JP2006150250A - 流し台厨芥処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バキュームブレーカ5の設置場所の任意性を向上させ、バキュームブレーカ5周辺構造の外観を簡易且つコンパクトとなす。
【解決手段】厨芥粉砕処理装置4の本体部4Aに形成された給水口a1と、水の供給及び停止を行う電磁弁10との経路間で且つ流し台の天板2上面箇所に対し、一次側流路a2と二次側流路b2とを同一本体側に備えたバキュームブレーカ5を突設状に設置すると共に、該バキュームブレーカ5の一次側流路a2に連通された一次側給水系統6との間には逆止弁9を設けた構成となす。
【選択図】図2

Description

この発明は、厨房で発生する厨芥を厨芥粉砕処理装置により粉砕して、これを流し台の排水ラインを通じて下水管などに流出させる流し台厨芥処理装置に関する。
従来、家庭用の流し台厨芥処理装置は流し台のシンクの排水口と排水管との間に厨芥粉砕処理装置を取り付けたものとなされており、その運転に際しては、厨芥を粉砕し易くすること、及び、厨芥を粉砕した後の被処理物を排出し易くすることのために、厨芥粉砕処理装置に対し一定量の給水が必要とされるが、該給水を自動的に行うための技術として、水道から分岐させた一次側給水系統を流し台内に引き込んでこれに電磁弁を設け、該電磁弁を適時に開放して厨芥粉砕処理装置の内方へ自動的に給水するようになされたものがある(例えば特許文献1参照)。
厨芥粉砕処理装置への給水を自動的に行う上記の技術においては、一次側給水系統を直接、厨芥粉砕処理装置の粉砕処理室に接続するため、電磁弁の開放状態の下で断水が発生した際に、給水管内が負圧になってしまい、逆サイホン作用によって粉砕処理室内の汚水が給水系統内の奥深くへ逆流する恐れがある。
該逆流を防止するには電磁弁から厨芥粉砕処理装置までの給水系統にバキュームブレーカを設けることが考えられるが、一般的に流通しているバキュームブレーカは、例えば図5に示すように使用される。
図5中、1は流し台のシンク、2は流し台の天板、3は排水口、4は厨芥粉砕処理装置、4aは厨芥粉砕処理装置4内の粉砕処理室、5はバキュームブレーカ、6は一次側給水系統、7は二次側給水系統、8は一次側給水系統6と二次側給水系統7を接続するためのT継手、そして9は逆止弁である。
図5中では、バキュームブレーカ5が万一、作動上に不具合を期たした時のことを配慮して、バキュームブレーカ5と厨芥粉砕処理装置4の給水入口との間に逆止弁9が設けられているが、この場合、粉砕された生ごみ片が給水管内やその直近付設された逆止弁に付着し、逆流防止の機能を損なう恐れがある。
特開2000−5620号公報
図5中に示す構造では、バキュームブレーカ5は空気調和衛生工学会の規定(SHASE−S206)により天板2より150mm以上高い位置に設置しなければならなず、またバキュームブレーカ5の一次側給水系統6と二次側の給水系統7を天板2より上方へ立ち上げるため2つの孔を天板に設けることが必要となり、バキュームブレーカ5の設置場所の問題や意匠的な問題があるほか、バキュームブレーカ5周辺構造のコンパクト性に欠けたものとなる。
またフロートとなされた弁体を具備した在来のバキュームブレーカ5では、給水時に水圧でフロートを浮かせ、該フロートで負圧破壊のための空気取り入れ口を塞いで該空気取り入れ口から水が溢れ出ないようにしているものの、給水開始時などに水が飛び散ることがある。
本発明は、主に上記のような問題点を解消できるものとした流し台厨芥処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は請求項1に記載したように、流し台のシンクの底面の排水口の下側に厨芥粉砕処理装置を取り付けた流し台厨芥処理装置において、前記厨芥粉砕処理装置の本体部に形成された給水口と、水の供給及び停止を行う電磁弁との経路間で且つ流し台の天板上面箇所に対し、一次側流路と二次側流路とを同一本体側に備えたバキュームブレーカを突設状に設置すると共に、該バキュームブレーカの一次側流路に連通された一次側給水系統との間には逆止弁を設けたことを特徴としている。
上記発明は次のように具体化するのがよい。
即ち、請求項2に記載したように、前記逆止弁を一次側給水系統の前記電磁弁の上流側又は下流側に設けた構成となし、また請求項3に記載したように、バキュームブレーカの取付け穴径が凡そ35mmから38mm程度の円形となされている構成となす。
また請求項4に記載したように、前記バキュームブレーカの本体の下部が雄ネジ部となされ、該雄ネジ部が流し台の天板に形成された透孔に内挿されると共に該雄ネジ部にはこれの下端側からナット体が螺合され、該ナット体を介して前記天板と前記本体とが締結状に固定された構成となす。
また請求項5に記載したように、前記バキュームブレーカの本体の上部は該本体の下部と略同心で該下部より大きな径の円筒体形状となされており、前記上部と前記下部との境界個所に前記天板の上面と当接される半径面部が形成されている構成となす。
さらには請求項6に記載したように、前記バキュームブレーカが前記天板よりも上側に空気取り入れ口を有しており、該空気取り入れ口からの漏水を前記シンク内に流下させる案内手段を形成した構成となす。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
即ち、請求項1又は2記載の発明によれば、バキュームブレーカの本体の下部が天板の下側に位置されるものとなり且つバキュームブレーカの一次側流路に一次側給水系統を、そして二次側流路に二次側給水系統を天板の下側で接続されるものとなるのであり、従って一次側給水系統と二次側給水系統の配管が天板の上側に露出しないで済むものとなって、バキュームブレーカ周りの天板上の外観が単純化してすっきりとした感じを呈するものとなるのであり、これらによりバキュームブレーカをこれの設置場所を問題とすることなく流し台に取り付けることができ、且つバキュームブレーカ周りの外観を優れたものとなすことができ、且つバキュームブレーカ周辺の構造をコンパクトとなすことができるものである。
また電磁弁及びバキュームブレーカを通じて厨芥粉砕処理装置へ給水している際に不用意な断水が生じたとき、給水系統内に逆サイフォン作用による負圧が発生し、該負圧に起因して厨芥粉砕処理装置内の汚物がこれの本体部の給水口を経て給水系統内に逆流しようとするが、該逆流が生じると直ちに逆止弁が閉鎖して該逆流を阻止するのであり、また前記負圧によりバキュームブレーカから給水系統内に急速に大気が取り入れられるようになるため、瞬時に負圧が破壊されるのであり、従って不用意な断水が生じても、厨芥粉砕処理装置内の汚物が給水系統内の奥深くに逆流する事態は確実に阻止されるのであり、さらに二次側給水系統からの逆圧による逆流も阻止されるものとなる。
請求項3記載の発明によれば、透孔が混合水栓の取付孔と同等なサイズとなっ
てバキュームブレーカを流し台の天板個所で混合水栓の横方個所にコンパクトに固定させる上で便利なものとなるのであり、またバキュームブレーカ本体の下面に無駄なくしかも支障なく一次側給水系統と二次側給水系統とを接続させることができるのであり、さらには混合水栓の取付孔と、バキュームブレーカ取付用の透孔とを同じ加工具で形成できるようになって流し台厨芥処理装置の製作上においても合理的となる。
請求項4記載の発明によれば、バキュームブレーカをこれの上部が天板上に位置され且つ下部が天板の下側に位置された状態となるように流し台の天板に強固に固定させることができ、またバキュームブレーカの本体の下面に一次側給水系統と二次側給水系統を支障なく接続できて、バキュームブレーカのコンパクト化を図る上で寄与するものとなる。
請求項5記載の発明によれば、バキュームブレーカの本体の上部は該本体の下部と略同心で該下部より大きな径の円筒体形状となされているため、バキュームブレーカの本体の上部内に弁体や、該弁体の昇降で開閉される空気取り入れ口を支障なく形成することができ、またバキュームブレーカの本体の下部の下面に一次側給水系統や二次側給水系統を支障なく接続させることができるものとなるのであり、またバキュームブレーカの本体の上部と下部との境界個所に天板の上面と当接される半径面部が形成されているため、バキュームブレーカの雄ネジ部にナット体を螺合させることでバキュームブレーカを流し台の天板に強固に締結固定させることができると共に、該半径面部がバキュームブレーカを取り付けるための孔を覆い隠すものとなる。
請求項6記載の発明によれば、空気取り入れ口からの漏水を前記シンク内に流下させる案内手段を形成したため、漏水が空気取り入れ口から流し台の外方へ飛散したり流れ出るのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施例に係る流し台厨芥処理装置の概要図、図2は前記台厨芥処理装置の一部を省略した概要図、図3は前記流し台厨芥処理装置のバキュームブレーカの取付構造を示す図、図4は前記流し台厨芥処理装置の作動のフローを示す図である。
図1及び図2において、厨芥粉砕処理装置4は本体部4Aの内方を粉砕処理室4aとなされており、本体部4Aには粉砕処理室4aと連通された給水口4bが形成されている。厨芥粉砕処理装置4の投入口はシンク1の底面の排水口3に連通されていて蓋体4cにより閉鎖可能となされており、また厨芥粉砕処理装置4の処理物出口4dは排水管3Aに接続されている。そして本体部4Aの下側には粉砕処理のためのモータ4Bが固定されている。
バキュームブレーカ5はデッキ設置型となされていて、図2及び図3などに示すように、円筒体となされた本体が主体をなすものであり、該本体は外周面を円筒形状となされた上部5Aと下部5Bとからなっている。上部5Aは下部5Bと略同心で下部5Bよりも大きな径となされ、上部5Aと下部5Bとの境界個所に半径面部5Cを形成されており、下部5Bは雄ネジ部となされており、該雄ネジ部5Bはこれの下端側からナット体5Dを螺合されるものとなされている。
そして上部5Aの頂面部には図示しない空気取り入れ口5aが形成され、また上部5Aの内方には空気取り入れ口5aを開閉する弁体5bが装設されており、この際、空気取り入れ口5aは弁体5bが下降することで開放され、逆に弁体5bが上昇することで閉鎖されるようになされている。また空気取り入れ口5aから他物が侵入したり不良作動により溢れ出た水が不良作動により周囲に飛び散るのを防止するため、上部5Aにはこれの外周面及び頂面を覆う図示しないカバーが装着されるのであり、該カバーは空気取り入れ口5aから誤って溢れ出た水を天板2上を経てシンク1内に流下させる案内手段としても機能するものである。
下部5Bの下面には給水入口a1と給水出口b1とが形成されており、これら給水入口a1と給水出口b1とは本体内給水通路で連通されている。該本体内給水通路は給水入口a1に連通された一次側流路a2と、給水出口b1に連通された二次側流路b2と、これら一次側流路a2と二次側流路b2とを結合し弁体5bの開放作動により空気取り入れ口5aから大気が流入するものとなる結合流路とを備えている。この際、弁体5bと、給水入口a1及び給水出口b1と、給水入口a1から給水出口b1までの本体内給水通路との関係は次のとおりであって、即ち、給水入口a1から特定圧力の給水が流入することでその圧力により弁体5bが直ちに上昇変位されて空気取り入れ口5aを閉鎖し、該閉鎖状態において前記本体内給水通路が給水出口b1と給水入口a1とを密閉状に連通させた状態となるのであり、一方、給水入口a1からの給水が断たれるなどして給水入口a1や給水出口b1に負圧が作用すると、弁体5bは直ちに降下して空気取り入れ口5aを開放して前記本体内給水通路の結合流路内に大気を流入させ、該流入が前記本体内給水通路の内方の負圧を破壊させ、給水出口b1と給水入口a1とが密閉状に連通された状態ではなくなるようになされている。
流し台の天板2には直径凡そ35mm〜38mm程度の取り付け孔2aとしての透孔が明けてあり、上記バキュームブレーカ5の固定に際して、雄ネジ部5Bを該孔2aの上方から挿入し、上部5Aの下面である半径面部5Cを天板2の上面に当接させ、次に合成ゴムのパッキン10とポリエチレンのパッキン11を雄ネジ部5Bに外挿し、さらにナット体5Dを雄ネジ部5Bに螺着し締結する。この際、半径面部5Cから空気取り入れ口5aまでの高さはシンク1の上縁(あふれ縁)から空気取り入れ口5aまでの高さに合致するものであって、その大きさは25mm以上であり且つ25mmに近い大きさとなされる。該25mmという寸法はSHASEの規定を充たすもので、負圧破壊性能を支障なく13mm以下となすことのできるものである。
またバキュームブレーカ5の給水入口a1からは一次側給水系統6が延出されており、該給水系統6の途中に逆止弁9及び電磁弁10が上流側へ向けこの順に装着されている。電磁弁10と逆止弁9の順はこの逆でも良い。該給水系統6の元側の端部は水道6Aに接続されている。バキュームブレーカ5の給水出口b1からは二次側給水系統7が延出されており、該給水系統7の先端が厨芥粉砕処理装置4の本体部4Aの給水口4bに接続されている。
電磁弁10は厨芥粉砕処理装置4の制御盤11と接続されており、該制御盤11により厨芥粉砕処理装置4の作動に関連して開閉制御されるものとなされている。該制御盤11は厨芥粉砕処理装置4の蓋体4cに連動されるスイッチ12と接続されており、蓋体4cを完全に閉鎖することでスイッチ12がON作動され、これにより厨芥粉砕処理装置4の粉砕処理作動を開始させる信号が制御盤11に入力されるものとなり、また蓋体4cを開放することでスイッチ12がOFF作動され、これにより制御盤11は厨芥粉砕処理装置4を粉砕処理作動の生じない状態になす。
図1中、13は混合水栓であり、14は温水系統である。
次に上記した流し台厨芥処理装置の使用例及び作動について、図4をも参照して説明する。
ステップ100に示すように、厨房で生じた生ゴミを厨芥粉砕処理装置4の粉砕処理室4a内に投入した後、蓋体4cを完全に閉鎖する。これにより、ステップ101に示すように蓋体4cに連動するスイッチ12がON作動されると共に電磁弁10が開放される。
該電磁弁10の開放により、水道6Aの水が一次側給水系統6、電磁弁10、逆止弁9、給水入口a1を経て前記本体内給水通路に流入する。該流入した水はこれの水圧で弁体5bの中心を真上へ押し上げるようになり、弁体5bは良好なバランス状態で上方へ円滑に移動し空気取り入れ口5aを閉鎖する。従って適正作動状態において空気取り入れ口5aから漏水することはない。
空気取り入れ口5aが閉鎖されると、給水入口a1から給水出口b1に至る前記本体内給水通路は密閉状となり、該本体内給水通路内に流入した水は全て給水出口b1を経て二次側給水系統7に流出する。これによりステップ102に示すように水が厨芥粉砕処理装置4の本体部4Aの給水口4bを通じて粉砕処理室4a内に適当流量で供給される。
次にステップ103に示すように、制御盤11が、スイッチ12のON作動された時点から例えば5秒が経過した後、厨芥粉砕処理装置4のモータ4Bを始動させ粉砕処理作動を開始させる。これによりステップ104に示すように粉砕処理室4a内の生ゴミは粉砕される。このように粉砕された被処理物は給水口4bから連続的に供給される水で排水管3Aを通じて外方へ流出される。
次にステップ105に示すように、制御盤11が厨芥粉砕処理装置4の粉砕処理作動を例えば60秒間行わせた後、自動的にモータ4Bを停止させて該粉砕処理作動を停止させる。これによりステップ106に示すように厨芥粉砕処理装置4の粉砕処理作動は停止された状態となる。該停止状態中にも給水口4bからの給水は連続的に行われているため、厨芥粉砕処理装置4の粉砕処理室4a内の被処理物は排水管3Aを通じて外方へ流出される。
次にステップ107に示すように、制御盤11が厨芥粉砕処理装置4のモータ4Bを停止させた時点から例えば10秒が経過した後、電磁弁10を閉鎖し、厨芥粉砕処理装置4の粉砕処理室4aへの給水を停止させる。この時点では、厨芥粉砕処理装置4の粉砕処理室4a内や、粉砕処理室4aと連通された排水管3A内の水はほぼ完全に外方へ流出し比較的比重の大きい少々の被処理物(例えば卵の殻など)が粉砕処理室4a内や排水管3A内に残留した状態になる。
電磁弁10が閉鎖されたときには、前記本体内給水通路に圧力水が供給されない状態となるのであり、一方では前記本体内給水通路内の水は二次側流路b2から厨芥粉砕処理装置4の粉砕処理室4aを経て排水管3Aへ向け流出されようとする。従って弁体11は自重やサイフォン作用の負圧により降下し、空気取り入れ口5aを通じて大気が前記本体内給水通路に流入し、該流入によりサイフォン作用による負圧が破壊され、前記本体内給水通路や二次側給水系統7の内方の水は円滑に排水管3A内へ流出するものとなる。
次にステップ108に示すように、制御盤11は電磁弁10の閉鎖された時点から例えば11秒が経過した後、再度、電磁弁10を例えば11秒間或いは40秒間開放させる。これにより、水道6Aの水は既述したとおりバキュームブレーカ5などを経て、厨芥粉砕処理装置4の粉砕処理室4aへ供給される。これにより、粉砕処理室4a内や、排水管3A内に残留した比較的比重の大きい少々の被処理物は綺麗に洗い流される。
上記した一連の作動は通常使用時のものであるが、例えばステップ104で粉砕処理室4a内で被処理物が粉砕されているときに、水道6Aが意図しない断水状態となることがあるのであり、このときの作動は次のように行われる。
制御盤11は電磁弁10を開放状態に保持しているため、電磁弁10は開放されたままの状態である。従って水道6Aにおける逆サイフォン作用により一次側給水系統6に負圧が作用する。該負圧は一次側給水系統6内の水に逆流を生じさせるため、逆止弁9が瞬時に閉鎖される。一方では、密閉状態の前記本体内給水通路や二次側給水系統7の内方の水が粉砕処理室4a内を経て排水管3A内に流れ出ようとするため、先のステップ106において電磁弁10が閉鎖されたときと同様な作用により、弁体11が直ちに降下して空気取り入れ口5aが開放され、該空気取り入れ口5aを通じて前記本体内給水通路の内方に大気が流入するため、前記本体内給水通路及び二次側給水系統6の内方の負圧が破壊され、前記本体内給水通路、一次側給水系統6及び二次側給水系統6の内方の水は円滑に粉砕処理室4aを経て前記排水管3Aに流出される。従って、二次側給水系統7、本体内給水通路及び一次側給水系統6の奥深くに被処理物が逆流する事態は確実に回避される。
本発明の一実施例に係る流し台厨芥処理装置の概要図である。 前記台厨芥処理装置の一部を省略した概要図である。 前記流し台厨芥処理装置のバキュームブレーカの取付構造を示す図である。 前記流し台厨芥処理装置の作動のフローを示す図である。 従来のバキュームブレーカを使用した流し台厨芥処理装置の概要図である。
符号の説明
1 シンク
2 天板
2a 透孔
3 排水口
4 厨芥粉砕処理装置
4a 厨芥粉砕処理装置4の本体部
4b 給水口
5 バキュームブレーカ
5A 上部
5B 下部(雄ネジ部)
5C 半径面部
5D ナット体
5a 空気取り入れ口
5b 弁体
6 一次側給水系統
7 二次側給水系統
9 逆止弁
10 電磁弁
a1 給水入口
a2 一次側流路
b1 給水出口
b2 二次側流路

Claims (6)

  1. 流し台のシンクの底面の排水口の下側に厨芥粉砕処理装置を取り付けた流し台厨芥処理装置において、前記厨芥粉砕処理装置の本体部に形成された給水口と、水の供給及び停止を行う電磁弁との経路間で且つ流し台の天板上面箇所に対し、一次側流路と二次側流路とを同一本体側に備えたバキュームブレーカを突設状に設置すると共に、該バキュームブレーカの一次側流路に連通された一次側給水系統との間には逆止弁を設けたことを特徴とする流し台厨芥処理装置。
  2. 前記逆止弁を一次側給水系統の前記電磁弁の上流側又は下流側に設けたことを特徴とする請求項1記載の流し台厨芥処理装置。
  3. バキュームブレーカの取付け穴径が凡そ35mmから38mm程度の円形となされていることを特徴とする請求項1又は2記載の流し台厨芥処理装置。
  4. 前記バキュームブレーカの本体の下部が雄ネジ部となされ、該雄ネジ部が流し台の天板に形成された透孔に内挿されると共に該雄ネジ部にはこれの下端側からナット体が螺合され、該ナット体を介して前記天板と前記本体とが締結状に固定されたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の流し台厨芥処理装置。
  5. 前記バキュームブレーカの本体の上部は該本体の下部と略同心で該下部より大きな径の円筒体形状となされており、前記上部と前記下部との境界個所に前記天板の上面と当接される半径面部が形成されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の流し台厨芥処理装置。
  6. 前記バキュームブレーカが前記天板よりも上側に空気取り入れ口を有しており、該空気取り入れ口からの漏水を前記シンク内に流下させる案内手段を形成したことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の流し台厨芥処理装置。
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