JP2006157542A - 多地点テレビ電話システム及びその付加サービス接続制御方法 - Google Patents

多地点テレビ電話システム及びその付加サービス接続制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】非均衡ネットワークを利用する多地点テレビ電話システム及びその接続制御方法に関し、着信者側の話中又は不在時、多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量超過時に対する付加サービス機能を実現する。
【解決手段】 管理サーバは、テレビ電話専用端末(STB)から接続要求電文を受信すると、該通話相手のテレビ電話専用端末の動作状態をチェックし、通話状態であるとき、該通話相手のテレビ電話専用端末のIPアドレス先に着信メッセージ通知電文を送信し、テレビ電話専用端末(STB)は該着信メッセージをテレビに表示させる。また、テレビ電話専用端末(STB)の利用者の不在時の着信に対して、発呼者からの映像信号を含むメッセージを蓄積する動画ファイル蓄積手段を備える。また、多地点会議制御サーバ(MCU)処理容量超過時に発呼した発呼者に対して、処理容量超過が解消されたときにその旨を通知する手段を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多地点テレビ電話システム及びその付加サービス接続制御方法に関する。今日のマルチメディアネットワークにおいて、IP(Internet Protocol)ネットワークの通信速度が急速に高速化されていることにより、音声情報や動画像の映像情報を含むマルチメディア情報のやり取りへとネットワークの利用形態が変化しつつある。
その利用形態の中でも、企業を中心として今後広く普及しつつあるものの一つにテレビ会議システムがあり、また近年、テレビ会議サービスを応用発展させ、一般ユーザ向けに光ファイバ等の高速伝送路を用いたブロードバンドネットワークをインフラストラクチャとし、パーソナルコンピュータをクライントとしたピア・ツー・ピアのテレビ電話サービスが登場してきている。
しかしながら、CATV(Community Antenna Tele Vision)網やADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)接続サービス等のネットワークように、センターからユーザへの方向の下り方向帯域に比べ、ユーザからセンターへの方向の上り方向帯域が狭い非均衡なネットワーク内では、上り方向の使用帯域を極力抑える必要がある。
前述のピア・ツー・ピアの接続方式によるテレビ電話サービスで多者接続を実現しようとすると、例えば、ユーザA,B,C,Dの4者でテレビ会議を行う場合、ユーザAから他のユーザB,C,Dの3者にユーザAの映像信号をそれぞれ送信し、同様に、ユーザBから他のユーザA,C,Dの3者にユーザBの映像信号をそれぞれ送信するといったように、多者接続人数分の映像信号を同時に送信するため、各ユーザから送信する映像信号の帯域として多者接続人数倍の帯域を必要とする。このため、上述の上り方向帯域が狭い非均衡なネットワークは、ピア・ツー・ピアの接続方式によるテレビ電話多者接続サービスには不向きである。
従って、下り方向帯域に比べて上り方向帯域が狭い非均衡なネットワークを用いてテレビ電話多者接続サービスを提供するには、各会議参加者からは自己の映像信号のみを送信し、各会議参加者からの映像及び音声信号を合成して各会議参加者に分配する多地点会議制御サーバ(MCU:Multi point Control Unit)を使用したテレビ電話システムを採用することになる。本発明は、多地点会議制御サーバ(MCU)を使用して多地点接続サービスを実現するテレビ電話システムであって、利用者が使い易いように接続制御を行う多地点テレビ電話システム及びその付加サービス接続制御方法に関する。
テレビ電話サービスを実施する場合、まず、従来の企業向けの多地点会議制御サーバ(MCU)を使用した多地点会議システムでは、事前に該システムの仮想会議室の予約(MCUリソースの空きの確保)をしておく手順が必要で、該予約によって定められた時刻に会議参加者の各クライアントから、該多地点会議制御サーバ(MCU)を制御するサーバに接続してテレビ電話会議を開始するという手順を行わなければならず、通常の電話接続サービスのように発呼して会議参加者を呼び出し、テレビ電話会議を行うことはできなかった。
一方、ピア・ツー・ピアによるテレビ電話システムでは、大抵の場合、2者(1対1)通話を基本としたサービスを提供しており、例えば、数人の仲間が集まって会話する井戸端談議のような多者通話用途には利用することができない。また、前述したとおり、非均衡ネットワークはピア・ツー・ピア方式の多者通話には不向きである。
本発明に関連する先行技術文献として、TV会議端末に接続したデジタル通信回線の上にインターネットプロトコル仮想私設網(IP−VPN)を形成して設備費や通信費を削減したTV会議システム及びその運用方法について下記の特許文献1に記載されている。
特開2002−374509号公報
前述したように、非均衡ネットワークを使用してテレビ電話多者接続サービスを行うには、多地点会議制御サーバ(MCU)を採用することとなるが、従来の多地点会議制御サーバ(MCU)を用いた多者通話サービスは接続手順が煩雑で、高齢者等を含む一般のユーザにとって利用しにくいものであった。
本発明は、非均衡ネットワーク及び多地点会議制御サーバ(MCU)を使用し、かつ、高齢者等を含む一般のユーザにとって使い易い操作手順によるテレビ電話サービスを実現するとともに、着信側利用者の話中時や不在時、及び多地点会議制御サーバ(MCU)のリソースに空きが無いときなどにも、適切に対応することができる付加サービス機能を有する多地点テレビ電話システム及びその付加サービス接続制御方法を提供することを目的とする。
本発明の多地点テレビ電話システムは、(1)受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用いて、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して、多地点間での同時多者通話の接続を提供する多地点テレビ電話システムであって、前記テレビ電話システムは、利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバと、呼制御プロトコルを実装し、前記管理サーバからの接続情報に従って呼接続制御を行う呼制御サーバと、多地点に設置されるテレビ電話専用端末に対して前記呼制御サーバからの接続制御情報に従って、利用者のテレビ電話専用端末からの映像信号の分配及び音声信号のミキシングを行う多地点会議制御サーバと、各利用者宅に設置されたテレビ電話専用端末とにより構成され、前記管理サーバは、前記テレビ電話専用端末から通話相手の利用者識別情報を含む接続要求の電文を受信すると、該通話相手の利用者識別情報に対応した前記テレビ電話専用端末の動作状態をチェックし、該動作状態が通話状態であるときに、該通話相手のテレビ電話専用端末のIPアドレス先に、着信メッセージ通知電文を送信する手段を備え、前記テレビ電話専用端末は、前記着信メッセージ通知電文を受信すると、その内容を解析し、発呼者の識別情報を含む着信メッセージをテロップ表示又はポップアップ画面によりテレビに表示させる手段を備えたことを特徴とする。
また、(2)前記テレビ電話専用端末は、他のテレビ電話専用端末からの着信により前記管理サーバから接続要求電文を受信し、自装置が不在モードであることを認識したとき、動画蓄積処理部を起動し、他のテレビ電話専用端末から送信される映像及び音声信号を一定時間ファイルに蓄積する手段を備えたことを特徴とする。
また、(3)前記管理サーバは、前記テレビ電話専用端末から接続要求の電文を受信すると、多地点会議制御サーバの処理容量を越える接続数になっているか否かをチェックし、多地点会議制御サーバの処理容量を越える接続数に達すると判断した場合、前記テレビ電話専用端末に対して接続不可通知電文を送信するとともに、該テレビ電話専用端末からの発呼が接続不可であった旨の履歴情報を書き込む手段と、他のテレビ電話専用端末の通話終了時に、前記接続不可であった旨の履歴情報を読出し、該接続不可となったテレビ電話専用端末に対し、接続可能メッセージ電文を送信する手段とを備え、前記接続可能メッセージ電文を受信したテレビ電話専用端末は、多地点会議制御サーバを使用する通話が可能になった旨を表示する手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の多地点テレビ電話システムの付加サービス接続制御方法は、(4)受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用い、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して多地点間の接続を提供する多地点テレビ電話システムにおける接続制御方法であって、前記利用者の利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバにより、前記利用者のテレビ電話専用端末から送信された接続要求に従って、呼制御プロトコルを実装した呼制御サーバにより呼接続制御を行い、該呼制御サーバからの接続制御情報に従って、多地点会議制御サーバを介して多地点間の接続を行う接続制御方法において、前記管理サーバにおいて、前記テレビ電話専用端末から通話相手の利用者識別情報を含む接続要求の電文を受信すると、該通話相手の利用者識別情報に対応した前記テレビ電話専用端末の動作状態をチェックし、該動作状態が通話状態であるときに、該通話相手のテレビ電話専用端末のIPアドレス先に、着信メッセージ通知電文を送信し、前記テレビ電話専用端末において、前記着信メッセージ通知電文を受信すると、その内容を解析し、発呼者の識別情報を含む着信メッセージをテロップ表示又はポップアップ画面によりテレビに表示させることを特徴とする。
また、(5)前記テレビ電話専用端末において、他のテレビ電話専用端末からの着信により前記管理サーバから接続要求電文を受信すると、多地点会議制御サーバとの接続と同時に、自装置が不在モードであることを認識したとき、動画蓄積処理部を起動し、他のテレビ電話専用端末から送信される映像及び音声信号を一定時間ファイルに蓄積することを特徴とする。
本発明によれば、非均衡ネットワークを利用し、多地点会議制御サーバ(MCU)を用いた多者通話可能なテレビ電話システムにおいて、通話中に新たな着信が有った場合、着信者側のテレビ電話専用端末で発呼者の識別情報を含む着信メッセージを表示させることにより、利用者は通話中でも誰から着信があったのかを知ることができ、優先度の高い人からの着信であれば、掛け直す等の適切な対応が可能となる。
また、不在時に着信が有った場合、発呼者からの映像情報を含むメッセージを蓄積する動画ファイルを、サーバ側ではなくテレビ電話専用端末に備えたことにより、ネットワークのトラフィック過負荷の影響を受けることなく、発呼者からのメッセージを再生することができる。
また、多地点会議制御サーバ(MCU)は高価であり、初期投資として多地点会議制御サーバ(MCU)の容量の制約を受けざるを得ない場合、該制約によって接続することができなかった利用者のテレビ電話専用端末に対して、多地点会議制御サーバ(MCU)のリソースに空きが生じたときに、管理サーバから空きが生じた旨を通知することにより、該利用者は通知のあったタイミングでかけ直すことで通話が可能となり、テレビ電話サービスに対する「繋がらない」という不満を緩和することができる。
図1は本発明が適用されるCATV網を利用したテレビ電話システムネットワーク構成例を示す。同図において、ユーザ宅の構成パターンの例として2種類の構成パターンを示しているが、これらは一例であり、本発明はこの構成パターンに限定されるものではない。第1の構成パターンは、CATV網とイーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)とのインタフェース機能を有するケーブルモデム(CM)1−7及びVoIPターミナルアダプタ(VoIP−TA:Voice over Internet Protocol-Terminal Adapter)1−6等を介して、テレビ電話専用端末(STB: Set Top Box)1−4が接続される構成例である。VoIPターミナルアダプタ(VoIP−TA)1−6はIP電話機1−5が接続され、インターネット電話サービスを提供する。
テレビ電話専用端末(STB)1−4は、テレビ1−2、マイク1−3及びパーソナルコンピュータ1−1等と接続され、その間と種々のデータ信号を送受して様々な映像サービスを提供する。また、テレビ1−2にはチューナ機能等を有するホームターミナル(HT)1−8を接続し、各種配信される画像サービスを受けることも可能である。
第2の構成パターンは、ケーブルモデム(CM)1−7にテレビ電話専用端末(STB)1−4を直接接続し、テレビ電話専用端末(STB)1−4にテレビ1−2とマイク1−3とを接続した構成例である。なお、テレビ1−2にはホームターミナル(HT)1−8を接続することも可能である。
上記のユーザ宅の各テレビ電話専用端末(STB)1−4は、下り方向帯域と比べて上り方向帯域が狭い非均衡なCATV網を介してセンター局と接続され、センター局内では、各テレビ電話専用端末(STB)1−4との信号を、センターモデム1−11を介して送受し、センターモデム1−11と、多地点会議制御サーバ(MCU)1−12とは、センター局内のネットワークを介して接続され、更にセンターモデム1−11とSIP(Session Initiation Protocol)サーバ1−13及び管理サーバ1−14とが、スイッチ1−15を介して接続される。
上述のSIPサーバ1−13は、VoIPを応用したインターネット電話などで用いられる通話制御プロトコルの一つであるSIPを実装した装置である。また、管理サーバ1−14の機能及び動作については、以降の図面を参照しながら詳述する。なお、スイッチ1−15とSIPサーバ1−13及び呼管理サーバ1−14との間には、ファイアウォールを介在させて接続する。スイッチ1−15はルータ1−16を介してインターネットに接続される。
図2は、テレビ電話専用端末(STB)によってテレビに表示されるメニューの中から、通話相手を複数選択して一斉に接続する動作例の説明図である。前述の管理サーバと各テレビ電話専用端末(STB)との間は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のプロトコルに従って通信が行われ、互いに電文を送受信してテレビ電話接続サービスの動作を実現する。
管理サーバは、以下の構成要素から成る。
(A)TCP/IPのプロトコルを実装し、各テレビ電話専用端末(STB)から送信されてくる電文の振り分け、及びテレビ電話専用端末(STB)へ送信する電文の組み立てを行うSTBインタフェース部
(B)上記STBインタフェース部から受信した電文を解析し、その内容に応じて処理を実行し、また電文を生成し、STBインタフェース部にテレビ電話専用端末(STB)への電文送信依頼を行う要因解析部
(C)利用者のテレビ電話専用端末(STB)情報及び利用設定情報等が格納される加入者情報データベース
テレビ電話専用端末(STB)は、以下の構成要素から成る。
(a)利用者が操作するリモコンからの信号を受信し、操作された動作パターンを解析部へ通知するリモコン受光部
(b)テレビ電話専用端末(STB)のメニュー画面及び通話相手の映像画面等を構成するGUI(Graphical User Interface)表示部
(c)上記の受光部及び下記の管理サーバインタフェース部からの信号の情報解析をトリガに、解析した内容に応じて処理を実行する解析部
(d)TCP/IPのプロトコルを実装し、管理サーバから送信されてくる電文の振り分け、及び管理サーバへ送信する電文の組み立てを行う管理サーバインタフェース部
(e)上記解析部の指示により、テレビ電話専用端末(STB)のブザー音鳴動の開始/停止を制御するブザー制御部
(f)利用者へのメッセージ及び映像/音声信号をテレビへ出力するNTSC出力部
ここで一動作例として、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)の利用者がメニュー画面より、第2のテレビ電話専用端末(STB#2)と第3のテレビ電話専用端末(STB#3)とをリモコン操作で選択したとする。該リモコン操作の受光部(a)は、選択された第2のテレビ電話専用端末(STB#2)及び第3のテレビ電話専用端末(STB#3)の利用者識別情報(利用者ID)を解析部(c)へ通知する(1)。
解析部(c)は「第2のテレビ電話専用端末(STB#2)及び第3のテレビ電話専用端末(STB#3)に対しての接続要求」であると解析し、その接続に必要な情報を管理サーバインタフェース部(d)に渡す(2)。管理サーバインタフェース部(d)は電文を生成し、管理サーバに「接続要求電文」を送信する(3)。
該電文を受信した管理サーバ内のSTBインタフェース部(A)は、電文を振り分け、要因解析部(B)に通知する(4)。要因解析部(B)は「第1のテレビ電話専用端末(STB#1)からの第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#2,STB#3)に対する接続要求」であることを解析し、第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#2,STB#3)の動作状態チェック及びネットワーク情報獲得のため、加入者情報データベース(C)から該当情報を読み出す(5)。
加入者情報データベース(C)から読み出した第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#2,STB#3)の動作状態が「未通話」の状態であれば、加入者情報データベース(C)から読み出した第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#2,STB#3)のそれぞれのネットワーク情報をSTBインタフェース部(A)に渡す(6)。
STBインタフェース部(A)は、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)からの接続要求である旨の情報を含む「接続依頼電文」を生成し、第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#2,STB#3)のIPアドレスに向けて、該「接続依頼電文」を一斉送信する(7)。また、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)に対し、「多地点会議制御サーバ(MCU)への接続許可電文」を送信する(8)。
次に図3を参照して、接続依頼を受信した旨を利用者へ通知する動作例について説明する。図2で説明したように、管理サーバから「接続依頼電文」を受信した第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#2,STB#3)の管理サーバインタフェース部(d)は、電文の振り分けを行い、電文が届いた旨を解析部(c)に通知する(1)。
解析部(c)は電文内容が「第1のテレビ電話専用端末(STB#1)からの接続依頼」であることを解析し、ブザー制御部(e)に対してブザー音鳴動指示)を行い(2)、また、GUI表示部(b)に該接続依頼の旨を通知する(3)。GUI表示部(b)は解析部(c)からの「第1のテレビ電話専用端末(STB#1)からの接続依頼が受信された」という情報を元に表示画面を構成し、表示メッセージを作成し、該映像信号をテレビへ出力するようNTSC出力部(f)に指示する(4)。
第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#2,STB#3)の利用者が、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)からの接続要求の旨の表示に応答して、該応答操作をリモコンで行うと、その応答を管理サーバで受信し、管理サーバは、第1、第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#1,STB#2,STB#3)の利用者間の多者接続を行うための接続情報を呼制御サーバ(SIPサーバ)に送信する。
呼制御サーバ(SIPサーバ)の制御は、該利用者のテレビ電話専用端末(STB)間を、多地点会議制御サーバ(MCU)を使用して多者接続するように制御し、第1、第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#1,STB#2,STB#3)の利用者間でテレビ電話による通話を行うことができる。
次に図4を参照して、多者接続による通話中に新たな参加者を追加接続する動作例について説明する。ここで、第1、第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#1,STB#2,STB#3)の間で既に通話中の多者接続が形成されている状態から、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)が第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の利用者に対して通話への参加を促し、4者通話となる動作例について説明する。
第1のテレビ電話専用端末(STB#1)の利用者が、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の利用者を通話に参加させるようリモコン操作を行うと、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)の受光部(a)は該リモコン操作信号を受信し、該信号は解析部(c)へ通知される(1)。
解析部(c)は受信信号を「第4のテレビ電話専用端末(STB#4)に対しての接続要求」であると解析し、その接続に必要な情報を管理サーバインタフェース部(d)に渡す(2)。管理サーバインタフェース部(d)は電文を生成し、管理サーバに「接続要求電文」を送信する(3)。
上記電文を受信した管理サーバ内のSTBインタフェース部(A)は、該電文を振り分け、要因解析部(B)に通知する(4)。要因解析部(B)は「第1のテレビ電話専用端末(STB#1)の第4のテレビ電話専用端末(STB#4)に対する接続要求である」と解析し、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の動作状態チェック及びそのネットワーク情報の獲得のため、加入者情報データベース(C)から該当情報を読み出し(5)、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の動作状態が「未通話」の状態であれば、読み出したネットワーク情報をSTBインタフェース部(A)に渡す(6)。
STBインタフェース部(A)は第1のテレビ電話専用端末(STB#1)からの接続要求である旨の情報を含む「接続依頼電文」を生成し、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)のIPアドレスに向けて電文を送信する(7)。管理サーバから該「接続依頼電文」を受信した第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の管理サーバインタフェース部(d)は、該電文の振り分けを行い、電文が届いた旨を解析部(c)に通知する(8)。
解析部(c)は電文内容が「第1のテレビ電話専用端末(STB#1)からの接続依頼」であると解析し、ブザー制御部(e)に対してのブザー音鳴動指示(9)、及びGUI表示部(b)への該電文内容の通知(10)を行う。GUI表示部(b)は解析部(c)からの「第1のテレビ電話専用端末(STB#1)からの接続依頼が受信された」旨の情報を元に表示画面を構成し、表示メッセージを作成し、テレビへ出力するようNTSC出力部(f)に指示する(11)。
ブザー音及びテレビ画面での接続要求を認識した第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の利用者が、リモコンにて「通話に参加する」操作を行うと、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の受光部(a)が該リモコン操作信号を受信し、該信号を解析部(c)に通知する(12)。
解析部(c)は「第1のテレビ電話専用端末(STB#1)が通話している多者接続の中に第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の接続を追加する」と解析し、その接続に必要な情報を管理サーバインタフェース部(d)に伝える(13)。管理サーバインタフェース部(d)は「接続依頼結果」電文を生成し、管理サーバに送信する(14)。
管理サーバのSTBインタフェース部(A)が第4のテレビ電話専用端末(STB#4)からの「接続依頼結果」電文を受信すると、該電文を要因解析部(B)に通知する(15)。要因解析部(B)は、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)の利用者が現在通話中の相手が、第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#2,STB#3)の利用者であることを、加入者情報データベース(C)から読み出し、併せて第1、第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#1,STB#2,STB#3)のネットワーク情報を読み出す(16)。
要因解析部(B)は、これらの読み出した情報をSTBインタフェース部(A)へ通知し(17)、STBインタフェース部(A)は、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の利用者が多者通話に参加する旨の「メンバ追加通知」の電文を第1、第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#1,STB#2,STB#3)に送信する(18)。
その後、第1、第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#1,STB#2,STB#3)で、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の利用者が多者通話に参加する旨が表示され、管理サーバから呼制御サーバ(SIPサーバ)に対して、多地点会議制御サーバ(MCU)を使用して第4のテレビ電話専用端末(STB#4)を追加接続する呼制御情報を送信し、第1、第2、第3及び第4のテレビ電話専用端末(STB#1,STB#2,STB#3,STB#4)の間で、多地点会議制御サーバ(MCU)を介した4者通話が利用可能となる。
次に図5を参照して、通話中のテレビ電話専用端末(STB)に対して発呼した際に、該通話中の着呼者側に着信した旨の情報を表示する動作例について説明する。ここで、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の利用者が、通話中である第2のテレビ電話専用端末(STB#2)に接続しようとすると、図2で説明した場合と同様に、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)は管理サーバへ「接続要求電文」を送信する((1)〜(3))。
上記電文を受信した管理サーバ内のSTBインタフェース部(A)は、電文を振り分け、要因解析部(B)に通知する(4)。要因解析部(B)は、「第4のテレビ電話専用端末(STB#4)からの第2のテレビ電話専用端末(STB#2)に対する接続要求」であると解析し、第2のテレビ電話専用端末(STB#2)の動作状態を加入者情報データベース(C)から読み出す。
加入者情報データベース(C)からの読み出し情報から、第2のテレビ電話専用端末(STB#2)が通話中であることを要因解析部(B)は認識し、第2のテレビ電話専用端末(STB#2)のネットワーク情報を再び加入者情報データベース(C)から読み出し(5)、STBインタフェース部(A)に着信メッセージを送信するよう依頼する(6)。STBインタフェース部(A)は、「着信メッセージ通知電文」を作成し、該電文を第2のテレビ電話専用端末(STB#2)に送信する(7)。
管理サーバから「着信メッセージ通知電文」を受信した第2のテレビ電話専用端末(STB#2)の管理サーバインタフェース部(d)は、電文の振り分けを行い、電文が届いた旨を解析部(c)に通知する(8)。解析部(c)は電文内容が「第4のテレビ電話専用端末(STB#4)からの着信メッセージ」であると解析し、GUI表示部(b)に該解析内容を通知する(9)。GUI表示部(b)は解析部(c)からの情報を元に表示画面を構成し、テロップ表示又はポップアップ画面によるメッセージを作成し、テレビへ出力するようNTSC出力部(f)に指示する(10)。
次に図6を参照して、接続先のテレビ電話専用端末(STB)の利用者が不在の際、映像と音声とによる発呼者からのメッセージを残す動作例について説明する。この実施形態では、テレビ電話専用端末(STB)に以下の構成要素を追加配備する。
(g)受信する映像及び音声のパケットデータを動画ファイルに蓄積する動画蓄積処理部
(h)蓄積されている動画ファイルの映像及び音声のデータから、動画像信号及び音声信号を再生してテレビに出力する動画再生処理部
第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の利用者が、利用者不在中の第1のテレビ電話専用端末(STB#1)に接続しようとすると、図2で説明した場合と同様に、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)は、管理サーバへ「接続要求電文」を送信する((1)〜(3))。
上記の電文を受信した管理サーバは、図2の場合などと同様に、STBインタフェース部(A)から「接続依頼電文」を第1のテレビ電話専用端末(STB#1)に送信する((4)〜(7)’)。「多地点会議制御サーバ(MCU)への接続許可電文」を受信(7)した第4のテレビ電話専用端末(STB#4)は、管理サーバインタフェース部(d)を経由(8)し、解析部(c)が呼接続処理を実施し、多地点会議制御サーバ(MCU)に接続する。
一方、上記「接続要求電文」を受信した第1のテレビ電話専用端末(STB#1)は、管理サーバインタフェース部(d)を経由し(8)’、解析部(c)にて呼接続処理を実施し、多地点会議制御サーバ(MCU)に接続する。また同時に、解析部(c)にて自装置は不在モードであることを認識し、動画蓄積処理部(g)を起動し(9)’、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)から送信される映像/音声信号を一定時間ファイルに蓄積した後、解析部(c)は呼切断処理を実施し、多地点会議制御サーバ(MCU)との接続を切り離す。蓄積されたファイルは、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)利用者のリモコン操作にて解析部(c)が動画再生処理部(h)を起動し、動画像及び音声を再生する(10)。
次に図7を参照して、多地点会議制御サーバ(MCU)を使用する接続が多数発生し、テレビ電話専用端末(STB)が接続しようとした際に、多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量の閾値を超えてしまう場合に、一旦接続不可とし、多地点会議制御サーバ(MCU)に空きが生じたときに、当該テレビ電話専用端末(STB)に通話可能になったことの旨のメッセージを通知する動作例について説明する。
ここで、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)の利用者が、図示省略の第nのテレビ電話専用端末(STB)#nに接続しようとしたとすると、図2の場合などと同様に、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)は、管理サーバへ「接続要求電文」を送信する((1)〜(3))。
上記の電文を受信した管理サーバ内のSTBインタフェース部(A)は、電文を振り分け、要因解析部(B)に通知する(4)。要因解析部(B)は「第4のテレビ電話専用端末(STB#4)からのテレビ電話専用端末(STB)#nに対する接続要求」であると解析し、まず、多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量を越える接続数になっているか否かを、加入者情報データベース(C)から読み出す。
加入者情報データベース(C)からの読出情報により、既に多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量を越える接続数に達してしまうと判断した場合、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)に対して「接続不可通知電文」を送信する((5)〜(7))。また、要因解析部(B)は、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)が接続しようとしたが接続不可であった旨の履歴情報を加入者情報データベース(C)に書き込んでおく(5)。
上記「接続不可電文」を受信した第4のテレビ電話専用端末(STB#4)は、管理サーバインタフェース部(d)を経由し、解析部(c)にて接続不可であったことを解析し、GUI表示部(b)を経由してその旨をテレビに結果を出力する((8)〜(10))。
その後、一例として第1のテレビ電話専用端末(STB#1)の利用者が通話を終了したとすると、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)では、そのリモコン操作を、受光部(a)を経由して解析部(c)にて「通話切断」と認識し、管理サーバインタフェース部(d)から「切断通知電文」を管理サーバへ送信する((11)〜(13))。
「切断通知電文」を受信した管理サーバは、STBインタフェース部(A)を経由して要因解析部(B)にて、通常動作時と同様に、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)の切断処理を実行する((14)〜(15))。また、同時に加入者情報データベース(C)から、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)が接続を試みたが接続不可であった旨の履歴情報を読出し、STBインタフェース部(A)より第4のテレビ電話専用端末(STB#4)に対し「接続可能メッセージ電文」を送信する((16)〜(17))。
上記「接続可能メッセージ電文」を受信した第4のテレビ電話専用端末(STB#4)は、図3で説明した動作と同様の動作により、ブザー音の鳴動及びテレビ画面へのメッセージ表示((18)〜(21))により、利用者に多地点会議制御サーバ(MCU)を使用する通話が可能になった旨を伝える。
なお、図13に本発明における加入者情報データベースの格納データの一例を示す。同図の(I)は利用者(加入者)のテレビ電話専用端末(STB)情報や個人情報を加入者毎に格納した加入者別情報データベース、(II)は利用者(加入者)の会話仲間(グループ)のメンバ情報をグループ毎に格納したグループ情報データベース、(III)は多者通話を試みたが接続不可となった呼の履歴を格納した履歴情報データベースの構成例を示している。
図8は、通話相手を複数選択して一斉に接続し、接続依頼の受信を利用者へ通知する実施例の動作シーケンスを示す。同図において、左方側にテレビ電話サービスを利用するテレビ電話専用端末(STB)の群、右方側にセンターに設置されているサーバ群を示しており、右から順に多地点会議制御サーバ(MCU)、呼制御サーバ(SIP)、管理サーバを示している。
非均衡ネットワークを介し、各テレビ電話専用端末(STB)群と各サーバ群との間の制御情報及び映像/音声データ(RTPパケット)のやり取りのシーケンスを表している。なお、RTP(Real-time Transport Protocol)パケットは、音声や映像をストリーミング再生するための伝送プロトコルによるパケットである。
今、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)がシステムにアクセスすると、最初にシーケンス(1),(2)において、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)が登録されているMAC(Media Access Control)アドレスのものかどうかの認証チェックを行う。
次にシーケンス(3),(4)で、管理サーバから通話者のアドレス帳等のようなリストの最新情報を加入者情報データベースから獲得し、テレビに情報を表示する。このリストは、予め加入者情報データベースに通話者をグループ分けして格納し、グループ単位で表示する構成とすることができる。次にシーケンス(5),(6)において、多地点会議制御サーバ(MCU)及び通話しようとしている利用者のテレビ電話専用端末(STB)の最新の動作状態の情報を加入者情報データベースから獲得する。
第1のテレビ電話専用端末(STB#1)の利用者は、得られた情報を元に、通話しようとする相手をリモコンで選択(本例では第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#2,STB#3))すると、シーケンス(7)にて、管理サーバに対し接続先を通知する。
管理サーバは、1回の多者接続に使用されるMCUリソース(以下、ここで「談話室」という)の空き状況をチェックし、談話室に空きが有り通話可能と判断した場合に、シーケンス(8)にて、該談話室のMCUチャネル接続先(談話室ID)を第1のテレビ電話専用端末(STB#1)に通知する。これと同時に、現時点の多者通話に参加している参加メンバ(この時点では第1のテレビ電話専用端末(STB#1)のみ)を通知する。
第1のテレビ電話専用端末(STB#1)は、MCUチャネル接続先(談話室ID)の通知を受け、談話室の使用許可が得られたので、指定されたMCUチャネルへ接続し(本例では、既知のSIPのプロトコルによる接続手順を利用するものとする)、通話状態となる。なお、この時点では、多地点会議制御サーバ(MCU)に接続しているのは第1のテレビ電話専用端末(STB#1)のみなので、実際の画面上は自カメラによる自身の映像と呼び出し中の状態を示す映像画面とが表示される。
管理サーバは、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)から第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#2,STB#3)との接続依頼を受信したことにより、シーケンス(10)にて、第2及び第3のテレビ電話専用端末(STB#2,STB#3)に対し、「第1のテレビ電話専用端末(STB#1)から接続依頼がある」旨を一斉送信する。
シーケンス(10)の一斉送信を受信した第2のテレビ電話専用端末(STB#2)(第3のテレビ電話専用端末(STB#3)についても以降同様)は、テレビ画面に「第1のテレビ電話専用端末(STB#1)からの接続依頼」を受信した旨を表示し、同時にテレビ電話専用端末(STB)内蔵のブザー音を鳴動させ、利用者に接続を希望するかどうかを表示する。
第2のテレビ電話専用端末(STB#2)の利用者が、接続希望を指示するリモコン操作を行うと、管理サーバはシーケンス(1)と同様の認証を行い、管理サーバは第1のテレビ電話専用端末(STB#1)が入室しているMCUチャネル(談話室ID)を応答する(シーケンス(11)〜(13))。
また、第1及び第2のテレビ電話専用端末(STB#1,STB#2)に対し、同MCUチャネルで通話中のテレビ電話専用端末(STB)が2台となったことを通知する(シーケンス(14))。第2のテレビ電話専用端末(STB#2)は、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)と同様の手順で、指定されたMCUチャネルへの接続処理を行い、通話状態となる(第1及び第2テレビ電話専用端末(STB#1,STB#2)が通話中の状態)。
図8のシーケンスによって送受される電文のパラメータ定義を以下に列記する。
(1)認証要求
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
(2)認証結果
当該STBの加入者ID
(3)FTP(認証)
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
FTP(csv)
グループ名、グループ番号 ※登録グループ数分、繰り返し
(4)FTP(認証)
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
FTP(csv)
加入者名、加入者ID(Tag)、グループ名、グループ番号 ※登録人数分、繰り返し
(5)状態問合せ要求
グループ番号又はサーバ番号
(6)状態通知
加入者ID、状態コード(通常、会話中(自グループ内)、会話中(別グループ)、未接続) ※サーバ問合せ時は(通常、未接続)のみ
(7)選択者通知
選択者の加入者ID#1、#2、#3 ※最大3IDまで
(8)談話室ID通知
MCUへ接続する談話室ID
(9)接続中メンバ通知
グループ内に接続中のメンバ加入者ID#1,#2,#3,#4 ※加入者IDは最大4IDまで
(10)接続依頼通知
主催者加入者ID、グループ登録者ID#1、#2、#3、及び加入者名 ※グループ登録者IDは最大3IDまで
(11)認証要求:(1)と同じ
(12)認証結果:(2)と同じ
(13)談話室ID:(8)と同じ
(14)接続中メンバ:(9)と同じ
図9は、多者通話中に新たな参加者を追加接続する実施例の動作シーケンスを示す。このシーケンスの最初は、第1〜第3のテレビ電話専用端末(STB#1〜STB#3)の間で、前述の手順により既に多者接続設定中であるとする。第1のテレビ電話専用端末(STB#1)の利用者のリモコン操作により、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)を多者接続に参加させる操作を行うと、シーケンス(1)により、管理サーバに通話参加メンバ(第4のテレビ電話専用端末(STB#4))を増やす依頼電文が送信される。
管理サーバは一定時間の経過を待った後に、図2で説明した動作と同様の動作により、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)に対して接続依頼を送信する(シーケンス(4))。なお、図2で説明した動作と同様の動作とした場合、シーケンス(2),(3)において接続中のメンバを通知する不要な電文が送信されるが、テレビ電話専用端末(STB)側で破棄するものとする。
接続依頼を受信した第4のテレビ電話専用端末(STB#4)は、図3で説明した動作と同様の動作で、利用者に接続依頼の着信を知らせ、利用者による着信応答のリモコン操作が行われると、第1〜第3のテレビ電話専用端末(STB#1〜STB#3)の間で設定されている多者通話のMCUチャネルに接続し、これにより第1〜第4のテレビ電話専用端末(STB#1〜STB#4)の間で行われる4者通話の状態となる(シーケンス(5)〜シーケンス(8))。
図9のシーケンスによって送受される電文のパラメータ定義を以下に列記する。
(1)選択者通知
選択者の加入者ID#1,#2,#3 ※最大3IDまで
(2)談話室ID通知 ※STB側で破棄
MCUへ接続する談話室ID
(3)接続中メンバ通知 ※STB側で破棄
グループ内に接続中のメンバ加入者ID#1,#2,#3,#4 ※加入者IDは最大4IDまで
(4)接続依頼通知
主催者加入者ID、グループ登録者ID#1,#2,#3、及び加入者名 ※グループ登録者IDは最大3IDまで
(5)認証要求
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
(6)認証結果
当該STBの加入者ID
(7)談話室ID通知
MCUへ接続する談話室ID
(8)接続中メンバ通知
グループ内に接続中のメンバ加入者ID#1,#2,#3,#4 ※加入者IDは最大4IDまで
図10は、通話中のテレビ電話専用端末(STB)に対して発呼した際に、該通話中の着呼者側に着信した旨の情報を表示する実施例の動作シーケンスを示す。このシーケンスの最初は、第1〜第3のテレビ電話専用端末(STB#1〜STB#3)の間で、前述の手順により既に多者接続設定中とであるとする。第4のテレビ電話専用端末(STB#4)が、通話中の第1のテレビ電話専用端末(STB#1)に対して接続を行う場合、図2で説明した動作と同様の動作を経て(シーケンス(1)〜(6))、管理サーバに第1のテレビ電話専用端末(STB#1)への接続依頼を送信する(シーケンス(7))。
シーケンス(7)による接続依頼を受信した管理サーバは、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)が既に通話中であるので、第4のテレビ電話専用端末(STB#4)に「第1のテレビ電話専用端末(STB#1)が現在通話中である」ことを通知する(シーケンス(8))。
また、通話中の第1のテレビ電話専用端末(STB#1)に対して、予め用意している定型文メッセージを用いて「第4のテレビ電話専用端末(STB#4)より着信がありました」という旨のメッセージを送信し(シーケンス(9))、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)では、通話中の映像画面の中の空きスペースにテロップ表示又はポップアップ画面等により、上記のメッセージを表示する。
図10のシーケンスによって送受される電文のパラメータ定義を以下に列記する。
(1)認証要求
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
(2)認証結果
当該STBの加入者ID
(3)FTP(認証)
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
FTP(csv)
グループ名 ※登録グループ数分、繰り返し
(4)FTP(認証)
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
FTP(csv)
加入者名、加入者ID(Tag)、STB状態、グループ名 ※登録人数分、繰り返し
(5)状態問合せ要求
グループ番号又はサーバ番号
(6)状態通知
加入者ID、状態コード(通常、会話中(自グループ内)、会話中(別グループ)、未接続) ※サーバ問合せ時は(通常、未接続)のみ
(7)選択者通知
選択者の加入者ID#1,#2,#3 ※最大3IDまで
(8)拒否通知
拒否又は通話中又はタイムアウト又は人数オーバー又は番号間違い
(9)定型メッセージ送信
メッセージ(テキスト)
図11は、接続先が不在の場合、映像と音声とによる発呼者からのメッセージを残す実施例の動作シーケンスを示す。ここで、第1〜第3のテレビ電話専用端末(STB#1〜STB#3)が「不在モード」になっていることを前提とする。
第4のテレビ電話専用端末(STB#4)が不在モードの第1のテレビ電話専用端末(STB#1)に対して接続要求を送信し、図2の動作と同様の動作により、第1及び第4のテレビ電話専用端末(STB#1,STB#4)が接続状態に設定される(シーケンス(1)〜(14))。
但し、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)は、自装置が不在モードに設定されているので、利用者のリモコン操作を待つことなく、テレビ電話専用端末(STB)のアプリケーションソフトウェアにより自律的に応答して接続を完成させる。また、同時に第1のテレビ電話専用端末(STB#1)は、受信される映像/音声データの蓄積を開始し、録画タイマをスタートさせる。
第1のテレビ電話専用端末(STB#1)の録画タイマがタイムアウトすると、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)は、自動的に切断シーケンスを実行する(シーケンス(15)〜(16))。シーケンス(16)により管理サーバから切断の旨の通知を受信した第4のテレビ電話専用端末(STB#4)は、接続者が自装置1台だけになったことを認識し、自律的に切断シーケンスを実行する(シーケンス(17))。
図11のシーケンスによって送受される電文のパラメータ定義を以下に列記する。
(1)認証要求
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
(2)認証結果
当該STBの加入者ID
(3)FTP(認証)
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
FTP(csv)
グループ名 ※登録グループ数分、繰り返し
(4)FTP(認証)
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
FTP(csv)
加入者名、加入者ID(Tag)、STB状態、グループ名 ※登録人数分、繰り返し
(5)状態問合せ要求
グループ番号又はサーバ番号
(6)状態通知
加入者ID、状態コード(通常、会話中(自グループ内)、会話中(別グループ)、未接続) ※サーバ問合せ時は(通常、未接続)のみ
(7)選択者通知
選択者の加入者ID#1,#2,#3 ※最大3IDまで
(8)談話室ID通知
MCUへ接続する談話室ID
(9)接続中メンバ通知
グループ内に接続中のメンバ加入者ID#1,#2,#3,#4 ※加入者IDは最大4IDまで
(10)接続依頼通知
主催者加入者ID、グループ登録者ID#1、#2、#3、及び加入者名 ※グループ登録者IDは最大3IDまで
(11)認証要求:(1)と同じ
(12)認証結果:(2)と同じ
(13)談話室ID:(8)と同じ
(14)接続中メンバ:(9)と同じ
(15)切断通知
なし
(16)接続中メンバ通知:(9)と同じ
(17)切断通知:(15)と同じ
図12に、テレビ電話専用端末(STB)が接続しようとした際に、多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量の閾値を超えてしまう場合の実施例の動作シーケンスを示す。管理サーバには、多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量を越える接続数の閾値が予め設定されているものとする。また、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)以外の複数のテレビ電話専用端末(STB)(第4のテレビ電話専用端末(STB#4)含む)が接続中で、多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量の閾値限度の状態となっているものとする。
第1のテレビ電話専用端末(STB#1)が任意のテレビ電話専用端末(STB)と接続する場合、図2で説明した動作と同様の動作で管理サーバに接続依頼の電文を送信する(シーケンス(1)〜(7))。シーケンス(7)で接続相手通知を含む電文受信した管理サーバは、多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量の閾値を超える接続数と現在の接続数とを比較して、これ以上の接続は不可と判断した場合、シーケンス(8)にて第1のテレビ電話専用端末(STB#1)に対し、談話室の空きがない旨のメッセージを送信する。
また、多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量限界の状態のときに、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)から接続依頼があったが接続不可であった旨の履歴情報をデータベースに書き込んでおく。シーケンス(8)によるメッセージを受信した第1のテレビ電話専用端末(STB#1)は、通話不可である旨をテレビ画面上に表示する。
ここで、通話中であった第4のテレビ電話専用端末(STB#4)が通話を終了すると、通常の切断シーケンス(9)により管理サーバに切断が通知され、管理サーバは多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量に余裕が生じたたことを認識すると、多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量の限界中のときに接続依頼のあったテレビ電話専用端末(STB)の履歴情報を検索する。
該履歴情報の検索により、接続不可となった第1のテレビ電話専用端末(STB#1)が存在することを認識し、管理サーバはシーケンス(10)により、予め用意されている定型文の「談話室が空きました」という旨のメッセージを、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)に送信する。該定型文のメッセージを受信した第1のテレビ電話専用端末(STB#1)は、テレビ画面にテロップ表示又はポップアップ表示等により、第1のテレビ電話専用端末(STB#1)利用者に通話可能となった旨を知らせる。
図12のシーケンスによって送受される電文のパラメータ定義を以下に列記する。
(1)認証要求
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
(2)認証結果
当該STBの加入者ID
(3)FTP(認証)
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
FTP(csv)
グループ名 ※登録グループ数分、繰り返し
(4)FTP(認証)
STBのMACアドレス又はSTB番号、パスワード
FTP(csv)
加入者名、加入者ID(Tag)、STB状態、グループ名 ※登録人数分、繰り返し
(5)状態問合せ要求
グループ番号又はサーバ番号
(6)状態通知
加入者ID、状態コード(通常、会話中(自グループ内)、会話中(別グループ)、未接続) ※サーバ問合せ時は(通常、未接続)のみ
(7)選択者通知
選択者の加入者ID#1,#2,#3 ※最大3IDまで
(8)談話室ID通知
MCUへ接続する談話室ID(空きが無い場合は、空き無しコード)
(9)切断通知
なし
(10)定型メッセージ送信
メッセージ(テキスト)
(付記1)
受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用いて、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して、多地点間での同時多者通話の接続を提供する多地点テレビ電話システムであって、前記テレビ電話システムは、利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバと、呼制御プロトコルを実装し、前記管理サーバからの接続情報に従って呼接続制御を行う呼制御サーバと、多地点に設置されるテレビ電話専用端末に対して前記呼制御サーバからの接続制御情報に従って、利用者のテレビ電話専用端末からの映像信号の分配及び音声信号のミキシングを行う多地点会議制御サーバと、各利用者宅に設置されたテレビ電話専用端末とにより構成され、前記管理サーバは、前記テレビ電話専用端末から通話相手の利用者識別情報を含む接続要求の電文を受信すると、該通話相手の利用者識別情報に対応した前記テレビ電話専用端末の動作状態をチェックし、該動作状態が通話状態であるときに、該通話相手のテレビ電話専用端末のIPアドレス先に、着信メッセージ通知電文を送信する手段を備え、前記テレビ電話専用端末は、前記着信メッセージ通知電文を受信すると、その内容を解析し、発呼者の識別情報を含む着信メッセージをテロップ表示又はポップアップ画面によりテレビに表示させる手段を備えたことを特徴とする多地点テレビ電話システム。
(付記2)
受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用いて、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して、多地点間での同時多者通話の接続を提供する多地点テレビ電話システムであって、前記テレビ電話システムは、利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバと、呼制御プロトコルを実装し、前記管理サーバからの接続情報に従って呼接続制御を行う呼制御サーバと、多地点に設置されるテレビ電話専用端末に対して前記呼制御サーバからの接続制御情報に従って、利用者のテレビ電話専用端末からの映像信号の分配及び音声信号のミキシングを行う多地点会議制御サーバと、各利用者宅に設置されたテレビ電話専用端末とにより構成され、前記テレビ電話専用端末は、他のテレビ電話専用端末からの着信により前記管理サーバから接続要求電文を受信し、自装置が不在モードであることを認識したとき、動画蓄積処理部を起動し、他のテレビ電話専用端末から送信される映像及び音声信号を一定時間ファイルに蓄積する手段を備えたことを特徴とする多地点テレビ電話システム。
(付記3)
受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用いて、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して、多地点間での同時多者通話の接続を提供する多地点テレビ電話システムであって、前記テレビ電話システムは、利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバと、呼制御プロトコルを実装し、前記管理サーバからの接続情報に従って呼接続制御を行う呼制御サーバと、多地点に設置されるテレビ電話専用端末に対して前記呼制御サーバからの接続制御情報に従って、利用者のテレビ電話専用端末からの映像信号の分配及び音声信号のミキシングを行う多地点会議制御サーバと、各利用者宅に設置されたテレビ電話専用端末とにより構成され、前記管理サーバは、前記テレビ電話専用端末から接続要求の電文を受信すると、多地点会議制御サーバの処理容量を越える接続数になっているか否かをチェックし、多地点会議制御サーバの処理容量を越える接続数に達すると判断した場合、前記テレビ電話専用端末に対して接続不可通知電文を送信するとともに、該テレビ電話専用端末からの発呼が接続不可であった旨の履歴情報を書き込む手段と、他のテレビ電話専用端末の通話終了時に、前記接続不可であった旨の履歴情報を読出し、該接続不可となったテレビ電話専用端末に対し、接続可能メッセージ電文を送信する手段とを備え、前記接続可能メッセージ電文を受信したテレビ電話専用端末は、多地点会議制御サーバを使用する通話が可能になった旨を表示する手段を備えたことを特徴とする多地点テレビ電話システム。
(付記4)
受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用い、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して多地点間の接続を提供する多地点テレビ電話システムにおける接続制御方法であって、前記利用者の利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバにより、前記利用者のテレビ電話専用端末から送信された接続要求に従って、呼制御プロトコルを実装した呼制御サーバにより呼接続制御を行い、該呼制御サーバからの接続制御情報に従って、多地点会議制御サーバを介して多地点間の接続を行う接続制御方法において、前記管理サーバにおいて、前記テレビ電話専用端末から通話相手の利用者識別情報を含む接続要求の電文を受信すると、該通話相手の利用者識別情報に対応した前記テレビ電話専用端末の動作状態をチェックし、該動作状態が通話状態であるときに、該通話相手のテレビ電話専用端末のIPアドレス先に、着信メッセージ通知電文を送信し、前記テレビ電話専用端末において、前記着信メッセージ通知電文を受信すると、その内容を解析し、発呼者の識別情報を含む着信メッセージをテロップ表示又はポップアップ画面によりテレビに表示させることを特徴とする多地点テレビ電話システムの付加サービス接続制御方法。
(付記5)
受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用い、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して多地点間の接続を提供する多地点テレビ電話システムにおける接続制御方法であって、前記利用者の利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバにより、前記利用者のテレビ電話専用端末から送信された接続要求に従って、呼制御プロトコルを実装した呼制御サーバにより呼接続制御を行い、該呼制御サーバからの接続制御情報に従って、多地点会議制御サーバを介して多地点間の接続を行う接続制御方法において、前記テレビ電話専用端末において、他のテレビ電話専用端末からの着信により前記管理サーバから接続要求電文を受信すると、多地点会議制御サーバとの接続と同時に、自装置が不在モードであることを認識したとき、動画蓄積処理部を起動し、他のテレビ電話専用端末から送信される映像及び音声信号を一定時間ファイルに蓄積することを特徴とする多地点テレビ電話システムの付加サービス接続制御方法。
(付記6)
受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用い、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して多地点間の接続を提供する多地点テレビ電話システムにおける接続制御方法であって、前記利用者の利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバにより、前記利用者のテレビ電話専用端末から送信された接続要求に従って、呼制御プロトコルを実装した呼制御サーバにより呼接続制御を行い、該呼制御サーバからの接続制御情報に従って、多地点会議制御サーバを介して多地点間の接続を行う接続制御方法において、前記管理サーバにおいて、前記テレビ電話専用端末から接続要求の電文を受信すると、多地点会議制御サーバの処理容量を越える接続数になっているか否かをチェックし、多地点会議制御サーバの処理容量を越える接続数に達すると判断した場合、前記テレビ電話専用端末に対して接続不可通知電文を送信するとともに、該テレビ電話専用端末からの発呼が接続不可であった旨の履歴情報を書き込み、他のテレビ電話専用端末の通話終了時に、前記接続不可であった旨の履歴情報を読出し、該接続不可となったテレビ電話専用端末に対し、接続可能メッセージ電文を送信し、前記接続可能メッセージ電文を受信したテレビ電話専用端末において、多地点会議制御サーバを使用する通話が可能になった旨を表示することを特徴とする多地点テレビ電話システムの付加サービス接続制御方法。
本発明が適用されるテレビ電話システムネットワーク構成例を示す図である。 本発明における通話相手を複数選択して一斉に接続する動作例の説明図である。 本発明における接続依頼受信を利用者へ通知する動作例の説明図である。 本発明における多者接続通話中に新たな参加者を追加する動作例の説明図である。 本発明における通話中の着呼者側に着信の旨を表示する動作例の説明図である。 本発明における接続先が不在の際に発呼者のメッセージを残す動作例について説明図である。 本発明における多地点会議制御サーバ(MCU)に空きが生じたときに通話可能になった旨を通知する動作例の説明図である。 本発明における複数の通話相手への一斉接続と接続依頼受信の通知の実施例の動作シーケンスを示す図である。 本発明における多者通話中に新たな参加者を追加する実施例の動作シーケンスを示す図である。 本発明における通話中の着呼者側に着信の旨を表示する実施例の動作シーケンスを示す図である。 本発明における不在中の接続先に発呼者のメッセージを残す実施例の動作シーケンスを示す図である。 本発明における多地点会議制御サーバ(MCU)の処理容量の閾値を超えてしまう場合の実施例の動作シーケンスを示す図である。 本発明における加入者情報データベースの格納データの一例を示す図である。
符号の説明
1−1 パーソナルコンピュータ
1−2 テレビ
1−3 マイク
1−4 テレビ電話専用端末(STB)
1−5 IP電話機
1−6 VoIPターミナルアダプタ(VoIP−TA)
1−7 ケーブルモデム(CM)
1−8 ホームターミナル(HT)

Claims (5)

  1. 受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用いて、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して、多地点間での同時多者通話の接続を提供する多地点テレビ電話システムであって、
    前記テレビ電話システムは、利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバと、呼制御プロトコルを実装し、前記管理サーバからの接続情報に従って呼接続制御を行う呼制御サーバと、多地点に設置されるテレビ電話専用端末に対して前記呼制御サーバからの接続制御情報に従って、利用者のテレビ電話専用端末からの映像信号の分配及び音声信号のミキシングを行う多地点会議制御サーバと、各利用者宅に設置されたテレビ電話専用端末とにより構成され、
    前記管理サーバは、前記テレビ電話専用端末から通話相手の利用者識別情報を含む接続要求の電文を受信すると、該通話相手の利用者識別情報に対応した前記テレビ電話専用端末の動作状態をチェックし、該動作状態が通話状態であるときに、該通話相手のテレビ電話専用端末のIPアドレス先に、着信メッセージ通知電文を送信する手段を備え、
    前記テレビ電話専用端末は、前記着信メッセージ通知電文を受信すると、その内容を解析し、発呼者の識別情報を含む着信メッセージをテロップ表示又はポップアップ画面によりテレビに表示させる手段を備えたことを特徴とする多地点テレビ電話システム。
  2. 受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用いて、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して、多地点間での同時多者通話の接続を提供する多地点テレビ電話システムであって、
    前記テレビ電話システムは、利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバと、呼制御プロトコルを実装し、前記管理サーバからの接続情報に従って呼接続制御を行う呼制御サーバと、多地点に設置されるテレビ電話専用端末に対して前記呼制御サーバからの接続制御情報に従って、利用者のテレビ電話専用端末からの映像信号の分配及び音声信号のミキシングを行う多地点会議制御サーバと、各利用者宅に設置されたテレビ電話専用端末とにより構成され、
    前記テレビ電話専用端末は、他のテレビ電話専用端末からの着信により前記管理サーバから接続要求電文を受信し、自装置が不在モードであることを認識したとき、動画蓄積処理部を起動し、他のテレビ電話専用端末から送信される映像及び音声信号を一定時間ファイルに蓄積する手段を備えたことを特徴とする多地点テレビ電話システム。
  3. 受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用いて、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して、多地点間での同時多者通話の接続を提供する多地点テレビ電話システムであって、
    前記テレビ電話システムは、利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバと、呼制御プロトコルを実装し、前記管理サーバからの接続情報に従って呼接続制御を行う呼制御サーバと、多地点に設置されるテレビ電話専用端末に対して前記呼制御サーバからの接続制御情報に従って、利用者のテレビ電話専用端末からの映像信号の分配及び音声信号のミキシングを行う多地点会議制御サーバと、各利用者宅に設置されたテレビ電話専用端末とにより構成され、
    前記管理サーバは、前記テレビ電話専用端末から接続要求の電文を受信すると、多地点会議制御サーバの処理容量を越える接続数になっているか否かをチェックし、多地点会議制御サーバの処理容量を越える接続数に達すると判断した場合、前記テレビ電話専用端末に対して接続不可通知電文を送信するとともに、該テレビ電話専用端末からの発呼が接続不可であった旨の履歴情報を書き込む手段と、他のテレビ電話専用端末の通話終了時に、前記接続不可であった旨の履歴情報を読出し、該接続不可となったテレビ電話専用端末に対し、接続可能メッセージ電文を送信する手段とを備え、
    前記接続可能メッセージ電文を受信したテレビ電話専用端末は、多地点会議制御サーバを使用する通話が可能になった旨を表示する手段を備えたことを特徴とする多地点テレビ電話システム。
  4. 受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用い、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して多地点間の接続を提供する多地点テレビ電話システムにおける接続制御方法であって、
    前記利用者の利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバにより、前記利用者のテレビ電話専用端末から送信された接続要求に従って、呼制御プロトコルを実装した呼制御サーバにより呼接続制御を行い、該呼制御サーバからの接続制御情報に従って、多地点会議制御サーバを介して多地点間の接続を行う接続制御方法において、
    前記管理サーバにおいて、前記テレビ電話専用端末から通話相手の利用者識別情報を含む接続要求の電文を受信すると、該通話相手の利用者識別情報に対応した前記テレビ電話専用端末の動作状態をチェックし、該動作状態が通話状態であるときに、該通話相手のテレビ電話専用端末のIPアドレス先に、着信メッセージ通知電文を送信し、
    前記テレビ電話専用端末において、前記着信メッセージ通知電文を受信すると、その内容を解析し、発呼者の識別情報を含む着信メッセージをテロップ表示又はポップアップ画面によりテレビに表示させることを特徴とする多地点テレビ電話システムの付加サービス接続制御方法。
  5. 受信帯域幅より送信帯域幅が狭い不均衡のネットワークを用い、複数の利用者のテレビ電話専用端末に対して多地点間の接続を提供する多地点テレビ電話システムにおける接続制御方法であって、
    前記利用者の利用者情報管理及びテレビ電話サービス接続管理を行う管理サーバにより、前記利用者のテレビ電話専用端末から送信された接続要求に従って、呼制御プロトコルを実装した呼制御サーバにより呼接続制御を行い、該呼制御サーバからの接続制御情報に従って、多地点会議制御サーバを介して多地点間の接続を行う接続制御方法において、
    前記テレビ電話専用端末において、他のテレビ電話専用端末からの着信により前記管理サーバから接続要求電文を受信すると、多地点会議制御サーバとの接続と同時に、自装置が不在モードであることを認識したとき、動画蓄積処理部を起動し、他のテレビ電話専用端末から送信される映像及び音声信号を一定時間ファイルに蓄積することを特徴とする多地点テレビ電話システムの付加サービス接続制御方法。
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