JP2006158840A - 内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システム - Google Patents

内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システム Download PDF

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Abstract

【課題】 処置具としての注射針カテーテルを穿刺目標位置の近傍まで的確にガイドすることのできる内視鏡用アタッチメント、及びこれを備えて、体腔内壁に的確に処置を施すことのできる内視鏡システムを提供する。
【解決手段】 食道静脈瘤を観察するための観察窓11、及び注射針カテーテル3を突出させるためのチャンネル口12を、前端面10に有する内視鏡1の、前端面10側に一体に装着される内視鏡用アタッチメント2が、内視鏡1への装着時に、内視鏡1の前端面10から略円筒形状をなして前方に突出することで前端面10を覆うフード部4と、チャンネル口から12突出する注射針カテーテル3を所定方向に向くようにガイドするガイド部5と、を備えるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば食道静脈瘤等に処置を施すための内視鏡に装着される内視鏡用アタッチメント、及びこれを備えた内視鏡システムに関する。
食道静脈瘤の治療方法としては、大規模な外科的手術が必要とされていたが、患者への負担を低減する等の目的から、近年、食道静脈瘤硬化療法(EIS)が広く実施されるようになってきている。このEISとは、注射針カテーテルやフード備えた内視鏡システムを用いて、食道静脈瘤内に硬化剤等の薬液を注射し、静脈瘤の血管を治療する方法である。
こうしたEISに用いられる内視鏡システムの一例について、図35に示す。この内視鏡システム100は、内視鏡101と、内視鏡101の前端面110側に装着されたフード102と、処置具としての注射針カテーテル103と、を備えた構成とされている。注射針カテーテル103は内視鏡101のチャンネル内に挿通されており、その先端側つまり穿刺針103n側は、前端面110のチャンネル口112からフード102の内側へと突出されている。なお、図示は省略しているが、前端面110には、チャンネル口112の他に、観察窓、光源、あるいは観察窓洗浄用の送液口等といった各構造物が設けられている。
体腔内壁としての食道Eに発生した食道静脈瘤Vに注射する場合には、フード102の前縁側を食道静脈瘤Vに当接させて内視鏡システム100を位置決め固定した後、注射針カテーテル103を前方に押し出して、穿刺針103nを食道静脈瘤Vの穿刺目標位置(処置対象位置)に穿刺して、薬液を注射する。
特開昭54−088681号公報 特開昭54−081690号公報 特開昭61−191333号公報
こうした内視鏡システム100においては、チャンネル口112から突出した注射針カテーテル103は、フード102内側において無支持の状態であって、横方向(上下方向及び左右方向)に曲がることができるようになっている。そのため、例えば患者(生体)が不意に動いたり、食道静脈瘤Vの周辺組織が蠕動運動する等によって、手技中に振動が発生した場合には、注射針カテーテル3にブレや位置ずれが発生してしまうおそれがあった。このような振動の発生、あるいは内視鏡システム100のアングル等によって、穿刺針103nの穿刺位置を穿刺目標位置に正確に一致させることが困難となって、安定して手技を行うことが困難であった。
また、穿刺針103nが下方向に曲がった状態のままで穿刺してしまうと、図35に示すように、食道静脈瘤Vへの針突出可能範囲d1が必然的に狭くなってしまう。この針突出可能範囲d1を越えてしまうと、穿刺針103nは食道静脈瘤Vを突き抜けてしまい、薬液を患部に正確に注入できなくなってしまう。そのため、穿刺針103nの突出長さを的確にコントロールしなければならず、手技を行う技師等には高度な熟練度が要求されることとなっていた。
生検具の方向を変換する装置、あるいは内視鏡の先端位置決め装置等に関しては、特許文献1〜3において開示されているが、これら文献に記載されている構成では、上記の課題を的確に解決することはできないものであった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、処置具としての注射針カテーテルを穿刺目標位置の近傍まで的確にガイドすることのできる内視鏡用アタッチメント、及びこれを備えて、体腔内壁に的確に処置を施すことのできる内視鏡システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、体腔内壁を観察するための観察窓、及び前記体腔内壁に処置を施す処置具を突出させるためのチャンネル口を、先端部に有する内視鏡の、該先端部側に一体に装着される内視鏡用アタッチメントであって、前記内視鏡への装着時に、該内視鏡の先端部から略円筒形状をなして前方に突出することで該先端部を覆うフード部と、前記チャンネル口から突出する前記処置具としての注射針カテーテルを、所定方向に向くようにガイドするガイド部と、が備えられていることを特徴とする。
このようなガイド部を備えて、チャンネル口から突出する注射針カテーテルを所定方向に向くようにガイドするようにしているので、注射針カテーテルを体腔内壁の所定位置つまり穿刺目標位置の近傍まで的確にガイドしていき、当該位置に正確に穿刺することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内視鏡用アタッチメントであって、前記ガイド部には、前記チャンネル口に連なる位置から前方に延在し、前記注射針カテーテルを沿わせて前記体腔内壁の所定位置近傍までガイドするガイドレールが形成されていることを特徴とする。
このようなガイドレールを形成しているので、注射針カテーテルを軸方向に沿って固定でき、穿刺目標位置だけでなく穿刺角度も適切に保持することができる。また、簡易な構成を採用することができ、観察窓からの視界を殆ど遮ることもない。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の内視鏡用アタッチメントであって、前記体腔内壁の処置対象位置の近傍を前記フード部内に固定する位置決め固定部が備えられていることを特徴とする。
このような位置決め固定部を備えるようにしているので、体腔内壁の処置対象位置の近傍をフード部内に位置決めするとともに、当該部位に固定することができ、フード部内にとらえた体腔内壁の所定部位にずれが発生することを的確に抑制して、内視鏡による観察及び穿刺をより的確に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項10に記載の内視鏡用アタッチメントであって、前記位置決め固定部は、前記略円筒形状の一部を切り欠いた形状となるようにして前記フード部に形成された、該フード部の変形部とされていることを特徴とする。
位置決め固定手段をこのようなフード部の変形部としているので、フード部に位置決め固定部を一体に設けることができ、別部材を設けることなく構成を簡易なものとできる。そして、こうした位置決め固定部を、例えば静脈瘤のような体腔内壁の***部に押圧させることで、体腔内壁は弾性的に変形してこの位置決め固定部に嵌合するため、体腔内壁の所定部位をフード部内に固定することができる。
請求項5に記載の発明は、内視鏡システムであって、体腔内壁を観察するための観察窓、及び前記体腔内壁に処置を施すための処置具を突出させるチャンネル口を、先端部に有する内視鏡と、該内視鏡の先端部側に装着された請求項1〜4の何れかに記載の内視鏡用アタッチメントと、前記処置具としての注射針カテーテルと、が備えられていることを特徴とする。
内視鏡システムをこのような構成としているので、体腔内壁に的確に処置を施すことができる。
本発明に係る内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システムにおいては、処置具としての注射針カテーテルを穿刺目標位置の近傍まで的確にガイドすることができる。そのため、注射針カテーテルにブレや位置ずれが発生してしまうおそれを抑制して、穿刺針の穿刺位置を穿刺目標位置に的確に一致させることができ、安定して手技を行うことを可能とできる。
また、穿刺角度を一定の浅い角度に保つことが容易となる。従って、体腔内壁への針突出可能範囲を長くとることができるので、穿刺深さの制限が緩和されて手技を簡略化することができ、常時適切な手技を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
まず、本発明に係る内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システムの基本形態について、第1の実施形態として説明する。図1、図2に示すように、この内視鏡システムSは、主として食道静脈瘤硬化療法(EIS)において用いられ、食道静脈瘤(体腔内壁、瘤)を観察・治療するものであって、内視鏡1と、内視鏡1の前端面(先端部)10側に装着された内視鏡用アタッチメント2と、注射針カテーテル(処置具)3と、を備えた構成とされている。
内視鏡1の基端部側は、体外に位置する図示しない操作部に連結されており、この操作部から内視鏡1の各種操作が行えるようになっている。この内視鏡1の先端部である前端面10には、観察窓11、チャンネル口12、光源13、及び観察窓11洗浄用の送液口14が、各々設けられている。なお図2においては、観察窓11、光源13及び送液口14の図示は省略している。
チャンネル口12は、食道静脈瘤に処置を施す処置具を突出させるためのものであって、内視鏡1内に形成されたチャンネル1hが前端面10において開口している部分である。チャンネル1hの他端側は操作部まで至っており、このチャンネル1h内には、先端側に穿刺針3nを有する注射針カテーテル3が、処置具として操作部から挿脱可能に挿通されて、チャンネル口12からフード部4内側に突出している。なお、チャンネル1h内に挿通可能な処置具としては、注射針カテーテル3のみならず、例えば生検鉗子や鋏鉗子、スネア、凝固子等といった、各種の処置具が挙げられる。
内視鏡用アタッチメント2は、フード部4、ガイド部5、及び位置決め固定部7といった各部から構成されている。この内視鏡用アタッチメント2は、内視鏡1の前端面10側に着脱可能に装着されるものであって、例えばアクリル、ポリカーボネイト、ポリオレフィン系エラストマー等といった、樹脂製の透明部材によって、その全体が形成されている。このように透明部材を用いるようにしているのは、観察窓11からの良好な視野を確保するためである。
フード部4は、内視鏡用アタッチメント2の基体を構成する部分であって、内視鏡1への装着時に、内視鏡1の前端面10から略円筒形状をなして前方に突出して、前端面10を覆うものである。このフード部4は、略円筒形状をなして、内視鏡1の先端部側に着脱可能に装着されるものであり、前方側の硬質部4aと後方側の軟質部4cとが一体に接合された構成とされている。これは、食道静脈瘤Vをフード部4内に強固に固定するためには、フード部4は硬質の部材により構成されていることが好ましく、また、様々な外径の内視鏡1に対応するためには、内視鏡1への取付部は軟質の部材より構成されていることが好ましいためである。そして、フード部4の前縁部4fは、フード部4の軸線方向とほぼ直交するように形成された端面をなしている。
ガイド部5は、チャンネル口12から突出する注射針カテーテル3を、所定方向に向くようにガイドするものである。ここでは、フード部4の内周側下部から屹立するブロック体4bの上部を、ガイド部5として例示している。すなわち、ガイド部5に注射針カテーテル3を載置し、穿刺針3nの向きを変更して、食道静脈瘤の所定位置に所定角度で注射針カテーテル3をガイドすることができる。
位置決め固定部7は、食道静脈瘤の穿刺目標位置(処置対象位置)の近傍をフード部4内に取り込み固定するためのものである。ここでは、略円筒形状の一部を切り欠いた形状となるようにしてフード部4に形成された、フード部4の変形部を、位置決め固定部7として例示している。この位置決め固定部7を食道静脈瘤の所定位置に押圧させることで、この瘤は弾性的に変形して位置決め固定部7に嵌合するため、フード部4を当該位置に位置決めすることができるとともに、強固に固定することができる。また、位置決め固定部7内に取り込まれた瘤は弾性変形するため、フード部4の内側へと盛り上げられる。そのため、ガイド部5の前端側と瘤との間の距離をより短くすることができ、注射針カテーテル3をより正確に穿刺目標位置までガイドすることができる。
こうした内視鏡システムSを用いて、食道Eに発生した食道静脈瘤Vに注射している状態を、図3に示す。この図に示すように、先ず内視鏡用アタッチメント2のフード部4の前縁部側を当接させるとともに、位置決め固定部によって、内視鏡システムSを食道静脈瘤Vの所定位置に位置決め固定する。こうしておいて、注射針カテーテル3を前方に押し出して、穿刺針3nを食道静脈瘤Vの穿刺目標位置(処置対象位置)に穿刺して、硬化剤を注射する。このとき、チャンネル口12から突出した注射針カテーテル3は、ガイド部5によって所定のガイド方向に向けられるので、穿刺針3nは、穿刺目標位置に所定の穿刺角度で正確に穿刺される。また、ガイド部5によるガイド方向を所定に設定することで、食道静脈瘤Vへの針突出可能範囲d2を、図35に示した従来の針突出可能範囲d1よりも大きくとることができる。
なお、ガイド部5及び位置決め固定部7に関して、本願発明者等は、上記例示したものの他に多様な変形例を発明するに至った。これら変形例については、他の実施形態として後述することとする。
本実施形態に係る内視鏡用アタッチメント2においては、内視鏡1への装着時にこの内視鏡1の前端面10から略円筒形状をなして前方に突出して該先端部を覆うフード部4と、チャンネル口12から突出する注射針カテーテル3を所定方向に向くようにガイドするガイド部5と、を備えるようにしている。そのため、注射針カテーテル3を食道静脈瘤Vの穿刺目標位置の近傍まで的確にガイドしていき、当該位置に穿刺することができる。これにより、注射針カテーテル3にブレや位置ずれが発生してしまうおそれを抑制して、穿刺針3nの穿刺位置を穿刺目標位置に的確に一致させることができ、安定して手技を行うことを可能とできる。
また、食道静脈瘤Vへの針突出可能範囲d2を大きくとることができるので、穿刺深さの制限が緩和されて手技を簡略化することができ、常時適切な手技を行うことが可能となる。
また、食道静脈瘤Vをフード部4内の所定位置に位置決め固定する位置決め固定部7を備えるようにしているので、フード部4内で食道静脈瘤Vを所定位置に位置決めするとともに、当該位置に強固に固定することができ、内視鏡1の位置ずれが発生することを的確に抑制して、内視鏡1による観察及び穿刺をより的確に行うことができる。
なお、上述したように、チャンネル口12から突出された注射針カテーテル3は、ガイド部5によって所定の角度に曲げられる。このとき変更される角度をαとすると、図4及び図5に示すように、角度αは、0(°)からX(°)の範囲内(0<α<X)にあるのが適正である。
先ず、Xについて説明する。図4に示すように、注射針カテーテル3を上方へと曲げる支点となるチャンネル口12の上端点tと、フード部4の前縁部4fの上端の一点sとを結ぶ直線をAとする。そして、上端点tからチャンネル1hの軸線に平行に延びる直線、つまり前縁部4fと直交する直線をBとする。これら直線Aと直線Bとのなす角度をXとする。
次に、αについて説明する。図5に示すように、チャンネル口12から突出する注射針カテーテル3が、ガイド部5の支持点htによって支持されて突出されたときに、チャンネル1hの軸線とのなす角度がαである。ここで、チャンネル1hの内径をC、注射針カテーテル3の外径をD、上端点tと支持点gtとの間の直線B方向(チャンネル1hの軸線方向)における距離をL1、直線B2から支持点gtまでの高さをhとする。なお直線B2とは、チャンネル口12の下端点bからチャンネル1hの軸線に平行に延びる直線、つまり、チャンネル1hにおいて内視鏡1の外周側にもっとも近い、直線Bと平行な直線である。これらC,D,L1,hとαとは、次の(式1)に示す関係を有している。

tanα=(h−(C−D/cosα))/L1 …(式1)

このように、内視鏡用アタッチメント2におけるC,D,L1,hの各値を適宜設定することで、注射針カテーテル3を角度αで瘤に向けて進行させることができる。
図6(a)には、αが不適正な値(α≧X)であるときを、図6(b)には、αが適正な値(0<α<X)であるときを、各々示している。具体的には、角度αは、0°から10°の範囲内にあることが好ましい。
また、フード部4の内面の長さをL、食道静脈瘤Vの固定時にフード部4内に入り込む瘤の長さをLvとすると、図4に示すように、ガイド部5の長さはL−Lv以下であることが好ましい。例えば、フード部4の内面の長さLが10mm、瘤がフード部4内に入り込む長さLvが5mmであるとき、ガイド部5の長さを5mm以下となるように設定する。
更に、図4及び図5に示すように、ガイド部5を、その基端側端部gbがチャンネル口12よりも外周側に位置するように、つまり、チャンネル口12の下端点bよりも下側に位置するように配設することが好ましい。このようにすれば、ガイド部がチャンネル口を塞ぐことがないようにでき、注射針カテーテルをフード部内に容易に突出させることができる。
[第2の実施形態]
次に、上記第1の実施形態において示した内視鏡用アタッチメント2のガイド部5の変形例について、第2の実施形態として図7〜図13を用いて説明する。なお、本実施形態、及び後述する各実施形態においては、位置決め固定部7の図示あるいは説明を適宜省略する場合がある。
図7に示す例においては、上記図1において示した例と同様に、フード部4の内周側下部から屹立する中実なブロック体41の上部51を、ガイド部として用いている。このガイド部としての上部51は、所定の傾斜角に調整されている。そしてこのガイド部には、チャンネル口12に連なる位置から前方に延在し、注射針カテーテル3を沿わせて食道静脈瘤の穿刺目標位置までガイドするための、ガイドレールが形成されている。
こうしたガイドレールの各例を、図9〜図11に示す。
図9(a),(b)に示すガイドレール51a,51bは、ともに、注射針カテーテル3の外径よりも幅が広く、注射針カテーテル3の半径以上の深さを有する深溝部とされており、ガイドレール51aは断面視略U字状の溝部、ガイドレール51bは断面視略コの字状の溝部とされている。こうしたガイドレール51a,51bにおいては、注射針カテーテル3がガイドレール51a,51bから外れるおそれを殆どなくすことができるので、注射針カテーテル3を食道静脈瘤の穿刺目標位置まで極めて的確にガイドしていくことができる。
また、図10(a)〜(c)に示すガイドレール51c,51d,51eは、ともに、断面視した場合における注射針カテーテル3との接点が二点となるように設定された、浅溝部とされている。ガイドレール51cは断面視略V字状の溝部、ガイドレール51dは断面視略U字状の溝部、ガイドレール51eは断面視略V字状の溝部とされている。こうしたガイドレール51c,51d,51eにおいては、狭幅とできるとともに、溝を深く掘り下げる必要がないため、ブロック体41及びガイドレール51c,51d,51eの小型化を図ることができる。そのため、観察窓11からの良好な視界を確保することができる。そして、注射針カテーテル3を二点で支持するように、つまりこれら二点に応力が集中するようにしているので、注射針カテーテル3を的確に沿わせることができ、注射針カテーテル3を食道静脈瘤の穿刺目標位置まで的確にガイドしていくことができる。
なお、図10(b)に示すように、ブロック体41の幅Wを注射針カテーテル3の外径D以下とすると、内視鏡の視野がガイドレール51dにより妨げられることなく、良好な視野を確保することができる。例えば、注射針カテーテル3の外径Dが2mmであるとき、ブロック体41の幅Wを1.8mm程度に設定することが好ましい。
更に、図11に示すガイドレール51fは、注射針カテーテル3の外径よりも径が極めて大きくなるように設定された、断面視略U字状の広幅の浅溝部とされている。このガイドレール51fと注射針カテーテル3とは、断面視した場合における接点が、ほぼ一点となる。こうしたガイドレール51fにおいては、広幅が必要となる反面、溝を深く掘り下げる必要がないため、ブロック体41の高さを低く抑えることができる。そのため、観察窓11からの良好な視界を確保することができるとともに、幅を広くとっているために注射針カテーテル3を的確に沿わせることができ、注射針カテーテル3を食道静脈瘤の穿刺目標位置まで的確にガイドしていくことができる。
次に、図8に示す例においては、フード部4の内周側下部から屹立する中実なブロック体42の上部を、ガイド部として用いている。このガイド部は、所定の傾斜角に調整されて、チャンネル口12に連なる位置から前方に延在し、注射針カテーテル3を挿通させて食道静脈瘤の穿刺目標位置までガイドする、ガイドパイプ52とされている。このガイドパイプ52においては、挿通孔52h内に注射針カテーテル3を挿通するようにしているので、例えば患者(生体)が不意に動いたり、食道静脈瘤の周辺組織が蠕動運動する等によって、手技中に横方向(上下方向及び左右方向)への振動が不意に発生したとしても、注射針カテーテル3がガイド部から外れることはない。つまり、注射針カテーテル3のブレや位置ずれが殆ど発生することがなく、そのため、注射針カテーテル3を食道静脈瘤の穿刺目標位置まで的確にガイドしていくことができる。
次に、図12(a)及び(b)に示す例においては、フード部4の内周側下部から丘状に***する中実なブロック体43の上部を、ガイド部として用いている。このガイド部には、所定の傾斜角に設定されて、チャンネル口12に連なる位置から前方に扇状に拡がり、注射針カテーテル3を載置させて食道静脈瘤の穿刺目標位置までガイドする、ガイドスロープ53とされている。このガイドスロープ53においては、注射針カテーテル3は常にこのガイドスロープ53に載置された状態となっており、外れてしまうことがない。そして、内視鏡1への取付角度を適宜変化させることでガイドスロープ53の角度を変えて、注射針カテーテル3のガイド方向を変えることができる。そのため、注射針カテーテル3を、そのガイド方向を適宜微調整しながら、食道静脈瘤の穿刺目標位置まで的確にガイドしていくことができる。
なお、図12(c)に示すように、ガイドスロープとガイドレールとを組み合わせるようにしてもよい。この例においては、ガイド部としてのブロック体43の上部に、ガイドスロープ54と、浅溝部とされたガイドレール54rとが、ともに形成されている。このようにすれば、上記したような、ガイドレール51e等における利点と、ガイドスロープ53等における利点とを、ともに得ることができる。
次に、図13(a)に示す例においては、丘状に***するように所定の傾斜角に設定されてフード部4の内周側下部に取り付けられた、薄板状の板体55の上部を、ガイド部として用いている。このガイド部には、チャンネル口12に連なる位置から前方に扇状に拡がり、注射針カテーテル3を載置させて食道静脈瘤の穿刺目標位置までガイドする、ガイドスロープ55が形成されている。そして、このガイドスロープ55には、注射針カテーテル3の位置及び方向を検知するための手段として、縦横に形成された目盛55sが設けられている。この目盛55sは、図13(b)に示すように、少なくとも内視鏡1の観察窓11から視認可能な位置における、ガイドスロープ55上に設けられている。
このガイドスロープ55においては、上記ガイドスロープ53におけると同様に、注射針カテーテル3を、そのガイド方向を適宜微調整しながら、食道静脈瘤の穿刺目標位置まで的確にガイドしていくことができる。そして、目盛55sを設けて、注射針カテーテル3の位置及び方向を観察窓11から観察して検知できるようにしているので、注射針カテーテル3と穿刺目標位置との距離及び角度を客観的に知ることができる。そのため、体外側からの注射針カテーテルの操作等を、容易且つ的確に行うことができる。
なお、上記した中実なブロック体41,42,43は、製造工程の簡略化あるいは完成品の高精度化を図る等といった観点からは、フード部4と一体成型により製造することが好ましいが、別体成型により製造するようにしてもよい。また逆に、板体45は、目盛55sを的確に形成できるのであれば、フード部4と一体成型により製造するようにしてもよい。
また、図14に示す例は、内視鏡用アタッチメント2を、外チャンネル式の内視鏡に適用可能としたものである。ここで用いる内視鏡は、内視鏡本体1Aと外チャンネル1Bからなるもので、注射針カテーテル3は外チャンネル1B内に挿通されている。内視鏡本体1Aとしては、上記内視鏡1と同様の構成のものを用いて、チャンネル1hを、注射針カテーテル3以外の処置具用(例えば鉗子用)に確保しておくことが好ましい。
この例においては、フード部4の下側に、外チャンネル12のチャンネル口12Bに連なる、ガイド部としての長孔56が形成されている。この長孔56の長さあるいは位置を所定に設定することによって、チャンネル口12Bから長孔56を経てフード部4内側に突出する注射針カテーテル3のガイド方向を、所定に設定することができる。具体的には図16に示すように、穿刺針3nを、食道静脈瘤Vの根元側から浅く穿刺することができる。これにより、小さい瘤に対応することができるようになる。
[第3の実施形態]
次に、上記第1の実施形態において示した内視鏡用アタッチメント2のガイド部5の変形例について、第3の実施形態として図15、図17〜図19を用いて説明する。本実施形態は、ガイド部5を、注射針カテーテル3のガイド方向を任意に変化させることが可能な方向可変ガイド部としている例に関するものである。ここではその方向可変ガイド部として、2つの例について説明する。
まず、第1の例について、図15に示す。
この方向可変ガイド部60は、フード部4の内周側下部に形成されたスライドレール62と、このスライドレール62に取り付けられたブロック部材(押圧部材)61と、を備えた構成とされている。
スライドレール62は、フード部4の内周面における注射針カテーテル3の下側に、前後方向に延在するように形成されている。ブロック部材61は、スライドレール62に前後方向にスライド可能かつ横方向(上下方向、左右方向)に移動不能なように取り付けられており、その上面側は注射針カテーテル3と当接している。すなわち、ブロック部材61をスライドレール62上でスライドさせると、注射針カテーテル3とブロック部材61との当接位置が変化する。このため、ブロック部材61を前方から後方に移動させたときは、注射針カテーテル3は上方向に押圧されて、穿刺針3nは上方向を向くようになる。このように、ブロック部材62を前後方向にスライドさせることで、注射針カテーテル3のガイド方向を変化させることができる。
ブロック部材61には、ワイヤー63が取り付けられている。このワイヤー63は、フード部4の外側に延出されて、外チャンネル63Cによって体外の操作部まで導出されている。すなわち、体外からワイヤー63を操作することで、ブロック部材61のスライド量を遠隔操作することが可能となっている。なおここでは、ワイヤー63を外チャンネルによって導出するものとしたが、内視鏡1のチャンネル1hを用いて導出するようにしても差し支えない。
次に、第2の例について、図17に示す。この方向可変ガイド部65は、フード部4の内周側に膨張収縮可能に取り付けられたバルーン66と、このバルーン66内に吸排気を行うための吸排気チャンネル67と、を備えた構成とされている。
バルーン66は、フード部4の内周側における注射針カテーテル3の下側に配設されている。すなわち、バルーン66の膨張度合を小さくしたときは、穿刺針3nは下方向を向いているが、バルーン66の膨張度合を大きくしたときは、注射針カテーテル3は上方向に押圧されて、穿刺針3nは上方向を向くようになる。このように、バルーン66の膨張度合を変化させることで、注射針カテーテル3のガイド方向を変化させることができる。
バルーン66には、吸排気チャンネル67が接続されている。この吸排気チャンネル67は、フード部4の外側に延出されて、体外の操作部まで導出されている。すなわち、体外から吸排気チャンネル67に対して吸排気を行うことで、バルーン66の膨張度合を遠隔操作することが可能となっている。なおここでは、吸排気チャンネル67を外チャンネルとしたが、内視鏡1のチャンネル1h内に配設するようにしても差し支えない。
こうしたバルーン66及び吸排気チャンネル67を、各々複数備えた構成としている方向可変ガイド部65Aを、図18及び図19に示す。これらの図に示すように、方向可変ガイド部65は、フード部4の内周側に膨張収縮可能に取り付けられたバルーン66a,66b,66cと、このバルーン66a,66b,66c内に各々吸排気を行うための吸排気チャンネル67a,67b、67cと、を備えた構成とされている。
図18(a)に示すように、バルーン66bは、フード部4の内周側における注射針カテーテル3の下側に配設されており、またバルーン66aは注射針カテーテル3の右側(図18中では左側)に、バルーン66cは注射針カテーテル3の左側(図18中では右側)に、各々配設されている。これらバルーン66a,66b,66cには、吸排気チャンネル67a,67b、67cが各々接続されており、各々が個別に膨張収縮可能とされている。例えば図18(b)に示すように、バルーン66aの膨張度合を大きくすれば、注射針カテーテル3は左方向に押圧されて移動する。また図18(c)に示すように、バルーン66bとバルーン66cの膨張度合を大きくすれば、注射針カテーテル3は右斜め上方向に押圧されて移動する。このように、注射針カテーテル3のガイド方向を、上下方向のみならず左右方向へも変化させることができるようになっている。
吸排気チャンネル67a,67b,67cは、図19に示すように、体外の操作部側に設けられたバルーンコントロール装置68に、各々接続されている。このバルーンコントロール装置68においては、ジョイスティック68jを操作することによって、排気チャンネル67a,67b、67cへの給気量・排気量を個別に制御することができるようになっている。すなわち、バルーン66a,66b,66cの膨張度合を、体外から遠隔操作することが可能となっている。
このように、方向可変ガイド部65には、フード部4の内周側に膨張収縮可能に取り付けられ、膨張時には注射針カテーテル3を横方向に押圧するバルーン66を備えるようにしている。そのため、バルーン66の膨張度合を変化させることによって、注射針カテーテル3の押圧度合を連続的に変えて、ガイド方向を連続的に変化させることができる。これにより、注射針カテーテル3のガイド方向を、簡易な操作によって、迅速且つ的確に変化させることができる。
また、バルーン66a,66b,66cのように、バルーンを複数備えて個別に膨張収縮可能なようにすれば、注射針カテーテルのガイド方向を多様に設定することができるので、手技をより容易に行うことができる。
[第4の実施形態]
次に、上記第1の実施形態において示した内視鏡用アタッチメント2の位置決め固定部7の変形例に関して、第4の実施形態として図20〜図28を用いて説明する。本実施形態において示す位置決め固定部の各例は、フード部4にその略円筒形状の一部を切り欠いた形状となるように形成された、フード部4の変形部としたものである。そのため各図においては、フード部4と位置決め固定部以外の構成要素の図示は省略することとする。
こうしたフード部4の変形部として、フード部4の前縁部4f近傍位置の一部を所定に切り抜いた形状の、スリット部とした例について、以下に説明する。
図20に示すスリット部71は、フード部4の前縁部4fから後方に向けてその一部を略コの字状に切り抜いた形状とされている。また、図21に示すスリット部72は、フード部4の前縁部4fから後方に向けてその一部を略V字状に切り抜いた形状とされている。更に、図22に示すスリット部73は、フード部4の前縁部4fから後方に向けてその一部を略U字状に切り抜いた形状とされている。このように、スリット部の形状を、食道静脈瘤Vの形状に合わせて適宜選択することで、フード部4内に食道静脈瘤Vを的確に取り込むことができる。
更に、図23に示すスリット部74は、フード部4の前縁部4fから後方に向けてその一部を略Ω字状に切り抜いた形状とされている。このように略Ω字状とすると、食道静脈瘤への押圧時には、取り込んだ瘤の奥側、つまり前縁部4f側が狭められるので、一旦取り込んだ瘤を外れ難くすることができる。
更に、フード部4の変形部として、フード部4の前縁部4f近傍位置の一部を略ロの字状に切り抜いた形状の、窓部とした例について、図24に示す。この窓部75は、フード部4の前縁部4fはそのまま残しておき、前縁部4fから所定距離後方におけるフード部4の一部を切り抜いた形状とされている。このようにすると、食道静脈瘤への押圧時には、一旦取り込んだ瘤を抜け難くすることができる。
なお、これらスリット部は、ガイド部の前方であって、ガイド部とは周方向略同一位置に配設されていることが好ましい。このようにすれば、スリット部と注射針カテーテルの中心軸とを略同一の軸線上に位置させることができ、食道静脈瘤内の血管に対して、その略中心に的確に穿刺することができる。
また、このようなスリット部をフード部4に形成するに際しては、図26(a)に示すような側面視曲線形状とする場合と、図27(a)に示すような側面視直線形状とする場合とがある。前者の場合は、図26(b)に示すように、当接角を任意に設定することができ、食道Eの形状や食道静脈瘤Vの位置等に合わせて、適宜選択することが可能となる。一方、後者の場合には、一定の角度θで当接させることができ、常に一定の固定状態を維持することが可能となる。
また、フード部4の変形部として、図25に示すように、フード部4の前縁部を傾斜させるようにしてもよい。このような傾斜前縁部76とすれば、上記前縁部4fの場合よりもフード部4の前縁開口面積を広くとることができるので、その傾斜角を所定に設定すれば、食道静脈瘤Vの所定位置を覆うように当接させることができる。そして、吸引能力を有している内視鏡を用いて吸引すれば、広範囲の食道静脈瘤Vをフード部4内側へ盛り上げることができる。
更に、こうしたスリット部を、フード部4の周方向における複数箇所に形成するようにしてもよい。図28(a)及び(b)に、フード部4の上下2カ所にスリット部を形成した例を示す。この例においては、略U字状をなすスリット部73dを下側に、略U字状をなすスリット部73uを上側に、各々形成している。このようにすれば、フード部4をより強固に食道静脈瘤Vに固定させることができるとともに、フード部4内側への盛り上げ部分の面積を、更に広く確保することができる。
[第5の実施形態]
次に、第5の実施形態について、図29〜図34を用いて説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態において示した内視鏡用アタッチメント2のフード部4に、内視鏡との周方向における位置を合わせるための位置合わせ手段を備えた例に関するものである。なお各図においては、ガイド部5及び位置決め固定部7の図示は適宜省略している場合がある。
図29に示す例においては、位置合わせ手段としてのマーカー81を、フード部4上における後方側に形成して、内視鏡1との周方向における位置合わせを容易に行い得るようにしている。そして図30には、図29に示した例の変形例を示しているが、フード部4の後方側にはマーカー81aを、内視鏡1の外周側にはマーカー81bを、各々形成しており、互いの位置合わせをより容易且つ的確に行い得るようにしている。このようにしているので、内視鏡用アタッチメント2の内視鏡1への装着時に、互いの位置合わせを的確に行うことができる。そして、使用時つまり装着後において、周方向への位置ずれが発生したとしても、速やかに元通りに戻すことができる。
また、図31に示す例においては、位置合わせ手段として、マーカー81と同様のマーカー82を、内視鏡1への装着時に観察窓11から視認可能な位置に形成している。ここでは、視認可能な位置として、フード部4上における前縁部4fの位置に形成するようにしている。そのため、簡易な構成として、内視鏡用アタッチメント2と内視鏡1との周方向における位置が合っているか否かを、内視鏡1を用いて観察することで、容易に視認することができる。そのため、内視鏡1が体腔内に挿入された状態でも、内視鏡用アタッチメント2の位置ずれを認識することができる。
更に、図32(a)及び(b)に示す例においては、位置合わせ手段としての突起部83を、フード部4の内周側に設けている。この突起部83は、フード部4の内周側から内側に向けて突出し、内視鏡1への装着時には、内視鏡1の前端面10の一部と当接するようになっている。ここでいう「前端面10の一部」とは、観察窓11、チャンネル口12、光源13及び送液口14の前面、及びこれらの内周側を、除いた部分をいう。すなわち、突起部83の形状は、内視鏡1の前端面10に設けられている各構造物の配置に合わせたものとなっており、突起部83は、これら各構造物の位置よりも外周側における前端面10と当接可能となっている。
このように、突起部83を、前端面10における各構造物の配置に合わせて、これらの前面を除いた前端面10の一部と当接するような形状としている。そのため、観察や処置等といった内視鏡1による各種作業を阻害することなく装着することができるとともに、外観検査等によって位置が合っているか否かを極めて容易に判断することができる。
また、例えば内視鏡1によって観察して突起部83が視認できたとしたら、位置ずれが発生しているものと判断することができるので、体外からの観察によっても位置ずれを容易に認識することができる。
なおここでは、前端面10における各構造物の位置よりも内周側には突起部83が突出しないようにしているが、内視鏡1による各種作業を阻害することがなければ、必ずしもこうした構成を採用しなくともよい。ただし、観察や処置を阻害することのないよう、少なくとも観察窓11及びチャンネル口12の前面は除いた状態として、突起部83の当接位置を設定する必要がある。
更に、図33に示す例においては、位置合わせ手段としての筒部84を、フード部4の内側に設けている。この筒部84は、フード部4の内周側下部から屹立するブロック状の台座48上に一体に取り付けられており、チャンネル口12と対応する位置において後方に突出している。そして、内視鏡1への装着時には、チャンネル口12内に挿通されて嵌合するようになっている。この筒部84には貫通孔84hが形成されており、内視鏡1に装着された際には、チャンネル口12内の注射針カテーテル3は、この貫通孔84h内を通ってフード部4の内側へと突出することができる。
更に、図34に示す例においては、位置合わせ手段としての半筒部85を、フード部4の内側に設けている。この半筒部85は、上記した筒部84を半筒状としたものであり、フード部4の内周側下部から屹立するブロック状の台座48上に一体に取り付けられており、チャンネル口12と対応する位置において後方に突出している。そして、内視鏡1への装着時には、チャンネル口12内に挿通されて嵌合するようになっている。内視鏡1に装着された際には、チャンネル口12内の注射針カテーテル3は、この半筒部85の上側を通ってフード部4の内側へと突出することができる。
このような筒部84又は半筒部85を、チャンネル口12内に挿通させて嵌合するようにしているので、内視鏡用アタッチメント2の内視鏡1への装着後に、互いの周方向への位置ずれが発生することを的確に防止することができる。そして、チャンネル口12内に嵌合するので、内視鏡1への装着後に内視鏡用アタッチメント2が脱離してしまうおそれを、的確に抑制することができる。
なお、上記各実施形態においては、処置具として注射針カテーテルを用いた場合について説明したが、本発明は、注射針カテーテル以外の処置具に対しても、適宜適用させることが可能である。
(付記項1)
前記ガイド部は、前記チャンネル口の前方に延在し、前記注射針カテーテルを挿通させて前記体腔内壁の処置対象位置の近傍までガイドするガイドパイプとされていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用アタッチメント。
このようなガイドパイプとしているので、例えば生体が不意に動いた場合等であっても、注射針カテーテルがガイド部から外れることがない。すなわち、治療中の不意な動きに対しても、注射針カテーテルを体腔内壁の穿刺目標位置近傍まで的確にガイドしていき、当該位置に極めて正確に穿刺することができる。
(付記項2)
前記ガイド部は、前記チャンネル口の前方に拡がり、前記注射針カテーテルを載置させて前記体腔内壁の所定位置近傍までガイドするガイドスロープとされていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用アタッチメント。
このようなガイドスロープとしているので、注射針カテーテルは常にガイド部に載置された状態となって、外れてしまうことがない。そして、内視鏡への取付位置及び取付角度を適宜変化させることでガイド部の角度を変えて、注射針カテーテルのガイド方向を変えることができる。そのため、例えば内視鏡による観察結果如何によって穿刺目標位置を変える必要が生じた場合であっても、ガイド方向を微調整しながら穿刺目標位置近傍まで的確にガイドしていき、当該位置に極めて正確に穿刺することができる。
(付記項3)
前記ガイド部には、前記注射針カテーテルの位置及び方向を検知するための検知手段が備えられていることを特徴とする付記項1又は付記項2に記載の内視鏡用アタッチメント。
このような検知手段によって、注射針カテーテルの位置及び方向を検知することができるようにしているので、注射針カテーテルと穿刺目標位置との距離及び角度を客観的に知ることができ、体外側からの各操作を容易且つ的確に行うことができる。
(付記項4)
前記検知手段は、前記内視鏡への装着時に前記観察窓から視認可能な位置に縦横に形成された目盛とされていることを特徴とする付記項3に記載の内視鏡用アタッチメント。
検知手段をこのような目盛としているので、簡易な構成として、内視鏡を用いた視認によって、注射針カテーテルの位置及びその方向を的確に検出することができる。
(付記項5)
前記ガイド部は、前記注射針カテーテルのガイド方向を任意に変化させることが可能な方向可変ガイド部とされていることを特徴とする付記項1〜4の何れかに記載の内視鏡用アタッチメント。
このような方向可変ガイド部としているので、内視鏡及びフード部を処置対象位置の近傍に固定した後に、穿刺目標位置を迅速且つ的確に調整することができる。そのため、穿刺目標位置が移動したとしても、注射針カテーテルをそれに追従させることができるので、当該位置に的確に穿刺することができる。
(付記項6)
前記方向可変ガイド部には、前記フード部の内周側に前後方向スライド可能に取り付けられ、前記注射針カテーテルを横方向に押圧する押圧部材が備えられていることを特徴とする付記項5に記載の内視鏡用アタッチメント。
方向可変ガイド部をこのような構成としているので、押圧部材をスライドさせることによって、注射針カテーテルの押圧位置を前後方向で連続的に変えて、ガイド方向を連続的に変化させることができる。そのため、簡易な構成として、注射針カテーテルのガイド方向を的確に変化させることができる。
(付記項7)
前記方向可変ガイド部には、前記フード部の内周側に膨張収縮可能に取り付けられ、膨張時には前記注射針カテーテルを横方向に押圧するバルーンが備えられていることを特徴とする付記項5に記載の内視鏡用アタッチメント。
方向可変ガイド部をこのような構成としているので、バルーンの膨張度合を変化させることによって、注射針カテーテルの押圧度合を連続的に変えて、ガイド方向を連続的に変化させることができる。そのため、注射針カテーテルのガイド方向を、簡易な操作によって迅速且つ的確に変化させることができる。また、バルーンを複数備えて個別に膨張収縮可能なようにすれば、注射針カテーテルのガイド方向を、上下左右に多様に設定することができる。
(付記項8)
前記フード部の変形部は、前記フード部の前縁部近傍位置の一部を略コの字状、略U字状、略V字状、あるいは略Ω字状に切り抜いた形状の、スリット部とされていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用アタッチメント。
位置決め固定部をこのようなスリット部としているので、例えば静脈瘤のような体腔内壁の***部にこのスリット部を押圧することで、スリット部内に取り込まれた体腔内壁は弾性変形して、フード部内に固定される。そして、スリット部の形状を、略コの字状、略U字状、略V字状、あるいは略Ω字状となるように適宜設定することで、そのフード部内に固定する部分の形状に応じて、適宜選択することができる。
(付記項9)
前記フード部の変形部は、該フード部の前縁部近傍位置の一部を略ロの字状に切り抜いた形状の、窓部とされていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用アタッチメント。
位置決め固定部をこのような窓部としているので、例えば静脈瘤のような体腔内壁の***部にこの窓部を押圧することで、窓部内に瘤を固定することができる。また、フード部の前縁部側が開口していないため、一旦固定した瘤が抜けてしまうおそれも、殆ど無くすことができる。
(付記項10)
前記位置決め固定部が、前記フード部の周方向における複数箇所に形成されていることを特徴とする付記項8又は付記項9に記載の内視鏡用アタッチメント。
このように、複数箇所に形成しているので、例えば細長く延在する静脈瘤のような体腔内壁の***部に対しても、これらスリット部を押圧・嵌合させて、フード部内に瘤を固定することができる。
(付記項11)
前記フード部には、前記内視鏡への装着時に該内視鏡との周方向における位置を合わせるための、位置合わせ手段が備えられていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の内視鏡用アタッチメント。
このような位置合わせ手段を備えるようにしているので、内視鏡用アタッチメントの内視鏡への装着時に、互いの位置合わせを的確に行うことができる。そして、内視鏡への装着後には、互いの周方向への位置ずれが発生しないように、もしくは、発生したとしても速やかに元通りに戻すことができる。
(付記項12)
前記位置合わせ手段は、前記内視鏡への装着時に前記観察窓から視認可能な位置に形成されたマーカーであることを特徴とする付記項11に記載の内視鏡用アタッチメント。
位置合わせ手段として、このようなマーカーを形成しているので、内視鏡用アタッチメントと内視鏡との周方向における位置が合っているか否かを、内視鏡を用いて観察することで容易に視認することができる。
(付記項13)
前記位置合わせ手段は、前記フード部から内側に向けて突出し、前記内視鏡への装着時には、少なくとも前記観察窓及び前記チャンネル口の前面を除いた、前記内視鏡の先端部の一部と当接する突起部とされていることを特徴とする付記項11に記載の内視鏡用アタッチメント。
位置合わせ手段として、このような突起部を備えるようにしているので、観察や処置等といった内視鏡による各種作業を阻害することなく装着することができるとともに、外観検査等によって位置が合っているか否かを極めて容易に判断することができる。
また、例えば内視鏡によって観察して突起部が視認できたとしたら、位置ずれが発生しているものと判断することができるので、体外からの観察によっても位置ずれを容易に認識することができる。
(付記項14)
前記位置合わせ手段は、前記チャンネル口と対応する位置において後方に突出するように前記フード部の内側に設けられ、前記内視鏡への装着時には、前記チャンネル口内に挿通されて嵌合する筒部又は半筒部とされていることを特徴とする付記項11に記載の内視鏡アタッチメント。
位置合わせ手段として、このような筒部又は半筒部を備えるようにしているので、内視鏡用アタッチメントの内視鏡への装着後に、互いの周方向への位置ずれが発生することを的確に防止することができるとともに、装着後に脱離してしまうおそれを的確に抑制することができる。
(付記項15)
前記位置決め固定部が、前記ガイド部の前方であって前記ガイド部とは周方向略同一位置に配設されていることを特徴とする請求項10〜18の何れかに記載の内視鏡用アタッチメント。
このようにしているので、位置決め固定部と注射針カテーテルの中心軸とを略同一の軸線上に位置させることができ、静脈瘤のような体腔内壁の***部内の血管に対して、その略中心に的確に穿刺することができる。
(付記項16)
前記ガイド部は、その基端側端部が前記チャンネル口よりも外周側に位置するように配設されていることを特徴とする請求項1〜19の何れかに記載の内視鏡用アタッチメント。
このようにしているので、ガイド部がチャンネル口を塞ぐことがないようにでき、注射針カテーテルをフード部内に容易に突出させることができる。
本発明の一実施形態に係る内視鏡システムの概略斜視図である。 図1に示した内視鏡システムの概略側断面図である。 図1に示した内視鏡システムを用いて食道静脈瘤に処置を施している状態を示す、概略側断面図である。 本発明の一実施形態に係る内視鏡システムの概略側断面図である。 図4に示した内視鏡システムをより詳細に示す概略側断面図である。 図5に示した内視鏡システムにおいて、(a)は角度αが不適正な値であるときを、(b)は角度αが適正な値であるときを、各々示す概略側断面図である。 ガイド部の変形例を示す、内視鏡システムの概略斜視図である。 ガイド部の変形例を示す、内視鏡システムの概略斜視図である。 ガイドレールの一例を示す縦断面図である。 ガイドレールの他の例を示す縦断面図である。 ガイドレールの更に他の例を示す縦断面図である。 ガイド部の変形例を示す図であって、(a)は内視鏡システムの概略斜視図、(b)はその縦断面図、(c)は(b)の変形例を示す縦断面図である。 ガイド部の変形例を示す図であって、(a)は内視鏡システムの概略斜視図、(b)は観察窓からの内視鏡画像である。 ガイド部の変形例を示す、内視鏡システムの概略即断面図である。 ガイド部の変形例としての方向可変ガイド部の第1の例を示す、内視鏡システムの概略即断面図である。 図14に示した内視鏡システムを用いて食道静脈瘤に処置を施している状態を示す、概略側断面図である。 ガイド部の変形例としての方向可変ガイド部の第2の例を示す、内視鏡システムの概略即断面図である。 図13に示した方向可変ガイド部の変形例を示す、内視鏡システムの縦断面図である。 図14に示した方向可変ガイド部の制御系統を示す概略構成図である。 フード部に形成された位置決め固定部の変形例を示す展開図である。 フード部に形成された位置決め固定部の変形例を示す展開図である。 フード部に形成された位置決め固定部の変形例を示す展開図である。 フード部に形成された位置決め固定部の変形例を示す展開図である。 フード部に形成された位置決め固定部の変形例を示す展開図である。 フード部に形成された位置決め固定部の変形例を示す概略側断面図である。 フード部に形成された位置決め固定部の変形例を示す図であって、(a)は概略側断面図、(b)は食道静脈瘤に処置を施している状態を示す概略側断面図である。 フード部に形成された位置決め固定部の変形例を示す図であって、(a)は概略側断面図、(b)は食道静脈瘤に処置を施している状態を示す概略側断面図である。 フード部に形成された位置決め固定部の変形例を示す図であって、(a)は概略斜視図、(b)は側断面図である。 位置合わせ手段の一例を示す、内視鏡システムの概略斜視図である。 図29に示した位置合わせ手段の変形例を示す、内視鏡システムの概略斜視図である。 位置合わせ手段の他の例を示す、内視鏡システムの概略斜視図である。 位置合わせ手段の更に他の例を示す図であって、(a)は内視鏡システムの概略斜視図、(b)は縦断面図である。 位置合わせ手段の更に他の例を示す、内視鏡システムの概略斜視図である。 位置合わせ手段の更に他の例を示す、内視鏡システムの概略斜視図である。 従来例の内視鏡システムを用いて食道静脈瘤に処置を施している状態を示す、概略側断面図である。
符号の説明
S 内視鏡システム
1 内視鏡
1A 内視鏡本体(内視鏡)
1B 外チャンネル(内視鏡)
2 内視鏡用アタッチメント
3 注射針カテーテル(処置具)
4 フード部
4f 前縁部
5 ガイド部
7 位置決め固定部
10 前端面(先端部)
11 観察窓
12 チャンネル口
51a,51b,51c,51d,51e,51f ガイドレール(ガイド部)
52 ガイドパイプ(ガイド部)
53,54 ガイドスロープ(ガイド部)
60 方向可変ガイド部(ガイド部)
61 ブロック部材(押圧部材、方向可変ガイド部)
62 スライドレール(方向可変ガイド部)
65,65A 方向可変ガイド部(ガイド部)
66,66a,66b,66c バルーン(方向可変ガイド部)
67,67a,67b,67c 吸排気チャンネル(方向可変ガイド部)
71,72,73,74 スリット部(位置決め固定部、フード部の変形部)
73d,73u スリット部(位置決め固定部、フード部の変形部)
75 窓部(位置決め固定部、フード部の変形部)
76 傾斜前縁部(位置決め固定部、フード部の変形部)
81,81a,81b,82 マーカー(位置合わせ手段)
83 突起部(位置合わせ手段)
84 筒部(位置合わせ手段)
85 半筒部(位置合わせ手段)
V 食道静脈瘤(体腔内壁)

Claims (5)

  1. 体腔内壁を観察するための観察窓、及び前記体腔内壁に処置を施す処置具を突出させるためのチャンネル口を、先端部に有する内視鏡の、該先端部側に着脱可能に装着される内視鏡用アタッチメントであって、
    前記内視鏡への装着時に、該内視鏡の先端部から略円筒形状をなして前方に突出して該先端部を覆うフード部と、
    前記チャンネル口から突出する前記処置具としての注射針カテーテルを、所定方向に向くようにガイドするガイド部と、
    が備えられていることを特徴とする内視鏡用アタッチメント。
  2. 前記ガイド部は、前記チャンネル口の前方に延在し、前記注射針カテーテルを沿わせて前記体腔内壁の処置対象位置の近傍までガイドするガイドレールとされていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用アタッチメント。
  3. 前記体腔内壁の処置対象位置の近傍を前記フード部内に固定する位置決め固定部が備えられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内視鏡用アタッチメント。
  4. 前記位置決め固定部は、前記略円筒形状の一部を切り欠いた形状となるようにして前記フード部に形成された、該フード部の変形部とされていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用アタッチメント。
  5. 体腔内壁を観察するための観察窓、及び前記体腔内壁に処置を施すための処置具を突出させるチャンネル口を、先端部に有する内視鏡と、
    該内視鏡の先端部側に装着された請求項1〜4の何れかに記載の内視鏡用アタッチメントと、
    前記処置具としての注射針カテーテルと、
    が備えられていることを特徴とする内視鏡システム。
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