JP2006155505A - 状態監視システムおよびこれに用いるネットワーク装置、状態監視装置 - Google Patents

状態監視システムおよびこれに用いるネットワーク装置、状態監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワーク装置の状態を監視する際におけるネットワーク装置の負荷をより適切なものとする。
【解決手段】 クライアント端末からの状態情報の要求に対して応答した応答履歴を読み込み(S200)、送受信データ総量とプリンタ20の応答能力(処理可能データ量)とに基づいて応答能力の使用率(能力使用率)を算出し(S210)、能力使用率が90%以下であったりエラーが発生していないときには能力使用率に基づいて間隔が短くなる傾向で監視間隔を設定し(S240)、能力使用率が90%を超えておりエラーが発生しているときには要求数とエラー数とに基づいてエラー率を演算し(S250)、このエラー率に基づいて間隔が長くなる傾向で監視間隔を設定する(S260)。即ち、応答履歴と応答能力に応じて監視間隔を設定するから、プリンタの状態を監視する際におけるプリンタの負荷をより適切なものとすることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、状態監視システムおよびこれに用いるネットワーク装置、状態監視装置並びに状態監視装置用プログラム、状態監視方法に関する。
従来、この種の状態監視システムとしては、プリンタのステータスをホストコンピュータで監視するシステムにおいて、ホストコンピュータからプリンタに対してステータス取得命令を送信する間隔(ポーリング間隔)をプリンタのステータスに応じて設定するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、プリンタのステータスが印刷可能状態であるときと比較してエラー状態やスリープ状態であるときのポーリング間隔を長く設定することにより、不要なポーリングによるデータ通信を抑制してネットワーク負荷の低減を図っている。
特開平10−301728号公報
しかしながら、上述のシステムでは、プリンタのステータスに応じてポーリング間隔を設定することによりネットワーク負荷の低減を図ることができるものの、プリンタ側の負荷については考慮されていない。したがって、例えば、複数のホストコンピュータからのステータス取得命令が短期間に集中して送信されると、ステータス取得命令の受信やこれに伴うステータス情報の送信に係る処理負荷が増大してしまう。この結果、ステータス情報を送信する処理や印刷処理にエラーが生じてしまう虞がある。
本発明の状態監視システムおよびこれに用いるネットワーク装置、状態監視装置並びに状態監視装置用プログラム、状態監視方法は、プリンタなどのネットワーク装置の状態をより適切に監視することを目的の一つとする。また、本発明の状態監視システムおよびこれに用いるネットワーク装置、状態監視装置並びに状態監視装置用プログラム、状態監視方法は、ネットワーク装置の状態を監視する際におけるネットワーク装置の負荷をより適切なものとすることを目的の一つとする。
本発明の状態監視システムおよびこれに用いるネットワーク装置、状態監視装置並びに状態監視装置用プログラム、状態監視方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の状態監視システムは、
所定の通信網に接続されたネットワーク装置と、該ネットワーク装置の状態を前記所定の通信網を介して監視する複数の状態監視装置と、を備える状態監視システムであって、
前記ネットワーク装置は、前記複数の状態監視装置からの要求に基づいて該ネットワーク装置の状態に関する状態情報を該状態監視装置へと応答する状態情報応答手段と、該状態情報応答手段による応答履歴を記憶する情報記憶手段と、所定のタイミングで前記情報記憶手段に記憶されている応答履歴と該ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力とに基づいて前記状態監視装置による前記状態情報の要求の間隔を示す監視間隔を設定する監視間隔設定手段と、該設定した監視間隔を前記複数の状態監視装置に通知する監視間隔通知手段と、を備え、
前記状態監視装置は、前記ネットワーク装置の監視間隔通知手段により監視間隔が通知されたときには該監視間隔に従って該ネットワーク装置に対して前記状態情報を要求し該監視間隔が通知されていないときには所定の間隔に従って該ネットワーク装置に対して前記状態情報を要求する状態情報要求手段を備える、
ことを要旨とする。
この本発明の状態監視システムでは、ネットワーク装置により、状態監視装置からの要求に応じて状態情報を応答すると共に応答履歴を記憶しておき、この記憶した応答履歴とネットワーク装置の応答能力とに基づいて監視間隔を設定して状態監視装置に通知し、状態監視装置では、通知された監視間隔に従って状態情報を要求する。したがって、ネットワーク装置による応答履歴と応答能力とに応じてより適切な監視間隔を設定することができる。この結果、ネットワーク装置の状態をより適切に監視することができると共にネットワーク装置の負荷をより適切なものとすることができる。ここで「ネットワーク装置」としては、プリンタや複写機,ファクシミリ,スキャナ,複合機,サーバ,ルータ,ハブなど、ネットワークに接続して作動する各種の装置が含まれる。
こうした本発明の状態監視システムにおいて、前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答履歴に基づいて前記状態情報を要求した単位時間当たりの前記状態監視装置の装置数を演算し該演算した装置数と前記応答能力とに基づいて前記監視間隔を設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、状態情報を要求した単位時間当たりの装置数と応答能力とに応じて監視間隔を設定することができる。
また、本発明の状態監視システムにおいて、前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答履歴と前記応答能力とに基づく該応答能力の使用率に基づいて前記監視間隔を現在の間隔を基準とした増減率として設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、ネットワーク装置の応答能力の使用率に応じて監視間隔を設定することができる。この場合、前記ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力は該状態情報応答手段が単位時間当たりに応答可能な前記複数の状態監視装置からの要求数を示す応答可能要求数として設定されてなり、前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は前記応答履歴に基づいて前記複数の状態監視装置から要求された単位時間当たりの実績要求数を演算し該演算した実績要求数と前記応答可能要求数とに基づいて前記応答能力の使用率を算出する手段であるものとしたり、前記ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力は該状態情報応答手段が単位時間当たりに処理可能な前記複数の状態監視装置からの要求に伴うデータ量を示す処理可能データ量として設定されてなり、前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は前記応答履歴に基づいて前記複数の状態監視装置からの要求に伴って処理した単位時間当たりの実績データ量を演算し該演算した実績データ量と前記処理可能データ量とに基づいて前記応答能力の使用率を算出する手段であるものとすることもできる。こうすれば、状態監視装置からの要求数や要求に伴って処理するデータ量を用いて応答能力の使用率を算出することができる。
この応答能力の使用率に基づいて監視間隔を設定する態様の本発明の状態監視システムにおいて、前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答能力の使用率が低いほど短い間隔となる傾向で前記監視間隔を設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、応答能力の使用率が低いときには監視間隔を短くして監視精度を向上させることができる。この結果、応答能力に応じたより適切な監視間隔とすることができる。
この応答能力の使用率に基づいて監視間隔を設定する態様の本発明の状態監視システムにおいて、前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答能力の使用率が所定率以上であるときには現在の間隔を維持または長くするように前記監視間隔を設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、応答能力の使用率が高いときには監視間隔を維持または長くしてネットワーク装置の過負荷を防止することができる。この結果、応答能力に応じたより適切な監視間隔とすることができる。この場合、前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答能力の使用率が所定率以上であり、かつ、前記応答履歴に基づく前記状態監視装置からの要求に対して応答不能であった単位時間当たりの応答不能要求数が所定数以上であるときには現在の間隔を長くするように前記監視間隔を設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、応答不能要求数が多いときには監視間隔を長くしてネットワーク装置の過負荷をより適切に防止することができる。さらに、この場合、前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答履歴に基づく前記複数の状態監視装置から要求された単位時間当たりの実績要求数と前記応答不能要求数とに基づく応答不能率が高いほど長い間隔となる傾向で前記監視間隔を設定するものとすることもできる。こうすれば、応答不能率が高いときには監視間隔を長くしてネットワーク装置の過負荷をより適切に防止することができる。
さらに、本発明の状態監視システムにおいて、前記ネットワーク装置の情報記憶手段は前記応答履歴として前記状態情報の要求元を特定可能な要求元情報を記憶する手段であり、前記ネットワーク装置の監視間隔通知手段は前記要求元情報により特定される要求元に前記設定した監視間隔を通知する手段であるものとすることもできる。こうすれば、応答履歴として記憶された要求元情報により特定される要求元に対して監視間隔を通知することができる。
こうした本発明の状態監視システムにおいて、前記情報記憶手段は前記応答履歴に加え前記状態監視装置の状態情報要求手段により前記状態情報を要求する現在の間隔を示す現在要求間隔を状態監視装置毎に記憶する手段であり、前記監視間隔設定手段は前記状態監視装置毎の現在要求間隔のうち最長の間隔以上の期間に対応する前記応答履歴と前記応答能力とに基づいて前記監視間隔を設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、状態監視装置毎の現在要求間隔のうち最長の間隔以上の期間に対応する応答履歴に基づいて監視間隔を設定することができる。この結果、各状態監視装置に対応する応答履歴を用いて監視間隔を設定することができる。
また、本発明の状態監視システムにおいて、前記ネットワーク装置は実行可能なジョブを受け付けるジョブ受付手段と該受け付けたジョブを実行するジョブ実行手段とを備え、前記状態情報は前記ネットワーク装置の状態を示す装置状態情報と前記受け付けたジョブの状態を示すジョブ状態情報とを含む情報であり、前記状態監視装置の状態情報要求手段は前記装置状態情報と前記ジョブ状態情報とのいずれかを要求する手段であるものとすることもできる。こうすれば、ジョブを受け付けて実行するネットワーク装置における装置の状態やジョブの状態を監視するシステムに本発明を適用することができる。この場合、前記ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力は、前記ジョブ実行手段によるジョブの実行が行なわれていないときには第1の能力として設定され、前記ジョブ実行手段によるジョブの実行が行なわれているときには該第1の能力より低い第2の能力として設定されてなるものとすることもできる。こうすれば、ジョブの実行中には応答能力を低い能力として監視間隔を設定することができる。この結果、ジョブの実行中におけるネットワーク装置の過負荷を防止することができる。
本発明のネットワーク装置は、
所定の通信網に接続されたネットワーク装置であって、
前記ネットワーク装置の状態を前記所定の通信網を介して監視する複数の状態監視装置からの要求に基づいて該ネットワーク装置の状態に関する状態情報を該状態監視装置へと応答する状態情報応答手段と、
該状態情報応答手段による応答履歴を記憶する情報記憶手段と、
所定のタイミングで前記情報記憶手段に記憶されている応答履歴と該ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力とに基づいて前記状態監視装置による前記状態情報の要求の間隔を示す監視間隔を設定する監視間隔設定手段と、
該設定した監視間隔を前記複数の状態監視装置に通知する監視間隔通知手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明のネットワーク装置では、状態監視装置からの要求に応じて状態情報を応答すると共に応答履歴を記憶しておき、この記憶した応答履歴とネットワーク装置の応答能力とに基づいて監視間隔を設定して状態監視装置に通知する。したがって、応答履歴と応答能力とに応じてより適切な監視間隔を設定することができる。この結果、ネットワーク装置の状態をより適切に監視することができると共にネットワーク装置の負荷をより適切なものとすることができる。
本発明の状態監視装置は、
所定の通信網に接続されたネットワーク装置の状態を該所定の通信網を介して監視する状態監視装置であって、
前記ネットワーク装置により監視間隔が通知されたときには該監視間隔に従って該ネットワーク装置に対して該ネットワーク装置の状態に関する状態情報を要求し該監視間隔が通知されていないときには所定の間隔に従って該ネットワーク装置に対して該状態情報を要求する状態情報要求手段を備える、
ことを要旨とする。
この本発明の状態監視装置では、ネットワーク装置から監視間隔が通知されたときには通知された監視間隔に従って状態情報を要求し、監視間隔が通知されていないときには所定の間隔に従って状態情報を要求する。したがって、ネットワーク装置から通知される監視間隔に従って状態情報を要求することができる。この結果、ネットワーク装置の状態をより適切に監視することができると共にネットワーク装置の負荷をより適切なものとすることができる。
本発明の状態監視装置用プログラムは、
コンピュータを、所定の通信網に接続されたネットワーク装置の状態を該所定の通信網を介して監視する状態監視装置として機能させるプログラムであって、
前記ネットワーク装置により監視間隔が通知されたときには該監視間隔に従って該ネットワーク装置に対して該ネットワーク装置の状態に関する状態情報を要求し該監視間隔が通知されていないときには所定の間隔に従って該ネットワーク装置に対して該状態情報を要求する状態情報要求モジュールを備える、
ことを要旨とする。
この本発明の状態監視装置用プログラムでは、コンピュータを、ネットワーク装置から監視間隔が通知されたときには通知された監視間隔に従って状態情報を要求し、監視間隔が通知されていないときには所定の間隔に従って状態情報を要求する、状態監視装置として機能させる。したがって、ネットワーク装置から通知される監視間隔に従って状態情報を要求することができる。この結果、ネットワーク装置の状態をより適切に監視することができると共にネットワーク装置の負荷をより適切なものとすることができる。
本発明の状態監視方法は、
複数の状態監視装置からの要求に基づいて状態に関する状態情報を該状態監視装置へと応答する状態情報応答手段を備え所定の通信網に接続されたネットワーク装置の状態を該所定の通信網を介して監視する状態監視方法であって、
(a)前記ネットワーク装置の状態情報応答手段による応答履歴を記憶しておき、
(b)所定のタイミングで前記応答履歴と前記ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力とに基づいて前記状態監視装置による前記状態情報の要求の間隔を示す監視間隔を設定し、
(c)該設定した監視間隔に従って前記状態監視装置により前記ネットワーク装置に対して前記状態情報を要求する、
ことを要旨とする。
この本発明の状態監視方法では、ネットワーク装置の状態情報応答手段による応答履歴を記憶しておき、この記憶した応答履歴とネットワーク装置の応答能力とに基づいて監視間隔を設定し、状態監視装置では、設定された監視間隔に従って状態情報を要求する。したがって、ネットワーク装置による応答履歴と応答能力とに応じてより適切な監視間隔を設定することができる。この結果、ネットワーク装置の状態をより適切に監視することができると共にネットワーク装置の負荷をより適切なものとすることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての状態監視システムとして機能する印刷システム10のシステム構成の概略を示す構成図である。印刷システム10は、図示するように、本発明のネットワーク装置として機能するプリンタ20と、このプリンタ20とLAN40を介して接続され本発明の状態監視装置として機能する複数のクラインアント端末30とにより構成されており、各クライアント端末30から送信される印刷ジョブをプリンタ20により受信して実行すると共にプリンタ20の状態を各クライアント端末30により監視している。
プリンタ20は、電子写真方式のレーザプリンタとして構成されており、LAN40などのネットワークとの接続を司るネットワークインタフェース22やプリンタ20全体を制御するメインコントローラ24,印刷を実行するプリンタエンジン26などを備える。メインコントローラ24は、CPU24aを中心としたマイクロコンピュータとして構成されており、プログラムなどを記憶するROM24bやデータを一時的に記憶するRAM24c,不揮発性メモリとしてのEEPROM24dなどを備える。EEPROM24dには、プリンタ20の状態(例えば、ステータスや消耗品情報など)や受け付けた印刷ジョブの状態に関する状態情報を管理する管理情報テーブルやクライアント端末30からの状態情報の要求に対して応答した応答履歴を管理する応答履歴テーブルなどが設定されている。こうした情報を管理する仕組みとしては、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)において用いられるMIB(Management Information Base)などを挙げることができる。なお、プリンタエンジン26については、一般的なレーザプリンタと同様であり、本発明の中核をなさないから詳細な説明は省略する。
クライアント端末30は、図示するように、CPU31やROM32,RAM33を中心とした汎用のコンピュータとして構成されており、データを記憶するハードディスクドライブ(HDD)34やネットワークへの接続を司るネットワークインタフェースカード(NIC)35などを備える。HDD34には、画像ファイルや文書ファイルなどの印刷対象ファイルをプリンタ20により実行可能な印刷ジョブに変換するプリンタドライバ34aやプリンタ20の状態を監視するための状態監視プログラム34bなどがインストールされている。なお、プリンタドライバ34aと状態監視プログラム34bとを一体のプログラムとして構成するものとしても構わない。
次に、こうして構成された印刷システム10の動作、特に、クライアント端末30によりプリンタ20を監視する際の動作について説明する。図2は、プリンタ20のメインコントローラ24により実行される状態情報応答処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、クライアント端末30から状態監視プログラム34bを用いて送信されたプリンタ20の状態情報を要求する要求コマンドを受信したときに実行される。こうした要求コマンドは、予め定められた監視間隔(例えば、60秒)に従ってクライアント端末30から送信されるようになっており、この監視間隔は、プリンタ20による監視間隔設定処理により変更される。この監視間隔設定処理については後述する。
状態情報応答処理では、まず、図示するように、受信した要求コマンドにより要求されている状態情報をEEPROM24dの管理情報テーブルから読み込む処理を実行する(ステップS100)。要求される状態情報としては、前述したように、プリンタ20の状態や印刷ジョブの状態に関する情報を挙げることができる。
そして、読み込んだ状態情報をクライアント端末30へ送信すると共に(ステップS110)、こうした応答結果をEEPROM24dの応答履歴テーブルに登録して(ステップS120)、この状態情報応答処理を終了する。図3は、応答履歴テーブルにより管理される情報の一例を示す説明図である。応答履歴テーブルは、図示するように、要求コマンドを受信した時刻や応答に伴う送受信データ量,要求コマンドを送信したクライアント端末30を特定する要求元情報,応答に伴うエラーの有無を示すエラーフラグなどの情報を管理するように構成されている。送受信データ量には、要求コマンド自体のデータ量と送信する状態情報のデータ量とを合算した値が登録される。なお、要求コマンド自体のデータ量やプリンタ20の状態に関する状態情報のデータ量は固定サイズ(例えば、要求コマンド自体は32バイト,ステータス情報は128バイトなど)となっており、印刷ジョブの状態に関する状態情報のデータ量は印刷ジョブの内容に応じたサイズとなっている。
次に、監視間隔を変更する際の動作について説明する。図4は、プリンタ20のメインコントローラ24により実行される監視間隔設定処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、所定の間隔(例えば、90秒毎)で繰り返し実行される。
監視間隔設定処理では、まず、図示するように、EEPROM24dの応答履歴テーブルから応答履歴を読み込む処理を実行し(ステップS200)、応答履歴の送受信データ量を合算した送受信データ総量とプリンタ20の応答能力としての処理可能データ量とに基づいて応答能力の使用率を示す能力使用率を算出する(ステップS210)。ここで、プリンタ20の応答能力としての処理可能データ量は、単位時間当たりに処理可能な要求コマンドの受信や状態情報の送信に伴う送受信データ量として設定されており、CPU24aの性能やRAM24cの容量などに応じて予め定められている。また、応答履歴テーブルには、前回の監視間隔設定処理が実行された以降の情報が管理されている。したがって、例えば、応答履歴の送受信データ総量が「30Kバイト」であり、監視間隔設定処理を実行する間隔が「90秒」であり、処理可能データ量が「640バイト/秒」である場合には、((30000/90)/640)×100=約52%の能力使用率となる。
こうして能力使用率を算出すると、能力使用率が90%を超えているか否かを判定し(ステップS220)、90%を超えているときには、さらに、応答履歴にエラーが発生しているか否かを判定する(ステップS230)。エラーの発生は、応答履歴のエラーフラグを参照することにより判定することができる。
こうした判定の結果、能力使用率が90%以下であったり、能力使用率が90%を超えているもののエラーが発生していないときには、能力使用率に基づいて監視間隔を設定する(ステップS240)。能力使用率に基づく監視間隔の設定は、実施例では、図5に例示する使用率/監視間隔対応テーブルを用いて行なうものとした。使用率/監視間隔対応テーブルは、図示するように、能力使用率の範囲に対応する監視間隔が現在の間隔からの増減率として設定されている。この例では、能力使用率が0〜60%の範囲では監視間隔の増減率が100%未満の値となっているから現在の間隔より短い間隔が監視間隔として設定されることになり、能力使用率が60〜100%の範囲では増減率が100%となっているから現在の間隔を維持することになる。また、能力使用率が0〜60%の範囲では能力使用率が低いほど増減率が小さく(即ち、監視間隔が短く)なるように設定されている。このように、能力使用率が比較的小さくプリンタ20の応答能力に余裕があると考えられる場合には、監視間隔を短くすることにより監視精度の向上を図るのである。
一方、能力使用率が90%を超えており、かつ、応答履歴にエラーが発生しているときには、応答履歴に基づいて要求数とエラー数とを算出すると共にこの要求数とエラー数とに基づいてエラー率を算出する(ステップS250)。ここで、要求数は、応答履歴テーブルのレコード数を算出することにより求めることができ、エラー数は、エラーフラグの値が「エラーあり」となっているレコード数を算出することにより求めることができる。例えば、要求数が「300」であり、エラー数が「60」である場合には、(60/300)×100=20%のエラー率となる。
続いて、算出したエラー率に基づいて監視間隔を設定する(ステップS260)。エラー率に基づく監視間隔の設定は、実施例では、前述した能力使用率に基づく場合と同様に、図6に例示するエラー率/監視間隔対応テーブルを用いて行なうものとした。エラー率/監視間隔対応テーブルは、図示するように、エラー率の範囲に対応する監視間隔が現在の間隔からの増減率として設定されている。この例では、エラー率が0〜20%の範囲では、エラー率が高くなるに従って「110%」「120%」「150%」の増減率となっているから現在の間隔より長い間隔が監視間隔として設定されることになる。また、エラー率が20〜100%の範囲では、現在の間隔に拘らず、予め定められている監視間隔の最大値(例えば、300秒など)が設定されるようになっている。このように、能力使用率が高くエラーが発生しており、プリンタ20の応答能力に余裕がないと考えられる場合には、監視間隔を長くすることによりプリンタ20の過負荷を防止するのである。
こうしてステップS240やステップS260において監視間隔が設定されると、設定した監視間隔を、応答履歴の要求元情報により特定されるクライアント端末30に対して通知すると共に(ステップS270)、応答履歴テーブルをクリアして(ステップS280)、この監視間隔設定処理を終了する。監視間隔の通知を受けたクライアント端末30では、通知された監視間隔(現在の間隔からの増減率または監視間隔の最大値)に従って要求コマンドの送信を行なうことになる。
以上説明した実施例の印刷システム10によれば、プリンタ20により、クライアント端末30からの要求コマンドの受信に伴って状態情報を送信すると共にこうした応答履歴を応答履歴テーブルに登録し、この登録した応答履歴(送受信データ総量や要求数,エラー数など)とプリンタ20の応答能力(処理可能データ量)とに基づいて監視間隔を設定してクライアント端末30に通知し、クライアント端末30では、通知された監視間隔に従って要求コマンドを送信することができる。即ち、応答履歴と応答能力に応じて監視間隔を設定するから、プリンタ20の状態をより適切に監視することができると共にプリンタ20の負荷をより適切なものとすることができる。
また、実施例の印刷システム10によれば、応答履歴と応答能力とに基づいて能力使用率やエラー率を算出し、能力使用率が90%以下であったり能力使用率が90%を超えているもののエラーが発生していないときには、能力使用率に基づいて間隔が短くなる傾向で監視間隔を設定することにより監視精度を向上させることができ、能力使用率が90%を超えておりエラーが発生しているときには、エラー率に基づいて間隔が長くなる傾向で監視間隔を設定することによりプリンタ20の過負荷を防止することができる。即ち、応答能力に応じたより適切な監視間隔とすることができる。
ここで、実施例の印刷システム10では、状態情報応答処理を実行するプリンタ20のメインコントローラ24が状態情報応答手段に相当し、EEPROM24dが情報記憶手段に相当し、監視間隔設定処理のステップS200〜S260の処理を実行するメインコントローラ24が監視間隔設定手段に相当し、ステップS270の処理を実行するメインコントローラ24が監視間隔通知手段に相当する。また、要求コマンドを送信するクライアント端末30のCPU31が状態情報要求手段に相当する。
実施例の印刷システム10では、送受信データ総量と処理可能データ量とに基づいて能力使用率を算出するものとしたが、その他の方法で能力使用率を算出するものとしてもよい。例えば、応答能力として単位時間当たりに処理可能な要求数を示す処理可能要求数を設定するものとし、この処理可能要求数と応答履歴の要求数とに基づいて能力使用率を算出するものとしてもよい。
実施例の印刷システム10では、能力使用率が90%を超えているか否かを判定するものとしたが、90%以外の値(例えば、50%や80%など)を用いても構わないのは勿論である。
実施例の印刷システム10では、能力使用率が90%を超えており、かつ、応答履歴にエラーが発生しているときには、エラー率に基づいて現在の間隔より長い間隔を監視間隔として設定するものとしたが、現在の間隔より長い間隔を設定するものであればよく、必ずしもエラー率に基づく必要はない。例えば、能力使用率に基づいて監視間隔を設定するものとしてもよいし、監視間隔として固定値(例えば、150%の増減率など)を設定するものとしても構わない。また、エラーが発生していることを条件としなくても、エラーの発生に拘らず現在の間隔より長い間隔を設定するものとしたり、エラー数が所定数以上であることを条件として現在の間隔より長い間隔を設定するものとしてもよい。
実施例の印刷システム10では、使用率/監視間隔対応テーブルやエラー率/監視間隔対応テーブルを用いて監視間隔を設定するものとしたが、こうしたテーブルを用いることなく、能力使用率やエラー率を変数とした適当な計算式を用いて監視間隔を設定するものとしても構わないのは勿論である。
実施例の印刷システム10では、能力使用率やエラー率に基づいて監視間隔を設定するものとしたが、応答履歴と応答能力とに基づいて監視間隔を設定するものであればよい。例えば、応答履歴に基づいて要求コマンドを送信したクライアント端末30の装置数(ユーザ数)を演算し、この装置数と応答能力とに基づいて監視間隔を設定するものとしてもよい。
実施例の印刷システム10では、応答履歴の要求元情報により特定されるクライアント端末30に対して監視間隔を通知するものとしたが、監視間隔を通知するクライアント端末30を特定する方法は問わず、その他の方法でクライアント端末30を特定する情報を管理するものとしても差し支えない。
実施例の印刷システム10では、監視間隔設定処理を所定の間隔で繰り返し実行するものとしたが、複数のクライアント端末30の現在の監視間隔のうち、最長の間隔より長い間隔で監視間隔設定処理を繰り返し実行するものとしてもよい。この場合、例えば、要求コマンドに付随して現在の監視間隔の情報をクライアント端末30からプリンタ20へ送信するものとし、プリンタ20では、この要求コマンドに付随する現在の監視間隔の情報をEEPROM24dの管理情報テーブルなどに記憶しておくものとすればよい。こうすれば、プリンタ20の状態を監視している各クライアント端末30に対応する応答履歴を用いて監視間隔設定処理を実行することができる。
実施例の印刷システム10では、応答能力として固定値を用いるものとしたが、可変値を用いるものとしてもよい。例えば、印刷ジョブの実行中には、応答能力を低い値(例えば、通常の30%など)に設定して監視間隔を設定するものとしてもよい。こうすれば、印刷ジョブの実行に伴うプリンタ20の負荷を考慮して、監視間隔の設定を行なうことができる。
実施例の印刷システム10では、監視するネットワーク装置としてプリンタ20を例として説明したが、ネットワークに接続して作動する装置であればよく、例えば、複写機やファクシミリ,スキャナ,複合機,サーバ,ルータ,ハブなどの各種の装置に適用することができる。
実施例では、プリンタ20の応答履歴と応答能力に応じて監視間隔を設定する本発明の内容を印刷システム10として説明したが、こうしたプリンタ20などのネットワーク装置の状態監視方法の形態としてもよい。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
印刷システム10のシステム構成の概略を示す構成図。 状態情報応答処理の一例を示すフローチャート。 応答履歴テーブルにより管理される情報の一例を示す説明図。 監視間隔設定処理の一例を示すフローチャート。 使用率/監視間隔対応テーブルの一例を示す説明図。 エラー率/監視間隔対応テーブルの一例を示す説明図。
符号の説明
10 印刷システム、20 プリンタ、22 ネットワークインタフェース、24 メインコントローラ、24a CPU、24b ROM、24c RAM、24d EEPROM、26 プリンタエンジン、30 クライアント端末、31 CPU、32 ROM、33 RAM、34 HDD、34a プリンタドライバ、34b 状態監視プログラム、35 NIC、40 LAN。

Claims (18)

  1. 所定の通信網に接続されたネットワーク装置と、該ネットワーク装置の状態を前記所定の通信網を介して監視する複数の状態監視装置と、を備える状態監視システムであって、
    前記ネットワーク装置は、前記複数の状態監視装置からの要求に基づいて該ネットワーク装置の状態に関する状態情報を該状態監視装置へと応答する状態情報応答手段と、該状態情報応答手段による応答履歴を記憶する情報記憶手段と、所定のタイミングで前記情報記憶手段に記憶されている応答履歴と該ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力とに基づいて前記状態監視装置による前記状態情報の要求の間隔を示す監視間隔を設定する監視間隔設定手段と、該設定した監視間隔を前記複数の状態監視装置に通知する監視間隔通知手段と、を備え、
    前記状態監視装置は、前記ネットワーク装置の監視間隔通知手段により監視間隔が通知されたときには該監視間隔に従って該ネットワーク装置に対して前記状態情報を要求し該監視間隔が通知されていないときには所定の間隔に従って該ネットワーク装置に対して前記状態情報を要求する状態情報要求手段を備える、
    状態監視システム。
  2. 前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答履歴に基づいて前記状態情報を要求した単位時間当たりの前記状態監視装置の装置数を演算し該演算した装置数と前記応答能力とに基づいて前記監視間隔を設定する手段である請求項1記載の状態監視システム。
  3. 前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答履歴と前記応答能力とに基づく該応答能力の使用率に基づいて前記監視間隔を現在の間隔を基準とした増減率として設定する手段である請求項1記載の状態監視システム。
  4. 請求項3記載の状態監視システムであって、
    前記ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力は、該状態情報応答手段が単位時間当たりに応答可能な前記複数の状態監視装置からの要求数を示す応答可能要求数として設定されてなり、
    前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答履歴に基づいて前記複数の状態監視装置から要求された単位時間当たりの実績要求数を演算し該演算した実績要求数と前記応答可能要求数とに基づいて前記応答能力の使用率を算出する手段である、
    状態監視システム。
  5. 請求項3記載の状態監視システムであって、
    前記ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力は、該状態情報応答手段が単位時間当たりに処理可能な前記複数の状態監視装置からの要求に伴うデータ量を示す処理可能データ量として設定されてなり、
    前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答履歴に基づいて前記複数の状態監視装置からの要求に伴って処理した単位時間当たりの実績データ量を演算し該演算した実績データ量と前記処理可能データ量とに基づいて前記応答能力の使用率を算出する手段である、
    状態監視システム。
  6. 前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答能力の使用率が低いほど短い間隔となる傾向で前記監視間隔を設定する手段である請求項3ないし5いずれか記載の状態監視システム。
  7. 前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答能力の使用率が所定率以上であるときには現在の間隔を維持または長くするように前記監視間隔を設定する手段である請求項3ないし6いずれか記載の状態監視システム。
  8. 前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答能力の使用率が所定率以上であり、かつ、前記応答履歴に基づく前記状態監視装置からの要求に対して応答不能であった単位時間当たりの応答不能要求数が所定数以上であるときには現在の間隔を長くするように前記監視間隔を設定する手段である請求項7記載の状態監視システム。
  9. 前記ネットワーク装置の監視間隔設定手段は、前記応答履歴に基づく前記複数の状態監視装置から要求された単位時間当たりの実績要求数と前記応答不能要求数とに基づく応答不能率が高いほど長い間隔となる傾向で前記監視間隔を設定する手段である請求項8記載の状態監視システム。
  10. 請求項1ないし9いずれか記載の状態監視システムであって
    前記ネットワーク装置の情報記憶手段は、前記応答履歴として前記状態情報の要求元を特定可能な要求元情報を記憶する手段であり、
    前記ネットワーク装置の監視間隔通知手段は、前記要求元情報により特定される要求元に前記設定した監視間隔を通知する手段である、
    状態監視システム。
  11. 請求項1ないし10いずれか記載の状態監視システムであって、
    前記情報記憶手段は、前記応答履歴に加え、前記状態監視装置の状態情報要求手段により前記状態情報を要求する現在の間隔を示す現在要求間隔を状態監視装置毎に記憶する手段であり、
    前記監視間隔設定手段は、前記状態監視装置毎の現在要求間隔のうち最長の間隔以上の期間に対応する前記応答履歴と前記応答能力とに基づいて前記監視間隔を設定する手段である、
    状態監視システム。
  12. 請求項1ないし11いずれか記載の状態監視システムであって、
    前記ネットワーク装置は、実行可能なジョブを受け付けるジョブ受付手段と、該受け付けたジョブを実行するジョブ実行手段とを備え、
    前記状態情報は、前記ネットワーク装置の状態を示す装置状態情報と前記受け付けたジョブの状態を示すジョブ状態情報とを含む情報であり、
    前記状態監視装置の状態情報要求手段は、前記装置状態情報と前記ジョブ状態情報とのいずれかを要求する手段である、
    状態監視システム。
  13. 前記ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力は、前記ジョブ実行手段によるジョブの実行が行なわれていないときには第1の能力として設定され、前記ジョブ実行手段によるジョブの実行が行なわれているときには該第1の能力より低い第2の能力として設定されてなる請求項12記載の状態監視システム。
  14. 前記ネットワーク装置はプリンタである請求項1ないし13いずれか記載の状態監視システム。
  15. 所定の通信網に接続されたネットワーク装置であって、
    前記ネットワーク装置の状態を前記所定の通信網を介して監視する複数の状態監視装置からの要求に基づいて該ネットワーク装置の状態に関する状態情報を該状態監視装置へと応答する状態情報応答手段と、
    該状態情報応答手段による応答履歴を記憶する情報記憶手段と、
    所定のタイミングで前記情報記憶手段に記憶されている応答履歴と該ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力とに基づいて前記状態監視装置による前記状態情報の要求の間隔を示す監視間隔を設定する監視間隔設定手段と、
    該設定した監視間隔を前記複数の状態監視装置に通知する監視間隔通知手段と、
    を備えるネットワーク装置。
  16. 所定の通信網に接続されたネットワーク装置の状態を該所定の通信網を介して監視する状態監視装置であって、
    前記ネットワーク装置により監視間隔が通知されたときには該監視間隔に従って該ネットワーク装置に対して該ネットワーク装置の状態に関する状態情報を要求し該監視間隔が通知されていないときには所定の間隔に従って該ネットワーク装置に対して該状態情報を要求する状態情報要求手段を備える、
    状態監視装置。
  17. コンピュータを、所定の通信網に接続されたネットワーク装置の状態を該所定の通信網を介して監視する状態監視装置として機能させるプログラムであって、
    前記ネットワーク装置により監視間隔が通知されたときには該監視間隔に従って該ネットワーク装置に対して該ネットワーク装置の状態に関する状態情報を要求し該監視間隔が通知されていないときには所定の間隔に従って該ネットワーク装置に対して該状態情報を要求する状態情報要求モジュールを備える、
    状態監視装置用プログラム。
  18. 複数の状態監視装置からの要求に基づいて状態に関する状態情報を該状態監視装置へと応答する状態情報応答手段を備え所定の通信網に接続されたネットワーク装置の状態を該所定の通信網を介して監視する状態監視方法であって、
    (a)前記ネットワーク装置の状態情報応答手段による応答履歴を記憶しておき、
    (b)所定のタイミングで前記応答履歴と前記ネットワーク装置の状態情報応答手段の応答能力とに基づいて前記状態監視装置による前記状態情報の要求の間隔を示す監視間隔を設定し、
    (c)該設定した監視間隔に従って前記状態監視装置により前記ネットワーク装置に対して前記状態情報を要求する、
    状態監視方法。
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