JP2006156992A - プラズマ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高い対フォトレジスト選択比でのエッチングを可能にするエッチング方法および高い成膜レートでα−CF膜を形成できるCVD成膜方法を提供する。
【解決手段】 被処理体を、フッ化炭素化合物を含む処理ガスによるプラズマを用いて処理するプラズマ処理方法であって、フッ化炭素化合物として、1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブチンまたは1,1,1,4,4,5,5,5-オクタフルオロ-2-ペンチンなどの、分子内に少なくとも一つの三重結合と、該三重結合に隣接した少なくとも一つの一重結合により結合されたCF基とを含むフッ化炭素化合物を用いる。
【選択図】図7

Description

本発明は、プラズマ処理方法に関し、詳細には、半導体装置の製造過程において、エッチング処理や成膜処理に適用可能なプラズマ処理方法に関する。
被処理基板に形成されたSiO膜等のシリコン酸化膜をフォトレジストをマスクとしてプラズマエッチングする場合、エッチングガスとしては、例えば、オクタフルオロシクロペンテン(c-C)やヘキサフルオロ-1,3-ブタジエン(1,3-C)などのフッ化炭素化合物のガス(CF系ガス)が用いられてきた。(例えば特許文献1、特許文献2)。
しかし、近年では、フォトレジストマスクの薄膜化が進行していることに伴い、高い対フォトレジスト選択比でのエッチングが要求されている。すなわち、エッチングにおけるフォトレジストに対するシリコン酸化膜の選択比(シリコン酸化膜のエッチングレート/フォトレジストのエチングレート)を高めることが課題となっている。しかし、前記特許文献1に記載されたc-Cや特許文献2に記載された1,3-Cは、対フォトレジスト選択比という観点では充分に満足できるものではなかった。
また、c-Cや1,3-Cの場合、エッチングレートを高めるためにガス流量を増やすと、副生成物(デポ)がエッチングホール内に堆積していき、徐々にエッチングレートが低下し、最終的にはエッチングが停止するエッチングストップを引き起こすという問題があった。
一方、シリコン基板上やSiO膜などの絶縁膜上に、c-CガスなどのCF系ガスを用いてCVD(Chemical Vapor Deposition)により低誘電率のアモルファスCF膜(α−CF膜)を形成する技術が知られている。しかし、従来のCF系ガスの場合、成膜速度が充分でないことから、より高速で成膜できる技術の提供が求められていた。
特開2002−134479号公報(特許請求の範囲) 特開2001−267294号公報(特許請求の範囲)
従って、本発明の第1の目的は、CF系ガスを用い、高い対フォトレジスト選択比でシリコン酸化膜のエッチングを可能にするエッチング方法を提供することである。また、本発明の第2の目的は、CF系のガスを用い、高い成膜レートでα−CF膜を形成できるCVD成膜方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点によれば、被処理体を、フッ化炭素化合物を含む処理ガスによるプラズマを用いて処理するプラズマ処理方法であって、
前記フッ化炭素化合物は、分子内に少なくとも一つの三重結合と、該三重結合に隣接した少なくとも一つの一重結合により結合されたCF基とを含む化合物であることを特徴とする、プラズマ処理方法が提供される。
第1の観点のプラズマ処理方法において、前記プラズマ処理は、被処理体上に形成されたシリコン含有酸化膜に対し、その上に形成されパターニングされたフォトレジストをマスクとしてエッチングを行なうものであることが好ましい。この場合、前記エッチングにおける対フォトレジスト選択比は4.8〜6であることが好ましい。また、前記エッチングにおける処理ガスのレジデンスタイムは、0.01〜0.1秒であることが好ましい。さらに、前記フッ化炭素化合物は、1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブチンであることが好ましい。また、前記処理ガスは、さらにHe、Ne、ArおよびXeからなる群より選ばれる1種または2種以上の希ガスを含むことが好ましい。また、前記処理ガスは、さらにOを含むことが好ましい。
第1の観点のプラズマ処理方法において、前記プラズマ処理は、被処理体上へのα−CF膜の成膜を行なうものであることが好ましい。この場合、前記フッ化炭素化合物は、1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブチンまたは1,1,1,4,4,5,5,5-オクタフルオロ-2-ペンチンであることが好ましい。
また、本発明の第2の観点によれば、コンピュータ上で動作し、実行時に、請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載されたプラズマ処理方法が行なわれるようにプラズマ処理装置を制御することを特徴とする、制御プログラムが提供される。
また、本発明の第3の観点によれば、コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、
前記制御プログラムは、実行時に、請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載されたプラズマ処理方法が行なわれるように、プラズマ処理装置を制御するものであることを特徴とする、コンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明のプラズマ処理方法によれば、三重結合と、該三重結合に隣接した少なくとも一つの一重結合により結合されたCF基とを有するフッ化炭素化合物のガスを用いることにより、高い対フォトレジスト選択比でのシリコン酸化膜のエッチング、または高い成膜レートでのCF膜の成膜が可能になる。
特に、従来使用されてきたc-Cや1,3-C等のフッ化炭素化合物に代えて、1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブチンを用いることにより、高い対フォトレジスト選択比でSiOなどのシリコン酸化膜をエッチングすることが可能になる。さらに、1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブチンを用いたエッチングの場合、レジデンスタイムを0.01〜0.1秒とすることにより、エッチングストップを防止しながら、およそ4.8〜6程度の高い対フォトレジスト選択比を得ることができる。従って、本発明のプラズマ処理方法は、例えば半導体デバイスにおけるゲート電極などの製造過程において、SiO、SiOFなどの酸化膜にホールやトレンチを形成するエッチングプロセスとして好適に利用できる。
また、フッ化炭素化合物として、1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブチン、または1,1,1,4,4,5,5,5-オクタフルオロ-2-ペンチンを用いることにより、高い堆積レートで効率良くCF膜を成膜することが可能になる。従って、本発明のプラズマ処理方法は、例えば半導体デバイスのゲート電極などの製造過程において、シリコン基板上やSiOなどの層間絶縁膜上にLow−k膜としてのCF膜を堆積させるCVD成膜プロセスとして好適に利用できる。
本発明のプラズマ処理方法では、処理ガスとしてフッ化炭素化合物を含む処理ガスを用いる。処理ガス中に含まれるフッ化炭素化合物は、分子内に少なくとも一つの三重結合と、該三重結合に隣接した少なくとも一つの一重結合により結合されたCF基とを含む化合物であり、例えば次の一般式(I)で表される化合物が例示される。
Figure 2006156992
[式中、Rは、CF基、C基などの有機残基、または無機残基を示す]
上記一般式(I)で表される化合物の中でも、置換基RがC基である1,1,1,4,4,5,5,5-オクタフルオロ-2-ペンチン(以下、「2-C」と記すことがある)、置換基RがCF基である1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブチン(以下、「2-C」と記すことがある)が特に好ましい。
本発明で使用するフッ化炭素化合物は、上記一般式(I)から明らかなように、分子内に少なくとも一つの三重結合と、該三重結合に隣接した少なくとも一つの一重結合により結合されたCF基とを持つことから、プラズマ中で三重結合が切断されやすく、切断部位に隣接するCF基が遊離しやすい性質を持つ。遊離したCF基は非常に不安定であり、重合しやすいため、エッチングにおいては、生成したポリマーがフォトレジスト膜の表面に堆積してレジスト保護膜として作用し、成膜においては生成したポリマーがシリコン基板やシリコン酸化膜などの成膜対象物上に高いレートで堆積してCF膜を形成するものである。
本発明のプラズマ処理方法をエッチングに適用する場合の被エッチング対象は、例えばSiO膜、SiOF膜などのシリコン酸化膜のほか、SiOC膜、SiOCH膜等を挙げることができる。
また、本発明のプラズマ処理方法をCVD成膜に適用する場合の被成膜対象は、例えばシリコン基板やゲート電極のポリシリコン層、層間絶縁膜あるいはゲート絶縁膜としてのSiO膜、SiOF膜などのシリコン酸化膜等を挙げることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかるエッチングプロセスの一例を説明するため、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と記す)Wの縦断面の要部を拡大して示す模式図である。図1(a)に示すとおり、ウエハWを構成するシリコン基板101上には、絶縁膜としてのSiOなどのシリコン酸化膜102が形成されており、その上にマスクとして、フォトレジスト膜103が形成されている。このフォトレジスト膜103は、例えば、Kr−Fレジスト用のポリ−ヒドロキシスチレン、Ar−Fレジスト用のポリ−メチルメタクリレート(PMMA)などの材料で構成され、所定形状にパターニングされている。パターンを構成する開口部(溝またはホールに対応する部分)110の底には、シリコン酸化膜102が露出している。
エッチングは、図1(b)に示すように、プラズマ処理装置1(図2参照)を用いてフォトレジストの開口部110内のシリコン酸化膜102を除去するために行なわれる。このシリコン酸化膜102の除去に用いるエッチングガスとしては、2-C等のフッ化炭素化合物ガスと、He、Ne、Ar、Xe等の希ガスを含む混合ガスが好ましく、さらにOを含む混合ガスがより好ましい。具体的には、例えば2-CとArとOを含むガスを用い、プラズマエッチングを行なう。エッチングは、例えば開口部110’(溝またはホール)の深さが、所定の深さに達した時点をもって終了することができる。エッチングは、エッチングレートが450nm/min以上となる条件で実施することが好ましい。また、[シリコン酸化膜102のエッチングレート]/[フォトレジスト膜103のエチングレート]で表される対フォトレジスト選択比が4.8〜6となるようにすることが好ましい。
図2は、第1実施形態にかかるエッチングプロセスに好適に用いられるプラズマ処理装置を模式的に示すものである。このプラズマ処理装置1は、電極板が上下平行に対向し、双方に高周波電源が接続された容量結合型平行平板エッチング装置として利用できる。
このプラズマ処理装置1は、例えば表面がアルマイト処理(陽極酸化処理)されたアルミニウムからなる円筒形状に成形されたチャンバー2を有しており、このチャンバー2は接地されている。チャンバー2内には、例えばシリコンからなり、その上に被処理体として、所定の膜が形成されたウエハWを水平に載置し、下部電極として機能するサセプタ5がサセプタ支持台4に支持された状態で設けられている。このサセプタ5にはハイパスフィルター(HPF)6が接続されている。
サセプタ支持台4の内部には、温度調節媒体室7が設けられており、導入管8を介して温度調節媒体室7に温度調節媒体が導入、循環され、サセプタ5を所望の温度に制御できるようになっている。
サセプタ5は、その***部が凸状の円板状に成形され、その上にウエハWと略同形の静電チャック11が設けられている。静電チャック11は、絶縁材の間に電極12が介在された構成となっており、電極12に接続された直流電源13から例えば1.5kVの直流電圧が印加されることにより、クーロン力によってウエハWを静電吸着する。
そして、絶縁板3、サセプタ支持台4、サセプタ5、さらには静電チャック11には、被処理体であるウエハWの裏面に、伝熱媒体、例えばHeガスなどを所定圧力(バックプレッシャー)にて供給するためのガス通路14が形成されており、この伝熱媒体を介してサセプタ5とウエハWとの間の熱伝達がなされ、ウエハWが所定の温度に維持されるようになっている。
サセプタ5の上端周縁部には、静電チャック11上に載置されたウエハWを囲むように、環状のフォーカスリング15が配置されている。このフォーカスリング15はセラミックスあるいは石英などの絶縁性材料からなり、エッチングの均一性を向上させるように作用する。
サセプタ5の上方には、このサセプタ5と平行に対向して上部電極21が設けられている。この上部電極21は、絶縁材22を介して、チャンバー2の上部に支持されており、サセプタ5との対向面を構成し、多数の吐出孔23を有する、例えば石英からなる電極板24と、この電極24を支持する導電性材料、例えば表面がアルマイト処理されたアルミニウムからなる電極支持体25とによって構成されている。なお、サセプタ5と上部電極21との間隔は、調節可能とされている。
上部電極21における電極支持体25の中央には、ガス導入口26が設けられ、さらにこのガス導入口26には、ガス供給管27が接続されており、さらにこのガス供給管27には、バルブ28並びにマスフローコントローラ29を介して、処理ガス供給源30が接続され、この処理ガス供給源30から、プラズマエッチングのためのエッチングガスが供給されるようになっている。なお、図2では、一つの処理ガス供給源30のみを代表的に図示しているが、処理ガス供給源30は複数設けられており、例えば、2-C等のフッ化炭素化合物ガス、Ar等の希ガス、O等をそれぞれ独立に流量制御して、チャンバー2内に供給できるよう構成されている。
チャンバー2の底部には排気管31が接続されており、この排気管31には排気装置35が接続されている。排気装置35はターボ分子ポンプなどの真空ポンプを備えており、これによりチャンバー2内を所定の減圧雰囲気、例えば1Pa以下の所定の圧力まで真空引き可能なように構成されている。また、チャンバー2の側壁には、ゲートバルブ32が設けられており、このゲートバルブ32を開にした状態でウエハWが隣接するロードロック室(図示せず)との間で搬送されるようになっている。
上部電極21には、第1の高周波電源40が接続されており、その給電線には整合器41が設けられている。また、上部電極21にはローパスフィルター(LPF)42が接続されている。この第1の高周波電源40は、50〜150MHzの範囲の周波数を有しており、このように高い周波数の高周波電力を印加することにより、チャンバー2内に好ましい解離状態で、かつ高密度のプラズマを形成することができ、低圧条件下でのプラズマ処理が可能となる。さらには、この第1の高周波電源40の周波数は、50〜80MHzが好ましく、典型的には図2中に示すように60MHzまたはその近傍の条件が採用される。
下部電極としてのサセプタ5には、第2の高周波電源50が接続されており、その給電線には整合器51が設けられている。この第2の高周波電源50は、数百kHz〜十数MHzの範囲の周波数を有しており、このような範囲の周波数の高周波電力を印加することにより、ウエハWに対してダメージを与えることなく適切なイオン作用を与えることができる。第2の高周波電源50の周波数は、例えば図2に示すように13.56MHz、または800KHz等の条件が採用される。
プラズマ処理装置1の各構成部は、CPUを備えたプロセスコントローラ60に接続されて制御される構成となっている。プロセスコントローラ60には、工程管理者がプラズマ処理装置1を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、プラズマ処理装置1の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェイス61が接続されている。
また、プロセスコントローラ60には、プラズマ処理装置1で実行される各種処理をプロセスコントローラ60の制御にて実現するための制御プログラム(ソフトウエア)や処理条件データ等が記録されたレシピが格納された記憶部62が接続されている。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェイス61からの指示を受けて、任意のレシピを記憶部62から呼び出してプロセスコントローラ60に実行させることで、プロセスコントローラ60の制御下で、プラズマ処理装置1での所望の処理が行われる。また、前記制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えばCD−ROM、ハードディスク、フレキシブルディスク、不揮発性メモリなどに格納された状態のものを利用したり、あるいは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで利用したりすることも可能である。
次に、このように構成されるプラズマ処理装置1によって、シリコン基板101に形成されたシリコン酸化膜102をエッチングする工程について説明する。
まず、シリコン酸化膜102およびパターン形成されたフォトレジスト膜103を有するウエハWを、ゲートバルブ32を開放して、図示しないロードロック室からチャンバー2内へ搬入し、静電チャック11上に載置する。そして、直流電源13から直流電圧を印加することによって、ウエハWを静電チャック11上に静電吸着する。
次いで、ゲートバルブ32を閉じ、排気装置35によって、チャンバー2内を所定の真空度まで真空引きする。その後、バルブ28を開放し、処理ガス供給源30からエッチング用のガスとして、例えば、2-Cなどのフッ化炭素化合物(CxFy;x、yは任意の整数である。以下同じ意味で用いる)とArとOを、マスフローコントローラ29によって所定の流量比に調整しつつ、処理ガス供給管27、ガス導入口26、上部電極21の中空部へと導入し、電極板24の吐出孔23を通じて、図2に矢印で示すように、ウエハWに対して均一に吐出させる。ここで、処理ガス流量は、例えば2-C/Ar/O=10〜50/0〜1500/10〜50mL/min、好ましくは18〜20/300/20mL/min程度とすることができる。
また、エッチングは、エッチングレートが450nm/min以上となるようにすることが好ましい。さらに、処理ガスのレジデンスタイムは、エッチングの際の対フォトレジスト選択比を高める観点から、例えば0.01〜0.1秒程度とすることが好ましく、0.01〜0.03秒がより好ましい。
ここで、レジデンスタイムは、エッチングガスのチャンバー1内のエッチングに寄与する部分における滞留時間を意味し、下部電極面積(図2の場合は、ウエハWの面積とフォーカスリング15の面積の合計)に上下の電極間距離を乗算して求めた有効チャンバー体積(つまり、処理ガスがプラズマ化する空間の体積)をV[m]、排気速度をS[m/秒]、チャンバー内圧力をp[Pa]、処理ガスの総流量をQ(Pa・m/秒)としたとき、レジデンスタイムτ[秒]は、以下の式に基づき求めることができる。
τ=V/S=pV/Q
そして、チャンバー2内の圧力を、所定の圧力、例えば、1〜8Pa、好ましくは約2.0Pa程度に維持し、第1の高周波電源40から上部電極21に500〜3000W、好ましくは2200W程度、第2の高周波電源50から下部電極としてのサセプタ5に1000〜3000W、好ましくは1800W程度の高周波電力をそれぞれ供給し、エッチングガスをプラズマ化してシリコン酸化膜102のエッチングを行う。なお、バックプレッシャーは、ウエハWのセンター部/エッジ部で約666.5/約3332.5Pa程度に設定することが好ましい。また、プロセス温度として、例えば、上部電極21の温度=60℃;チャンバー2側壁の温度=50℃;サセプタ5の温度=−10℃とすることが好ましい。
図3は、本発明の第2実施形態にかかるCVD成膜プロセスの一例を説明するための模式図である。図3(a)に示すとおり、ウエハW上には、例えばゲート電極などを構成するポリシリコン層105と、層間絶縁膜としてのシリコン酸化膜106が形成されている。
CVD成膜は、例えば図3の(a)および(b)に示すように、プラズマ処理装置1(図2参照)を用いてシリコン酸化膜106の上にLow−k膜としてのCF膜107を形成することを目的として行なわれる。このCF膜107の成膜では、成膜ガスとして、例えばフッ化炭素化合物とHe、Ne、Ar、Kr、Xe等の希ガスとを含む混合ガスを用いることが好ましく、さらにOを含む混合ガスを用いることがより好ましい。例えば、2-Cおよび/または2-Cと、ArとOを含むガスを用い、プラズマCVDを行なう。CVDは、例えばCF膜107が所定の膜厚に達した時点をもって終了することができる。
この第2実施形態に係るCVD成膜プロセスでは、第1実施形態と同様に、図2のプラズマ処理装置1をCVD装置として好適に利用することができるので、ここでは、第1実施形態と相違する点を中心に述べる。
プラズマ処理装置1をプラズマエッチング装置として利用する場合は、下部電極としてのサセプタ5に、第2の高周波電源50から高周波電力を供給したが、CVD装置として使用する場合は、上部電極21にのみ所定の高周波電力を供給し、サセプタ5への高周波電力の供給を行なわずにプラズマ処理を行なう。
CVD成膜プロセスにおいては、ポリシリコン層105およびシリコン酸化膜106を有するウエハWを、ゲートバルブ32を開放して、図示しないロードロック室からチャンバー2内へ搬入し、静電チャック11上に載置する。そして、直流電源13から直流電圧を印加することによって、ウエハWを静電チャック11上に静電吸着する。
次いで、ゲートバルブ32を閉じ、排気装置35によって、チャンバー2内を所定の真空度まで真空引きする。その後、バルブ28を開放し、処理ガス供給源30から成膜用のガスとして、例えば、2-C6、2−Cなどのフッ化炭素化合物(CxFy)とArとOを、マスフローコントローラ29によって所定の流量比に調整しつつ、処理ガス供給管27、ガス導入口26、上部電極21の中空部へと導入し、電極板24の吐出孔23を通じて、図2に矢印で示すように、ウエハWに対して均一に吐出させる。ここで、処理ガス流量は、例えばCxFy/Ar/O=10〜50/0〜1500/10〜50mL/min、好ましくは40/300/20mL/min程度とすることができる。また、処理ガスのレジデンスタイムは、例えば0.01〜0.1秒程度とすることが好ましく、0.01〜0.03秒がより好ましい。
ここで、レジデンスタイムは、成膜用ガスのチャンバー1内の成膜に寄与する部分における滞留時間を意味し、下部電極面積(図2の場合は、ウエハWの面積とフォーカスリング15の面積の合計)に上下の電極間距離を乗算して求めた有効チャンバー体積(つまり、処理ガスがプラズマ化する空間の体積)をV[m]、排気速度をS[m/秒]、チャンバー内圧力をp[Pa]、処理ガスの総流量をQ(Pa・m/秒)としたとき、レジデンスタイムτ[秒]は、以下の式に基づき求めることができる。
τ=V/S=pV/Q
そして、チャンバー2内の圧力を、所定の圧力、例えば、1〜8Pa、好ましくは約2.0Pa程度に維持し、第1の高周波電源40から上部電極21に500〜3000W、好ましくは2200W程度、第2の高周波電源50から下部電極としてのサセプタ5に0〜1000W、好ましくは0Wの高周波電力をそれぞれ印加し、成膜ガスをプラズマ化してシリコン酸化膜106上にCF膜107の成膜を行う。また、プロセス温度として、例えば上部電極21の温度=60℃;チャンバー2側壁の温度=50℃;サセプタ5の温度=20℃とすることが好ましい。
次に、本発明の効果を確認した試験について説明する。なお、以下の試験で使用したフッ化炭素化合物(CxFy)の構造式を次に示す。
Figure 2006156992
図1と同様の構造で、シリコン基板101上に熱酸化により2000nmの膜厚でシリコン酸化膜102としてのSiO膜を形成し、さらにホールに対応する直径で開口部110が形成された膜厚660nmのフォトレジスト膜103を有するサンプルウエハを作成した。なお、フォトレジスト膜103には、ポリ−メチルメタクリレート系(PMMA系)のX線マスクフォトレジストを用いた。
上記サンプルウエハに対し、図2と同様の構成のプラズマ処理装置1(ただし、チャンバ2の容積70L)を用いてエッチングを実施し、直径0.1、0.15および0.3μmのホール形成を行ない、それぞれの場合についてエッチングレートを測定し、対フォトレジスト選択比を算出した。なお、対フォトレジスト選択比は、フラットとファセットを区別して算出した。ここで、「フラット」はフォトレジスト膜103の平坦面の膜厚(フォトレジスト膜103の全厚み)を基準にエッチングレートを測定した結果を意味し、「ファセット」は、フォトレジスト103の角部にイオンスパッタ等の作用によって削れ(いわゆる肩落ち)が発生した場合に、フォトレジスト膜103の全厚みから肩落ち部分の厚みを差し引いた膜厚を基準にエッチングレートを算出した結果を意味する。
エッチングガスの成分であるフッ化炭素化合物としては、分子内に少なくとも一つの三重結合と、該三重結合に隣接した少なくとも一つの一重結合により結合されたCF基とを含む化合物として2-Cを用いた。また、比較のため、上記フッ化炭素化合物の構造異性体である1,3-Cを使用した。
ガス流量は、ArとO流量を固定し、Cの流量を変化させ、C/Ar/O=18〜24/300/20mL/min(sccm)とした。チャンバー2内の圧力は、約2.0Pa(15mTorr)、上部電極21に2200W、下部電極としてのサセプタ5に1800Wの高周波電力をそれぞれ供給し、エッチングガスをプラズマ化してエッチングを行なった。なお、バックプレッシャーは、ウエハWのセンター部/エッジ部で約666.5/約3332.5Pa(5/25Torr)、プロセス温度は、上部電極21=60℃、チャンバー2側壁=50℃;サセプタ5=−10℃、エッチング時間は3分とした。
エッチングレートと対フォトレジスト選択比について、形成したホールの直径が0.1μmの場合の結果を図4に、同0.15μmの場合の結果を図5に、同0.3μmの場合の結果を図6にそれぞれ示した(いずれもフラットにおける測定結果である)。
また、Cの流量が20mL/minの場合の各ホール径におけるフラットとファセットの対フォトレジスト選択比を図7に示した。
図4〜図7より、分子内に少なくとも一つの三重結合と、該三重結合に隣接した少なくとも一つの一重結合により結合されたCF基とを持つ2-Cは、その異性体である1,3-Cに比べて対フォトレジスト選択比が高く、特にフラットの場合は、ホール径が大きくなるに従い両者の対フォトレジスト選択比の差が有意に大きくなった。エッチングレートについては2-Cと1,3-Cに大きな差は認められなかった。
以上の結果から、2-Cを用いることにより、エッチングレートを1,3-Cと同等に維持しながら、対フォトレジスト選択性の高いエッチングが可能になることが示された。
次に、分子内に少なくとも一つの三重結合と、該三重結合に隣接した少なくとも一つの一重結合により結合されたCF基とを持つフッ化炭素化合物(CxFy)として2-Cおよび2-Cとこれらの構造異性体であるc-C、1,3-C(オクタフルオロ-1,3-ペンタジエン)および1,3-Cを使用し、サンプルウエハに対し、プラズマ処理装置1を用いてエッチングを実施した。ここでは、直径0.15μmのホール形成を行ない、エッチングレートを測定し、対フォトレジスト選択比を算出した。
ガス流量は、ArとO流量を固定し、CxFyの流量を変化させ、CxFy/Ar/O=14〜24/300/20mL/min(sccm)とした。チャンバー2内の圧力は、約2.0Pa(15mTorr)、上部電極21に2200W、下部電極としてのサセプタ5に1800Wの高周波電力をそれぞれ供給し、エッチングガスをプラズマ化してエッチングを行なった。なお、バックプレッシャーは、ウエハWのセンター部/エッジ部で約666.5/約3332.5Pa(5/25Torr)、プロセス温度は、上部電極21=60℃、チャンバー2側壁=50℃;サセプタ5=−10℃、エッチング時間は3分とした。
その結果を図8に示した。図8中、○はエッチング性能が良好であったことを示し、△はエッチング性能がやや低下したことを示し、×は途中でエッチングが不可能になりエッチングストップしたことを意味する。この結果より、分子内に少なくとも一つの三重結合と、該三重結合に隣接した少なくとも一つの一重結合により結合されたCF基とを含むフッ化炭素化合物である2-Cは対フォトレジスト選択比が高く、流量を上昇させてもエッチングストップが起こりにくいことが示された。
また、図8から、2-Cは、チャンバー2の容積70L、圧力約2.0Pa(15mTorr)の条件で、流量が20〜22mL/min(sccm)程度の範囲で高い対フォトレジスト選択比が得られていることから、処理ガスのレジデンスタイムが、0.01〜0.1秒程度の範囲であれば高い対フォトレジスト選択比が得られることがわかった。
一方、他のフッ化炭素化合物の場合には、全般的にエッチングレートが高い傾向がみられるものの、対フォトレジスト選択比が低く、フォトレジスト膜の薄膜化への対応が困難であることが示された。
次に、CVD成膜プロセスへの適用について述べる。図3(a)に示したものと同様に、ポリシリコン層105上にシリコン酸化膜106としてSiO膜が積層された構造の積層体に対しCVD成膜試験を実施した。
CVD成膜は、図2と同様の構成のプラズマ処理装置1を用いてシリコン酸化膜106の上にLow−k膜としてのCF膜を形成した。成膜ガスとしては、フッ化炭素化合物(CxFy)とArとOを含むガスを用いた。
CVD成膜処理においては、ArとO流量を固定し、フッ化炭素化合物の流量を変化させ、ガス流量比をCxFy/Ar/O=10〜50/300/20mL/min(sccm)とした。チャンバー2内の圧力は、約2.0Pa(15mTorr)、上部電極21に2200Wの高周波電力を供給し、下部電極としてのサセプタ5には高周波電力の供給を行なわなかった。なお、プロセス温度は、上部電極21=60℃、チャンバー2側壁=50℃;サセプタ5=20℃とした。
その結果を図9に示した。
図9から、分子内に少なくとも一つの三重結合と、該三重結合に隣接した少なくとも一つの一重結合により結合されたCF基とを含むフッ化炭素化合物である2-Cは、ガス流量10〜50mL/min(sccm)の範囲で堆積レートが最も高く、次に同様の構造を持つ2-Cの堆積レートが高いことが示された。上記二化合物の堆積レートは、これらの構造異性体であるc-C、1,3-Cと比較しても優れていた。一方、他のフッ化炭素化合物であるc-C(オクタフルオロシクロブタン)、C(オクタフルオロプロパン)の場合には、いずれも堆積レートが劣っていた。
以上、本発明の実施形態を述べたが、本発明は上記実施形態に制約されることはなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では容量結合型の平行平板エッチング装置を用いたが、本発明の範囲のガス圧力でプラズマを形成することができれば装置は問わず、誘導結合型等の種々のプラズマ処理装置を用いることができる。
本発明の第1実施形態の説明に供するウエハ断面構造の模式図。 本発明のプラズマ処理装置の概要を示す図面。 本発明の第2実施形態の説明に供するウエハ断面構造の模式図。 ホール径0.1μmにおけるCガスの流量とエッチングレートと対フォトレジスト選択比を示すグラフ図面。 ホール径0.15μmにおけるCガスの流量とエッチングレートと対フォトレジスト選択比を示すグラフ図面。 ホール径0.3μmにおけるCガスの流量とエッチングレートと対フォトレジスト選択比を示すグラフ図面。 ガスのホール径と対フォトレジスト選択比との関係を示すグラフ図面。 エッチングレートに対してCxFyガス種毎に対フォトレジスト選択比をプロットした図面。 CxFyガス種毎のガス流量と堆積レートを示すグラフ図面。
符号の説明
1;プラズマ処理装置
2;チャンバー
60;プロセスコントローラ
61;ユーザーインターフェイス
62;記憶部
101;シリコン基板
102;シリコン酸化膜
103;フォトレジスト膜
105;ポリシリコン層
106;シリコン酸化膜
107;CF膜
110;開口部

Claims (11)

  1. 被処理体を、フッ化炭素化合物を含む処理ガスによるプラズマを用いて処理するプラズマ処理方法であって、
    前記フッ化炭素化合物は、分子内に少なくとも一つの三重結合と、該三重結合に隣接した少なくとも一つの一重結合により結合されたCF基とを含む化合物であることを特徴とする、プラズマ処理方法。
  2. 前記プラズマ処理は、被処理体上に形成されたシリコン含有酸化膜に対し、その上に形成されパターニングされたフォトレジストをマスクとしてエッチングを行なうものであることを特徴とする、請求項1に記載のプラズマ処理方法。
  3. 前記エッチングにおける対フォトレジスト選択比が4.8〜6であることを特徴とする、請求項2に記載のプラズマ処理方法。
  4. 前記エッチングにおける処理ガスのレジデンスタイムが0.01〜0.1秒であることを特徴とする、請求項3に記載のプラズマ処理方法。
  5. 前記フッ化炭素化合物は、1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブチンであることを特徴とする、請求項4に記載のプラズマ処理方法。
  6. 前記処理ガスは、さらに、He、Ne、ArおよびXeからなる群より選ばれる1種または2種以上の希ガスを含むことを特徴とする、請求項5に記載のプラズマ処理方法。
  7. 前記処理ガスは、さらにOを含むことを特徴とする、請求項6に記載のプラズマ処理方法。
  8. 前記プラズマ処理は、被処理体上へのα−CF膜の成膜を行なうものであることを特徴とする、請求項1に記載のプラズマ処理方法。
  9. 前記フッ化炭素化合物は、1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブチンまたは1,1,1,4,4,5,5,5-オクタフルオロ-2-ペンチンであることを特徴とする、請求項8に記載のプラズマ処理方法。
  10. コンピュータ上で動作し、実行時に、請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載されたプラズマ処理方法が行なわれるようにプラズマ処理装置を制御することを特徴とする、制御プログラム。
  11. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、
    前記制御プログラムは、実行時に、請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載されたプラズマ処理方法が行なわれるように、プラズマ処理装置を制御するものであることを特徴とする、コンピュータ記憶媒体。
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