JP2006145576A - 接続構造及びこれを備えた電気光学装置、並びに電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 例えば、画像信号を供給するための外部回路基板側に設けられるコネクタを、有機EL表示装置等の表示装置の幅の範囲内に配置する。
【解決手段】 コネクタ65a及び65bは、装置基板20の基板面上でY方向にずらして配置され、且つX方向に沿って相互に重なるように配置されている。したがって、コネクタ65a及び65bは、X方向に沿って相互に重なることなく一直線上に配置される場合に比べて、個々のコネクタのX方向に沿った幅をより大きくすることが可能であり、所要数のコンタクト部を備えたコネクタを装置基板20の幅の範囲内に配置することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えば、大画面の有機ELパネルとこの有機ELパネルを駆動するための外部回路とを接続するための接続構造、及びこれを備えた、例えば有機EL表示装置等の電気光学装置、並びに該電気光学装置を備えた電子機器の技術分野に関する。
従来、例えば、液晶ディスプレイ及びプラズマディスプレイ等のフラットパネルディスプレイにおける表示パネルと、この表示パネルを駆動する外部回路とを接続するための技術が各種開示されている。例えば、特許文献1は、液晶パネルの四側辺に、プリント基板及び液晶パネルを電気的に接続するフレキシブル基板を備えた液晶表示装置を開示している。特許文献2は、多層リジットプリント回路基板及びフレキシブルプリント基板の接続スペースが少ない場合でも、多数本の信号ラインによってこれら基板を接続する接続構造を開示している。特許文献3は、プラズマディスプレイパネルのサイズが変わっても部品を共用化し易い構造を備えたプラズマディスプレイ装置を開示している。
また、近年、プラットパネルディスプレイの一種である有機EL表示装置の技術開発も盛んに行われており、表示パネルの大型化及び高解像度が求められるに伴い、上記液晶ディスプレイ及びプラズマディスプレイ等と同様に表示パネル及び外部回路を電気的に接続するための接続構造が各種検討されている。
特開平5−173162号公報 特開平9−232708号公報 特開2003−173150号公報
しかしながら、高解像度を有するフラットパネルディスプレイを駆動するためには、解像度に応じた本数のデータ線が必要になり、データ線の本数は膨大なものになる。例えば、解像度がWXGAである有機EL表示装置の場合、データ線は1280本になる。ここで、WXGAとは、1280本のデータ線及び768本の走査線によって表示される画像の解像度を意味する。更に、カラー表示を行うためには、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色に対応した3つの画素部の夫々にデータ線を設けることになり、WXGAの解像度でカラー表示するためのデータ線の本数は1280×3=3840本になる。このような有機EL表示装置を駆動するために、例えば外部回路基板から、フレキシブルプリント基板(以下、FPC基板と称す。)の表面に実装されたデータドライバを介して各データ線に画像信号を供給する場合、或いはフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCと称す。)を介してデータ線に画像信号を供給する場合には、FPC基板等と外部回路基板とを電気的に接続するためのコネクタのサイズが表示パネルのサイズを超えてしまい、表示パネルのサイズの範囲内にコネクタを配置することが困難になる。より具体的には、例えば、FPC基板等の表示パネル側に接続されるピンのピッチに比べて大きなピッチで配列されるピンがFPC基板等の外部回路基板側に所要数配置されている場合、FPC基板等の外部回路基板側のコネクタのサイズが表示パネル側のコネクタのサイズより大きくなり、外部回路基板側のコネクタが表示パネルのサイズの範囲内に収まらない問題点が生じる可能性がある。
本発明は上記問題点等に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、例えば、データ線に画像信号を供給するための外部回路基板側に設けられるコネクタを、表示パネルを含む表示装置のサイズの範囲内に収まるように配置できる接続構造、及びこれを備えた電気光学装置、並びに電子機器を提供することである。
本発明に係る接続構造は上記課題を解決するために、第1基板の表面における縁に沿った領域に配列された複数の第1接続用端子と、第2基板の表面に配列された複数の第2接続用端子とを電気的に相接続する接続構造であって、長さ方向に延びる基材部と、前記基材部の一端に設けられており前記複数の第1接続用端子に夫々接続される複数の第1接続部を含む第1接続手段と、前記基材部の他端に設けられており前記複数の第2接続用端子に夫々接続される複数の第2接続部を含み、前記長さ方向に相互にずれると共に前記基材部の幅方向に相互に重なる複数の分割部分に分割されてなる第2接続手段と、前記基材部に設けられており、前記複数の第1接続部と前記複数の第2接続部とを、前記長さ方向に沿って延びる部分を夫々含む複数の配線及び回路のうち少なくとも該複数の配線を介して相接続する電気部とを備える。
本発明に係る接続構造によれば、第2接続手段の合計幅を、第1接続手段の幅より大きくできる。よって、より広いピッチで第2接続部を配列できるか、これに加えて又は代えて、より多数の第2接続部を配列できる。
より具体的には、本発明に係る接続構造は、例えば、表示パネルの縁に沿って配列された複数のデータ線の接続パッドと、各データ線に画像信号を供給するための外部回路基板との間をFPC基板等によって電気的に接続する場合に適用な接続構造である。この場合、「第1接続手段」とは、FPC基板等の表示パネル側の端に設けられたコネクタを意味し、「第2接続手段」とは、FPC基板等の外部回路基板側の端に設けられた複数のコネクタ全体を意味する。言い換えれば、本発明に係る接続構造の一例は、両端にコネクタを有するFPC基板そのものからなる。したがって、本発明に係る接続構造によれば、例えばFPC基板等の外部回路基板側の端に設けられた複数のコネクタの合計幅を、FPC基板等の表示パネル側の端に設けられたコネクタの幅より大きくすることが可能である。ここで、「合計幅」とは、例えば、FPC基板等の外部回路基板側の端に設けられた複数のコネクタの夫々の幅をそのまま加えた寸法を意味する。したがって、本発明に係る接続構造によれば、例えば、表示パネル側の接続パッドより広いピッチを有するように、FPC基板等の外部回路基板側の端に設けられた複数のコネクタに含まれる第2接続部を配列できるか、これに加えて又は代えて、より多数の第2接続部を配列することが可能である。これにより、例えば、外部回路基板側に設けられるコネクタの第2接続部を、接続時のハンドリング等を考慮して表示パネル側の接続パッドのピッチより大きいピッチで配列できる。
第2接続手段は、前記長さ方向に相互にずれると共に前記基材部の幅方向に相互に重なる複数の分割部分を含んでいることから、逆に考えれば、複数の分割部分が一直線上に並ぶように配置されている場合に比べて第2接続手段の合計幅を小さくできる。したがって、例えば、表示パネルの縁に沿って外部回路基板側に設けられるコネクタを表示パネルのサイズの範囲内に収まるように配置することも可能である。
尚、本発明に係る「回路」とは、例えば、FPC基板等に搭載されたドライバIC、或いはドライバICと接続された配線等も含むことを意味し、ドライバICでシリアルーパラレル変換された画像信号を配線を介して表示パネル側のデータ線に供給できる。また、第2接続用端子は、分割された第2接続手段が含む複数の第2接続部の配列パターンに応じて配列されればよい。
以上の結果、本発明に係る接続構造によれば、例えば、高解像度を有する画像を表示するための表示パネルの解像度に応じた多数の画像信号の供給を可能にしつつ、表示パネルのサイズの範囲内に外部回路基板側のコネクタを配置することが可能になる。
本発明に係る接続構造の一の態様においては、前記基材部、前記第1接続手段及び前記第2接続手段は、前記複数の分割部分の夫々の前記幅方向における幅を合計した合計幅が、前記第1接続手段の前記幅方向における幅よりも大きくなるように、構成されていてもよい。
この態様によれば、例えば表示パネルのサイズに収まるように外部回路基板側に設けられるコネクタを配置でき、ドライバIC等を含む電気部を介して表示パネルへの画像信号の供給を可能にしつつ、表示パネルの縁に沿って外部回路基板側に設けられるコネクタを表示パネルのサイズの範囲内に収まるように配置できる。
本発明に係る接続構造の他の態様においては、前記複数の第2接続用端子は、前記長さ方向に対応する方向に相互にずれると共に前記幅方向に相互に重なる複数の接続用端子群として、前記第2基板の表面に設けられていてもよい。
この態様によれば、複数の第2接続用端子群が、直線状に配列されていないため、複数の第2接続端子群全体の幅を、個々の第2接続端子群の幅を加えた幅より小さくすることができる。したがって、第2接続部を含む第2接続手段を第2接続用端子群の配置に合わせて配置しつつ、第2接続手段及び第2接続部の電気的な接続が可能になる。
本発明に係る接続構造の他の態様においては、前記第1接続用端子及び前記第2接続用端子は、前記幅方向に沿って配列されており、前記第2接続用端子のピッチは、前記第1接続用端子のピッチより大きくてもよい。
この態様によれば、例えば、外部回路基板側のコネクタが備える第2接続部が第2接続用端子の配置に合わせて設けられている場合でも、表示パネルのサイズの範囲内にコネクタを配置することができる。例えば、第2接続用端子が、外部回路基板側に設けられる接続パッドである場合、これら接続パッドのピッチを取り扱い上支障が生じない大きさに設定できる。より具体的には、例えば、第1接続用端子のピッチが数十から数百μmであり、第2接続用端子のピッチが0.3から0.5mm程度である場合でも、第1接続用端子に応じた必要数の第2接続用端子を第1接続用端子のピッチより広いピッチで設けることが可能である。
本発明に係る接続構造の他の態様においては、前記他端は、前記複数の分割部分に対応するように前記幅方向に分割された複数の分割基材部であり、該複数の分割基材部のうち隣り合う分割基材部は、前記幅方向に沿って部分的に重なっていてもよい。
この態様によれば、例えばFPC基板等である、基材の他端の幅を小さくすることができ、所定の範囲内に他端の幅を収めることができる。より具体的には、例えば、第2接続手段に含まれる、例えば、相互にずらして配置されたコネクタにFPC基板の他端を接続することが可能になる。
本発明に係る接続構造の他の態様においては、前記第2基板は、前記縁に沿って複数配置されており、該複数の第2基板の前記縁に沿った方向における幅の夫々を合計した合計幅は、前記第1基板の前記縁に沿った方向における幅より小さくてもよい。
この態様によれば、複数の第2基板を第1基板のサイズの範囲内に配置することができる。より具体的には、例えば、表示パネルの縁に沿って配置される複数の外部回路基板を表示パネルのサイズの範囲内に配置でき、表示パネル及び外部回路基板を含んだコンパクトな構成を有する表示装置等を提供できる。
本発明に係る接続構造の他の態様においては、前記基材部は柔軟性を有する材料を含んで構成されており、前記第2基板は、前記第1基板の裏面側に配置されていてもよい。
この態様によれば、例えば、FPC基板等によって表示パネルに接続された外部回路基板を表示パネルの裏面側に配置でき、コンパクトな表示装置を形成できる。より具体的には、例えば、外部回路基板をFPC基板等を介して表示パネルに電気的に接続された外部回路基板を表示パネルの裏面側に配置できる。したがって、表示パネルの面内方向に外部回路基板が配置されず、表示装置のうち表示パネルを除く部分のサイズをより小さくでき、表示装置全体をコンパクトに構成できる。
本発明に係る電気光学装置は上記課題を解決するために、表示基板の表面における縁に沿った領域に配列された複数の第1接続用端子と、前記表示基板に信号を供給するための信号供給用基板の表面に配列された複数の第2接続用端子とが電気的に相接続されてなる電気光学装置であって、長さ方向に延びる基材部と、前記基材部の一端に設けられており前記複数の第1接続用端子に夫々接続される複数の第1接続部を含む第1接続手段と、前記基材部の他端に設けられており前記複数の第2接続用端子に夫々接続される複数の第2接続部を含み、前記長さ方向に相互にずれると共に前記基材部の幅方向に相互に重なる複数の分割部分に分割されてなる第2接続手段と、前記基材部に設けられており、前記複数の第1接続部と前記複数の第2接続部とを、前記長さ方向に沿って延びる部分を夫々含む複数の配線及び回路のうち少なくとも該複数の配線を介して相接続する電気部とを備える。
本発明に係る電気光学装置によれば、上述した本発明の接続構造と同様に、例えば、高解像度を有する画像を表示するための表示パネルに解像度に応じた多数の画像信号を供給可能にしつつ、外部回路基板側の第2接続部のピッチを広げることが可能である。加えて、表示パネルのサイズの範囲内に外部回路基板側のコネクタを配置することができる。したがって、本発明に係る電気光学装置は、高解像度の画像表示を可能にしつつ、表示パネル等をコンパクトに構成できる。尚、本発明に係る「表示基板」とは、例えば、有機EL素子が形成された表示パネルと表示パネルが配置される装置基板とを含んでいる場合、又は、表示パネルのみを含む場合、或いは表示パネルが配置される基板のみを含む場合のいずれの意味もその範疇に含む。
本発明に係る電気光学装置の一の態様においては、前記複数の第1接続用端子に夫々電気的に接続されており、前記表示基板の一方の基板面側で互いに接合されることにより前記基板面側に一の画像表示領域を形成する複数の表示パネルを更に備えていてもよい。
この態様によれば、複数の表示パネルによって、これら表示パネルの一枚を用いて画像表示領域を形成する場合に比べてより大画面の画像表示領域を形成できる。尚、複数の表示パネルは複数の第1接続用端子を介して全体の動作を制御され、大画面の画像表示が可能になる。
本発明に係る電子機器は上記課題を解決するために、上述した本発明の電気光学装置を具備してなる。
本発明に係る電子機器によれば、上述した本発明に係る電気光学装置を具備してなるので、高品位の表示が可能な、投射型表示装置、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなど、更には電気光学装置を露光用ヘッドとして用いたプリンタ、コピー、ファクシミリ等の画像形成装置などの各種電子機器を実現できる。また、本発明に係る電子機器として、例えば電子ペーパなどの電気泳動装置或いは電子放出装置(Field Emission Display及びConduction Electron-Emitter Display)等も実現することが可能である。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施形態から明らかにされる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る接続構造、及びこれを備えた電気光学装置、並びに電子機器の実施形態について詳細に説明する。尚、本実施形態では、本発明に係る接続構造を有機EL表示装置に適用した例について説明する。
先ず図1を参照して本実施形態の電気的な構成について説明する。図1は、本発明に係る「接続構造」を含んでなる「電気光学装置」の一例である有機EL表示装置10の電気的構成を示すブロック図である。有機EL表示装置10は、駆動回路内蔵型のアクティブマトリクス駆動方式で駆動される表示装置であり、各画素部に有機EL素子を備えている。
図1において、有機EL表示装置10における画像表示領域110には、縦横に配線されたデータ線114及び走査線112が設けられており、それらの交点に対応する各画素部70はマトリクス状に配列される。更に、画像表示領域110には各データ線114に対して配列された画素部70に対応する電源供給線117が設けられている。
画像表示領域110の周辺に位置する周辺領域には、走査線駆動回路130及びデータ線駆動回路150が設けられている。走査線駆動回路130は複数の走査線112に走査信号を順次供給する。また、データ線駆動回路150は、画像表示領域110に配線されたデータ線114に画像信号を供給する。尚、走査線駆動回路130の動作とデータ線駆動回路150の動作とは、外部回路から供給される同期信号160によって相互に同期が図られる。また、電源供給線117には、外部回路から画素駆動用電源が供給される。図1中、一つの画素部70に着目すれば、画素部70には、有機EL素子72が設けられると共に、例えばTFTを用いて構成されるスイッチング用トランジスタ76及び駆動用トランジスタ74、並びに保持容量78が設けられている。スイッチング用トランジスタ76のゲート電極には走査線112が電気的に接続されており、スイッチング用トランジスタ76のソース電極にはデータ線114が電気的に接続され、スイッチング用トランジスタ76のドレイン電極には駆動用トランジスタ74のゲート電極が電気的に接続されている。また、駆動用トランジスタ74のドレイン電極には、電源供給線117が電気的に接続されており、駆動用トランジスタ74のソース電極には有機EL素子72の陽極が電気的に接続されている。尚、図1に例示した画素回路の構成の他にも、電流プログラム方式の画素回路、電圧プログラム方式の画素回路、電圧比較方式の画素回路、サブフレーム方式の画素回路等の各種方式の画素回路を採用することが可能である。
次に、図2及び図3を参照しながら、有機EL表示装置10の全体構成について説明する。図2は、Xボード41及びYボード42を装置基板20の裏面側に配置していない状態の有機EL表示装置10を画像表示領域110側から見た平面図であり、図3は、Xボード41及びYボード42が装置基板20の裏面側に配置された状態の有機EL表示装置10を画像表示領域110の裏面側から見た平面図である。尚、図2及び図3においては、説明の便宜上、Xボード41、Yボード42及び装置基板20を電気的に接続するFPC基板61の夫々を一枚の矩形状の基板として示している。FPC基板61の具体的な形状及び構成については、後で図4及び図5を参照しながら有機EL表示装置10に適用される接続構造100を説明する中で併せて説明する。図2及び図3においては、有機EL表示装置10の各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺及び間隔等を異ならしめてある。
図2及び図3において、有機EL表示装置10は、本発明に係る「第1基板」の一例である装置基板20、表示パネル30、本発明に係る「第2基板」の一例であるXボード41、Yボード42、制御部43、及び本発明に係る「接続構造」の一例たるFPCの基材部であるFPC基板61を備えて構成されている。尚、図2及び図3においては、図中左右方向をX方向、上下方向をY方向とする。
装置基板20は、装置基板20の縁に沿った装置基板20の基板面のコネクタ領域52及び51に電気的に接続された走査線112及びデータ線114が図中Y方向及びX方向に沿って延在するように形成されている。表示パネル30は、装置基板20の一方の基板面上に接着材を介して複数貼り付けられている。本実施形態では、X方向及びY方向に夫々2枚ずつ、合計4枚の表示パネル30が装置基板20の基板面上に隙間なくマトリクス状に配列されており、有機EL表示装置10は、個々の表示パネル30の画像表示領域より大きなサイズの画像表示領域110を有している。表示パネル30には、カラー表示を行うための赤色(R)用、緑色(G)用、及び青色(B)用の3種の有機EL素子が画素部毎に形成されている。
Xボード41は、矩形状を有する装置基板20の対向する一対の縁の夫々に沿って配置されており、より具体的には、データ線114が配列される方向であるX方向に沿って配置されている。Xボード41は、制御部43及びFPC基板61間で画像信号を中継する中継基板である。Xボード41は、複数の接続ピンを有する接続部49を備えている。接続部49は図示しない配線等を介して制御部43に電気的に接続されており、制御部43から供給される画像信号をコネクタ領域51に配置された各コネクタに送る。尚、本実施形態では、各表示パネル30に一つずつXボード41が割り当てられており、Xボード41は図中X方向に沿って装置基板20の縁に夫々2つずつ配置されている。有機EL表示装置10は、後述する本実施形態に係る接続構造100を採用することにより、装置基板20の図中X方向に沿った幅の範囲に複数のXボード41を配置することができ、装置基板20の幅内に有機EL表示装置10の構成要素が配置可能とされたコンパクトな構成を有している。Yボード42は、装置基板20の縁のうちXボード41が配置された側の縁と直交する縁に沿って配置されており、制御部43から供給される走査信号をFPC基板81を介してコネクタ領域52から各走査線112に供給する。
制御部43は、Xボード44、CPUボード45、及びDVIボード46を有している。CPUボード45は、各種信号を処理するCPU(Central Processing Unit)を備えており、CPUを含む処理回路によって処理された各種信号をXボード44を介して各Xボード41に供給する。DVI(Digital Visual Interface)ボード46は、CPUボード45及び表示パネル30間の信号供給路の途中に介在するように配置されている。DVIボード46によれば、デジタル信号である画像信号をアナログ信号に変換することなく直接Xボード41に供給することができる。よって、変換に伴う画像信号の劣化がなくなるため、有機EL表示装置10の画質を高めることができる。
FPC基板61は、本発明に係る「基材部」の一例であり、Xボード41及びコネクタ51領域間を電気的に接続する。FPC基板61は柔軟性を有しているため、FPC基板61を介してコネクタ領域51に電気的に接続されたXボード41を装置基板20の裏面側に配置することが可能であり、装置基板20の周囲にXボード41を配置する場合に比べて有機EL表示装置10をコンパクトに構成することが可能である。
コネクタ領域51は、装置基板20の表面の図中X方向に沿って延在する縁付近の領域であり、FPC基板61の一方の端に電気的に接続されている。コネクタ領域52は、装置基板20の図中Y方向に沿って延在する縁に設けられており、FPC基板62の一方の端に電気的に接続されている。
尚、図1に示したデータ線駆動回路150は、制御部43に含まれていてもよいし、外部回路、制御部43及び後述するドライバIC73を含んだものをデータ線駆動回路150としてもよい。また、走査線駆動回路130は、装置基板20のY方向に沿った縁に設けられていてもよいし、装置基板20とは別に設けられていてもよい。
次に、図4及び図5を参照しながら、本実施形態に係る接続構造100を説明する。図4は、接続構造100の構成を示す平面図であり、図5は接続構造100の構成を示す斜視図である。
図4及び図5において、IC搭載型のFPCとして構成されている接続構造100は、FPC基板61、コネクタ65a及び65b、接続端子63、64a及び64b、配線66及び69、ドライバIC73を備える。
接続端子63は、本発明に係る「第1接続用端子」の一例であり、装置基板20の基板面上に、装置基板20の縁に沿って図中X方向に配列されている。接続端子63の夫々は、各画素部70に画像信号を供給するためのデータ線114に電気的に接続されており、画像表示領域110のX方向に沿った幅全体に渡って、例えば60から150μmのピッチで配列されている。
接続端子64a及び64bは、本発明に係る「第2接続用端子」の一例であり、Xボード41の表面に配列されている。接続端子64a及び64bは、Xボード41に設けられた図示しない配線等を介して接続部49に電気的に接続されている。コネクタ65aに電気的に接続される複数の接続端子64aの一群と、コネクタ65bに電気的に接続される複数の接続端子64bの一群は、Y方向に沿って相互にずらして、且つX方向に沿って相互に重なるようにXボード41の表面に配置されており、夫々が本発明に係る「接続用端子群」の一例を構成する。
FPC基板61は2つのFPC基板61a及び61bから構成されており、2つのFPC基板61a及び61bの夫々がXボード41及び装置基板20に電気的に接続されている。FPC基板61a及び61bの夫々はY方向に沿って延在されており、X方向に沿ってFPC基板61aに隣り合うようにFPC基板61bが配置されている。ここで、X方向が本発明に係る「幅方向」の一例に該当し、Y方向が本発明に係る「長さ方向」の一例に該当する。FPC基板61a及び61bは、後述するコネクタ65a及び65bの個数に合わせて装置基板20及びXボード41間に配置されており、本実施形態では合計2枚の2枚のFPC基板61a及び61bが装置基板20及びXボード41間に配置されている。尚、装置基板20及びXボード41間を電気的に接続するためのFPC基板61は、勿論本実施形態の枚数に限定されるものではないし、FPC基板の代わりにFFCを用いてもよい。
また、FPC基板61a及び61bは、コネクタ65a及び65bに設けられたラッチ部83によって各コネクタに固定される。ラッチ部83は、図5中で、矢印83aのように回動可能であり、実線で示した如き位置で各コネクタを着脱可能とし、これを矢印83aに沿って倒した破線で示した如き位置で、各コネクタを固定するように構成されている。
FPC基板61a及び61bは、X方向に沿って相互に部分的に重なっており、後述するコネクタ65a及び65bに夫々電気的に接続されている。FPC基板61a及び61bは柔軟性を有し、夫々内部或いは表面に配線又は回路等が設けられている。したがって、本実施形態のようにFPC基板61bは、部分的にFPC基板61aに重なるように変形可能であり、FPC基板61a及び61bがコネクタ65a及び65bと確実に接続される。
FPC基板61a及び61bの夫々にはドライバIC73が配置されており、配線66及び69の夫々がドライバIC73から装置基板側20、或いはXボード41側に延在されている。
配線66はY方向に沿って夫々延在されており、配線66の装置基板20側の一端が接続端子63と電気的に接続されるコンタクト部67である。即ち、配線66及びコンタクト部67は、接続端子63と同等のピッチでFPC基板61a及び61bに形成されている。コンタクト部67は、例えば接続端子63にACF接続されており、本発明に係る「第1接続部」の一例を構成する。ここで、ACF接続とは、異方性導電フィルム(Anisotropic Conductive Film)を用いて電気的な接続を行う接続形態を意味する。このような接続形態によれば、60から150μmのピッチで配列された接続端子63及びコンタクト部67のうち対応するもの同士を確実に接続することが可能である。
配線69のコネクタ65a及び65b側の一端が、コネクタ65a及び65bのコンタクト部71と配線69とを電気的に接続するためのコンタクト部68である。コンタクト部68は、コンタクト部71のピッチに合わせてFPC基板61a及び61bの一端に形成されている。
ドライバIC73は、FPC基板61a及び61bの夫々に配置されており、配線66及び69と共に本発明に係る「電気部」の一例を構成する。即ち、FPC基板61a及び61bは、例えばドライバIC73が表面実装されたCOF(Chip On Film)構造を有している。ドライバIC73は、Xボード41側から供給される画像信号を、例えばパラレルーシリアル変換して装置基板20のデータ線114に供給する、シフトレジスタ回路、ラッチ回路、サンプリング回路等を含むデータ線駆動回路150(図1参照)として機能する。或いは、ドライバIC73は、例えば、デジタル信号である画像信号をアナログ信号に変換するD/A変換機能、或いは画像信号を増幅するレベルシフタとして機能してもよい。
コネクタ65a及びコネクタ65bの夫々は、コンタクト部68に接続される複数のコンタクト部71を含んでおり、コネクタ65a及びコネクタ65bの両方で本発明に係る「第2接続手段」の一例を構成する。即ち、コネクタ65a及び65bの夫々が、本発明に係る「分割部分」の一例に該当する。複数のコンタクト部71の夫々は接続端子64a及び64bに電気的に接続されており、接続部49から装置基板20に設けられたデータ線114までが電気的に接続されている。
コネクタ65a及び65bは、X方向に延在するようにXボード41の表面に配置されている。コネクタ65a及び65bは、装置基板20の基板面上でY方向にずらして配置され、且つX方向に沿って相互に重なるように配置されている。したがって、コネクタ65a及び65bは、X方向に沿って相互に重なることなく一直線上に配置される場合に比べて、個々のコネクタのX方向に沿った幅をより大きくすることが可能である。より具体的には、X方向に沿ったコネクタ65a及び65bの夫々の幅がla及びlbである場合、コネクタ65a及び65bをX方向に沿って一直線状に配列した場合のコネクタ65a及び65bの合計幅は、la+lbになる。一方、本実施形態のように、コネクタ65a及び65bをX方向に沿って相互に重ねて配置した場合のコネクタ65a及び65bの合計幅は、コネクタ65a及び65bの重なり幅lx分だけコネクタ65a及び65bの幅をそのまま加えた場合に比べて小さくなる。したがって、X方向に沿って一定の幅を有する領域内に配置されるコネクタ65a及び65bの幅を大きくすることができ、その分だけより多くのコンタクト部71をコネクタ65a及び65bに設けることができる。
次に、図2乃至図5を参照しながら、有機EL表示装置10を構成する各部の具体的な寸法を例示し、接続構造100を採用することの利点についてより具体的に説明する。尚、以下で示す各部の寸法はあくまで例示であり、本発明に係る接続構造及び電気光学装置は以下に例示する寸法に限定されるものではないことに留意されたい。
図2乃至図5において、有機EL表示装置10の画像表意領域110は、X方向に沿って867mmのサイズを有する40インチ型の画像表示装置である。有機EL表示装置10は、画像表示領域110全体で例えば1280×3×768=2949120個の画素部70を有する。ここで、1280とは、X方向に沿って画像表示領域110に設けられている画素部70の個数を意味し、本実施形態では、赤色(R)用、緑色(G)用、青色(B)用の3種に有機EL素子の夫々を含むサブ画素毎にデータ線が設けられている場合について説明する。したがって、有機EL表示装置10は、各色に発光する有機EL素子72に接続されるデータ線114が1280×3=3840本が設けられていることになる。尚、768とは、走査線112の本数を意味する。
ここで、本実施形態に係る接続構造100及びこれを備えた有機EL表示装置10の利点を説明するために、X方向に沿って一直線状にコネクタ65a及び65bが配置されている場合を考える。X方向に沿ったコンタクト部71のピッチを0.5mmとし、X方向に沿ってコネクタ65aおよび65bの夫々に5mm幅のスペースを設けた場合、X方向に沿って一直線状に配列された一組のコネクタ65a及び65bの全体の幅は、33×0.5+5=21.5mmになる。尚、コンタクト部71のピッチは通常0.3から0.5mmであることから、最もコンタクト部71のピッチを大きく取った場合を例に挙げている。加えて、一組のコネクタ65a及び65b、即ち図2及び図3において示した各Xボード41に10個ずつ配置されたFPC基板61間の隙間を2mmとした場合、X方向に沿って配置された2枚のXボードにおけるコネクタ65a及び65b全体の幅寸法は、(21.5+2)×20×2=940mmになる。したがって、画像信号を各画素部70に供給するためのデータ線114に応じてコネクタ65a及び65bにコンタクト部71を所要数設け、且つコネクタ65a及び65bをX方向に沿って一直線状に配置した場合には、コネクタ全体の幅が画像表示領域110の幅を超えてしまう。高解像度の画像表示を行うためには、データ線114の本数に応じてXボード41に設けられる接続端子数も多くなるため、FPC基板65a及び65bに搭載されたドライバIC73によって画像信号を相展開してデータ線114に供給する場合であっても、Xボード41に設けられるコンタクト部71の個数はX方向に沿って莫大な個数になる。また、コンタクト部68及び71のうち対応するコンタクト部同士を確実に接続するためには、製造工程におけるFPC基板の取り扱いを考慮するとコンタクト部68及び71のピッチを0.3から0.5mm程度にすることになり、コンタクト部68及び71のピッチをデータ線114の一端である接続端子63のピッチと同程度にすることは難しい。
そこで、本実施形態に係る接続構造100によれば、コネクタ65a及び65bが幅方向に沿って相互に重なっていることから、X方向に沿って各コネクタ65a及び65bの幅を広げることができ、これに伴い所要のピッチを有するようにより多くのコンタクト部71をコネクタ65a及び65bに設けることが可能になる。更に、FPC基板61a及び61bのコンタクト部68のピッチも、FPC基板及びコネクタを接続する際の取り扱い上支障がない程度の大きさに設定される。このような接続構造100によれば、有機EL表示装置10のX方向に沿った一定の幅の範囲内に所要数のコンタクト部を有するコネクタを配置できる。したがって、接続構造100によれば、高解像度の画像表示が可能であり、且つコンパクトな構成を備える有機EL表示装置10を提供できる。
尚、本発明に係る接続構造及び電気光学装置は、各部の寸法が上述した値を有する場合に限定されず、有機EL表示装置等の電気光学装置であれば、如何なるサイズの装置にも適用できることは言うまでもない。
(電子機器)
次に、上述した有機EL表示装置10を備えた各種電子機器について説明する。
<A:モバイル型コンピュータ>
図6を参照しながらモバイル型のパーソナルコンピュータに上述した有機EL装置の一例である有機EL表示装置を適用した例について説明する。図6は、コンピュータ1200の構成を示す斜視図である。
図6において、コンピュータ1200は、キーボード1202を備えた本体部1204と、図示しない有機EL表示装置を用いて構成された表示部1005を有する表示ユニット1206とを備えている。コンピュータ1200は、本発明に係る接続構造を備えて構成されることから、表示部1005を駆動させるために要する各種回路を配置するためのスペースを低減しつつ、高品質の画像を表示することができる。また、表示部1005が備える複数の有機ELディスプレイ基板に赤、緑、青の光の三原色の光を発光する有機EL素子を形成しておくことによって、該表示部1005はフルカラー表示で画像表示を行うことができる。
<B:携帯型電話機>
更に、上述した有機EL表示装置を携帯型電話機に適用した例について、図7を参照して説明する。図7は、携帯型電話機1300の構成を示す斜視図である。
図7において、携帯型電話機1300は、複数の操作ボタン1302と共に、本発明の一実施形態である有機EL表示装置を有する表示部1305を備えるものである。
表示部1305は、上述の表示部1005と同様に本発明に係る接続構造を備えて構成されることから、表示部1305を駆動するための各種回路を配置するためのスペースを低減しつつ、高品質の画像を表示することができる。また、表示部1305が備える複数の有機EL素子が夫々赤、緑、青の光の三原色の光を発光することによって、該表示部1305はフルカラー表示で画像表示を行うこともできる。
尚、本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う接続構造、及びこれを備えた有機EL表示装置等の電気光学装置、並びに有機EL表示装置等を備えて構成される電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本実施形態に係る有機EL表示装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る有機EL表示装置の概略構成を示す平面図である。 本実施形態に係る有機EL表示装置を画像表示面の裏側から見た平面図である。 本実施形態に係る接続構造を示す平面図である。 本実施形態に係る接続構造を示す斜視図である。 本実施形態に係る電子機器の一例を示す斜視図である。 本実施形態に係る電子機器の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
10 有機EL表示装置、20 装置基板、30 表示パネル、61a,61b FPC基板、65a,65b コネクタ、73 ドライバIC、68,71 コンタクト部

Claims (10)

  1. 第1基板の表面における縁に沿った領域に配列された複数の第1接続用端子と、第2基板の表面に配列された複数の第2接続用端子とを電気的に相接続する接続構造であって、
    長さ方向に延びる基材部と、
    前記基材部の一端に設けられており前記複数の第1接続用端子に夫々接続される複数の第1接続部を含む第1接続手段と、
    前記基材部の他端に設けられており前記複数の第2接続用端子に夫々接続される複数の第2接続部を含み、前記長さ方向に相互にずれると共に前記基材部の幅方向に相互に重なる複数の分割部分に分割されてなる第2接続手段と、
    前記基材部に設けられており、前記複数の第1接続部と前記複数の第2接続部とを、前記長さ方向に沿って延びる部分を夫々含む複数の配線及び回路のうち少なくとも該複数の配線を介して相接続する電気部と
    を備えたことを特徴とする接続構造。
  2. 前記基材部、前記第1接続手段及び前記第2接続手段は、前記複数の分割部分の夫々の前記幅方向における幅を合計した合計幅が前記第1接続手段の前記幅方向における幅よりも大きくなるように、構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の接続構造。
  3. 前記複数の第2接続用端子は、前記長さ方向に対応する方向に相互にずれると共に前記幅方向に相互に重なる複数の接続用端子群として、前記第2基板の表面に設けられていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の接続構造。
  4. 前記第1接続用端子及び前記第2接続用端子は、前記幅方向に沿って配列されており、
    前記第2接続用端子のピッチは、前記第1接続用端子のピッチより大きいこと
    を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の接続構造。
  5. 前記他端は、前記複数の分割部分に対応するように前記幅方向に分割された複数の分割基材部であり、
    該複数の分割基材部のうち隣り合う分割基材部は、前記幅方向に沿って部分的に重なっていること
    を特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の接続構造。
  6. 前記第2基板は、前記縁に沿って複数配置されており、
    該複数の第2基板の前記縁に沿った方向における幅の夫々を合計した合計幅は、前記第1基板の前記縁に沿った方向における幅より小さいこと
    を特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の接続構造。
  7. 前記基材部は柔軟性を有する材料を含んで構成されており、
    前記第2基板は、前記第1基板の裏面側に配置されていること
    を特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の接続構造。
  8. 表示基板の表面における縁に沿った領域に配列された複数の第1接続用端子と、前記表示基板に信号を供給するための信号供給用基板の表面に配列された複数の第2接続用端子とが電気的に相接続されてなる電気光学装置であって、
    長さ方向に延びる基材部と、
    前記基材部の一端に設けられており前記複数の第1接続用端子に夫々接続される複数の第1接続部を含む第1接続手段と、
    前記基材部の他端に設けられており前記複数の第2接続用端子に夫々接続される複数の第2接続部を含み、前記長さ方向に相互にずれると共に前記基材部の幅方向に相互に重なる複数の分割部分に分割されてなる第2接続手段と、
    前記基材部に設けられており、前記複数の第1接続部と前記複数の第2接続部とを、前記長さ方向に沿って延びる部分を夫々含む複数の配線及び回路のうち少なくとも該複数の配線を介して相接続する電気部と
    を備えたことを特徴とする電気光学装置。
  9. 前記複数の第1接続用端子に夫々電気的に接続されており、前記表示基板の一方の基板面側で互いに接合されることにより前記基板面側に一の画像表示領域を形成する複数の表示パネルを更に備えたこと
    を特徴とする請求項8に記載の電気光学装置。
  10. 請求項8又は9に記載の電気光学装置を具備してなることを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2013105347A1 (ja) * 2012-01-10 2015-05-11 ソニー株式会社 表示装置および表示方法
JP2020016763A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置

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