盤状の結線端子ユニット60が形成される。
このとき、図1,図2,図5に示すように、切欠部60c内に内側環状成形部60bより結線端子64,66が突出した状態となると共に、内側環状成形部60bに結線端子64よりもモータ回転軸方向上側へ突出する壁状の溶融樹脂流入抑制部69が形成される。さらに、コモンフレーム62Cに形成された溶融樹脂流入抑制部68のU字状の折り返し部分が内側環状成形部60bの上部に配置されると共に結線端子66よりもモータ回転軸方向上側へ突出するようになる。
そして、図9に示すように、バックヨーク80に形成された突極82を結線端子ユニット60の突極挿通部60fに挿通させて、結線端子ユニット60の背面側からバックヨーク80を結線端子ユニット60に連結する。続いて、所定形状に巻回したステータコイル70を結線端子ユニット60のステータコイル固定部60eにそれぞれ固定する。なお、所定形状に巻回したステータコイル70を結線端子ユニット60のステータコイル固定部60eにそれぞれ固定してから結線端子ユニット60にバックヨーク80を連結しても良い。なお、本例では、ステータコイル70が結線端子ユニット60のステータコイル固定部60を介してバックヨーク80に載置されるようになっている。
次に、図9に示すように、ステータコイル70の端末部72,74を結線端子64,66にそれぞれ接続する。このとき、ステータコイル70の端末部72,74を結線端子64,66に例えばスポット溶接によりそれぞれ接続する。なお、結線端子64,66に爪を設け、この爪をかしめることにより結線端子64,66とステータコイル70の端末部72,74とを接続しても良い。また、結線端子64,66をかしめた後にステータコイル70の端末部72,74を結線端子64,66にそれぞれスポット溶接しても良い。
続いて、上述のようにして結線端子ユニット60にステータコイル70を固定して結線すると共にバックヨーク80を結線端子ユニット60に連結した状態で、これらを不図示の金型にセットする。なお、この金型は、ステータユニット30を所定の形状に成形することができるように構成されたものであり、この金型内のキャビティに通ずるゲートGは、図9に示すように、結線端子ユニット60の内側環状成形部60bよりも径方向内側の部分(例えば、結線端子ユニット60と略同一平面状で孔部60aの中心位置)に配置される。
そして、上記金型のキャビティ内に上記ゲートGを介して溶融した樹脂材料を充填する。このとき、上述のように、金型内にセットされている結線端子ユニット60には、金型のゲートGと結線端子64,66との間に壁状の溶融樹脂流入抑制部68,69がそれぞれ形成されている。
従って、金型のゲートGからキャビティ内に高圧の溶融樹脂が流入しても、図10中の破線Aで溶融樹脂の流れを示すように、この高圧の溶融樹脂が壁状の溶融樹脂流入抑制部68に当たった後に溶融樹脂流入抑制部68の脇を流れて結線端子64の側面側から回り込むようにして結線部90側へ流れていくので、従来のように高圧の溶融樹脂が結線部に直接的に流れ込む手法に比して、結線部90に流れる溶融樹脂の圧力を低く抑えることができる。
同様に、溶融樹脂流入抑制部69についても、金型のゲートGからキャビティ内に高圧の溶融樹脂が流入しても、この高圧の溶融樹脂が壁状の溶融樹脂流入抑制部69に当たった後に溶融樹脂流入抑制部69の脇を流れて結線端子66の側面側から回り込むようにして結線部90側へ流れていくので、従来のように高圧の溶融樹脂が結線部に直接的に流れ込む手法に比して、結線部90に流れる溶融樹脂の圧力を低く抑えることができる。
つまり、本例では、結線部90に溶融樹脂の高い圧力が直接的に加わらないように、溶融樹脂流入抑制部68,69が防護壁の役割をする。従って、結線部90が切断されたり、結線端子64,66が曲がったりすることなく、結線端子ユニット60とステータコイル70とバックヨーク80とを一体にモールド成形してステータユニット30を確実に形成することができる。
そして、金型内に充填した樹脂材料を冷却固化させた後に成形品を金型から取り外すと、図2に示すような所定の形状からなるステータユニット30が形成される。つまり、上述のように、結線端子ユニット60、ステータコイル70およびバックヨーク80がモールド成形されて所定の形状からなるステータユニット30を形成することができる。
次に、上述のようにして形成したステータユニット30に、図3に示すように、ロータ20、回路ユニット40、バックフレーム50を順次に組み付けて、本例のブラシレスモータ10が完成する。
このように、本例では、結線端子ユニット60と、複数のステータコイル70と、バックヨーク80をモールド成形することによってステータユニット30を単一ユニット化することができるので、ブラシレスモータの組み立て作業時に、結線端子ユニット60と複数のステータコイル70とバックヨーク80が散けてしまうことを防止することができる。これにより、ステータユニット30をモータ本体に容易に組み付けることが可能となる。
また、本例では、結線端子ユニット60と複数のステータコイル70とバックヨーク80を樹脂部材で一体的にモールド成形してステータユニット30を形成するときに、ステータユニット30に外部取付ステー30cが同時に形成されるので、外部取付ステー30cを別途成形することを不要にすることができる。これにより、従来に比して製造工数を削減できると共に、部品点数が増加することを防止することができるので製造コストを低減することができる。
また、本例では、外部取付ステー30cをステータユニット30における複数のステータコイル70の境目近傍位置に形成するようにしているので、外部取付ステー30cの形成位置で樹脂が合流すること無く外部取付ステー30cを成形することができる。従って、外部取付ステー30cの概観を良好にすることができると共に、外部取付ステー30cの強度も確保できる。
また、本例では、結線端子フレーム62をモールド成形することにより結線端子ユニット60を形成しているので、結線端子フレーム62の形状および位置を樹脂部材で固定することができる。これにより、ブラシレスモータ10の組み立て作業時に、結線端子ユニット60の取り扱いを容易にすることができる。
また、本例によれば、ステータユニット30を製造する際に、ステータコイル70と結線端子ユニット60の結線部90に近接して壁状の溶融樹脂流入抑制部68,69を設けることにより、従来のように高圧の溶融樹脂が結線部90に直接的に流れ込む手法に比して、結線部90に流れる溶融樹脂の圧力を低く抑えることができる。従って、ステータコイル70と結線端子ユニット60の結線部90が切断されたり、結線端子64,66が曲がったりすることを防止でき、結線部90を確実にモールド成形することができる。
また、溶融樹脂流入抑制部68は、コモンフレーム62Cに予め形成されるものであり、溶融樹脂流入抑制部69は、結線端子ユニット60をモールド成形する段階で形成されるものである。従って、防護壁の役割を果たす別部材を結線端子ユニット60のモールド成形時に用いる必要が無いので、製造工数の増加を防止できると共に別部材の追加による製造コストの増加も防ぐことができる。
また、ステータユニット30をモールド成形する前段階である結線端子ユニット60のモールド成形工程において結線端子ユニット60に溶融樹脂流入抑制部68,69を一体に設けるという非常に簡易な手法によって、ステータコイル70と結線端子ユニット60の結線部90に加わる溶融樹脂の圧力を確実に低減することができる。これにより、従来のようにステータコイル70と結線端子ユニット60の結線部90に直接的に高圧の溶融樹脂が当たる手法に比して、ブラシレスモータ10の歩留まりを大幅に向上させることができる。
なお、本発明の実施の形態は、以下のように改変することができる。
(1)上記実施形態では、結線端子ユニット60と複数のステータコイル70とバックヨーク80が樹脂部材で一体的にモールド成形されるように説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他にも、複数のステータコイル70とステータコア80が樹脂部材で一体的にモールド成形されるように構成されていても良い。
(2)また、上記実施形態では、結線端子ユニット60のモールド成形時に溶融樹脂が結線端子64,66へ流入することを抑制するための手段として、異なる二種類の溶融樹脂流入抑制部68と溶融樹脂流入抑制部69が備えられていたが、その他にも、結線端子66,68へ溶融樹脂が流入することを抑制するための手段として、異なる二種類の溶融樹脂結線端子68,69のうちいずれかの構成に統一するようにしても良い。
(3)また、上記実施形態では、溶融樹脂流入抑制部68,69をいずれも結線端子64,66に対してモータ回転軸方向上側に突出するように説明したが、その他にも、例えば、結線端子64,66に対してモータ径方向外側に突出するように構成しても良い。また、結線端子64,66に対してモータ回転軸方向上側およびモータ径方向外側の両側に突出するようにしても良い。さらに、結線端子64,66の長手方向と交差する方向に延出するようにフランジ状に形成しても良い。
次に、上記実施形態から特許請求の範囲に記載の発明以外に導き出される技術的思想を示す。すなわち、第一の技術的思想は、前記結線端子ユニットの結線端子部と前記ステータコイルの端末部との結線部が金型を用いたモールド成形により樹脂部材と一体化され、前記結線端子ユニットには、前記結線部に近接してモールド成形時の溶融樹脂の流れを抑制する壁状の溶融樹脂流入抑制部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のブラシレスモータである。
また、第二の技術的思想は、前記第一の工程で、前記結線端子ユニットの結線端子部と前記ステータコイルの端末部との結線部に近接してモールド成形時の溶融樹脂の流れを抑制する壁状の溶融樹脂流入抑制部を形成し、前記第三の工程で、少なくとも前記結線部と前記溶融樹脂流入抑制部とをモールド成形用の金型にセットして、前記金型のゲートから前記金型内に溶融樹脂を注入して充填させ、前記金型内に充填した溶融樹脂を冷却固化させることによって少なくとも前記結線部と樹脂部材とを一体化すること含むことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のブラシレスモータの製造方法である。
このように、結線端子ユニットの結線端子部とステータコイルの端末部との結線部に近接して壁状の溶融樹脂流入抑制部が形成されていると、モールド成形時に金型のゲートからキャビティ内に高圧の溶融樹脂が流入しても、この高圧の溶融樹脂の流れを壁状の溶融樹脂流入抑制部により抑制することができる。従って、従来のように高圧の溶融樹脂が結線部に直接的に流れ込む手法に比して、結線部に流れる溶融樹脂の圧力を低く抑えることができる。これにより、ステータコイルと結線端子ユニットの結線部が切断されたり、結線端子が曲がったりすることを防止でき、結線部を確実にモールド成形することができる。
また、壁状の溶融樹脂流入抑制部については、結線端子ユニットを例えばモールド成形する段階で形成したり、結線端子ユニットの結線端子部に予め形成したりすることができるものであるので、結線端子ユニットのモールド成形時に防護壁の役割を果たす別部材を不要にできる。これにより、製造工数の増加を防止できると共に別部材の追加による製造コストの増加も防ぐことができる。
さらに、ステータをモールド成形する前段階である結線端子ユニットのモールド成形工程において結線端子ユニットに溶融樹脂流入抑制部を一体に設けるという非常に簡易な手法によって、ステータコイルと結線端子ユニットの結線部に加わる溶融樹脂の圧力を確実に低減することができる。これにより、従来のようにステータコイルと結線端子ユニットの結線部に直接的に高圧の溶融樹脂が当たる手法に比して、ブラシレスモータの歩留まりを大幅に向上させることができる。
また、第三の技術的思想は、前記溶融樹脂流入抑制部が、前記金型のゲートが位置する部位と前記結線部との間に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のブラシレスモータである。
さらに、第四の技術的思想は、前記第一の工程で、前記溶融樹脂流入抑制部を前記金型のゲートが位置する部位と前記結線部との間に形成することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のブラシレスモータの製造方法である。
このように、金型のゲートが位置する部位と結線部との間に溶融樹脂流入抑制部を形成すると、ゲートから流入する溶融樹脂の流れを壁状の溶融樹脂流入抑制部によって確実に抑制することができるので好適である。
また、第五の技術的思想は、前記溶融樹脂流入抑制部が、前記ロータの回転シャフトと前記結線部との間に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のブラシレスモータである。
さらに、第六の技術的思想は、前記第一の工程で、前記溶融樹脂流入抑制部を前記ロータの回転シャフトと前記結線部との間に形成することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のブラシレスモータの製造方法である。
このように、ロータの回転シャフトと結線部との間に溶融樹脂流入抑制部を形成するようにすると、ロータの回転シャフトと結線部の間の比較的にスペースのゆとりのある部分に溶融樹脂流入抑制部を形成することができるので、壁状の溶融樹脂流入抑制部を設けたことによってブラシレスモータの寸法が増加することを防止することができ好適である。
また、第七の技術的思想は、前記結線端子ユニットが、前記結線端子部の少なくとも一部を覆う樹脂成形部を有して構成され、前記溶融樹脂流入抑制部が、前記樹脂成形部に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のブラシレスモータである。
さらに、第八の技術的思想は、前記第一の工程で、前記溶融樹脂流入抑制部を前記結線端子ユニットのうち前記結線端子部の少なくとも一部を覆う樹脂成形部に形成することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のブラシレスモータの製造方法である。
また、第九の技術的思想は、前記溶融樹脂流入抑制部は、前記結線端子部の一部に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のブラシレスモータである。
また、第十の技術的思想は、前記第一の工程で、前記溶融樹脂流入抑制部を前記結線端子部の一部に形成することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のブラシレスモータの製造方法である。
このように、上記壁状の溶融樹脂流入抑制部は、結線端子ユニットのうち結線端子部の少なくとも一部を覆う樹脂成形部に形成しても良く、また、結線端子部の一部に形成しても良い。
本発明の一実施形態に係るステータコイルと結線端子ユニットとの結線部の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るステータコイルと結線端子ユニットとの結線部の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るステータの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る結線端子ユニットの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る結線端子フレームの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る結線端子の断面構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る結線端子の断面構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る結線端子ユニットにステータコイルを固定した状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係るステータコイルと結線端子ユニットとの結線部に溶融樹脂が流れ込む様子を示す説明図である。
符号の説明
10…ブラシレスモータ、20…ロータ、22…ロータヨーク、22a…平面部、22b…シャフト支持部、24…ロータマグネット、26…回転シャフト、30…ステータユニット、30a…孔部、30b…軸受支持部、30c…外部取付ステー、32…軸受部材、40…回路ユニット、42…ヒートシンク、44…回路基板、44a…ドライバIC、44b…配線部材、50…バックフレーム、60…結線端子ユニット、60a…孔部、60b…内側環状成形部(樹脂成形部)、60c…切欠部、60d…外側環状成形部、60e…ステータコイル固定部、60f…突極挿通部、60g…絶縁壁、62…結線端子フレーム(結線端子部)、62C…コモンフレーム、62U…U相フレーム、62V…V相フレーム、62W…W相フレーム、64,66…結線端子、65,67…フレーム本体部、68,69…溶融樹脂流入抑制部、70…ステータコイル、72,74…端末部、80…バックヨーク(ステータコア)、82…突極、90…結線部、G…ゲート

Claims (9)

  1. ロータマグネットを有して構成されたロータと、
    前記ロータマグネットと回転軸方向に対向するように複数のステータコイルが配置されたステータコアと、
    前記複数のステータコイルの端末部を結線する結線端子部を有して構成された結線端子ユニットと、を備えたブラシレスモータにおいて、
    前記複数のステータコイルと前記ステータコアとが樹脂部材で一体的にモールド成形されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. ロータマグネットを有して構成されたロータと、
    前記ロータマグネットと回転軸方向に対向するように複数のステータコイルが配置されたステータコアと、
    前記複数のステータコイルの端末部を結線する結線端子部を有して構成された結線端子ユニットと、を備えたブラシレスモータにおいて、
    前記結線端子ユニットと前記複数のステータコイルと前記ステータコアが樹脂部材で一体的にモールド成形されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. ロータマグネットを有して構成されたロータと、
    前記ロータマグネットと回転軸方向に対向するように複数のステータコイルが配置されたステータコアと、
    前記複数のステータコイルの端末部を結線する結線端子部を有して構成された結線端子ユニットと、を備えたブラシレスモータにおいて、
    前記結線端子ユニットと前記複数のステータコイルと前記ステータコアが樹脂部材で一体的にモールド成形されることによりステータユニットが形成されると共に、前記モールド成形により前記ステータユニットに外部取付ステーが樹脂部材で一体的に形成されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 前記外部取付ステーは、前記ステータユニットにおける前記複数のステータコイルの境目近傍位置に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のブラシレスモータ。
  5. 前記結線端子ユニットは、前記結線端子部がモールド成形されることにより前記結線端子部と樹脂部材とが一体化されて形成されたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のブラシレスモータ。
  6. ブラシレスモータと、
    前記ブラシレスモータによって回転させられるファンと、を備えてなるブラシレスファンモータ装置において、
    前記ブラシレスモータに、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のブラシレスモータを用いたことを特徴とするブラシレスファンモータ装置。
  7. ロータマグネットを有して構成されたロータと、前記ロータマグネットと回転軸方向に対向するように複数のステータコイルが配置されたステータコアと、前記複数のステータコイルの端末部を結線する結線端子部を有して構成された結線端子ユニットと、を備えたブラシレスモータの製造方法において、
    前記結線端子部を樹脂部材でモールド成形することにより前記結線端子ユニットを形成する第一の工程と、
    前記結線端子ユニットとステータコアとの連結と、前記ステータコイルの前記ステータコアへの載置と、前記ステータコイルの端末部と前記結線端子ユニットの結線端子部との結線と、を行う第二の工程と、
    前記結線端子ユニットと前記複数のステータコイルと前記ステータコアを樹脂部材で一体的にモールド成形することによりステータユニットを形成する第三の工程と、を含むことを特徴とするブラシレスモータの製造方法。
  8. 前記第三の工程において、前記モールド成形により前記ステータユニットに外部取付ステーを樹脂部材で一体的に形成することを特徴とする請求項7に記載のブラシレスモータの製造方法。
  9. 前記第三の工程において、前記外部取付ステーを、前記ステータユニットにおける前記複数のステータコイルの境目近傍位置に形成することを特徴とする請求項8に記載のブラシレスモータの製造方法。
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