JP2006151537A - 産業車両の管理装置、産業車両の管理システム、及び産業車両 - Google Patents

産業車両の管理装置、産業車両の管理システム、及び産業車両 Download PDF

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Abstract

【課題】産業車両の運転に関し、不安定な走行状態を発生させずに正常な運転操作が行われているかどうかという観点からの管理を可能にする。
【解決手段】車速検出手段42は、車両の速度を検出する。スイッチバック検出手段43は、車両の速度の方向が車両進行方向に対して逆方向に切り換えられるスイッチバック操作を検出する。高速スイッチバック回数算出手段45は、車速検出手段42にて車両の速度が検出されているとともにスイッチバック検出手段43にてスイッチバック操作が検出された状態の発生回数を高速スイッチバック操作の発生回数として算出する。記憶手段46は、高速スイッチバック回数算出手段45によって算出された高速スイッチバック操作の発生回数を記憶する。
【選択図】図4

Description

本発明は、産業車両の管理装置、産業車両の管理システム、及び産業車両に関する。
従来から、産業車両には、その産業車両の運転動作状態等を把握するための管理装置を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された管理装置は、車両の計測データと運転状態データとを収集するオンライン収集装置であって、車両に備えられる各種センサを介して、車両の運転動作状態等を示すデータが収集される。そして、その管理装置に収集されたデータを基に産業車両の保全業務が行われるものである。
特開2002−187689号公報(第4−5頁、第1図)
しかしながら、上記特許文献1に記載された産業車両の管理装置は、より効率的な保全業務を行うためのデータを収集するものであり、当該産業車両の運転が正常に行われているかどうかという観点、特に、不安定な走行状態を発生させずに正常な運転操作が行われているどうかという観点からの管理を可能にするという要求に答えることはできない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、産業車両の運転に関し、不安定な走行状態を発生させずに正常な運転操作が行われているかどうかという観点からの管理を可能にする、産業車両の管理装置、産業車両の管理システム、及び産業車両を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
上記目的を達成するための本発明に係る産業車両の管理装置は、産業車両に備えられる管理装置であって、前記車両の速度を検出する車速検出手段と、前記車両の速度の方向が車両進行方向に対して逆方向に切り換えられるスイッチバック操作を検出するスイッチバック検出手段と、前記車速検出手段にて前記車両の速度が検出されているとともに前記スイッチバック検出手段にて前記スイッチバック操作が検出された状態の発生回数を高速スイッチバック操作の発生回数として算出する高速スイッチバック回数算出手段と、前記高速スイッチバック回数算出手段によって算出された前記高速スイッチバック操作の発生回数を記憶する記憶手段と、を備えていることを特徴とする。
この構成によると、車両が走行中にその進行方向に対して逆方向に車両の速度が切り換えられてしまう高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。高速スイッチバック操作が行われると、荷崩れや機台の不安定動作を招き易く、不安定な走行状態を発生させることになってしまう。しかし、本発明によると、このような不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。即ち、産業車両の運転に関し、不安定な走行状態を発生させずに正常な運転操作が行われているかどうかという観点からの管理が可能になり、作業者への指導にも利用することができる。また、高速スイッチバック操作が行われるとトルクコンバータ自体にもダメージを与える虞があり、高速スイッチバック操作が繰り返し行われることで故障を誘発させる原因ともなる。しかし、上述のような管理が可能になって、作業者への指導に利用できることで、トルクコンバータのダメージ発生の抑制効果や、メンテナンス負荷の低減効果も期待することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記高速スイッチバック回数算出手段は、前記車速検出手段にて検出されている前記車両の速度の大きさが所定の閾値以上であるとともに前記スイッチバック検出手段にて前記スイッチバック操作が検出された状態の発生回数を高速スイッチバック操作の発生回数として算出することが望ましい。
この構成によると、車両の速度の大きさが所定の閾値以上である場合のスイッチバック操作が高速スイッチバック操作としてその発生回数を算出されるため、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作を車両の走行状況に応じてより的確に把握し、その発生回数を管理することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、時間計測手段を更に備え、前記スイッチバック検出手段は、前記車両を前進させるための前進位置と前記車両を後進させるための後進位置との間で中間位置を経て切り換え操作可能なディレクションレバーの切換位置を検出するレバー切換位置検出手段と、前記レバー切換位置検出手段で検出される前記切換位置が前記前進位置及び前記後進位置のうちの一方から他方に切り換えられた場合であって、前記レバー切換位置検出手段で前記中立位置が検出されていた時間が前記時間計測手段によって計測される所定の判定時間以内である場合に、前記スイッチバック操作を検出するスイッチバック判定手段と、を備えていることが望ましい。
この構成によると、中立位置を介して前進位置と後進位置との間で切り換え操作が行われるディレクションレバーの操作によって車両の運転が行われる場合であっても、中立位置に切り換えられている状態も考慮して、的確にスイッチバック操作の検出を行うことができる。なお、ディレクションレバーの切換位置としては、前進位置、中立位置、及び後進位置の3つの切換位置が少なくとも備えられているものであれば、本発明を適用することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、時間計測手段を更に備え、前記高速スイッチバック回数算出手段は、前記時間計測手段によって計測される所定の単位時間毎に前記高速スイッチバック操作の発生回数を算出し、前記記憶手段は、前記高速スイッチバック回数算出手段によって算出された前記高速スイッチバック操作の前記単位時間毎の発生回数を記憶することが望ましい。
この構成によると、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の単位時間毎の発生回数を把握することができ、作業時間帯との関係における高速スイッチバック操作の発生頻度を管理することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記車両が積載する荷の積載高さに対応する揚高、及び前記車両が積載する荷の重量、のうちの少なくともいずれか一方の荷積載状態を検出するための積載状態検出手段を更に備え、前記高速スイッチバック回数算出手段は、前記積載状態検出手段によって検出された検出結果に基づいて、前記高速スイッチバック操作の発生回数を算出することが望ましい。
この構成によると、揚高及び荷積載重量のうちの少なくともいずれかの検出結果である車両の荷積載状態に基づいて、高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。高速スイッチバック操作による不安定な走行状態は、車両の荷役状態に応じて異なって生じる。このため、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作を車両の荷役状態に応じてより的確に把握し、その発生回数を管理することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記積載状態検出手段で検出される揚高は、複数段階の高さに応じて段階的に検出され、前記高速スイッチバック回数算出手段にて前記車両の速度の大きさが所定の閾値以上である場合に前記高速スイッチバック操作の発生回数が算出される際の当該閾値は、前記複数段階の揚高に応じて設定されていることが望ましい。
この構成によると、車両の荷役状態との関係において不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の判断のための閾値が、複数段階の揚高の高さに応じて設定されている。このため、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の発生回数を車両の荷役状態に応じてより的確に把握することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記高速スイッチバック回数算出手段にて前記車両の速度の大きさが所定の閾値以上である場合に前記高速スイッチバック操作の発生回数が算出される際の当該閾値は、前記積載状態検出手段で検出される揚高が高いときは、小さく設定されていることが望ましい。
この構成によると、車両の荷役状態との関係において不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の判断のための閾値が、揚高が高いときは小さく設定されている。このため、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の発生回数を車両の荷役状態に応じてより的確に把握することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記積載状態検出手段で検出される荷の重量は、複数段階の大きさに応じて段階的に検出され、前記高速スイッチバック回数算出手段にて前記車両の速度の大きさが所定の閾値以上である場合に前記高速スイッチバック操作の発生回数が算出される際の当該閾値は、前記複数段階の荷の重量に応じて設定されていることが望ましい。
この構成によると、車両の荷役状態との関係において不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の判断のための閾値が、複数段階の荷積載重量の大きさに応じて設定されている。このため、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の発生回数を車両の荷役状態に応じてより的確に把握することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記高速スイッチバック回数算出手段にて前記車両の速度の大きさが所定の閾値以上である場合に前記高速スイッチバック操作の発生回数が算出される際の当該閾値は、前記積載状態検出手段で検出される荷の重量が大きいときは、小さく設定されていることが望ましい。
この構成によると、車両の荷役状態との関係において不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の判断のための閾値が、荷積載重量が大きいときは小さく設定されている。このため、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の発生回数を車両の荷役状態に応じてより的確に把握することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記記憶手段は、前記車速検出手段で検出される前記車両の速度を、前記高速スイッチバック回数算出手段で発生回数が算出される前記高速スイッチバック操作と対応付けて記憶することが望ましい。
この構成によると、高速スイッチバック操作が発生したときの走行状態をより的確に把握することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記車両を運転する作業者を特定する個人コードを入力するための個人コード入力手段を更に備え、前記記憶手段は、前記個人コード入力手段から入力された前記個人コードを、前記高速スイッチバック回数算出手段で発生回数が算出される前記高速スイッチバック操作と対応付けて記憶することが望ましい。
この構成によると、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作が個人コードと対応付けて記憶されるため、その高速スイッチバック操作を行った作業者を特定して管理することができる。即ち、作業者毎の高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。そして、作業者毎の指導も容易に行うことができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記記憶手段に記憶された内容を端末装置に送信するための通信手段を更に備えていることが望ましい。
この構成によると、端末装置において、産業車両において行われた不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。従って、遠隔地において複数の車両から情報を収集することにより集中的に各車両の高速スイッチバック操作の発生回数を管理することができる。また、必要に応じて個々の車両から情報を収集することにより個別的に車両を管理することもできる。
また、前述の目的を達成するための本発明に係る産業車両の管理システムは、複数の産業車両にそれぞれ備えられる前述した本発明の産業車両の管理装置を複数備える産業車両の管理システムであって、前記複数の管理装置から前記各通信手段を介して前記各記憶手段に記憶された内容を受信する前記端末装置を備えていることを特徴とする。
この構成によると、複数の産業車両の運転がそれぞれ個別的に行われている場合であっても、各産業車両の不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の発生回数を端末装置にて一括して把握することができる。
また、複数の管理装置が、それぞれ個人コード入力手段を備えていて入力された個人コードを記憶手段にて高速スイッチバック操作と対応付けて記憶するものである場合は、複数の産業車両間において作業者が産業車両を移動して運転を行うようなときであっても、作業者毎の不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の発生回数を端末装置にて一括して把握することができる。
従って、複数の産業車両の運転に関し、不安定な走行状態を発生させずに正常な運転操作が行われているかどうかを管理することができ、作業者への指導にも利用することができる。
また、前述の目的を達成するための本発明に係る産業車両は、前述した本発明の産業車両の管理装置を備えていることを特徴とする。
この構成によると、前述した本発明の産業車両の管理装置と同様の効果を奏することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係る産業車両及び産業車両の管理装置の概要について説明する。図1は、本実施形態に係る産業車両の例示であるフォークリフト1の側面図であり、図2は、フォークリフト(産業車両)1及びその管理装置30の概略構成図である。
図1及び図2に示すように、フォークリフト1は、前輪駆動・後輪操舵の四輪車である。フォークリフト1には、左右一対のアウタマスト2とその間に昇降可能にインナマスト3とが設けられている。インナマスト3には、その上部に図示されないスプロケットに掛装された図示されないチェーンを介してフォーク4が昇降可能に吊り下げられている。アウタマスト2は、フォークリフト1の車体である車体フレーム1aに対して、ティルトシリンダ5を介して傾動可能に連結されている。フォーク4は、リフトシリンダ6が駆動されてインナマスト3が上下動することにより昇降するようになっている。
前輪7は、フォークリフト1の左右に設けられ、デフリングギヤ8及び図示されないトルクコンバータを介してエンジン9と作動連結され、エンジン9の動力によって駆動される。そして、車体フレーム1aの後下部には、車軸としてのリアアクスル10が車幅方向へ延びた状態でセンタピン10aを中心に上下方向に揺動可能に支持されている。後輪11は、走行輪としてフォークリフト1の左右に設けられ、リアアクスル10に配設された図示されないステアリングシリンダの左右一対のピストンロッドに操向可能に作動連結されハンドル12の操作によってステアリングシリンダが駆動されることにより操舵される。
図2に示すように、フォークリフト1には、車速センサ23、揚高センサ24及び25、圧力センサ26が設けられている。これらのセンサ(23〜26)は、当該フォークリフト1の運転動作状態を検出するために設けられたものであり、車速センサ23はフォークリフト1の走行状態を検出するために、センサ(24〜26)はフォークリフト1の荷積載状態を検出するために設けられている。これらの各センサ23〜26は、管理装置30にそれぞれ接続されている。
車速センサ23は、デフリングギヤ8の回転速度を検出してフォークリフト1の車両の速度(車速)Vを間接的に検出する。2個の揚高センサ24及び25は、アウタマスト2の所定の高さにそれぞれ取り付けられている。揚高センサ24・25は、例えばリミットスイッチからなり、それぞれ、フォーク4の揚高が所定高さ未満でオフし、フォーク4の揚高が所定高さ以上でオンするようになっており、これらのオン・オフの組み合わせからフォーク4の揚高を検出している。例えば、揚高センサ24・25がともにオフのときは低揚高、センサ24がオンでセンサ25がオフのときは中揚高、センサ24・25がともにオンのときは高揚高、とそれぞれ検出することができる。圧力センサ26は、リフトシリンダ6の底部に取り付けられ、そのシリンダ内の油圧を検出する。リフトシリンダ6の油圧がフォーク4に積載された荷の荷重(荷の重量)と比例関係にあることから、圧力センサ26により荷重(荷積載重量)Wを間接的に検出している。
また、フォークリフト1には、このフォークリフト1を前進させるための前進位置とフォークリフト1を後進させるための後進位置との間で中間位置を経て切り換え操作可能なディレクションレバー13(図1参照)が設けられている。そして、ディレクションレバー13には、このディレクションレバー13が3つの切換位置(前進位置、中立位置、後進位置)のいずれに位置している状態であるかを検出するためのディレクションレバーセンサ27(図2参照)が設けられている。なお、ディレクションレバーセンサ27は管理装置30に接続されている。
次に、フォークリフト1の管理装置30の電気的構成について、図3に示す管理装置30のブロック図に基づいて説明する。管理装置30には、CPU(中央演算処理装置)31、ROM(読取専用メモリ)32、RAM(読取書込可能メモリ)33、リアルタイムクロックIC34、バックアップ電池35、車速検出インターフェース(車速検出I/F)36、ディレクションレバー検出インターフェース(ディレクションレバー検出I/F)37、積載荷重検出インターフェース(積載荷重I/F)38、揚高検出インターフェース(揚高検出I/F)39、通信インターフェース(通信I/F)40等が備えられている。
CPU31には、車速センサ23からの出力が車速検出インターフェース36を介して入力される。また、CPU31には、圧力センサ26からの出力が積載荷重検出I/F38を介して入力される。また、CPU31には、ディレクションレバーセンサ27からの出力がディレクションレバー検出I/F37を介して入力される。また、CPU31には、揚高検出センサ24及び25からの出力が揚高検出I/F39を介して入力される。
ROM32には、管理装置30としての処理をするためのプログラムが記憶されており、適宜CPU31により読み出されて実行される。また、RAM33は、管理装置30を処理するためのプログラムの実行により生成されるデータを記憶する。尚、RAM33にはバックアップ電池35が接続されて電源供給遮断時にバックアップ電池35から電源供給されるようになっており、記憶されているデータが損失されないようになっている。
リアルタイムクロックIC34は、CPU31に接続されており、時刻に関するデータが入力され、時間を計測する。尚、リアルタイムクロックIC34にはバックアップ電池35が接続されており、電源供給遮断時にバックアップ電池35から電源供給されるようになっている。
通信インターフェース40は、管理装置30としての処理をするためのプログラムの実行により生成されるデータを外部に接続されたコンピュータ(端末装置)60に対して出力する。尚、通信インターフェース40は、無線通信のものであっても、有線通信のものであってもよい。
管理装置30内には、上述したハードウェア及びソフトウェアが組み合わされることによって、後述の各部(41〜49)が構築される。
図4は、管理装置30の構成を示す機能ブロック図である。本図に示すように、管理装置30は、時間計測部(時間計測手段)41と、車速検出部(車速検出手段)42と、スイッチバック検出部(スイッチバック検出手段)43と、積載状態検出部(積載状態検出手段)44と、高速スイッチバック回数算出部(高速スイッチバック回数算出手段)45と、記憶部(記憶手段)46と、通信部(通信手段)47とを備えている。
時間計測部41は、リアルタイムクロックIC34で構成されており、時間の計測を行う。そして、時間計測部41からは、スイッチバック検出部43及び高速スイッチバック回数算出部45に対して時刻データが出力される。車速検出部42は、車速検出I/F36で構成されており、車速Vを検出する。この車速検出部42は、車速センサ23からの入力として検出される車速Vを高速スイッチバック回数算出部45に対して出力する。
スイッチバック検出部43は、車速Vの速度方向がフォークリフト1の進行方向に対して逆方向に切り換えられるスイッチバック操作を検出する。即ち、スイッチバック検出部43は、ディレクションレバー13が前進位置から後進位置に切り換えられてしまう(あるいは、後進位置から前進位置に切り換えられてしまう)スイッチバック操作を検出する。
このスイッチバック検出部43は、レバー切換位置検出部48とスイッチバック判定部49とを備えて構成されている。レバー切換位置検出部48は、ディレクションレバー検出I/F37で構成されており、ディレクションレバーセンサ27からの入力に基づいて、ディレクションレバー13の切換位置が前進位置、後進位置、及び中立位置のいずれであるかを検出する。
スイッチバック判定部49は、レバー切換位置検出部48で検出される切換位置が前進位置及び後進位置のうちの一方から他方に切り換えられた場合であって、レバー切換位置検出部48で中立位置が検出されている時間が時間計測部41によって計測される所定の判定時間(例えば、2秒程度に設定される)以内である場合に、スイッチバック操作が行われたと判断してそのスイッチバック操作を検出する。即ち、スイッチバック判定部49は、前進位置から中立位置へと切り換えられた後の所定の判定時間の間に中立位置から後進位置に切り換えられれば(又は、後進から中立位置へと切り換えられた後の所定の判定時間の間に中立位置から前進位置に切り換えられれば)、スイッチバック操作を検出する。一方、前進位置(後進位置)から中立位置に切り換えられた後の所定の判定時間の間に中立位置から後進位置(前進位置)に切り換えられなければ、スイッチバック操作の検出は行われない。例えば、前進位置から中立位置に切り換えた後に所定の判定時間が経過した後に後進位置に切り換えられたような場合には、スイッチバック操作の検出は行われない。なお、このスイッチバック判定部49は、CPU31によって実現される。
積載状態検出部44は、積載荷重検出I/F38と揚高検出I/F39とで構成されている。これにより、積載状態検出部44は、圧力センサ26からの入力に基づいて積載荷重検出I/F38で検出される荷重Wと、揚高センサ24・25からの入力に基づいて揚高検出I/F39で検出される揚高Hとで把握される荷積載状態を検出する。
また、積載荷重検出I/F38で検出される荷重Wは、例えば、複数段階の大きさに応じて段階的に検出されるようになっている。即ち、予め設定された所定の荷重区分(この荷重区分は2つであっても3つ以上であってもよい)に対し、圧力センサ26からの入力信号がどの荷重区分に属するものかを判断するようになっている。また、揚高検出I/F39で検出される揚高Hは、例えば、複数段階の高さに応じて段階的に検出されるようになっている。即ち、揚高検出I/F39は、揚高Hとして前述の低揚高・中揚高・高揚高の3ポジションを検出するものであってもよく、また、揚高センサ24及び25のいずれか一方の入力のみに基づいて低揚高・高揚高の2ポジションを検出するものであってもよい。
高速スイッチバック回数算出部45は、車速検出部42にて車速Vが検出されており(速度がゼロでなく)且つその検出されている車速Vの大きさが所定の閾値以上の状態であるとともにスイッチバック検出部43にてスイッチバック操作が検出された状態の発生回数を、高速スイッチバック操作の発生回数として算出する。即ち、高速スイッチバック回数算出部45は、所定の速度以上でフォークリフト1が走行中にスイッチバック操作が行われたときに、高速スイッチバック操作が行われたと判断してその発生回数を算出していくものである。なお、この高速スイッチバック回数算出部45は、CPU31によって実現される。
また、高速スイッチバック回数算出部45は、積載状態検出部44によって検出された検出結果に基づいて、高速スイッチバック操作の発生回数を算出する。即ち、この高速スイッチバック回数算出部45にて車速Vの大きさが所定の閾値以上である場合に高速スイッチバック操作の発生回数が算出される際のその閾値が、前述した複数段階の揚高H及び荷重Wにそれぞれ応じて設定されている。
図5(a)は、高速スイッチバック回数算出部45によって高速スイッチバック操作と判断される車速Vの大きさの閾値と検出される揚高Hとの関係を示したものである。また、図5(b)は、高速スイッチバック回数算出部45によって高速スイッチバック操作と判断される車速Vの大きさの閾値と検出される荷重Wとの関係を示したものである。この図5に示すように、高速スイッチバック操作の発生回数が算出される際の車速Vの大きさについての閾値は、検出される揚高Hが高いときは小さくなるように、検出される荷重Wが大きいときも小さくなるように、設定されている。
なお、図6は、高速スイッチバック回数算出部45によって高速スイッチバック操作と判断される車速Vの大きさの閾値の設定の仕方を例示したものである。この図6では、4つの閾値を設定する場合を例示している。即ち、荷重区分が1ton未満の場合であれば、低揚高のときは車速Vの大きさがA以上(例えば、8km/hr以上)であれば高速スイッチバック操作として回数がカウントされ、高揚高のときは車速Vの大きさがC以上(例えば、6km/hr以上)であれば高速スイッチバック操作として回数がカウントされる。一方、荷重区分が1ton以上の場合は、低揚高のときは車速Vの大きさがB以上(例えば、6km/hr以上)であれば高速スイッチバック操作として回数がカウントされ、高揚高のときは車速Vの大きさがD以上(例えば、4km/hr以上)であれば高速スイッチバック操作として回数がカウントされる。このように、高速スイッチバック回数算出部45では、揚高H及び荷重Wとの関係(荷役状態との関係)に基づいて判断された高速スイッチバック操作の発生回数が算出されるようになっている。
また、高速スイッチバック回数算出部45では、時間計測部41よって計測される所定の単位時間毎に、荷積載状態との関係における上述の高速スイッチバック操作の発生回数を算出するようになっている。この単位時間については、作業環境等に応じて適宜設定することができる。例えば、10分単位、1時間単位、半日単位、1日単位、作業者の勤務時間区分単位など、種々の単位時間毎に高速スイッチバック操作の発生回数を算出するものであってもよい。
記憶部46は、RAM33によって構成され、高速スイッチバック回数算出部45によって算出された高速スイッチバック操作の発生回数を記憶する。このとき、記憶部46では、前述した単位時間毎にその高速スイッチバック操作の発生回数を記憶する。また、この記憶部46では、高速スイッチバック回数算出部45にて高速スイッチバック操作が行われたと判断される毎に、その判断の直前に車速検出部42で検出された車速Vが、高速スイッチバック回数算出部45で発生回数が算出される高速スイッチバック操作と対応付けて記憶されるようになっている。また、記憶部46では、時間計測部41によって計測された高速スイッチバック操作の個々の発生時刻も更に記憶されるようになっている。
なお、高速スイッチバック操作の発生回数をRAM33へ記憶する方法の一例は、例えば所定の単位時間を1時間とした場合、フォークリフト1の運転が開始された時刻が200X年11月1日9時00分であったときには、9時00分から1時間の間における高速スイッチバック操作の発生回数を記憶する。9時00分から1時間経過して10時00分になると、続いて、10時00分から1時間における高速スイッチバック操作の発生回数の記憶を開始する。以降、1時間毎に高速スイッチバック操作の発生回数が記憶されることになる。もしいずれかの単位時間の途中でフォークリフト1の運転が一時的に中断されて、管理装置30への電源供給が遮断された状態が発生しても、RAM33はバックアップ電池35によりそのデータが保持されているため、中断が発生した単位時間におけるデータとして扱うことに関する支障は生じないようになっている。なお、単位時間の途中で運転が中断された場合に、中断された時間を除いて単位時間を計測して高速スイッチバック操作の発生回数を記憶するようにすることもできる。この場合、フォークリフト1の運転中断、運転再開が頻繁に繰り返されるようなときであっても、支障なく高速スイッチバック操作の発生回数を継続して記憶することができる。
通信部47は、通信I/F40によって構成され、記憶部46に記憶されたデータをコンピュータ(端末装置)60に送信する。記憶部46は、コンピュータ(端末装置)60にデータを送信することでRAM33からデータを消去し、新たなデータを記憶するようにしてもよい。または、送信の有無に関わらずRAM33の記憶番地がオーバーフローしたときは先頭番地に戻りデータを上書き記録していき、コンピュータ(端末装置)60からの要求に応じたデータのみを、記憶部46から検索し、送信するようにしても良い。
コンピュータ60においては、通信部47から受信したデータから、高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。図7は、外部接続されたコンピュータ60における所定の画面に表示される管理データを例示したものである。図7の例は、特定の日(○○月○○日)の複数のフォークリフト1(1〜3号機)における高速スイッチバック操作の発生回数をグラフ化して表示したものである。また、図8は、コンピュータ60に表示される他の管理データを例示したものである。図8の表示例は、特定の日(○○月○日)の特定のフォークリフト1における高速スイッチバック操作の発生回数をその時間帯とともに表示したものである。なお、図7や図8に示す表示例に限らず、管理データを加工して種々の形式で高速スイッチバック操作の発生回数をグラフ化して表示することができる。例えば、高速スイッチバック操作の発生回数を、図6に示す4つの閾値(A〜D)毎に表示してもよい(各閾値に従って高速スイッチバック操作が行われたと判断されたその発生回数を閾値毎に表示してもよい)。また、高速スイッチバック操作が行われたと判断されたときにその直前に検出された車速Vの所定の速度区分毎の度数分布を表示してもよい。
このように、コンピュータ60において、フォークリフト1に発生した高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。従って、遠隔地において複数のフォークリフト1から情報を収集することにより集中的に各フォークリフト1の高速スイッチバック操作の発生回数を管理することができる。また、必要に応じて個々のフォークリフト1から情報を収集することにより個別的にそのフォークリフト1を管理することもできる。また、図7、図8に示すように、高速スイッチバック操作の発生回数を可視化することで、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の発生状況を容易に把握することができる。
次に、高速スイッチバック操作の発生の有無を判断するための管理装置30での処理(以下、「高速スイッチバック判定処理」ともいう)について、図9及び図10のフローチャートを参照しながら説明する。図9及び図10に示す高速スイッチバック判定処理は、ごく短い一定の周期時間毎に繰り返されて行われる。各周期時間のステップ101(以下、S101ともいう。他のステップも同様)において高速スイッチバック判定処理が開始されると、まず、前回の周期時間での処理の際に検出されていたディレクションレバー13の切換位置が前進位置であったかどうかが判断される(S102)。ここで、前進位置でなかったと判断された場合(S102、NO)、即ち、後進位置又は中立位置であった場合は、図10に示す処理が行われる。
一方、S102にて、前進位置であったと判断された場合(S102、YES)は、今回の周期時間において検出されているディレクションレバー13の切換位置が前進位置であるかどうかが判断される(S103)。前進位置であると判断されると(S103、YES)、スイッチバック操作自体が行われていないことになるため、高速スイッチバック操作が発生していないと判断される(S112)。S103にて、今回の周期時間において検出されている切換位置が前進位置でない(後進位置又は中立位置である)と判断されると(S103、NO)、続いて、そのときに検出されている車速Vが切り換え開始時車速として、即ち、ディレクションレバー13の切り換え操作が開始された直後の車速であるとして一時的に記憶される(S104)。そして、前進位置でないと判断された(S103、NO)直後からの時間が計測され始める(計時が開始される)ことになる(S105)。
計時を開始(S105)すると、続いて、ディレクションレバー13の切換位置が判断される(S106)。S106にて、ディレクションレバー13の切換位置が前進位置であると判断されると、計時がリセットされ(S111)、高速スイッチバック操作が発生していないと判断される(S112)。S106にて、ディレクションレバー13の切換位置が中立位置(ニュートラル位置)であると判断されると、計時を開始してからの時間(計時時間)が前述した所定の判定時間(例えば、2秒)以上を経過していないかどうかが判断される(S107)。計時時間が所定の判定時間以上経過していると判断されると(S107、YES)、計時がリセットされ(S111)、高速スイッチバック操作が発生していないと判断される(S112)。そして、計時時間が所定の判定時間未満である限りは(S107、NO)、S105以降の処理が繰り返される。
S106にて、ディレクションレバー13の切換位置が後進位置であると判断されると、S104にて記憶された切り換え開始時車速が所定の閾値(図6にて説明したような閾値)以上であるかどうかが判断される(S108)。切り換え開始時車速が所定の閾値以上でなければ(S108、NO)、計時がリセットされ(S111)、高速スイッチバック操作が発生していないと判断される(S112)。一方、切り換え開始時車速が所定の閾値以上であれば(S108、YES)、計時がリセット(S109)されるとともに、高速スイッチバック操作が発生したと判断される(S110)。即ち、高速走行中において、短時間の間にディレクションレバー13が前進位置から後進位置に切り換えられる高速スイッチバック操作が発生したと判定されることになる。
なお、S102にて、前回の周期時間での高速スイッチバック判定処理の際に検出されていたディレクションレバー13の切換位置が前進位置でなかった場合は、図10に示す処理が行われる。そして、図10に示す処理では、まず、前回の周期時間で検出されていたディレクションレバー13の切換位置が後進位置であったかどうかが判断される(S201)。後進位置でないと判断されれば(S201、NO)、即ち、中立位置であったと判断されると、高速スイッチバック操作が発生していないと判断される(S211)。一方、後進位置であったと判断されれば(S201、YES)、S202以降の処理が行われることになる。このS202以降の処理(S202〜S211)は、前進と後進の状態が入れ替わっているだけで、S103以降の処理(S103〜S112)と同様に行われる。この図10に示す処理により、高速走行中において、短時間の間にディレクションレバー13が後進位置から前進位置に切り換えられる高速スイッチバック操作が発生したかどうかが判定されることになる。
図9及び図10に示す高速スイッチバック判定処理が一旦終了すると、再び、次の周期時間における図9及び図10に示す高速スイッチバック判定処理が繰り返されることになる。そして、高速スイッチバック操作の発生が判定される毎に、高速スイッチバック操作の発生回数が算出されていくことになる。
以上説明したように、本実施形態に係る産業車両の管理装置30によると、フォークリフト1が走行中にその進行方向に対して逆方向に車両の速度が切り換えられてしまう高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。高速スイッチバック操作が行われると、荷崩れや機台の不安定動作を招き易く、不安定な走行状態を発生させることになってしまう。しかし、管理装置30によると、このような不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。即ち、フォークリフト1の運転に関し、不安定な走行状態を発生させずに正常な運転操作が行われているかどうかという観点からの管理が可能になり、作業者への指導にも利用することができる。また、高速スイッチバック操作が行われるとトルクコンバータ自体にもダメージを与える虞があり、高速スイッチバック操作が繰り返し行われることで故障を誘発させる原因ともなる。しかし、上述のような管理が可能になって、作業者への指導に利用できることで、トルクコンバータのダメージ発生の抑制効果や、メンテナンス負荷の低減効果も期待することができる。
また、管理装置30によると、車速Vの大きさが所定の閾値以上である場合のスイッチバック操作が高速スイッチバック操作としてその発生回数を算出されるため、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作をフォークリフト1の走行状況に応じてより的確に把握し、その発生回数を管理することができる。
また、管理装置30によると、中立位置を介して前進位置と後進位置との間で切り換え操作が行われるディレクションレバー13の操作によってフォークリフト1の運転が行われる場合であっても、中立位置に切り換えられている状態も考慮して、的確にスイッチバック操作の検出を行うことができる。
また、管理装置30によると、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の単位時間毎の発生回数を把握することができ、作業時間帯との関係における高速スイッチバック操作の発生頻度を管理することができる。
また、管理装置30によると、フォークリフト1の荷積載状態に基づいて、高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。高速スイッチバック操作による不安定な走行状態は、フォークリフト1の荷役状態(揚高H及び荷重H)に応じて異なって生じるが、管理装置30によると、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作をフォークリフト1の荷役状態に応じてより的確に把握し、その発生回数を管理することができる。
また、管理装置30によると、フォークリフト1の荷役状態との関係において不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の判断のための閾値が、揚高の高さや荷積載重量(荷重)に応じて設定されており、さらに、揚高が高いとき及び荷積載重量が大きいときには小さく設定されているため、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の発生回数をフォークリフト1の荷役状態に応じてより適切に把握することができる。
また、管理装置30によると、高速スイッチバック操作発生時の車速Vも記憶されるため、高速スイッチバック操作が発生したときの走行状態をより的確に把握することができ、作業者への指導にも利用できる。
以上、本発明の第1実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。また、第1実施形態においては、例えば、次のような発明を実施することもできる。
(1)上記第1実施形態では、通信I/F40を介して通信可能に遠隔地に配置されたコンピュータ60に高速スイッチバック操作の発生回数が表示されるものを説明したが、フォークリフト1自体にコンピュータ60が搭載されるものであってもよい。この場合、フォークリフト1を運転している作業者自身が、高速スイッチバック操作の発生回数を確認することができる。
(2)上記実施形態では、高速スイッチバック回数算出部45は、車速Vの大きさが所定の閾値以上であることを条件として高速スイッチバック操作を判断していたが、所定の閾値以上であるかどうかが判断されないものであってもよい。即ち、車速Vが検出されていること(車速がゼロでないこと)を条件として高速スイッチバック操作の判断を行うものであってもよい。
(3)上記実施形態では、高速スイッチバック回数算出部45は、車速検出部42で検出された車速Vの大きさを揚高Hや荷重Wに応じて予め設定した所定の閾値と比較することで高速スイッチバック操作が発生したかどうかを判断しているが、この所定の閾値の設定は、任意に設定変更可能なものであってもよい。例えば、管理装置30が、ユーザの操作に基づいて所定の閾値を変更することができる閾値設定変更手段を備えるものであってもよい。
(4)また、図11に示すように、走行荷役コントローラ52と組み合わされる管理装置51であってもよく、また、管理装置51と走行荷役コントローラ52とが組み合わされて構成される管理装置50であってもよい。走行荷役コントローラ52は、走行及び荷役を制御するためにフォークリフト1に備えられるものである。この走行荷役コントローラ52は、ディレクションレバー13の切換位置、車速V、荷重W、揚高H等の走行荷役に関するデータを保有している。そのため、走行荷役コントローラ52の通信インターフェース(通信I/F)54と、管理装置51の通信インターフェース(通信I/F)53とを接続し、走行荷役コントローラ52の走行荷役に関するデータを管理装置51のCPU31に読み込ませる構成とすることができる。
(5)また、上記第1実施形態では、揚高Hや荷重Wが段階的に検出される場合について説明したが、必ずしもこの通りでなくてもよい。例えば、揚高Hや荷重Wが連続的に検出され、高速スイッチバック操作を判断するための車速Vの大きさの閾値も連続的に(揚高Hや荷重Wの関数として)設定されているものであってもよい。
(6)上記第1実施形態では、揚高H及び荷重Wのいずれとも考慮して高速スイッチバック操作を判断する場合を例にとって説明したが、必ずしもこの通りでなくてもよい。即ち、作業環境や産業車両の形態等に応じて、揚高H及び荷重Wのいずれか一方のみを考慮して高速スイッチバック操作を判断するものであってもよい。また、荷積載状態(揚高H,荷重W)に関わらず、高速スイッチバック操作の発生回数を管理する管理装置であってもよい。即ち、図12に示すように、積載荷重検出I/F及び揚高検出I/Fを備えていない管理装置55であってもよい。
(7)上記第1実施形態では、スイッチバック検出部としてレバー切換位置検出部を備えるものを例にとって説明したが、必ずしもこの通りでなくてもよい。例えば、図13に示すように、第1車速検出I/F36a及び第2車速検出I/F36bの2個の車速検出I/Fを備えて構成されている管理装置56であってもよい。この場合、管理装置56が備えられるフォークリフトでは、デフリングギヤの回転速度を検出する車速センサが2個設けられており、この2個の車速センサが、位相がずれた状態で車速Vを検出するように互いにずれた位置に取り付けられている。そして、これらの2個の車速センサが第1車速検出I/F36a及び36bのそれぞれに対して、各車速センサで検出された車速Vをそれぞれ出力するように構成されることになる。第1車速検出I/F36a及び第2車速検出I/F36bで検出される車速Vの検出パターンは、フォークリフトが前進走行している場合と後進走行している場合とで異なるため、管理装置56のスイッチバック検出部(図示せず)において、この検出パターンの違いに基づいて、スイッチバック操作を検出するものであってもよい。
(8)また、管理装置30(又は管理装置50)をそれぞれ備える複数のフォークリフト1を管理する産業車両の管理システムを構成することもできる。この管理システムは、各フォークリフト1にそれぞれ備えられる複数の管理装置30(又は管理装置50)と、コンピュータ(端末装置)60とを備えることで構成される。そして、コンピュータ60は、複数の管理装置30(又は管理装置50)から各通信部47を介して各記憶部46に記憶された内容を受信する。
この管理システムによると、複数のフォークリフト1の運転がそれぞれ個別に行われている場合であっても、各フォークリフト1の高速スイッチバック操作の発生回数をコンピュータ60にて一括して把握することができる。従って、複数のフォークリフト1の運転に関し、不安定な走行状態を発生させずに正常な運転操作が行われているかどうかを効率よく管理することができ、作業者への指導にも利用することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る産業車両は、第1実施形態に係る産業車両として例示したフォークリフト1と同様のフォークリフトで構成されるが、第2実施形態に係る産業車両の管理装置57を備えている点が異なっている。図14は、第2実施形態に係るフォークリフト(図示せず)に備えられる管理装置57の電気的構成を示すブロック図である。
図14に示すように、管理装置57は、第1実施形態の管理装置30と同様に、車速検出I/F36、ディレクションレバー検出I/F37、積載荷重検出I/F38、揚高検出I/F39、CPU31、ROM32、RAM33、リアルタイムクロックIC34、通信I/F40、及びバックアップ電池35を備えている。従って、管理装置57は、図4に示す第1実施形態の管理装置30と同様に、時間計測部41、車速検出部42、スイッチバック検出部43、積載状態検出部44、高速スイッチバック回数算出部45、記憶部46、及び通信部47を備えている。そして、管理装置57は、管理装置30と同様に、通信I/F40にてコンピュータ(端末装置)60との間で通信可能に構成されている(無線通信、有線通信のいずれであってもよい)。ただし、管理装置57は、個人コード入力部58を更に備えている点が、管理装置30とは異なっている。
個人コード入力部58は、CPU31に接続されており、管理装置57が搭載されているフォークリフトを運転する作業者を特定する個人コードを入力するための個人コード入力手段を構成している。この個人コード入力部58は、例えば、図示しない入力インターフェイスを介してCPU31に接続されるテンキースイッチ(図示せず)によって構成される。即ち、管理装置57が搭載されたフォークリフトを運転する作業者によるテンキースイッチの操作によって、その操作者を特定する個人コード(作業者のID番号)が、管理装置57に入力されることになる。
そして、管理装置57においては、管理装置30と同様にRAM33によって構成される記憶部(記憶手段)46(図示せず)が、個人コード入力部58から入力された個人コードを記憶する。そして、このとき、記憶部46では、この入力された個人コードが、管理装置30と同様にCPU31によって実現される高速スイッチバック回数算出部(高速スイッチバック回数算出手段)45(図示せず)で発生回数が算出される高速スイッチバック操作と対応付けて記憶される。
例えば、管理装置30と同様にリアルタイムクロックIC34で構成される時間計測部41で計測される所定の単位時間を1時間とした場合、フォークリフト1の運転が開始された時刻が200X年11月1日9時00分であったときには、管理装置57の記憶部46では、9時00分から1時間の間における高速スイッチバック操作の発生回数が、個人コード入力部58から入力された個人コード(例えば、12345)と対応付けて記憶される。そして、9時00分からの1時間の間にそのフォークリフトを運転する作業者が交代して、個人コード入力部58から新たな個人コードが入力された場合は、それ以降は、その新たに入力された個人コードと対応付けて高速スイッチバック操作の発生回数が記憶されることになる。
なお、個人コード入力部58としては、個人コードを入力可能なものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、テンキースイッチ以外のキーボードから入力を行う入力手段や、タッチパネル操作により入力を行う入力手段、スマートカード等の各種リムーバブル型記録媒体からの読み取りにより入力を行う入力手段、バーコードリーダでバーコードを読み取ることで入力を行う入力手段、など種々のものを個人コード入力部58として用いることができる。
コンピュータ60においては、管理装置30と同様に通信I/F40によって構成される通信部47から受信したデータから、高速スイッチバック操作の発生回数を個人コードと対応付けて把握することができる。図15は、コンピュータ60の所定の画面に表示される図8と同様の管理データを例示したものである。ただし、図8に示すものとは異なり、個人コードで特定される作業者(個人コード12345のYさん)の特定の日(○○月○○日)における高速スイッチバック操作の発生回数をグラフ化して表示したものである。このように、管理装置57から受信したデータに基づいて、コンピュータ60において、個人毎の高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。また、高速スイッチバック操作の発生回数を個人毎に可視化することで、不安定な走行状態を発生させる高速スイッチバック操作の作業者毎における発生状況を容易に把握することができる。
上述した管理装置57によると、高速スイッチバック操作が個人コードと対応付けて記憶されるため、その高速スイッチバック操作を行った作業者を特定して管理することができる。即ち、作業者毎の高速スイッチバック操作の発生回数を把握することができる。そして、作業者毎の指導も容易に行うことができる。なお、管理装置57では、当然に、第1実施形態と同様の効果も奏することができる。
以上、本発明の第2実施形態について説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。また、第1実施形態の変形例で説明したものと同様に様々な変更が可能なものである。
また、第2実施形態においては、管理装置57をそれぞれ備える複数のフォークリフトを管理する産業車両の管理システムを構成することもできる。図16は、本発明の第2実施形態に係る産業車両の管理システム70を例示したブロック図である。この管理システム70は、各フォークリフトにそれぞれ備えられる複数の管理装置57と、コンピュータ(端末装置)60とを備えることで構成されている。そして、コンピュータ60は、複数の管理装置57から各通信部47を介して各記憶部46に記憶された内容を受信する。
この管理システム70によると、複数のフォークリフトの運転がそれぞれ個別に行われている場合であっても、各フォークリフトの高速スイッチバック操作の発生回数をコンピュータ60にて一括して把握することができる。また、複数の管理装置57が、それぞれ個人コード入力部58を備えていて入力された個人コードを記憶部46にて高速スイッチバック操作と対応付けて記憶するものであるため、複数のフォークリフト間において作業者がフォークリフトを移動して運転を行うようなときであっても、作業者毎の高速スイッチバック操作の発生回数をコンピュータ60にて一括して把握することができる。従って、複数のフォークリフト1の運転に関し、不安定な走行状態を発生させずに正常な運転操作が行われているかどうかを管理することができ、作業者への指導にも利用することができる。
本発明の一実施形態に係る産業車両としてのフォークリフトを例示した側面図である。 図1に示す産業車両と本発明の第1実施形態に係る管理装置とを示す概略構成図である。 図2に示す管理装置のブロック図である。 図2に示す管理装置の機能ブロック図である。 図4に示す管理装置において、高速スイッチバック操作と判断するための条件の設定について説明する図である。 図4に示す管理装置において、高速スイッチバック操作と判断するための条件の設定の仕方を説明する図である。 図4に示す管理装置を利用し、外部端末に管理データを表示する場合の具体例を示す図である。 図4に示す管理装置を利用し、外部端末に管理データを表示する場合の具体例を示す図である。 図4に示す管理装置における高速スイッチバック判定処理のフローを例示したフローチャートである。 図4に示す管理装置における高速スイッチバック判定処理のフローを例示したフローチャートである。 第1実施形態の変形例に係る管理装置を示すブロック図である。 第1実施形態の変形例に係る管理装置を示すブロック図である。 第1実施形態の変形例に係る管理装置を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る管理装置のブロック図である。 図14に示す管理装置を利用し、外部端末に管理データを表示する場合の具体例を示す図である。 第2実施形態に係る産業車両の管理システムを例示するブロック図である。
符号の説明
1 フォークリフト
30 管理装置
31 CPU
33 RAM
36 車速検出インターフェース
37 ディレクションレバー検出インターフェース
42 車速検出部(車速検出手段)
43 スイッチバック検出部(スイッチバック検出手段)
45 高速スイッチバック回数算出部(高速スイッチバック回数算出手段)
46 記憶部(記憶手段)

Claims (14)

  1. 産業車両に備えられる管理装置であって、
    前記車両の速度を検出する車速検出手段と、
    前記車両の速度の方向が車両進行方向に対して逆方向に切り換えられるスイッチバック操作を検出するスイッチバック検出手段と、
    前記車速検出手段にて前記車両の速度が検出されているとともに前記スイッチバック検出手段にて前記スイッチバック操作が検出された状態の発生回数を高速スイッチバック操作の発生回数として算出する高速スイッチバック回数算出手段と、
    前記高速スイッチバック回数算出手段によって算出された前記高速スイッチバック操作の発生回数を記憶する記憶手段と、
    を備えていることを特徴とする産業車両の管理装置。
  2. 前記高速スイッチバック回数算出手段は、前記車速検出手段にて検出されている前記車両の速度の大きさが所定の閾値以上であるとともに前記スイッチバック検出手段にて前記スイッチバック操作が検出された状態の発生回数を高速スイッチバック操作の発生回数として算出することを特徴とする請求項1に記載の産業車両の管理装置。
  3. 時間計測手段を更に備え、
    前記スイッチバック検出手段は、
    前記車両を前進させるための前進位置と前記車両を後進させるための後進位置との間で中間位置を経て切り換え操作可能なディレクションレバーの切換位置を検出するレバー切換位置検出手段と、
    前記レバー切換位置検出手段で検出される前記切換位置が前記前進位置及び前記後進位置のうちの一方から他方に切り換えられた場合であって、前記レバー切換位置検出手段で前記中立位置が検出されていた時間が前記時間計測手段によって計測される所定の判定時間以内である場合に、前記スイッチバック操作を検出するスイッチバック判定手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載の産業車両の管理装置。
  4. 時間計測手段を更に備え、
    前記高速スイッチバック回数算出手段は、前記時間計測手段によって計測される所定の単位時間毎に前記高速スイッチバック操作の発生回数を算出し、
    前記記憶手段は、前記高速スイッチバック回数算出手段によって算出された前記高速スイッチバック操作の前記単位時間毎の発生回数を記憶することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の産業車両の管理装置。
  5. 前記車両が積載する荷の積載高さに対応する揚高、及び前記車両が積載する荷の重量、のうちの少なくともいずれか一方の荷積載状態を検出するための積載状態検出手段を更に備え、
    前記高速スイッチバック回数算出手段は、前記積載状態検出手段によって検出された検出結果に基づいて、前記高速スイッチバック操作の発生回数を算出することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の産業車両の管理装置。
  6. 前記積載状態検出手段で検出される揚高は、複数段階の高さに応じて段階的に検出され、
    前記高速スイッチバック回数算出手段にて前記車両の速度の大きさが所定の閾値以上である場合に前記高速スイッチバック操作の発生回数が算出される際の当該閾値は、前記複数段階の揚高に応じて設定されていることを特徴とする請求項5に記載の産業車両の管理装置。
  7. 前記高速スイッチバック回数算出手段にて前記車両の速度の大きさが所定の閾値以上である場合に前記高速スイッチバック操作の発生回数が算出される際の当該閾値は、前記積載状態検出手段で検出される揚高が高いときは、小さく設定されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の産業車両の管理装置。
  8. 前記積載状態検出手段で検出される荷の重量は、複数段階の大きさに応じて段階的に検出され、
    前記高速スイッチバック回数算出手段にて前記車両の速度の大きさが所定の閾値以上である場合に前記高速スイッチバック操作の発生回数が算出される際の当該閾値は、前記複数段階の荷の重量に応じて設定されていることを特徴とする請求項5に記載の産業車両の管理装置。
  9. 前記高速スイッチバック回数算出手段にて前記車両の速度の大きさが所定の閾値以上である場合に前記高速スイッチバック操作の発生回数が算出される際の当該閾値は、前記積載状態検出手段で検出される荷の重量が大きいときは、小さく設定されていることを特徴とする請求項5又は請求項8に記載の産業車両の管理装置。
  10. 前記記憶手段は、前記車速検出手段で検出される前記車両の速度を、前記高速スイッチバック回数算出手段で発生回数が算出される前記高速スイッチバック操作と対応付けて記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の産業車両の管理装置。
  11. 前記車両を運転する作業者を特定する個人コードを入力するための個人コード入力手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記個人コード入力手段から入力された前記個人コードを、前記高速スイッチバック回数算出手段で発生回数が算出される前記高速スイッチバック操作と対応付けて記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の産業車両の管理装置。
  12. 前記記憶手段に記憶された内容を端末装置に送信するための通信手段を更に備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の産業車両の管理装置。
  13. 複数の産業車両にそれぞれ備えられる請求項12に記載の管理装置を複数備える産業車両の管理システムであって、
    前記複数の管理装置から前記各通信手段を介して前記各記憶手段に記憶された内容を受信する前記端末装置を備えていることを特徴とする産業車両の管理システム。
  14. 請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の管理装置を備えていることを特徴とする産業車両。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4908654B1 (ja) * 2011-09-07 2012-04-04 株式会社データ・テック データレコーダ、運行管理装置
AU2018247341B2 (en) * 2017-10-23 2020-03-12 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Switchback control apparatus for industrial vehicle

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