JP2006163758A - 印刷システム - Google Patents

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JP2006163758A JP2004353639A JP2004353639A JP2006163758A JP 2006163758 A JP2006163758 A JP 2006163758A JP 2004353639 A JP2004353639 A JP 2004353639A JP 2004353639 A JP2004353639 A JP 2004353639A JP 2006163758 A JP2006163758 A JP 2006163758A
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Abstract

【課題】 ネットワークを介して印刷を行う際に、印刷データの正規ユーザであるかどうかを身体特徴量を用いて判別することにより、印刷物の機密性を確保すること。
【解決手段】 本発明の印刷システムでは、データ処理装置110からプリントサーバ130へ送信された印刷データは、印刷装置150に入力された身体情報を用いてプリントサーバ130で本人認証を行った後、印刷装置へ送信され出力される構成になっており、ユーザ識別子と身体特徴量の対応表をプリントサーバ130が持つことにより、データ処理装置110に身体情報入力装置を装備する必要がなくなるのとともに、印刷装置ごとにユーザ識別子と身体特徴量の対応表を登録する必要もなくなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを介して印刷データをやりとりする印刷システムであってユーザ認証に用いる身体的特徴情報の暗号化に適する印刷システムに関する。
近年、企業のオフィスにおいては情報インフラの整備が進み、ネットワークを介した印刷システムが普及している。
印刷システムでは、データ端末から送られた印刷データがネットワークで接続されているプリンタから出力されるようになっている。
このようなプリンタは、共有環境下に置かれているため、出力された書類が印刷を指示した本人以外の目に触れてしまう危険性を伴っている。
そこで、指紋や声紋など、偽造困難であり、かつ、紛失したり、盗難にあう可能性が低い、身体特徴量を用いたユーザ認証を行う印刷システムが発明されている(特許文献1)。
例えば、特許文献1に開示されている。
前記発明は、データ処理装置から印刷データに指紋情報を付加してプリントサーバにスプールし、印刷装置からプリントサーバへ指紋情報を送信されてきた指紋情報と一致すると判断された場合に印刷装置へ印刷データを送信する技術がである。
また、プリンタが、ユーザ識別子と音声特徴量の対応ファイルを持ち、プリンタ側で、ユーザ認証を行い、正規ユーザであると判定されたときのみ、印刷を開始するシステムが知られている(特許文献2)。
例えば、特許文献2である。
特開2001−051915号公報 特開平7−152520号公報
ユーザ認証の方法としては、パスワードや、ICカードを用いるものが広く知られている。しかし、パスワードは、他人に知られてしまったり、忘れてしまう可能性がある。また、ICカードのような物は、紛失や盗難の可能性がある。
共有環境下にある印刷装置は、印刷装置が複数ある場合、印刷装置を間違って指定してしまった場合には、間違った印刷装置によって印刷物が印刷されてしまい、印刷物が第三者の目に触れてしまうという課題がある。
前記、特許文献1に開示されている印刷システムでは、データ処理装置側に指紋読取装置がない場合は、セキュアプリントができないという課題があった。
前記、特許文献2に開示されている印刷システムでは、オフィスに複数の印刷装置がある場合、複数の印刷装置にそれぞれユーザ識別子と身体特徴量の対応表を登録する必要がある。例えば、ユーザを登録したり、ユーザ登録を削除したりするたびに、複数のプリンタに対して登録や削除の作業を行わなければならず、作業量が多くなってしまうという課題があった。また、ネットワーク上を流れる電子データは、傍受され、複製される危険性がある。
身体情報データや、身体特徴量データを、ネットワークを通じてやり取りする場合、身体情報データや、身体特徴量データの保護が重要な課題の一つである。
本発明では、パスワードのように、他人に簡単に知られてしまったり、忘れてしまったりするような認証手段や、ICカードのように紛失や盗難の可能性がある認証手段に対しては、身体特徴量を用いたユーザ認証を行い解決する。
身体特徴量を用いたユーザ認証は、身体特徴慮を偽造することが困難であり、かつ紛失、盗難、忘却といった恐れもない。
共有環境下にある印刷装置は、印刷装置が複数ある場合、印刷装置を間違って指定してしまった場合には、間違った印刷装置によって印刷物が印刷されてしまい、印刷物が第三者の目に触れてしまうという課題に対しては、本人が印刷装置の前に居ることを身体情報を用いてユーザ認証を行うことで確認し、印刷装置識別子を印刷データと、身体情報データに付加することで間違って指定した印刷装置から印刷が行われないようにするという手段により解決する。
データ処理装置側に身体特徴量読取装置がないと、身体特徴量を用いたユーザ認証ができないという課題に対しては、プリンタサーバにユーザ識別子と身体特徴量データの対応表を持たせ、データ処理装置からユーザ識別子を入力することにより、データ処理装置側に身体情報入力装置が無くても、身体特徴量を用いたユーザ認証を行えるようにする。
また、プリントサーバが、ユーザ識別子と身体特徴量データの対応表を持つことにより、複数の印刷装置にそれぞれユーザ識別子と身体特徴量の対応表を登録する作業が発生するという課題を解決する。
身体情報データの保護という課題に対しては、暗号化により解決し、さらに、暗号化と復号化の鍵を変更できる手段を備えることにより、万一、暗号化された身体情報データが傍受されても、暗号化と復号化の鍵を変更する手段により解決する。
身体特徴量データの保護という課題に対しては、身体特徴量データをネットワーク上に流さず、プリントサーバ上で、身体情報データから身体特徴量データを抽出する処理を行うことで解決する。
本発明では、データ処理装置から、印刷データにユーザ識別子と印刷装置識別子を付加してプリントサーバへ送信し、プリントサーバはユーザ識別子と印刷装置識別子が付加された印刷データをスプールし、印刷装置からユーザが身体情報を入力すると印刷装置は、ユーザの身体情報データを暗号化し、暗号化した身体情報データに印刷装置識別子を付加してプリントサーバへ送信し、プリントサーバは、暗号化された身体情報データを復号化し、復号化された身体情報データから特徴量を抽出し、身体特徴量データに対応するユーザ識別子を検索し、一致する身体特徴量データがある場合に、身体特徴量データに対応するユーザ識別子が付加された印刷データがあるかどうかを検索し、印刷データがあったとき、印刷データに付加された印刷装置識別子と身体情報データに付加された印刷装置識別子が一致する場合に、印刷装置識別子に対応する印刷装置へ印刷データを送信し、印刷データを受信した印刷装置は、印刷データを印刷することにより、正規のユーザのみの指示により、印刷を行うようにすることができる。
本発明では、印刷装置を間違って指定してしまった場合でも、本人が印刷装置の前に居ることを身体情報を用いてユーザ認証を行うことで確認し、印刷装置識別子を印刷データと、身体情報データに付加することで間違って指定した印刷装置から印刷が行われないようにするという効果がある。
本発明では、プリントサーバが、身体特徴量とユーザ識別子の対応表を持つことにより、PC側に身体情報を読み取る装置がない、または、印刷装置毎に身体特徴量とユーザ識別子の対応表を登録する作業を行わなくても、身体特徴量を用いたユーザ認証を行うことができるという効果がある。
本発明では、身体情報データを暗号化してネットワーク上に流すことにより、身体情報データを保護することができるという効果がある。
本発明では、身体情報データの暗号化と復号化の鍵を変更できるようにしておくことで、暗号化した身体情報データを傍受され、複製されてしまったとしても、複製された暗号化された身体情報データを無効にすることができるという効果がある。
本発明では、身体特徴量データをネットワーク上に流さず、プリントサーバ上で、身体情報データから身体特徴量データを抽出する処理を行うことで、身体特徴量データを保護することができるという効果がある。
以下、添付の図面を参照して本発明の印刷システム及びユーザ認証に用いる身体的特徴情報の暗号化に関する実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る印刷システムの第1の実施形態における構成図を示した図である。図で示したように、印刷システムは、文書作成等のデータ処理を行うデータ処理装置110、121、122、・・・と、データ処理装置110、121、122、・・・から送信された印刷ジョブを印刷する印刷装置150、161、162、・・・と、印刷ジョブを管理するプリントサーバ130とからなり、それぞれLAN(構内情報通信網)等のネットワーク170に接続されている。
データ処理装置110は、その動作を制御するCPU111と、CPU111が実行時に参照するプログラムやデータがストアされているRAM(ランダムアクセスメモリ)113と、CPU111が実行する所定のプログラムを格納しているROM(読み出し専用メモリ)112と、補助記憶手段であるハードディスク117と、キーボードやマウスからなる入力部115と、ディスプレイ等の表示部116と、ネットワーク170を介して通信するためのネットワークインターフェース114とからなる。
プリントサーバ130も、データ処理装置110と同様の構成を有し、その全体動作を制御するCPU131、プログラムやデータを記憶するROM132、RAM133、及びハードディスク137等からなる。
プリントサーバ130の、ハードディスク137には、ユーザを識別するためのユーザ識別子と印刷装置を識別するための印刷装置識別子が付加された印刷データのリストと、ユーザ識別子と指紋特徴量の対応表と、印刷装置識別子と共通鍵の対応表とが保存されている。
ただし、印刷データリストはRAM133に、ユーザ識別子と指紋特徴量の対応表はROM132に保存されていてもよい。
印刷装置150は、その動作を制御するCPU152と、CPU152が実行時に参照するプログラムやデータがストアされているRAM153と、CPU152が実行する所定のプログラムを格納するROM153と、補助記憶手段であるハードディスク157と、ユーザが表示を見ながら操作を行うための操作パネル156と、ネットワーク170を介して通信するためのネットワークインターフェース151と、指紋読取装置155とからなる。
図2は、第1の実施形態におけるデータ処理装置に内蔵されているCPU111の動作を説明するフローチャートである。
ユーザは、印刷データを送信する前に、ユーザ識別子を入力(S201)し、印刷装置を指定し(S202)する。
ユーザによって指定された、ユーザ識別子と印刷装置識別子を印刷データに負荷してプリントサーバへ送信(S203)する。
図3は、第1の実施形態における印刷装置に内蔵されているCPU152の動作を説明するフローチャートである。
印刷データをプリントサーバへ送ったユーザは、印刷データの出力指示を行うために印刷装置のところへ来て、印刷装置の指紋読取装置(155)に指紋画像を読み取らせる(S301)。
指紋読取装置によって読み取られた指紋画像データから指紋の特徴量を抽出する(S303)。
抽出された指紋特徴量は、S303にてプリントサーバとの共通鍵にて暗号化する。
S303にて暗号化された指紋特徴量は、S304にてプリントサーバへ送信される。
プリントサーバにて認証作業が行われ、印刷データの正規のユーザであることが認証されれば、プリントサーバから印刷装置へ印刷データが送信されてくるので、送られてきた印刷データを受信する(S305)。
印刷装置は、受信した印刷データを印刷する(S306)。
図4は、第1の実施形態におけるプリントサーバに内蔵されているCPU131の動作を説明するフローチャートである。
プリントサーバは、データ処理装置110から送信されてきた、ユーザ識別子と印刷装置識別子が付加されている印刷データを受信し、ハードディスク137にスプールする(S401)。
S401にてスプールした印刷データに関しては、印刷装置から送信されてきた、印刷装置識別子が付加された暗号化された指紋特徴量を受信するまで待機する(S402)。
S402にて印刷装置識別子が付加された暗号化された指紋特徴量を受信した場合、S403にて受信した印刷装置識別子に対応する印刷データがあるかどうか、印刷データリストを使って検索する。
検索した結果、印刷装置識別子に対応する印刷データがない場合は、S402の待機状態に戻る。
検索した結果、印刷装置識別子に対応する印刷データがある場合は、S404にて印刷装置に対応する共通鍵を印刷装置識別子と共通鍵の対応表から検索して特定し、共通鍵によって、暗号化されていた指紋特徴量を復号化する。
S405では、指紋特徴量に対応するユーザ識別子をユーザ識別子と指紋特徴量の対応表から検索して特定し、特定できない場合はS402の待機状態に戻り、特定できる場合は、S406に進む。
S406では、ユーザ識別子と印刷装置識別子に対応する印刷データを印刷データリストにて特定し、特定できない場合は、S402の待機状態に戻り、特定できる場合は、S407へ進む。
S407では、印刷装置識別子に対応する印刷装置へ印刷データを送信する。
図5は、第1の実施形態における印刷装置に内蔵されているCPU152が指紋画像から指紋特徴量を抽出する動作を説明するためのフローチャートである。
画像データの2値化を行い(S501)、さらにこのデータの細線化を行う(S502)。
S503にて指紋の輪郭から方向を求める。
S504にて指紋の渦の中心検出を行い、検出された場合は(S505)、検出された中心から半径Rの範囲の2値化、細線化が行われたデータを特徴量とする(S506)。
S504にて指紋の渦の中心検出を行った結果、検出されなかった場合は(S505)、輪郭により囲まれる範囲の中心に最も近い端点を検出し(S507)、端点から半径Rの範囲の2値化、細線化されたデータを特徴量とする(S508)。
ここで、端点とは、指紋の流線が途切れる点のことである。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態における印刷システムの構成図である。
図で示したように、印刷システムは、文書作成等のデータ処理を行うデータ処
理装置610、621、622、・・・と、データ処理装置610、621、62
2、・・・から送信された印刷ジョブを印刷する印刷装置650、661、662
、・・・と、印刷ジョブを管理するプリントサーバ630とからなり、それぞれL
AN(構内情報通信網)等のネットワーク670に接続されている。
データ処理装置610は、その動作を制御するCPU611と、CPU611が実行時に参照するプログラムやデータがストアされているRAM(ランダムアクセスメモリ)613と、CPU611が実行する所定のプログラムを格納しているROM(読み出し専用メモリ)612と、補助記憶手段であるハードディスク617と、キーボードやマウスからなる入力部615と、ディスプレイ等の表示部616と、ネットワーク670を介して通信するためのネットワークインターフェース614とからなる。
プリントサーバ630も、データ処理装置610と同様の構成を有し、その全体動作を制御するCPU631、プログラムやデータを記憶するROM632、RAM633、及びハードディスク637等からなる。
プリントサーバ630の、ハードディスク637には、ユーザを識別するためのユーザ識別子と印刷装置を識別するための印刷装置識別子が付加された印刷データのリストと、ユーザ識別子と音声特徴量の対応表と、印刷装置識別子と共通鍵の対応表とが保存されている。
ただし、印刷データリストはRAM633に、ユーザ識別子と指紋特徴量の対応表はROM632に保存されていてもよい。
印刷装置650は、その動作を制御するCPU652と、CPU652が実行時に参照するプログラムやデータがストアされているRAM653と、CPU652が実行する所定のプログラムを格納するROM653と、補助記憶手段であるハードディスク657と、ユーザが表示を見ながら操作を行うための操作パネル656と、ネットワーク670を介して通信するためのネットワークインターフェース651と、音声入力装置655とからなる。
図7は、第2の実施形態におけるデータ処理装置に内蔵されているCPU611の動作を説明するフローチャートである。
ユーザは、印刷データを送信する前に、ユーザ識別子を入力(S701)し、印刷装置を指定し(S702)する。
ユーザによって指定された、ユーザ識別子と印刷装置識別子を印刷データに負荷してプリントサーバへ送信(S703)する。
図8は、第2の実施形態における印刷装置に内蔵されているCPU652の動作を説明するフローチャートである。
印刷データをプリントサーバへ送ったユーザは、印刷データの出力指示を行うために印刷装置のところへ来て、印刷装置の音声入力装置(655)に音声を入力する(S801)。
S802にて音声入力装置に入力した情報を音声データにする。
S803にて音声データは、S804にてプリントサーバへ送信される。
プリントサーバにて認証作業が行われ、印刷データの正規のユーザであることが認証されれば、プリントサーバから印刷装置へ印刷データが送信されてくるので、送られてきた印刷データを受信する(S805)。
印刷装置は、受信した印刷データを印刷する(S806)
図9は、第2の実施形態におけるプリントサーバに内蔵されているCPU631の動作を説明するフローチャートである。
プリントサーバは、データ処理装置610から送信されてきた、ユーザ識別子と印刷装置識別子が付加されている印刷データを受信し、ハードディスク637にスプールする(S901)。
S901にてスプールした印刷データに関しては、印刷装置から送信されてきた、印刷装置識別子が付加された暗号化された音声データを受信するまで待機する(S902)。
S902にて印刷装置識別子が付加された暗号化された音声データを受信した場合、S903にて受信した印刷装置識別子に対応する印刷データがあるかどうか、632の印刷データリストを使って検索する。
検索した結果、印刷装置識別子に対応する印刷データがない場合は、S902の待機状態に戻る。
検索した結果、印刷装置識別子に対応する印刷データがある場合は、S904にて印刷装置に対応する共通鍵を印刷装置識別子と共通鍵の対応表から検索して特定し、共通鍵によって、暗号化されていた音声データを復号化する。
S905では、S904で復号化された音声データから音声特徴量を抽出する。
S906では、音声特徴量に対応するユーザ識別子をユーザ識別子と音声特徴量の対応表から検索して特定し、特定できない場合はS902の待機状態に戻り、特定できる場合は、S907に進む。
S907では、ユーザ識別子と印刷装置識別子に対応する印刷データを印刷データリストにて特定し、特定できない場合は、S902の待機状態に戻り、特定できる場合は、S908へ進む。
S908では、印刷装置識別子に対応する印刷装置へ印刷データを送信する。
図10は、第2の実施形態におけるプリントサーバに内蔵されているCPU631が、音声データから音声特徴量を抽出する動作を説明するためのフローチャートである。
最初のステップS1001において、音声入力装置655を介してデジタル音声情報が入力されると、次にステップS1102に進み、入力されたデジタル音声情報は、あるサンプル点数をもって高速フーリエ変換(FFT)される。
次に,ステップS1003において、上記高速フーリエ変換された音声信号の周波数成分が分析される。次に、ステップS1004においてピッチ検出が行われる。これは、ステップS1003で周波数分解された巣ペクトラムと呼ばれる音声情報には,人間の声帯の基本周波数であるピッチが含まれているので、そのピッチを検出するものである。
次に、ステップS1005において、上述したステップS1004で検出されたピッチ情報より、人間の個人情報の1つである声道の形の情報が含まれている低周波成分を抽出する。
次に、ステップS1006に進み、ステップS1005で求められた上記声道の形の情報を、ケプトストラムと呼ばれる個人情報をよく表す特徴パラメータへと変換される。音声特徴量であるケプトストラム及び特徴量を利用したマッチング技術は公知の技術であり、例えば、特開平09−230888号に詳述されているので、詳細な説明を省略する。
図11は、印刷装置に内蔵されているCPU652が、印刷装置の共通鍵を変更する動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1101で、現在の共通鍵を入力し、ステップ1102で入力した共通鍵が正しく無ければ、共通鍵変更処理を終了し、入力した共通鍵が正しければ、続いてステップS1103にて1回目の新しい共通鍵入力を行う。
ステップS1104では、2回目の新しい共通鍵の入力を行い、1回目と2回目の新しい共通鍵が一致するかどうかステップS1105にて比較する。
ここで、ステップ1103とステップ1104で2回新しい共通鍵を入力しているのは、タイプミスを防ぐためである。
ステップ1105で1回目と2回目に入力した新しい共通鍵が一致しない場合は、共通鍵変更の処理を中断し終了する。
ステップ1105で1回目と2回目に入力した新しい共通鍵が一致する場合は、ステップS1106へ進み、現在の共通鍵に新しい共通鍵を上書きし、共通鍵変更の処理を完了する。
図12は、プリントサーバに内蔵されているCPU631が、プリントサーバの共通鍵を変更する時の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1201で、共通鍵を変更したい印刷装置の印刷装置識別子を指定し、次に、ステップ1202で指定した印刷装置に対応する、現在の共通鍵を入力し、ステップ1203で入力した共通鍵が正しく無ければ、共通鍵変更処理を終了し、入力した共通鍵が正しければ、続いてステップS1204にて1回目の新しい共通鍵入力を行う。
ステップS1205では、2回目の新しい共通鍵の入力を行い、1回目と2回目の新しい共通鍵が一致するかどうかステップS1206にて比較する。
ここで、ステップ1204とステップ1205で2回新しい共通鍵を入力しているのは、タイプミスを防ぐためである。
ステップ1206で1回目と2回目に入力した新しい共通鍵が一致しない場合は、共通鍵変更の処理を中断し終了する。
ステップ1206で1回目と2回目に入力した新しい共通鍵が一致する場合は、ステップS1207へ進み、現在の共通鍵に新しい共通鍵を上書きし、共通鍵変更の処理を完了する。
(本発明の他の実施形態)
第1の実施形態では、印刷装置側で指紋画像データから指紋特徴量を抽出して、抽出した指紋特徴量を暗号化してプリントサーバへ送信していたが、印刷装置側では、指紋画像データをそのまま暗号化して、プリントサーバへ送信し、プリントサーバ側で復号化した後、指紋特徴量を抽出することも本発明に含まれる。
第2の実施形態では、印刷装置側で音声データをそのまま暗号化し、プリントサーバ側へ送信し、プリントサーバ側では、音声データを復号化した後、音声特徴量の抽出を行っていたが、印刷装置側で音声データから音声特徴量を抽出し、音声特徴量を暗号化してプリントサーバ側へ送信し、プリントサーバ側では、暗号化された音声特徴量を復号化するといったことも本発明に含まれる。
第1の実施形態の構成を示す構成図である。 第1の実施形態におけるデータ処理装置に内蔵されているCPU111の動作を説明するフローチャートである。 第1の実施形態における印刷装置に内蔵されているCPU152の動作を説明するフローチャートである。 第1の実施形態におけるプリントサーバに内蔵されているCPU131の動作を説明するフローチャートである。 第1の実施形態における印刷装置に内蔵されているCPU152が指紋画像から指紋特徴量を抽出する動作を説明するためのフローチャートである。 、第2の実施形態の構成を示す構成図である。 、第2の実施形態におけるデータ処理装置に内蔵されているCPU611の動作を説明するフローチャートである。 、第2の実施形態における印刷装置に内蔵されているCPU652の動作を説明するフローチャートである。 、第2の実施形態におけるプリントサーバに内蔵されているCPU631の動作を説明するフローチャートである。 第2の実施形態におけるプリントサーバに内蔵されているCPU631が、音声データから音声特徴量を抽出する動作を説明するためのフローチャートである。 印刷装置に内蔵されているCPU152及び652が、印刷装置の共通鍵を変更する動作を説明するためのフローチャートである。 プリントサーバに内蔵されているCPU131及び631が、プリントサーバの共通鍵を変更する時の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
110 データ処理装置
121 データ処理装置
122 データ処理装置
130 プリントサーバ
150 印刷装置
161 印刷装置
162 印刷装置

Claims (15)

  1. データ処理装置と印刷装置とプリントサーバからなる印刷システムであって、前記データ処理装置は、
    印刷データにユーザ識別子と印刷装置識別子を付加してプリントサーバに送信する手段を備え、
    前記印刷装置は、
    身体情報データ入力手段と、
    身体情報データに印刷装置識別子を付加してプリントサーバへ送信する手段と、
    印刷データを印刷する手段を備え、
    前記プリントサーバは、
    ユーザ識別子と印刷装置識別子が付加された印刷データをスプールする手段と、
    ユーザ識別子と身体特徴量の対応表と、
    身体情報データから身体特徴量を抽出する手段と、
    身体特徴量からユーザ識別子を検索する手段と、
    ユーザ識別子に対応する印刷データがあるかどうか検索する手段と、
    身体情報データに付随した印刷装置識別子と印刷データに付随した印刷装置識別
    子が対応するかどうか判別する手段と、
    印刷装置に印刷データを送信する手段を備えていることを特徴とする印刷システム。
  2. 請求項1にて、
    身体情報データとして、指紋画像を用い、
    身体特徴量として、指紋の特徴量を用い、
    前記印刷装置が、指紋読取装置を備えていることを特徴とする印刷システム。
  3. 請求項1にて、
    身体情報データとして、音声を用い、
    身体特徴量として、声紋の特徴量を用い、
    前記印刷装置が、音声入力装置を備えていることを特徴とする印刷システム。
  4. データ処理装置と印刷装置とプリントサーバからなる印刷システムであって、
    前記データ処理装置は、
    印刷データにユーザ識別子と印刷装置識別子を付加してプリントサーバに送信する手段を備え、
    前記印刷装置は、
    身体情報データ入力手段と、
    身体情報データを暗号化する手段と、
    暗号化した身体情報データに印刷装置識別子を付加してプリントサーバへ送信する手段と、
    印刷データを印刷する手段を備え、
    前記プリントサーバは、
    ユーザ識別子と印刷装置識別子が付加された印刷データをスプールする手段と、
    暗号化された身体情報データを復号化する手段と、
    ユーザ識別子と身体特徴量の対応表と、
    身体情報データから身体特徴量を抽出する手段と、
    身体特徴量からユーザ識別子を検索する手段と、
    ユーザ識別子に対応する印刷データがあるかどうか検索する手段と、
    身体情報データに付随した印刷装置識別子と印刷データに付随した印刷装置識別
    子が対応するかどうか判別する手段と、
    印刷装置に印刷データを送信する手段を備えていることを特徴とする印刷システム。
  5. 請求項4にて、
    身体情報データとして、指紋画像を用い、
    身体特徴量として、指紋の特徴量を用い、
    前記印刷装置が、指紋読取装置を備えていることを特徴とする印刷システム。
  6. 請求項4にて、
    身体情報データとして、音声を用い、
    身体特徴量として、声紋の特徴量を用い、
    前記印刷装置が、音声入力装置を備えていることを特徴とする印刷システム。
  7. 請求項4にて、
    前記印刷装置による暗号化と、前記プリントサーバによる復号化は、共通鍵によってなされ、
    前記印刷装置は、
    共通鍵を登録する手段と、
    共通鍵を変更する手段を備え、
    前記プリントサーバは、
    印刷装置に対応する共通鍵を登録する手段と、
    印刷装置に対応する共通鍵を変更する手段と、
    印刷装置識別子から、印刷装置に対応する共通鍵を検索する手段
    を備えていることを特徴とする印刷システム。
  8. 請求項4にて、
    身体情報データとして、指紋画像を用い、
    身体特徴量として、指紋の特徴量を用い、
    前記印刷装置が、指紋読取装置を備えていることを特徴とする印刷システム。
  9. 請求項4にて、
    身体情報データとして、音声を用い、
    身体特徴量として、声紋の特徴量を用い、
    前記印刷装置が、音声入力装置を備えていることを特徴とする印刷システム。
  10. データ処理装置と印刷装置とプリントサーバからなる印刷システムであって、
    前記データ処理装置は、
    印刷データにユーザ識別子と印刷装置識別子を付加してプリントサーバに送信する手段を備え、
    前記印刷装置は、
    身体情報データ入力手段と、
    身体情報データから身体特徴量を抽出する手段と、
    身体特徴量を暗号化する手段と、
    暗号化した身体特徴量に印刷装置識別子を付加してプリントサーバへ送信する手段と、
    印刷データを印刷する手段を備え、
    前記プリントサーバは、
    ユーザ識別子と印刷装置識別子が付加された印刷データをスプールする手段と、暗号化された身体特徴量を復号化する手段と、
    ユーザ識別子と身体特徴量の対応表と、
    身体特徴量からユーザ識別子を検索する手段と、
    ユーザ識別子に対応する印刷データがあるかどうか検索する手段と、
    身体情報データに付随した印刷装置識別子と印刷データに付随した印刷装置識別子が対応するかどうか判別する手段と、
    印刷装置に印刷データを送信する手段を備えていることを特徴とする印刷システム。
  11. 請求項10にて、
    身体情報データとして、指紋画像を用い、
    身体特徴量として、指紋の特徴量を用い、
    前記印刷装置が、指紋読取装置を備えていることを特徴とする印刷システム。
  12. 請求項10にて、
    身体情報データとして、音声を用い、
    身体特徴量として、声紋の特徴量を用い、
    前記印刷装置が、音声入力装置を備えていることを特徴とする印刷システム。
  13. 請求項10にて、
    前記印刷装置による暗号化と、前記プリントサーバによる復号化は、共通鍵によってなされ、
    前記印刷装置は、
    共通鍵を登録する手段と、
    共通鍵を変更する手段を備え、
    前記プリントサーバは、
    印刷装置に対応する共通鍵を登録する手段と、
    印刷装置に対応する共通鍵を変更する手段と、
    印刷装置識別子から、印刷装置に対応する共通鍵を検索する手段
    を備えていることを特徴とする印刷システム。
  14. 請求項10にて、
    身体情報データとして、指紋画像を用い、
    身体特徴量として、指紋の特徴量を用い、
    前記印刷装置が、指紋読取装置を備えていることを特徴とする印刷システム。
  15. 請求項10にて、
    身体情報データとして、音声を用い、
    身体特徴量として、声紋の特徴量を用い、
    前記印刷装置が、音声入力装置を備えていることを特徴とする印刷システム。
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