JP2006162300A - 板状計測装置及び計測システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 センサ種類の切り替えに柔軟かつ容易に対応でき、被分析エリア内の被検出対象を正確に計測することを可能にする。
【解決手段】 センシング部材10では、複数の圧力センサ13により計測されたセンサ値が、接続コード14を介して出力コネクタ15から出力される。また、制御用部材20では、出力コネクタ15から出力されたセンサ値が入力コネクタ23に入力され、制御回路基板25にて所定の処理がなされた後、無線通信回路基板27により被検出対象に関するセンシング情報が、外部の管理装置に無線送信される。センシング部材10と制御用部材20とは着脱可能であり、出力コネクタ15と入力コネクタと接続を接続して、固定ネジ40とナット41によってセンシング部材10と制御用部材20を固定することで、一体のタイル状センサ2が構成される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、工場や店舗などの所定の被分析エリア内に設置され、人間や物品などの被検出対象を計測する板状計測装置及び計測システムに関する。
従来、工場や店舗などで物品を管理するために、載置物体の有無や載置物体の底面の形状などを検出するマットセンサが知られている(例えば、特許文献1を参照)。この従来のマットセンサでは、基板上に行列状に複数の感圧センサを配置して、その基板の表面を圧力伝達性を有する絶縁性カバーで覆ってマットを形成する。そして、感圧センサの検出結果を所定のフォーマットのデータに変換して、そのデータを先端にコネクタが設けられた接続用ケーブルを介して、他のコンピュータに送信されるように構成される。これにより、工場や店舗などで物品を管理するシステムに用いた場合に、物品管理範囲の拡大を行う際の工事の簡略化とするものである。
特開平4−148318号公報
上記の従来技術では、載置物体からの圧力に基づいて検出を行うために、感圧センサを配置したマットを使用しているが、マットが設置される場所(被分析エリア)の環境や、人間や物品などの被検出対象の種類によっては、光や温度などの他の要素に基づいて計測を行う方が、より正確に計測できる場合がある。そして、光や温度などの他の要素に基づいて計測するためには、他の種類のセンサ(例えば、光センサや温度センサなど)を配置したマットを用いる必要がある。
しかしながら、上記従来のマットセンサでは、マットに感圧センサが埋め込まれているため、光や温度などの他の要素に基づいて計測するためには、マットセンサ自体を他の種類のセンサを具備したものに取り替えるか、あるいはあらかじめ複数種類のセンサを具備したマットを使用するなどしなければならず、センサ種類の切り替え(センサの交換)に柔軟かつ容易に対応することが困難であった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、圧力,光,温度などの計測すべき要素に応じたセンサ種類の切り替えに柔軟かつ容易に対応でき、被分析エリア内の被検出対象を正確に計測可能な板状計測装置及び計測システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の板状計測装置は、被検出対象を検出するために設けられた板状部材であるセンシング部材と、該センシング部材から出力される情報を処理するために設けられた制御用部材とが備えられた板状計測装置であって、前記センシング部材は、前記被検出対象を検出可能な位置に設置される板状の基板と、前記基板に設けられて前記被検出対象を検出してセンサ値を出力するセンサ手段と、前記基板に設けられ、前記センサ手段に接続され、かつ前記制御用部材と接続可能であって、該センサ手段から出力された前記センサ値を該制御用部材へ出力する第1インターフェイス手段とを備え、前記制御用部材は、前記センシング部材の前記基板に対して着脱可能な基部と、前記基部に設けられ、前記第1インターフェイス手段と接続可能であって、該第1インターフェイス手段から出力された前記センサ値を取得する第2インターフェイス手段と、前記基部に設けられ、前記第2インターフェイス手段と接続され、該第2インターフェイス手段により取得された前記センサ値を処理する制御手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明の板状計測装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記センシング部材は、前記基板に設けられて前記センサ手段の種類を示すセンサ種類コードを出力するセンサ種類コード出力手段を備えている。
また、請求項3に係る発明の板状計測装置は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記センシング部材は、前記基板に設けられ、前記センサ種類コード出力手段に接続され、かつ前記制御用部材と接続可能であって、該センサ種類コード出力手段から出力された前記センサ種類コードを該制御用部材へ出力する第3インターフェイス手段を備え、前記制御用部材は、前記基部に設けられ、前記第3インターフェイス手段と接続可能であって、該第3インターフェイス手段から出力された前記センサ種類コードを取得する第4インターフェイス手段を備え、前記制御手段は、前記第4インターフェイス手段と接続され、該第4インターフェイス手段により取得された前記センサ種類コードを処理することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の板状計測装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記第1インターフェイス手段及び前記第2インターフェイス手段は、非接触に電気的に接続され、前記第1インターフェイス手段は、無線通信によって前記センサ値を出力し、前記第2インターフェイス手段は、無線通信によって前記センサ値を取得することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の板状計測装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記第1インターフェイス手段の接点が、前記基板における平面の中心部を通る互いに直角な2つの線に対して線対称に配置され、前記第2インターフェイス手段の接点が、前記基部における平面の中心部を通る互いに直角な2つの線に対して線対称に配置されたことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の板状計測装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記第1インターフェイス手段の接点が、前記基板における平面の中心部に対して点対称に配置され、前記第2インターフェイス手段の接点が、前記基部における平面の中心部に対して点対称に配置されたことを特徴とする。
また、請求項7に係る発明の板状計測装置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記基板は、非可撓性部材として構成されたことを特徴とする。
また、請求項8に係る発明の板状計測装置は、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記センシング部材は、前記センサ手段の種類に応じた色が付けられているか又は模様が形成されていることを特徴とする。
また、請求項9に係る発明の計測システムは、請求項1乃至8のいずれかに記載の板状計測装置と、該板状計測装置で処理された情報が収集管理される管理装置とで構成された計測システムであって、前記板状計測装置は、前記制御手段により処理された情報を、該板状計測装置において検出された被検出対象に関するセンシング情報として前記管理装置に送信するデータ送信手段を備え、前記管理装置は、前記データ送信手段により送信された前記センシング情報を受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段により受信された前記センシング情報を記憶するセンシング情報記憶手段と、前記センシング情報記憶手段に記憶された前記センシング情報を処理する管理制御手段とを備えている。
請求項1に係る発明の板状計測装置では、センサ手段及び第1インターフェイス手段を基板に備えたセンシング部材と、第2インターフェイス手段及び制御手段を基部に備えた制御用部材とが、着脱可能な構成とした。よって、圧力,光,温度などの計測すべき要素に応じたセンサ種類の切り替えに柔軟かつ容易に対応でき、被検出対象を正確に計測することができる。
また、請求項2に係る発明の板状計測装置では、請求項1に記載の発明の効果に加え、センシング部材がセンサ種類コード出力手段を備えているので、センシング部材に具備されているセンサ手段の種類を示すセンサ種類コードを外部に出力することができる。
また、請求項3に係る発明の板状計測装置では、請求項2に記載の発明の効果に加え、センシング部材が第3インターフェイス手段を備える一方、制御用部材は第4インターフェイス手段を備え、制御手段がセンサ種類コードを処理するようにしたので、制御用部材ではセンサ種類コードによって、センシング部材に具備されているセンサ手段の種類を把握することができる。
また、請求項4に係る発明の板状計測装置では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果に加え、第1インターフェイス手段及び第2インターフェイス手段が非接触に電気的に接続されたので、板状計測装置が歩行者等に踏まれて加重されても、第1インターフェイス手段と第2インターフェイス手段との接合部(接点部分)が破損しにくい。
また、請求項5に係る発明の板状計測装置では、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果に加え、第1インターフェイス手段の接点が基板の中心部に対して線対称に配置され、第2インターフェイス手段の接点が基部の中心部に対して線対称に配置された。よって、センシング部材を制御用部材へ取り付ける場合、基板及び基部の各平面の中心部が接するように重ね合わせれば、センシング部材の向きを問わずに簡易に取り付けることができる。
また、請求項6に係る発明の板状計測装置では、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果に加え、第1インターフェイス手段の接点が基板の中心部に対して点対称に配置され、第2インターフェイス手段の接点が基部の中心部に対して点対称に配置された。よって、センシング部材を制御用部材へ取り付ける場合、基板及び基部の各平面の中心部が接するように重ね合わせれば、センシング部材の向きを問わずに簡易に取り付けることができる。
また、請求項7に係る発明の板状計測装置では、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の効果に加え、基板は非可撓性部材として構成されたので、センシング部材の耐久性を向上させることができる。
また、請求項8に係る発明の板状計測装置では、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明の効果に加え、センシング部材にはセンサ手段の種類に応じた色又は模様が付されているため、センシング部材に具備されているセンサ種類をその表面の色や模様で判別でき、センシング部材の取付けを間違えることがない。
また、請求項9に係る発明の計測システムでは、板状計測装置は、その板状計測装置で処理された情報が収集管理される管理装置に接続されている。よって、管理装置では、板状計測装置で作成されたセンシング情報が収集されて、そのセンシング情報に基づいて被検出対象の分析などを実行することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る計測システム1は、被分析エリア内に存在する被検出対象を計測するためのタイル状センサ2と、タイル状センサ2から出力された情報が収集管理される管理装置3とで構成される。
まず、第1の実施の形態に係る計測システム1の構成について説明する。図1は、計測システム1についての全体構成図である。
図1に示すように、本実施の形態の計測システム1においては、工場や店舗のような被分析エリアの床面に、人間や物品などの被検出対象を計測するタイル状センサ2が、複数(図1では9つ)設置されている。そのため、被検出対象が被分析エリア内に存在する場合には、その被検出対象はいずれかのタイル状センサ2上に載置していることになる。
各タイル状センサ2は、板状の基板に複数の圧力センサが配置された構成をなし、人間や物品などの被検出対象がタイル状センサ2上に存在すると、その歩行者の足底や物品の底面により複数の圧力センサが押圧されてセンサ値が検出され、このセンサ値を含むセンシング情報100(図9参照)が無線データとして管理装置3に送信される。管理装置3では、各タイル状センサ2から送信された複数の無線データ(センシング情報100)が、各タイル状センサ2ごとに記憶される。そして、管理装置3において、必要に応じてセンシング情報100が読み出されて、被分析エリア内に存在する被検出対象を分析したり、その分析結果を表示したりなどの各種処理が実行される。なお、上記処理の詳細は、後述する。
次に、タイル状センサ2の構成について説明する。図2は、タイル状センサ2の組立部品の分解斜視図である。図3は、タイル状センサ2の外観を示す斜視図である。図4は、タイル状センサ2の電気的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、タイル状センサ2は、被検出対象を計測するための板状部材であるセンシング部材10と、センシング部材10から出力されるセンサ値を処理するための制御用部材20とが、その四隅を固定ネジ40とナット41とで固定して構成される。
センシング部材10は、平面視、略正方形の2枚の薄板状の基板11,12を、その四隅に設けたスペーサー16を挟んで対向配置し、その間隙に複数の圧力センサ13(図2では7つ)が略均等な間隔をあけて配置されている。基板11,12は、ポリカーボネートやポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂で形成した、非可撓性の板状部材である。本実施形態のセンシング部材10では、基板11が表面(上面)であって、被検出対象による押圧を受ける面として機能し、基板12が裏面(下面)であって、制御用部材20と着脱される面として機能する。なお、基板11,12の四隅には、固定ネジ40を挿入可能な貫通孔11a,12aがそれぞれ形成されている。また、スペーサー16は、基板11,12を固定して支持するとともに、基板11と基板12の間に、圧力センサ13等を配置可能な所定の空間を形成するものであり、その断面中心を軸方向(図2の上下方向)に、固定ネジ40を挿入可能な貫通孔16aが形成されている。
各圧力センサ13は、検出されたセンサ値を外部に出力するための出力端子である出力コネクタ15と、接続コード14を介して接続されている。出力コネクタ15には、各圧力センサ13に対応する出力ポート(図示外)が具備され、本実施の形態では、7つの各圧力センサ13にそれぞれ対応して7つの出力ポートが設けられている。また、出力コネクタ15は、基板12に設けられており、基板12における制御用部材20と接する外面(下面)に、制御用部材20の入力コネクタ23と接続するための接続部材(図示外)が設けられている。なお、センシング部材10では、各圧力センサ13において被検出対象に接触して検出するためのセンシング部(図示外)が、基板11の表面(上面)に露出するように、基板11には各圧力センサ13に対応して7つの露出孔11cが形成されている。
一方、制御用部材20も、センシング部材10と同様に、平面視、略正方形の2枚の薄板状の基部21,22を、その四隅に設けたスペーサー29を挟んで対向配置しているが、その間隙に制御回路基板25,無線通信回路基板27,アンテナ28が配置されている。本実施形態の制御用部材20では、基部21が表面(上面)であって、センシング部材10と着脱される面として機能し、基部22が裏面(下面)であって、被分析エリアの床面に当接する面として機能する。なお、基部21,22の四隅にも、基板11,12と同様に、固定ネジ40を挿入可能な貫通孔21a,22aがそれぞれ形成されている。また、スペーサー29も、スペーサー16と同様に、基部21,22を固定支持して制御回路基板25等を配置可能な所定の空間を形成するものであり、固定ネジ40を挿入可能な貫通孔29aが形成されている。
基部21には、外部からセンサ値を入力するための入力端子である入力コネクタ23が設けられており、基部21におけるセンシング部材10と接する外面(上面)に、センシング部材10の出力コネクタ15と接続するための接続部材(図示外)が設けられている。入力コネクタ23は、各圧力センサ13に対応する入力ポート(図示外)が具備され、本実施の形態では、7つの各圧力センサ13にそれぞれ対応して7つの入力ポートが設けられている。
そして、入力コネクタ23が、外部から入力されたセンサ値を処理して、被分析エリア内に存在する被検出対象に関するセンシング情報100を生成する制御回路基板25と、接続コード24を介して接続されている。また、制御回路基板25が、センシング情報100を無線データとして外部に送信する無線通信回路基板27と、接続コード26を介して接続されている。なお、無線通信回路基板27は、外部との無線通信を仲介するアンテナ28と接続されている。
図3に示すように、タイル状センサ2を構成するセンシング部材10及び制御用部材20はそれぞれ一体の部材であり、センシング部材10及び制御用部材20は着脱可能となっている。タイル状センサ2を実装する場合は、センシング部材10と制御用部材20とを重ね合わせて、出力コネクタ15と入力コネクタ23とを各接続部材(図示外)によって接続させるとともに、各貫通孔11a,16a,12a,21a,29a,22a(図2参照)を同軸上に位置させて、センシング部材10及び制御用部材20の四隅に対応して4つの貫通孔を形成する。そして、その4つの貫通孔にそれぞれ固定ネジ40を嵌挿した後、各固定ネジ40の先端にナット41を各々係止させることで、センシング部材10及び制御用部材20を固定する。これにより、センシング部材10と制御用部材20とが一体に固定されたタイル状センサ2が形成される。
このように、センシング部材10及び制御用部材20が着脱可能な構成とすることで、タイル状センサ2の設置環境や被検出対象などに応じて、センシング部材10のみを他のものに交換することができる。例えば、図3に示すセンシング部材10は、外部からの圧力に基づいて被検出対象を計測する圧力センサ13が設けられたものであるが、温度に基づいて被検出対象を計測するようにしたい場合は、温度センサが設けられたセンシング部材10に交換すればよい。同様に、光の照射に基づいて被検出対象を計測したい場合は、光センサが設けられたセンシング部材10を、加速度に基づいて被検出対象を計測したい場合は、加速度センサが設けられたセンシング部材10を、磁気に基づいて被検出対象を計測したい場合は、磁気センサが設けられたセンシング部材10を、制御用部材20に接続及び固定すればよい。
図4に示すように、タイル状センサ2では、以下のように各構成が電気的に接続されている。まず、センシング部材10では、各圧力センサ13が出力コネクタ15に接続コード14を介して接続され、各圧力センサ13で検出されたセンサ値が出力コネクタ15に出力される。出力コネクタ15は、制御用部材20の入力コネクタ23と接続可能であり、各圧力センサ13で検出されたセンサ値を入力コネクタ23側に出力可能である。
次に、制御用部材20では、入力コネクタ23が制御回路基板25に接続コード24を介して接続され、制御回路基板25がアンテナ28を備えた無線通信回路基板27と接続コード26を介して接続されている。
制御回路基板25では、制御回路基板25の制御を司るCPU251と、BIOSや制御プログラム等を記憶したROM252と、各種のデータを一時的に記憶するRAM253と、時間をカウントするタイマ254とに加え、切替回路255,アナログポート256,A/D変換回路257,デジタルポート258,I/F回路259,EEPROM260が電気的に接続されている。なお、RAM253には、センシング部材10から出力されたセンサ値が格納されるデータバッファ(図示外)が2つ設けられており、一方のデータバッファの記憶領域を参照中は、他方のデータバッファにセンサ値が格納されるように切り替え制御される(詳細は後述する)。また、EEPROM260には、各タイル状センサ2に固有の識別情報IDが記憶されている。
コネクタ23に入力されたセンサ値が制御回路基板25に出力されると、切替回路255によりそのセンサ値はアナログポート256に入力される。そして、A/D変換回路257により、アナログポート256に入力されたセンサ値は、アナログデータからデジタルデータに変換されて、デジタルポート258から出力される。このデジタル変換されたセンサ値に基づいて、CPU251により後述のメイン処理(図6)が実行されて、当該センサ値や各種識別情報を含むセンシング情報100が作成される。そして、無線通信回路基板27と接続するためのインターフェイスであるI/F回路259を介して、そのセンシング情報100が無線通信回路基板27側に出力される。
無線通信回路基板27では、制御回路基板25と接続するためのインターフェイスであるI/F回路271と、アンテナ28を介して外部の管理装置3との間でRF送受信を実行するRF回路272とが電気的に接続されている。そして、制御回路基板25から出力されたセンシング情報100が、I/F回路271を介してRF回路272に入力され、無線データとしてアンテナ28を介して管理装置3に送信される。
次に、管理装置3の構成について説明する。図5は、管理装置3の電気的構成を示すブロック図である。
管理装置3は、パーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータ機器を用いて実装されており、アンテナ31を介してタイル状センサ2(制御用部材20)と無線通信するための無線通信装置32と、無線通信装置32において受信されたセンシング情報100を記憶して管理する装置本体33とで構成される。
図5に示すように、管理装置3では、以下のように各構成が電気的に接続されている。まず、無線通信装置32は、アンテナ31を介して外部のタイル状センサ2(制御用部材20)との間でRF送受信を実行するRF回路321と、装置本体33と接続するためのインターフェイスであるI/F回路322とが電気的に接続されている。そして、アンテナ31を介してRF回路321で受信された無線データがセンシング情報100に変換された後、I/F回路322を介して装置本体33側に出力される。
一方、装置本体33では、CPU331,ROM332,RAM333,タイマ336に加え、装置本体33を操作するための入力装置334と、各種データを表示する表示装置335と、CPU331で実行される制御プログラムやその他の各種情報が記憶されるHDD337と、無線通信装置32と接続するためのインターフェイスであるI/F回路338と、管理装置3に固有の識別情報IDが読み出されるEEPROM339とが電気的に接続されている。そして、I/F回路338を介して入力されたセンシング情報100は、HDD337の所定の記憶領域に記憶・管理される。また、HDD337内のセンシング情報100は、後述のように、被分析エリア内に存在する被検出対象の分析に用いられる。
次に、本発明の計測システム1で実行される処理の流れを、タイル状センサ2で実行される処理と、管理装置3で実行される処理とに分けて説明する。
まず、タイル状センサ2で実行される処理について説明する。図6は、タイル状センサ2のメイン処理を示すフローチャートである。図7は、サンプリング処理(S3)の詳細を示すフローチャートである。図8は、データ送信処理(S11)の詳細を示すフローチャートである。図9は、センシング情報100のデータ構成を示す図である。なお、タイル状センサ2のメイン処理(図6)は、タイル状センサ2に電源が投入され、被分析エリア内の被検出対象の計測が開始されると、制御回路基板25においてROM252に記憶された制御プログラムに基づいてCPU251により実行される。
図6に示すように、タイル状センサ2のメイン処理では、まずRAM253やタイマ254のクリア等を行って、制御用部材20をデフォルト状態に戻す初期化処理が実行される(S1)。そして、センシング部材10から出力されるセンサ値を取得するためのサンプリング処理を起動して(S3)、メイン処理と並行してサンプリング処理が実行される。
図7に示すように、S3で起動されたサンプリング処理では、あらかじめ定められたサンプリング時間がタイマ254にセットされ、タイマ254によるカウントが起動される(S21)。そして、そのタイマ254によるカウントがサンプリング時間を経過したか否かが判定され(S23)、サンプリング時間を経過していない場合(S23:NO)、所定時間のウエイトがなされて(S25)、S23に戻る。一方、サンプリング時間を経過した場合(S23:YES)、当該サンプリング時間中に複数の圧力センサ13の各々で検出されたセンサ値の全てについて、A/D変換されたか否かが判定される(S27)。すなわち、コネクタ15,23の各ポート(図示外)から出力される、各圧力センサ13(図2では7つ)についての7つのセンサ値が、全てデジタルデータに変換されているか否か判定される。
全てのセンサ値をA/D変換していない場合(S27:NO)、すなわちアナログデータのセンサ値が存在する場合は、そのセンサ値をアナログポート256への入力に切り替える(S29)。すると、アナログポート256へ入力されたセンサ値は、A/D変換回路257によりデジタルデータに変換されて、デジタルポート258から出力される。そして、デジタルポート258から出力されたセンサ値が読み込まれて(S31)、RAM253の所定のデータバッファ(図示外)へ保存されて(S33)、S27に戻る。すなわち、センシング部材10から出力されてデジタル変換された複数のセンサ値は、RAM253の所定のデータバッファ(図示外)にリスト状に記憶される。そして、全ての圧力センサ13(図2では7つ)についての7つのセンサ値の全てが、このデータバッファに格納されるまで、S27:NO〜S33の処理が繰り返し実行される。
一方、全てのセンサ値をA/D変換している場合(S27:YES)、センサ値のサンプリング完了を示すRAM253内の「準備完了フラグ」が「ON」にセットされ(S35)、S23に戻る。すなわち、全ての圧力センサ13(図2では7つ)についての7つのセンサ値が、RAM253のデータバッファ(図示外)にリスト状に格納されている場合は、「準備完了フラグ」をセットして、次のサンプリングが実行される。
このように、図6のS3で起動された図7に示すサンプリング処理では、メイン処理(図6)と並行して、センシング部材10に設置された複数の圧力センサ13から出力される全てのセンサ値をデジタル変換して、RAM253のデータバッファ(図示外)にリスト状に格納する処理が、サンプリング時間ごとに繰り返し実行される。なお、データバッファ(図示外)にリスト状に格納された複数のセンサ値を、センサ値リストとよぶ。
メイン処理(図6)に戻り、RAM253内の「準備完了フラグ」が「ON」か否かが判定される(S5)。「準備完了フラグ」が「ON」の場合は(S5:YES)、センサ値のサンプリングが完了しているため、サンプリング処理(図7)で使用されるデータバッファ(図示外)を他方のものに切り替える(S7)。一方、「準備完了フラグ」が「OFF」の場合(S5:NO)、S5で待ち状態となり、サンプリング処理(図7)が完了して「準備完了フラグ」が「ON」となるのを待ち受ける。
そして、センシング情報100を管理装置3に送信中か否かを示す「送信中フラグ」が「ON」か否かが判定される(S9)。「送信中フラグ」が「ON」の場合(S9:YES)、センシング情報100の送信中であるから所定時間のウエイトを実行して(S13)、その送信処理の終了を待ち受ける。一方、「送信中フラグ」が「OFF」の場合(S9:NO)、センシング情報100の送信は実行されていないから、センシング情報100を管理装置3に送信するデータ送信処理が起動され(S11)、メイン処理と並行してデータ送信処理が実行される。
図8に示すように、S11で起動されたデータ送信処理では、管理装置3に送信されるデータであるセンシング情報100に、EEPROM260に記憶される各タイル状センサ2に固有の識別情報SRC_IDがセットされ(S41)、RAM253に記憶される送信先の管理装置3に固有の識別情報DST_IDがセットされ(S43)、データバッファ(図示外)に格納されているセンサ値リストがセットされる(S45)。
図9に示すように、センシング情報100は、S41〜S45により各種データ(SRC_ID,DST_ID,センサ値リスト)がセットされている。例えば、SRC_ID=「1」は、識別番号「1」のタイル状センサ2が送信元であり、DST_ID=「0」は、識別番号「0」の管理装置3が送信先であることを示している。また、センサ値リストには、先述のように、センシング部材10に具備された7つの圧力センサ13から各々出力された7つのセンサ値が含まれている。
その後、「準備完了フラグ」が「OFF」にセットされる(S47)。すると、メイン処理(図6)においてS5で待ち状態となり、サンプリング処理(図7)が完了して「準備完了フラグ」が「ON」となるのを待ち受ける。また、「送信中フラグ」が「ON」にセットされる(S49)。すると、メイン処理(図6)においてセンシング情報100の送信が完了するまで、所定時間のウエイト(S13)が繰り返される。
そして、各種データがセットされたセンシング情報100が、RF回路272により無線データに変換されて(S51)、その無線データがアンテナ28を介して管理装置3に送信される(S53)。その後、「送信中フラグ」が「OFF」にセットされて(S55)、データ送信処理を終了する。「送信中フラグ」を「OFF」にセットすることで、メイン処理(図6)においてデータ送信処理の起動(S11)を実行可能な状態に戻す。
このように、図6のS11で起動されたデータ送信処理(図8)では、サンプリング処理(図7)でのセンサ値のサンプリングが完了するごとに、各種データ(SRC_ID,DST_ID,センサ値リスト)を含むセンシング情報100を、無線データとして管理装置3に送信する処理がメイン処理(図6)やサンプリング処理(図7)と並行して実行される。
次に、管理装置3で実行される処理について説明する。図10は、管理装置3のメイン処理を示すフローチャートである。図11は、データ受信処理の詳細を示すフローチャートである。なお、管理装置3のメイン処理(図10)は、管理装置3に電源が投入され、各タイル状センサ2から出力される無線データ(センシング情報100)の収集・管理が開始されると、HDD337に記憶された制御プログラムに基づいてCPU331により実行される。
図10に示すように、管理装置3のメイン処理では、まずRAM333やタイマ336のクリア等を行って、装置本体33をデフォルト状態に戻す初期化処理が実行される(S61)。そして、各タイル状センサ2(制御用部材20)から送信される無線データを受信するためのデータ受信処理を起動して(S63)、メイン処理と並行してデータ受信処理が実行される。
図11に示すように、S63で起動されたデータ受信処理では、各タイル状センサ2(制御用部材20)から送信された無線データを、アンテナ31を介して受信したか否かが判定される(S81)。無線データを受信した場合(S81:YES)、その無線データがRF回路321によってセンシング情報100に変換されて(S83)、EEPROM339から管理装置3に固有の識別情報IDが読み出される(S85)。一方、無線データを受信していない場合(S81:NO)、無線データを受信するまで、S81で待ち状態となる。
そして、S83で取得されたセンシング情報100に含まれるDST_IDと、S85で読み出されたIDが一致するか否かが判定される(S87)。DST_IDと管理装置3のIDとが一致しない場合(S87:YES)、当該センシング情報100はこの管理装置3宛てに送信されたものではないから破棄される(S89)。一方、DST_IDと管理装置3のIDとが一致する場合(S87:NO)、当該センシング情報100はこの管理装置3宛てに送信されたものであるから、HDD337のセンシング情報記憶エリア(図示外)に、送信元のタイル状センサ2ごとに保存される(S91)。S89又はS91の後はS81へ戻り、次の無線データの受信を待ち受ける。
このように、図10のS63で起動されたデータ受信処理(図11)では、メイン処理(図10)と並行して、各タイル状センサ2(制御用部材20)から受信した無線データを、センシング情報100に変換した後にHDD337のセンシング情報記憶エリア(図示外)に保存する処理が、無線データを受信するごとに繰り返し実行される。
メイン処理(図10)では、データ受信処理(図11)でセンシング情報記憶エリア(図示外)に保存されたセンシング情報100が更新されたか否かが判定され(S64)、センシング情報100が更新されていなければ(S64:NO)、センシング情報100が更新されるまでS64で待ち状態となる。一方、センシング情報100が更新されていれば(S64:YES)、データ受信処理(図11)でセンシング情報記憶エリア(図示外)に保存されたセンシング情報100に基づいて、各タイル状センサ2上(被分析エリア内)に存在する被検出対象の種別,数量,位置,大きさ,形状などの情報及びその変遷が分析されるデータ分析処理が実行される(S65)。そして、S65での分析結果を、表示装置335に表示させるデータ表示処理(S67)と、HDD337の分析結果記憶エリア(図示外)に保存させる分析結果保存処理(S69)とが実行されて、S64に戻る。なお、S65〜S69での各処理は、公知のデータ表示技術やセンサ値分析技術などを用いて実現すればよいため、詳細は省略する。
このように、管理装置3のメイン処理のS65〜S69では、データ受信処理(S63)により保存される最新のセンシング情報100及びその履歴に基づいて、各タイル状センサ2上(被分析エリア内)に存在する被検出対象が分析され、その分析結果が表示及び保存される処理が、定期的に繰り返し実行される。
以上、本実施の形態の計測システム1によれば、タイル状センサ2を構成するセンシング部材10と制御用部材20とが着脱可能な構成とした。よって、被分析エリア内に設置されている制御用部材20を取り外したり交換したりすることなく、制御用部材20に接続されるセンシング部材10のみを、圧力,光,温度などの計測すべき要素に応じたセンサを具備したものに交換することで、センサ種類の切り替えに柔軟かつ容易に対応でき、被分析エリア内に存在する被検出対象を正確に計測することができる。
また、タイル状センサ2が管理装置3に接続されて、タイル状センサ2で処理された情報が管理装置3に収集管理されるようにした。よって、管理装置3では、タイル状センサ2で作成されたセンシング情報100に基づいて、被分析エリア内に存在する被検出対象の分析などを実行することができる。
また、基板11,12を非可撓性部材として構成したので、センシング部材10の耐久性を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態に係る計測システム1は、基本的に第1の実施の形態のものと同様であるが、センシング部材10に設けられたセンサの種類を示すセンサ種類コードを記憶・出力する手段を、そのセンシング部材10に具備させた点で異なる。図12は、第2の実施の形態における、タイル状センサ2の組立部品の分解斜視図である。図13は、第2の実施の形態における、タイル状センサ2の電気的構成を示すブロック図である。図14は、第2の実施の形態における、タイル状センサ2のメイン処理を示すフローチャートである。図15は、第2の実施の形態における、データ送信処理(S11)の詳細を示すフローチャートである。図16は、第2の実施の形態における、センシング情報100のデータ構成を示す図である。
図12及び図13に示すように、本実施形態のセンシング部材10は、圧力センサ13の種類を示すセンサ種類コードを記憶・出力するセンサ種類コード出力回路基板18が設けられている。センサ種類コード出力回路基板18は、あらかじめ設定又は記憶されたセンサ種類コードをデジタル信号として出力するものであり、出力コネクタ15に電気的に接続されている(図13参照)。
図14に示すように、本実施形態のタイル状センサ2のメイン処理では、初期化処理(S1)が実行された後、センシング部材10に設けられたセンサ種類コード出力回路基板18からセンサ種類コードが取得される(S2)。すなわち、センサ種類コード出力回路基板18から出力されたセンサ種類コード(KIND_ID)が、コネクタ15,23を介して制御用部材20内のRAM253に記憶される。そして、図15に示すように、本実施形態のデータ送信処理では、S2で取得されたセンシング部材のセンサ種類コード(KIND_ID)が、RAM253から読み出されてセンシング情報100にセットされる(S46)。
その結果、図16に示すように、管理装置3に送信されるセンシング情報100には、SRC_ID等に加えて、センサ種類コード(KIND_ID)がセットされている。本実施形態のセンシング部材10には圧力センサ13が設けられているため、センサ種類コード出力回路基板18からのデジタル信号に基づいて、センサ種類コード(KIND_ID)として圧力センサであることを示す「FORCE」がセットされている。なお、センシング部材10に具備されるセンサが、温度センサであれば「TEMP」が、光センサであれば「LUX」が、磁気センサであれば「MAG」が、加速度センサであれば「ACCEL」が、センサ種類コード出力回路基板18からのデジタル信号に基づいて、当該センサ種類コード(KIND_ID)としてセンシング情報100にセットされる。
そして、管理装置3のメイン処理(図10)では、各タイル状センサ2から送信される複数の無線データ(センシング情報100)が、データ分析処理(S65)などで処理される。ここで、センシング情報100にはセンサ種類コードが含まれているため、センサ種類ごとに各処理を実行することができる。例えば、温度センサにより計測されたセンサ値を含むセンシング情報100のみを分析したい場合、センサ種類コード(KIND_ID)が「TEMP」のものに基づいて分析処理を実行すればよいし、センサ種類コード(KIND_ID)別に分析結果を表示・保存してもよい。
このように、本実施の形態では、センサ種類コード出力回路基板18をセンシング部材10に設けて、センシング情報100にセンサ種類コードを含めるようにすることで、管理装置3でセンサ種類に基づいて各種処理を実行できることを例示した。なお、コネクタ15,23を介して、センシング部材10から制御用部材20にセンサ種類コードが送信されているが、センシング部材10にセンサ種類コード用出力コネクタ(図示外)と、制御用部材20にセンサ種類コード用入力コネクタ(図示外)とを独立に設けて、このセンサ種類コード用コネクタを相互接続させてセンサ種類コードの入出力が実行されるようにしてもよい。
以上、本実施の形態の計測システム1によれば、センシング部材10にセンサ種類コード出力回路基板18を設けて、センサの種類を示すセンサ種類コードが、コネクタ15,23を介してセンシング部材10から制御用部材20に出力されるので、制御用部材20ではセンシング部材10に具備されているセンサ種類を把握することができる。また、制御用部材20では、センシング情報100にこのセンサ種類コードがセットされるので、管理装置3ではセンサ種類に応じてセンシング情報100を処理することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態に係る計測システム1は、基本的に第1の実施の形態のものと同様であるが、タイル状センサ2を構成するセンシング部材10及び制御用部材20の固定方法が異なる。図17は、第3の実施の形態における、タイル状センサ2の外観を示す斜視図である。
図17に示すように、本実施の形態のタイル状センサ2は、センシング部材10の裏面(下面)に、センシング部材10を他の部材に接着固定させる接着部42が設けられており、制御用部材20の表面(上面)に、制御用部材20を他の部材に接着固定させる接着部43が設けられている。すなわち、センシング部材10及び制御用部材20の対向される各々の面に接着部42,43が設けられ、センシング部材10と制御用部材20とを重ね合わせると接着部42,43が接合して互いに接着されて、タイル状センサ2が一体に固定される。接着部42,43は、両面テープやマジックテープ(登録商標)など、センシング部材10と制御用部材20とを有効に接着固定できるものであればよい。
このように、本実施の形態では、センシング部材10と制御用部材20とを固定するのに、固定ネジ40とナット41を用いた方法に限定されず、接着部42,43を用いて両者を接着固定させて、タイル状センサ2を構成してもよいことを例示した。すなわち、センシング部材10と制御用部材20を有効に一体に固定させることができれば、その実装態様や設置環境などに応じて、固定ネジ,接着部,係合部などの任意の固定用部材を用いて、一体に固定されたタイル状センサ2を実現することができる。
以上、本実施の形態の計測システム1によれば、センシング部材10と制御用部材20とが接着部42,43によって一体に固定されたタイル状センサ2を実現できるので、基板11,12等に固定ネジ40を挿入する貫通孔を形成する必要がなく、より簡易にセンシング部材10と制御用部材20とを着脱することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態に係る計測システム1は、基本的に第1の実施の形態のものと同様であるが、センサ値を入出力する手段が異なる。図18は、無線接続部15及び無線接続部23の構成を示す図である。
本実施形態のタイル状センサ2では、センシング部材10において出力コネクタ15に代えて無線通信部15´を設け、制御用部材20において入力コネクタ23に代えて無線通信部23´を設けた。この無線通信部15´と無線通信部23´とは、相互に無線通信によるデータ送受信が可能である。
図18に示すように、無線通信部15´は、無線通信部23´と非接触に電気的に接続して無線通信を実行する非接触接続回路151と、無線通信部23´との無線通信を仲介するアンテナ152とを備えている。なお、アンテナ152は、各圧力センサ13に対応する出力ポートとして機能し、本実施の形態では、7つの各圧力センサ13にそれぞれ対応して7つの出力ポート(アンテナ152)が設けられている。同様に、無線通信部23´も、非接触接続回路231及びアンテナ232を備えており、7つの出力ポート(アンテナ152)に対応して7つの入力ポート(アンテナ232)が設けられている。なお、無線通信部15´,23´は従来の無線通信技術を用いて実現すればよい(例えば、特開平10−145987号公報,特開2003−346117号公報,特開2004−153714号公報等を参照)。そして、先述のように、センシング部材10を制御用部材20へ取り付けると、無線通信部15´と無線通信部23´とが通信可能な距離におかれ、センシング部材10(圧力センサ13)で検出されたセンサ値が、無線通信部23´,15´によって制御用部材20側に出力される。
このように、本実施の形態では、無線通信部15´をセンシング部材10に設け、無線通信部23´を制御用部材20に設けることで、センシング部材10で検出されたセンサ値を制御用部材20に出力できることを例示した。すなわち、センサ値を有効に出力及び取得できるのであれば、コネクタ15,23に限定されず、各種の情報出力・取得手段を用いることができる。
以上、本実施の形態の計測システム1によれば、無線通信部15´をセンシング部材10に設け、無線通信部23´を制御用部材20に設けたので、タイル状センサ2が歩行者等に踏まれて加重されても、無線通信部15´,23´とが非接触で無線通信が実行されるため、両者の接合部(接点部分)が破損しにくい。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。第5の実施の形態に係る計測システム1は、基本的に第2の実施の形態のものと同様であるが、センサ種類コードを記憶・出力する手段が異なる。図19は、第5の実施の形態における、タイル状センサ2の組立部品の分解斜視図である。図20は、第5の実施の形態における、タイル状センサ2の電気的構成を示すブロック図である。
図19に示すように、本実施の形態のタイル状センサ2では、センシング部材10の裏面(下面)に、制御用部材20と対向する方向(図19では下方向)に突出した微小な棒状部材であるセンサ種別ピン98が設けられている。センサ種別ピン98が突出する本数や位置は、センシング部材10に具備されるセンサの種別に応じて異なっている。一方、制御用部材20の表面(上面)に、センサ種別ピン98を読み取ってセンサ種別を特定するピン読取回路99が設けられている。ピン読取回路99は、センシング部材10と制御用部材20とを対向させて重ね合わせると、センサ種別ピン98が当接する位置に設置されている。よって、センシング部材10と制御用部材20とを一体に固定すれば、センサ種別ピン98がピン読取回路99により読み取られる。
図20に示すように、ピン読取回路99は制御基板回路25に電気的接続されており、ピン読取回路99では、センサ種別ピン98を読み取ると、センシング部材10に具備されるセンサの種別が特定されて、センサ種類コードが制御基板回路25側に出力される。そして、タイル状センサ2のメイン処理(図14)では、S2においてピン読取回路99からセンサ種類コードが取得されて、RAM253に記憶されるように制御される。
このように、本実施の形態では、センサ種別ピン98をセンシング部材10に設け、ピン読取回路99を制御用部材20に設けることで、センサ種類コードを取得できることを例示した。すなわち、センサの種類を示すセンサ種類コードを出力及び取得できるのであれば、センサ種類コード出力回路基板18に限定されず、各種の情報出力・取得手段を用いることができる。
以上、本実施の形態の計測システム1によれば、センサ種別ピン98をセンシング部材10に設け、ピン読取回路99を制御用部材20に設けたので、制御用部材20ではセンシング部材10に具備されているセンサ種類を、より簡易に把握することができる。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。第6の実施の形態に係る計測システム1は、基本的に第1の実施の形態のものと同様であるが、コネクタ15,23の位置及び形状が異なる。図21は、第6の実施の形態における、タイル状センサ2の組立部品の分解斜視図である。図22は、出力コネクタ15の構造の一例を示す図である。
図21に示すように、本実施形態のタイル状センサ2では、出力コネクタ15は、平面視、正方形をなすセンシング部材10の中央部に配置されており、入力コネクタ23と接合するための接続部材が、基板12に形成されている。同様に、入力コネクタ23は、平面視、正方形をなす制御用部材20の中央部に配置されており、出力コネクタ15と接合するための接続部材が、基部21に形成されている。
図22に示すように、本実施形態の出力コネクタ15は、制御用部材20と対向する面(基板12)に、複数の凸部158(図22では7つ)で構成された接続部材159が形成されている。接続部材159は、平面視、センシング部材10(基板12)の中央部Oに位置している。また、凸部158は各々出力ポートとして機能するものであり、センシング部材10(基板12)における平面の中心部Oを通るXX´線及びYY´線に対して線対称をなすように配置されている。XX´線はセンシング部材10(基板12)の横方向に平行な線であり、YY´線はセンシング部材10(基板12)の縦方向に平行な線であり、両者は互いに直角をなしている。同様に、入力コネクタ23でも、凸部158に対応して、凸部158が各々嵌合される凹部(図示外)を有する接続部材(図示外)が、制御用部材20(基部21)に形成され、この凹部(図示外)が各々入力ポートとして機能する。
そして、センシング部材10を制御用部材20へ取り付ける場合、センシング部材10(基板12)及び制御用部材20(基部21)の各平面の中心部Oが接するように重ね合わせれば、凸部158及び凹部(図示外)が接合されて、センシング部材10(圧力センサ13)で検出されたセンサ値が、コネクタ15,23によって制御用部材20側に出力される。
本実施の形態では、出力コネクタ15(入力コネクタ23)の凸部158(凹部(図示外))が、基板12(基部21)の中心部Oに対して線対称に配置されているので、基板12及び基部21の中心部Oが接するように、センシング部材10と制御用部材20とを重ね合わせれば、センシング部材10の向きを問わずに簡易に取り付けることができる。なお、凸部158(凹部(図示外))が基板12(基部21)の中心部Oに対して点対称に配置されるようにしても、同様に、センシング部材10の向きを問わずに簡易に取り付けることが可能である。
このように、本実施の形態では、センシング部材10(制御用部材20)に設けられる出力コネクタ15(入力コネクタ23)の位置や、出力コネクタ15(入力コネクタ23)に具備される凸部158(凹部(図示外))の配置形態や数量などを、任意に設定できることを例示した。
以上、本実施の形態の計測システム1によれば、出力コネクタ15(入力コネクタ23)の凸部158(凹部(図示外))を、基板12(基部21)の中心部Oに対して線対称又は点対称に配置したので、基板12及び基部21の中心部Oが接するように重ね合わせれば、センシング部材10の向きを問わずに、そのセンシング部材10を制御用部材20に簡易に取り付けることができる。
ところで、上記第1乃至第6の実施の形態において、タイル状センサ2が本発明の「板状検出装置」に相当し、圧力センサ13が本発明の「センサ手段」に相当し、出力コネクタ15及び無線通信部15´が本発明の「第1インターフェイス手段」に相当し、入力コネクタ23及び無線通信部23´が本発明の「第2インターフェイス手段」に相当し、出力コネクタ15及びセンサ種別ピン98が本発明の「第3インターフェイス手段」に相当し、入力コネクタ23及びピン読取回路99が本発明の「第4インターフェイス手段」に相当する。また、制御回路基板25が本発明の「制御手段」に相当し、センサ種類コード出力回路基板18が本発明の「センサ種類コード出力手段」に相当する。また、無線通信回路基板27及びアンテナ28が本発明の「データ送信手段」に相当し、無線通信装置32及びアンテナ31が本発明の「データ受信手段」に相当し、HDD337が本発明の「センシング情報記憶手段」に相当し、CPU331が本発明の「管理制御手段」に相当する。また、凸部158及び凹部(図示外)が、本発明の「接点」に相当する。
なお、本発明は、以上詳述した第1乃至第6の実施の形態に限定されるものではなく、各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、第2の実施の形態のように、センサ種類コード出力回路基板18を具備させたセンシング部材10を、第3の実施の形態のように、接着部42,43によって制御用部材20と一体に固定するようにしてもよい。
また、センシング部材10には、そのセンシング部材10に具備されるセンサ手段の種類に応じた色又は模様が付されるようにしてもよい。例えば、センシング部材10に圧力センサ13が具備されていれば「赤」又は「円形状模様」が、光センサが具備されていれば「黄」又は「星型模様」が付けられるなどである。このような構成により、各センシング部材10に具備されるセンサ種類を瞬時に把握することができるため、センシング部材10の取付けを間違えることがない。
また、タイル状センサ2(センシング部材10と制御用部材20)は、その構成の詳細を任意に変更可能である。例えば、センシング部材10の形状は、平面視、正方形に限定されず、長方形,三角形,星型,円形など、任意の板状の形状とすることができ、センシング部材10の厚みや大きさも任意に変更することができる。また、センシング部材10に具備されるセンサの数量や位置なども任意であり、1つのセンシング部材10に温度センサや光センサなどの複数種類のセンサを具備させてもよい。また、上記実施の形態では、センシング部材10と制御用部材20とが1対1で接続されているが、制御用部材20に複数の入力コネクタ23を設けて、1つの制御用部材20に複数のセンシング部材10が接続されるようにしてもよい。
また、管理装置3のメイン処理(図10)では、被検出エリア内に存在する被検出対象を分析するために、データ分析処理(S65),データ表示処理(S67),分析結果保存処理(S69)などが実行されているが、センシング情報100を利用する目的や用途などによって各処理の詳細は異なるものであり、それらの処理内容も任意に設定することができるのはいうまでもない。
本発明の板状計測装置及び計測システムは、被分析エリア内に存在する被検出対象を計測するための板状計測装置等として利用できる。
計測システム1についての全体構成図である。 タイル状センサ2の組立部品の分解斜視図である。 タイル状センサ2の外観を示す斜視図である。 タイル状センサ2の電気的構成を示すブロック図である。 管理装置3の電気的構成を示すブロック図である。 タイル状センサ2のメイン処理を示すフローチャートである。 サンプリング処理(S3)の詳細を示すフローチャートである。 データ送信処理(S11)の詳細を示すフローチャートである。 センシング情報100のデータ構成を示す図である。 管理装置3のメイン処理を示すフローチャートである。 データ受信処理(S62)の詳細を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における、タイル状センサ2の組立部品の分解斜視図である。 第2の実施の形態における、タイル状センサ2の電気的構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における、タイル状センサ2のメイン処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における、データ送信処理(S11)の詳細を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における、センシング情報100のデータ構成を示す図である。 第3の実施の形態における、タイル状センサ2の外観を示す斜視図である。 無線接続部15及び無線接続部23の構成を示す図である。 第5の実施の形態における、タイル状センサ2の組立部品の分解斜視図である。 第5の実施の形態における、タイル状センサ2の電気的構成を示すブロック図である。 第6の実施の形態における、タイル状センサ2の組立部品の分解斜視図である。 出力コネクタ15の構造の一例を示す図である。
符号の説明
1 計測システム
2 タイル状センサ
3 管理装置
10 センシング部材
11 基板
12 基板
13 圧力センサ
14 接続コード
15 出力コネクタ
15´ 無線通信部
16 スペーサー
18 センサ種類コード出力回路基板
20 制御用部材
21 基部
22 基部
23 入力コネクタ
23´ 無線通信部
24 接続コード
25 制御回路基板
26 接続コード
27 無線通信回路基板
28 アンテナ
29 スペーサー
31 アンテナ
32 無線通信装置
33 装置本体
40 固定ネジ
41 ナット
42 接着部
43 接着部
98 センサ種別ピン
99 ピン読取回路
100 センシング情報
158 凸部
159 接続部材

Claims (9)

  1. 被検出対象を検出するために設けられた板状部材であるセンシング部材と、該センシング部材から出力される情報を処理するために設けられた制御用部材とが備えられた板状計測装置であって、
    前記センシング部材は、
    前記被検出対象を検出可能な位置に設置される板状の基板と、
    前記基板に設けられて前記被検出対象を検出してセンサ値を出力するセンサ手段と、
    前記基板に設けられ、前記センサ手段に接続され、かつ前記制御用部材と接続可能であって、該センサ手段から出力された前記センサ値を該制御用部材へ出力する第1インターフェイス手段とを備え、
    前記制御用部材は、
    前記センシング部材の前記基板に対して着脱可能な基部と、
    前記基部に設けられ、前記第1インターフェイス手段と接続可能であって、該第1インターフェイス手段から出力された前記センサ値を取得する第2インターフェイス手段と、
    前記基部に設けられ、前記第2インターフェイス手段と接続され、該第2インターフェイス手段により取得された前記センサ値を処理する制御手段と
    を備えたことを特徴とする板状計測装置。
  2. 前記センシング部材は、
    前記基板に設けられて前記センサ手段の種類を示すセンサ種類コードを出力するセンサ種類コード出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の板状計測装置。
  3. 前記センシング部材は、
    前記基板に設けられ、前記センサ種類コード出力手段に接続され、かつ前記制御用部材と接続可能であって、該センサ種類コード出力手段から出力された前記センサ種類コードを該制御用部材へ出力する第3インターフェイス手段を備え、
    前記制御用部材は、
    前記基部に設けられ、前記第3インターフェイス手段と接続可能であって、該第3インターフェイス手段から出力された前記センサ種類コードを取得する第4インターフェイス手段を備え、
    前記制御手段は、前記第4インターフェイス手段と接続され、該第4インターフェイス手段により取得された前記センサ種類コードを処理することを特徴とする請求項2に記載の板状計測装置。
  4. 前記第1インターフェイス手段及び前記第2インターフェイス手段は、非接触に電気的に接続され、
    前記第1インターフェイス手段は、無線通信によって前記センサ値を出力し、
    前記第2インターフェイス手段は、無線通信によって前記センサ値を取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の板状計測装置。
  5. 前記第1インターフェイス手段の接点が、前記基板における平面の中心部を通る互いに直角な2つの線に対して線対称に配置され、
    前記第2インターフェイス手段の接点が、前記基部における平面の中心部を通る互いに直角な2つの線に対して線対称に配置されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の板状計測装置。
  6. 前記第1インターフェイス手段の接点が、前記基板における平面の中心部に対して点対称に配置され、
    前記第2インターフェイス手段の接点が、前記基部における平面の中心部に対して点対称に配置されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の板状計測装置。
  7. 前記基板は、非可撓性部材として構成されたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の板状計測装置。
  8. 前記センシング部材は、前記センサ手段の種類に応じた色が付けられているか、又は模様が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の板状計測装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の板状計測装置と、該板状計測装置で処理された情報が収集管理される管理装置とで構成された計測システムであって、
    前記板状計測装置は、
    前記制御手段により処理された情報を、該板状計測装置において検出された被検出対象に関するセンシング情報として前記管理装置に送信するデータ送信手段を備え、
    前記管理装置は、
    前記データ送信手段により送信された前記センシング情報を受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段により受信された前記センシング情報を記憶するセンシング情報記憶手段と、
    前記センシング情報記憶手段に記憶された前記センシング情報を処理する管理制御手段と
    を備えたことを特徴とする計測システム。
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